6222 島精機 2019-10-21 16:00:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2019 年 10 月 21 日
各 位
会 社 名 株式会社 島 精 機 製 作 所
代 表 者 名 代表取締役社長 島 三 博
(コード番号 6222 東証1部)
(問合せ先)取締役執行役員経理財務部長 南 木 隆
(TEL 0 7 3 - 4 7 1 - 0 5 11)
業績予想の修正に関するお知らせ
最近の業績の動向等を踏まえ、2019年5月8日に公表しました業績予想を下記の通り修正いたし
ましたのでお知らせいたします。
記
1.2020 年 3 月期連結業績予想の修正
(金額単位:百万円)
(1)2020 年3月期第 2 四半期(累計)連結業績予想数値の修正(2019 年 4 月 1 日~2019 年 9 月 30 日)
親会社株主に帰属 1 株 当 た り
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益
する四半期純利益 四 半 期 純 利 益
前回発表予想 (A) 23,000 400 700 600 16 円 90 銭
今回修正予想 (B) 17,100 △2,700 △2,900 △2,000 △56 円 32 銭
増減額(B-A) △5,900 △3,100 △3,600 △2,600 -
増減率(%) △25.7 - - - -
(ご参考)前期第 2 四半期実績
28,197 4,343 4,628 3,312 90 円 73 銭
(2019 年3月期第 2 四半期)
(2)2020 年3月期通期連結業績予想数値の修正(2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日)
親会社株主に帰属 1 株 当 た り
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益
する当期純利益 当 期 純 利 益
前回発表予想 (A) 52,300 4,000 4,400 3,300 92 円 93 銭
今回修正予想 (B) 40,000 △3,600 △3,500 △2,400 △67 円 58 銭
増減額(B-A) △12,300 △7,600 △7,900 △5,700 -
増減率(%) △23.5 - - - -
(ご参考)前期実績
51,352 4,638 4,991 3,835 105 円 62 銭
(2019 年3月期)
2.2020 年 3 月期個別業績予想の修正
(金額単位:百万円)
(1)2020 年3月期第 2 四半期(累計)個別業績予想数値の修正(2019 年 4 月 1 日~2019 年 9 月 30 日)
1 株 当 た り
売 上 高 経 常 利 益 四 半 期 純 利 益
四 半 期 純 利 益
前回発表予想 (A) 18,100 100 100 2 円 82 銭
今回修正予想 (B) 12,700 △3,600 △2,500 △70 円 40 銭
増減額(B-A) △5,400 △3,700 △2,600 -
増減率(%) △29.8 - - -
(ご参考)前期第 2 四半期実績
20,878 2,971 2,302 63 円 07 銭
(2019 年3月期第 2 四半期)
(2)2020 年3月期通期個別業績予想数値の修正(2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日)
1 株 当 た り
売 上 高 経 常 利 益 当 期 純 利 益
当 期 純 利 益
前回発表予想 (A) 43,200 2,800 2,100 59 円 14 銭
今回修正予想 (B) 32,500 △4,800 △3,300 △92 円 93 銭
増減額(B-A) △10,700 △7,600 △5,400 -
増減率(%) △24.8 - - -
(ご参考)前期実績
39,352 2,233 3,272 90 円 12 銭
(2019 年3月期)
3.修正の理由
当第2四半期累計期間におきましては、米中貿易摩擦の長期化などによる世界経済の先行き不透明感や環
境意識の高まりからアパレル商品の生産数量が抑制され、中国、バングラデシュ、ベトナムなどのアジア地域の
OEM型生産工場を中心に大量生産型のコンピュータ横編機の設備投資が低調となりました。
また設備投資マインドの低下は近年中国市場を中心に順調に拡大していたホールガーメント横編機の投資
にも影響し、売上げを伸ばせませんでした。こうした傾向はアパレルデザインシステムや手袋靴下編機の販売不
振にも及びました。このような当期間における厳しい市場状況は期初の売上計画に織り込んでおりましたが、全
体の売上高は当社の想定を大きく下回る見込みとなりました。
また低迷する市場環境を受けて同業他社との価格競合も厳しさを増したことや、期間の売上げ平均為替レート
が期初想定レートの 1 ドル 110 円から 108.78 円に、1 ユーロ 125 円が 120.87 円と円高で推移したことなどで、
横編機を中心に平均販売単価が期初想定よりも下落しました。加えて在庫調整による工場操業度の低下から売
上総利益率が連結ベースでは期初想定の 43.5%から 36.7%に 6.8 ポイント、個別では 34.8%から 25.3%に 9.5
ポイント悪化しました。この結果、売上総利益は連結ベースで期初想定の 100 億円に対して 62.8 億円と 37.2 億
円の未達が見込まれ、個別では想定 63 億円に対して 32 億円と 31 億円の未達が見込まれます。
さらに、トルコにおける通貨安および金融引き締めの影響で同国顧客の資金繰りが悪化したことで、同国販売
代理店向け売上債権の決済期日を繰り延べるとともに貸倒引当金5億 63 百万円を販売費及び一般管理費に
繰り入れることにいたしました。また、円高の影響により営業外費用に約 5 億円程度の為替差損を見込んでおり
ます。
これらの要因の結果、全体の売上高及び各利益段階(連結・個別)とも期初予想を大きく下回る見込みとなり
ました。また下半期においても当初計画を下回る状況が見込まれることから通期の業績予想についても合わせ
て修正いたします。なお、下半期における想定為替レートは 1ドル105円、1ユーロ115円としております。
注)上記の業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づい
ており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により
大きく異なる可能性があります。
以上