6254 野村マイクロ 2020-08-11 15:30:00
「中期経営計画 HiPES-2023」の策定に関するお知らせ [pdf]
2020 年 8 月 11 日
各 位
会 社 名 野村マイクロ・サイエンス株式会社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 八 巻 由 孝
(コード番号:6254)
問合せ先 取締役管理本部長 三 阪 雅 登
(TEL 046-228-5195)
「中期経営計画 HiPES‐2023」の策定に関するお知らせ
記
当社グループは、2023 年度までを計画期間とする中期経営計画を策定いたしましたので
お知らせいたします。
なお、計画の詳細につきましては、添付資料をご参照ください。
以上
中期経営計画
HiPES - 2023
Hi-Purification & Eco-Solution & Health-Support
2023
2020年8月11日
野村マイクロ・サイエンス株式会社
水の純化とその関連技術を通して社会に貢献し、
持続的に成長できる会社
1
①高純度化技術(High Purification)②環境関連技術(Eco Solution)を
基盤とし、③健康サポート(Health Support)に貢献し、持続的な成長と
総合的基盤強化を目指す
①高純度化技術(High Purification)
世界水準の超純水製造技術と分析技術を駆使し、半導体&FPD工場に
装置を納入
超微量分析技術で超純水の今後のあるべき姿や方向性を提案
②環境関連技術(Eco Solution)
今後の地球環境を守るため、超純水製造で培った技術をベースとした
環境関連商品を提案・提供
③健康サポート(Health Support)
製薬工場向けの注射用水や精製水設備を通じ人々の健康を支援
2
1. アジアにおける半導体・FPD・製薬工場向け
純水・超純水装置の卓越した企業(プロミネント企業)
を目指す!
2. 営業利益率10%以上を重要業績評価指標(KPI)とし、
自己資本比率の向上等財務基盤の強化を図る
3. 顧客満足度が高いハイテク技術とサービスを提供し、
地球環境貢献と社会的価値向上を目指すHiPES企業
4. 企業価値を向上させ、株主還元を高める
3
営業利益率10%以上を重要業績評価指標(KPI)とし、
自己資本比率の向上等財務基盤の強化を図る
当社
当社
売上高営業利益率(%) 自己資本比率(%)
10.0%
8.8% 60.0%
52.6%
50.1%
8.0% 46.4%
45.4%
当社 39.7%
5.7% 40.0% 当社
6.0%
4.7% 4.8%
4.0%
20.0%
1.8%
2.0%
0.0% 0.0%
当社
2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3
4
事業領域は半導体、FPD、製薬向け純水・超純水製造装置
国 内 海 外
最先端メモリー 野村マイクロ 野村マイクロ
ロジック
(300mm)
他2社 他2~3社
センサー
野村マイクロ 野村マイクロ
FPD
他2社 他数社
後工程
野村マイクロ
製 薬 検討領域
他数社
5
High Purification
微量金属除去フィルター(クラングラフト® )
ESG 超純水製造装置 超微量分析技術
高純度薬品 その他
Eco Solution
機能水製造装置(NOMUREXON®シリーズ)
特殊工場排水処理 有価物回収 その他
Health Support
注射用水製造装置 精製水製造装置
ピュア蒸気発生装置 6
• 半導体は中長期的に世界規模で市場増加見込であり、日本、中国、韓国、台湾を中心に
新規投資拡大基調 (資料1)
• FPD関連投資は一服感あるも、有機EL投資は継続 今後新規ディスプレ技術に注目
• 国内は半導体関連投資及び内需製薬関連投資が活発
• マイナス要因としては、米中貿易摩擦・日韓問題・新型コロナウィルス感染拡大など
当社グループの対応
• 好調な半導体・製薬投資の波に乗り遅れることなく、積極的な受注活動を推進(資料2,4)
• 地域特性を十分把握し、採算面重視の案件選別及びメンテナンスの強化に注力
• グローバル企業や国内半導体・製薬企業に特に注力し、野村マイクロ・サイエンスグループ
の経営資源を効率的に活用
• 最高純度の超純水水質向上と省コスト・省スペース・環境保護のための技術と装置開発
Smart UP3を促進(資料3)
7
当社の主な事業領域である半導体は今後も右肩上がり
用途別半導体の金額市場規模
百万$
産業機器
車載
家庭用電子機器
携帯電話
電気通信
情報処理
(出所)HIS Markit 2019.8.22 SEMI マーケットアップデート 8
1.成長が見込まれる半導体関連メーカーへの対応強化
高成長が見込まれる分野
ターゲット 拠点整備・再編
高成長分野での
ユーザー 人材配置の適正化
コア製品見極め
絞込み 情報収集力強化
2.事業のバリューチェーン拡幅
装置信頼性の強化 パートナー企業と協業した
装置の安定運転に向け
メンテナンス事業強化 ソリューション事業への拡幅
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SMART UP3 ロードマップ
純度アップ(Purity UP)
売上(百万円)
装置素材の超高純度化、高速立ち上げ 2nm
35,000
分析感度アップ(SENSING UP)
30,000 超微小粒子、超低濃度物質の検出
25,000 環境貢献アップ(ECO UP)
ノンケミカル・機能水
20,000
3nm
15,000
5nm
10,000
7nm
5,000
0
2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
10
1.外部環境の変化に対応した営業強化
外部環境の変化:ワクチン製造会社の継続投資、バイオ製剤の伸長
COVID-19に代表される感染症対応新規ワクチン、医薬市場拡大
既存市場の拡大 新規市場の開拓
既存顧客の継続投資 ワクチン製造用水の実績 新規バイオ製剤、感染症対応
への確実な対応 (国内大手製薬メーカー) 医薬製造会社へのアプローチ
2.更なる成長へ向けたアクション
先行優位性のある実績・技術を核に:超濾過WFIの積極提案
新規分析技術の開発・導入:インライン微生物検出計の開発
製薬用水設備のサービス強化:製薬施工スタッフの強化
パートナー企業との連携
11
顧客の要望にあったイノベーションの提供と
パートナーシップにより、持続可能な開発目標に貢献
03 純水で人々の健康サポートに貢献
06&14 排水回収と処理により、水資源の有効利用と水域の環境保全に貢献
07 省エネ技術と装置の提案により、エネルギー原単位の改善に貢献
08 強みを生かしたビジネス展開による成長と社員の生きがいに貢献
09 超純水で顧客の製品品質と安定操業に貢献
11&15 水ストレスの緩和と廃棄物の排出抑制により、自然と生活環境の保全に貢献
12 廃棄物の排出削減、資源化、環境負荷低減に貢献
13 製品ライフサイクルを考慮した提案により、低炭素型社会の実現に貢献
12
超純水事業領域の拡大と拡販 海外市場でのシェア拡大と採算性の向上
新規商品、新規技術の早期上市と売上、利益への貢献
売上(百万円) 装置売上 メンテ・消耗品売上 その他売上 営業利益率(右軸) 営業利益率
35,000 20%
30,000 18%
30,000
1,300
16%
25,131
25,000 14%
1,467 22,119
21,049 11,300
7,461 852 12%
20,000 574
10%
8,548 8,574
15,000 10.0%
8%
8.8%
8.4%
10,000 4.8% 営業利益率10% 6%
達成目標 17,400
4%
16,203 11,927
5,000 12,693
2%
0 0%
2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
13
企業価値を向上させ、利益水準に応じた株主還元を高める
1株配当(円) 配当 記念配当 配当性向 配当性向(%)
40.0 26.6 30.0
23.7 24.6
25.0
30.0 19.4
17.6 18.1 5.0 20.0
20.0 15.0
33.0 35.0
25.0 10.0
10.0 20.0
15.0 5.0
3.0
0.0 0.0
2016/03 2017/03 2018/03 2019/03 2020/03 2021/03
2021年3月
決算期 2016年3月 2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月
(計画)
配当性向 17.6% 19.4% 18.1% 26.6% 23.7% 24.6%
1株配当 3.0円 15.0円 20.0円 30.0円 33.0円 35.0円
(うち記念配当5.0円)
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本資料には野村マイクロ・サイエンス株式会社(以下、弊社)の業績、戦略、事業計画などに関する
将来的予測を示す記述および資料が記載されております。
これらの将来的予測に関する記述および資料は過去の事実ではなく、発表時点で入手可能な情報に
基づき弊社が判断した予測です。
また経済動向、他社との競合状況などの潜在的リスクや不確実な要因も含まれています。
その為、実際の業績、事業展開または財務状況は今後の経済動向、業界における競争、市場の需要、
その他の経済・社会・政治情勢などの様々な要因により、記述されている将来予測とは大きく異なる
結果となる可能性があることをご承知おき下さい。
野村マイクロ・サイエンス株式会社
URL https://www.nomura-nms.co.jp
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