6238 フリュー 2021-02-12 16:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年2月12日
上場会社名 フリュー株式会社 上場取引所 東
コード番号 6238 URL https://www.furyu.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)三嶋 隆
問合せ先責任者 (役職名) 管理本部 財務経理部 部長 (氏名)藤村 卓 TEL 03-5728-1761
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 17,809 △13.5 1,668 △46.9 1,649 △47.2 1,129 △53.6
2020年3月期第3四半期 20,578 - 3,140 - 3,123 - 2,431 -
潜在株式調整後
1株当たり
四半期純利益
1株当たり
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 41.28 -
2020年3月期第3四半期 86.95 -
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 23,311 19,021 81.6
2020年3月期 24,024 18,994 79.1
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 19,021百万円 2020年3月期 18,994百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 40.00 40.00
2021年3月期 - 0.00 -
2021年3月期(予想) 35.00 35.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
2020年3月期期末配当金の内訳 普通配当35円 記念配当5円
3.2021年3月期の業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 24,500 △10.7 2,000 △45.0 2,000 △45.3 1,350 △55.3 49.34
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、添付資料P.6「2.四半期財務諸表及び主な注記(3)四半期財務諸表に関する注記事項 四半
期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用」をご覧ください。
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 28,296,000株 2020年3月期 28,296,000株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 935,731株 2020年3月期 935,672株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 27,360,302株 2020年3月期3Q 27,966,736株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
フリュー株式会社(6238) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 5
第3四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 6
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………………………… 6
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 6
(会計上の見積りの変更) ………………………………………………………………………………………… 6
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 9
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フリュー株式会社(6238) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間におきましては、新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大し、日本国内では4月から5
月にかけて緊急事態宣言が発令され、様々な施設の休業や外出の自粛などにより、経済・社会活動や国民生活に甚
大な影響を及ぼしました。緊急事態宣言の解除後、一時的に個人消費の回復の兆しもみられたものの、11月以降に
感染が大きく拡大した影響で、緊急事態宣言が再発令されており、先行きは依然として不透明な状況が続いており
ます。
このような環境において当社は、企業理念「人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出
する!」のもと、プリントシール事業の拡大、若年女性層の顧客基盤を活用したマネタイズの多様化、キャラクタ
ーIP(知的財産)を利用した商品販売に注力してまいりました。
この結果、当第3四半期累計期間の経営成績は、売上高17,809百万円(前年同期比86.5%)、営業利益1,668百
万円(前年同期比53.1%)、経常利益1,649百万円(前年同期比52.8%)、四半期純利益は1,129百万円(前年同期
比46.4%)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
(プリントシール事業)
プリントシール事業におきましては、4月から5月にかけて日本国内における緊急事態宣言が発令され、アミュ
ーズメント施設の臨時休業が発生し、市場環境が急速に悪化したため、第1四半期会計期間の総プレイ回数は、
344万回(前年同期比30.6%)まで落ち込みました。その後は、施設の再開とともに市場環境は改善したため、第
2四半期会計期間の総プレイ回数は920万回(前年同期比72.4%)、第3四半期会計期間の総プレイ回数は867万回
(前年同期比80.7%)まで回復しました。以上から当第3四半期累計期間のプレイ回数につきましては、2,131万
回(前年同期比61.4%)となりました。
また、7月にプリントシール機の新機種「CAOLABO(かおラボ)」、10月に「午前0時のタイムリミット」を発
売しましたが、前年同期の商戦と比べて、出荷総数は同水準であるものの、売切りの出荷比率が減少し、レンタル
方式の出荷比率が増加しました。
この結果、当第3四半期累計期間の売上高は4,420百万円(前年同期比58.8%)、営業損失は578百万円(前年
同期 営業利益1,359百万円)となりました。
(コンテンツ・メディア事業)
コンテンツ・メディア事業におきましては、プリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」の有料会
員数が、プレイ回数の動向を受け、5月末まで前月比で減少しておりましたが、その後増加に転じ、12月末におい
ては153万人(前年同期は164万人)となりました。
カラーコンタクトレンズの販売につきましては、2020年6月に自社オリジナルブランド商品の「BELLSiQUE(ベ
ルシーク)」を発売しました。一方で、日本国内における緊急事態宣言に伴う施設の休業や外出自粛によるカラー
コンタクトレンズの装着機会減少を受け、売上高が前年同期比で減少しました。
また、運用型広告事業を中心として、若年女性層の顧客基盤を活かした新規事業開発に取り組みました。
この結果、当第3四半期累計期間の売上高は6,398百万円(前年同期比94.9%)、営業利益は2,701百万円(前年
同期比92.1%)となりました。
(キャラクタ・マーチャンダイジング事業)
キャラクタ・マーチャンダイジング事業におきましては、4月、5月のアミューズメント施設の臨時休業により
市場環境が悪化したものの、人気漫画作品等の多数の新規キャラクター版権の獲得とその商品化を行い、クレーン
ゲーム景品及び高価格帯ホビー商品の販売は好調に推移しました。
この結果、当第3四半期累計期間の売上高は5,689百万円(前年同期比121.7%)、営業利益は600百万円(前年
同期比263.4%)となりました。
(ゲーム事業)
ゲーム事業における事業別の取り組みは、以下のとおりです。
家庭用ゲームソフト事業につきましては、新作タイトルの開発及び旧作品の販売に取り組みました。
ゲームアプリ事業においては、既存の恋愛シミュレーションゲームの売上が堅調に推移しました。
アニメ事業においては、TVアニメ「ゆるキャン△」シリーズのショートアニメ「へやキャン△」のBlu-ray及び
「ゆるキャン△」のBlu-ray BOXを発売しました。また、「ゆるキャン△ SEASON2」の映画の上映に向けた企画や
プロモーションに取り組みました。
この結果、当第3四半期累計期間の売上高は1,299百万円(前年同期比79.1%)、営業損失は30百万円(前年同
期 営業損失60百万円)となりました。
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フリュー株式会社(6238) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期会計期間末の財政状態は、総資産が23,311百万円、負債が4,290百万円、純資産は19,021百万円と
なりました。また、自己資本比率は81.6%となりました。
(資産)
資産につきましては、前事業年度末に比べ713百万円減少し、23,311百万円となりました。これは主に受取手形
及び売掛金の増加(前事業年度末比330百万円の増加)、有形固定資産に含まれるリース資産の増加(前事業年度
末比486百万円の増加)、無形固定資産に含まれる資産仮勘定の増加(前事業年度末比195百万円の増加)があった
一方で、現金及び預金の減少(前事業年度末比1,729百万円の減少)があったことによるものであります。
(負債)
負債につきましては、前事業年度末に比べ740百万円減少し、4,290百万円となりました。これは主に未払法人税
等の増加(前事業年度末比233百万円の増加)、賞与引当金の増加(前事業年度末比257百万円の増加)があった一
方で、買掛金の減少(前事業年度末比124百万円の減少)、電子記録債務の減少(前事業年度末比401百万円の減
少)、流動負債の「その他」に含まれる未払費用の減少(前事業年度末比674百万円の減少)があったことによる
ものであります。
(純資産)
純資産につきましては、前事業年度末に比べ27百万円増加し、19,021百万円となりました。これは主に四半期純
利益の計上等による利益剰余金の増加(1,129百万円)があった一方で、配当金の支払による利益剰余金の減少
(1,094百万円)があったことによるものであります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想につきましては、2020年11月12日に公表いたしました数値に変更はありません。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 12,706,286 10,976,657
受取手形及び売掛金 3,375,546 3,706,009
電子記録債権 941,552 985,866
たな卸資産 1,592,830 1,632,458
その他 1,250,632 1,271,826
貸倒引当金 △3,565 △6,742
流動資産合計 19,863,283 18,566,075
固定資産
有形固定資産 2,347,925 2,824,220
無形固定資産 253,795 415,416
投資その他の資産
その他 1,579,221 1,534,268
貸倒引当金 △19,256 △28,031
投資その他の資産合計 1,559,965 1,506,236
固定資産合計 4,161,685 4,745,874
資産合計 24,024,969 23,311,950
負債の部
流動負債
買掛金 540,992 416,204
電子記録債務 1,645,094 1,243,129
未払法人税等 45,000 278,110
賞与引当金 - 257,260
その他 2,793,179 2,089,081
流動負債合計 5,024,266 4,283,786
固定負債
その他 6,629 6,629
固定負債合計 6,629 6,629
負債合計 5,030,896 4,290,416
純資産の部
株主資本
資本金 1,639,216 1,639,216
資本剰余金 1,639,216 1,639,216
利益剰余金 16,720,712 16,755,753
自己株式 △1,000,275 △1,000,345
株主資本合計 18,998,868 19,033,839
評価・換算差額等
繰延ヘッジ損益 △4,796 △12,305
評価・換算差額等合計 △4,796 △12,305
純資産合計 18,994,072 19,021,534
負債純資産合計 24,024,969 23,311,950
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(2)四半期損益計算書
(第3四半期累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 20,578,308 17,809,265
売上原価 9,130,249 8,324,254
売上総利益 11,448,059 9,485,011
販売費及び一般管理費 8,307,799 7,816,579
営業利益 3,140,260 1,668,431
営業外収益
受取補償金 12,109 -
助成金収入 - 3,302
雑収入 792 1,607
その他 2,109 81
営業外収益合計 15,011 4,992
営業外費用
支払利息 199 109
為替差損 19,181 16,199
投資事業組合運用損 4,325 7,689
その他 7,624 17
営業外費用合計 31,330 24,014
経常利益 3,123,941 1,649,409
特別利益
固定資産売却益 284 99
抱合せ株式消滅差益 223,251 -
特別利益合計 223,536 99
特別損失
固定資産除売却損 26,862 7,602
関係会社株式評価損 92,943 -
特別損失合計 119,806 7,602
税引前四半期純利益 3,227,670 1,641,906
法人税等 795,999 512,452
四半期純利益 2,431,671 1,129,454
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期会計期間を含む事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実
効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(会計方針の変更)
該当事項はありません。
(会計上の見積りの変更)
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
キャラクタ・マ
プリントシール コンテンツ・メ
ーチャンダイジ ゲーム事業 計
事業 ディア事業
ング事業
売上高
外部顧客への売上高 7,517,707 6,740,627 4,677,089 1,642,884 20,578,308
セグメント間の内部売上高又
- - - - -
は振替高
計 7,517,707 6,740,627 4,677,089 1,642,884 20,578,308
セグメント利益又は損失(△) 1,359,546 2,933,763 227,834 △60,226 4,460,918
四半期損益
調整額
計算書計上額
(注)1
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 - 20,578,308
セグメント間の内部売上高又
- -
は振替高
計 - 20,578,308
セグメント利益又は損失(△) △1,320,658 3,140,260
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額△1,320,658千円は、全て全社費用であり、主に報告セグメントに帰属し
ない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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Ⅱ 当第3四半期累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
キャラクタ・マ
プリントシール コンテンツ・メ
ーチャンダイジ ゲーム事業 計
事業 ディア事業
ング事業
売上高
外部顧客への売上高 4,420,612 6,398,871 5,689,861 1,299,919 17,809,265
セグメント間の内部売上高又
- - - - -
は振替高
計 4,420,612 6,398,871 5,689,861 1,299,919 17,809,265
セグメント利益又は損失(△) △578,808 2,701,203 600,052 △30,139 2,692,308
四半期損益
調整額
計算書計上額
(注)1
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 - 17,809,265
セグメント間の内部売上高又
- -
は振替高
計 - 17,809,265
セグメント利益又は損失(△) △1,023,876 1,668,431
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額△1,023,876千円は、全て全社費用であり、主に報告セグメントに帰属し
ない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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(重要な後発事象)
(合弁会社の設立)
当社は、2021年1月26日開催の取締役会において、株式会社CODESHAREとの合弁会社設立に関する合弁契約書を締
結することについて決議し、同日付で合弁契約書を締結いたしました。
1.合弁会社設立の目的
当社は、全国で年間約4,500万回プレイされているプリントシール機の企画・開発・販売をはじめ、2021年1月
末時点で150万人の有料会員を有するプリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」の運営等、複数の
若年女性向け事業(ガールズトレンドビジネス)を展開しております。また、当社は、若年女性顧客基盤に加え、
独自のマーケティングノウハウ(ガールズトレンド調査、商品評価)等の強みを有しており、成長戦略として、こ
れらの活用に取り組んでおります。
一方で、株式会社CODESHAREは、女性向けファッションD2C(Direct to Consumer)サービスの運営に強みを持
ち、2021年1月末時点において自社ECサイト「fifth」にて247万人の会員、「Instagram」にて93.3万人のフォロ
ワーを有しております。
今回、両社の強みを相互に活かすことで競争優位性が見込まれることから、10~20代女性向けファッションD2C
サービスを立ち上げることといたしました。当事業の方針としては、まず、ファッション関連商品を中心とした販
売に注力したのちに、中長期的には、コスメや雑貨等の取扱い商品を増やして、さらなる事業拡大を目指してまい
ります。また、当事業で獲得した顧客データと当社の広告事業を組み合わせることで、より一層の相乗効果を期待
しております。
2.合弁会社の概要
(1)名称 未定
(2)所在地 東京都渋谷区
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役 南出 憲吾(株式会社CODESHARE 取締役副社長)
(4)事業内容 ファッションD2Cサービスの運営
(5)資本金 50,000千円
(6)設立年月日 2021年4月(予定)
(7)出資比率 当社51%、株式会社CODESHARE49%
取締役については、当社から3名、株式会社CODESHAREから2名の就任を予定しております。
3.契約締結等の時期
合弁契約締結日 2021年1月26日
合弁会社設立日 2021年4月(予定)
合弁会社営業開始日 2021年10月(予定)
4.契約の締結が営業活動等へ及ぼす重要な影響
本件に関する当社の2021年3月期業績に与える影響は、軽微であります。
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