6258 平田機工 2019-12-25 15:10:00
植物遺伝資源の探索利用のための契約締結に関するお知らせ [pdf]
2019年12月25日
各 位
会 社 名 平 田 機 工 株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 平田 雄一郎
(コード番号:6258)
問合せ先 常 務 執 行 役 員
藤本 靖博
経 理 ・ I R 担 当
(電話096-272-5558)
(URL https://www.hirata.co.jp)
植物遺伝資源の探索利用のための契約締結に関するお知らせ
下記の通りアルゼンチン国立農牧技術院「Instituto Nacional de Tecnología Agropecuaria」との
間に植物遺伝資源の探索利用のための契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。
記
1.契約の概要
平田機工(研究開発本部)は、アルゼンチン国立農牧技術院「Instituto Nacional de Tecnología
Agropecuaria 」(INTA) と、機能性食品、化粧品、トイレタリー、医薬品開発のための植物遺伝資
源の探索利用のための契約を締結いたしました。
2019 年 12 月 9 日、平田機工(研究開発本部)は、アルゼンチンの農業省傘下の公的研究機関であ
る INTA と、機能性食品、化粧品、トイレタリー、医薬品の開発を目的とし、アルゼンチンに自生
または入手可能な植物遺伝資源を、共同で収集し評価、共同研究開発、日本への素材移転およびグ
ローバルな商品化を目指す契約を締結いたしました。
なお本契約は、アルゼンチンの国内制度、ポリシー、また遺伝資源の持続的利用、保全、公正で公
平な利益配分を目的とした国際制度である生物多様性条約(CBD、1993 年)
、および名古屋議定書
(2010 年)に従い、アルゼンチンへの技術指導などの非金銭的利益配分、ならびに得られた成果か
らのロイヤルティの配分などの金銭的利益配分を含みます。
2020 年からは、INTA の持つ国内のネットワークを利用した事業活動が展開されることが予定され
ており、日本の 7.5 倍の面積と、北部の熱帯地域からパタゴニアの寒冷地、アンデスの高冷地など
多様な気候に恵まれた遺伝資源の宝庫からの新たな植物資源の探索と利用の事業が開始されます。
1
2.INTA の概要:
INTA(国立農牧技術院:National Institute of Agricultural Technology: INTA)は、農牧水産
省(MINAGRI: Ministerio de Agricultura, Ganadería y Pesca) が統括する公的研究機関です。
INTA は、広大なアルゼンチンで生産される農畜産物の地域性を考慮して、首都であるブエノスアイ
レスの中央研究所に加え、全国に 45 カ所ある地方試験場(EEA)をその各地域に配置しています。
3.業績に与える影響
当契約内容により進められる研究は長期的な展望に基づくものであり、当期の連結業績に与える影
響は軽微であります。
なお、今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
4.問合せ先
平田機工株式会社 研究開発本部 常務執行役員 CTO 研究開発本部長
平賀 靖英
電話:096-272-0555(代表番号)
以上
2