6189 グローバルキッズC 2019-02-13 17:00:00
2019年9月期 第1四半期決算補足資料 [pdf]
Ver.1
2019年2月13日 (東証第1部 6189)
2019年9月期 第1四半期 決算補足資料
株式会社グローバルグループ
将来見通し等に関する注意事項
本資料に記載されている計画や見通し、戦略などは本書面の作成時点
において取得可能な情報に基づく将来の業績に関する見通しであり、
これらにはリスクや不確実性が内在しております。
かかるリスク及び不確実性により、実際の業績等はこれらの見通しや
予想とは異なる結果となる可能性があります。
当社が事業環境の説明を行う上で、参考となると考える情報を掲載し
ております。掲載データについては、調査方法や調査時期により結果
が異なる可能性があります。
本資料に含まれる当社以外に関する情報は、公開情報等から引用した
ものであり、かかる情報の正確性、適切性等について当社は何らの検
証も行っておらず、またこれを保証するものではありません。
1
もくじ
2019年9月期 第1四半期 決算の概要 .3p
2019年9月期 業績見通し .13p
当社の事業戦略 .16p
ESGへの取組み .21p
2
2019年9月期 第1四半期 決算の概要
3
2019年9月期 第1四半期 決算ハイライト
1.売上高は前年同期比13%増
四半期ベースの売上高は過去最高を更新
売上高 4,480百万円(前年同期比 +512百万円 +12.9%)
➢ 拡大戦略に沿った運営施設数の順調な増加(2018年9月期の新園開設18施設・事業
譲受6施設)を主因とした在籍園児数の拡大および市区町村からの施設家賃補助等の助
成金が拡大したことが主な増加要因
➢ 前年同期に処遇改善に係る過年度分の補助金(一過性)が約2億円計上されており、
この影響を除くと実質19%増収
2.経常利益は62%増
営業利益 25百万円(前年同期比 △3百万円 △13.5%)
➢ 売上原価率が改善(88.6%→86.4%)したものの、将来に向けた先行投資(IT、業
務効率化、新規事業)により販管費が膨らみ営業減益となった
経常利益 18百万円(前年同期比 +7百万円 +61.8%)
➢ 営業外費用の減少が寄与
4
2019年9月期 第1四半期業績
2018.9期1Q 2019.9期1Q [売上高]
◆開園計画を遂行したことで売上高は過去
(百万円) 構成比 (百万円) 構成比 前年比
最高を達成
売上高 3,968 100.0% 4,480 100.0% 12.9% ◆園児数増加・公定価格改定により4億円
増加
売上原価 3,514 88.6% 3,871 86.4% 10.2% ◆東京都の一部自治体で前年3月より新規
に施設家賃補助の支給が開始したことで
売上総利益 453 11.4% 608 13.6% 34.2%
1.5億円増加
販売費及び ◆その他(処遇改善等)1.6億円増加
一般管理費
424 10.7% 583 13.0% 37.5% ◆前期に一過性の売上計上(処遇改善)が発
生した反動で2億円減少
営業利益 29 0.7% 25 0.6% △13.5% [売上原価]
◆前期1Qに発生した「処遇改善に伴う人
営業外収益 4 - 3 - △32.5%
件費の計上時期変更」の影響がなくなり
営業外費用 23 - 10 - △54.7% 売上原価率は改善
[販管費]
経常利益 11 0.3% 18 0.4% 61.8%
◆IT投資や租税公課の増加等により1.6億
特別損益 - - - - - 円増加
[営業利益]
税引前
11 0.3% 18 0.4% 61.8% ◆販管費の増加により微減益
当期純利益
[純利益]
法人税等 36 - 56 - 55.9% ◆均等割等で純損失
◆税率は通年では予定どおりとなる見込み
当期純利益 △25 - △38 - -
5
2019年9月期 第1四半期 売上高前期比増減要因
売上高 ✓ 園児数増加・施設家賃補助の増加により12.9%増
単位:百万円
6
2019年9月期 第1四半期 営業利益前期比増減要因
営業利益 ✓ 将来に向けた先行投資により13.5%減
✓ IT投資 +8百万円
✓ 業務効率化投資 +19百万円
✓ 広報費 +16百万円
✓ 採用費 +16百万円
✓ 租税公課 +38百万円
✓ その他 +62百万円
単位:百万円
7
2019年9月期 第1四半期 経常利益前期比増減要因
経常利益 ✓ 営業外費用の減少(東証1部上場に伴い発生した費
用)により61.8%増
単位:百万円
8
開設期別 四半期毎売上高の推移(保育事業)
◼ 2019年9月期第1四半期は、過去最高の売上高を更新
2014/9期以前開園 2015/9期開園
4,356 4,351 4,426
2016/9期開園 2017/9期開園 4,224
2018/9期開園
3,952
405 540 536
3,509 3,606 701
630 695 667
3,132 661
498 556
2,843 2,823 29 707
2,706 679 689 694
2,454 14 601 645 676
2,090 650
519 520
30 452 811
724
649 724 776 723 721
9 634 632 675
658 613
541
1,919 2,006
1,775 1,690 1,676 1,777 1,728 1,730 1,792 1,752 1,809
1,540 1,597
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
(10月~12月) (1月~3月) (4月~6月) (7月~9月) (10月~12月) (1月~3月) (4月~6月) (7月~9月) (10月~12月) (1月~3月) (4月~6月) (7月~9月) (10月~12月)
16/9期 17/9期 18/9期 19/9期
注: 集計対象は保育事業、コンサル・給食受託事業は除く 単位:百万円
9
貸借対照表
(単位:百万円)
2018.12末
2018.9末
増減額
[流動資産]
流動資産 3,264 4,052 788
◆ 新園開設に備え、現預金が6.6億円
現預金 1,301 1,965 663 増加
固定資産 12,427 13,309 882 [固定資産]
◆ 新園投資に伴い、固定資産が8.8億
有形固定資産 9,711 10,575 863 円増加
資産計 15,691 17,362 1, 670
[負債]
流動負債 3,095 4,970 1,874
◆ 短期借入れにより、流動負債が増加
固定負債 6,017 5,847 △170
負債計 9,113 10,817 1,704
純資産 6,577 6,544 △33 [有利子負債]
負債・純資産計 15,691 17,362 1,670 ◆ 新園開設に向けた借入れにより増加
[自己資本比率]
有利子負債 5,133 6,987 1,853 ◆ 借入実施により自己資本比率がやや
自己資本比率 41.8% 37.6% - 低下
10
運営施設数の推移
◼ 2019年4月に22施設開園し、運営施設数は合計164施設となる予定
学童・児童館
20,000 (予)
17,032
企業主導型・事業所内
13,155
認定こども園・小規模
12
10,113 12
5
東京認証
6,917 17
認可(その他) 4,678 9
3,154
1,235 1,586 1,266 23
認可(神奈川)
認可(東京)
売上高(百万円)
86
2011/3期 2012/3期 2012/9期 2013/9期 2014/9期 2015/9期 2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期(予)
認可(東京都) 2 3 6 9 20 28 38 56 70 86
認可(神奈川県) 3 4 7 9 12 16 17 19 20 23
認可(千葉県) - - - - - 2 3 3 3 3
認可(埼玉県) - - - - - - - - 1 1
認可(大阪市) - - - - - 1 2 3 4 5
東京都認証 8 11 15 20 20 21 22 20 20 17
認定こども園等 - 1 3 5 5 5 6 5 5 5
企業主導型 - - - - - - - - 7 11
事業所内 - - - - - - - - - 1
学童・児童館 - 1 3 6 7 10 11 12 12 12
合計 13 20 34 49 64 83 99 118 142 164
注: H27年9月期以前の売上高については(株)グローバルキッズ連結数値となります 11
在籍園児数と職員数の推移
在 籍 園 児 数 と 職 員 数 の 推 移
在籍園児数(人) 職員数(人)
3,500
9,000 3,500
3,047
8,000
3,000
7,000
2,572
2,500
6,000 2,128
2,000
5,000 1,620
4,000 1,236 8,500 1,500
7,339
3,000 863 6,213
613 5,026 1,000
2,000 3,943
2,795 500
1,000
1,594 1,957
0 0
2012/9末 2013/9末 2014/9末 2015/9末 2016/9末 2017/9末 2018/9末 2019/9末
在籍園児数 職員数
(見込)
在籍園児数:学童クラブ・児童館に在籍する児童数は含まず
職員数 :本部職員・パート職員等を含む
12
2019年9月期 業績見通し
13
2019年9月期 進捗状況
◼ 当初予想に沿って順調に進捗
2019年9月期見通し 2019年9月期 1Q
(百万円) 構成比 前期比 (百万円) 構成比 進捗率 2019年9月期1Q 進捗状況
売上高 20,000 100.0% +17.4% 4,480 100.0% 22.4% [売上高]
◆ 園児数増加および施設家賃
売上原価 17,230 86.2% +17.2% 3,871 86.4% 22.5%
補助等により、売上高は計
売上総利益 2,770 13.9% +19.0% 608 13.6% 22.0% 画に沿って推移
販売費及び [営業利益]
一般管理費
2,430 12.2% +22.1% 583 13.0% 24.0%
◆ 将来に向けた投資が先行し
営業利益 340 1.7% +0.6% 25 0.6% 7.5% ているものの、売上原価率
改善により営業利益は想定
営業外収益 2,140 - +6.2% 3 - 0.2%
どおり推移
営業外費用 550 - +26.3% 10 - 1.9%
[経常利益]
経常利益 1,930 9.7% +0.7% 18 0.4% 1.0% ◆ 4月の新園開設により、営
業外収益(補助金収入)は
特別損益 0 - - 0 - -
3Qに積み上がる見込み
税引前
当期純利益
1,930 9.7% +199.9% 18 0.4% 1.0%
法人税等 680 - - 56 - -
当期純利益 1,250 6.3% +123.5% △38 - -
14
2019年9月期 新規開設・認可移行予定
➢ 2019年4月に22施設を開設予定、運営施設数は164施設へ
➢ 東京都認証3施設を認可移行予定
◆新規開設予定
所在地別
所在地 開設予定数 想定定員数
東京都 23区 18施設 940名
神奈川県 横浜市 3施設 205名
大阪府 大阪市 1施設 80名
保育所:22施設 1,225名
形態別
形態 開設予定数 開設後施設数
認可 17施設 115施設
企業主導型 4施設 11施設
事業所内 1施設 1施設
◆認可移行予定
現形態 認可移行予定数
東京都認証 3施設 ※予定は変更されることがあります
15
当社の事業戦略
16
社名(商号)の変更
新社名(商号)
株式会社グローバルキッズCOMPANY
現社名:株式会社グローバルグループ
目的 : グループ全体でのブランド統一、ブランディング強化
※“COMPANY”は、「仲間」「人の集合体」の意味
変更日 : 2019年4月1日
その他 : 2019年4月1日付で完全子会社の「株式会社ろく」を、
同じく完全子会社の「株式会社グローバルキッズ」が吸収合併
17
当期の戦略・施策
引き続き、事業基盤の拡大期間として位置付け、より「強い会社」を目指す
✓ 積極開園の継続
・2019年4月に新規開設22施設
✓ 人材採用の強化
・積極開園を支える年間1000名規模の人材採用を実施
・SNS等を活用した戦略的な採用施策を実行し、他事業者と差別化
拡規 ✓ 職員の定着率の向上
大模 ・職員の中長期的な就労を推進する新たな人事制度の導入(2019年4月)
の
・働き方改革、全社および施設ごとのコミュニケーション活性化の推進
✓ 保育の質向上への取り組み加速
・保育ノウハウの統一・質の追求、人財育成機関の創設
✓ 積極的な成長投資の継続
× ・新規事業の推進(ベトナム、えんマッチ、発達支援事業等)
収 ✓ 効率的な運営体制を再構築・推進
向益 ・運営基準および新規開設基準の再整備、最適化の推進
上性 ・事務業務の効率化などを実現させるBPR活動やIT活用の推進
・戦略的なIT投資(施設へのIT活用加速、自治体請求管理システムの開発等)
の ・本社の施設支援体制の大幅な見直し、強化
18
保育のシェアリングエコノミーモデル
◆保育のシェアリング“えんマッチ”が拡大
➢ 提携企業数、契約保育園数が拡大中
提携企業 共同利用契約
提携企業数
社員数 保育園数
2018年 5月 80社 38万人 32園
・
・
2019年 1月 120社 50万人 79園
➢ 全国に広がる“えんマッチ”サービス網
✓ 2019年1月より、北海道でスタート
✓ 現在、関東(東京、神奈川、埼玉、千葉)、北海道、東北(仙台)、
中国(広島)、九州(福岡、沖縄)で展開
※ “えんマッチ”とは、育休中社員の早期の職場復帰のための保育園利用枠を確保したい企業に、
企業主導型保育施設の企業枠を提供する保育版シェアリングエコノミーモデルです
19
ベトナムでの取組みの進捗
◆2019年春より現地(ハノイ)の私立幼稚園で乳幼児向け保育サービスを開始予定
◆ ベトナムの市場環境
都市部を中心に急速に核家族化が進み、女性の社会進出が顕著
◆ 私立幼稚園(@ハノイ)との提携で2019年春から
サービス開始予定
➢ ベトナム現地法人概要
社名: GLOBAL KIDS VIETNAM CO., LTD.
設立: 2018年7月25日
株主: グローバルグループ、SNB KIDDEN WORLD COMPANY LIMITED
事業内容: 未就学児教育(保育事業・チャイルドケア事業) 20
ESGへの取組み
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ESGへの取組み -持続的成長を可能とする源泉
企業価値向上に向けてESG活動を推進
項目 重要なESG課題 取り組みの例 利
用
◆ 照明のLED化推進によりCO₂排出削 者
減に貢献 に
◆ 施設設備への国産木材の積極活用を 選
環境 地球温暖化 ば
通じ国内林業の活性化・森林保全に 職
(E) 自然資源 貢献 員 れ
に る
◆ 内装にはホルムアルデヒドの放散が最
も低いフォースター規格建材を使用 選 施 持
設
◆ 毎年20前後の保育所開設により、女
ば
れ 続
性の社会進出に貢献
◆ 働きやすい環境整備
る
施
的
女性社会進出 • 輝き度調査
• 休暇取得促進制度
設 成
社会
(S) 人財活用 • 子育て応援 保 長
地域貢献
• 現場職員の処遇改善 etc.
◆ 保育のシェアリングエコノミーモデル 社
育
の へ
“えんマッチ”を構築 会 質
に 向
◆ 地域社会活動への参加 選 上
コーポレート・ ◆ 独立社外取締役3名 ば
れ
◆ 株式報酬制度導入
ガバナンス ガバナンス る
◆ リスクマネジメント体制の構築 施
(G) 内部統制 ◆ コンプライアンス研修(情報セキュリ 設
企業行動 ティ、反社、ハラスメント等)の実施 22
ご覧いただき
ありがとう
ございました!
◆ ホームページ
www.globalg.co.jp/ 株式会社グローバルグループ公式サイト
http://www.gkids.co.jp/ 株式会社グローバルキッズ公式サイト
http://www.gk-recruit.jp/ 株式会社グローバルキッズ採用サイト
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