6237 イワキポンプ 2020-11-12 16:00:00
2021年3月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]
株式会社イワキ
2021年3月期 第2四半期 決算説明資料
証券コード:6237
銘柄名:イワキポンプ
2020年11月12日
目 次
Ⅰ. 2021年3月期 第2四半期 決算概要 ・・・・P 3
Ⅱ. 2021年3月期 業績見通し ・・・・P 13
Ⅲ. 育成期 中期経営計画について ・・・・P 21
Ⅳ. Appendix ・・・・P 27
2
Ⅰ. 2021年3月期 第2四半期 決算概要
3
1 2021年3月期 第2四半期 決算サマリー
2020.3期 2Q 2021.3期 2Q
金額 (百万円) 金額 (百万円) 差額 前年同期比
売 上 高 14,086 13,159 ▲926 ▲6.6%
売 上 総 利 益 4,846 4,470 ▲7.7%
▲375
( 売 上 総 利 益 率 ) (34.4%) (34.0%) (▲0.4pt)
営 業 利 益 1,041 711 ▲31.7%
▲329
( 営 業 利 益 率 ) (7.4%) (5.4%) (▲2.0pt)
経 常 利 益 1,243 935 ▲308 ▲24.8%
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
四 半 期 純 利 益
1,024 1,068 44 +4.3%
1 株 当 た り
四 半 期 純 利 益
46.22 円 48.50円 2.28円 +4.9%
為 替 レ ー ト
ド ル 110.06 円 108.25円
( 期 中 平 均 ) ユ ー ロ 124.32 円 119.34円
4
2 2021年3月期 2Q決算のポイント
1 売上高 前年同期比▲6.6%(▲926百万円)の減収
✔半導体・液晶向けは、海外向け1Q比では減速するが前年同期比+14.7%となる。
✔医療機器向けは、1Qに引き続き中国臨床検査装置向け大幅に伸びるが、
国内向け需要減が影響し、前年同期比▲8.6%となる。
✔新エネルギー向けは、1Qに引き続き国内外共に不調。前年同期比▲44.4%
✔その他市場向けは、コロナ禍による顧客訪問制限の影響を色濃く受けた結果、
前年同期比▲17.2%となる。
2 営業利益は前年同期比▲31.7%(▲329百万円)の減益
✔販管費は、外部倉庫費用、イワキノルディック(以下 IN)社 M&A費用(1Q)
等の費用増加の一方、コロナ禍移動制限等により旅費交通費をはじめとした
各種活動費用の減少を受け、前年同期比▲1.2%となる。
✔販管費減少するものの減収効果の影響大きく、営業利益は減益となる。
親会社株主に帰属する四半期純利益は+4.3%(44百万円)の増益
3 ✔香港、韓国等からの持分法による投資利益増加。
✔1Q 特別利益にて、IN社子会社化に伴う段階取得に係る差益発生。
5
3 2021年3月期 2Q 新型コロナウイルスに関する主な影響等について
営業面
生産・調達面 トピックス
(メンテナンス含)
通常稼働しているが、 生産は通常稼働しており、
国内 顧客訪問について未だ制限残る 調達も現在までは特段問題無く行 一部消毒薬品用途向け特需あり
えている
中国向け臨床検査装置について
生産は通常稼働しており、
通常稼働しているが、 同国コロナ禍収束に向かっており、
調達も現在までは特段問題無く行
海外 顧客訪問について未だ制限残る 当該特需分はペースダウン見込みである
えている
が、従前から続く同装置向け需要は
大幅増
6
4 売上高・営業利益の推移(四半期ベース)
国内医療機器向け不調、コロナ禍顧客訪問制限による要対面取引分のボリューム減、
海外子会社コロナ影響最も大きい4-6月含む決算期取込みの結果、前年同期比減収。
販管費減少の結果、営業利益は1Q比増益。
(百万円) 2019.3期 2020.3期 2021.3期 (百万円)
8,000 1,600
7,447 7,331
7,256 7,251 7,216 7,303 7,218
6,782 売上(左目盛)
7,000 6,736 1,400
6,423
6,000 1,200 営業利益(右目盛)
5,000 1,000
経常利益(右目盛)
791 789
742 759
4,000 706 800
627
554 702
3,000 660 521 600
617 454
591 413
551
521
2,000 467 400
416
338
1,000 295 200
0 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q-4Q 7
5 売上総利益率・販管費(率)の推移(四半期ベース)
前年同期比売上減収となるが、
売上製品構成比の変化により売上総利益率は大きく水準変わらず。
(百万円) 2019.3期 2020.3期 2021.3期
2,400 48%
46%
2,200 2,163 44% 販管費
42%
1,991 1,974
2,000 1,934 1,946 1,945 1,942 1,945 40%
売上総利益率
1,859 38%
1,784
1,800 36%
36.5% 販管費率
36.0%
35.2% 35.1% 34%
34.7% 34.6% 34.3%
1,600 33.7% 33.6% 33.7% 32%
30%
30.0%
1,400 29.3% 28%
28.7%
27.8% 26%
26.7% 26.7% 26.8% 26.9% 26.5%
1,200 25.5% 24%
22%
1,000 20%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q-4Q 8
6 市場別売上高
中国医療機器向け需要は大幅増となるが、国内医療機器向けは振るわず。
全体では半導体・液晶向けを除く、全ての市場で減収となる。
2021.3期
2Q累計金額 前年同期差額 変化率
(百万円) 2020.3期 2021.3期 (百万円) (百万円) (前年同期比)
8,000
3,076 ▲108 ▲3.4%
水処理
7,000
23.2%
22.0%
23.8% 25.2%
医療機器
2,392 ▲224 ▲8.6%
6,000 23.2%
23.5%
5,000 18.6% 17.9% 16.6% 半導体・液晶 1,928 247 +14.7%
18.6%
19.1%
17.3%
4,000
11.7%
15.0%
12.7% 化学 1,419 ▲8 ▲0.6%
12.1%
15.0% 14.3%
3,000 10.1% 10.6%
10.2% 9.3%
10.5% 11.1%
表面処理装置 1,110 ▲17 ▲1.5%
7.9%
8.1% 7.7% 8.7%
2,000 3.2%
3.1% 2.0% 1.9% 8.1% 8.8%
新エネルギー
1.5% 2.2%
247 ▲197 ▲44.4%
1,000 25.3%
25.9% 24.3% 24.2%
22.6% 22.7%
その他
0
2,984 ▲618 ▲17.2%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q-4Q
9
7 製品別売上高
顧客訪問制限による要対面取引ボリューム減を受けマグネットポンプ不調。
国内医療機器向け不振の影響を受け回転容積ポンプ不調。
半導体・液晶向け空気駆動ポンプは引き続き好調。
(百万円) 2021.3期
2020.3期 2021.3期 2Q累計金額 前年同期差額 変化率
8,000 (百万円) (百万円) (前年同期比)
マグネットポンプ 4,323 ▲662 ▲13.3%
7,000
31.9%
定量ポンプ 2,482 27 +1.1%
6,000 33.3% 34.0%
32.8%
37.6%
32.9% 空気駆動ポンプ 1,188 299 +33.6%
5,000
17.2% 18.8% 回転容積ポンプ 1,096 ▲262 ▲19.3%
4,000 18.7%
18.6%
17.7% 19.2%
6.3%
7.9%
6.8% エアーポンプ 785 8 +1.0%
3,000 9.9%
6.3% 10.1% 8.5% 8.1%
9.0%
9.2% 5.7% 5.1% 8.1% 8.6% システム製品 479 ▲147 ▲23.5%
2,000 5.2%
5.3% 4.8% 6.7% 6.3% 5.6%
4.7%
3.3% 4.0%
4.0%
9.6% 10.4%
仕入商品 1,201 ▲22 ▲1.8%
7.7% 8.8% 8.4% 9.9%
1,000
12.2% 12.9% 11.8% 11.8% 12.5% 11.9% その他 1,601 ▲167 ▲9.4%
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q - 4Q
10
8 地域別売上高
国内は医療機器向けの不振、要対面取引ボリューム減の影響を受け低調。
米国・欧州子会社2020年1~6月決算取り込みによりコロナ禍影響大きく反映される。
中国は半導体・液晶向け、医療機器向け好調。特に医療機器向け需要は大幅増となる。
(百万円) 2020.3期 2021.3期 2021.3期
2Q累計金額 前年同期差額 変化率
8,000 (百万円) (百万円) (前年同期比)
7,858 ▲727 ▲8.5%
7,000 日本
5,300 ▲199 ▲3.6%
6,000 海外計
5,000 62.6% 59.2% 61.5%
米国 1,708 ▲341 ▲16.7%
59.2% 58.9%
60.5%
4,000
欧州 1,146 ▲276 ▲19.4%
3,000
14.0% アジア 1,033 29 +2.9%
15.0% 14.1% 14.0% 13.5%
2,000 12.5%
9.2% 8.8% 中国
10.9% 9.4% 8.0% 8.6% 972 389 +66.8%
1,000 9.2% 8.8% 6.9%
7.6% 6.7% 8.2%
4.8% 4.0% 6.6% 8.2%
4.1% 4.1%
4.4% その他 438 0 +0.1%
0 3.2% 3.0% 3.6% 3.4% 3.3%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q - 4Q
海外売上高比率 40.3%
11
9 設備投資・研究開発費・減価償却費推移(半期毎)
2019.3期 2020.3期 2021.3期
3100
3050
2021.3期2Q累計金額 増減額
500 (百万円) (前年同期比)
技術センター分
2,862百万円 含 名古屋支店 事務所新設
450
141百万円 含む
400 設備投資 379 +134
350
300
250
研究開発費 344 +21
200
150
100
50 減価償却費 301 ▲4
0
2Q 4Q 2Q 4Q 2Q 4Q
12
Ⅱ. 2021年3月期 業績見通し
13
1 2021年3月期 業績予想
2020.3期 2021.3期(予)
金額 (百万円) 金額 (百万円) 差額 前期比
売 上 高 28,636 28,280 ▲355 ▲1.2%
売 上 総 利 益 9,806 9,498 ▲3.1%
▲308
( 売 上 総 利 益 率 ) (34.2%) (33.6%) (▲0.7pt)
営 業 利 益 2,114 1,332 ▲37.0%
▲781
( 営 業 利 益 率 ) (7.4%) (4.7%) (▲2.7pt)
経 常 利 益 2,578 1,739 ▲839 ▲32.6%
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
当 期 純 利 益
2,122 1,537 ▲585 ▲27.6%
1 株 当 た り
当 期 純 利 益
96.06 円 69.79 円 ▲26.26 円 ▲27.3%
為 替 レ ー ト
ド ル 109.03 円 109.00 円
( 期 中 平 均 ) ユ ー ロ 122.03 円 120.00 円
【ご参考】 ド ル 106.00 円
下期想定為替レート ユ ー ロ 124.00 円 14
2 市場別売上高予想
2020.3期 2021.3期(予)
(百万円)
2021.3期(予)
30,000 累計金額 前期差額 変化率
(百万円) (百万円) (前期比)
25,000 23.6% 22.6% 水処理 6,394 ▲356 ▲5.3%
医療機器 4,951 ▲178 ▲3.5%
20,000
17.9% 17.5%
半導体・液晶 3,817 122 +3.3%
15,000 12.9% 13.5%
化学 2,894 19 +0.7%
10.0% 10.2%
10,000
8.1% 8.1% 表面処理装置 2,298 ▲23 ▲1.0%
2.6% 2.2%
新エネルギー 608 ▲126 ▲17.2%
5,000
24.9% 25.9%
その他
7,316 186 +2.6%
0
15
3 製品別売上高予想
2020.3期 2021.3期(予)
(百万円)
2021.3期(予)
30,000 累計金額 前期差額 変化率
(百万円) (百万円) (前期比)
マグネットポンプ 9,516 ▲263 ▲2.7%
25,000
34.2% 33.7% 定量ポンプ 5,059 ▲124 ▲2.4%
20,000 空気駆動ポンプ 2,159 205 +10.5%
18.1% 17.9% 回転容積ポンプ 2,597 ▲35 ▲1.3%
15,000
エアーポンプ 1,615 87 +5.7%
6.8% 7.6%
10,000 9.2% 9.2% 1,257 ▲197 ▲13.6%
システム製品
5.3% 5.7%
5.1% 4.4% 2,555 ▲65 ▲2.5%
仕入商品
5,000 9.2% 9.0%
その他 3,519 37 +1.1%
12.2% 12.4%
0
16
4 2021年3月期 業績予想のポイント
1 売上高は前年比▲1.2%の微減見込み
✔国内医療機器向け需要は落ち込むが、中国向け活況。半導体・液晶向けも堅調な
売上となる見込み。
✔下期は国内経済活動の正常化に向けた動きに準じ、要対面取引ボリュームも徐々に
増加に転じる見込み。
✔下期は上期比超の売上となる見込みであるが、上期落ち込みの影響もあり
通年では微減となる見込み。
2 減収効果、販管費増の影響もあり営業利益は前年比▲37.0%
✔外部倉庫費用、IN社 M&A費用、同社のれん償却費 等 販管費増加により
減益となる見込み。
親会社株主に帰属する当期純利益は前年比▲27.6%
3 ✔特別利益にて、IN社子会社化に伴う段階取得に係る差益発生により
営業利益段階より前年比水準は改善となる見込み。
17
5 2021年3月期予想 営業利益 増減分析
通期
為替1円当たりの感応度
$(USドル) €(ユーロ)
売上 44 百万円 20 百万円
営業利益 11 百万円 7 百万円
(百万円)
2,114
14
▲271 ▲36
1,332
▲488
2020/3期 売上増減・ 売上総利益 販管費 販管費 2021/3期 18
営業利益 原価率変動など 為替影響 為替影響 R&D費用増減 営業利益(予想)
6 2021年3月期 市場環境の想定
【市場環境の想定】
各市場 国内 海外
・植物工場向け栽培装置が堅調
・世界的にバラスト水処理装置向けが
・リモートワークや人の移動制限等により
水処理市場 遠隔操作用コントローラの需要が高まる
COVID-19の影響で低調
・殺菌用途の需要が堅調
・水処理プラントは投資控えにより低迷
強
化 ・臨床検査装置(免疫分析装置+生化学分
析装置)は3~4Qに掛け生産調整で軟調 ・中国 臨床検査装置(免疫分析装置+生化学
市 医療機器市場 ・内視鏡洗浄装置向けが軟調 分析装置)向けが順調
場 ・人工透析装置がCOVID-19で低迷
・二次電池市場が堅調 ・アジア市場で二次電池の投資が再開、
新エネルギー市場 ・家庭用燃料電池がCOVID-19で大幅な減産 復調の兆しあり
半導体・液晶市場 ・当該製造装置メーカー向けが軟調 ・メモリ、ファウンドリ向け設備投資が順調
・高付加価値製品の開発堅調 ・欧州・アジアを中心に二次電池材料の製造投資
化学市場 ・COVID-19対策製品への投資需要拡大 が復調の兆しあり
・5G対応、IoT市場向けなど ・車載、通信用途の電子部品需要が堅調
表面処理装置市場 高付加価値電子部品の需要拡大 ・COVID-19の規制緩和でPCB装置メーカー需要
・車販売増加により、車載市場が需要回復 が回復の見込み
※ 赤字はネガティブな見通し
19
7 株主還元
基本方針
・配当性向30%超 ・継続的な配当
(円) 1株当たり配当金 配当性向(連結) (%)
35.0
40 31.8 %
30.0 % 30.0 % 30.1 %
30.0
30 25.0
20.0
20
15.0
28.90 30.50
27.53
10.0
10 21.00
5.0
0 0.0
2018/3 2019/3 2020/3 2021/3(予)
(注)2018/3は株式の3分割を考慮し、算定しています。(小数点第三位以下は切捨)
20
Ⅲ. 育成期 中期経営計画について
21
1 10年ビジョンの概要
2021/3期 - 2023/3期
2016/3期 – 2020/3期 中期経営計画期間 2025/3期
連結売上高
22/3期(予) 23/3期(予)
400億円
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期(予) 340億円
16/3期 17/3期 317億円
280億円 291億円 286億円 282億円
定 248億円 251億円
200 海外
153
量 91 92
106 110 112 109
137
目 187 200 国内
157 159 174 181 174 173 180
標
6.1% 5.8% 7.5% 8.0% 7.4% 4.7% 7.3% 9.5% 営業利益率 10.0%
※オレンジ色は予想
定
性 オールイワキで世界No.1を提供する
目 ~ グループ一丸となり、世界No.1の製品、品質、価値、サービスを提供する ~
標
目標を達成するための姿勢 「チェンジ&チャレンジ」
~ 変革と挑戦に躊躇しない企業文化の定着を目指す ~
22
2 育成期 中期経営計画
持続的に成長する企業として企業価値向上を目指した成長戦略の推進
開発力の強化 ソリューションビジネスの 海外事業の拡大
強化・推進
教育システムの構築 強化市場への優先的な 新規事業のビジネスモデルの
経営資源の投入 構築
種蒔期 育成期 収穫期
2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期 2023/3期 2024/3期 2025/3期
育成期における重点実施項目として以下、主な重点テーマを設定
10年ビジョン定量目標を達成するための 持続的な企業価値向上に視点を置いた
具体的各種施策の設定 経営の推進
1)生産体制の再構築 1)人事制度の抜本的な見直し
2)生産及び販売計画の精度向上 2)基幹システムの刷新
3)不具合の撲滅 3)IoTの活用
4)全社の生産性向上 4)CSR活動
23
3 育成期 中期経営計画 重点テーマの進捗状況 ①
10年ビジョン定量目標を達成するための具体的各種施策の設定
重点テーマ これまでの主な実施内容 今後の課題
・グローバル生産課題の抽出 ・フォローアップ体制の構築
生産体制の再構築
・外部倉庫活用による納期短縮、生産性向上 ・外部倉庫活用の拡大検討
・営業×メンテ協業の継続強化
生産及び販売計画の ・営業×メンテ部門 顧客情報共有、協業体制推進
・計画精度向上に向けた検討継続
精度向上 ・プロセス用途分 計画精度向上についての検討
・海外マーケット調査
不具合の撲滅 ・プロジェクト体制による不具合撲滅の推進 ・当該プロジェクト継続推進
・アセアン統括本部とする基本方針の見直し ・早期の方向性決定
全社の生産性向上 ・物流拠点の整備(外部倉庫活用) ・外部倉庫活用の拡大検討
・各種業務システムの導入(得意先管理、人事労務) ・ノンコア業務へのシステム導入拡大
※ 太字:優先度高 ※ 赤字:要 取り組み加速内容 24
4 育成期 中期経営計画 重点テーマの進捗状況 ②
持続的な企業価値向上に視点を置いた経営の推進
重点テーマ 主な実施内容 今後の課題
人事制度の抜本的な
・各種制度導入検討 ・制度見直しに向けた動きの加速
見直し
・プロジェクト推進
基幹システムの刷新 ・システム選定完了、導入に向けたプロジェクトスタート
2023年3月期運用開始目標
・ビジネスモデルの構築
IoTの活用 ・水処理コントローラによるモニタリング、管理
・モノづくりへの展開
・従業員教育
・環境法規制に対応した製品の提供
・RoHS/REACH対応拡大
CSR活動 (RoHS指令/REACH規制 等)
・SDGsへの取り組み
・環境に配慮した製品開発(高効率製品開発 等)
・対外的アナウンス
※ 太字:優先度高 ※ 赤字:要 取り組み加速内容 25
5 2021/3期-2023/3期 計画数値
2021/3期 2022/3期(中期計画) 2023/3期(中期計画)
予算 前年比 前年比 前年比
売 上 高 28,280 ▲1.2% 31,713 +12.1% 34,024 +7.3%
売 上 総 利 益 9,498 ▲3.1% 11,358 +19.6% 12,462 +9.7%
営 業 利 益 1,332 ▲37.0% 2,302 +72.8% 3,217 +39.7%
経 常 利 益 1,739 ▲32.6% 2,716 +56.2% 3,631 +33.7%
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益 1,537 ▲27.6% 1,989 +29.4% 2,624 +32.0%
来期売上は、コロナ禍収束見通しによる反動増並びにIN社通年連結による売上増の見込み。
1 国内は来期及び再来期ともに4%弱の堅調な成長、
海外は来期26%弱、再来期12%弱の成長見込み。
【2022/3、2023/3計画値共にコロナ禍収束前提】
IN社のれん償却費並びに同社子会社化による販管費連結取り込み、
2 大型展示会費用(2022/3期のみ)等の影響により販管費は増加となるが、増収効果等により
営業利益は各年2桁増を見込む。 営業利益率 4.7% → 7.3% → 9.5%
持分法による投資利益は、ほぼ横バイを想定。
3 増収効果等により営業利益同様、経常利益以下の段階利益は各年2桁増を見込む。 26
Ⅳ. Appendix
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1 トピックス
イワキアメリカ AWT「年間サプライヤー賞」 受賞
ウォルケムコントローラ W900
イワキアメリカのコントローラ部門であるウォルケムチームが、AWT(※)主催の
今年度年次総会において「2020年度年間サプライヤー賞」を受賞しました。 ※AWT(Association of Water Technologies)
水処理を専門とする企業を代表する
国際的な業界団体(加盟企業 500社超)
「年間サプライヤー賞」は優れた顧客サービスと高品質製品の提供に加え、
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水技術の専門家のビジネスニーズや課題解決に向けた取り組みに特に専念している企業に贈られる賞です。
2 ESGの取り組み
主な当社取り組み
・環境保全に資する製品の供給(排水処理、下水処理 等)
E環境
・環境法規制に対応した製品の提供(RoHS指令/REACH規制 等)
・環境に配慮した製品開発(高効率製品の開発 等)
・ISO14001を活用した事業所活動(埼玉工場、三春工場)
S
・顧客満足度(CS)の向上
・地域雇用の創出(生産拠点地元高校生 定期採用)
・人材育成(資格手当 等)
社会
G
・コンプライアンス経営の推進(リスクコンプライアンス委員会の設置)
・経営諮問委員会設置
・安全保障輸出管理への対応(該非判定、EL該当製品管理)
ガバナンス
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常に最前線で産業を支え、社会の発展と人々の幸福に寄与すべく、
最前線の流体制御機器を開発・提供してまいります。
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本内容に関するお問い合わせ先について
【お問い合わせ先】
株式会社イワキ 経営管理本部 経営企画部
E-mail:ir@iwakipumps.jp
TEL :03-3254-2931
受付時間 :9時~17時30分
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免責事項及び将来見通しに関する注意事項
この資料は投資家の参考に資するため、株式会社イワキ(以下、当社)の現状をご理解いただくことを目的として、当社が作成した
ものです。
当資料に記載された内容は、本日現在において一般的に認識されている経済・社会等の情勢および当社が合理的と判断した一定
の前提に基づいて作成されておりますが、経営環境の変化等の事由により、予告なしに変更される可能性があります。
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これらは、現在における見込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの記述とは異なる結果を招き得る
不確実性を含んでおります。
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経済状況が含まれます。
今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、本発表に含まれる「見通し情報」の更新・修正をおこなう
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