6192 M-HyAS&Co. 2020-12-15 19:00:00
特別損失・法人税等調整額(損)の計上並びに2021年4月期第2四半期連結業績予想と実績の差異に関するお知らせ [pdf]

                                           2020 年 12 月 15 日
各    位
                        会 社 名   ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
                        代表者名    代 表 取 締 役 社 長     川瀬 太志
                                    (コード番号:6192 東証第一部)
                        問 合 せ
                                執行役員 経営企画部部長       西田 祐
                        責 任 者
                                           (TEL.03-5747-9800)




           特別損失・法人税等調整額(損)の計上並びに
     2021 年4月期第2四半期連結業績予想と実績の差異に関するお知らせ

 当社は、2021 年4月期第2四半期連結会計期間におきまして特別損失及び法人税等調整額(損)
を計上するとともに、2020 年 10 月 26 日に公表いたしました 2021 年4月期の第2四半期連結累
計期間の業績予想と本日公表の実績に差異が生じましたので、お知らせいたします。


                          記


1. 特別損失の計上について
 2020 年 10 月 26 日付「第三者委員会の最終調査報告書受領に関するお知らせ」のとおり、当社
は、過去の不適切な会計処理の事実関係について、第三者委員会を設置し、調査を行ってまいり
ました。第三者委員会による調査費用及び第三者委員会の調査を踏まえた追加監査に対する監査
費用等が発生したことにより当第1四半期に訂正関連費用引当金繰入額として 570 百万円を特別
損失に計上いたしました。
 さらに、当第1四半期時点での見積額以上の調査費用および監査費用が発生したこと、及び株
式会社東京証券取引所への違約金が発生したことにより当第2四半期連結会計期間に訂正関連
費用引当金繰入額として 53 百万円を特別損失に計上いたしました。
 なお、上記の特別損失は、本日発表の 2021 年4月期第2四半期決算短信に反映されておりま
す。


2. 法人税等調整額(損)の計上について
 当期の業績を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、繰延税金資産
の一部を取り崩し、当第2四半期連結会計期間に「法人税等調整額(損)
                                」として 77 百万円を計
上いたしました。




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3. 業績予想と実績の差異について
(1) 2021 年4月期第2四半期連結累計期間の連結業績予想と実績の差異
  (2020 年5月 1 日~2020 年 10 月 31 日)
                                                          (単位:百万円)
                                                             親会社株主に
                          売上高             営業利益     経常利益      帰属する
                                                             四半期純利益
前回発表予想(A)                     4,020          210      195       △320
実績値(B)                        4,162          246      255       △347
増減額(B-A)                       +142          +36      +60        △27
増減率(%)                          3.5         17.1      30.8           -
(参考)前期第2四半期実績
                              4,007          127      124           47
(2020 年4月期第2四半期)




(2) 差異の理由
 当第2四半期累計期間はコロナ禍での経済状況を加味し、2020 年 5 月の新規会員企業の獲得の
減少および 2020 年 10 月までの受注の減少を織り込んだ予想としておりました。しかし、全国的
なテレワークの浸透によるエンドユーザーの新築戸建て需要が増えたこと、及び、コロナ禍にお
ける消費者ニーズの変化を捉えた「新しい生活様式」に対応する建築家のプランの提案が好評だ
ったことから、緊急事態宣言解除後は主力の高性能デザイナーズ住宅「R+house」事業を中心に受
注実績が前年とほぼ同等まで回復しました。また、2020 年 10 月単体での売上高が「R+house」事
業のロイヤルティ収入を中心に伸長しました。さらに、オンラインによる面談を増やすことで効
率的な販管費の使用ができたこと、一方で助成金収入が増加したことなどから、営業利益及び経
常利益につきましても前回予想を上回る結果となりました。
 なお、通期の業績予想につきましては、住宅不動産業界につきましてもコロナ禍による先行き
不透明な状況が続いておりますので、2020 年 10 月 26 日に公表いたしました予想数値を据え置く
ことにしました。今後の業績動向を踏まえ、業績予想に修正が必要と判断した場合は速やかに公
表いたします。




                                                                 以上




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