6197 ソラスト 2021-05-13 15:00:00
2020年度 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年度 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月13日
上場会社名 株式会社ソラスト 上場取引所 東
コード番号 6197 URL https://www.solasto.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 CEO (氏名)藤河 芳一
問合せ先責任者 (役職名) 常務執行役員 CFO 管理本部長 (氏名)原田 圭一 TEL 03(6890)8904
定時株主総会開催予定日 2021年6月28日 配当支払開始予定日 2021年6月9日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月29日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年度の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年度 106,182 10.9 6,062 10.9 6,075 13.0 3,538 △25.3
2019年度 95,719 13.6 5,465 8.7 5,374 7.3 4,739 35.1
(注)包括利益 2020年度 3,518百万円 (△25.7%) 2019年度 4,738百万円 (35.1%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2020年度 37.51 37.41 20.1 10.3 5.7
2019年度 50.33 50.12 30.9 10.4 5.7
(参考)持分法投資損益 2020年度 -百万円 2019年度 -百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年度 60,103 18,472 30.7 195.51
2019年度 57,703 16,770 29.0 177.70
(参考)自己資本 2020年度 18,463百万円 2019年度 16,761百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年度 6,728 △3,816 △5,721 8,953
2019年度 4,248 △3,482 1,784 11,762
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
(合計) (連結) 率(連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年度 - 9.50 - 10.00 19.50 1,837 38.7 12.0
2020年度 - 9.50 - 10.00 19.50 1,840 52.0 10.4
2021年度(予想) - 10.00 - 10.00 20.00 48.1
3.2021年度の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 115,400 8.7 6,700 10.5 6,550 7.8 3,930 11.1 41.61
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
新規 2 社 (社名) 株式会社日本エルダリーケアサービス、株式会社ファイブシーズヘルスケア
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年度 94,437,900株 2019年度 94,325,700株
② 期末自己株式数 2020年度 258株 2019年度 179株
③ 期中平均株式数 2020年度 94,341,728株 2019年度 94,174,711株
(参考)個別業績の概要
1.2020年度の個別業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年度 82,265 6.0 4,668 8.8 4,672 5.4 2,895 △32.7
2019年度 77,634 6.0 4,291 1.2 4,430 3.4 4,299 37.2
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年度 30.69 30.62
2019年度 45.65 45.47
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年度 52,006 17,212 33.1 182.17
2019年度 50,046 16,133 32.2 170.95
(参考)自己資本 2020年度 17,203百万円 2019年度 16,124百万円
<個別業績の前期実績値との差異理由>
当社は、前事業年度において、固定資産を譲渡したことにより、前事業年度の実績値と当事業年度の実績値との間に
差異が生じております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(1)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当た
っての注意事項等については、添付資料P.5「1.経営成績・財政状態に関する分析(1)経営成績に関する分
析 ②2021年度の見通し」をご覧ください。
(2)決算補足説明資料及び2021年5月13日開催予定の機関投資家・アナリスト向け決算説明会(ライブ配信)で使用
する資料については、本日当社ウェブサイトに掲載する予定です。
(当社ウェブサイトURL)
https://www.solasto.co.jp/ir/jp
(株)ソラスト (6197) 2020年度 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績・財政状態に関する分析 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)2020年度の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)利益配分に関する基本方針及び2020年度・2021年度の配当 ………………………………………………… 6
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 6
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 7
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 7
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 9
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 9
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 10
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 11
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 13
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 14
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 14
(表示方法の変更) ………………………………………………………………………………………………… 14
(偶発債務) ………………………………………………………………………………………………………… 14
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 15
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 18
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 18
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1.経営成績・財政状態に関する分析
(1)経営成績に関する分析
①2020年度の経営成績
<業績の状況>
当連結会計年度における当社グループを取り巻く事業環境は、以下のような状況や変化がありました。
・医療関連受託事業においては、病院を中心とした医療機関における医療事務の外部委託ニーズは安定して推
移しました。
・介護事業においては、高齢化を背景に介護サービスへの需要は着実に増加しており、2020年の国内の75歳以
上人口は1,871万人となり、前年と比較して24万人増加しました。
・新型コロナウイルスの感染拡大は、社会・経済や生活環境に大きな影響を与えました。医療業界において
は、医療機関の外来・入院患者が減少する等、病院の経営状況が悪化しました。介護業界においては、デイ
サービスを中心にご利用者様のサービスの利用控えが散見されました。特に2020年4月と2021年1月に発令
された緊急事態宣言の期間においてはその動向が顕著に見られました。
・有効求人倍率は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて下落し、完全失業率もリーマンショック以降
初めて悪化しました。これらの影響を受け、当社における採用の環境は一部改善傾向となりましたが、引き
続き適時適切な人材の採用は、医療事務・介護・保育業界全体の重要課題となっています。
このような事業環境の中、当社グループは、「既存事業強化」、「イノベーション」、「組織改革・人材」を
2020年度の重点取り組みテーマとして掲げ、各施策を推進しました。
「既存事業強化」では、年換算売上高が合計約103億円となる過去最大規模のM&A(10件)を実行し、事業
所数は前年度末より157件増加しました。また、全事業を通じてWEB採用やオンライントレーニング等のIT
を活用した採用力・育成力の強化を進めました。
「イノベーション」では、中小病院・クリニックを初期の対象として、新たなサービス提供を目指すスマート
ホスピタルプロジェクトを開始しました。先行して展開を予定する「リモート医事サービス」は、実証実験が順
調に進捗し、次年度のサービス提供開始にむけた開発が進みました。また、科学的介護の実現への取り組みとし
て他企業との共同研究等を開始しました。
「組織改革・人材」では、コーポレート・ガバナンスの継続的な充実と、経営の透明性・公正性を高めること
を目的としたコーポレート・ガバナンス委員会や、投資案件の効率精査と実行後のモニタリングを目的とした投
資管理委員会を設置し、各取り組みを推進しました。また、2020年度から、医療関連受託事業において各支社で
行っていた総務・人事・経理等のサポート業務を本社への集約やIT活用により効率化し、これが全社の費用削
減に貢献しました。
なお、当社グループの主要事業である医療関連受託事業、介護事業、保育事業は、いずれもエッセンシャル
サービスとして社会機能を維持するために必要不可欠な事業です。新型コロナウイルス禍においては、各種の感
染対策を講じながら顧客の安心・安全を確保するとともに、社員の安全にも十分に留意して事業を継続し続ける
ことが平常時にも増して重要な社会的役割を果たすこととなりました。
以上の結果、2020年度は、医療関連受託事業及び介護・保育事業がともに堅調に推移したことで、新型コロナ
ウイルスの影響下においても二桁増収増益を確保し、8年連続の増収増益を達成しました。売上高は前年比
10.9%増加の106,182百万円となり、初めて1,000億円を突破しました。営業利益は前年比10.9%増加の6,062百
万円となりました。経常利益は前年比13.0%増加の6,075百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利
益は、前年度の固定資産の譲渡に伴う特別利益が剥落したこと等により前年比25.3%減少の3,538百万円となり
ました。
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(株)ソラスト (6197) 2020年度 決算短信
2020年度の業績結果は以下のとおりです。
(単位:百万円)
2019年度 2020年度 増減 増減率
売上高 95,719 106,182 +10,462 +10.9%
営業利益 5,465 6,062 +596 +10.9%
(同率) (5.7%) (5.7%)
経常利益 5,374 6,075 +700 +13.0%
(同率) (5.6%) (5.7%)
親会社株主に帰属する
当期純利益 4,739 3,538 △1,201 △25.3%
(同率) (5.0%) (3.3%)
<事業セグメント別の状況>
[医療関連受託事業]
医療関連受託事業では、サービスクオリティの維持・向上、生産性の改善を目的としたトレーニングやIT活
用等の取り組みを継続的に推進しています。これらの取り組みが新規契約の受注及び既存契約先での取引増に寄
与したこと、また、下期に大型単発案件を受注したこと等により、売上高は前年比4.6%増の60,926百万円とな
りました。営業利益は、第1四半期に慰労金の支給を行いましたが、増収による増益、生産性改善、支社業務の
効率化、支社再編等が貢献したことにより、前年比17.3%増の7,720百万円となりました。また、営業利益率は
前年を1.4ポイント上回る12.7%となり、6年連続で向上しました。
[介護・保育事業]
介護事業は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、デイサービスを中心とした一部ご利用者様のサービ
ス利用控えや施設の一時休業の発生等、厳しい事業環境となったほか、感染対策費用や慰労金の支出等も行いま
したが、新規M&Aの貢献により、前年比で増収増益となりました。主な新規M&Aには、2020年3月に株式会
社恵の会及び有限会社恵の会、2020年10月に株式会社日本エルダリーケアサービス及び株式会社ファイブシーズ
ヘルスケアの子会社化がありました。なお、デイサービスの利用状況は、既存事業所ベースでは前年を下回って
推移し、特に2020年4月と2021年1月の緊急事態宣言時には利用者数が顕著に減少しました。
保育事業は、2020年4月に認可保育所1施設を新規開設、1施設を事業譲受、認証保育所2施設を認可保育所
に移行したこと等により園児数が増加し、前年比で増収増益となりました。
以上の結果、介護・保育事業の売上高は前年比20.9%増の44,730百万円、営業利益は前年比1.9%増の2,288百
万円となりました。
介護事業所数及び保育施設数
2020年3月末 2021年3月末 増減
介護事業所数 476 633 +157
保育施設数 16 18 +2
[その他(教育等)、全社費用]
教育事業は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止していた資格試験の会場受験を在宅受験に切り替
えて実施したことによる受験者数の増加、2020年4月に行われた診療報酬改定に伴う書籍販売数の増加等によ
り、前年比で増収増益となりました。
全社費用は、医療関連受託事業の支社業務の効率化に伴い一部業務を本社に移管したことによる費用増のほ
か、IT関連投資費用等により増加しました。一方で、リモートワークを始めとするITを活用した新型コロナ
ウイルス禍での事業運営に伴い、旅費交通費等の各種経費は減少しました。
以上の結果、その他(教育等)の売上高は前年比17.8%増の524百万円となりました。営業利益及び全社費用
の合計は3,946百万円の営業損失となりました。
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(株)ソラスト (6197) 2020年度 決算短信
[売上高]
(単位:百万円)
2019年度 2020年度 増減 増減率
医療関連受託事業 58,263 60,926 +2,663 +4.6%
介護・保育事業 37,011 44,730 +7,719 +20.9%
介護事業 35,085 42,303 +7,217 +20.6%
保育事業 1,925 2,427 +501 +26.1%
その他(教育等) 445 524 +79 +17.8%
合計 95,719 106,182 +10,462 +10.9%
[営業利益]
(単位:百万円、( )内は営業利益率)
2019年度 2020年度 増減 増減率
医療関連受託事業 6,581 7,720 +1,139 +17.3%
(11.3%) (12.7%)
介護・保育事業 2,246 2,288 +41 +1.9%
(6.1%) (5.1%)
介護事業 2,030 2,033 +2 +0.1%
(5.8%) (4.8%)
保育事業 216 255 +39 +18.2%
(11.2%) (10.5%)
その他(教育等)、全社費用 △3,362 △3,946 △584 -
(-) (-)
合計 5,465 6,062 +596 +10.9%
(5.7%) (5.7%)
(注)上記<事業セグメント別の状況>に記載している“売上高”は、P.15「3.連結財務諸表及び主な注記
(5)連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報等)」の“外部顧客への売上高”を、“その他
(教育等)、全社費用”は“その他”及び“調整額”を合算した数値を記載しています。なお、“調整
額”は、主に報告セグメントに帰属しない費用等であり、各報告セグメントに配分していないものです。
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(株)ソラスト (6197) 2020年度 決算短信
②2021年度の見通し
2021年度の業績予想の前提では、新型コロナウイルスの影響が、2020年度第4四半期と同等の水準で2021年度
第1四半期まで継続し、高齢者ワクチン接種の進捗により2021年度第3四半期頃から回復することを想定してい
ます。
売上高は、介護事業において2020年度に実施したM&A及び2021年度に計画する新規M&Aの貢献による増
収、医療関連受託事業において新規契約の受注や既存顧客からの売上拡大等による増収で、前年比8.7%増の
115,400百万円を予想しています。
営業利益は、介護事業において2020年度に実施したM&Aの利益貢献、デイサービスを中心とした既存事業所
の回復等、医療関連受託事業における生産性改善、増収による増益等により、前年比10.5%増の6,700百万円を
予想しています。また、2021年度にスマートホスピタルプロジェクトの事業化を予定しており、当事業について
初年度は赤字となる見込みです。
[売上高]
(単位:百万円)
2020年度 2021年度
増減 増減率
(実績) (予想)
医療関連受託事業 60,926 62,000 +1,073 +1.8%
介護・保育事業 44,730 52,700 +7,969 +17.8%
介護事業 42,303 50,000 +7,696 +18.2%
保育事業 2,427 2,700 +272 +11.2%
その他(教育等) 524 700 +175 +33.4%
合計 106,182 115,400 +9,217 +8.7%
[営業利益]
(単位:百万円、( )内は営業利益率)
2020年度 2021年度
増減 増減率
(実績) (予想)
医療関連受託事業 7,720 7,980 +259 +3.4%
(12.7%) (12.9%)
介護・保育事業 2,288 3,430 +1,141 +49.9%
(5.1%) (6.5%)
介護事業 2,033 3,150 +1,116 +54.9%
(4.8%) (6.3%)
保育事業 255 280 +24 +9.6%
(10.5%) (10.4%)
その他(教育等)、全社費用 △3,946 △4,710 △763 -
(-) (-)
合計 6,062 6,700 +637 +10.5%
(5.7%) (5.8%)
(注)上記<事業セグメント別の状況>に記載している“売上高”は、P.15「3.連結財務諸表及び主な注記
(5)連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報等)」の“外部顧客への売上高”を、“その他
(教育等)、全社費用”は、“その他”及び“調整額”を合算した数値を記載しています。なお、“調整
額”は、主に報告セグメントに帰属しない費用等であり、各報告セグメントに配分していないものです。
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(株)ソラスト (6197) 2020年度 決算短信
(2)2020年度の財政状態の概況
①資産、負債及び純資産の状況
前年度末と比較し、“資産の部”においては、株式会社日本エルダリーケアサービス、株式会社ファイブシー
ズヘルスケアの子会社化等により固定資産が3,768百万円増加しました。一方で、現金及び預金の水準を適正化
したこと等により流動資産が1,368百万円減少しました。この結果、資産合計は2,399百万円増加しました。な
お、前年度末時点においては新型コロナウイルス感染拡大がその後の資金調達環境に悪影響を及ぼす可能性を考
慮し、現金及び預金の水準を積み増していました。
“負債の部”においては、短期借入金が減少した一方で、新規子会社化により未払金や長期リース債務が増加
した結果、負債合計は697百万円の増加となりました。
“純資産の部”は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により、純資産が1,701百万円増加しました。
②キャッシュ・フローの状況
“営業活動によるキャッシュ・フロー”は、業績が堅調に推移し、税金等調整前当期純利益が5,354百万円と
なったほか、運転資本の増加、のれん償却費等の非資金費用の計上により、6,728百万円の収入となりました。
なお、2019年度は4,248百万円の収入でした。
“投資活動によるキャッシュ・フロー”は、主にM&Aに伴う3,300百万円の支出により、3,816百万円の支出
となりました。なお、2019年度は、有形固定資産の売却による収入があった一方で、M&A等に伴う支出があっ
たことにより、3,482百万円の支出でした
“財務活動によるキャッシュ・フロー”は、短期借入金及び長期借入金の返済に伴い、借入金等の資金調達の
収支差が3,758百万円の支出となったことや配当金の支払1,840百万円等により、5,721百万円の支出となりまし
た。なお、2019年度は1,784百万円の収入でしたが、これは、主にM&A資金の調達及び新型コロナウイルスの
感染拡大に伴う事業リスクに備えることを目的として期末現預金を積み増したことによるものです。
以上の結果、“現金及び現金同等物の期末残高”は、前年度末より2,808百万円減少し、8,953百万円となりま
した。
(3)利益配分に関する基本方針及び2020年度・2021年度の配当
当社は、株主の皆様にとっての企業価値の最大化を最も重要な企業目的と位置付けています。また、それを追
求していくに当たって資本を効率的かつ機動的に活用することを重視しています。2016年の上場以降、2020年度
までは連結当期純利益の約50%を配当として株主の皆様に還元することを基本方針としてきました。2016年3月
末には実質無借金でありましたが、M&Aを中心に積極的な成長投資を継続してきたことにより、2021年3月末
の有利子負債は218億円となりました。
企業価値の向上に向けて積極的な成長投資を継続するために、2021年度以降の配当政策は、1株当たりの年間
配当金を20円とすることを基本方針といたします。なお、連結配当性向が30%程度となるまで利益水準が上昇し
た際には、配当政策を再検討する方針です。
・2020年度配当について
2020年度の期末配当金は1株当たり10.0円とする予定です。年間配当金は中間配当金9.5円を含めて1株当た
り19.5円、連結配当性向は52.0%となります。
・2021年度配当について
2021年度の年間配当金は1株当たり20.0円に増配し、連結配当性向は48.1%になることを予定しています。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、国内の同業他社との比較可能性を確保するため、当面は会計基準につきましては日本基準を適用
いたします。
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(株)ソラスト (6197) 2020年度 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 12,232 8,973
受取手形及び売掛金 11,995 13,876
貯蔵品 56 45
その他 1,305 1,329
貸倒引当金 △25 △28
流動資産合計 25,565 24,196
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 6,709 7,459
土地 1,142 1,512
リース資産(純額) 2,250 2,786
その他(純額) 319 325
有形固定資産合計 10,421 12,083
無形固定資産
のれん 13,736 14,721
その他 711 990
無形固定資産合計 14,448 15,711
投資その他の資産
投資有価証券 489 589
敷金及び保証金 1,897 2,179
繰延税金資産 2,317 2,918
その他 2,585 2,445
貸倒引当金 △21 △21
投資その他の資産合計 7,267 8,111
固定資産合計 32,138 35,906
資産合計 57,703 60,103
負債の部
流動負債
短期借入金 4,500 2,000
1年内返済予定の長期借入金 3,224 3,545
未払金 6,479 7,523
未払法人税等 1,713 1,227
未払消費税等 1,299 1,499
未払費用 331 354
賞与引当金 1,711 2,227
役員賞与引当金 20 38
その他 1,646 2,163
流動負債合計 20,926 20,580
固定負債
長期借入金 12,956 12,854
リース債務 2,526 3,346
退職給付に係る負債 1,397 1,627
資産除去債務 864 904
その他 2,261 2,318
固定負債合計 20,006 21,050
負債合計 40,933 41,631
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(株)ソラスト (6197) 2020年度 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 583 595
資本剰余金 5,482 5,494
利益剰余金 10,666 12,365
自己株式 △0 △0
株主資本合計 16,733 18,454
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △3 △0
退職給付に係る調整累計額 31 9
その他の包括利益累計額合計 28 9
新株予約権 8 8
純資産合計 16,770 18,472
負債純資産合計 57,703 60,103
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(株)ソラスト (6197) 2020年度 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 95,719 106,182
売上原価 78,718 87,321
売上総利益 17,001 18,860
販売費及び一般管理費 11,535 12,798
営業利益 5,465 6,062
営業外収益
受取利息 17 16
受取保険金 37 91
補助金収入 63 217
その他 25 41
営業外収益合計 144 366
営業外費用
支払利息 160 215
損害賠償金 24 69
従業員休業補償費 7 56
その他 42 11
営業外費用合計 235 353
経常利益 5,374 6,075
特別利益
固定資産売却益 2,202 1
補助金収入 464 93
その他 14 -
特別利益合計 2,681 94
特別損失
固定資産除却損 16 69
固定資産圧縮損 464 93
減損損失 466 643
医療事業業務改革費用 141 -
関係会社株式評価損 - 9
その他 0 -
特別損失合計 1,090 816
税金等調整前当期純利益 6,965 5,354
法人税、住民税及び事業税 2,157 2,071
法人税等調整額 68 △255
法人税等合計 2,226 1,815
当期純利益 4,739 3,538
親会社株主に帰属する当期純利益 4,739 3,538
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(株)ソラスト (6197) 2020年度 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益 4,739 3,538
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △0 3
退職給付に係る調整額 △0 △22
その他の包括利益合計 △0 △19
包括利益 4,738 3,518
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 4,738 3,518
非支配株主に係る包括利益 - -
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(株)ソラスト (6197) 2020年度 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 572 5,471 7,857 △0 13,901
当期変動額
新株の発行 11 11 22
剰余金の配当 △1,929 △1,929
親会社株主に帰属する当期純利
益
4,739 4,739
自己株式の取得 △0 △0
株主資本以外の項目の当期変動
額(純額)
当期変動額合計 11 11 2,809 △0 2,831
当期末残高 583 5,482 10,666 △0 16,733
その他の包括利益累計額
新株予約権 純資産合計
その他有価証券評 退職給付に係る調 その他の包括利益
価差額金 整累計額 累計額合計
当期首残高 △2 32 29 5 13,936
当期変動額
新株の発行 22
剰余金の配当 △1,929
親会社株主に帰属する当期純利
益
4,739
自己株式の取得 △0
株主資本以外の項目の当期変動
△0 △0 △0 3 2
額(純額)
当期変動額合計 △0 △0 △0 3 2,834
当期末残高 △3 31 28 8 16,770
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(株)ソラスト (6197) 2020年度 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 583 5,482 10,666 △0 16,733
当期変動額
新株の発行 11 11 22
剰余金の配当 △1,839 △1,839
親会社株主に帰属する当期純利
益
3,538 3,538
自己株式の取得 △0 △0
株主資本以外の項目の当期変動
額(純額)
当期変動額合計 11 11 1,698 △0 1,721
当期末残高 595 5,494 12,365 △0 18,454
その他の包括利益累計額
新株予約権 純資産合計
その他有価証券評 退職給付に係る調 その他の包括利益
価差額金 整累計額 累計額合計
当期首残高 △3 31 28 8 16,770
当期変動額
新株の発行 22
剰余金の配当 △1,839
親会社株主に帰属する当期純利
益
3,538
自己株式の取得 △0
株主資本以外の項目の当期変動
3 △22 △19 △0 △19
額(純額)
当期変動額合計 3 △22 △19 △0 1,701
当期末残高 △0 9 9 8 18,472
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(株)ソラスト (6197) 2020年度 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 6,965 5,354
減価償却費 880 1,052
減損損失 466 643
のれん償却額 1,070 1,286
賞与引当金の増減額(△は減少) 62 462
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △5 18
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 72 132
支払利息 160 215
補助金収入 △464 △93
固定資産圧縮損 464 93
固定資産売却益 △2,202 △1
固定資産除却損 16 69
売上債権の増減額(△は増加) △1,194 △661
たな卸資産の増減額(△は増加) △2 12
前払費用の増減額(△は増加) △90 3
未払金の増減額(△は減少) △222 416
未払消費税等の増減額(△は減少) 315 261
預り金の増減額(△は減少) △385 99
その他 △428 △205
小計 5,479 9,160
利息の支払額 △181 △213
補助金の受取額 397 171
法人税等の支払額 △1,503 △2,544
その他 56 154
営業活動によるキャッシュ・フロー 4,248 6,728
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △867 △532
有形固定資産の売却による収入 2,466 1
無形固定資産の取得による支出 △429 △418
投資有価証券の取得による支出 △326 △105
敷金及び保証金の差入による支出 △153 △83
敷金及び保証金の回収による収入 25 29
事業譲受による支出 △793 △1,499
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
△3,420 △1,801
支出
その他 16 593
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,482 △3,816
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 30,900 30,500
短期借入金の返済による支出 △26,906 △33,014
長期借入れによる収入 6,400 3,000
長期借入金の返済による支出 △6,275 △4,172
株式の発行による収入 21 20
自己株式の取得による支出 △0 △0
配当金の支払額 △1,929 △1,840
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △101 △134
その他 △323 △80
財務活動によるキャッシュ・フロー 1,784 △5,721
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,550 △2,808
現金及び現金同等物の期首残高 9,211 11,762
現金及び現金同等物の期末残高 11,762 8,953
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(株)ソラスト (6197) 2020年度 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(表示方法の変更)
(連結損益計算書)
前連結会計年度において、「営業外費用」の「その他」に含めて表示しておりました「従業員休業補償費」は、
営業外費用の総額の100分の10を超えたため、当連結会計年度より区分掲記しております。この表示方法の変更を
反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外費用」の「その他」に表示していた50百万円
は、「従業員休業補償費」7百万円、「その他」42百万円として組み替えております。
(偶発債務)
公正取引委員会による調査について
当社は、2019年5月14日、中部地区(医療事業本部)における医療事務受託業務及び診療報酬明細書点検業務に
関して独占禁止法違反の疑いがあるとして、公正取引委員会の立入検査を受けました。
当社は、公正取引委員会による調査に対して全面的に協力してまいります。
なお、調査は継続中であり現時点では財政状態及び経営成績に及ぼす影響は不明です。
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(株)ソラスト (6197) 2020年度 決算短信
(セグメント情報等)
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であ
り、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているも
のであります。
当社グループは、社内業績管理単位であるサービス別形態を基礎とし、「医療関連受託事業」、「介護・
保育事業」の2つを報告セグメントとしております。
「医療関連受託事業」は、受付、会計、診療報酬請求業務、病院経営支援業務等の医療事務関連業務の受
託・人材派遣等を行っております。
「介護・保育事業」は、訪問介護(ホームヘルプサービス)、通所介護(デイサービス)、特定施設入居
者生活介護(介護付有料老人ホーム)、都市型軽費老人ホーム(ケアハウス)、住宅型有料老人ホーム、サ
ービス付き高齢者向け住宅、短期入所生活介護(ショートステイ)、居宅介護支援、認知症対応型共同生活
介護(グループホーム)、小規模多機能型居宅介護、訪問看護、福祉用具貸与・販売等の介護事業及び保育
事業を行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針
に準拠した方法であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報
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(株)ソラスト (6197) 2020年度 決算短信
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸
その他 調整額
合計 表計上額
医療関連受 介護・保育 (注)1 (注)2
計 (注)3
託事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 58,263 37,011 95,274 445 95,719 - 95,719
セグメント間の内部
- - - - - - -
売上高又は振替高
計 58,263 37,011 95,274 445 95,719 - 95,719
セグメント利益又は損
6,581 2,246 8,828 6 8,834 △3,368 5,465
失(△)
セグメント資産 7,839 38,000 45,839 133 45,972 11,730 57,703
その他の項目
減価償却費 44 683 728 14 742 138 880
のれんの償却額 21 1,048 1,070 - 1,070 - 1,070
有形固定資産及び無
62 8,891 8,954 14 8,968 354 9,323
形固定資産の増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない教育、不動産賃貸及び損害保険代理店業務等を含んでお
ります。
2.調整額の内容は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△3,368百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用
であります。
全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額11,730百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。
全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない余資運用資金等であります。
(3)減価償却費の調整額138百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。
全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額354百万円は、各報告セグメントに配分していない全社
資産の設備投資額であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
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(株)ソラスト (6197) 2020年度 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸
その他 調整額
合計 表計上額
医療関連受 介護・保育 (注)1 (注)2
計 (注)3
託事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 60,926 44,730 105,657 524 106,182 - 106,182
セグメント間の内部
- - - - - - -
売上高又は振替高
計 60,926 44,730 105,657 524 106,182 - 106,182
セグメント利益又は損
7,720 2,288 10,009 44 10,053 △3,990 6,062
失(△)
セグメント資産 8,044 41,982 50,026 118 50,145 9,958 60,103
その他の項目
減価償却費 47 837 885 13 898 154 1,052
のれんの償却額 1 1,284 1,286 - 1,286 - 1,286
有形固定資産及び無
108 5,456 5,564 7 5,572 386 5,959
形固定資産の増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない教育、不動産賃貸及び損害保険代理店業務等を含んでお
ります。
2.調整額の内容は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△3,990百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用
であります。
全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額9,958百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。
全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない余資運用資金等であります。
(3)減価償却費の調整額154百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。
全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額386百万円は、各報告セグメントに配分していない全社
資産の設備投資額であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
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(株)ソラスト (6197) 2020年度 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 177.70円 195.51円
1株当たり当期純利益 50.33円 37.51円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 50.12円 37.41円
(注)1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 4,739 3,538
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純
4,739 3,538
利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株) 94,174,711 94,341,728
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額
- -
(百万円)
普通株式増加数(株) 380,262 236,376
(うち新株予約権(株)) ( 380,262) ( 236,376)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1 2018年9月28日開催の取締役会決 2018年9月28日開催の取締役会決
株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在 議による株式会社ソラスト2018年 議による株式会社ソラスト2018年
株式の概要 第1回新株予約権 第1回新株予約権
新株予約権の数 220個 新株予約権の数 200個
(普通株式 22,000株) (普通株式 20,000株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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