東証(TSE):6264
株式会社マルマエ
2019年8月期 第3四半期決算 補足資料 2019年6月28日
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1.決算概要
PL分析
PL Point
2018年8月期 2019年8月期
第3四半期累計期間 第3四半期累計期間 ①受注状況
半導体分野：2,223百万円
金額 割合 金額 割合 対前年同期
（百万円） （%） （百万円） （%） 増減率（%） （対前年同期：17.7％減）
FPD分野：410百万円
受注高 3,615 ― 2,666 ― △26.3
（対前年同期：53.3％減）
受注残高 1,156 ― 747 ― △35.4 その他分野：32百万円
（対前年同期：8.7％減）
売上高 3,345 100.0 2,948 100.0 △11.9 ②売上高
対前年同期11.9％の減少
売上原価 2,004 59.9 2,144 72.7 6.9 ※分野別の詳細は次頁
△40.0 ③売上原価・売上総利益
売上総利益 1,340 40.1 804 27.3
材料費：45百万円増
販売管理費 394 11.8 446 15.1 13.2 （対前年同期：9.8％増）
労務費：59百万円増
営業利益 945 28.3 357 12.1 △62.2 （対前年同期：9.7％増）
外注加工費：130百万円減
経常利益 935 28.0 345 11.7 △63.1
（対前年同期：26.5％減）
減価償却費：105百万円増
特別損益 4 0.1 △4 △0.2 △196.2
（対前年同期：49.4％増）
当期純利益 670 20.1 225 7.6 △66.4 ④営業利益
販管人件費：51百万円増
EPS（円） 56.31 ― 17.25 ― △69.4 （対前年同期：35.6％増）
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1.決算概要
四半期業績の推移
（会計期間 単位：百万円）
2019年
8月期
1,200 売上・切削(半導体) 売上・切削(FPD)
293 273
売上・切削(その他) その他売上
244
売上総利益 営業利益
1,000 256 237
経常利益 当期純利益
944
220 907
871 111
800
791 102
767 771
171
701 707
600 219
235 158
569
206
400 436 443
355
218
200 263
56 51
40
0
Point 16/8 3Q 16/8 4Q 17/8 1Q 17/8 2Q 17/8 3Q 17/8 4Q 18/8 1Q 18/8 2Q 18/8 3Q 18/8 4Q 19/8 1Q 19/8 2Q 19/8 3Q
①売上高は、半導体・FPD分野共に停滞傾向 その他分野：64百万円（対前年同期：152.4％増）
半導体分野：2,349百万円（対前年同期：4.7％減） ②損益面は出水事業所設備稼働に伴う費用増等で減益
• 受注停滞による売上減。自動化による生産体制強化 • 昨年末まで生産設備の増強と人材採用を行ったこと
を継続 で、減価償却費や労務費等が大幅に増加
FPD分野：458百万円（対前年同期：41.8％減） • 内部管理体制の強化による販管費の増加
• 中国向けG６有機EL投資が停滞
※グラフは四半期毎の会計期間の数値ですが、ポイントのコメントは当期の累計期間の数値となっております。
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1.決算概要
B/S分析
B/S Point
2018年8月期 2019年8月期
会計年度末 第3四半期会計年度末
① 資産：8,181百万円(前期末比:92百万円増加)
（単位：百万円） • 有形固定資産：1,081百万円増加
• 売上債権：513百万円減少
流動資産 4,344 3,329
• 現金及び預金：579百万円減少
現金及び預金 2,612 2,033 ② 負債：3,084百万円(前期末比:128百万円増加)
• 長期借入金：380百万円増加
売上債権 • 未払法人税等：303百万円減少
(受取手形・売掛金・電子記録債権)
1,236 722
• １年内返済予定の長期借入金：70百万円増加
たな卸資産 465 475 ③ 純資産：5,096百万円(前期末比:35百万円減少)
• 利益剰余金：35百万円減少
固定資産 3,743 4,851 • 自己資本比率：63.5％→62.3％
建物・土地 1,816 2,470 （単位：百万円）
長期借入金
2019年
8月期
機械及び装置 1,679 1,930
379
2,500 1年内返済予定の長期借入金
416
339
短期借入金
流動負債 966 701
424
309
309
2,000 319
6
有利子負債（短期）※ 309 379
194
1,500
固定負債 1,989 2,383 176
519
139 150 2,357
長期借入金 1,977 2,357
12
2,127 2,092
1,000 1,980 2,008 1,977 1,899
1,795
負債合計 2,955 3,084 1,486
1,303 1,229
1,137 1,084 1,071
500
純資産合計 5,132 5,096
総資産 8,088 8,181 0
※ 有利子負債（短期）：短期借入金＋1年内返済予定の長期借入金
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2.事業環境
月次受注残高の推移
1,200
（単位：百万円）
2019年
半導体分野
6
10 8 8月期
1,100 7
6
FPD分野 19
7
1,000 その他分野 362 344
323 360
311 37
900 16 306
322
6 13
24 23 3
0 5
800 239
213 229 22
214 3 4 6
26 4
700 7 278 318
268 258 283 147 4
158 3 185 191
6 174 164 174 4
600 211 169
173 157
500 7
6 6
6 158
400 14 7 155 155 774 788
814 785 811
144 730 741
14 675
7 104 119 655 646
300 620 606 571
117 564 539 551 567 552 534 540 521 555 548
126
450 482 458 490
200
320 330 353
276 266 292
100 194 223
0
Point 半導体分野は、ロジック向けの案件は回復基調続き、メモリ向け部品需要も低調ながら再開
FPD分野は、中小型パネル向けに回復傾向。大型液晶パネル向けの投資も一定数維持
その他分野に予定していた太陽電池製造装置の受注が想定外の遅れ
※当社の受注は、案件ごとに長短さまざまなリードタイム（LT）があり、LTの長い案件が多いと売上高にくらべ受注残が多めで、LTが短い案件が
多いと売上高にくらべ受注残は低めに表れます。
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2.事業環境
販売分野別の環境と方針
半 足元はロジック中心に回復も米中問題で市場には不透明感
導
体 国内メーカー向けは回復続く。試作対応強化で受注拡大継続
分
野 ロジックに強みある国内メーカーからの試作受注開始
中国で中小型有機EL設備投資再開
FPD
分
大型EBW※により真空チャンバーの溶接工程まで一貫受注
野
久しぶりの自社生産能力拡張で高成長狙う
そ 中国向け太陽電池製造装置の受注遅れ
の
他 中国の補助金動向に影響受け、不透明
分
野 生産余力を活かし半導体とFPD以外の受注進める
※EBW：電子ビーム溶接の略。真空内で電子ビームを高速に加速し、素材に照射することによって素材を溶融させながら溶接する加工。
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3. 2019年8月期の業績予想
今期の見通し（損益・設備投資・固定費要因）
業績 (単位：百万円、１株当たり当期純利益は円)
Point
予想
2019年8月期
売上高
営業 経常
純利益
1株当たり 半導体装置国内メーカーは回復も海外停滞
業績予想 利益 利益 純利益
その他に見込む太陽電池製造装置に遅れ
通期 4,170 530 510 370 28.35 次の市場好転に向け生産力維持
設備投資は抑制
(単位：百万円） 予想 （単位：百万円）
予想
5,000 2500
売上・切削(半導体) 売上・切削(FPD)
設備投資額
2,462
売上・切削(その他) その他売上
売上・組立 売上総利益 減価償却費(製造)
4,000 180
営業利益 経常利益 670 2000
労務費(製造)
当期純利益 1,690
3,000 3238
1458
1500
2,000
20
883
1000
783 797
1,000
628
535
491 454 510
500 303 322
0 377 329 350 310 335 362 303
179 227 185 210
342 304 139 109 101 110 149
190 252 410 39 9
6 57 82
-1,000 0
※設備投資額は現時点における予想額で、変動があります。
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注意事項
本資料に掲載された情報、及び、口頭によって説明された実現していない内容に
関しては、ある一定の仮定の元に予想された見通しであり、マルマエ経営陣の判断
など不確実要素を含んでおります。
本資料は、株主・投資家などの皆様にマルマエの現況と経営方針をご理解いただ
くために作成されたものであり、利用者に対して、当社株式の購入・売却など投資
判断を提供するものではありません。投資に関しての責任は負いません。
数値などの情報には注意をはらっておりますが、掲載の内容については未監査の
数値も多く、確度を保証するものではありません。また、掲載された情報、または
その誤りについて、その理由に関わらず、当社は一切責任を負うものではありませ
ん。
本資料に関するお問合せ先
株式会社マルマエ 管理本部総務課 IR担当
ir@marumae.com
TEL 0996-68-1140 FAX 0996-68-1151
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企業情報
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事業概要
当社製品は世界中で半導体・液晶製造装置の心臓部を支えています
主要工程 エッチング
ＣＶＤ
コータ/デベロッパ
スパッタ
枚葉洗浄
アッシング
ウエハーボンディング
イオン注入
アニール
主要製品 真空チャンバー
シャワーヘッド
排気板
静電チャック
ヒーター類
上部電極
ターゲット
搬送系パーツ類
各種真空パーツ類
※画像はイメージです
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会社概要
会社名 株式会社マルマエ （Marumae Co., Ltd.） 発行済株式総数 13,053,000株
設立 1988年10月 単元株式数 100株
資本金 12億4,115万円 （2019年5月31日現在） 株主総数 8,849名
前田 俊一 4,817,500株
代表取締役社長 前田 俊一
前田 美佐子 504,000株
取締役 海崎 功太 取締役（監査等委員）兒島 吉二
取締役 安藤 博音 取締役（監査等委員）鶴田 俊成 日本トラスティ・サービス
役員 439,200株
取締役 古江 博 取締役（監査等委員）寺畑 幸雄 信託銀行（信託口）
取締役（監査等委員）栫 智和
取締役（監査等委員）大道 卓 川本 忠男 202,300株
取締役（監査等委員）桃木野 聡 前田 良子 180,000株
従業員数 255名 うち 臨時雇用者等 123名 (2019年5月31日現在） 五十嵐 光栄 168,000株
大株主 日本マスタートラスト信託銀
出水事業所 〒899-0216 （普通株式） 140,100株
行株式会社（信託口）
（本社） 鹿児島県出水市大野原町2141番地
マルマエ共栄会 117,000株
〒899-0401
所在地 高尾野事業所
鹿児島県出水市高尾野町大久保3816番41 GOLDMAN SACHS
INTERNATIONAL
関東事業所 〒351-0014 113,900株
（常任代理人 ゴールドマ
埼玉県朝霞市膝折町2-17-15
ン・サックス証券株式会社）
・精密機械、精密機器の設計、製造、加工
日本マスタートラスト信託銀
・精密機械部品の設計および製作 106,200株
行（信託口5）
事業内容 ・産業および医療機械器具の設計、製造、販売
・ソフトウェアの開発、販売 ・製缶工事 ・配管工事 （注）自己株式が97株あります。
・運送業務 ・不動産の賃貸
（2019年2月28日現在）
経営理念 ・技術は究極を目指し
・競争と協調を尊び
・技術注力企業として社会に貢献する
経済を支える“モノづくり”の中で、モノづくりの源流である部品加工にこだわっていきます。
そして、さまざまな分野で総合メーカーを支えられる企業となるために先端技術と供給力を持つ部品加工のリーディングカンパニー
を目指します。
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