２０２２年３月期 第２四半期 （第７６期）
決算説明
２０２１年１０月２９日発表
【証券コード：６２６２】
もくじ
● 上半期決算概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
● 通期業績予想 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
● ペガサス・サスティナブル・プラン ・・・・・・・・・・・ 19
● 参考資料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
● 会社概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
2
事業環境
✔ 新型コロナウイルス感染症
✔ コンテナ不足による海上輸送コストの高騰や輸送遅延
✔ バイデン大統領の対中政策（人権問題等）
✔ 中国電力不足の影響、中国経済の成長鈍化
工業用ミシン事業
✔ 新しい生活様式下でのニットアパレル需要の増加および、
ECサイト販売伸長による販売チャネルの多様化
ダイカスト部品事業
✔ 新規取引の開拓強化
✔ 部品（半導体、ハーネス等）調達の遅れによる自動車減産
3
事業別売上概要
ダイカスト部品
19.7％
ダイカスト製品例イメージ図 工業用オーバーロックミシン
連結売上高
ダイカスト製品 9,568百万円
使用部位例
工業用ミシン
80.3％
工業用偏平縫いミシン
4
連結業績概況
単位：百万円（百万円未満切り捨て）
（※カッコ内は為替要因除外比）
前２Q 当２Q 増減額 増減率
+4,346 +83.2％
売上高 5,222 9,568
(+4,105) (+78.6%)
+3,547 +85.7％
工業用ミシン 4,141 7,688
(+3,386) (+81.8％)
+799 +73.9%
ダイカスト部品 1,081 1,880
(+719) (+66.5%)
営業利益/損失(▲) ▲100 715 +816 ー
経常利益/損失(▲) 73 702 +628 ー
税前利益/損失(▲) ▲207 691 +898 ー
親会社株主に帰属する
▲333 470 +804 ー
当期純利益/損失(▲)
5
事業別所在地別売上高
工業用ミシン事業 中国内需需要が引き続き好調。加えて、バングラ
単位：百万円（百万円未満切り捨て） デシュ、インドでの需要回復による売上げ増。
7,688 202百万円
日 本
前年同期比：+25.0％
4,141 中 国
1,659百万円
前年同期比：+114.6％
その他の 3,766百万円
アジア 前年同期比：+129.3％
前２Q 当２Q 1,234百万円
米 州
前年同期比：+38.5％
販売台数：＋77.4%
平均単価： ＋7.6％ 825百万円
為替要因除外：＋5.0％ 欧 州
前年同期比：+22.8％
6
事業別所在地別売上高
ダイカスト部品事業 上期の売上高としては過去最高を記録。
単位：百万円 (百万円未満切り捨て)
1,880 938百万円
中 国
前年同期比：＋66.6％
1,081 その他の 625百万円
アジア 前年同期比：＋96.8％
316百万円
米 州
前年同期比：+58.3％
前２Q 当２Q
7
営業利益増減
✓ 営業利益増益は、主に売上増による。 （単位：百万円 ※百万円未満切り捨て）
715
売上げ増 +1,451
816百万円 原価悪化 ▲351
の増益
経費増 ▲280
為替変動 ▲3
▲100
０
前２Q 当２Q
営業利益 営業利益
8
連結貸借対照表
✓ 自己資本比率は70.5％ （単位：百万円 ※百万円未満切り捨て）
前期末 当２Q 増減額 主な増減要因
・現金及び預金 +1,030
流 動 資 産 21,257 23,115 +1,857 ・受取手形及び売掛金 +1,023
・棚卸資産他 ▲196
・有形固定資産 +639
固 定 資 産 8,588 9,321 +733 ・無形固定資産 +19
・投資その他の資産 +74
資 産 合 計 29,846 32,437 +2,590
前期末 当２Q 増減額 主な増減要因
・支払手形及び買掛金 +493
流 動 負 債 4,516 5,457 +940 ・短期借入金 +323
・その他 +123
・長期借入金 ▲149
固 定 負 債 3,267 3,371 +103
・その他 +253
・利益剰余金 +297
純 資 産 22,061 23,608 +1,546
・為替換算調整勘定他 +1,249
負債純資産合計 29,846 32,437 +2,590
※主要科目の主な増減について記載
9
連結財務状況
（※百万円未満切り捨て）
前期末 当２Q
自己資本（百万円） 21,381 22,883
自己資本比率（％） 71.6 70.5
前期末 当２Q
1株当たり純資産（円） 861.77 922.31
期末株価（円） 458 462
株価純資産倍率（倍） 0.53 0.50
（※百万円未満切り捨て）
前２Q 当２Q
親会社株主に帰属する
▲333 470
当期純利益（百万円）
1株利益（円） ▲13.45 18.98
10
連結キャッシュ・フロー計算書
（単位：百万円 ※百万円未満切り捨て）
前２Q 当２Q 増減額
営業活動によるキャッシュ・フロー ▲27 1,267 +1,294
投資活動によるキャッシュ・フロー 294 ▲127 ▲422
財務活動によるキャッシュ・フロー ▲65 ▲184 ▲119
現金及び現金同等物に係る換算差額 ▲86 310 +396
現金及び現金同等物の増減額(減少：▲) 114 1,264 +1,150
現金及び現金同等物の期首残高 5,648 8,273 +2,625
現金および現金同等物の期末残高 5,762 9,538 +3,775
※主な増減は次のページに記載
11
連結キャッシュ・フロー計算書：主な増減
（単位：百万円 ※百万円未満切り捨て）
✓ 営業活動キャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 +691
売上債権の増減額(増:▲) ▲750
たな卸資産の増減額(増:▲) +675
仕入債務の増減額(減:▲) +341
法人税等の支払額 ▲117
✓ 投資活動キャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 ▲147
定期預金の払戻による収入 +400
有形固定資産の取得による支出 ▲397
✓ 財務活動キャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(減:▲) +300
配当金の支払額 ▲173
12
設備投資・減価償却費・研究開発費
（単位：百万円 ※百万円未満切り捨て）
前２Q 当２Q 増減額
設備投資額 202 397 +194
減価償却費 371 401 +29
研究開発費 184 185 +0
＜主な設備投資状況＞ （単位：百万円 ※百万円未満切り捨て）
会社名 内 容 投資額
PEGASUS-SHIMAMOTO AUTO
PARTS (VIETNAM) CO., LTD. 生産設備の新設 158
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2022年3月期
（第76期）
業績予想
14
2022年3月期（第76期）連結業績予想
新たに認識・発生した要因
✔ 新型コロナウイルス感染症
・ 変異株の出現による一部地域での感染再拡大
✔ 中国国内における電力不足の影響、中国経済の成長鈍化
工業用ミシン事業
✔ JUKI株式会社とのアライアンスによる協業
ダイカスト部品事業
✔ 材料費の高騰
✔ 部品（半導体、ハーネス等）調達の遅れによる自動車減産
15
2022年3月期（第76期）連結業績予想
通期業績予想、進捗（百万円）
連結
前期通期
業績予想 通期予想 中間実績 進捗率 増減率 増減額
実績
売上高 17,510 9,568 54.6% 12,422 +41.0% +5,088
営業利益 1,050 715 68.1% 516 +103.5% +534
経常利益 980 702 71.6% 681 +43.9% +299
当期純利益 560 470 83.9% 707 ▲20.8% ▲147
※当期純利益：親会社株主に帰属する当期（四半期）純利益
事業別
前期通期
売上高予想 通期予想 中間実績 進捗率 増減率 増減額
実績
工業用ミシン 13,030 7,688 59.0% 9,622 +35.4% +3,408
ダイカスト部品 4,480 1,880 42.0% 2,799 +60.1% +1,681
16
2022年3月期（第76期）連結業績予想
事業別所在地別セグメント 通期業績予想、進捗（百万円）
工業用ミシン
前期通期
売上高予想 通期予想 中間実績 進捗率 増減率 増減額
実績
日 本 365 202 55.3% 367 ▲0.5% ▲2
中 国 2,355 1,659 70.4% 1,761 +33.7% +594
その他のアジア 7,140 3,766 52.7% 4,662 +53.2% +2,478
米 州 1,890 1,234 65.3% 1,634 +15.7% +256
欧 州 1,280 825 64.5% 1,197 +6.9% +83
ダイカスト部品
前期通期
売上高予想 通期予想 中間実績 進捗率 増減率 増減額
実績
中 国 2,210 938 42.4% 1,517 +45.7% +693
その他のアジア 1,370 625 45.6% 787 +74.1% +583
米 州 900 316 35.1% 494 +82.2% +406
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2022年3月期（第76期）連結業績予想
設備投資・減価償却費・研究開発費
（単位：百万円 ※百万円未満切り捨て）
通期予想 前期実績 増減額
設備投資額 867 456 +411
減価償却費 817 760 +57
研究開発費 472 449 +23
18
ペガサス・サスティナブル・プラン
19
ペガサス・サスティナブル・プラン
持続可能な社会の発展に向けた、社会的課題の解決に向けて
当社は、創業当時より、企業理念である『「人」と「技術」を通じて、よりよい製品・サービ
ス・品質の提供に取り組み、社会の発展に貢献すること』に基づき、社会や地球環境の
持続可能性の重要性を踏まえたうえで経営基本方針を策定し、日々の事業活動を通
じて社会的課題の解決に取り組んでまいりました。
これからも企業理念の精神に基づいた事業活動を通じて、持続可能な社会の発展につ
なげてまいります。
（優先課題） アウトサイドインを起点に当社が取り組む課題を検討。事業活動での
実践に取り組んでまいります。
ESG 優先課題 関連するSDGs
環境汚染対策、廃棄物削減、省エネ製品の
環境
開発など
ユーザーフレンドリーを視点とした労働環境改
社会 善支援、多様性を尊重する組織マネジメント、
地域社会や協力パートナーとの協働共創など
取締役会における多様性、各国の法令順守
ガバナンス
など
20
ペガサス・サスティナブル・プラン
これまでの活動
取り組み
ESG 主な活動 関連するSDGs
課題
・省エネ性能の高い小型モーターの開発
環境負荷 ・生産部材の効率的な運用手法の再構築
環境
低減への ・ダイカスト生産現場のクリーンな環境整備
(E)
貢献 (汚水浄化・大気汚染物質削減設備設置)
・環境性能の高い新本社ビル
・お客様の安全や使いやすさに配慮した、
ユーザーフレンドリーな製品の開発
労働環境
(操作性向上でオペレーターの作業軽減と
の改善へ
品質、生産性の向上を実現)
の貢献
・リフレッシュタイム導入による
社会 組織活性化・生産性向上
(S)
・海外子会社管理職、役員に
ダイバー 現地スタッフの登用。
シティ ・リモートワークの導入やITを活用した
業務効率化により、多様な働き方を推進
21
ペガサス・サスティナブル・プラン
これまでの活動
取り組み
ESG 主な活動 関連するSDGs
課題
・独立社外役員において、取締役２名、
社外取締役
監査役２名を登用。
の構成
ガバナンス (男性：2名、女性：2名)
(G) ・国籍問わず、様々な分野で活躍
取締役会に
している人材を、取締役や経営幹部に
おける多様性
積極的に登用。
22
参考資料
23
参考資料
事業別所在地別売上高
（※百万円未満切り捨て）
その他の 工業用
工業用ミシン事業 日本 中国
アジア
米州 欧州
ミシン事業
売上高(百万円) 202 1,659 3,766 1,234 825 7,688
前期比(%) 25.0 114.6 129.3 38.5 22.8 85.7
当２Q
為替要因除外
25.0 98.2 130.7 39.3 13.2 81.8
前期比(%)
前２Q 売上高(百万円) 161 773 1,642 891 671 4,141
（※百万円未満切り捨て）
その他の ダイカスト
ダイカスト部品事業 中国
アジア
米州
部品事業
売上高(百万円) 938 625 316 1,880
前期比(%) 66.6 96.8 58.3 73.9
当２Q
為替要因除外
53.9 98.0 52.0 66.5
前期比(%)
前２Q 売上高(百万円) 563 317 200 1,081
24
参考資料
単位：百万円 百万円未満切り捨て
為替の影響（2022年3月期連結売上高ベース） （為替レート、比率、原価率除く）
為替要因
当期 為替要因 前期
通 貨 JPY USD EUR RMB MXN 除外
実績 除外 実績 前期比
期中為替レート － ¥107.76 ¥129.97 ¥16.64 ¥5.33 － － － －
前期期中為替
－ ¥108.41 ¥119.82 ¥15.37 ¥5.12 － － － －
レート
差 額（円） － ▲0.65 10.15 1.27 0.21 － － － －
売上高 202 5,626 825 2,597 316 9,568 9,327 5,222 4,105
比率(%) 2.1 58.8 8.6 27.2 3.3 100.0 － － －
為替影響額 － ▲33 64 198 12 241 － － －
売上原価 1,502 1,997 31 2,756 307 6,594 6,381 3,375 3,005
比率(%) 22.8 30.3 0.5 41.8 4.7 100.0 － － －
為替影響額 － ▲12 2 210 12 212 － － －
販売管理費 1,018 739 95 349 56 2,258 2,227 1,946 280
比率(%) 45.1 32.7 4.2 15.5 2.5 100.0 － － －
為替影響額 － ▲4 7 26 2 31 － － －
営業利益 ▲2,318 2,890 699 ▲507 ▲47 715 719 ▲100 819
為替影響額 － ▲17 54 ▲38 ▲1 ▲3 － － －
売上原価率(%) － － － － － 68.9 68.4 64.6 －
25
会社概要
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企業理念・経営基本方針
企業理念
「人」と「技術」を通じて、よりよい製品・サービス・品質の提供に
取り組み、社会の発展に貢献すること
経営基本方針
●世界の人々と交流を深め、信頼される企業活動を展開します。
●ペガサス・テクノロジーを究め、世界品質のものづくりを目指します。
●常にお客様から学び、ニーズを形にし、サービスや情報の提供に
最善をつくします。
●関係先、社員との信頼関係を築き、互いの成長発展のために
努力します。
27
会社概要
会社名 ペガサスミシン製造株式会社 売上高 124億2,245万円（2021年３月末現在）
代表者 代表取締役社長執行役員 美馬成望 従業員数 1,281名（連結2021年3月末現在）
212名（単体2021年3月末現在）
創 業 １９１４年（大正３年）１月
事業内容 ・工業用環縫いミシンおよび部品の製造・販売
所在地 大阪市福島区 ・自動車用ダイカスト部品を始めとするダイカスト
部品の製造・販売
資本金 22億5,555万円（2021年３月末現在）
株主状況 2021年9月末時点
◆所有者別比率(%)
◆大株主の状況
外国法人等 1.4%
株主名 割合
金融機関 0.3%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社（信託口） 9.8% 個人その他
証券会社 0.5%
株式会社日本カストディ銀行（信託口） 9.2% 97.2%
その他の法人 0.6%
株式会社美馬 6.3%
自己名義株式 0.01%
株式会社三井住友銀行 3.3%
板東敬三 3.0%
◆所有者別持株数比率(%)
吉田隆子 2.9%
外国法人等 7.5%
美馬成望 2.5%
個人その他 金融機関 25.5%
美馬正道 1.9%
49.6% 証券会社 5.4%
板東雄大 1.7%
その他の法人 11.9%
ペガサスミシン従業員持株会 1.6%
自己名義株式 0.1%
計 42.2%
28
連結業績推移
（百万円） 売上高（左） 営業利益（右） 経常利益（右） 当期純利益（右） （百万円）
売上高 利益
20,000 4,000
15,000
10,000 2,000
5,000
0 ０
（単位：百万円）
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
売上高 11,152 10,170 14,067 16,206 19,188 18,961 16,978 18,891 14,969 12,422
営業利益 192 21 1,118 1,723 2,356 2,798 2,212 2,306 499 516
経常利益 78 266 1,260 2,189 2,388 2,831 2,030 2,542 484 681
親会社に帰属する
▲149 174 953 2,328 2,160 2,103 1,270 2,079 ▲206 707
当期純利益
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本資料お取扱上のご注意
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現時点に
おける入手可能な情報及び将来の経済環境の予想に基づき作成しており、多分に
不確定な要素を含んでおります。
実際の業績は、今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
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