6262 ペガサス 2019-05-15 15:00:00
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月15日
上 場 会 社 名 ペガサスミシン製造株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 6262 URL https://www.pegasus.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名) 美馬 成望
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役執行役員管理本部長 (氏名) 吉田 泰三 (TEL) 06(6451)1351
定時株主総会開催予定日 2019年6月20日 配当支払開始予定日 2019年6月21日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月21日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 ( アナリスト・機関投資家向け )
(百万円未満切捨て)
1.2019年3月期の連結業績(2018年4月1日~2019年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 18,891 11.3 2,306 4.2 2,542 25.2 2,079 63.6
2018年3月期 16,978 △10.5 2,212 △20.9 2,030 △28.3 1,270 △39.6
(注) 包括利益 2019年3月期 1,393百万円( △7.9%) 2018年3月期 1,511百万円( 72.6%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2019年3月期 83.80 ― 9.5 8.8 12.2
2018年3月期 51.22 ― 6.0 7.2 13.0
(参考) 持分法投資損益 2019年3月期 ―百万円 2018年3月期 ―百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年3月期 29,853 22,989 74.8 900.23
2018年3月期 28,097 22,200 76.6 867.46
(参考) 自己資本 2019年3月期 22,335百万円 2018年3月期 21,522百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 1,753 △1,751 59 6,202
2018年3月期 2,403 △582 △1,478 6,316
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2018年3月期 ― 11.00 ― 11.00 22.00 545 43.0 2.6
2019年3月期 ― 12.00 ― 12.00 24.00 595 28.1 2.7
2020年3月期(予想) ― 13.00 ― 13.00 26.00 47.4
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 9,210 △7.1 630 △54.6 570 △65.9 450 △69.0 18.14
通 期 19,300 2.2 1,860 △19.3 1,780 △30.0 1,360 △34.6 54.82
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 24,828,600株 2018年3月期 24,828,600株
② 期末自己株式数 2019年3月期 17,944株 2018年3月期 17,944株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 24,810,656株 2018年3月期 24,810,656株
(参考) 個別業績の概要
1.2019年3月期の個別業績(2018年4月1日~2019年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 9,386 4.0 541 △33.4 1,236 △5.3 1,006 4.4
2018年3月期 9,022 △6.4 813 0.3 1,304 0.8 963 △10.6
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2019年3月期 40.55 ―
2018年3月期 38.85 ―
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年3月期 20,188 14,744 73.0 594.27
2018年3月期 18,471 14,321 77.5 577.24
(参考) 自己資本
2019年3月期 14,744百万円 2018年3月期 14,321百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料4ページ「1.経営成績等
の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
当社は、2019年5月22日に機関投資家及びアナリスト向けの決算説明会を開催する予定です。当日使用する決算
説明資料につきましては、開催後速やかに当社ホームページに掲載する予定です。
ペガサスミシン製造株式会社(6262) 2019年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………13
(表示方法の変更) …………………………………………………………………………………13
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………13
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………15
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………15
4.その他 …………………………………………………………………………………………………16
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ペガサスミシン製造株式会社(6262) 2019年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における世界経済は、年度後半には米中間の通商政策の激化から中国経済の減速が顕著になり
ましたが米国の個人消費は底堅く持続し、英国のEU離脱交渉の先行き不透明感や、世界的な地政学リスクなど、
世界の通商政策の動向や各国の金融政策の変動による不確定要素を抱えながらも、総じて堅調に推移しました。
日本経済は、雇用情勢や所得環境は改善が持続しているものの、海外経済の不確実性により、景気は力強さを
欠く展開となっております。
工業用ミシンにつきましては、引続き価格的戦略機種の投入を進めシェア拡大に注力しつつ、多様な顧客ニー
ズに応えるべく上級機種の販売にも努めました。世界経済の成長に変化が見えはじめ、米中対立の長期化による
景気や為替相場への影響など不安定な要因を抱えておりますが、当社の工業用ミシンに対する需要は、全体で見
ますと回復傾向を示しました。一方、自動車部品を中心とするダイカスト部品につきましては、底打ちはしたも
のの主要取引先の在庫調整の影響から、通期の需要は低調となりました。
このような環境のもと、当連結会計年度の売上高は188億91百万円(前年同期比11.3%増)となりました。
利益面につきましては、戦略機種の投入効果などにより営業利益は23億6百万円(前年同期比4.2%増)、ま
た、営業外収益で為替差益が発生し経常利益は25億42百万円(前年同期比25.2%増)となり、親会社株主に帰属
する当期純利益は20億79百万円(前年同期比63.6%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(工業用ミシン)
工業用ミシンにつきましては、戦略機種投入効果や上級機種も継続して販売が進んだことなどから、売上高は
161億93百万円(前年同期比14.0%増)、営業利益は34億23百万円(前年同期比9.5%増)となりました。
(ダイカスト部品)
ダイカスト部品につきましては、販路拡大に向けた販売活動に引き続き注力しておりますが、主要取引先の在
庫調整の影響を受け、売上高は26億97百万円(前年同期比2.7%減)、営業利益は59百万円(前年同期比70.7%
減)となりました。
当連結会計年度における子会社の動向につきましては、工業用ミシン事業は、市場のニーズに対応して、「ペ
ガサス(天津)ミシン有限公司」「PEGASUS VIETNAM SEWING MACHINE CO.,LTD.」にて戦略機種の増産体制の整備
を引続き行いました。ダイカスト部品事業は、米国市場の需要に対応すべく設立した「PEGASUS AUTO PARTS
MONTERRY S.A. DE C.V.」において、量産開始を目的として2百万米ドル(2億27百万円)の増資を行いました。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて0.3%増加し、210億79百万円となりました。これは、主として受取手
形及び売掛金が3億39百万円、商品及び製品が2億79百万円それぞれ増加し、貸倒引当金が1億15百万円減少し
たこと、現金及び預金が7億78百万円減少したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて23.9%増加し、87億73百万円となりました。これは、主として有形固
定資産が15億30百万円、投資その他の資産が2億12百万円、それぞれ増加したことなどによります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて6.2%増加し、298億53百万円となりました。
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ペガサスミシン製造株式会社(6262) 2019年3月期 決算短信
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて1.8%増加し、45億37百万円となりました。これは、主として流動負債
のその他が97百万円、未払法人税等が90百万円、支払手形及び買掛金が73百万円それぞれ増加し、1年内償還予定
の社債が1億91百万円減少したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて61.6%増加し、23億26百万円となりました。これは、主として長期借
入金が10億41百万円増加し、社債が1億6百万円減少したことなどによります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて16.4%増加し68億63百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて3.6%増加し、229億89百万円となりました。これは、主として親会
社株主に帰属する当期純利益が20億79百万円となり、為替換算調整勘定が7億53百万円減少したことなどにより
ます。
自己資本比率は前連結会計年度末の76.6%から74.8%となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1億14百万
円減少し、当連結会計年度末には62億2百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー )
営業活動の結果得られた資金は、17億53百万円(前連結会計年度比27.1%減)となりました。これは主として税
金等調整前当期純利益25億39百万円、減価償却費6億19百万円、仕入債務の増加額1億25百万円に対し、たな卸
資産の増加額6億76百万円、売上債権の増加額4億68百万円、法人税等の支払額4億24百万円などによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は17億51百万円(前連結会計年度比200.5%増)となりました。これは主として有形
固定資産の取得による支出23億71百万円などによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、59百万円(前連結会計年度は支出14億78百万円)となりました。これは主とし
て長期借入による収入額13億50百万円に対し、配当金の支払額5億70百万円、社債の償還による支出額3億11百
万円、長期借入金の返済による支出額2億49百万円などによります。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
自己資本比率 64.7 69.1 72.3 76.6 74.8
時価ベースの自己資本比率 50.4 44.3 77.0 65.7 50.2
キャッシュ・フロー対有利子
287.8 180.2 177.4 100.4 178.5
負債比率
インタレスト・カバレッジ・
19.7 34.8 34.1 40.2 32.4
レシオ
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・ガバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値より算出しております。
※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※ 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用して
おります。 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象
としております。また、利払いにつきましては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用してお
ります。
※ 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当連結会計年
度の期首から適用しており、2018年3月期については、当該会計基準等を遡って適用した後の指標となってお
ります。
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(4)今後の見通し
今後の見通しとしましては、グローバルでの通商問題や地政学的リスクの高まりから、国際情勢は安定せず、成
長を続けてきた世界経済が転換点を迎える可能性を含んでおり、不透明な状況が続くものと予想しております。
このような環境のもと、当社グループは、2020年3月期を最終年度とする中期経営計画の達成に向け取り組んで
まいりましたが、事業環境の変化を踏まえつつ、次期中期経営計画の策定を見据え、引き続き主力事業の強みを生
かした成長と、収益構造及び経営基盤の強化を推進してまいります。
具体的には、工業用ミシン事業におきましては、製造のコストダウン推進とともに、製品・品質・サービスの3
つの差別化を更に徹底することで、価格政策によるマーケットの拡大や、アパレル製品のグローバルサプライチェ
ーンによる、企画から生産のリードタイムの短縮やカスタマイズ化など、顧客ニーズの多様化に対応可能な先進的
製品の提供などに努めてまいります。特に、前期から取り組んでおりますマーケット拡大施策では、ダイレクトド
ライブモーターを搭載したオーバーロックミシンに加え、新たにダイレクトドライブモーター搭載の偏平縫いミシ
ンを市場に投入し、未開拓市場の掘り起しを加速してまいります。ダイカスト部品事業におきましては、これまで
の中国とベトナムでの生産拠点に加え、メキシコでも生産を開始しました。これによりグローバルに展開する部品
メーカーのニーズに対応可能な供給体制が整い、今後は生産拡大と高付加価値化を進め、併せて新規顧客開拓強化
にも、引き続き取り組んでまいります。長期的視点からは、世界人口が確実に増加しているなか、新興国での生活
水準の向上に伴い、衣料需要ならびに自動車需要は今後も拡大が継続するものと予想しております。
以上の取り組みにより、2020年3月期の連結業績見通しは、売上高193億円、営業利益18億60百万円、経常利益17
億80百万円、親会社株主に帰属する当期純利益13億60百万円を見込んでおります。
※ 上記見通しは、次のレートを前提としております。 (米ドル : 110円)
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、日本基準に基づき連結財務諸表を作成しております。なお、将来におけるIFRS(国際財務
報告基準)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応してまいります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 7,277,509 6,499,444
受取手形及び売掛金 4,355,293 4,694,923
商品及び製品 4,973,780 5,253,712
仕掛品 722,521 728,371
原材料及び貯蔵品 3,430,014 3,528,314
未収入金 5,938 12,825
その他 405,321 398,382
貸倒引当金 △152,173 △36,676
流動資産合計 21,018,206 21,079,297
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 6,384,714 5,925,960
減価償却累計額 △3,339,478 △3,100,803
建物及び構築物(純額) 3,045,236 2,825,156
機械装置及び運搬具 6,366,186 6,535,946
減価償却累計額 △4,815,341 △4,672,145
機械装置及び運搬具(純額) 1,550,844 1,863,801
工具、器具及び備品 908,247 909,032
減価償却累計額 △726,979 △746,686
工具、器具及び備品(純額) 181,267 162,346
土地 919,391 918,156
リース資産 69,033 69,033
減価償却累計額 △12,883 △22,307
リース資産(純額) 56,150 46,725
建設仮勘定 254,610 1,722,232
有形固定資産合計 6,007,500 7,538,418
無形固定資産 611,087 561,706
投資その他の資産
投資有価証券 207,948 186,979
退職給付に係る資産 ― 45,816
繰延税金資産 138,926 298,670
その他 114,038 142,334
投資その他の資産合計 460,913 673,800
固定資産合計 7,079,501 8,773,925
資産合計 28,097,708 29,853,223
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ペガサスミシン製造株式会社(6262) 2019年3月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,522,764 1,596,219
短期借入金 1,108,437 1,049,050
1年内返済予定の長期借入金 229,920 288,630
1年内償還予定の社債 302,500 111,000
未払法人税等 541,527 631,798
賞与引当金 178,648 188,931
その他 573,838 671,805
流動負債合計 4,457,637 4,537,435
固定負債
社債 106,250 ―
長期借入金 456,820 1,498,190
長期預り保証金 120,000 117,000
退職給付に係る負債 581,489 558,617
その他 175,099 152,608
固定負債合計 1,439,659 2,326,416
負債合計 5,897,296 6,863,852
純資産の部
株主資本
資本金 2,255,553 2,255,553
資本剰余金 2,983,084 2,983,084
利益剰余金 14,488,368 15,996,758
自己株式 △5,350 △5,350
株主資本合計 19,721,655 21,230,045
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 23,482 10,467
為替換算調整勘定 1,844,500 1,091,033
退職給付に係る調整累計額 △67,381 3,678
その他の包括利益累計額合計 1,800,601 1,105,179
非支配株主持分 678,155 654,146
純資産合計 22,200,411 22,989,371
負債純資産合計 28,097,708 29,853,223
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 16,978,731 18,891,106
売上原価 10,118,771 11,753,875
売上総利益 6,859,960 7,137,231
販売費及び一般管理費 4,647,646 4,831,164
営業利益 2,212,313 2,306,067
営業外収益
受取利息 25,460 28,022
受取配当金 8,536 31,632
為替差益 ― 204,403
その他 41,369 36,545
営業外収益合計 75,366 300,604
営業外費用
支払利息 55,977 57,295
為替差損 169,233 ―
シンジケートローン手数料 27,000 ―
その他 4,691 6,399
営業外費用合計 256,903 63,694
経常利益 2,030,777 2,542,977
特別利益
固定資産売却益 3,389 1,186
退職給付に係る負債戻入額 11,716 ―
特別利益合計 15,105 1,186
特別損失
固定資産売却損 841 4,623
固定資産撤去費用 90,274 ―
特別損失合計 91,115 4,623
税金等調整前当期純利益 1,954,766 2,539,540
法人税、住民税及び事業税 361,743 582,862
法人税等調整額 275,572 △165,416
法人税等合計 637,316 417,446
当期純利益 1,317,450 2,122,094
非支配株主に帰属する当期純利益 46,610 43,059
親会社株主に帰属する当期純利益 1,270,840 2,079,035
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連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純利益 1,317,450 2,122,094
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 20,822 △13,015
為替換算調整勘定 107,500 △787,054
退職給付に係る調整額 66,183 71,060
その他の包括利益合計 194,506 △729,009
包括利益 1,511,956 1,393,085
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 1,460,868 1,383,613
非支配株主に係る包括利益 51,088 9,471
8
ペガサスミシン製造株式会社(6262) 2019年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 2,255,553 2,983,084 13,738,551 △5,350 18,971,838
当期変動額
剰余金の配当 △521,023 △521,023
親会社株主に帰属する
1,270,840 1,270,840
当期純利益
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - 749,816 - 749,816
当期末残高 2,255,553 2,983,084 14,488,368 △5,350 19,721,655
その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利益 非支配株主持分 純資産合計
為替換算調整勘定
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 2,660 1,741,477 △133,565 1,610,572 668,181 21,250,593
当期変動額
剰余金の配当 △521,023
親会社株主に帰属する
1,270,840
当期純利益
株主資本以外の項目の
20,822 103,022 66,183 190,028 9,974 200,002
当期変動額(純額)
当期変動額合計 20,822 103,022 66,183 190,028 9,974 949,818
当期末残高 23,482 1,844,500 △67,381 1,800,601 678,155 22,200,411
9
ペガサスミシン製造株式会社(6262) 2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 2,255,553 2,983,084 14,488,368 △5,350 19,721,655
当期変動額
剰余金の配当 △570,645 △570,645
親会社株主に帰属する
2,079,035 2,079,035
当期純利益
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - 1,508,390 - 1,508,390
当期末残高 2,255,553 2,983,084 15,996,758 △5,350 21,230,045
その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利益 非支配株主持分 純資産合計
為替換算調整勘定
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 23,482 1,844,500 △67,381 1,800,601 678,155 22,200,411
当期変動額
剰余金の配当 △570,645
親会社株主に帰属する
2,079,035
当期純利益
株主資本以外の項目の
△13,015 △753,466 71,060 △695,421 △24,008 △719,430
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △13,015 △753,466 71,060 △695,421 △24,008 788,959
当期末残高 10,467 1,091,033 3,678 1,105,179 654,146 22,989,371
10
ペガサスミシン製造株式会社(6262) 2019年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 1,954,766 2,539,540
減価償却費 652,827 619,783
貸倒引当金の増減額(△は減少) 20,422 △111,764
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 37,342 58,807
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) ― △45,816
退職給付に係る負債戻入額 △11,716 ―
受取利息及び受取配当金 △33,997 △59,655
支払利息 55,977 57,295
シンジケートローン手数料 27,000 ―
為替差損益(△は益) △47,226 59,109
固定資産売却損益(△は益) △2,547 3,436
固定資産撤去費用 90,274 ―
売上債権の増減額(△は増加) 392,986 △468,014
たな卸資産の増減額(△は増加) △378,547 △676,755
仕入債務の増減額(△は減少) 46,969 125,895
未払金の増減額(△は減少) 49,147 64,523
その他 114,083 1,744
小計 2,967,762 2,168,131
利息及び配当金の受取額 40,325 63,561
利息の支払額 △59,738 △54,056
法人税等の支払額 △544,523 △424,511
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,403,825 1,753,124
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △1,775,047 △983,535
定期預金の払戻による収入 1,785,929 1,613,247
有形固定資産の取得による支出 △640,292 △2,371,110
有形固定資産の売却による収入 15,143 8,505
無形固定資産の取得による支出 △14,487 △9,091
固定資産撤去に伴う支出 △90,274 ―
投資有価証券の償還による収入 107,782 ―
その他 28,540 △9,184
投資活動によるキャッシュ・フロー △582,705 △1,751,168
11
ペガサスミシン製造株式会社(6262) 2019年3月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) ― △100,000
長期借入れによる収入 420,000 1,350,000
長期借入金の返済による支出 △860,115 △249,920
社債の償還による支出 △429,710 △311,860
配当金の支払額 △521,023 △570,645
非支配株主への配当金の支払額 △41,122 △33,479
シンジケートローン手数料の支払額 △27,000 ―
その他 △19,425 △24,294
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,478,396 59,800
現金及び現金同等物に係る換算差額 10,793 △176,574
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 353,517 △114,817
現金及び現金同等物の期首残高 5,963,415 6,316,932
現金及び現金同等物の期末残高 6,316,932 6,202,114
12
ペガサスミシン製造株式会社(6262) 2019年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(表示方法の変更)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用に伴う変更)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当連結会計年度
の期首から適用し、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示する
方法に変更しました。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」387,095千円、「流動
負債」の「繰延税金負債」1,336千円、「固定負債」の「繰延税金負債」252,662千円は、「投資その他の資産」
の「繰延税金資産」138,926千円に含めて表示しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
(1) 報告セグメントの決定方法
当社企業グループの報告セグメントは、当社企業グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であ
り、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているもので
あります。
当社企業グループは、製品・サービス別の製造販売体制を置き、取り扱う製品・サービスについて全世界を対象
とした包括的な戦略を立案し、事業展開しております。
従って、当社企業グループは製造販売体制を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、
「工業用ミシン」及び「ダイカスト部品」の2つを報告セグメントとしております。
(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
「工業用ミシン」は、主にニット衣料等の縫製に使用される環縫いミシンの製造販売をしております。「ダイカ
スト部品」は、自動車用安全ベルト関連部品をはじめとするダイカスト部品の製造販売をしております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業のセグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理と同一で
あります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
13
ペガサスミシン製造株式会社(6262) 2019年3月期 決算短信
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
調整額 連結財務諸表
(注)1 計上額(注)2
工業用ミシン ダイカスト部品 計
売上高
外部顧客への売上高 14,206,488 2,772,242 16,978,731 ― 16,978,731
セグメント間の内部売上高
― ― ― ― ―
又は振替高
計 14,206,488 2,772,242 16,978,731 ― 16,978,731
セグメント利益 3,126,286 204,505 3,330,792 △1,118,479 2,212,313
セグメント資産 19,816,816 5,144,686 24,961,503 3,136,205 28,097,708
その他の項目
減価償却費 363,932 253,137 617,070 35,756 652,827
有形固定資産及び
354,649 226,456 581,105 73,674 654,780
無形固定資産の増加額
(注) 1 調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額は、全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管
理費であります。
(2) セグメント資産の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社資産3,136,205千円が含まれており
ます。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない当社での余資運用資金(現金及び預金、有価証券)、長
期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産であります。
(3) その他の項目の減価償却費調整額は、全社資産の償却額及びセグメント間消去であります。また有形固定
資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、全社資産の増加額であります。
2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
調整額 連結財務諸表
(注)1 計上額(注)2
工業用ミシン ダイカスト部品 計
売上高
外部顧客への売上高 16,193,467 2,697,639 18,891,106 ― 18,891,106
セグメント間の内部売上高
― ― ― ― ―
又は振替高
計 16,193,467 2,697,639 18,891,106 ― 18,891,106
セグメント利益 3,423,813 59,942 3,483,755 △1,177,688 2,306,067
セグメント資産 20,015,854 5,012,307 25,028,161 4,825,062 29,853,223
その他の項目
減価償却費 332,496 267,425 599,921 19,861 619,783
有形固定資産及び
357,198 614,581 971,780 1,408,421 2,380,201
無形固定資産の増加額
(注) 1 調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額は、全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管
理費であります。
(2) セグメント資産の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社資産4,825,062千円が含まれており
ます。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない当社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金
(投資有価証券)及び管理部門に係る資産であります。
(3) その他の項目の減価償却費調整額は、全社資産の償却額及びセグメント間消去であります。また有形固定
資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、全社資産の増加額であります。
2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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ペガサスミシン製造株式会社(6262) 2019年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり純資産額 867円46銭 1株当たり純資産額 900円23銭
1株当たり当期純利益金額 51円22銭 1株当たり当期純利益金額 83円80銭
(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 1,270,840 2,079,035
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
1,270,840 2,079,035
当期純利益(千円)
期中平均株式数(株) 24,810,656 24,810,656
3.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
純資産の部の合計額(千円) 22,200,411 22,989,371
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) 678,155 654,146
(うち非支配株主持分)(千円) (678,155) (654,146)
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 21,522,256 22,335,225
1株当たり純資産額の算定に用いられた
24,810,656 24,810,656
期末の普通株式の数(株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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ペガサスミシン製造株式会社(6262) 2019年3月期 決算短信
4.その他
役員の異動
役員の異動につきましては、当決算短信と同日に開示いたします。
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