6190 M-PXB 2019-02-14 15:30:00
平成31年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成31年2月14日
上場会社名 株式会社フェニックスバイオ 上場取引所 東
コード番号 6190 URL https://phoenixbio.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役 (氏名)島田 卓
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役管理部長 (氏名)田村 康弘 TEL 082(431)0016
四半期報告書提出予定日 平成31年2月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.平成31年3月期第3四半期の連結業績(平成30年4月1日~平成30年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
31年3月期第3四半期 830 28.8 △265 - △259 - △261 -
30年3月期第3四半期 645 △28.3 △232 - △224 - △228 -
(注)包括利益 31年3月期第3四半期 △256百万円 (-%) 30年3月期第3四半期 △227百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
31年3月期第3四半期 △89.67 -
30年3月期第3四半期 △78.68 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
31年3月期第3四半期 2,024 1,618 80.0
30年3月期 2,169 1,857 85.6
(参考)自己資本 31年3月期第3四半期 1,618百万円 30年3月期 1,857百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
30年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
31年3月期 - 0.00 -
31年3月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.平成31年3月期の連結業績予想(平成30年4月1日~平成31年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,277 41.5 △124 - △113 - △129 - △44.45
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名) 、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 31年3月期3Q 2,922,700株 30年3月期 2,905,500株
② 期末自己株式数 31年3月期3Q -株 30年3月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 31年3月期3Q 2,916,258株 30年3月期3Q 2,899,058株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注記事項等については、添付資料2ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予
測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社フェニックスバイオ(6190) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………………… 7
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株式会社フェニックスバイオ(6190) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境が改善する中で、景気は緩やかな回復基
調が続いておりますが、米中貿易摩擦の長期化や中国経済の減速など世界経済の不確実性が高まり、先行きは不透
明な状況にあります。
当社グループの顧客が属する医薬品業界では、世界人口の増加と新興国の所得水準の向上を背景として市場は成
長しておりますが、特許切れによる後発薬の台頭、新薬開発の長期化等により製薬企業の収益性は厳しさを増して
おります。一方で、潤沢な資金を持つ大手製薬企業は、新たな収益源を求めて有望なパイプラインには積極的に投
資する等、M&Aによる業界再編が活発な状況にあります。このような状況を背景に、製薬企業では新薬開発を迅速
かつ効率的に実施するために、臨床試験等の開発業務を外部のCRO(開発業務受託機関)へ委託するケースが増え
ており、当社がターゲットとしている前臨床試験におきましても製薬企業の外部委託は拡大傾向にあります。
このような状況のもと、当社グループはマウスの肝臓の70%以上がヒトの肝細胞に置き換えられたヒト肝細胞キ
メラマウス(当社製品名:PXBマウス)を用いた受託試験サービスを提供しており、世界の大手製薬企業が研究開
発拠点を置く米国を中心とした海外市場の拡大に注力してまいりました。
現在の主力である肝炎試験(薬効評価)は、製薬企業での抗B型肝炎薬の開発進展に伴い、特に海外市場で引き
合いが増加しており、売上高、受注高は前年同期を上回り堅調に推移しております。また、多くの新薬が対象とな
ることから当社グループの成長分野として位置付けるDMPK/Tox試験(薬物動態関連試験、安全性試験)・その他に
おいては、PXB-cellsで見込んでいた年間契約の失注があったものの、新世代の医薬品として注目されている核酸
医薬品分野での受注高が増加しており、売上高、受注高は前年同期を上回る水準にあります。一方、子会社のKMT
Hepatech,Inc.ではPXBマウスの海外生産拠点としての準備を進めており、技術指導や生産検討に伴う先行費用が発
生しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は830,862千円(前年同期比28.8%増)、営業損失は265,730千円
(前年同期は営業損失232,302千円)、経常損失は259,732千円(前年同期は経常損失224,744千円)、親会社株主
に帰属する四半期純損失は261,510千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期損失228,105千円)となりまし
た。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は1,183,628千円となり、前連結会計年度末に比べ155,812千円減
少いたしました。これは主に売掛金が62,370千円、仕掛品が41,707千円、それぞれ増加した一方で、現金及び預金
が232,071千円減少したことによるものです。また固定資産は840,512千円となり、前連結会計年度末に比べ10,647
千円増加いたしました。これは主に子会社であるKMT Hepatech,Inc.において、PXBマウス及びPXB-cells生産のた
めの設備投資により工具、器具及び備品が26,613千円、本社建物の増築により建物及び構築物が11,789千円、それ
ぞれ増加した一方で、のれん償却費の計上によりのれんが27,177千円減少したことによるものです。この結果、資
産合計は2,024,140千円となり、前連結会計年度末に比べ145,164千円減少となりました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は338,227千円となり、前連結会計年度に比べ117,393千円増加い
たしました。これは主に前受金の増加によりその他が135,591千円増加したことによるものです。また固定負債は
67,469千円となり、前連結会計年度末に比べ23,621千円減少いたしました。これは主に長期借入金が21,003千円減
少したことによるものです。この結果、負債合計は405,697千円となり、前連結会計年度末に比べ93,771千円増加
となりました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は1,618,443千円となり、前連結会計年度に比べ238,936千円減
少いたしました。これは主に譲渡制限付株式の発行により資本金が8,608千円、資本準備金が8,608千円、それぞれ
増加した一方で、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上等により利益剰余金が261,510千円減少したことによ
るものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、平成30年11月14日に公表いたしました連結業績予想に変更はありません。
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株式会社フェニックスバイオ(6190) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 932,937 700,865
売掛金 140,209 202,580
製品 46,036 37,571
仕掛品 43,705 85,412
原材料及び貯蔵品 101,806 99,051
その他 74,746 58,147
流動資産合計 1,339,440 1,183,628
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 109,794 121,584
車両運搬具(純額) 0 0
工具、器具及び備品(純額) 19,604 46,217
土地 296,000 296,000
リース資産(純額) 25,094 25,825
有形固定資産合計 450,493 489,627
無形固定資産
のれん 362,372 335,194
その他 4,945 4,066
無形固定資産合計 367,317 339,261
投資その他の資産 12,053 11,623
固定資産合計 829,864 840,512
資産合計 2,169,304 2,024,140
負債の部
流動負債
買掛金 20,389 22,341
1年内返済予定の長期借入金 56,004 35,004
未払法人税等 5,797 6,647
その他 138,643 274,234
流動負債合計 220,833 338,227
固定負債
長期借入金 48,489 27,486
資産除去債務 3,014 3,061
その他 39,587 36,922
固定負債合計 91,091 67,469
負債合計 311,925 405,697
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株式会社フェニックスバイオ(6190) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 2,245,242 2,253,851
資本剰余金 465,152 473,760
利益剰余金 △845,256 △1,106,766
株主資本合計 1,865,138 1,620,845
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △7,759 △2,402
その他の包括利益累計額合計 △7,759 △2,402
純資産合計 1,857,379 1,618,443
負債純資産合計 2,169,304 2,024,140
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株式会社フェニックスバイオ(6190) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
売上高 645,052 830,862
売上原価 293,796 253,653
売上総利益 351,256 577,208
販売費及び一般管理費 583,559 842,938
営業損失(△) △232,302 △265,730
営業外収益
受取利息 307 598
為替差益 8,916 6,147
その他 248 954
営業外収益合計 9,473 7,699
営業外費用
支払利息 1,235 1,090
株式交付費 679 611
営業外費用合計 1,915 1,701
経常損失(△) △224,744 △259,732
特別損失
固定資産除却損 108 39
特別損失合計 108 39
税金等調整前四半期純損失(△) △224,853 △259,771
法人税、住民税及び事業税 1,790 1,738
法人税等調整額 1,461 -
法人税等合計 3,251 1,738
四半期純損失(△) △228,105 △261,510
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △228,105 △261,510
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
四半期純損失(△) △228,105 △261,510
その他の包括利益
為替換算調整勘定 1,080 5,356
その他の包括利益合計 1,080 5,356
四半期包括利益 △227,024 △256,153
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △227,024 △256,153
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株式会社フェニックスバイオ(6190) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
3.補足情報
(1)サービス別売上高
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
金額(千円) 構成比(%) 金額(千円) 構成比(%)
国内 144,335 22.4 107,028 12.9
肝炎関連売上
海外 237,042 36.8 402,732 48.4
DMPK/Tox関連 国内 124,201 19.2 97,792 11.8
・その他売上 海外 139,473 21.6 223,307 26.9
合計 645,052 100.0 830,862 100.0
(2)サービス別受注高
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成30年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年12月31日) 至 平成30年12月31日)
受注高(千円) 受注残高(千円) 受注高(千円) 受注残高(千円)
国内 206,321 65,452 196,437 89,408
肝炎関連売上
海外 310,452 111,497 493,840 304,571
DMPK/Tox関連 国内 126,504 15,225 110,211 15,419
・その他売上 海外 159,471 89,063 236,388 158,320
合計 802,750 281,238 1,036,877 567,719
(注)当社グループは「PXBマウス事業」の単一セグメントでありますが、事業の傾向を示すためサービス別の売上高
及び受注高を記載しております。
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