6229 オーケーエム 2020-12-17 08:00:00
東京証券取引所市場第二部への上場に伴う当社決算情報等のお知らせ [pdf]
2020 年 12 月 17 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 オ ー ケ ー エ ム
代表者名 代表取締役社長 村 井 米 男
（コード番号 6229 東証市場第二部）
問合せ先 取締役常務執行役員
管理統括本部長 奥 村 晋 一
（TEL. 0748-52-2131）
東京証券取引所市場第二部への上場に伴う当社決算情報等のお知らせ
当社は、本日、2020年12月17日に東京証券取引所市場第二部に上場いたしました。今後とも、なお一層のご
指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、2021年３月期（2020年４月１日から2021年３月31日）における当社グループの連結業績予想は次の
通りであり、また最近の決算情報等につきましては別添のとおりであります。
【連結】 （単位：百万円、％）
2021 年３月期 2021 年３月期 2020 年３月期
決算期 第２四半期累計期間
（予想） （実績） （実績）
対売上 対前期 対売上 対売上
項目 高比率 増減率 高比率 高比率
売上高 8,278 100.0 93.5 4,439 100.0 8,852 100.0
営業利益 856 10.4 96.0 722 16.3 892 10.1
経常利益 834 10.1 98.2 734 16.5 849 9.6
親会社株主に帰属する当
569 6.9 99.3 526 11.9 573 6.5
期（四半期）純利益
１株当たり当期
157 円 94 銭 158 円 74 銭 172 円 93 銭
（四半期）純利益
１株当たり配当金 35 円 00 銭 - 20 円 00 銭
（注）１. 2020 年８月４日付で、株式分割（普通株式１株を 10 株に分割）を行いましたため、１株当たり数
値については 2020 年３月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、１株当たり当期（四半期）
純利益及び 1 株当たり配当金を算出しております。
２. 2020 年３月期（実績）及び 2021 年３月期第２四半期累計期間（実績）の１株当たり当期（四半期）
純利益は期中平均発行済株式数により算出しております。2021 年３月期（予想）の１株当たり当
期純利益は公募予定株式数（1,000,000 株）を含めた予定期中平均発行済株式数により算出し、
オーバーアロットメントによる売出しに関する第三者割当増資分（最大 197,500 株）は考慮してお
りません。
【2021 年３月期業績予想の前提条件】
１． 当社グループ全体の見通し
当社グループ（当社及び当社の関係会社）は、当社、連結子会社(OKM VALVE(M)SDN.BHD.、蘇州奥村閥
門有限公司、奥村閥門（江蘇）有限公司)の計４社で構成されており、空調設備、プラント、化学、鉄鋼、
電力、食品、造船等、多様な流体配管に使用されるバタフライバルブを中核製品として、バルブ製造販
売事業を主な事業として取り組んでおります。
当社グループはバルブ製造販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別に代えて、「陸用」、
「舶用」の２つの市場区分別に示しております。「陸用」の市場区分については、建築設備、化学、電
力ガス、鉄鋼、紙パルプ、水処理業界等幅広い顧客に採用いただいているのが特徴です。「舶用」の市
場区分については、船舶市場で長年積み上げてきた販売実績を基盤に各造船所に納入しております。加
えて、「舶用」の製品に関連して、特定海域を運行する船舶に対し、国際海事機関（International
Maritime Organization：IMO）が NOx（窒素酸化物）３次規制での船舶排ガス処理装置の搭載を 2016 年１
月１日より義務付けました。当社はいち早く、処理装置における世界的なライセンサー２社（当該２社
で市場占有率 90％超）による船舶排ガス処理装置用バタフライバルブ（以下「船舶排ガス用バルブ」）
の製造販売認証を取得しております。この船舶排ガス用バルブ市場が本格的に立ち上がってきており、
処理装置メーカーへの納入が増加しつつあります。
2020 年３月期における当社グループ連結売上高は、「陸用」が 52.3％、「舶用」が 47.7％の割合を占
めております。また、2021 年３月期の当社グループ連結売上高においては、「陸用」は約 49％、「舶用」
は約 51％を見込んでおります。
足許の経済状況を踏まえると、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響や、米中貿易摩擦の激
化や欧州における政治混乱、東アジア・中東における地政学リスクの高まり等不安要素が重なり、先行
きは不透明感が増しつつあると言えます。一方で、SDGs（Sustainable Development Goals（持続可能な
開発目標））をはじめ、世界の環境規制等による新市場が造成され、環境を切り口とした新たな需要が
喚起されつつあるとも言えます。
このような状況の中で、当社グループにおきましては、顧客との継続的な信頼関係の更なる関係強化
に努め、市場ニーズに適応した「お客さまに喜ばれる商品創り」に徹し、製造と販売が一体となって製
品・サービスの向上に取り組んでおります。
陸用市場においては、第２四半期までは概ね前期並みの業績となりましたが、新型コロナウイルスに
よる影響が主に第３四半期以降に現れると見込んでおり、陸用市場全体としては、当期の業績は前期を
下回る見込みです。
舶用市場においては、第２四半期までは各造船所向けの需要が横ばいとなりましたが、新型コロナウ
イルスによる影響が陸用市場と同様、主に第３四半期以降に現れ、受注がやや下振れると見込んでおり
ます。しかしながら、船舶排ガス用バルブの需要が本格的に立ち上がってきた影響により、舶用市場全
体としては、当期の業績は前期から横ばいの水準になる見込みです。
第２四半期累計期間における当社グループの連結業績については、売上高は 4,439 百万円、営業利益は
722 百万円、経常利益は 734 百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は 526 百万円となりました。
2021 年３月期における当社グループの連結業績予想については、売上高は 8,278 百万円（前期比 6.5％
減）、営業利益は 856 百万円（前期比 4.0％減）、経常利益は 834 百万円（前期比 1.8％減）、親会社株
主に帰属する当期純利益は 569 百万円（前期比 0.7％減）を見込んでおります。
２． 業績予想の前提条件
（１） 売上高
当社グループは、グループ会社ごとに、個別の受注案件情報の積み上げ数値や、市場動向を基にした
売上計画を策定しております。
2021 年３月期（以下「当期」）においては、「陸用」は、主に新型コロナウイルスの影響により、国
内市場における建築や工場向けの設備投資停滞による各種案件の中止、中国市場における半導体向け案
件の失注及び東南アジア市場における顧客の信用不安等に起因する水道向け案件の辞退等により減収の
影響を受けると見込んでおります。一方、国内市場において、建築設備向けは、首都圏や関西等都市部
の大型再開発や大阪・関西万博等の案件により受注増を見込んでおります。全体的には、地域により温
度差はあるものの、足元の引き合いは活性化しつつあります。陸用合計は 4,052 百万円（前期比 12.5％
減）を見込んでおります。
「舶用」の内、造船向けは、当期の新造船建造は概ね計画どおり進んでおりますが、新規受注の停滞
により、日々の造船所の操業時間を均一化するための造船のスロー建造化（建造期間を本来の納期より
長期化すること）が進むと見込んでおります。一方、船舶用 SOx スクラバー（排気ガス浄化装置）用バ
ルブ、及びバラスト水処理装置用バルブの需要は増加傾向にあります。造船向け全体としては減収基調
になると見込んでおります。「舶用」の内、船舶排ガス用バルブについては、韓国市場、中国市場は、
主に新型コロナウイルスの影響により前期比で減少すると見込んでおりますが、国内市場の需要が拡大
しており、全体では増収基調になると見込んでおります。「舶用」合計は 4,225 百万円（前期比 0.1％
増）を見込んでおります。
以上の結果、当期の売上高は、8,278 百万円（前期比 6.5％減）を見込んでおります。
（２） 売上原価
当期の売上原価については、前期実績に基づき、当期の影響要因を加味して策定しております。
労務費については、人員計画の人数に１人当たり前期実績を乗じ、その金額に３％の定期昇給と賞与
支給月数を加味して算出しております。人員数は概ね前期からは横ばいになる見込みです。
減価償却費については、投資計画における投資内容、投資予定額、供用開始日から、個別資産毎に償
却率を設定、償却計算を行い、全体の減価償却費予算を算定しております。
外注費や製造経費については、前年度の原価率を基にし、将来の見通しを考慮に入れて算定しており
ます。
全体的には前期比で若干の売上原価率下落を見込んでおります。足元の状況では、粗利率の高い当月
受注当月販売金額が増加傾向にあることがその要因です。
以上の結果、当期の売上原価は 4,922 百万円（前期比 10.2％減）を見込んでおります。
（３） 販管費及び一般管理費、営業利益
当期の販管費及び一般管理費については、前期実績を作成基準とし、当期の影響要因を加味して策定
しております。
人件費については、人員計画の人数に１人当たり前期実績を乗じ、その金額に３％の定期昇給と賞与
支給月数を加味して算出しております。当期は、前期比で賞与支給額が減額見込みであること、及び、
人員数は概ね前期からは横ばいになる見込みであることから、人件費は 1,208 百万円（前期比 2.5%減）
を見込んでおります。
減価償却費については、投資計画における投資内容、投資予定額、供用開始日から、個別資産毎に償
却率を設定、償却計算を行い、全体の減価償却費予算を算定しております。
当期においては、2020 年 10 月に研究開発センター（滋賀県野洲市）が竣工し、その影響を加味し、減
価償却費 92 百万円（前期比 38.7％増）を見込んでおります。
研究開発費については、世界の環境規制や新エネルギー等による成長市場に対応できる新商品開発、
及び既存の商品力の強化を計画しており、156 百万円（前期比 39.3％増）を見込んでおります。
以上の結果、当期の販管費及び一般管理費は 2,498 百万円（前期比 9.2％増）、営業利益は 856 百万円
（前期比 4.0％減）を見込んでおります。
（４） 営業外損益、経常利益
営業外損益については、前期実績を作成基準とし、当期の影響要因を加味して策定しております。営
業外収益の主なものは、雑収入 13 百万円、為替差益 23 百万円です。営業外費用の主なものは、支払利
息 27 百万円です。その結果、営業外収益は 42 百万円（前期同期比 46.7％増）、営業外費用は 65 百万円
（前期比 9.9％減）を見込んでおります。営業外収益が前期比で大幅に増加した要因は、前期に為替差益
が発生しなかったことを主因とする為替差益の増加を見込んでいるためです。
以上の結果、当期の経常利益は 834 百万円（前期比 1.8％減）を見込んでおります。
（５） 特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益
特別損益については、業績予想作成時点で個別に見積もれるものを見込んでおります。当期において
は、特別利益及び特別損失は見込んでおりません。
法人税等については、税金等調整前当期純利益に法人税の実効税率を乗じて策定しております。
当期の親会社株主に帰属する当期純利益は 569 百万円（前期比 0.7％減）を見込んでおります。
【業績予想に関するご留意事項】
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因によって異なる場合があります。
2021年３月期 第２四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年12月17日
上 場 会 社 名 株式会社オーケーエム 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 6229 URL https://www.okm-net.jp/
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)村井 米男
問合せ先責任者 (役職名)取締役常務執行役員管理統括本部長 (氏名)奥村 晋一 (TEL)0748(52)2131
四半期報告書提出予定日 － 配当支払開始予定日 －
四半期決算補足説明資料作成の有無 ： 無
四半期決算説明会開催の有無 ： 無
（百万円未満切捨て）
１．2021年３月期第２四半期の連結業績（2020年４月１日～2020年９月30日）
（１）連結経営成績(累計) （％表示は、対前年同四半期増減率）
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2021年３月期第２四半期 4,439 － 722 － 734 － 526 －
2020年３月期第２四半期 － － － － － － － －
(注)包括利益 2021年３月期第２四半期 470百万円（ －％） 2020年３月期第２四半期 －百万円（ －％）
潜在株式調整後
１株当たり
１株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年３月期第２四半期 158.74 －
2020年３月期第２四半期 － －
(注)１．2020年８月４日付で普通株式１株につき10株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に
当該株式分割が行われたと仮定して１株当たり四半期純利益を算定しております。
２．当社は2020年３月期第２四半期については四半期連結財務諸表を作成していないため、2020年３月期第２四
半期の数値及び2020年３月期第２四半期並びに2021年３月期第２四半期の対前年同四半期増減率について
は記載しておりません。
３．潜在株式調整後１株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株式は2021年３月期
第２四半期においては非上場であり、期中平均株価が把握出来ないため記載しておりません。
（２）連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
2021年３月期第２四半期 10,749 6,054 56.3
2020年３月期 10,318 5,650 54.8
(参考)自己資本 2021年３月期第２四半期 6,054百万円 2020年３月期 5,650百万円
２．配当の状況
年間配当金
第１四半期末 第２四半期末 第３四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年３月期 － － － 200.00 200.00
2021年３月期 － 0.00
2021年３月期(予想) － 35.00 35.00
(注)１．直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ：無
２．2020年８月４日付で普通株式１株につき10株の割合で株式分割を行っております。2020年３月期については
当該株式分割前の実際の配当金の額を記載しております。
３．2021年３月期の連結業績予想（2020年４月１日～2021年３月31日）
（％表示は、対前期増減率）
親会社株主に帰属 １株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円 銭
通期 8,278 △6.5 856 △4.0 834 △1.8 569 △0.7 157.94
(注)１．直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 無
２．2020年８月４日付で普通株式１株につき10株の割合で株式分割を行っております。2021年３月期の連結業績
予想における１株当たり当期純利益については、当該株式分割の影響を考慮しております。
※ 注記事項
（１）当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) ： 無
（２）四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ： 有
（注）詳細は、添付資料７ページ「２．四半期連結財務諸表及び主な注記（３）四半期連結財務諸表に関する注記事
項（四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用）
」をご覧ください。
（３）会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 無
② ①以外の会計方針の変更 ： 無
③ 会計上の見積りの変更 ： 無
④ 修正再表示 ： 無
（４）発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む) 2021年３月期２Ｑ 3,315,200株 2020年３月期 3,315,200株
② 期末自己株式数 2021年３月期２Ｑ － 2020年３月期 －
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2021年３月期２Ｑ 3,315,200株 2020年３月期２Ｑ －
(注)１．2020年８月４日付で普通株式１株につき10株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に
当該株式分割が行われたと仮定して、期末発行済株式数（普通株式）及び期中平均株式数を記載しておりま
す。
２．当社は2020年３月期第２四半期については四半期連結財務諸表を作成していないため、2020年３月期第２四
半期の期中平均株式数（四半期累計）については記載しておりません。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来性に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料２ページ「１．当四半期決算に関する定性的情報（３）連結業績予想などの将来予
測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社オーケーエム（6229）2021 年３月期第２四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………２
（１）経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………２
（２）財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………２
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………２
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………３
（１）四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………３
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………５
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………７
（継続企業の前提に関する注記） …………………………………………………………………７
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） …………………………………………７
（四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用） ………………………………………７
（追加情報） …………………………………………………………………………………………７
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株式会社オーケーエム（6229）2021 年３月期第２四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第２四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により経済・社会活動が制
限され、輸出の急速な減少による企業収益の悪化を受け、設備投資は低い水準で推移しました。このような経済環
境下、当社グループでは、海外子会社の一社であるOKM VALVE(M)SDN.BHD.において所在する都市のロックダウンに
より、操業を全面停止しましたが、一ヶ月程度で解除され通常に稼働することが出来ました。一方、日本国内にお
いては新型コロナウイルス感染症の第２波により引き続き営業活動等の停滞がありました。また、新型コロナウイ
ルス感染症の感染予防対策として、第１四半期連結累計期間に時差出勤やテレワークの導入、同一部署を２班に分
けて勤務場所を分離する隔離対応やシフト勤務を実施したことにより、事業活動の面では少なからず影響がありま
した。しかしながら、当第２四半期連結累計期間における業績については前連結会計年度末における豊富な受注残
により堅調に推移し、新型コロナウイルス感染症の業績面への影響は比較的軽微でありました。
当第２四半期連結累計期間における売上高は4,439百万円となり、市場区分別では、陸用2,084百万円、舶用2,355
百万円となりました。
利益面では営業利益は722百万円、経常利益は734百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は526百万円となり
ました。
（２）財政状態に関する説明
当第２四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ430百万円増加し、10,749百万円とな
りました。この主な要因は、たな卸資産が171百万減少した一方、受取手形及び売掛金が190百万円、建設仮勘定が
423百万円増加したこと等によるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末と比べ26百万円増加し、4,694百万円となりました。この主な要因は、１年以内返
済長期借入金が130百万減少した一方、短期借入金が400百万円増加したこと等によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末と比べ404百万円増加し、6,054百万円となりました。この主な要因は、利益剰
余金が459百万円増加したことによるものであります。
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当連結会計年度（2021年３月期）の業績予想につきましては、本日公表いたしました「東京証券取引所市場第二
部への上場に伴う当社決算情報等のお知らせ」をご参照ください。
当社業績予想につきましては、当社が現在入手している情報による判断及び仮定を前提にしており、実際は様々
な要因によって異なる場合があります。今後何らかの変化が認識された場合には速やかに公表してまいります。
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株式会社オーケーエム（6229）2021 年３月期第２四半期決算短信
２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
(単位：千円)
前連結会計年度 当第２四半期連結会計期間
(2020年３月31日) (2020年９月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,015,202 1,992,362
受取手形及び売掛金 1,770,387 1,960,668
電子記録債権 303,892 286,097
たな卸資産 2,391,771 2,219,781
その他 34,304 61,949
貸倒引当金 △1,702 △1,664
流動資産合計 6,513,856 6,519,194
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物（純額） 1,338,385 1,292,880
土地 741,290 735,350
建設仮勘定 453,637 876,808
その他（純額） 689,654 690,599
有形固定資産合計 3,222,967 3,595,639
無形固定資産 257,768 243,103
投資その他の資産
退職給付に係る資産 14,300 61,012
繰延税金資産 100,807 109,396
その他 208,709 221,034
貸倒引当金 △15 △11
投資その他の資産合計 323,802 391,432
固定資産合計 3,804,538 4,230,175
資産合計 10,318,395 10,749,369
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株式会社オーケーエム（6229）2021 年３月期第２四半期決算短信
(単位：千円)
前連結会計年度 当第２四半期連結会計期間
(2020年３月31日) (2020年９月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 845,642 850,937
短期借入金 100,000 500,000
１年以内返済長期借入金 371,030 240,626
未払法人税等 139,869 204,849
賞与引当金 228,359 234,920
製品保証引当金 52,422 38,968
その他 535,294 367,109
流動負債合計 2,272,619 2,437,410
固定負債
社債 170,000 170,000
長期借入金 1,478,407 1,363,027
繰延税金負債 74,286 81,422
資産除去債務 36,869 37,184
その他 635,746 605,649
固定負債合計 2,395,310 2,257,284
負債合計 4,667,929 4,694,694
純資産の部
株主資本
資本金 499,665 499,665
資本剰余金 429,665 429,665
利益剰余金 4,788,246 5,248,200
株主資本合計 5,717,577 6,177,531
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 737 245
繰延ヘッジ損益 1,825 34
為替換算調整勘定 △69,674 △123,135
その他の包括利益累計額合計 △67,111 △122,856
純資産合計 5,650,465 6,054,674
負債純資産合計 10,318,395 10,749,369
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株式会社オーケーエム（6229）2021 年３月期第２四半期決算短信
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第２四半期連結累計期間
(単位：千円)
当第２四半期連結累計期間
(自 2020年４月１日
至 2020年９月30日)
売上高 4,439,704
売上原価 2,560,782
売上総利益 1,878,922
販売費及び一般管理費 1,156,434
営業利益 722,487
営業外収益
受取利息 3,966
受取配当金 592
為替差益 18,432
その他 19,597
営業外収益合計 42,589
営業外費用
支払利息 10,994
電子記録債権売却損 6,377
社会保険料等追加負担金 6,989
その他 6,534
営業外費用合計 30,895
経常利益 734,181
特別利益
固定資産売却益 13
特別利益合計 13
特別損失
固定資産除却損 1,327
特別損失合計 1,327
税金等調整前四半期純利益 732,866
法人税等 206,609
四半期純利益 526,257
非支配株主に帰属する四半期純利益 －
親会社株主に帰属する四半期純利益 526,257
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株式会社オーケーエム（6229）2021 年３月期第２四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第２四半期連結累計期間
(単位：千円)
当第２四半期連結累計期間
(自 2020年４月１日
至 2020年９月30日)
四半期純利益 526,257
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △491
繰延ヘッジ損益 △1,791
為替換算調整勘定 △53,461
その他の包括利益合計 △55,744
四半期包括利益 470,513
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 470,513
非支配株主に係る四半期包括利益 －
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株式会社オーケーエム（6229）2021 年３月期第２四半期決算短信
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
（四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用）
（税金費用の計算）
税金費用については、当第２四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実行税率を乗じて計算しております。
（追加情報）
新型コロナウイルス感染症の今後の広がり方や収束時期等を含む仮定については、前連結会計年度の追加情報
に記載した内容から重要な変更はありません。
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