6189 グローバルキッズC 2021-07-30 15:00:00
2021年9月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年7月30日
上場会社名 株式会社グローバルキッズCOMPANY 上場取引所 東
コード番号 6189 URL https://www.gkids.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 中正 雄一
問合せ先責任者 (役職名) 財務IR部長 (氏名) 野田 雅之 TEL 03-3221-3770
四半期報告書提出予定日 2021年8月6日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年9月期第3四半期の連結業績(2020年10月1日∼2021年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期第3四半期 17,531 5.9 352 △15.2 856 △1.0 326 △27.6
2020年9月期第3四半期 16,561 14.3 415 119.1 865 △50.4 451 △58.7
(注)包括利益 2021年9月期第3四半期 346百万円 (△26.1%) 2020年9月期第3四半期 468百万円 (△57.6%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年9月期第3四半期 35.29 34.83
2020年9月期第3四半期 49.15 48.17
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年9月期第3四半期 18,013 8,510 47.1
2020年9月期 18,561 8,146 43.8
(参考)自己資本 2021年9月期第3四半期 8,490百万円 2020年9月期 8,127百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年9月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2021年9月期 ― 0.00 ―
2021年9月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 9月期の連結業績予想(2020年10月 1日∼2021年 9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 23,800 7.4 700 46.6 1,260 37.5 680 55.2 73.68
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期3Q 9,307,511 株 2020年9月期 9,229,880 株
② 期末自己株式数 2021年9月期3Q 3,621 株 2020年9月期 1,072 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年9月期3Q 9,261,385 株 2020年9月期3Q 9,184,483 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社グループが現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいてお
り、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想
などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
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○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益及び包括利益計算書 ………………………………………………………………6
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(四半期連結損益及び包括利益計算書関係) ………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
―1―
株式会社グローバルキッズCOMPANY(6189) 2021年9月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の一部に持ち直しの動きがみられるなど回復の兆し
があるものの、新型コロナウイルス感染症の影響を受け依然として先行きの不透明な状況が続いております。
このような環境のなか、子育て支援事業を取り巻く状況は、女性の社会進出に対する意識の変化や政府による女
性の活躍推進などにより、共働き世帯数や女性の就業率が高水準で推移しており、保育に対する需要は引き続き高
い状況にあります。
政府・自治体は、保育需要増加に対応すべく、保育の受け皿拡大を目的に保育士確保や保育所整備の施策を講じ
ております。具体的には、2019年10月には幼児教育・保育無償化が開始され、2020年12月には政府が「新子育て安
心プラン」を公表し、2021年度から2024年度末までの4年間に保育の受け皿を新たに約14万人分確保する目標を打
ち出しました。
これら政府の取り組みにより、当社グループが重点的に注力している東京都心部では保育需要の増加が続いてい
ることを映して、保育所の新設に対する需要は当面継続すると見込まれます。高齢化や総人口の減少による労働人
口の減少が懸念されるなかで、経済の活力の担い手となる女性の社会進出のためには保育環境の整備、保育の質向
上が課題であり、子育て支援事業者の社会的役割は一段と重要性を増しております。
こうした状況のもと、当社グループは東京都、神奈川県及び千葉県において、新規施設の開発を進め、当第3四
半期連結会計期間に以下のとおり認可保育所9施設を開設しております。
この結果、当社グループは当第3四半期末時点で認可保育所134施設(東京都97施設、神奈川県27施設、千葉県4
施設、埼玉県1施設、大阪府5施設)、認証保育所・認定こども園等保育施設22施設、企業主導型保育所11施設、
学童クラブ・児童館12施設、児童発達支援事業所4施設の計183施設を営んでおります。また、9月に認可保育所を
1施設開設する予定です。
(認可保育所)
東京都
グローバルキッズ池上園
グローバルキッズ蒲田第二保育園
グローバルキッズ馬込園
グローバルキッズ森下五丁目園
グローバルキッズ平野園
グローバルキッズ志茂第二保育園
神奈川県
グローバルキッズ三ツ境園
グローバルキッズ日吉五丁目園
千葉県
グローバルキッズ浦安園
―2―
株式会社グローバルキッズCOMPANY(6189) 2021年9月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染症の影響により0~1歳児を中心とした入園先送
りを背景に入所率が想定を下回ったものの、運営施設数の増加を主因とした園児数増加により売上高が増加しまし
た。費用面では、前年4月には登園自粛や休園の影響で変動費が抑制されていたものの、当期は休園が発生せず通
常どおりの施設運営を行ったため、変動費が増加しました。加えて施設数拡大による保育士等の増員を反映し人件
費が増加したため売上原価率が上昇しました。一方で、社内イベントや研修、会議のオンライン化の定着や従業員
の採用効率化を推進したことで販管費率が改善しました。
なお、新規開園資金のうち一部(内装工事等)に対して自治体から補助金が交付された場合、営業外収益の「補助
金収入」に計上されます。当社グループにおける保育所等の新規開設は4月に集中するため、第3四半期(4月~6
月)に補助金収入が多額に計上される傾向があります。当第3四半期連結会計期間においても、新規開設を進めたた
め多額の補助金収入を計上しております。
上記の結果、当第3四半期連結累計期間は、売上高17,531百万円(前年同期比5.9%増)、営業利益352百万円(同
15.2%減)、経常利益856百万円(同1.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益326百万円(同27.6%減)となりま
した。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ548百万円減少し18,013百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比べ284百万円減少し3,909百万円となりました。これは、未収入金が371百万円
減少したことが主因です。
固定資産は、前連結会計年度末と比べ263百万円減少し14,103百万円となりました。これは、4月の保育所の新規
開設に伴い有形固定資産が731百万円増加した一方で、減価償却により619百万円、減損損失により258百万円減少し
たことに加え、投資有価証券評価損の計上により投資有価証券が62百万円、建設協力金が14百万円それぞれ減少し
たことが主因です。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の総負債は、前連結会計年度末と比べ911百万円減少し9,502百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末と比べ467百万円減少し2,999百万円となりました。これは、未払法人税等が325百
万円、6月の賞与支給により賞与引当金が276百万円減少したことが主因です。
固定負債は、前連結会計年度末と比べ444百万円減少し6,503百万円となりました。これは、長期借入金が587百万
円減少したことが主因です。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比べ363百万円増加し8,510百万円となりました。
これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が326百万円増加したことが主因です。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年9月期通期の連結業績予想につきましては、2020年11月12日に公表いたしました予想に変更ありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,816 1,893
未収入金 1,797 1,426
前払費用 574 584
その他 6 5
流動資産合計 4,194 3,909
固定資産
有形固定資産
土地 635 635
建物及び構築物(純額) 10,523 10,411
建設仮勘定 107 88
その他(純額) 400 363
有形固定資産合計 11,666 11,498
無形固定資産
ソフトウエア 52 46
ソフトウエア仮勘定 4 -
無形固定資産合計 56 46
投資その他の資産
投資有価証券 113 51
長期前払費用 570 493
敷金及び保証金 1,632 1,689
建設協力金 304 290
繰延税金資産 23 33
その他 0 0
投資その他の資産合計 2,643 2,557
固定資産合計 14,366 14,103
資産合計 18,561 18,013
負債の部
流動負債
1年内返済予定の長期借入金 859 834
未払金 1,261 1,348
未払法人税等 370 45
前受金 127 109
預り金 185 323
賞与引当金 586 309
役員退職慰労引当金 24 -
その他 52 29
流動負債合計 3,466 2,999
固定負債
長期借入金 4,487 3,900
退職給付に係る負債 340 380
繰延税金負債 1,773 1,867
資産除去債務 343 354
その他 2 0
固定負債合計 6,947 6,503
負債合計 10,414 9,502
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2021年6月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 1,278 1,288
資本剰余金 1,967 1,976
利益剰余金 4,960 5,287
自己株式 △1 △3
株主資本合計 8,205 8,549
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1 △0
退職給付に係る調整累計額 △79 △58
その他の包括利益累計額合計 △77 △58
新株予約権 19 19
純資産合計 8,146 8,510
負債純資産合計 18,561 18,013
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(2)四半期連結損益及び包括利益計算書
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 16,561 17,531
売上原価 14,427 15,453
売上総利益 2,133 2,077
販売費及び一般管理費 1,718 1,725
営業利益 415 352
営業外収益
受取利息及び配当金 5 4
補助金収入 608 668
その他 2 36
営業外収益合計 616 709
営業外費用
支払利息 22 18
開設準備費用 143 186
その他 0 0
営業外費用合計 165 205
経常利益 865 856
特別利益
事業譲渡益 27 -
特別利益合計 27 -
特別損失
減損損失 ※1 137 ※1 258
投資有価証券評価損 ※2 6 ※2 59
関係会社株式評価損 ※3 26 -
閉園に伴う損失 - ※4 13
特別損失合計 169 332
税金等調整前四半期純利益 723 524
法人税等 272 197
四半期純利益 451 326
(内訳)
親会社株主に帰属する四半期純利益 451 326
非支配株主に帰属する四半期純利益 ― -
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 0 △1
退職給付に係る調整額 16 20
その他の包括利益合計 17 19
四半期包括利益 468 346
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 468 346
非支配株主に係る四半期包括利益 ― -
―6―
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(四半期連結損益及び包括利益計算書関係)
※1 減損損失
前第3四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
減損損失
用途 種類 場所
(百万円)
施設 建物及び構築物
埼玉県戸田市 他 95
(3施設) 有形固定資産「その他」
本部 ソフトウエア 本社(東京都千代田区) 41
当社グループは、キャッシュ・フローを生み出す最小単位に基づき、施設を基本単位として資産のグルー
ピングを行っております。このうち、営業損益が悪化している施設について、帳簿価額を回収可能価額まで
減額し、減損損失(建物及び構築物89百万円、有形固定資産「その他」6百万円)として特別損失に計上し
ております。なお、回収可能価額は使用価値により測定しておりますが、将来キャッシュ・フローが見込め
ないため零としております。
また、業務効率化を図るために構築したシステムの開発に要した経費をソフトウエア仮勘定に計上してお
りましたが、当初の計画どおりの成果が見込めないことが判明したため資産価値が減少したと判断し、減損
損失として特別損失に計上しております。
当第3四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年6月30日)
当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
減損損失
用途 種類 場所
(百万円)
施設 建物及び構築物
東京都大田区 他 258
(17施設) 有形固定資産「その他」
当社グループは、キャッシュ・フローを生み出す最小単位に基づき、施設を基本単位として資産のグルー
ピングを行っております。このうち、営業損益が悪化している施設について、帳簿価額を回収可能価額まで
減額し、減損損失(建物及び構築物244百万円、有形固定資産「その他」14百万円)として特別損失に計上
しております。なお、回収可能価額は使用価値により測定しておりますが、将来キャッシュ・フローが見込
めないため零としております。
※2 投資有価証券評価損
前第3四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
当社が保有する「その他有価証券」に区分される有価証券のうち実質価額が著しく下落したものについて、減
損処理を実施したものであります。
当第3四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年6月30日)
当社が保有する「その他有価証券」に区分される有価証券のうち実質価額が著しく下落したものについて、減
損処理を実施したものであります。
※3 関係会社株式評価損
前第3四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
非連結子会社であるGLOBAL KIDS VIETNAM CO., LTD.の株式に関する評価損であります。
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※4 閉園に伴う損失
当第3四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年6月30日)
近隣の認可保育所新設に伴う認証保育所閉鎖により、原状回復費用13百万円が発生したため、閉園に伴う損失
を計上いたしました。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループは、「子育て支援事業」の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
―8―