6190 M-PXB 2021-11-12 15:30:00
2022年3月期第2四半期連結業績予想と実績値との差異及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2021年11月12日
各 位
会 社 名 株式会社フェニックスバイオ
代 表 者 名 代 表 取 締 役 島 田 卓
(コード番号:6190 東証マザーズ)
問 合 せ 先 専務取締役管理部長 田村 康弘
(TEL 082-431-0016)
2022年3月期第2四半期連結業績予想と実績値との差異及び
通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
2021年5月14日に公表しました2022年3月期第2四半期連結累計期間の業績予想値と本日公表の
実績値に差異が生じましたので、下記のとおりお知らせいたします。
また、最近の業績動向を踏まえ、2022年3月期通期連結業績予想を下記のとおり修正いたしまし
たので、併せてお知らせいたします。
記
1.2022 年3月期 第2四半期連結累計期間の業績予想値と実績値との差異
(2021 年4月1日~2021 年9月 30 日)
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
四半期純利益
四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 758 △11 △11 △12 △3.85
今回実績(B) 637 △133 △128 △130 △39.59
増減額(B-A) △120 △121 △117 △117 -
増減率(%) △15.9 - - - -
(ご参考)前期第2四半期実績
301 △288 △265 △267 △83.98
(2021 年3月期第2四半期)
2.2022 年3月期 通期連結業績予想数値の修正
(2021 年4月1日~2022 年3月 31 日)
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 1,598 92 91 82 25.01
今回修正予想(B) 1,300 △155 △156 △157 △47.69
増減額(B-A) △298 △247 △247 △239 -
増減率(%) △18.6 - - - -
(ご参考)前期実績
1,013 △276 △223 △238 △73.60
(2021 年3月期)
3.差異及び修正の理由
第2四半期連結累計期間の業績につきましては、薬効薬理分野で、抗 B 型肝炎ウイルス薬の開
発が活発化していることに加えて、当社が注力しております安全性等分野でも多くの引き合いを
いただき受注環境は良好でありました。しかしながら、8月に発生しました国内生産施設での生
産工程不具合(詳細は 8/19 開示の「PXB マウスの生産工程不具合に係る製品生産への影響につい
て」をご覧ください)により、8月から 10 月にかけての PXB マウス生産数が計画値の約 47%に
留まり、試験計画や納品時期が遅延しました。また、薬効薬理分野においては大型案件で使用し
た PXB マウスに一部状態不良が含まれていたことから、関連試験(3件 総額 約 259 百万円)を
含めて中止し、試験を延期することとなりました(本試験につきましては、現在、試験期間につ
いて顧客と交渉中) 。これに伴いまして、当該受託試験の進捗に応じた売上高の計上が今期見込め
なくなったことから、薬効薬理分野の売上高は計画値を大きく下回ることになりました。安全性
等分野の売上高はほぼ計画値を確保したものの、売上高全体では計画を下回る結果となりまし
た。費用全体はほぼ計画値どおりでありましたが、売上高の減少により各損益の損失額も拡大い
たしました。
通期の連結業績予想につきましては、好調な市場環境に対応するため、当社グループでは引き
続き増産体制で取り組むものの、前述の国内生産施設の生産工程の不具合に伴う納期遅延及び海
外生産施設の生産の遅れにより、第3四半期以降も PXB マウス不足を解消するのが難しい状況と
なっております。顧客に対してはマウス供給時期について調整を進めておりますが、受託試験及
びマウス納品の遅延、機会損失の発生は避けられず、売上高が減少する見込みとなりました。安
全性等分野では当初計画を約 11%上回る 780 百万円になる見通しですが、試験期間が長期となる
薬効薬理分野では当初計画を約 42%下回る 520 百万円になることから、売上高を修正いたしま
す。費用につきましては、研究開発及び販売促進用で予定していた PXB マウスを受託試験及び販
売用として優先的に使用するため、売上原価は当初計画を上回りますが、販売費及び一般管理費
は研究開発費の減少等により当初計画から下回る見込みであり、費用全体では当初計画から 50 百
万円減少する見通しです。
なお、為替レートにつきましては、現在の状況を鑑みて1ドル 108 円から 110 円に変更してお
ります。新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、2022 年3月期は一定程度継続すると
仮定しておりますが、大規模な企業活動の制限については想定しておりません。
(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成されたものであ
り、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性がありま
す。
以 上