6190 M-PXB 2020-11-13 15:30:00
2021年3月期 第2四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月13日
上場会社名 株式会社フェニックスバイオ 上場取引所 東
コード番号 6190 URL https://phoenixbio.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役 (氏名)島田 卓
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役管理部長 (氏名)田村 康弘 TEL 082(431)0016
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 301 △42.2 △288 - △265 - △267 -
2020年3月期第2四半期 521 22.3 △165 - △155 - △156 -
(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 △289百万円 (-%) 2020年3月期第2四半期 △154百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 △83.98 -
2020年3月期第2四半期 △53.54 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第2四半期 2,410 1,069 44.4
2020年3月期 2,784 1,161 41.7
(参考)自己資本 2021年3月期第2四半期 1,069百万円 2020年3月期 1,160百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年3月期 - 0.00
2021年3月期(予想) - 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,346 2.7 △50 - △37 - △39 - △12.23
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名) 、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 3,288,212株 2020年3月期 2,934,000株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 45株 2020年3月期 45株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 3,179,814株 2020年3月期2Q 2,927,677株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注記事項等については、添付資料2ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予
測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社フェニックスバイオ(6190) 2021年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
3.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 9
継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………………… 9
4.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………………… 10
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株式会社フェニックスバイオ(6190) 2021年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い経済活動が停滞し、
景気は急速に悪化しました。緊急事態宣言解除後は各種経済対策の効果もあり、一部に持ち直しの動きが見られる
ものの、国内外において感染再拡大が懸念されており、先行きは依然として不透明な状況にあります。
当社グループの顧客が属する医薬品業界では、世界人口の増加と新興国の所得水準の向上を背景として市場は成
長しておりますが、特許切れによる後発薬の台頭、新薬開発の長期化等により製薬企業の収益性は厳しさを増して
おります。一方で、潤沢な資金を持つ大手製薬企業は、新たな収益源を求めて有望なパイプラインには積極的に投
資する等、M&Aによる業界再編が進んでおります。このような状況を背景に、製薬企業では新薬開発を迅速かつ効
率的に実施するために、臨床試験等の開発業務を外部のCRO(開発業務受託機関)へ委託するケースが増えてお
り、当社グループがターゲットとしている前臨床試験におきましても製薬企業の外部委託は拡大傾向にあります
が、新型コロナウイルス感染症の影響により、開発業務に遅延や変更等が生じております。
このような状況のもと、当社グループでは感染予防策を講じながら営業及び生産活動を行っており、世界の大手
製薬企業が研究開発拠点を置く米国を中心に、マウスの肝臓の70%以上がヒトの肝細胞に置き換えられたヒト肝細
胞キメラマウス(当社製品名:PXBマウス)を用いた受託試験サービスを提供しております。
当社グループの主要顧客である製薬企業や研究機関では、経済活動の再開とともに国内外のラボ業務も徐々に動
き始めておりますが、新型コロナウイルスの感染が拡大している米国や欧州の一部地域では研究開発活動が停滞し
ていることから、売上高及び受注高は薬効薬理分野、安全性等分野ともに前年同期を下回りました。また、損益面
ではWebを活用したオンライン中心の営業活動にシフトしたことに伴い、旅費交通費をはじめとした販売費及び一
般管理費は前年同期より減少しております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は301,698千円(前年同期比42.2%減)、営業損失は288,997千円
(前年同期は営業損失165,039千円)、経常損失は265,845千円(前年同期は経常損失155,437千円)、親会社株主
に帰属する四半期純損失は267,050千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失156,752千円)となりまし
た。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は1,770,800千円となり、前連結会計年度末に比べ486,508千円減
少いたしました。これは主に現金及び預金が359,886千円、売掛金が175,557千円、それぞれ減少したことによるも
のです。また固定資産は639,617千円となり、前連結会計年度末に比べ112,600千円増加いたしました。これは主に
海外子会社でPXBマウス生産設備の増設を進めており、建設仮勘定が125,054千円増加したことによるものです。こ
の結果、資産合計は2,410,417千円となり、前連結会計年度末に比べ373,907千円減少となりました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は364,944千円となり、前連結会計年度末に比べ169,973千円減少
いたしました。これは主に前受金が40,846千円増加した一方で、短期借入金が返済により200,000千円減少したこ
とによるものです。また固定負債は975,638千円となり、前連結会計年度末に比べ111,924千円減少いたしました。
これは主に転換社債型新株予約権付社債が転換により100,000千円減少したことによるものです。この結果、負債
合計は1,340,582千円となり、前連結会計年度末に比べ281,897千円減少となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は1,069,834千円となり、前連結会計年度末に比べ92,009千円
減少いたしました。これは主に転換社債型新株予約権付社債の転換、新株予約権の行使等により資本金が98,862千
円、資本剰余金が98,862千円、それぞれ増加した一方で、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により利益剰
余金が267,050千円減少したことによるものです。
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(キャッシュ・フローの状況)
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ
359,886千円減少し、1,415,543千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、使用した資金は79,162千円(前年同期は34,327千円の獲得)となりました。これは主に売上債
権の減少175,557千円、前受金の増加40,846千円があった一方で、税金等調整前四半期純損失265,845千円、たな卸
資産の増加45,632千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は130,152千円(前年同期は757千円)となりました。これは主に海外子会社での
PXBマウス生産設備の増設により有形固定資産の取得による支出129,264千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は137,201千円(前年同期は30,023千円)となりました。これは主に新株予約権
の行使による株式の発行による収入84,566千円があった一方で、短期借入金の減少200,000千円があったことによ
るものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2020年8月12日に公表いたしました連結業績予想に変更はありません。なお、当
該連結業績予想は、2021年3月期は新型コロナウイルス感染症の影響が継続すると仮定しておりますが、再度の緊
急事態宣言等による大規模な社会的制限については想定しておりません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,775,429 1,415,543
売掛金 214,435 38,877
製品 48,722 51,480
仕掛品 79,942 126,804
原材料及び貯蔵品 94,412 89,535
その他 44,366 48,558
流動資産合計 2,257,308 1,770,800
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 113,055 107,923
車両運搬具(純額) 0 0
工具、器具及び備品(純額) 45,419 39,300
土地 296,000 296,000
リース資産(純額) 6,999 12,507
使用権資産(純額) 39,083 33,046
建設仮勘定 7,418 132,473
有形固定資産合計 507,975 621,251
無形固定資産 2,861 2,724
投資その他の資産 16,179 15,640
固定資産合計 527,016 639,617
資産合計 2,784,325 2,410,417
負債の部
流動負債
買掛金 28,734 17,499
短期借入金 200,000 -
1年内返済予定の長期借入金 20,004 12,483
未払法人税等 11,078 8,721
前受金 139,760 180,606
その他 135,340 145,633
流動負債合計 534,917 364,944
固定負債
転換社債型新株予約権付社債 1,000,000 900,000
長期借入金 2,481 -
資産除去債務 3,140 3,173
その他 81,940 72,464
固定負債合計 1,087,562 975,638
負債合計 1,622,480 1,340,582
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 2,259,264 2,358,126
資本剰余金 479,173 578,035
利益剰余金 △1,558,471 △1,825,521
自己株式 △40 △40
株主資本合計 1,179,926 1,110,599
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △18,995 △41,524
その他の包括利益累計額合計 △18,995 △41,524
新株予約権 914 759
純資産合計 1,161,844 1,069,834
負債純資産合計 2,784,325 2,410,417
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 521,862 301,698
売上原価 180,611 144,893
売上総利益 341,250 156,804
販売費及び一般管理費 506,290 445,802
営業損失(△) △165,039 △288,997
営業外収益
受取利息 377 938
補助金収入 10,190 8,568
受取保険金 - 14,075
受取負担金 3,703 -
その他 1,690 892
営業外収益合計 15,962 24,474
営業外費用
支払利息 549 730
株式交付費 123 135
為替差損 5,687 457
営業外費用合計 6,360 1,322
経常損失(△) △155,437 △265,845
特別損失
固定資産除却損 109 0
特別損失合計 109 0
税金等調整前四半期純損失(△) △155,546 △265,845
法人税、住民税及び事業税 1,205 1,204
法人税等合計 1,205 1,204
四半期純損失(△) △156,752 △267,050
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △156,752 △267,050
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(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純損失(△) △156,752 △267,050
その他の包括利益
為替換算調整勘定 2,466 △22,529
その他の包括利益合計 2,466 △22,529
四半期包括利益 △154,285 △289,579
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △154,285 △289,579
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純損失(△) △155,546 △265,845
減価償却費 25,673 19,410
のれん償却額 15,960 -
株式報酬費用 7,010 5,957
受取利息 △377 △938
支払利息 549 730
為替差損益(△は益) 2,761 △881
補助金収入 △10,190 △8,568
受取保険金 - △14,075
有形固定資産除却損 109 0
売上債権の増減額(△は増加) 103,678 175,557
たな卸資産の増減額(△は増加) △70,643 △45,632
仕入債務の増減額(△は減少) 7,408 △11,227
未払金の増減額(△は減少) △9,799 △3,636
前受金の増減額(△は減少) 110,941 40,846
その他 △2,209 7,422
小計 25,326 △100,882
利息及び配当金の受取額 377 938
利息の支払額 △546 △538
補助金の受取額 11,558 9,685
保険金の受取額 - 14,075
法人税等の支払額 △2,407 △2,450
法人税等の還付額 17 8
営業活動によるキャッシュ・フロー 34,327 △79,162
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △15,577 △129,264
無形固定資産の取得による支出 - △629
子会社株式の取得価格修正による収入 14,594 -
その他 225 △258
投資活動によるキャッシュ・フロー △757 △130,152
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) - △200,000
長期借入金の返済による支出 △16,002 △10,002
リース債務の返済による支出 △12,253 △10,037
割賦債務の返済による支出 △1,728 △1,728
自己株式の取得による支出 △40 -
新株予約権の行使による株式の発行による収入 - 84,566
財務活動によるキャッシュ・フロー △30,023 △137,201
現金及び現金同等物に係る換算差額 △4,769 △13,370
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △1,223 △359,886
現金及び現金同等物の期首残高 656,689 1,775,429
現金及び現金同等物の四半期末残高 655,466 1,415,543
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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第2四半期連結累計期間において、転換社債型新株予約権付社債の転換及び新株予約権の行使等により、資本
金及び資本準備金はそれぞれ98,862千円増加しております。
この結果、当第2四半期連結会計期間末において資本金が2,358,126千円、資本剰余金が578,035千円となってお
ります。
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、継続して営業損失及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上しており、継続企業の前提に重要
な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
このような状況の解消を図るべく、当社グループでは北米を中心とした海外市場での事業拡大と生産体制の確立に努
め、収益の改善に取り組んでまいります。海外売上高は過去3年間にわたり増加傾向にありますが、今後さらに売上を
伸ばすため、コンソーシアム活動やCROとの業務提携により新規顧客開拓やPXBマウス、PXB-cellsの用途拡大を進めて
まいります。同時に従来の受託試験サービスからPXBマウス販売へのシフトを進めることで、経営資源をマウス生産に
集中し、収益基盤の安定化を目指してまいります。そのための体制として、海外生産拠点であるKMT Hepatech,Inc.社
において設備投資及び人材育成を進め、PXBマウスの供給能力を増強するとともに、生産の効率化によるコストの低減
に取り組んでまいります。
資金面につきましては、2020年3月に株式会社ウィズ・パートナーズが業務執行組合員を務めるTHEケンコウFUTURE
投資事業有限責任組合及び三和澱粉工業株式会社を割当先として、第1回無担保転換社債型新株予約権付社債の発行に
よる1,000,000千円の資金調達を実施しており、必要な事業資金を確保しております。
以上のことから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断し、四半期連結財務諸表への注記は
記載しておりません。
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4.補足情報
(1)サービス別売上高
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
金額(千円) 構成比(%) 金額(千円) 構成比(%)
国内 39,030 7.5 21,283 7.0
薬効薬理分野
海外 124,593 23.9 74,671 24.8
国内 63,030 12.1 48,607 16.1
安全性等分野
海外 295,208 56.5 157,135 52.1
合計 521,862 100.0 301,698 100.0
(2)サービス別受注高
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
受注高(千円) 受注残高(千円) 受注高(千円) 受注残高(千円)
国内 146,466 107,435 96,140 81,151
薬効薬理分野
海外 266,948 347,709 175,077 332,924
国内 65,500 8,348 82,621 42,339
安全性等分野
海外 287,974 152,427 88,080 47,844
合計 766,890 615,920 441,919 504,259
(注)当社グループは「PXBマウス事業」の単一セグメントでありますが、事業の傾向を示すためサービス別の売上高
及び受注高を記載しております。
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