Ver.1
2019年11月13日 （東証第１部 6189）
2019年9月期 決算説明会資料
株式会社グローバルキッズCOMPANY
将来見通し等に関する注意事項
本資料に記載されている計画や見通し、戦略などは本書面の作成時点
において取得可能な情報に基づく将来の業績に関する見通しであり、
これらにはリスクや不確実性が内在しております。
かかるリスク及び不確実性により、実際の業績等はこれらの見通しや
予想とは異なる結果となる可能性があります。
当社が事業環境の説明を行う上で、参考となると考える情報を掲載し
ております。掲載データについては、調査方法や調査時期により結果
が異なる可能性があります。
本資料に含まれる当社以外に関する情報は、公開情報等から引用した
ものであり、かかる情報の正確性、適切性等について当社は何らの検
証も行っておらず、またこれを保証するものではありません。
1
もくじ
2019年9月期 決算の概要 .3p
2020年9月期 業績見通し .16p
TOPIC .22p
2
2019年9月期 決算の概要
3
2019年9月期 決算ハイライト
◼ これまでの事業基盤拡大戦略により順調に売上増加
◼ 人材確保など保育の質に向けた先行投資を優先させたことで営業減益
１．売上高は15.6％増収
売上高 19,694百万円（前期比 ＋2,662百万円 ＋15.6%）
運営施設数の順調な増加を主因に在籍園児数が増加したことが主な増加要因
第3四半期に低下した認証、企業主導型保育所の入所率は、徐々に回復
2 ．営業利益減益、経常利益は微減
営業利益 173百万円（前期比 △164百万円 △48.6%）
➢ 認証、企業主導型の入所率は回復傾向にあるものの想定を下回った一方、次年度を見据えた
保育士の採用を概ね計画どおり進めたことで人件費関連、採用費の負担が増加し営業減益
経常利益 1,786百万円（前期比 △131百万円 △6.8％）
➢ 設備投資に係る開設補助金の増加による営業外収益の改善が寄与したものの、営業利益減少
が影響し減益
3 ．当期純利益は大幅増益
当期純利益 1,116百万円（前期比 ＋ 557百万円 ＋99.8%）
➢ ソフトウエアの減損損失が発生したものの、前期計上した施設の減損損失がなくなり、当
期純利益は前期に比べ2倍に拡大 4
2019年9月期 業績概要
売上高 営業利益 経常利益
単位：百万円
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
19,694
337 1,917
17,032 1,786
5,206 43 258 42
4,400
5,202 173
4,416
1,338 1,509
319
4,804 222
4,246
3,968 4,480
11 308 18 215
29 25
(54) (58)
(15)
2018/9期 2019/9期 2018/9期 2019/9期 2018/9期 2019/9期
5
2019年9月期 損益計算書
(単位：百万円)
2018年9月期 2019年9月期
（百万円） 構成比 （百万円） 構成比 前期比
売上高 17,032 100.0% 19,694 100.0% +15.6%
売上原価 14,703 86.3% 17,234 87.5% +17.2%
売上総利益 2,328 13.7% 2,459 12.5% +5.6%
販売費及び
一般管理費
1,990 11.7% 2,285 11.6% +14.8%
営業利益 337 2.0% 173 0.9% △48.6%
営業外収益 2,014 － 2,078 － +3.2%
営業外費用 435 － 466 － +7.1%
経常利益 1,917 11.3% 1,786 9.1% △6.8%
特別損益 △1,273 － △78 － －
税引前純利益 643 3.8% 1,708 8.7% +165.5%
法人税等 84 － 591 － +601.3%
当期純利益 559 3.3% 1,116 5.7% +99.8%
6
2019年9月期 売上高前期比増減要因
売上高 ✓ 園児数増加を主因に15.6％増
単位：百万円
7
2019年9月期 営業利益前期比増減要因
営業利益 ✓ 人材確保等の先行投資により営業減益
✓ 保育士採用に伴い人件費関連
（社宅家賃等）や採用費（紹介料）
等が増加
✓ 租税公課 +107百万円
✓ 採用費 +41百万円
✓ 広報費(TVCM等) +17百万円
✓ ＩＴ投資(人事システム等) +11百万円
✓ 減価償却費 +13百万円
✓ 労務関連費用 +5百万円
✓ その他 +101百万円
単位：百万円
8
2019年9月期 経常利益前期比増減要因
経常利益 ✓ 設備投資に係る開設補助金が増加したものの、営
業利益減少分が影響
✓ 設備投資に係る開設補助金 +58百万円
単位：百万円
9
開設期別 四半期毎売上高の推移（保育事業）
◼ 施設数拡大による園児数増加により順調な拡大
2014/9期以前開園 2015/9期開園
2016/9期開園 2017/9期開園 5,126 5,140
2018/9期開園 2019/9期開園 4,745
4,356 4,351 4,426 558 592
4,224
3,952 566
604 603
405 536
3,509 3,606 540
701 713
3,132 630 695 667 698 694
661
2,843 2,823 498 556
2,706 29 707 740
679
2,454 14 601
689
676 694 708 685
2,090 519 520
650 645
30 452 811
724 782
724 776 721 745 727
9 649 632 675 723
658 634 613
541
1,919 2,006 1,945 1,839
1,775 1,690 1,676 1,777 1,728 1,730 1,792 1,752 1,809 1,813
1,540 1,597
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
(10月～12月) (1～3月) (4～6月) (7～9月) (10～12月) (1～3月) (4～6月) (7～9月) (10～12月) (1～3月) (4～6月) (7～9月) (10～12月) (1～3月) (4～6月) (7～9月)
16/9期 17/9期 18/9期 19/9期
注： 集計対象は保育事業、コンサル・給食受託事業は除く 単位：百万円
10
2019年9月期 貸借対照表
(単位：百万円)
2019年9月末
2018年9月末
増減額
[流動資産]
流動資産 3,264 3,810 546 ◆ 現預金等の増加により5.4億円増加
現預金 1,301 1,480 178 [固定資産]
固定資産 12,427 14,448 2,021 ◆ 4月の新園開設に伴い建物および構
築物の増加などで有形固定資産が
有形固定資産 9,711 11,701 1,989 19.8億円増加
資産計 15,691 18,259 2,568 [負債]
流動負債 3,095 3,087 △8 ◆ 借入金および繰延税金負債の増加に
より、負債が増加
固定負債 6,017 7,466 1,448
[有利子負債]
負債計 9,113 10,553 1,439
◆ 新園設備投資のための借入金増加で
純資産 6,577 7,706 1,129 有利子負債が増加
負債・純資産計 15,691 18,259 2,568 [自己資本比率]
有利子負債 5,133 5,962 828 ◆ 利益剰余金増加に伴い自己資本比率
がやや上昇
自己資本比率 41.8% 42.1% －
11
2019年9月期 キャッシュ・フロー
(単位：百万円)
2018年9月期 2019年9月期
営業活動によるキャッシュフロー 2,028 2,196
税金等調整純利益 643 1,708
減価償却費 632 729
減損損失 1,268 62
未収入金の増減額(△は増加) △603 △239
前払費用の増減額(△は増加) △20 △35
未払金の増減額(△は減少) 381 △11
前受金の増減額(△は減少) △67 △18
投資活動によるキャッシュフロー △2,963 △2,842
有形固定資産の取得による支出 △2,774 △2,705
敷金及び保証金の差入による支出 △206 △94
財務活動によるキャッシュフロー 989 825
借入金及び社債の純増減(△は減少) 968 828
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 55 178
現金及び現金同等物の期首残高 1,246 1,301
現金及び現金同等物の期末残高 1,301 1,480 12
運営施設数の推移
◼ 2019年9月期に24施設開園（認可17、企業主導型4、事業所内1、
学童クラブ1、児童発達支援1）
児童発達支援 19,694
学童・児童館 ◼ 期末の運営施設数は合計166施設 17,032
企業主導型 13,155
認定こども園・小規模 1
13
東京都認証・事業所内 10,113 11
認可(千葉、埼玉、大阪) 12 5
6,917
4,678 7 18
認可(神奈川) 5
3,154 9
認可(東京) 1,235 1,586 1,266 20
売上高(百万円) 8 23
20
86
70
2011/3期 2012/3期 2012/9期 2013/9期 2014/9期 2015/9期 2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期
認可(東京都) 2 3 6 9 20 28 38 56 70 86
認可(神奈川県) 3 4 7 9 12 16 17 19 20 23
認可(千葉県) - - - - - 2 3 3 3 3
認可(埼玉県) - - - - - - - - 1 1
認可(大阪府) - - - - - 1 2 3 4 5
東京都認証・事業所内 8 11 15 20 20 21 22 20 20 18
認定こども園・小規模 - 1 3 5 5 5 6 5 5 5
企業主導型 - - - - - - - - 7 11
学童・児童館 - 1 3 6 7 10 11 12 12 13
児童発達支援 -- -- -- -- -- -- -- -- - 1
合計 13 20 34 49 64 83 99 118 142 166
注： 2015年9月期以前の売上高については(株)グローバルキッズ連結数値となります 13
在籍園児数と職員数の推移
在籍園児数(人) 職員数(人)
在籍園児数 職員数 3,514
9,000 3,500
3,047
8,000
3,000
7,000
2,572
2,500
6,000 2,128
2,000
5,000 1,620
4,000 1,236 8,365 1,500
7,339
3,000 863 6,213
613 5,026 1,000
2,000 3,943
2,795 500
1,000
1,594 1,957
0 0
12/9期末 13/9期末 14/9期末 15/9期末 16/9期末 17/9期末 18/9期末 19/9期末
在籍園児数：学童クラブ・児童館、児童発達支援施設に在籍する児童数は含まず
職員数 ：本部職員・パート職員等を含む
14
2019年9月期連結 開示予想比較
◼ 売上高上振れ、費用低減により修正予想を上回る
• 入所率持直し等により売上高が上振れたほか、販管費低減もあり営業利益は想定を上回る
単位：百万円
2019年9月期
当初予想 修正予想 実績
（11月発表） （8月発表） 達成率
(修正予想比)
売上高 20,000 19,650 19,694 100.2%
営業利益 340 115 173 151.0%
経常利益 1,930 1,750 1,786 102.1%
当期純利益 1,250 1,090 1,116 102.5%
15
2020年9月期 業績見通し
16
2020年9月期 連結業績予想
◼ 入所率改善・職員配置適正化等により増収・営業増益見込み
◼ 一方で、新規開設数を抑制するため、開設補助金（営業外収益）が減少し
経常利益と当期純利益の減益を見込む
2019年9月期
2020年9月期業績見通し
実績
前期
(百万円) 構成比 (百万円) 構成比
実績比 2020年9月期 主な要因
[売上高]
売上高 19,694 100.0% 22,500 100.0% +14.2%
◆ 開設2～3年目の施設を中心とし
た入所率上昇
◆ 新施設開設による増収
営業利益 173 0.9% 300 1.3% 72.7%
[営業利益・経常利益]
◆ 職員配置の適正化による収益性
経常利益 1,786 9.1% 630 2.8% △64.7%
改善により営業増益の見込み
◆ 昨年より新規開設を抑え、設備
当期純利益 △62.4% 投資に係る補助金収入が減少し
1,116 5.7% 420 1.9%
経常減益を見込む
17
2020年9月期の重点施策
◼ ３つの重点施策を実施
◼ 人と保育に関する継続的取り組みに加え、業務改革を積極推進
◼ 人財系の課題解決
人 ➢ 大規模採用
➢ 最適配置
➢ 定着率向上
◼ グローバルキッズ保育の確立
保育
➢ 2021年4月の全施設展開に向けて
◼ 生産性UP
業務改革 ➢ 子どもに向き合う時間の最大化
➢ 収支最適化（入所率向上等）
➢ IT投資
18
2020年9月期 新規開設予定
◼ 外部環境変遷により戦略転換
➢ 新規開設を認可保育所7施設に絞り、運営力・マーケティング力等の強化に注力
➢ 上記に加え、新規事業である児童発達支援施設を2～4施設開設する計画
◼ 開設後、運営施設数は175～177施設となる予定
◆新規開設予定
認可保育所
所在地 開設予定数 想定定員数
東京都23区 4施設 261名
東京都下 1施設 60名
神奈川県 横浜市 1施設 72名
神奈川県 鎌倉市 １施設 48名
保育所：7施設 441名
児童発達支援施設
所在地 開設予定数
東京都、他 2～4施設
※予定は変更されることがあります
19
理念の“輝いた大人”であふれる取り組み
◼ 「人(職員)」を大切にして、理念：「輝いた大人」を実現する施策を加速
◼ 採用力UPと定着率向上を実現し、保育の質向上の好循環を実現
『あの職員に子どもを預けたい、預けて良かった』と、人の強みで親子に選ばれる！
• チームブックづくり • 子どもの成長
• コミュニケーション • 社会貢献
研修 人間関係 やりがい • 仕事への誇り
• 新任施設長支援
輝いた • モチベーション
大人
働きやすさ
• 職員の職員による職員のための人事制度
• 子どもに向き合う時間が多い働く環境
20
働きやすさを実現する手厚い各種制度
◼ 法令を超えた職員のための各種人事制度を構築
◼ 職員の声を拾う仕組み（リンカーン会議・GKアプリ）による継続改善
１．休暇制度 ４．独自退職金制度
✓ アニバーサリー休暇、いつでも休暇（入社後すぐ有給）
５．住居サポート
✓ 未就学児の看護休暇（有給）
✓ 寮、借上社宅
✓ 介護休暇、孫の誕生休暇（有給）
６．その他
２．柔軟な働き方
✓ 消滅有休積立制度（未使用有休をいざという時のために）
✓ セレクト社員制度（時間や曜日の働き方選択：時短正社員制度）
✓ インフルエンザ予防接種、婦人科検診全額補助
✓ 異動登録制度（望まない転勤異動なし）
✓ 施設内コミュニケーション費用の補助
✓ 定年65歳＋無期限再雇用（給与維持）
✓ 社内アプリによる情報共有
３．出産・育児に係る制度 ✓ 全職員対象の社員総会
✓ 産前産後休業（産前6週 産後8週） ✓ 現場意見を吸い上げるリンカーン会議
✓ 育児休業の延長（3歳に達するまで：法定2歳まで） ✓ 充実の研修制度
✓ 職員食制度、サークル活動
✓ 育児短時間勤務の延長（小学校卒業まで：法定3歳まで）
✓ 認可外保育所の保育料補助
✓ 社員優先の保育施設（保活負担軽減）
✓ こども手当
＊2020年4月導入予定制度含む
21
TOPIC
22
「えんマッチ」を事業継承 2019年10月30日発表
◆ 「えんマッチ」を日本生命の子会社に事業継承
◼ 「えんマッチ」強化を目指し2019年3月に日本生命と業務提携し、更なる普及・発
展を目的に日本生命の子会社「ライフケアパートナーズ」に事業継承を決定
◼ 当社は、ライフケアパートナーズ」の一部株式を取得し引き続き「えんマッチ」事業
に参画
＜取組の全体像＞
“えんマッチ”とは、育休中社員の早期の職場復帰のための保育園利用枠を確保したい企業に、
企業主導型保育施設の企業枠を提供する保育版シェアリングエコノミーモデルです 23
ご清聴いただき
ありがとう
ございました！
◆ ホームページ
http://www.gkids.jp/ 株式会社グローバルキッズCOMPANY公式サイト
http://www.gkids.co.jp/ 株式会社グローバルキッズ公式サイト
http://www.gk-recruit.jp/ 株式会社グローバルキッズ採用サイト
https://www.facebook.com/Gkidsbook/ 公式フェイスブック
https://www.instagram.com/globalkids_/ 公式インスタグラム
https://www.instagram.com/global_kids_/ 大好評マンガコンテンツ「グローバルキッズ！」
https://twitter.com/hoikushi_dairy 大好評マンガコンテンツ「グローバルキッズ！」
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