6233 J-極東産機 2021-11-15 15:00:00
令和3年9月期 決算補足説明資料 [pdf]

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2021年9月期決算説明資料
             2021年11月
極東産機株式会社(6233 東証JASDAQ)

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                                                     1
    説明項目




                                               Ⅰ   2021年9月期決算概要

                                               Ⅱ   2022年9月期決算見通し

                                               Ⅲ   トピックス

                                                   Appendix




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                                                                   2
    本決算のポイント


                          業績
                                  増収増益で売上高は過去最高に肉薄
                                  「新しい営業方式」の積極的活用が奏功

                          COVID-19によるサプライチェーン・リスク
                                  3Q以降、東南アジアからの電子部品等調達に遅れ発生
                                  但し、当面は必要な数量調達に目途。現状、リスクと認識するに至らず

                           COVID-19後の社会ニーズへの対応
                                  コロナ後も元には戻らない変化への対応を推進
                                  新商品クラウドツール、SDGs対応に注力




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    2021年9月期決算概要
              ッ




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                                               4
    2021年9月期決算の概要
    • 全社業績は2ケタ以上の増収増益。売上高は過去最高水準に。プロフェッショナル、インダストリーの両セグメン
      トが牽引車となり、COVID-19の影響を脱し回復を実現
    • 全社業績はほぼ従来想定通りの着地。しかし、プロフェッショナルセグメントは想定を超過達成

                                                              2021/9期              前期比
                (百万円)                                                                             直近予想
                                               2020/9期    直近予想
                (2021/9期より連結決算)                                      実績         増減額      増減率      比増減額
                                                          (4/28)

                売上高                               8,006     9,370       9,169   +1,163   +14.5%    ▲200
                         プロフェッショナル                6,385     6,735       6,942    +556     +8.7%    +207
                           コンシューマ                   930     1,000         786    ▲143    ▲15.4%    ▲213
                      インダストリー                      691         980       923     +232    +33.6%     ▲56
                  ニュー・インダストリー                       -          655       517       -          -    ▲137
                営業利益                               120         300       280     +159      2.3倍     ▲19
                    プロフェッショナル                       78         185       259     +181      3.3倍     +73
                       コンシューマ                       35          39       ▲16      ▲52         -     ▲56
                      インダストリー                        6          75        49      +43      7.9倍     ▲25
                  ニュー・インダストリー                       -            0       ▲12       -          -     ▲12
                経常利益                                81         285       273     +191      3.4倍     ▲11
                当期純利益                               67         190       189     +122      2.8倍      ▲1

                営業利益率                             1.5%       3.2%       3.1%    +1.6pp       -    ▲0.1pp
                経常利益率                             1.0%       3.0%       3.0%    +2.0pp       -    ±0.0pp

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                                                                                                           5
    四半期別業績動向
    • 2021/9期4Q単独では、例年通り、対3Qで営業増益。一方、受注納品のタイムラグもあり、インダストリーの
      加速は見られず、売上は対3Qで僅かに減収。
    • 前年4Qとの比較でも、減収減益。ただし、これはコロナ禍が一旦落ち着いたことで前年4Qの水準がかなり高
      かったことの反動。3Q・4Qを合算した下期という比較ならば増収増益であり、回復基調にあることが確認できる

            (百万円)                                         2020/9期                                         2021/9期
       (2021/9期より連結決算)                  1Q           2Q             3Q         4Q         1Q         2Q         3Q          4Q
      売上高                                 1,815      2,184          1,659      2,348      2,065      2,609          2,286   2,208
                  プロフェッショナル               1,505      1,693          1,299      1,887      1,684      1,816          1,707   1,733
                       コンシューマ                  206        271            211        241        211        177        176     220
                     インダストリー                   102        220            148        219        109        317        320     176
               ニュー・インダストリー                      -          -              -          -         59         298         81         77
      営業利益                                 ▲ 19            94        ▲ 68           113        12         166         31         69
                  プロフェッショナル                    ▲5          53        ▲ 67           98         48          98         38         74
                       コンシューマ                  ▲1          19             6         11         ▲3         ▲6         ▲10          2
                     インダストリー               ▲ 11            22            ▲8          3     ▲15             54         18         ▲7
               ニュー・インダストリー                      -          -              -          -     ▲16             19        ▲15          0
      経常利益                                 ▲ 22            58        ▲ 77           122        22         181         24         45
      当期純利益                                ▲ 19            41        ▲ 56           101         9         142          6         30

      営業利益率                            ▲ 1.1%         4.4%      ▲ 4.1%          4.8%       0.6%       6.4%          1.4%     3.2%
      経常利益率                            ▲ 1.2%         2.7%      ▲ 4.6%          5.2%       1.1%       6.9%          1.1%     2.1%

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                                                                                                                                  6
    セグメント別事業の状況 ①プロフェッショナルセグメント
    • リモート活用の「新しい営業方式」を積極的に取り入れたことが奏功。売上高、セグメント利益ともに過去最高水
      準。営業コスト低下から利益率も大幅に改善上昇し、2016/9期以降では最も高い水準に到達
    • 畳製造装置では、中小企業向けの支援補助金活用促進により売上好調。インテリア事業でも、 「新しい営業
      方式」による需要の掘り起こしが奏功し、自動壁紙糊付機の他、工具、副資材の販売が好調に推移

                         売上高・営業利益・営業利益率                                         主たる変動要因
                                      (百万円)                         ① 畳関連:中小企業支援補助金効果
                            売上高         営業利益       営業利益率
                                                                        売上高     2020/9期   2021/9期
                                      6,766
                                                          6,942         (百万円)     1,002     1,101
               6,628       6,514                6,385
                                                                        リモートセミナーを積極的に実施。潜在顧客へ
                                                                        の露出を強化し、見込客を抽出
                                                                        顧客には「ものづくり・商業・サービス経営力向
                                                                        上支援補助金」の活用を推奨
                                                                        市場全体が伸び悩む中での増収実現はシェア
                                                                        拡大の公算大。業界トップを確固たるものに

                                                                    ② インテリア関連

                                                                        売上高     2020/9期   2021/9期
               3.5%                                       3.7%          (百万円)     5,343     5,829

                           1.9%                                         リアル展示会再開あるも、リモート活用をはじめ
                                       1.1%     1.2%
                                                                        とする「新しい営業方式」による需要掘り起こし
                                                                        を継続
                  233         121         72                 259        自動壁紙糊付機等の内装施工機器のほか工
                                                  78
               2017/9期     2018/9期    2019/9期   2020/9期   2021/9期       具、副資材の販売が好調に推移
                                                                        コロナ前の売上高水準に比べても増収に
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                                                                                                    7
    セグメント別事業の状況 ②コンシューマセグメント
    • 減収減益。初の営業赤字転落。ソーラー・エネルギー事業における売電目的の低圧ソーラー案件減少が影響した
      うえ、コンシューマ事業では防災関連や新規案件の開発コスト計上が重石に
    • 主力のコンシューマ事業では、人流低下に伴ってホテル・旅館など観光業向けの大口案件が低迷。しかし、新規
      開拓や特殊機能畳の販売などに注力し、売上ベースでは拡大基調を維持

                         売上高・営業利益・営業利益率                                          主な変動要因
                                        (百万円)
                                                                     ① コンシューマ事業
                            売上高         営業利益        営業利益率

               1,138                                                     売上高     2020/9期   2021/9期
                                       1,071                             (百万円)      524      574

                            938                  930
                                                                          ホテル等の大口案件が減少
                                                                          介護用・避難所用・フィットネスジム向け・葬儀
                                                           786
                                                                          用等の特殊機能畳の販売に注力
                                                                     ② ソーラー・エネルギー事業
                                                                         売上高     2020/9期   2021/9期
                                                                         (百万円)      351      158

                 6.6%
                                                                          従来からの売電目的の低圧ソーラー案件が減
                                        3.7%      3.8%                    少したため、低調に推移
                             2.7%
                    74                                                    新たな分野として、法人向け市場の開拓に注力
                               25          39       35
                                                                     ③ 売電事業
                                                              ▲ 16
                                                           ▲2.1%         売上高     2020/9期   2021/9期
                                                                         (百万円)       53       53
               2017/9期     2018/9期     2019/9期   2020/9期   2021/9期


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                                                                                                     8
    セグメント別事業の状況 ③インダストリーセグメント
    • 主力の産業機器事業におけるEV用二次電池製造装置の出荷回復を牽引車に増収増益に転換
    • 食品機器でも総じてCOVID-19の影響が継続するものの、マルチディスペンサーの引合いは徐々に回復



                        売上高・営業利益・営業利益率                                             主な変動要因
                                      (百万円)
                                                                       ① 産業機器
                           売上高         営業利益       営業利益率
                                                                           売上高     2020/9期   2021/9期
                                                                           (百万円)      471      704
                          1,561

                                                                           二次電池製造装置の出荷が回復
                                      1,321                                二次電池製造装置に関しては複数工程の製造
                                                                           装置の需要獲得にもビジネスチャンス
              1,124                                                        それ以外の産業機器の出荷も好調

                                                            923        ② 食品機器
                                                                           売上高     2020/9期   2021/9期
                           17.7%                691
                                                                           (百万円)      219      219

               11.0%                   10.4%                               依然としてCOVID-19の影響は継続
                                                                           しかし、ウィズコロナの生活が浸透する中、大手飲
                                                             5.3%
                                                                           食チェーンからのマルチディスペンサーの引き合いは
                              276                0.9%                      徐々に回復
                  123                     137                     49
                                                        6
              2017/9期     2018/9期     2019/9期   2020/9期     2021/9期


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                                                                                                       9
    セグメント別事業の状況 ④ニュー・インダストリーセグメント
    • 当期より子会社化したROSECCが当セグメントに相当。自動車業界を中心に、ウォータージェット技術、ロボット技
      術を活かした各種の自動化システムを企画・開発・販売
    • 自動車業界は回復基調に転じつつあるものの、2021/9期の引き合い状況は総じて低調に推移。直近は自動車
      減産の動きも足枷となり、営業赤字を計上

                      売上高・営業利益・営業利益率                                        主な変動要因
                                     (百万円)
                          売上高         営業利益       営業利益率
                                                                      自動車用部材の需要は自動車生産の遅行指
                                                                      標。2021/9期にまだ自動車減産時の影響発
                                                          517
                                                                      現から売上ベースでは厳しい展開

                                                                      製造プロセスは外注依存度高く、限界利益率は
                                                                      やや低い事業構造。営業赤字計上も、売上の
                                                                      苦戦を考えれば、赤字額はかなり抑制的と認識

                                                                      今後は、自動車生産回復の影響に期待。製造
                                           2020年10月                   プロセスを当社生産本部が担うようなシナジー効
                                           ROSECC買収
                                                                      果捻出も計画



                                                                ▲12

                                                          ▲2.3%

          2017/9期      2018/9期2      2019/9期3   2020/9期   2021/9期

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                                                                                               10
    バランスシートの状況
    • ROSECCの子会社化と工場建設により、固定資産は大幅に増加。長期借入の増加でファイナンスしたため、自
      己資本比率は若干低下
    • COVID-19リスクを考慮し、期末の手元資金は潤沢な水準を維持


       (百万円)
       (2021/9期より連結決算)
                                   2019/9期       2020/9期    2021/9期
                                                                                  純有利子負債            自己資本比率
                                                                                    (百万円)
       流動資産                              5,344      5,048     5,271
                                                                                                    35.2%
                        現預金              1,407      1,429     1,561                       33.6%
                                                                                32.3%                         32.2%
                      売掛債権               3,034      2,627     2,553

                      棚卸資産                 876       953      1,107
                                                                      25.4%                                    1,474
       固定資産                              2,678      2,543     3,353
                                                                       1,210
       総資産                               8,023      7,591     8,625
                                                                                           950       952
       負債                                5,326      4,918     5,844
                                                                                 756
                      買入債務               2,018      1,635     1,774
                   有利子負債                 2,357      2,381     3,036

       純資産                               2,696      2,673     2,780

       負債純資産合計                           8,023      7,591     8,625
                                                                      2017/9期   2018/9期   2019/9期   2020/9期   2021/9期

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                                                                                                                        11
    キャッシュフローの状況
    • 営業CFは順調に拡大。増益となったのに加え、 売上債権の回収進捗が貢献。一方、投資CFはROSECC株
      式の取得、工場建設が重なり、大幅増加。
    • その結果、FCFは大幅マイナスとなるも、長期借入金の増加で対応



       (百万円)
       (2021/9期より連結決算)
                                  2019/9期          2020/9期    2021/9期
                                                                                            営業CF         投資CF           FCF
       営業CF                             ▲64             124       460                                (百万円)
                                                                        431                                                   460
       投資CF                           ▲102             ▲32       ▲794                 341
                                                                                319
                固定資産取得                  ▲76            ▲60       ▲585                                            124
                                                                                              107                       91
              子会社株式取得                      -             -       ▲214                               ▲ 64 ▲ 102
                                                                                                                       ▲ 32
       FCF                            ▲166              91       ▲334         ▲ 112
                                                                                                      ▲ 166
                                                                                            ▲ 233                                    ▲ 334
       財務CF                                    2       ▲70        442

              借入金の返済等                 ▲217            ▲202       ▲319

                長期借入収入                     -             -        870
                                                                                                                                    ▲ 794
                株式発行収入                     55            -         -
                                                                        2017/9期       2018/9期       2019/9期      2020/9期      2021/9期
                配当金支払額                  ▲52            ▲53        ▲53

       * FCF=営業CF+投資CF で算出


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                                                                                                                                            12
    2022年9月期決算見通し




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                                               13
    2022年9月期 決算見通し
    • 増収減益を想定。感染拡大防止と経済活動の両立が定着し、景気が緩やかな回復傾向を辿ることを前提に、
      売上高は全セグメントで増加すると予想
    • 一方、利益面では、新工場棟建設やGoolipソフト開発など成長投資に伴う開発費や減価償却費の増加が影
      響。増収効果では償却増をカバーできず、減益の予想。減価償却費は、前年比0.5億円程度の増加を見込む

               (百万円)                                                       2022/9期見通し
               (2021/9期より連結決算)                 2020/9期    2021/9期
                                                                     見通し     前期比差異       増減率
               売上高                                8,006      9,169    9,765       +595    +6.5%
                  プロフェッショナル                       6,385      6,942    7,075       +132    +1.9%
                     コンシューマ                         930        786      940       +153   +19.5%
                    インダストリー                         691        923    1,100       +176   +19.1%
                ニュー・インダストリー                          -         517      650       +132   +25.7%
               営業利益                                 120        280      260        ▲20    ▲7.2%
                  プロフェッショナル                          78        259      163        ▲96   ▲37.2%
                     コンシューマ                          35       ▲16        39        +55        -
                    インダストリー                           6         49       65        +15   +31.1%
                ニュー・インダストリー                          -        ▲12        ▲7         +5        -
               経常利益                                  81        273      215        ▲58   ▲21.4%
               当期純利益                                 67        189      140        ▲49   ▲26.1%

               営業利益率                               1.5%       3.1%     2.7%     ▲0.4pp         -
               経常利益率                               1.0%       3.0%     1.4%     ▲1.6pp         -

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                                                                                                   14
    2022年9月期決算 セグメント別見通し①
    • プロフェッショナル:増収減益想定。50周年(自動壁紙糊付機)、40周年(コンピュータ式畳製造システム)の販
      促実施に加え、当社初のサブスク方式のクラウド型業務管理ツール「Goolip」発売などが貢献も、償却増が影響
    • コンシューマ:増収増益想定。ソーラー・エネルギー事業は低水準継続となろうが、前期に開発を急いだ防災関
      連商品の拡販に加え、特殊機能畳等の既存商品のネット販売を推進を想定

                           プロフェッショナルセグメント                                             コンシューマセグメント
                                      (百万円)                                                  (百万円)
                           売上高         営業利益       営業利益率                             売上高        営業利益      営業利益率


                                                                                   1,071
                                                6,942     7,075
                          6,766
              6,514                   6,385                              938                  930                940

                                                                                                       786




                                                                                                   防災関連商品
                                                                                                   等の開発コスト
                                                                                    3.7%      3.8%  計上が影響         4.1%
                                                                          2.7%
                                                 3.7%

               1.9%                                                         25         39       35                  39
                                       1.2%                                                               ▲16
                           1.1%                                   2.3%

                121          72                 259                                                     ▲2.1%
                                        78                        163

              2018/9期     2019/9期     2020/9期   2021/9期   2022/9期        2018/9期   2019/9期   2020/9期   2021/9期   2022/9期
                                                           見通し                                                    見通し


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    2022年9月期決算 セグメント別見通し②
    • インダストリー:増収増益想定。新工場棟(2022年4月完成予定)で大型案件の受注獲得に弾み。食品機器事
      業は大手飲料チェーンとの取引拡大を継続推進
    • ニュー・インダストリー:増収赤字縮小想定。自動車生産回復の売上増も、外注費負担重く損益面では苦戦続く。
      限界利益率引上げに向けて、当社生産本部の製造能力を活用するなど、ROSECCとのシナジー効果も追求

                             インダストリーセグメント                                         ニュー・インダストリーセグメント
                          売上高          営業利益        営業利益率
                                                                                   売上高      営業利益       営業利益率
                             (百万円)

                                                                                                                  650
              1,561


                          1,321                                                                       517


                                                           1,100

                                                923



               17.7%                  691

                                                                                         2020年10月
                                                                                         ROSECC買収
                           10.4%

                                                                                                                  ▲1.1%
                                                 5.4%                                                 ▲2.3%
                  276                                          5.9%
                                                                                                                        ▲7
                                       0.9%                                                                 ▲12
                              137                                  65
                                            6         49

              2018/9期     2019/9期    2020/9期    2021/9期    2022/9期      2018/9期   2019/9期   2020/9期   2021/9期     2022/9期
                                                            見通し                                                    見通し

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                                               17
    『新しい営業方式』


                コロナ禍を契機に、抜本的転換となる「新しい営業方式」を一気にインストール
                           DX化とも言える「新しい営業方式」はアフターコロナの世界でも営業の基本方針に

                              従来型営業方式                               「新しい営業方式」



                             展示会イベント風景写
                                                                    写真
                                 真



                   年数回開催の大規模展示会で新規顧客開拓                          新規顧客開拓よりも興味ある顧客の後押しに注力
                      大人数の社員を動員し、ある種の「お祭り」を演出                    展示会を小規模多数開催とし、開催コスト抑制
                      展示会での見込客へはその後地域営業員がフォロー                    YouTubeなどWEBを活用


                     展示会開催 約290件、約34,000人                        展示会開催 約80件、約3,800人
                                       vs.                                 vs.

                     SNSの活用             なし              インテリア    SNS登録者数    約23,000人
                                                        事業の例
                     プロフェッショナル事業売上高(コロナ禍前)                       プロフェッショナル事業売上高(コロナ禍後)
                             2019/9期実績         67.7億円                2021/9期実績   69.4億円

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                                                                                          18
    『Goolip(グーリップ)』


                         見積・請求管理クラウドツール『Goolip(グーリップ)』を提供開始

                                        ターゲット :個人事業主から中小企業に至る幅広い建築業者
                                        コンセプト : 「低価格なのに高機能」
                                        サービス開始:2021年10月20日
                                        ビジネス形態:クラウドを用いたサブスクリプションモデル


                            Goolip(グーリップ)                 <特徴>
                      建築業界向け見積・請求管理クラウドツール
                                                      クラウドアプリケーション型
                                                      サービスで柔軟な運用


                                                      帳票に近い画面デザイン
                                                      で簡単操作
                  複雑な建築工事案件を一元管理できる他、
                  原価管理や購買、経営分析に有用なデータ
                  集計など、多彩な機能
                  月額500円~5,980円(4プラン)のサブス             法定福利費簡易
                  クリプション方式                            計算機能搭載

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                                                                       19
    新工場棟建設

                            神岡工場(兵庫県たつの市)に新産機棟建設
                                     完成予定:2022年4月完成予定
                                     投資額 :18億円
                                     目的  :①組立スペースの拡大による大型案件の受注獲得余力確保
                                          ②労働生産性の向上と労働環境の改善
                                          ③ソーラーパネル/充電スポットの設置




                                                全社売上の早期100億円達成に向けての戦力へ
                                               (全社売上はその後5年を目途に150億円を目指す)


                 新工場棟概要                                                新工場棟イメージ図
            新築工場棟延床面積                     5,735㎡ ⇒現状(9,619㎡)の1.6倍に拡大
                                                リチウムイオン電池製造装置等の先端産
            主な生産品                               業向けオーダーメイド産業機器
                                                自動壁紙糊付機等の内装施工省力機器

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    Appendix




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                                               21
                                               「極東産機」とは
                         「職人」の世界に自動化・省力化技術を導入し(=つなぐ。)、
                         新しい市場を創造する(=ツクル。)問題解決型マシナリー企業




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                                                          22
    沿革
    • 日本初のコンピュータ式畳製造装置、自動壁紙糊付機を開発。職人の世界にいち早くコンピュータを導入
    • 現在はハイテク分野、メガソーラー発電などにも事業を展開


         1950年代               1960年代           1970年代           1980年代       1990年代           2000年代    2010年代      2020年代


                                                                                                             東証JASDAQ上場
                                                                                     ㈱久保製作所より畳機械販売・
                                                                                       メンテナンス業務を譲受            2018年9月

                                                                                             2009年10月

                                                                     神岡組立工場完成
                                                 コンピュータ式畳製造装置
                                                                         1993年4月
                                                        1981年
                                  自動壁紙糊付機

                                     1971年                                                         2013年7月
                                                                                               メガソーラー発電所三日月
                                                                                                サンシャインパーク設置
                                                            1986年4月
                                                                                   2004年4月                       2020年10月
    頃安式半自動製畳機                                              本社・営業所を
                                                            オンライン化        揖西工場をクリーンルームに改装し                     ㈱ROSECC買収
    1948年10月 創業                                                           (現ハイテク第一工場)、ハイテク                   (切断技術、ロボット技術)
                                                                          関連産業機器事業本格スタート

                                                                                   2004年11月

                                                                          ソーラー発電システム事業スタート


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                                                                                                                             23
    ビジネスモデル
    • プロフェッショナルセグメントはストックビジネス色が強く、キャッシュカウ、技術の源泉として会社に貢献
    • 一方、コンシューマセグメント、インダストリーセグメント及びニュー・インダストリーセグメントは成長を模索する事業
    • プロフェッショナルセグメントからコンシューマセグメント・インダストリーセグメント及びニュー・インダストリーセグメントへ、
      キャッシュ、技術、ネットワークを供給し、会社全体の成長をはかっていく仕組み



          ストックビジネス・ライン(ビジネスの安定に寄与)                          フロービジネス・ライン(ビジネスの成長を模索)

                                               研究開発/投資原資
                                               技術・ノウハウの応用        インダストリーセグメント

                                                                ニュー・インダストリーセグメント

                        プロフェッショナルセグメント                            成長分野+高利益率

                  キャッシュカウ+技術・ノウハウの源泉
                                                                  コンシューマセグメント
                                                顧客ネットワーク
                                                 商品開発                第3の柱




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                                                                                      24
    当社のポイント
    • より難しい技術への挑戦により、独自の自動化・省力化ノウハウを構築
    • ストックビジネスとフロービジネスの2本柱を保有することで、安定性と成長性を両立




          ポイント               職人技術の自動化・省力化ノウハウ
             1                  機械化の困難な分野の自動化・省力化技術をインダストリーセグメントへも展開
                                職人技に匹敵する7つのコア技術を当社1社で提供可能


          ポイント               高い製商品開発力・提案力
             2                  独自製品開発に向け、設備投資に匹敵する資金を研究開発に投入
                                新製商品売上高は全社売上の約3分の1を継続的に維持


          ポイント               ストックビジネス(安定性)とフロービジネス(成長性)の2本柱
             3                  両ビジネスの紐帯は自社技術とそのノウハウ
                                2本柱でビジネスの安定性を確保しつつ、成長分野の探求も可能に


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                                                                       25
    職人技術の自動化・省力化ノウハウ
    • 7つの基本要素技術(コア技術)を全て満たす企業は少ないが、当社は1社で全て保有
    • そもそも機械化が困難な職人の世界に当社は挑戦



      基本要素技術
                                                           当社のテリトリー         通常の機械メーカー
       (コア技術)                                           創業来この分野への挑戦を継続        のテリトリー
              縫製
                                                       • 形状が不均一           • 規格製品
         裁断/切断                                         • 破れやすくシワになり易いモノ   • 変形せず掴み易いモノ
                                               対象物
                                                         機械化の困難なモノ         機械化の容易なモノ
              検尺

              塗布                   経験とノウハウの蓄積
                                                           機械化の実現
              剥離                                       • 職人技術の世界への参入
                                                       • 全ての要素技術が同時に満た
              折畳                                                          • 多数の企業が参入可能
                                               Point     されなければ職人と対抗不可
                                                                          • 要素技術は分業化傾向
                                                       • その結果、他社では実現困難
              測定
                                                         な機能の提供が可能に
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      (参考):コア技術を活用したオーダーメイド産機主要実績例(1)


                      半導体・電子機器                          自動車



             液晶検査装置                             車載二次電池用スリッター
        液晶パネルを構成するカラーフィルタ、アレイ、                 原反の電極またはセパレータ材料を製品幅に連
        セルの検査をおこなう装置                           続して裁断し巻き取る装置




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    (参考):コア技術を活用したオーダーメイド産機主要実績例(2)

                                 建築                 繊維・アパレル


           ロックウール縫製装置                           コンテナバッグ縫製設備
       断熱材のロックウールを金属糸を使用して                     羊毛原毛を搬送するときに使用する四角
       8本針で金網に連続縫製する装置                         いコンテナ状バッグを縫製する設備




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                                                                    28
    (参考):コア技術を活用したオーダーメイド産機主要実績例(3)


                                 医療                  食品機器


              IDタグ貼付装置                          マルチディスペンサー
          医療用品に、管理用のRFIDラベル                    味噌、濃縮ダシ、濃縮スープ等を希釈
          (ICタグ)を連続して貼り付ける装置                   して定量供給する装置




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                                                                   29
    (参考)ストックビジネス(=安定性)とフロービジネス(=成長性)の2本柱

       プロフェッショナルセグメントは「畑」
       コンシューマセグメント、インダストリーセグメント及びニュー・インダストリー
       セグメントは「果実」である!!
                                                                顧客の深掘り・開拓


                                                                      医療分野
                                                                                     ハイテク分野


                                                            液晶パネル製造用機械
                                       畳替えサービス
            フロービジネス




                                                                         リチウムイオン電池
                                                 特殊機能畳                   製造用特殊機械
                              ソーラー発電                     マルチディスペンサー
                               システム



                                                               インダストリーセグメント
                                コンシューマセグメント                  ニュー・インダストリーセグメント
        ビジネス
        ストック




                      プロフェッショナル
                        セグメント                  顧客基盤           Cash         技術・ノウハウ

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                                                                                              30
    決算ハイライト
                          決算年月                        2017年9月      2018年9月      2019年9月      2020年9月      2021年9月

        売上高                                    (千円)    8,891,042    9,014,643    9,159,561    8,006,367   9,169,425
        経常利益                                   (千円)     389,101      381,170      212,791       81,586      273,578
        当期純利益                                  (千円)     244,596      303,342      144,681       67,685      189,534
        資本金                                    (千円)     415,750      602,050      631,112      631,112      631,112
        発行済株式総数                                (株)     4,235,000    5,235,000    5,391,000    5,391,000   5,391,000
        純資産額                                   (千円)    1,906,432    2,573,862    2,696,681    2,673,643   2,780,993
        総資産額                                   (千円)    7,510,556    7,962,550    8,023,664    7,591,862   8,625,240
        1株当たり純資産額                              (円)       450.16       491.66       500.22       495.95       515.86
        1株当たり配当額                               (円)          5.00       10.00        10.00        10.00        10.00
        1株当たり当期純利益金額                           (円)        57.76        71.40        26.90        12.56        35.16
        自己資本比率                                 (%)          25.4         32.3         33.6         35.2        32.2
        自己資本利益率                                (%)          13.7         13.5          5.5          2.5         7.0
        配当性向                                   (%)           8.7         14.0         37.2         79.6        28.4
        営業活動によるキャッシュ・フロー                       (千円)     431,823      341,141      ▲64,289      124,059      460,771
        投資活動によるキャッシュ・フロー                       (千円)    ▲112,678     ▲233,484     ▲102,383      ▲32,338    ▲794,812
        財務活動によるキャッシュ・フロー                       (千円)    ▲422,355      102,907        2,356      ▲70,960      442,782
        現金及び現金同等物の期末残高 (千円)                             979,339     1,189,908    1,025,591    1,046,348   1,155,091
        従業員数                                   (人)          256          260          275          281         284
        (外、平均臨時雇用者数)                           (人)          (19)       (25)           (24)       (23)          (24)

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                                               < 見通しに関する注意事項 >
                          当資料に記載されている内容は、いくつかの前提に基づいたものであり、将来の計画数値や施策の
                          実現を確約したり保証したりするものではありません。




                                                          問い合わせ先
                                                          管理本部総務部 IR担当
                                                          0791-62-1771 (代表)
                                                          ir-info@kyokuto-sanki.co.jp




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