6262 ペガサス 2020-05-25 16:00:00
2020年3月期 第74期決算説明 [pdf]
2020年3月期 第74期
決算説明
2020年5月14日発表
1
事業環境
⼯業⽤ミシン事業
✔ ⽶国政府の通商政策、外交政策による影響
✔ ⽶中貿易交渉⻑期化による、⽶中貿易摩擦回避のための、中国
からの⽣産地分散化において、移管先⾒極め等での設備投資の
タイムラグの発⽣
✔ アパレル企業の⽣産・在庫計画の⾒直し等による発注量の⾒直し
ダイカスト事業
✔ ⾃動⾞産業の減速
✔ 新規取引先開拓の推進、受注獲得
2
連結売上⾼
(百万円)(※百万円以下切り捨て) (※カッコ内は為替要因除外⽐)
18,891 14,969 15,322 前年同期⽐
影響額 ▲20.8%、 ▲3,921百万円
2,697 ▲352
(▲18.9%、▲3,568百万円)
ダイカスト
前期⽐ 2,705 2,787
+0.3% 販売台数︓▲22.6%
(3.3%) 平均単価︓▲2.9%
為替要因除外︓▲0.6%
16,193 ⼯業⽤ 12,263 12,535
ミシン
メモ
前期⽐
▲24.3% ⾃社開発の⼩型モーター付き
(▲22.6%) 機種の販売⽐率が⾼まり、
平均単価の落ち込みは⼩幅に。
2019年 2020年
為替要因除外
3⽉期 3⽉期 3
連結利益
(百万円)(※百万円以下切り捨て)
前年同期⽐
(上︓増減⽐、下︓増減額)
営業利益︓▲78.3%
▲1,806
2,306 2,542 2,539 2,079 経常利益︓▲81.0%
▲2,058
当期純損失︓ ---
▲2,285
499 484 473 ▲206
メモ
営業利益減益は主に売上⾼
親会社株主に 減少と原価率上昇の影響。
税金等調整前 当期純損失は繰延税⾦資産
連結営業利益 連結経常利益 帰属する
当期純利益 当期純損失 の取崩による。
2019年 2020年
3⽉期 3⽉期 4
営業利益増減要因
(百万円)
(※百万円以下切り捨て)
2,306 1,806百万円減益 499
▲1,348
▲524 ▲16
+83
2019年3⽉期販売減 原価悪化 2020年3⽉期
経費減 為替変動
営業利益 (▲3,568) (▲3.4pt) 営業利益 5
事業別所在地別売上⾼
⼯業⽤ミシン事業
483百万円 (514百万円) 前期比:▲6.1%
日 本 国内アパレルの事業見直しや販売不振などが影響。
(百万円︓百万円以下切り捨て)
2,221百万円(2,881百万円)前期比:▲22.9%
中 国 米中貿易問題による生産地の分散化(チャイナ
プラスアザーズ)が継続。
当期:12,263 6,711百万円 (8,446百万円) 前期比:▲20.5%
その他の チャイナプラスアザーズによる移管先の見極めや、
前期:16,193
アジア アパレルの発注量絞り込みなどが影響。
1,859百万円 (3,173百万円) 前期比:▲41.4%
米 州 主要エリアの中米・カリブ海諸国において、政情不安
による設備投資需要の減退。
外側︓2020年3⽉期(当期)
987百万円 (1,176百万円) 前期比:▲16.1%
内側︓2019年3⽉期(前期)
欧 州 主要市場であるトルコの金融不安の影響を受け、
低調に推移。
6
事業別所在地別売上⾼
ダイカスト事業
(百万円︓百万円以下切り捨て)
1,147百万円(1,418百万円)前期比:▲19.1%
中 国 自動車への環境規制を強化した新規制の施行や
世界的な自動車産業の減速などが影響。
当期:2,705 830百万円 (513百万円) 前期比:+61.7%
その他の 新規顧客との取引拡大が貢献
前期:2,697
アジア
727百万円 (765百万円) 前期比:▲4.9%
米 州 主に米国の自動車販売の減速が影響。
外側︓2020年3⽉期(当期)
内側︓2019年3⽉期(前期)
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連結貸借対照表
(百万円 ※百万円以下切り捨て)
当期末 前期末増減 当期末 前期末増減
資産合計 29,719 ▲133 負債純資産合計 29,719 ▲133
流動資産 19,901 ▲1,177 負債合計 7,982 1,118
現⾦及び預⾦ 5,998 ▲500 流動負債 4,823 286
受取⼿形及び売掛⾦ 3,856 ▲838 ⽀払⼿形及び買掛⾦ 1,243 ▲353
棚卸資産 9,596 86 借⼊⾦及び社債 2,578 1,130
その他 450 75 未払⾦、未払法⼈税等 646 ▲440
固定資産 9,817 1,044 その他 355 ▲49
有形固定資産 8,907 1,368 固定負債 3,158 831
建物および構築物 5,081 2,256 借⼊⾦及び社債 1,639 141
機械装置等 1,984 121 ⻑期リース債務 502 460
使⽤権資産 450 450 繰延税⾦負債 273 273
建設仮勘定 162 ▲1,559 その他 742 ▲44
その他 1,228 101 純資産合計 21,737 ▲1,251
無形固定資産 537 ▲24 株主資本 20,403 ▲826
投資その他の資産 373 ▲300 利益剰余⾦ 15,170 ▲826
繰延税⾦資産 114 ▲183 その他の包括利益累計額 666 ▲438
その他 258 ▲116 為替換算調整勘定 732 ▲358
その他 ▲65 ▲79
⾮⽀配株主持分 667 13
8
連結財務状況
⾃⼰資本・⾃⼰資本⽐率 1株当り純資産・PBR 当期純利益(純損失)
・ROE ・配当⾦・配当性向
⾃⼰資本(百万円) 1株当り純資産(円) 当期純利益/純損失(百万円)
⾃⼰資本⽐率(%) 期末株価(円) 配当⾦(円)
ROE(%) PBR(倍) 配当性向(%)
900.23
43.0
604.00
76.6 74.8 70.9 28.6
849.24 20.00
0.86 (予想)
353.00
21,522 22,335 21,070
0.67 1,270 2,079 ▲206
867.46
6.0 9.5
▲1.0 744.00 0.42 22.00 24.00
2018年 2019年 2020年 2018年 2019年 2020年 2018年 2019年 2020年
3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期
ROE︓当期純利益(純損益)÷期初期末平均⾃⼰資本 9
連結キャッシュ・フロー計算書
(百万円)
前期 当期 増減額
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,753 602 ▲1,150
投資活動によるキャッシュ・フロー ▲1,751 ▲1,627 123
財務活動によるキャッシュ・フロー 59 576 517
現⾦及び現⾦同等物に係る換算差額 ▲176 ▲105 70
現⾦及び現⾦同等物の増減額(▲は減少) ▲114 ▲553 ▲438
現⾦及び現⾦同等物の期⾸残⾼ 6,316 6,202 ▲114
現⾦および現⾦同等物の期末残⾼ 6,202 5,648 ▲553
主な要因 (百万円)
営業活動CF: 投資活動CF:
税⾦等調整前当期純利益 473 有形固定資産の取得による⽀出 1,560
減価償却費 764
売上債権の減少額 760 財務活動CF:
法⼈税等の⽀払額 ▲762 短期借⼊⾦の純増加額 1,095
仕⼊債務の減少額 ▲310 ⻑期借り⼊れによる収⼊額 655
たな卸資産の増加額 ▲247 配当⾦の⽀払額 ▲620
⻑期借⼊⾦の返済による⽀出額 ▲342
社債の償還による⽀出額 ▲106
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設備投資費・減価償却費・研究開発費
設備投資費(左棒)・減価償却費(右棒) 研究開発費
(百万円) (百万円)
前期⽐増減額
設備投資費 ▲810
減価償却費 145
2,371
1,560 424 424 408
640
652 619 764
2018年 2019年 2020年 2018年 2019年 2020年
3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期
<主な設備投資状況>
会社名 内容 投資額(百万円)
ペガサスミシン製造株式会社 本社社屋建替に伴う⽀出、加⼯設備の新設等 1,050
PEGASUS-SHIMAMOTO AUTO
PARTS (VIETNAM) CO., LTD
加⼯設備の新設等 151
ペガサス(天津)ミシン有限公司 社屋建て替えに伴う⽀出、加⼯設備の新設等 120
11
11
参考資料
17
参考資料
事業別所在地別売上⾼
その他の ⼯業⽤
⼯業⽤ミシン事業 ⽇本 中国
アジア
⽶州 欧州
ミシン事業
売上⾼(百万円) 483 2,221 6,711 1,859 987 12,263
前期⽐(%) ▲6.1 ▲22.9 ▲20.5 ▲41.4 ▲16.1 ▲24.3
74期
為替要因除外
--- ▲18.8 ▲19.7 ▲40.8 ▲10.7 ▲22.6
前期⽐(%)
73期 売上⾼(百万円) 514 2,881 8,446 3,173 1,176 16,193
72期 売上⾼(百万円) 485 2,159 7,663 2,341 1,555 14,206
その他の ダイカスト
ダイカスト事業 中国
アジア
⽶州
事業
売上⾼(百万円) 1,147 830 727 2,705
前期⽐(%) ▲19.1 61.7 ▲4.9 0.3
74期
為替要因除外
▲14.8 63.4 ▲3.4 3.3
前期⽐(%)
73期 売上⾼(百万円) 1,418 513 765 2,697
72期 売上⾼(百万円) 1,370 447 954 2,772 13
参考資料
※単位︓百万円
為替の影響(2020年3⽉期 通期連結売上⾼ベース) (為替レート、⽐率、原価率除く)
為替要因
当期 為替要因 前期
通 貨 JPY USD EUR RMB MXN 除外
実績 除外 実績 前期⽐
期中為替レート - ¥109.37 ¥122.53 ¥15.85 ¥5.66 - - - -
前期為替レート - ¥110.53 ¥130.36 ¥16.69 ¥5.75 - - - -
差 額 - ▲ 1.16 ▲7.83 ▲0.84 ▲ 0.09 - - - -
売上⾼ 483 9,401 987 3,369 727 14,969 15,322 18,891 ▲3,568
⽐率 3.2% 62.8% 6.6% 22.5% 4.9% 100.0% - - -
為替影響額 0 ▲ 99 ▲ 63 ▲ 178 ▲ 11 ▲ 352 - - -
売上原価 1,771 3,506 61 4,147 303 9,792 10,058 11,753 ▲1,695
⽐率 18.1% 35.8% 0.6% 42.4% 3.1% 100.0% - - -
為替影響額 0 ▲ 37 ▲3 ▲ 219 ▲4 ▲ 265 - - -
販売管理費 2,092 1,509 207 733 133 4,677 4,747 4,831 ▲83
⽐率 44.7% 32.3% 4.4% 15.7% 2.9% 100.0% - - -
為替影響額 0 ▲ 16 ▲ 13 ▲ 38 ▲2 ▲ 70 - - -
営業利益 ▲3,381 4,384 718 ▲1,512 289 499 516 2,306 ▲1,789
為替影響額 0 ▲ 46 ▲ 45 80 ▲4 ▲ 16 - - -
原価率 65.4% 65.6% 62.2%
14
会社概要
会社概要
Ⅲ-01
会社概要 株主状況 2020年3⽉末時点
◆所有者別⽐率(%) ◆所有者別持株数⽐率(%)
会社名 ペガサスミシン製造株式会社
その他の国内法⼈ 外国法⼈等
0.7%
代表者 代表取締役社⻑執⾏役員 美⾺成望 9.7%
外国法⼈等 ⾦融機関
1.0%
創 業 1914年(⼤正3年)1⽉ 27.1%
⾦融機関 証券会社
0.3%
所在地 ⼤阪市福島区 1.3%
証券会社
その他の
資本⾦ 22億5,555万円(2020年3⽉末現在) 0.3% 国内法⼈
⾃⼰名義 12.0%
個⼈・その他 個⼈・その他
売上⾼ 149億6,926万円(2020年3⽉末現在) 97.7%
株式
0.01% 49.8%
⾃⼰名義
株式
従業員数 1,307名(連結2020年3⽉末現在) 0.1%
216名(単体2020年3⽉末現在) ⼤株主の状況 2020年3⽉末時点
⽒名または名称 割合(%)
事業内容 ⼯業⽤環縫いミシンおよび部品の製造・販売
1 ⽇本トラスティ・サービス信託銀⾏株式会社(信託⼝) 11.2
⾃動⾞⽤安全ベルト関連部品の製造・販売 2 株式会社美⾺ 6.3
3 NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE HCR00 5.0
4 ⽇本マスタートラスト信託銀⾏株式会社(信託⼝) 4.8
5 株式会社三井住友銀⾏ 3.4
6 板東敬三 3.0
7 吉⽥隆⼦ 2.9
8 美⾺成望 2.5
9 美⾺正道 1.9
10 板東雄⼤ 1.7
計 42.7
16
連結業績推移
Ⅲ-02
-01
(百万円) (百万円)
売上⾼(左) 営業利益(右) 経常利益(右) 当期純利益(右)
売上⾼ 利益
20,000 4,000
15,000
10,000 2,000
5,000
0 0
▲2,000
(単位︓百万円)
第63期 第64期 第65期 第66期 第67期 第68期 第69期 第70期 第71期 第72期 第73期 第74期
2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期
10,059 7,985 11,943 11,152 10,170 14,067 16,206 19,188 18,961 16,978 18,891 14,969
▲1,063 ▲1,206 428 192 21 1,132 1,723 2,356 2,798 2,212 2,306 499
▲1,193 ▲1,181 431 78 266 1,274 2,189 2,388 2,831 2,030 2,542 484
▲1,843 ▲1,940 156 ▲149 174 966 2,328 2,160 2,103 1,270 2,079 ▲206
表中の数字は上から売上⾼、営業利益、経常利益、当期純利益 17
企業理念・経営基本⽅針
企業理念
「⼈」と「技術」を通じて、よりよい製品・サービス・品質の提供に
取り組み、社会の発展に貢献すること
経営基本⽅針
●世界の⼈々と交流を深め、信頼される企業活動を展開します。
●ペガサス・テクノロジーを究め、世界品質のものづくりを⽬指します。
●常にお客様から学び、ニーズを形にし、サービスや情報の提供に
最善をつくします。
●関係先、社員との信頼関係を築き、互いの成⻑発展のために
努⼒します。
18
本資料お取扱上のご注意
本資料に記載されている業績⾒通し等の将来に関する記述は、当社が現時点に
おける⼊⼿可能な情報及び将来の経済環境の予想に基づき作成しており、多分に
不確定な要素を含んでおります。
実際の業績は、今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
当社は、本資料の情報の正確性などは何ら保証するものではありません。
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