6195 M-ホープ 2019-11-25 09:00:00
保証委託契約(支払承諾約定書)締結に関するお知らせ [pdf]

                                                             2019 年 11 月 25 日
各 位
                                会     社   名   株   式   会     社   ホ    ー    プ
                                代 表 者 名       代表取締役社長兼CEO 時津孝康
                                (コード番号:6195 東証マザーズ・福証 Q-Board)
                                問 合 せ 先       取 締 役 C F O        大 島 研 介
                                                          (TEL.092-716-1404)



            保証委託契約(支払承諾約定書)締結に関するお知らせ



当社は、2019 年 11 月 25 日、会社法第 370 条(取締役会の決議に代わる書面決議)による決議によって、下
記のとおり株式会社みずほ銀行と保証委託契約(総保証限度額5億円、保証種類:支払承諾)を締結すること
を決定いたしましたのでお知らせいたします。


                                記


1.本件契約締結の目的
 エネルギー事業の運営のためには、主に電力調達取引に関する調達量に応じた取引保証金の差し入れが必
要であり、これに適切に対応していく体制を構築することは事業の継続性を左右する重要な事項となってお
ります。
 同事業の規模拡大によりその必要額が増加しており、資金の差し入れによって対応することは、固定資産
(投資その他の資産)を徒に増大させるとともに、これに見合った資金の借り入れにより財務健全性の必要
以上の悪化につながります。また、当該支出はキャッシュ・フロー計算書上、営業活動によるキャッシュ・
フローの区分(営業保証金の増減額)に計上されることから、事業の本質的な収支実態を適切に営業キャッ
シュ・フローに反映することが困難になっているものと考えております。なお、足元における当該取引保証
金の必要額は、本日時点で差し入れ済みの金額 2.62 億円、追加の必要額 3.5 億円の合計 6.12 億円となって
おります。
 このため、本件保証委託契約(支払承諾)により、当該保証金の一部について銀行保証(保証先に対する
当社債務に関する債務保証)に代えることで、当該保証金資産(上記固定資産)の一部のオフバランス化を
実現し、財務的基盤の強化及び事業運営のより一層の安定を図り、合わせてキャッシュ・フローへの影響を
解消することで、当社財務諸表利用者に対する適切な情報提供につなげることができるものと考えておりま
す。


2.本件契約の概要
(1)契約締結先       株式会社みずほ銀行
(2)総保証限度額      5億円
(3)契約日         2019 年 11 月 26 日(予定)
(4)契約期間        2019 年 11 月 26 日~2020 年3月 31 日(以降1年ごと更新予定)
(5)保証種類        支払承諾(エネルギー事業における電力調達取引に基づき負担する取引保証金
               に関する金銭支払債務)




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3.今後の見通し
  本件が 2020 年6月期の業績に与える影響は、軽微なものと見込んでおります。今後、開示の必要が認め
 られた場合には、速やかに開示いたします。なお、本件により現時点で既に差し入れ済みの保証金のうち約
 1.5 億円の資金が返還される予定(返還予定時期:2019 年 12 月)であります。当社は、当該返還予定の資
 金について、将来見込まれる増加運転資金に充当する予定であります。


(ご参考)
  支払承諾とは、取引先が第三者に対して現在又は将来負担する債務について、銀行等金融機関がその支払いを保証す
 る与信取引をいい、保証委託契約の一つとされています。




<本件による取引保証金のオフバランス化イメージ図>




                                                    以 上




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