6240 ヤマシンフィルタ 2020-02-05 15:00:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                            2020 年2月5日
各 位
                                 会 社 名 ヤマシンフィルタ株式会社
                                 代 表 者 名 代表取締役社長      山崎 敦彦
                                          (コード番号:6240 東証第一部)
                                 問 合 せ 先 取締役管理本部長     井岡 周久
                                               (TEL. 045-680-1671)


                         業績予想の修正に関するお知らせ

 当社は、2020 年2月5日開催の取締役会において、2019 年 11 月6日に開示した 2020 年3月期通期(2019
年4月1日~2020 年3月 31 日)の業績予想の修正を行うことを決議いたしましたので、下記の通りお知らせ
いたします。

1. 2020 年3月期 通期連結業績予想数値の修正
(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)                  (単位:百万円)
                                            親会社株主に帰属 1 株 当 た り
                 売   上    高 営 業 利 益 経 常 利 益
                                            す る 当 期 純 利益 当 期 純 利 益

前回発表予想(A)            13,400       1,250    1,135      800      11.56 円

今回修正予想(B)            12,700        880       685      460       6.65 円

増 減 額(B-A)           △ 700       △ 370    △ 450     △ 340           ―

増 減 率(   %   )       △5.2%      △29.6%    △39.6%   △42.5%           ―

(参考)前期実績
                     13,811       1,963    1,915    1,413      20.44 円
(2 0 1 9 年3月期)
(注)前提為替レート 米ドル           108 円(前回見通し公表時 108 円)

2.業績予想の修正理由
  1. 既存事業(建機用フィルタ事業)
     前回通期の業績見通しを公表した 2019 年 11 月6日時点と比較し、世界最大の建機市場である中国、
   アジア市場において、中国系建機メーカの市場占有率の拡大が継続し、日系建機メーカを中心にした当
   社主要得意先各社の同市場での市場占有率は大幅に縮小しました。また、2019 年 10 月に発生した台風
   19 号で被災したサプライヤの部品供給停止等の影響により、国内主要取引先各社の生産ラインが長期
   間停止を余儀なくされ、更なる減産が行われる見通しとなりました。加えて、2019 年 12 月以降中国で
   発生した新型肺炎の急速な拡大により、中国政府は春節の連休延長を発表するなど中国国内のみなら
   ず、周辺各国の物流、生産等への影響が出始めており、世界経済に対する不透明感が増しております。
     以上の理由から通期の業績見通しの修正を行います。
  2. 新規事業(エアフィルタ事業)
     2019 年8月 23 日に完全子会社化した株式会社アクシーの業績見通しについては予想を据え置きます。

  3. 結論
     以上により 2019 年 11 月6日に公表しました通期連結業績の修正を行います。

    このような環境の中、当社グループは、建機用油圧フィルタ及びエアフィルタ事業の2つの事業を軸
   として、新たに開発した合成高分子系ナノファイバーの量産化技術を基に積極的な事業ドメインの拡大
   を図り、グループ経営基盤の強化に引き続き努めてまいります。
    具体的には、 ①中国系建機メーカへの採用率向上及び補給品市場への進出、          ②北米市場のシェア拡大、
   ③新素材や IoT 技術を活かしたフィルタ製品ラインナップの拡充、④エアフィルタビジネスの拡充、⑤
   産業副資材として「YAMASHIN Nano FilterTM」の展開、等の取り組みを通じて、来期以降の収益拡大を図
   ってまいります。



(ご参考)

1.連結業績予想値の修正概要
   a. 売上高については、既存事業である建機用フィルタ事業に関しては、主要得意先各社の生産計画の下
      方修正に伴い、前回開示した業績予想に比べ約 5.8%の減収となる見込みです。一方で、2019 年8月
      23 日付で完全子会社化が完了した株式会社アクシーの売上見通しについては予想を据え置くことか
      ら、売上高全体では、前回開示した業績予想に比べ約 5.2%の減収となる見込みです。

  b. 営業利益については、建機用フィルタの売上高の減少に伴い、前回開示した業績予想に比べ 29.6%の
     減益となる見込みです。

  c. 経常利益については、営業利益の減少等により、前回開示した業績予想に比べ 39.6%の減益となる見
     込みです。

  d. 親会社株主に帰属する当期純利益については、経常利益の減少に伴い、前回開示した業績予想に比べ
     42.5%の減益となる見込みです。
2. 事業セグメント別の見通し

(建機用フィルタ事業)
(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)                                 (単位:百万円)
                                                                          親会社株主に帰属する
                 売     上       高    営   業   利     益    経   常   利     益
                                                                          当 期 純 利 益

 前回発表予想(A)                 12,000            1,120              1,000             710

 今回修正予想(B)                 11,300               750                550            370

 増減額(B-A)                  △ 700            △ 370              △ 450            △ 340

 増 減 率 ( % )               △5.8%            △33.0%             △45.0%          △47.9%
 前期通期実績
                           13,811            1,963              1,915           1,413
 (2019 年 3 月期)




(エアフィルタ事業)
(2019 年 10 月1日~2020 年3月 31 日)                              (単位:百万円)
                                                                          親会社株主に帰属する
                 売     上       高    営   業   利     益    経   常   利     益
                                                                          当 期 純 利 益

 前回発表予想(A)                 1,400                130                135             90

 今回修正予想(B)                 1,400                130                135             90

 増減額(B-A)                       0                 0                  0               0

 増 減 率 ( % )                0.0%                0.0%               0.0%          0.0%
 前期通期実績
                              ―                  ―                  ―              ―
 (2019 年 3 月期)




                                                                               以 上