6198 M-キャリア 2020-01-10 17:20:00
財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関するお知らせ [pdf]

                                                 2020 年1月 10 日
各 位
                       会 社 名     株 式 会 社 キ ャ リ ア
                       代 表 者 名   代表取締役会長兼社長 川嶋 一郎
                                     (コード:6198 東証マザーズ)
                       問 合 せ 先   取締役コーポレート
                                                  羽鳥 雅之
                                 ディビジョンマネジャー
                                          (TEL.03-6863-9450)




         財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関するお知らせ


当社は、2019 年 12 月 27 日付で提出した 2019 年9月期の内部統制報告書に開示すべき重要な不備
があり、当社の財務報告に係る内部統制は有効ではない旨を記載いたしましたので、下記のとおりお
知らせいたします。


                          記


1.開示すべき重要な不備の内容
 当社は、連結財務諸表及び財務諸表の注記の作成に必要な各種基礎資料が当初のスケジュール通
 りに作成できず、注記及び基礎資料の複数箇所の修正について監査人から指摘を受けました。
  また、以下につき、2019 年 12 月9日付で株主に送付した「第 11 回定時株主総会招集ご通知」と
 独立監査人による監査済の計算書類との不一致があるとの指摘を受けました。
  ・
  「第 11 回定時株主総会招集ご通知」の計算書類の個別注記表に、重要な後発事象の注記がなさ
      れている。
  ・
  「第 11 回定時株主総会招集ご通知」の連結計算書類に係る独立監査人の監査報告書の文言が原
      本と一部異なっている。
 本件の原因としては、開示書類作成のために必要かつ十分な専門知識を有した社内の人材が不足
 していること、及び開示書類作成に関して社内のチェック体制が不十分であったため、内部統制が
 適切に整備及び運用できていなかったことによるものであります。
  上記の評価の結果、財務報告に係る内部統制の不備は、財務報告に重要な影響を及ぼす可能性が
 高く、開示すべき重要な不備に該当すると判断いたしました。


2.事業年度末までに是正できなかった理由
 上記の財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備が、当事業年度の末日までに是正されな
かった理由は、上記の誤りが事業年度末日後に発生した事象であり、有価証券報告書の監査の過
程で発見されたためであります。
3.開示すべき重要な不備の是正方針
  当社は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用の重要性を十分に認識しており、再発防止策と
して、開示書類作成のために必要かつ十分な知識を有した人材を増員配置するとともに、記載内容
のチェック体制を強化すること等により、改善に取り組んでまいります。


4.連結財務諸表等に与える影響
  当社は上記の開示すべき重要な不備に起因する必要な修正事項は、適切に修正をしており、当事
業年度の連結財務諸表等に与える影響はございません。


5.連結財務諸表及び財務諸表の監査報告における監査意見
 無限定適正意見です。
                                          以   上