2020 年６月 15 日
各 位
会 社 名 ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 濵村 聖一
（コード番号：6192 東証マザーズ）
問 合 せ 取 締 役 執 行 役 員
西野 敦雄
責 任 者 経 営 管 理 本 部 長
（TEL.03-5747-9800）
中期経営計画策定 に関するお知らせ
当社は、別紙のとおり中期経営計画（2021 年４月期～2023 年４月期）を策定いたしましたので、お知らせ
いたします。
記
１．経営数値目標
2023 年４月期 営業利益 10 億円超
（ご参考）
2020 年４月期 営業利益 1.8 億円
２．事業戦略の概要
・主力ビジネスのさらなる強化と拡張
・新たなコアビジネスの確立
・安定した収益基盤の構築
当社グループでは、住宅取得が個人の資産形成に直結する社会の実現に向け、経営コンサルティングを通
じて住宅不動産業界の抱える課題の解決に取り組んでまいりました。多様化・高度化するニーズに応えるた
め、当社グループは常に新しい商品・サービスを調査・開発し、これまでも年２つ程度の新商品を提供して
まいりました。今回策定した中期経営計画では、2021 年４月期から 2023 年４月期までを拡大期として、こ
れまで提供してきた商品・サービスのさらなる強化を図り、営業利益 10 億円超の達成を目指します。
目標の達成に向け、現在の主力事業で売上総利益の約６割を占める R+house 及びその周辺事業を商品力、
会員企業支援、マーケティング活動の３つの側面から強化いたします。さらに売上総利益の約 2.5 割を占め
る次のコアビジネスとして、リフォーム事業、相続不動産事業、住まいづくりの相談窓口事業を育て成長さ
せてまいります。
また、コロナウイルスの感染拡大が懸念される状況の中、収益構造の安定化、サービスの多角化、地域分
散化といった安定した収益基盤の構築を推進いたします。
当社グループは、ESG（Environment：環境、Social：社会、Governance：ガバナンス）を重視した経営を
行うことで、企業として持続的な成長を遂げ、 自身の企業価値を高めていくことができると考えております。
今後とも一層のご支援、ご理解を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
以 上
（注）上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、その達成を当社として約束する趣旨のもの
ではありません。また、実際の業績等は業況の変化等により上記予想数値と異なる場合があります。
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
中期経営計画
2020年5月～2023年4月
ハイアス・アンド・カンパニー ㈱
（東証マザーズ 6192）
代表取締役社長 濵村 聖一
2020年6月15日
住宅による資産形成を支える会社。
HyAS&Co. Inc.の使命は、個人が住宅不動産を納得し安心して取得（購入）、居住（運用）、住替（売却）できる環境を
つくることです。住宅取得が個人の資産形成に直結する社会の実現、それが我々のテーマです。
２０２０年
創立 15 周年
15年の軌跡
売上高推移
創業期 プラットフォームの
確立
拡大期
（“０”を“１”にするステージ）
“1”を“10”にする
ステージ
地域分散型アライアンス企業へ
（地域分散・内需主導型経済への対応）
2005 2010 2015 2020
（C） HyAS & Co. Inc. All Rights Reserved. 4
中期経営計画 定量目標
営業利益
1.9億円
10 億円超
2020年４月期 2023年４月期
（C） HyAS & Co. Inc. All Rights Reserved. 5
中期経営計画 定量目標
売上総利益 営業利益
その他
10 億円超
次のコアビジネス P.18 – P.30
2023年４月期
リフォーム（ハウスINハウス、GARDENS GARDEN他）、
不動産相続の窓口、 (株) ans 等
R+house 及び周辺事業 P.8 – P.17
R+house、HIROGALIE 、トチスマ、
(株)家価値サポート、(株)アール・プラス・マテリアル
(株)ウェルハウジング、(株) LHアーキテクチャ 等
2023年４月期
2020年４月期
（C） HyAS & Co. Inc. All Rights Reserved. 6
事業戦略
成長戦略 1. 主力ビジネスのさらなる強化と拡張
成長戦略 2. 新たなコアビジネスの確立
安定戦略 3. 安定した収益基盤の構築
その他 4. その他取り組み
（C） HyAS & Co. Inc. All Rights Reserved. 7
01
主力ビジネスの
さらなる強化と拡張
1-1. R+house強化に向けての施策
1-2. R+house：ターゲット層拡大
1-3. R+houseを中心とした関連事業
および関連会社の拡大
現在の立ち位置
主力事業のR+houseは、住宅FCの中で加盟社数No.1
主要な住宅FCの18年度加盟社数ランキング
・建築家による注文住宅
・高断熱、高気密の高性能住宅 （社）
1 R+house 251 ★
2 ロイヤルハウス 95
3 オーガニックハウス 92
4 クレバリーホーム 90
5 アイフルホーム 74
6 ユニバーサルホーム 73
7 セルコホーム 66
8 ジョンソンパートナーズ 57
9 優秀住宅研究会 32
10 ユニテハウス 30
TACT 2019年11月号より
（C） HyAS & Co. Inc. All Rights Reserved. 9
1-1: R+house強化に向けての施策
「商品力」、「会員企業支援」、「マーケティング活動」に対しての施策を展開していく
１ ～ ３ 重点施策
商品力 会員企業支援 マーケティング活動
・保証制度の充実（家価値サポート） ・新規にグループ会社を設立し、 ・各種SNSを主体とした
実際に運営して得られた Webマーケティング
・外構事業も含めてブランド価値向上 ノウハウを会員企業に共有
（Gardens Garden) ・ブランド力強化
・大工アカデミーを開講 - 建築家住宅No.1
・土地なし客向けの住宅用土地仲介
- AskDoctors 認定取得
（トチスマショップ）
2
・セミナー、面談等のオンライン化
１ 高断熱・高気密住宅の健康効果研究
・ ・”健康と住宅の関連”の情報を提供
1’
3
・コンサルティングパッケージ
（C） HyAS & Co. Inc. All Rights Reserved. 10
1-1. R+house： 重点施策① 断熱性・気密性を重視－１
慶應義塾大学義塾大学伊香賀研究室との共同で、高断熱・高気密住宅と健康の関連性を研究中
商品設計において、断熱性能・気密性能をさらに重視していく
高断熱住宅への転居による有病割合の変化
(%)
（n=10,257人）
10.0 高断熱住宅への転居に
転居前 転居後 より有病割合が改善し
たという調査報告あり
8.0
6.0
58%減 33%減
気管支喘息、肺炎、糖
4.0
70%減
尿病、心疾患、脳血管
2.0 67%減 63%減 69%減 80%減 86%減 疾患などの有病割合の
低下がみられる
0.0
出典：「健康維持がもたらす間接的便益(NEB)を考慮した住宅断熱の投資評価」
(2011, 伊香賀、江口、村上、岩前、星ほか）より作成
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1-1. R+house： 重点施策① 断熱性・気密性を重視－２
(参考資料） R+houseの断熱性能（≒健康性能）レベル
R+houseの断熱性能は、全棟検査で HEAT20 グレードG２を達成
（グレードG2: 冬期間の室内温度環境がおおむね13℃を下回らず、15 ℃ 未満となる割合が15%程度 （基準地域)）
基準地域
R+houseの性能値
(2015年から2017年の実績、n=604棟の平均値）
UA値
0.468
(断熱性能）
C値 0.34
（気密性能 測定値）
※ UA値, C値とも、値が小さいほど高性能
※「 2020年義務化基準」は適用順延に
※ 値が小さいほど高性能
HEAT20：「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」
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1-1. R+house：重点施策① 断熱性・気密性を重視－３
(参考資料２） 気密性能
• 室内換気には、「気密性」と計画的換気が必要。
（計画換気は建築基準法で機械換気設備の設置が
義務づけられている）
• R+houseは気密性においても高性能
・気密性が高い住宅：
室内の空気を循環させることが
でき、十分な換気ができる
・気密性が低い場合：
途中で空気が漏れてしまうため、
換気が十分にできない
C値：気密性能値
Q値：断熱性能値
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1-1. R+house：重点施策② セミナーや面談等のオンライン化
ウィズコロナ・アフターコロナにおいて、エンドユーザーへのオンラインによる営業手法を確立し、それを
オンラインセミナーなどで会員企業にも伝えていく
オンラインによるセミナーや面談
ライブ配信セミナー • 会員のエンドユーザーへのオン
ラインによる営業手法の確立
（会員企業向け研修）
オンライン面談 • 本部（当社）が提供する各種研
修のオンライン化によるコスト
ダウン
• デジタル教材ベンダーと提携し、
質疑応答・理解度確認テストも インタラクティブな理解度確認
オンラインで実施 テスト等も充実させる
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1-1. R+house：重点施策③ コンサルティングパッケージ
コンサルティングパッケージを提供し会社運営をサポート
工事リードタイムと原価低減を推進することで、R+house年間建築棟数の増加も期待できる
課題を解決するソリューション
工事のオペレーションに関する課題
工事部門に焦点をあてた
改善のノウハウとシステムをまとめた
・実行予算精度が低く、想定して コンサルティングパッケージ
いた利益が確保できない
・発注漏れや工期の変更が起き現
場に支障が出る
・ベテラン監督の感覚で現場管理
が行われている
システム
・見積作成 ・原価管理
コンサルティング ・工程管理
（訪問＆オンライン） ・各関係者との情報共有など
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1-2. R+house： ターゲット層拡大
R+houseのハイグレードブランドを開発検討中
ターゲット層を広げると同時に、R+house自体のハイブランド化につなげる
開発中 R+house ハイグレード版
※画像はR+houseのモデルハウス
ターゲット： 20代後半～30代のファミリー層 ターゲット： 40代～、富裕層
・建築家と建てる家 ・建築家と建てる家
・高断熱、高気密と機能性が高い ・最上級の性能（高断熱、高気密）
・手の届く価格 ・ゆとりある暮らしにふさわしい上質の家
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1-3. R+houseを中心とした関連事業および関連会社の拡大
R+house 1棟当たりの粗利額は3年前より2倍にまで成長
R+houseを強化することでR+houseの関連事業および関連会社も拡大し、相乗効果によりR+houseもさらに拡大
R+house建築施工事業 アフターサービス
(株)ウェルハウジング 家価値60年サポート
(株) LHアーキテクチャ 建築家による注文住宅 (株)家価値サポート
外構・庭
Gardens Garden
建築資材の開発・販売 Gardens Garden (株)
(株)アール・プラス・マテリアル
(株) HCマテリアル 基礎工事
HySTRONG
建築家セレクト住宅 注文住宅用の土地探し（不動産仲介）
HIROGALIE トチスマ
SUNRISE (株)
工事部門業務支援
青字：グループ会社 （コンサルティング）
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02
新たな
コアビジネスの確立
2-1.リフォーム事業
2-2.相続不動産の流通・活用
2-3.住まいづくりの相談窓口
<ハウスINハウスによるリフォーム事例>
2-1.リフォーム事業：①既存ビジネスの強化－１
ステイ・ホームにより、快適で健康な家へのリフォームのニーズが増えつつある
加盟店開発をさらに積極的におこない、リフォーム事業の強化をおこなう
加盟店開発強化 (千円) ハウスINハウス 平均受注単価実績推移
14,000
12,593
• ライフスタイルや社会環境の変化に応じて 11,405
1カ月ほどの工事で家を快適にリフォーム 11,021
12,000
• 機能的で健康的な生活を実現できる空間を提案
10,000
8,020
8,000
7,500
概要 6,000
・家の中身を新築に！ 4,000
・家を壊さずにリノベ
（非破壊リノベ） 2,000
・内断熱型専用パネルで 0
断熱/高気密リフォーム 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
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2-1.リフォーム事業：①既存ビジネスの強化－２
新築だけではなく、既存住宅も対象として庭（外構）のリフォームを提案
子供が遊べる庭、庭でバーベキュー、庭で日光浴
加盟店開発強化
概要
「庭から始まる豊かな暮らし」を
届けるガーデン（庭・外構）事業
2019年2月から加盟店募集開始
展開エリア
84エリア
（2020年4月末）
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2-1.リフォーム事業：②新サービス検討
新たなサービス投入によるリフォーム事業の拡張も検討中
開発中 建築家とのフルリノベ 開発中
地盤の耐震リフォーム
想定ターゲットユーザ
( 家を壊さずに地盤改良 )
- 相続した実家をリノベ後入居予定の方
※現在は有効な工法が存在しない
- 近年増加し始めた中古物件購入者
- 不動産会社による買取再販
想定ターゲットユーザ
- 地盤が弱い地域にお住まいの方
概要 - 液状化が心配な地域にお住いの方
- 建築家によるリノベーション
- 断熱リフォーム（健康性能）
- 耐震性・耐久性能の向上
<建築家とのフルリノベ事例>
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2-1.リフォーム事業：③家価値サポートとの連携強化－１
・家の適切なメンテナンス
「家価値60年サポート」は“3方よし”の構造
エンドユーザー
（2018年４月よりサービス開始）
・サポートを長期間受けられ
概要
る安心感
• 戸建のオーナーに対して、長期的に充実した ・工務店倒産リスクの回避
アフターサポートを提供するための仕組み
• 大手ハウスメーカーと比較して遜色ない60年
長期サポートが受けられることで、エンド 住宅会社
ユーザーに安心感を与えることができる グループ会社
• 新築だけでなく、引き渡しから数年経過して
いる物件（他の工務店で建てた物件も含む） ・サポート契約費の増加 ・新築受注時の競争力維持
のサポート契約も可能 ・会員の裾野が広がる ・生涯顧客化により、リフォーム
・リフォーム案件発掘の拡大 受注などのチャンスが得られる
• 現状は、約5%程度の工務店しか10年以上の
長期サポートを公表できていない
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2-1.リフォーム事業：③リフォーム事業と家価値サポートとの連携強化－２
定期点検を通じて、適切なメンテナンスやリフォームをエンドユーザーに提案
リフォーム提案内容
メンテナンス
(雨仕舞強化、定期防蟻、住設取替、外壁塗装など）
定期点検 断熱リフォーム
（高断熱のR+house以外の既存住宅の場合）
リフォーム提案
エンドユーザー
ガーデンリフォーム
（グループ会社）
耐震（地盤・建物）も含めたフルリノベ
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2-2. 相続不動産の流通・活用： 現在の状況
2016年10月より加盟店募集開始
概要
• 各地の不動産会社が「不動産相続の相談窓口」の看板を挙げて展開
• 不動産相続に関する知識やコンサルティングスキルを強みに、
自宅や遊休地をはじめとする不動産資産の相続相談に応じる
全国 228エリアで展開中
(2020年4月末）
＊株式会社K-コンサルティング（関連会社）が
首都圏地区を担当。
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2-2. 相続不動産の流通・活用： 次のステージへ
次は各会員企業の支援をより充実させると同時に、より収益を拡大できる構造への発展を検討していく
現在
第１ステージ 第２ステージ 第３ステージ 第４ステージ
トライアル 会員企業拡大 ・会員企業支援を充実 他のサービスとの連携
（ビジネスモデルの確立) ・収益の拡大 による収益拡大
（例）
・土地活用
（戸建賃貸、宿泊施設など）
当社の本サービスの収益構造
・会員加入の初期費用
・各会員企業からの月会費
関連会社 ・注文住宅用の土地として
㈱K-コンサルティングで 全国 約230エリアまで
検討中
＋ 流通
不動産相続相談ビジネスを確立 拡大 ・相続相談を活用した取引に対する
ロイヤルティ
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2-2. 相続不動産の流通・活用： 不動産相続ビジネスの市場規模
不動産相続に起因したビジネスの市場規模は年間推定50兆円
当社ネットワーク内では、既に年数百億からの取引が発生している
マーケット規模 当社ネットワーク
ス 世帯主60歳以上の総不動産資産： １店舗当たりの
ト 相続相談による 全国店舗数
ッ 1,150兆円 預かり資産
ク ( 1世帯: 4,900万円 x 2,353万世帯）
数億～100億円 × 約230店舗
1世帯の資産： 2014年 全国消費実態調査より
世帯数：2015年 国勢調査より
年
間 年間推定： ●土地・建物の売買仲介手数料収入
フ
ロ 50兆円 ●買取による転売益 × 約230店舗
ー 資産移転マーケット
●土地活用時の建物管理収入
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2-2. 相続不動産の流通・活用： 他のビジネスとの連携強化による拡張性
「不動産相続の相談窓口」を不動産の仕入れ機能として活用し、他のビジネスと連携させていく
第3者に売却
連携
トチスマ 注文住宅の宅地
構想
（R+houseを建築したい方に
相談 土地を紹介する不動産業）
不動産
売却仲介
提案 住まいづくりの相談窓口
土地活用
・相続した実家
不動産の
・相続した土地
売却依頼
会員企業に売却、または紹介 （戸建賃貸、宿泊施設など）
（更地後）
・収益不動産を建て転用
（建物を活用） リノベーション再販
不動産ファンド
会社 ・リノベして転売
クラウドファンディング
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2-3. 住まいづくりの相談窓口 ans（アンズ）
グループ会社
概要
・住宅会社の比較情報を提供する住宅購入者向け住まいづくりの相談窓口
・中立的な立場で（お客様の代理人として） 住宅会社を紹介
・住宅会社を選ぶ基準（予算、性能、デザイン）などの勉強会も開催
・土地探しやローン相談、FP相談なども実施
現在：
熊本県 3 店舗、静岡県 2店舗
エンド 信頼できるハウスメーカー
ユーザー さんや、素敵な土地が見つ
①住宅購入相談 かったのも、アンズのおか
住まいづくりの げです！
相談窓口
②個別相談、勉強会開催
③エンドユーザー紹介
④契約・設計・施工
紹介フィー
お客様を紹介してもらえる
住宅会社
Win-Winの関係が高評価
ので、広告費が削減できて
助かります
（C） HyAS & Co. Inc. All Rights Reserved. 28
2-3. 住まいづくりの相談窓口： ans（アンズ）
店舗運営のノウハウが蓄積し、ビジネスモデルが確立
さらに収益源を拡充し、全国展開を検討
収益源
熊本県帯山店 （2020年4月期）
• 新築住宅会社紹介フィー 熊本市中央区
• 宅地仲介料 商圏規模：人口18.6万人、9.9万世帯 ※
今後の拡充メニュー 年間売上高： 7,300万円
• リフォーム案件紹介フィー 営業利益率： 約30%
• 中古物件仲介料 平均契約率（来店後）： 35%
• 地盤改良会社紹介フィー 提携住宅会社数 ： 52社
• 外構会社紹介フィー
• 住宅保険、住宅ローン、
※2020年4月1日現在、熊本県ホームページより
引っ越し紹介フィー等
さらに収益源を拡充し、全国展開を検討。
（C） HyAS & Co. Inc. All Rights Reserved. 29
2-3. 住まいづくりの相談窓口： ans（アンズ） - 拡大拡張構想
リフォームとの連携よるサービス拡大、バーチャル店舗での展開、不動産相続相談窓口会員企業や金融機関等と
の協業による店舗展開加速化などの検討を進めていく
サービス拡大 店舗展開（検討中）
〇〇銀行
△△建材
中古物件の仲介及び バーチャル店舗 不動産相続との協業 金融機関・建材メーカーとの協業
リフォーム業者の紹介
• 中古物件購入を希望される方に、 • オンラインによる住宅相談 • 「不動産相続相談窓口」 • 銀行店舗の空スペースや
中古物件探しからリフォームまでの 店舗 店舗にansブースを併設 建材メーカーのショー
ワンストップサービスを提供 • 相続した土地の売却がス ルームにansブースを併設
ムーズに • 住宅ローン提携や建材
メーカーとの連携が
スムーズに
（C） HyAS & Co. Inc. All Rights Reserved. 30
03
安定した経営基盤の構築
3-1. 安定した収益構造の構築
3-2. サービスの多角化
3-3. 全国展開
3. 安定した経営基盤の構築
以下を強化し、非常時にも強い経営基盤を構築していく
安定した
×
サービスの 全国展開
収益構造 多角化 × （地域分散）
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3-1. 安定した収益構造の構築
会員企業の支援を強化し、準安定収入の「ロイヤルティ等」を伸ばしていくのと同時に、安定した収益の
「会費」も維持する収益構造としていく
売上総利益推移
約10%
スポット 初期導入フィー
新規加入企業数に連動 初期導入フィー
ロイヤルティ等
会費 15%
成長 ロイヤルティ等 約65%
ドライバー
会員企業の業績に連動
(準安定収入) (会員企業は日本全国に分散)
55%
………
会費
安定収入 約25%
会員企業数に連動 30%
FY2013 FY2014 FY2015 FY2016 FY2017 FY2018 FY2019 FY2020 FY2021 FY2022 FY2023
（C） HyAS & Co. Inc. All Rights Reserved. 33
3-2. サービスの多角化ー１
当社の対象する業界と主な提供サービス
住宅業界 不動産業界 土木工事業界
建築家住宅 リフォーム/ 住宅相談 不動産仲介 エコ地盤改良 外構・庭工事
主 メンテナンス （住宅会社紹介）
な
サ
ー
ビ
ス
売 当
上 社
総
利
内 １位 2位 3位
益
市
• 新築戸建は減少傾 • ストック市場への • ユニークな業種 • 空き家問題増加によ • 既築住宅への市場 • ガーデンリフォーム
場 向だが、建築家住 シフトと共に注目 り需要増 性大 の需要増
性 宅は増加傾向 • 不景気な時に注目 • 景気の影響は少ない • 大地震後に需要増
• 不景気時には される傾向
需要減
（C） HyAS & Co. Inc. All Rights Reserved. 34
3-2. サービスの多角化－２
現在の主力ビジネスでのR+houseの継続強化に加えて、他の業種・業界のサービスも強化することで、より
安定した経営基盤を築く
住宅業界 不動産業界 土木工事業界
建築家住宅 リフォーム/ 住宅相談 不動産仲介 エコ地盤改良 外構・庭工事
主 メンテナンス （住宅会社紹介）
な
サ
ー
ビ
ス
売 当
上 社
2位 3位
総
利
内
１位
益
次のコアビジネスとなるべく強化していく
（C） HyAS & Co. Inc. All Rights Reserved. 35
3-3. 全国展開
全国展開をすることで、自然災害などのリスクを最小限に抑えることができる
全てのサービスで全国展開をしていく
都道府県別の会員数の分布
2020年4月末
（2017年4月末）
1,308 1,428
31社以上 社
社
21-30社
11-20社
3-10社 全国カバー率
2社未満の都道府県はなし
注文住宅 R+house 100%
リフォーム ハウスINハウス 72%
サポート 家価値60年サポート 100%
不動産業 不動産相続の窓口 91%
土木業 HySPEED 91%
（C） HyAS & Co. Inc. All Rights Reserved. 36
04
その他の取り組み
4-1: デジタルトランスフォーメンション
4-2: ESGを重視した経営
4-1. デジタルトランスフォーメンション
デジタル技術の活用を経営戦略の中核とし、住宅・不動産業界のDXによる業界革新を目指す
物件探し
オンライン 土地探し 新築/
リフォーム
コンサル
提案
ティング 見積もり
デジタル技術を活用した新たな
建築受発注
サービス展開を加速化 原価管理
FP相談
相続相談 AI Cloud
建築工程管理
（オンライン） Big Data
Security
Token Cyber
Security
契約 地域情報
決済・登記 収集
顧客情報
管理
（C） HyAS & Co. Inc. All Rights Reserved. 38
4-2. ESGを重視した経営
持続可能な社会の実現にむけて、ESGを重視した経営をおこない、環境保護や地域社会の活性化に貢献していく
Environment Social
環境に配慮し健康な暮らしを実現する「住」環境の提供 地域社会と共に成長していく企業活動
省エネ住宅（高断熱、高気密）
エアコン使用を極力減らす
（夏は涼しく、冬は暖かい住宅）
• 地域の「住」関連の
街が 中小企業を支援
活性化する • 質の高い家を建てる
地盤改良工法 HySPEED工法 仕事がうまれる
（雇用創出）
将来撤去の必要がなく、環境 人が集まる
汚染も起こさない天然砕石を 豊かな街並みが
100%使用 形成される
Governance 倫理性・透明性の高いガバナンス
1. コーポレートガバナンスの充実 2. 関連法規の順守 3. 連結企業統治体制の確立
（C） HyAS & Co. Inc. All Rights Reserved. 39
参考資料）CO 2 排気量削減実績
R+house エコ地盤改良工法 HySPEED工法 断熱工法デコスドライ工法
省エネによりCO2排出を削減 地盤工事におけるCO2排出を削減 断熱材製造時におけるCO2排出を削減
（トン） CO2削減量（累計） CO2削減量（累計） CO2削減量（累計）
（トン） （トン）
1,000,000 500,000 20,000
800,000 400,000 16,000
600,000 300,000 12,000
400,000 200,000 8,000
200,000 100,000 4,000
0 0 0
・R+houseが改正省エネ基準を上回る断熱性能で貢献する HySPEED工法とセメント系地盤改良とを比較した場合、 ・1棟あたり約1トンのCO2削減効果があります
CO2削減量は棟あたり約4.13トン/年のCO2削減効果が
平均的な1戸建の改良工事（3M×30本～40本程度）では、 ・CFP算定は、製造、建設段階までの削減値を含み
あります
約3,000kg～5,000kgのCO2削減効果があります 使用、廃棄・リサイクル段階の削減値は含んで
・上記グラフはR+houseの性能残存期間を40年とした場合の、 おりません
40年間累計のCO2削減貢献量を示します （セメント1,000kgの製造時に約723kgのCO2発生として試算）
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1. 主力ビジネスのさらなる強化と拡張
1-1. R+house強化に向けての施策
1-2. R+house：ターゲット層拡大
1-3. R+houseを中心とした関連事業および関連会社の拡大
05 2. 新たなコアビジネスの確立
2-1.リフォーム事業
2-2.相続不動産の流通・活用
2-3.住まいづくりの相談窓口
戦略のまとめ
3. 安定した収益基盤の構築
3-1. 安定した収益構造の構築
3-2. サービスの多角化
3-3. 全国展開
4. その他取り組み
4-1. デジタルトランスフォーメンション
4-2. ESGを重視した経営
戦略のまとめ
目標達成に向けて、各種戦略を確実に実行していく
売上総利益 営業利益
その他
10 億円超
次のコアビジネス 2023年４月期
リフォーム（ハウスINハウス、GARDENS GARDEN他）、
不動産相続の窓口、 (株) ans 等
R+house 及び周辺事業
R+house、HIROGALIE 、トチスマ、
(株)家価値サポート、(株)アール・プラス・マテリアル
(株)ウェルハウジング、(株) LHアーキテクチャ 等
2023年４月期
2020年４月期
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住宅による資産形成を支える会社。