6233 J-極東産機 2019-05-14 15:00:00
令和元年9月期 第2四半期決算補足説明資料 [pdf]
つなぐ。 ツクル。
2019年9月期 第2四半期 決算補足説明資料
2019年5月
極東産機株式会社(6233 東証JASDAQ)
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1
決算概要
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2
2019年9月期第2Q決算の概要
• 売上高はインダストリーセグメントは順調に推移したものの、プロフェッショナルセグメントでインテリア事業製品の需要
端境期、畳事業での補助金決定のズレ等により、期初見通し比4.7%の想定未達
• 利益面でも、売上の想定未達や運送費の増加などが重石となり、営業利益は従来見通し比大幅未達
2019/9期2Q 対期初見通し比
(百万円) 2018/9期 期初見通し
実績 増減額 増減率
(2018/11)
売上高 9,014 4,473 4,262 ▲211 ▲4.7%
プロフェッショナル 6,514 - 3,218 - -
コンシューマ 938 - 483 - -
インダストリー 1,561 - 560 - -
営業利益 423 167 81 ▲86 ▲51.5%
プロフェッショナル 121 - 20 - -
コンシューマ 25 - 2 - -
インダストリー 276 - 59 - -
経常利益 381 145 58 ▲87 ▲60%
当期純利益 303 87 29 ▲58 ▲67%
営業利益率 4.7% 3.7% 1.9% ▲1.8P -
経常利益率 4.2% 3.2% 1.4% ▲1.8P -
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3
業績推移
• 季節要因の影響は本来軽微なはずながら、今上期はややスロースタートの手応え
• スタート鈍い主因は、補助金タイミングのズレや需要端境期長期化など。特に補助金の影響は期を追って大きく
なってきており、徐々に季節変動要因となりつつある
売上高 営業利益・営業利益率
(百万円) (百万円)
プロフェッショナル インダストリー コンシューマ プロフェッショナル インダストリー
コンシューマ 営業利益率
8,687 8,891 9,014
938
1,138
1,291 4.8%
4.7%
1,125 1,561
1,095
3.8%
431 423
25
75
4,262 327
483 124
560 99 1.9%
6,628 6,514 276
6,301
32
3,218 81
232
195 1
121 58
20
2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期2Q 2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期2Q
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セグメント別事業の状況 ①プロフェッショナルセグメント
• 畳事業では前期の政府補助金影響は回復したものの、今期の補助金を巡って出荷の遅れが一部で発生
• インテリア事業では自動壁紙糊付機で最新機需要が端境期となり、消耗品にもその影響が波及
• コスト面では運送費用の増加も重石となり、営業利益率は低下
売上高・営業利益・営業利益率 主たる変動要因
売上高 営業利益 営業利益率 ① 畳関連事業:期初想定に若干の未達
(百万円) 前期にあった中小企業庁「ものづくり・商業・
6,628 6,514 サービス経営力向上支援補助金」の認定タ
6,301 イミング遅れによる需要先送りは今上半期で
6,052
着実に獲得
しかし、今年度の「支援補助金」に対し、一
部ユーザーで認定待ちが新たに発生。これら
は下期に出荷ずれ込み
3,218 ② インテリア関連:期初想定に未達
自動壁紙糊付機などでの新製品効果一巡
が影響。買替需要の踊り場は予想以上に
長期化
消耗品関連でも、顧客囲い込みは進捗する
3.1% 3.5% 1.9% も、機械需要踊り場の影響から売上減少
0.6%
195 232 121 20 ③ コスト
2015/9期 2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期2Q 運送費上昇がコストアップ要因に
(注)2015/9期は監査対象外
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セグメント別事業の状況 ②インダストリーセグメント
• 受注は堅調に推移。二次電池製造装置の受注好調も継続し、上期は一部製品の前倒し出荷が売上を押上げ
• 食品機器も需要堅調。人手不足対応機器としても注目集める
売上高・営業利益・営業利益率 主な変動要因
売上高 営業利益 営業利益率 ① 産業機械関連:期初想定より若干の上振れ
(百万円) エンジニアリング会社からの二次電池製造装
1,561
置受注が好調継続。一部製品で下期分の
前倒し出荷も発生(通期受注は据置)
自動車関連分野の広がりなども継続
1,095 1,125 ② 食品機器関連:ほぼ期初想定通り
人手不足による厨房省力化需要は堅調
主力製品マルチディスペンサーの受注は拡大
17.7%
③ 知名度向上
560
上場を機に新技術などに関してWEB検索数
11.0% 10.4% が上昇
276 上場公表前6ヶ月間(3月~8月)の月間
3.0% 平均閲覧件数と比較すると、上場後7ヶ月
32 124 58 間(9~3月)のそれは1.6倍に増加
2015/9期 2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期2Q
(注)2015/9期は監査対象外
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セグメント別事業の状況 ③コンシューマセグメント
• 電力買取価格引き下げにより大型ソーラー発電システム案件が減少
• 葬祭向け特殊畳なども競合企業の進出が影響し、売上はやや伸び悩み
売上高・営業利益・営業利益率 主な変動要因
売上高 営業利益 営業利益率
① ソーラー・エネルギー事業:従来想定より未達
(百万円)
1,291 電力買取価格引下げ続き、大型ソーラー
1,184
発電システム案件減少が長期化
1,138
② 特殊畳
938 上場による知名度向上を追い風に、個人
向けネット販売等が増加傾向
従来からの畳のイメージを脱し、畳床の防
音・防振機能に着目して開発した「ジム
ボード」等の新商品が好調
483 しかし、葬儀向けなどは後発企業の進出が
7.7%
6.6%
あり採算性低下
2.7%
③ 売電
天候に左右されるものの、安定した操業で
99 0.4%
75
25 堅調に推移
1
2015/9期 2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期2Q
(注)2015/9期は監査対象外
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バランスシートの状況
• 上場により、自己資本比率は33%台まで上昇。財務安定性は急速に改善
• 純有利子負債は6億円台にまで縮小。ここまでの水準は1988/9期以来、31年ぶり
2019/9期
(百万円) 2017/9期 2018/9期
(第2Q) 純有利子負債 自己資本比率
流動資産 5,031 5,266 5,059 (百万円)
現預金 1,349 1,555 1,571 1,390
売掛債権 2,541 2,780 2,450 1,210 33.4%
32.3%
棚卸資産 1,055 920 1,026
固定資産 2,478 2,695 2,690
25.4%
総資産 7,510 7,962 7,750 21.8%
755
692
負債 5,604 5,388 5,160
買入債務 2,004 1,920 1,944
有利子負債 2,560 2,311 2,263
純資産 1,906 2,573 2,590
負債純資産合計 7,510 7,962 7,750
2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期2Q
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8
キャッシュフローの状況
• 設備投資が端境期となったため、上期のFCFは一旦大幅に拡大。借入返済も進み、財務安定化に貢献
• 当上期の設備投資額は80百万円。減価償却費は55百万円
営業キャッシュフロー 投資キャッシュフロー FCF
2019/9期
(百万円) 2017/9期 2018/9期 (百万円)
(第2Q) 556
営業CF 431 341 153
431
投資CF ▲ 112 ▲233 7
341
固定資産取得 ▲ 181 ▲210 △42 349
319
FCF 319 107 160 153
160
財務CF ▲ 422 102 △90
107
7
借入金の返済等 ▲ 375 ▲375 △93
株式発行収入 - 372 55
▲ 112
配当金支払額 ▲ 21 ▲21 △52
▲ 207
▲ 233
* FCF=営業CF+投資CF で算出
2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期2Q
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2019/9期業績見通し修正
2019/9期営業利益
従来見通し 修正見通し
4.7億円 3.3億円
▲1.4億円
プロフェッショナルセグメント
従来見通し 2.8億円 修正見通し 1.7億円
① インテリア製品などの売上想定引下げ ▲0.9億円
② インテリア製品販促費の上乗せ他 ▲0.1億円
③ 運送費想定の引上げ ▲0.1億円
コンシューマセグメント
従来見通し 0.7億円 修正見通し 0.4億円
① 売上想定引下げ ▲0.1億円
② 販促費、運送費の引上げ他 ▲0.2憶円
インダストリーセグメント
従来見通し 1.3億円 修正見通し 1.3億円
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2019年9月期決算見通し
• 増収減益に見通しを修正。売上面では、インダストリーセグメントでは現在確定している案件のみを見通しに計
上。一方、プロフェッショナル・コンシューマの2セグメントは増収見通しながら、拡大ピッチは期初想定より鈍化
• 利益面では、増収効果あるも、販促費上乗せや運送費値上がり等の影響を織り込み、減益見通しへ
2019/9期 2018/9期→2019/9期 2019/9期
(百万円) 2017/3期 2018/9期 期初→修正
期初見通し 修正見通し 差異 増減率
差異
売上高 8,891 9,014 9,400 9,200 +186 +2.1% ▲200
プロフェッショナル 6,628 6,514 7,110 6,910 +396 +6.1% ▲200
コンシューマ 1,138 938 1,080 1,050 +112 +11.9% ▲30
インダストリー 1,125 1,561 1,210 1,240 ▲321 ▲20.6% +30
営業利益 432 423 477 334 ▲89 ▲21.0% ▲143
プロフェッショナル 233 121 277 168 +47 +38.8% ▲109
コンシューマ 75 25 73 38 +12 +48.0% ▲35
インダストリー 124 276 127 128 ▲149 ▲54.0% +1
経常利益 389 381 440 295 ▲86 ▲22.6% ▲145
当期純利益 245 303 264 196 ▲107 ▲35.3% ▲68
営業利益率 4.8% 4.7% 5.0% 3.7% ▲1.0P - ▲1.3P
経常利益率 4.4% 4.2% 4.7% 3.2% ▲1.0P - ▲1.5P
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2019年9月期決算 セグメント別見通し①
• 2Q実績は修正見通しに対し、売上で46%、営業利益で24%の進捗。ややスローだが、①補助金など期ズレ要因の発生、②下
期からの販促効果発現、③インダストリー想定は現時点で確実な案件のみ、を考えれば、挽回可能との見通し
• インダストリーセグメントでは、今後新たに獲得する受注があれば、売上上振れ要因に
2019/9期 インダストリーセグメント
(百万円)
2Q実績 通期見通し 進捗率
売上高 4,262 9,200 46.3% 売上高 営業利益 営業利益率
(百万円)
プロフェッショナル 3,218 6,910 46.5% 1,561
コンシューマ 483 1,050 46.0%
17.7%
1,240
インダストリー 560 1,240 45.2% 1,125
1,095
営業利益 81 334 24.3% 946
プロフェッショナル 20 168 11.9% 11.0%
10.3%
コンシューマ 2 38 2.7%
インダストリー 59 128 45.7% 3.0% 276
経常利益 58 295 19.7% 124 128
32
当期純利益 29 196 14.8%
2015/9期 2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期計画
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2019年9月期決算 セグメント別見通し②
• プロフェッショナルセグメントでは、インテリア製品の販促浸透や畳関連の補助金問題一巡から下期回復を想定
• コンシューマセグメントでは、ソーラー発電システムの低迷は継続も、採算性の高い特殊畳などの伸長を想定
プロフェッショナルセグメント コンシューマセグメント
売上高 営業利益 営業利益率 (百万円)
(百万円) 売上高 営業利益 営業利益率
6,910
6,628 6,514 1,291
6,301
6,052 1,184
1,138
1,050
938
7.7%
6.6%
3.5% 3.5%
3.1%
2.7%
2.4% 3.6%
195 232 99 75
121 168 38
25
2015/9期 2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期計画 2015/9期 2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期計画
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< 見通しに関する注意事項 >
当資料に記載されている内容は、いくつかの前提に基づいたものであり、将来の計
画数値や施策の実現を確約したり保証したりするものではありません。
問い合わせ先
管理本部総務部 IR担当
0791-62-1771 (代表)
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