6238 フリュー 2020-05-14 16:15:00
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年5月14日
上場会社名 フリュー株式会社 上場取引所 東
コード番号 6238 URL https://www.furyu.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)三嶋 隆
問合せ先責任者 (役職名) 管理本部 財務経理部 部長 (氏名)藤村 卓 TEL 03-5728-1761
定時株主総会開催予定日 2020年6月23日 配当支払開始予定日 2020年6月5日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月23日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期の業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 27,431 3.9 3,637 △3.9 3,656 △3.8 3,020 58.9
2019年3月期 26,405 5.7 3,786 57.2 3,801 54.0 1,901 10.2
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2020年3月期 108.54 - 16.4 15.2 13.3
2019年3月期 67.20 - - - -
(参考)持分法投資損益 2020年3月期 -百万円 2019年3月期 -百万円
当社は、2019年3月期は連結財務諸表を作成していたため、2019年3月期の自己資本当期純利益率、総資産経常利益率
及び売上高営業利益率は記載しておりません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 24,024 18,994 79.1 694.22
2019年3月期 24,186 17,821 73.7 629.83
(参考)自己資本 2020年3月期 18,994百万円 2019年3月期 17,821百万円
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 2,952 △1,854 △1,857 12,706
2019年3月期 - - - -
当社は、2019年3月期は連結財務諸表を作成していたため、2019年3月期のキャッシュ・フローの状況については、記
載しておりません。
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産
(合計)
配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年3月期 - 0.00 - 30.00 30.00 848 - -
2020年3月期 - 0.00 - 40.00 40.00 1,094 36.9 6.0
2021年3月期(予想)- 0.00 - 35.00 35.00 70.9
2020年3月期期末配当金の内訳 普通配当35円 記念配当5円
当社は、2019年3月期は連結財務諸表を作成していたため、2019年3月期の配当性向及び純資産配当率は記載しており
ません。
3.2021年3月期の業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 27,000 △1.6 2,000 △45.0 2,000 △45.3 1,350 △55.3 49.34
※ 注記事項
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(2)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 28,296,000株 2019年3月期 28,296,000株
② 期末自己株式数 2020年3月期 935,672株 2019年3月期 325株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 27,829,472株 2019年3月期 28,295,767株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての
注意事項等については、添付資料P.4「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
フリュー株式会社(6238) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当……………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………………… 5
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………………… 5
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………………………… 7
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………………………… 8
(4)キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(5)財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 11
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 11
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 14
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 14
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フリュー株式会社(6238) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当社は、2019年7月1日付で連結子会社であった株式会社ウィーヴを吸収合併いたしました。また、2019年11月
15日付で連結子会社であった株式会社コアエッジの当社保有株式の全てを譲渡いたしました。これにより、2020年
3月期第3四半期累計期間より従来連結で行っておりました開示を単体開示に変更いたしました。
当事業年度における我が国の経済は、企業の業績や雇用情勢の改善を背景に期央まで景気は緩やかな回復基調に
ありました。しかしながら、消費税増税による国内消費低迷への懸念や新型コロナウイルス感染症拡大の影響によ
り、国内経済を取り巻く状況は急速に悪化いたしました。
このような環境において当社は、企業理念「人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出
する!」のもと、プリントシール事業の拡大、若年女性層の顧客基盤を活用したマネタイズの多様化、キャラクタ
ーIP(知的財産)を利用した商品販売に注力してまいりました。
この結果、当事業年度における売上高は27,431百万円(前期比103.9%)、営業利益は3,637百万円(前期比
96.1%)、経常利益は3,656百万円(前期比96.2%)、当期純利益は3,020百万円(前期比158.9%)となりまし
た。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
なお、当事業年度より非連結決算に移行したことから、セグメント別の経営成績について、前事業年度との比較
は行っておりません。
(プリントシール事業)
プリントシール事業におきましては、プリントシール機の新機種「AROUND20(アラウンドトゥエンティ)」
「Melulu(メルル)」「MiXme.(ミックスミー)」を発売いたしました。プレイ回数の動向につきましては、第3
四半期まで好調に推移しておりましたが、第4四半期においては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴うアミュー
ズメント施設及び直営店の臨時休業の影響を受けたため、プリントシール機全体としてのプレイ回数は4,549万回
(前事業年度は4,539万回)となりました。
この結果、当事業年度の売上高は9,913百万円、営業利益は1,493百万円となりました。
(コンテンツ・メディア事業)
コンテンツ・メディア事業におきましては、プリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」への入会
が第3四半期まで堅調に推移しておりましたが、第4四半期において新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受
け、2020年3月末における有料会員数は163万人(前年同期は164万人)となりました。一方で、プレミアム会員比
率の向上により、客単価が増加したため、ピクトリンク課金収入の売上高は増加いたしました。
カラーコンタクトレンズの販売においては、ECサイトによる販売及び自社オリジナルブランドの販売に注力いた
しました。
また、運用型広告事業を中心として、若年女性層の顧客基盤を活かした新規事業開発に取り組みました。
この結果、当事業年度の売上高は9,020百万円、営業利益は3,913百万円となりました。
(キャラクタ・マーチャンダイジング事業)
キャラクタ・マーチャンダイジング事業におきましては、多数の新規キャラクター版権の獲得とその商品化を行
い、クレーンゲーム景品及び高価格帯ホビー商品の販売が堅調に推移いたしました。また、中国における生産及び
物流体制の強化や販売促進活動の強化に取り組みました。
一方で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、クレーンゲーム景品における翌期販売分の一部の商品に
ついて受注のキャンセルが見込まれるため、これに伴い発生する費用271百万円を当期に計上いたしました。
この結果、当事業年度の売上高は6,364百万円、営業利益は59百万円となりました。
(ゲーム事業)
ゲーム事業におきましては、事業別に以下の内容に取り組みました。
家庭用ゲームソフト事業においては、4つの新作タイトルを発売いたしました。また、旧作における海外へのラ
イセンス販売に取り組みました。
ゲームアプリ事業においては、既存の恋愛シミュレーションゲームの売上が堅調に推移いたしました。また、前
期にて、不採算の男性向けゲームアプリ事業から撤退したため、ゲームアプリ事業全体の利益は改善いたしまし
た。
アニメ事業においては、TVアニメ「ありふれた職業で世界最強」を中心に、ビデオグラム販売による売上や製作
委員会の配分金収入等を計上いたしました。また、TVアニメ「ゆるキャン△」シリーズの続編放映に向けた企画や
プロモーションに取り組みました。
この結果、当事業年度の売上高は2,132百万円、営業損失は117百万円となりました。
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フリュー株式会社(6238) 2020年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
①資産の部
流動資産は19,863百万円と前事業年度末比290百万円増加しました。これは主に商品及び製品364百万円の増加に
よるものであります。
固定資産は、4,161百万円と前事業年度末比451百万円減少しました。これは主に関係会社株式606百万円の減少
によるものであります。
以上の結果、当事業年度末の総資産は24,024百万円となり、前事業年度末比161百万円減少しました。
②負債の部
流動負債は5,024百万円と前事業年度末比603百万円減少しました。これは主に未払法人税等824百万円の減少に
よるものであります。
固定負債は6百万円と前事業年度末比730百万円減少しました。これは主に退職給付信託の設定による退職給付引
当金730百万円の減少によるものであります。
以上の結果、当事業年度末の負債合計は5,030百万円となり、前事業年度末比1,333百万円減少しました。
③純資産の部
純資産は18,994百万円と前事業年度末比1,172百万円増加しました。これは主に自己株式の取得による999百万円
の減少があった一方、利益剰余金が2,171百万円増加したこと等によるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当事業年度末の現金及び現金同等物は、連結子会社の合併による増加があったものの、営業活動による収入が投
資活動及び財務活動による支出を下回ったため、前事業年度末に比べ69百万円減少し12,706百万円となりました。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動においては、税引前当期純利益を3,755百万円、減価償却費を1,607百万円計上しました。また、法人税
等の支払額が1,363百万円となりました。その結果、営業活動によるキャッシュ・フローは2,952百万円の収入とな
りました。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動においては、有形固定資産の取得による支出が1,569百万円、無形固定資産の取得による支出が261百万
円となりました。その結果、投資活動によるキャッシュ・フローは1,854百万円の支出となりました。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動においては、セール・アンド・リースバックによる収入が1,229百万円あった一方で、リース債務の返
済による支出が1,238百万円、自己株式の取得による支出が999百万円、配当金の支払額が848百万円となりまし
た。その結果、財務活動によるキャッシュ・フローは1,857百万円の支出となりました。
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フリュー株式会社(6238) 2020年3月期 決算短信
(4)今後の見通し
今後の我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による企業活動の混乱や雇用不安等により、
企業業績や内外経済活動への影響が大きく懸念されております。当社の事業に直接的な影響をもたらす主な要因と
しては、新型コロナウイルス感染症に起因する全国のアミューズメント施設の休業等による市場環境の悪化が想定
されます。
足元の状況としては、一部のアミューズメント施設の臨時休業により、プリントシール機のプレイ回数、ピクト
リンク有料会員数及びクレーンゲーム景品の受注が減少する見通しです。
一方で、当社の成長戦略としては、引き続き、運用型広告事業を中心とした若年女性層の顧客基盤を活用した新
規事業の開発や、高価格帯のホビー商品を中心としたキャラクターIP商品及びアニメ、ゲーム等の海外販売強化を
推進してまいります。
以上を踏まえまして、業績予想につきましては、売上高は27,000百万円(前期比98.4%)、営業利益は2,000百
万円(同55.0%)、経常利益は2,000百万円(同54.7%)、当期純利益は1,350百万円(同44.7%)としておりま
す。
なお、新型コロナウイルスの影響を合理的に見積もることは困難であり、上記の業績予想は、現時点において当
社が把握している情報を基に、足元の状況が第1四半期まで継続すると仮定して算出しております。
今後の新型コロナウイルスの感染拡大や収束の状況、各国政府及び地方自治体の要請や指導等、その他の様々な
要因により、事業環境が大きく変化する可能性があります。業績見通しの修正の必要性が生じた場合には速やかに
開示いたします。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、持続的な成長と企業価値向上につながる戦略的投資を優先的に実行することが、株主共通の利益に資す
ると考えております。株主に対する利益還元についても重要な経営上の施策の一つとして認識しており、安定的か
つ継続的な配当を行うことを基本として位置づけ、業績の動向や将来の成長投資に必要となる内部留保の充実等を
総合的に勘案した利益還元を行うことを基本方針としております。併せて、キャッシュ・フローの状況や株価推移
に応じた機動的な自己株式の取得等も検討してまいります。なお、剰余金の配当の決定機関は取締役会でありま
す。
この基本方針に従って、当事業年度の期末配当につきましては、前事業年度に比べて10円増配となる、1株あた
り40円(普通配当35円、上場5周年記念配当5円)としております。この結果、当事業年度の配当性向は36.9%と
なりました。なお、次期の配当につきましては、1株当たり35円の期末配当を予定しております。
内部留保資金については、戦略的な成長投資に充当することにより企業価値の向上を図ってまいります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、国内の同業他社との比較可能性を確保するため、会計基準につきましては日本基準を適用しております。
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3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 12,776,079 12,706,286
売掛金 3,689,228 3,375,546
電子記録債権 993,306 941,552
商品及び製品 992,475 1,357,304
仕掛品 15,975 8,247
原材料及び貯蔵品 190,437 227,278
前払費用 218,216 265,736
未収入金 338,093 431,060
その他 361,862 553,835
貸倒引当金 △2,680 △3,565
流動資産合計 19,572,995 19,863,283
固定資産
有形固定資産
建物 197,426 263,862
工具、器具及び備品 177,121 173,462
リース資産 1,769,183 1,794,203
賃貸用資産 5,184 801
その他 56,336 115,596
有形固定資産合計 2,205,252 2,347,925
無形固定資産
ソフトウエア 126,396 158,996
その他 86,558 94,798
無形固定資産合計 212,955 253,795
投資その他の資産
投資有価証券 60,720 49,967
関係会社株式 606,537 -
破産更生債権等 5,727 19,256
長期前払費用 33,287 43,399
前払年金費用 - 86,324
敷金及び保証金 392,348 443,446
繰延税金資産 1,096,837 925,851
その他 5,500 10,975
貸倒引当金 △5,727 △19,256
投資その他の資産合計 2,195,232 1,559,965
固定資産合計 4,613,440 4,161,685
資産合計 24,186,435 24,024,969
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 498,564 540,992
電子記録債務 1,772,461 1,645,094
リース債務 293,208 334,401
未払金 605,256 525,335
未払費用 1,066,766 1,201,679
未払法人税等 869,000 45,000
未払消費税等 201,213 114,448
その他 321,453 617,314
流動負債合計 5,627,924 5,024,266
固定負債
退職給付引当金 730,275 -
その他 6,629 6,629
固定負債合計 736,905 6,629
負債合計 6,364,829 5,030,896
純資産の部
株主資本
資本金 1,639,216 1,639,216
資本剰余金
資本準備金 1,639,216 1,639,216
資本剰余金合計 1,639,216 1,639,216
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 14,549,050 16,720,712
利益剰余金合計 14,549,050 16,720,712
自己株式 △314 △1,000,275
株主資本合計 17,827,168 18,998,868
評価・換算差額等
繰延ヘッジ損益 △5,561 △4,796
評価・換算差額等合計 △5,561 △4,796
純資産合計 17,821,606 18,994,072
負債純資産合計 24,186,435 24,024,969
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(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 26,405,566 27,431,578
売上原価 12,095,662 12,735,756
売上総利益 14,309,903 14,695,822
販売費及び一般管理費 10,523,714 11,057,843
営業利益 3,786,189 3,637,978
営業外収益
経営指導料 7,800 1,950
投資事業組合運用益 5,101 34,690
受取配当金 11,366 -
受取和解金 9,259 -
受取補償金 - 12,109
その他 1,948 3,848
営業外収益合計 35,475 52,597
営業外費用
支払利息 154 240
為替差損 18,477 22,698
支払手数料 - 6,572
その他 1,885 4,433
営業外費用合計 20,517 33,944
経常利益 3,801,147 3,656,632
特別利益
固定資産売却益 263 737
抱合せ株式消滅差益 - 223,251
特別利益合計 263 223,989
特別損失
固定資産除売却損 24,949 32,152
減損損失 609,828 -
投資有価証券評価損 20,000 -
関係会社株式評価損 239,806 92,943
特別損失合計 894,583 125,096
税引前当期純利益 2,906,827 3,755,525
法人税、住民税及び事業税 1,208,786 564,344
法人税等調整額 △203,375 170,648
法人税等合計 1,005,411 734,993
当期純利益 1,901,415 3,020,531
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フリュー株式会社(6238) 2020年3月期 決算短信
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益剰余金 株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式
資本準備金 合計
合計 繰越利益 合計
剰余金
当期首残高 1,639,216 1,639,216 1,639,216 13,496,509 13,496,509 △178 16,774,762
当期変動額
剰余金の配当 △848,874 △848,874 △848,874
当期純利益 1,901,415 1,901,415 1,901,415
自己株式の取得 △135 △135
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - - 1,052,541 1,052,541 △135 1,052,405
当期末残高 1,639,216 1,639,216 1,639,216 14,549,050 14,549,050 △314 17,827,168
評価・換算差額等
純資産
繰延ヘッジ 評価・換算 合計
損益 差額等合計
当期首残高 △19,028 △19,028 16,755,734
当期変動額
剰余金の配当 △848,874
当期純利益 1,901,415
自己株式の取得 △135
株主資本以外の項目の
13,466 13,466 13,466
当期変動額(純額)
当期変動額合計 13,466 13,466 1,065,871
当期末残高 △5,561 △5,561 17,821,606
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フリュー株式会社(6238) 2020年3月期 決算短信
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益剰余金 株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式
資本準備金 合計
合計 繰越利益 合計
剰余金
当期首残高 1,639,216 1,639,216 1,639,216 14,549,050 14,549,050 △314 17,827,168
当期変動額
剰余金の配当 △848,870 △848,870 △848,870
当期純利益 3,020,531 3,020,531 3,020,531
自己株式の取得 △999,961 △999,961
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - - 2,171,661 2,171,661 △999,961 1,171,700
当期末残高 1,639,216 1,639,216 1,639,216 16,720,712 16,720,712 △1,000,275 18,998,868
評価・換算差額等
純資産
繰延ヘッジ 評価・換算 合計
損益 差額等合計
当期首残高 △5,561 △5,561 17,821,606
当期変動額
剰余金の配当 △848,870
当期純利益 3,020,531
自己株式の取得 △999,961
株主資本以外の項目の
765 765 765
当期変動額(純額)
当期変動額合計 765 765 1,172,466
当期末残高 △4,796 △4,796 18,994,072
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(4)キャッシュ・フロー計算書
④【キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
当事業年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益 3,755,525
減価償却費 1,607,082
貸倒引当金の増減額(△は減少) 6,068
返品調整引当金の増減額(△は減少) 4,398
退職給付引当金の増減額(△は減少) 83,296
退職給付信託の設定額 △900,000
受取利息及び受取配当金 △33
支払利息 240
為替差損益(△は益) △1,399
固定資産除売却損益(△は益) 31,414
抱合せ株式消滅差損益(△は益) △223,251
関係会社株式評価損 92,943
売上債権の増減額(△は増加) 508,616
たな卸資産の増減額(△は増加) △374,361
未収入金の増減額(△は増加) △38,122
仕入債務の増減額(△は減少) △152,123
未払金の増減額(△は減少) △98,464
未払費用の増減額(△は減少) 132,953
その他 △118,303
小計 4,316,479
利息及び配当金の受取額 33
利息の支払額 △240
法人税等の支払額 △1,363,909
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,952,362
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △1,569,955
有形固定資産の売却による収入 2,487
無形固定資産の取得による支出 △261,551
差入保証金の差入による支出 △112,682
その他 86,770
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,854,930
財務活動によるキャッシュ・フロー
セール・アンド・リースバックによる収入 1,229,646
リース債務の返済による支出 △1,238,379
自己株式の取得による支出 △999,961
配当金の支払額 △848,870
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,857,564
現金及び現金同等物に係る換算差額 1,399
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △758,732
現金及び現金同等物の期首残高 12,776,079
連結子会社の合併による現金及び現金同等物の増減
688,939
額
現金及び現金同等物の期末残高 12,706,286
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(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配
分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、取り扱うサービスを事業単位の基礎として、包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。した
がって、当社は、サービス別のセグメントから構成されており、「プリントシール事業」、「コンテンツ・メディア
事業」及び「キャラクタ・マーチャンダイジング事業」並びに「ゲーム事業」の4つを報告セグメントとしておりま
す。
「プリントシール事業」は、プリントシール機及びその消耗品であるシール紙の販売を中心とした事業です。「コ
ンテンツ・メディア事業」は、プリントシール機の画像取得・閲覧サービスである「ピクトリンク」を中心としたイ
ンターネット上のコンテンツ・メディアの運営等を行っている事業です。「キャラクタ・マーチャンダイジング事
業」は、許諾を受けたキャラクター版権を利用し、アミューズメント施設が提供するクレーンゲーム用のぬいぐる
み、フィギュア等の企画・販売を中心とした事業です。「ゲーム事業」は、家庭用ゲームソフトやデジタルコンテン
ツプラットフォームに対応したソーシャルゲームの企画・販売を中心とした事業です。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理方法は、「重要な会計方針」における記載と概ね同一であります。報告
セグメントの利益は営業利益ベースの数値であります。
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
キャラクタ・マ
プリントシール コンテンツ・メ
ーチャンダイジ ゲーム事業 計
事業 ディア事業
ング事業
売上高
外部顧客への売上高 9,913,382 9,020,428 6,364,981 2,132,786 27,431,578
セグメント間の内部売上高又
- - - - -
は振替高
計 9,913,382 9,020,428 6,364,981 2,132,786 27,431,578
セグメント利益又は損失(△) 1,493,138 3,913,793 59,653 △117,023 5,349,562
セグメント資産 3,528,587 626,117 333,880 449,732 4,938,318
その他の項目
減価償却費 1,232,570 41,692 17,292 218,409 1,509,965
有形固定資産及び無形固定資
1,254,854 85,484 24,683 659,250 2,024,272
産の増加額
財務諸表計上
調整額
額
売上高
外部顧客への売上高 - 27,431,578
セグメント間の内部売上高又
- -
は振替高
計 - 27,431,578
セグメント利益又は損失(△) △1,711,583 3,637,978
セグメント資産 19,086,651 24,024,969
その他の項目
減価償却費 97,117 1,607,082
有形固定資産及び無形固定資
168,347 2,192,620
産の増加額
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
セグメント利益又は損失の調整額△1,711,583千円は、全て全社費用であり、主に報告セグメントに帰属し
ない一般管理費であります。
セグメント資産の調整額19,086,651千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。
全社資産は主に現金及び預金であります。
有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額168,347千円は、報告セグメントに含まれない全社設備投
資であります。
2.セグメント利益又は損失は、損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4.報告セグメントの変更等に関する事項
当社は、2019年7月1日付で株式会社ウィーヴを吸収合併したため、業績管理区分の見直しを行い、従来「その
他」に含めていた書籍の出版事業等を「キャラクタ・マーチャンダイジング事業」に統合しております。
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【関連情報】
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が損益計算書の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外の国又は地域に存在する子会社及び支店がないため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の氏名又は名称 売上高 関連するセグメント名
㈱NTTドコモ 2,222,203 主としてコンテンツ・メディア事業
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
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(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 629.83円 694.22円
1株当たり当期純利益 67.20円 108.54円
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部の合計額(千円) 17,821,606 18,994,072
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) - -
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 17,821,606 18,994,072
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普
28,295,675 27,360,328
通株式の数(株)
3.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり当期純利益
当期純利益(千円) 1,901,415 3,020,531
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る当期純利益(千円) 1,901,415 3,020,531
普通株式の期中平均株式数(株) 28,295,767 27,829,472
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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