6189 グローバルキッズC 2020-11-13 15:00:00
2020年9月期 決算説明会資料 [pdf]
Ver.1
2020年11月13日 (東証第1部 6189)
2020年9月期 決算説明会資料
株式会社グローバルキッズCOMPANY
将来見通し等に関する注意事項
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1
もくじ
2020年9月期 決算の概要 . 3p
2021年9月期 業績見通し . 16p
SDGs(持続可能な開発目標)への取組み . 23p
2
2020年9月期 決算の概要
3
2020年9月期 決算ハイライト
◼ 当初予想を上回る大幅営業増益
1.売上高 前期比12.5%増
売上高 22,160百万円(前期比 +2,465百万円 +12.5%)
➢ 開園2~3年目の施設を中心とした入所率上昇および新園開設に伴う在籍園児数増
加が寄与
2.営業利益 過去最高を達成
営業利益 477百万円(前期比 +303百万円 +175.0%)
➢ 当初予想300百万円を大きく上回る
➢ 売上高増加、販管費抑制、変動費減少を主因に大幅増益
経常利益 916百万円(前期比 △870百万円 △48.7%)
➢ 新園開設を抑えたことで設備投資に係る補助金収入が1,458百万円減少するも、営
業利益上振れに加えて開設準備費用低減が寄与し、当初予想630百万円を上回る
当期純利益 438百万円(前期比 △678百万円 △60.8%)
➢ 保育マッチングサービス事業譲渡により特別利益27百万円を計上
➢ 一部施設の投資回収期間の長期化による減損損失やベトナム子会社の株式評価損等
により特別損失を169百万円計上 4
新型コロナウイルスの業績への影響
コロナ禍でも業績は堅調
緊急事態宣言発令時の4月から5月にかけて、自治体の方針を
受け登園自粛要請を実施
◼ 売上高
➢ 登園自粛要請中は登園率が一時的に10%台に低下するものの、社会に
必要不可欠なインフラである保育所運営には、登園自粛園児分も含め
運営補助金が支給される
◼ 変動費
➢ 新型コロナウイルス感染対策により保健衛生費が増加したものの、自
粛要請中の登園園児数減少により、水道光熱費等の変動費が減少
5
2020年9月期 業績概要
売上高 営業利益 経常利益
単位:百万円
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
22,160 477 1,786
19,694 42
62
5,598
5,206
5,583 219
173 916
5,202 1,509
50
5,595
4,804 222 118 623
4,480 5,382 119
77 215
25 18 122
(58)
(15)
2019/9期 2020/9期 2019/9期 2020/9期 2019/9期 2020/9期
6
2020年9月期 損益計算書
2019年9月期 2020年9月期
(百万円) 構成比 (百万円) 構成比 前年同期比
売上高 19,694 100.0% 22,160 100.0% +12.5%
売上原価 17,234 87.5% 19,385 87.5% +12.5%
売上総利益 2,459 12.5% 2,774 12.5% +12.8%
販売費及び
2,285 11.6% 2,296 10.4% +0.5%
一般管理費
営業利益 173 0.9% 477 2.2% +175.0%
営業外収益 2,078 - 615 - △70.4%
営業外費用 466 - 177 - △62.0%
経常利益 1,786 9.1% 916 4.1% △48.7%
特別利益 - - 27 - -
特別損失 78 - 169 - -
税引前純利益 1,708 8.7% 774 3.5% △54.7%
法人税等 591 - 336 - △43.1%
当期純利益 1,116 5.7% 438 2.0% △60.8%
(百万円未満切り捨て。増減率、構成比は小数点第2位を四捨五入) 7
2020年9月期 売上高変動要因
売上高 ✓ 運営施設数の増加・入所率改善による在籍園児数拡大が
寄与し前年同期比12.5%増
単位:百万円
8
2020年9月期 営業利益変動要因
営業利益 ✓ 売上増加に加えて、変動費減少や採用費低減、販管費
抑制により大幅増益
単位:百万円
9
2020年9月期 経常利益変動要因
経常利益 ✓ 営業利益が増加したものの、新規開設数を絞ったことに
伴う設備投資に係る補助金収入減少により減益
✓ 設備投資に係る補助金収入
△1,458百万円
単位:百万円
10
開設期別 四半期毎売上高の推移(保育事業)
2015/9期以前開園 2016/9期開園
2017/9期開園 2018/9期開園 5,524 5,513 5,521
5,315
2019/9期開園 2020/9期開園 5,126 5,140 190 205
645
4,745 623 676 682
558 592
4,356 4,351 4,426
4,225 566
636
628 653 636
3,953 405 536
604 603
540
3,509 3,606 701 713
710
746
628 695 667 698 694 751 708
3,132 661
498 556
2,823 29 707 740 746
681 689 708 685 707 707
14 601 676 694 721
650 645
520
2,645 2,818 2,726 2,648 2,751
2,501 2,405 2,567 2,475 2,529 2,558 2,567 2,522 2,583
2,290 2,361
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
(10-12月) (1-3月) (4-6月) (7-9月) (10-12月) (1-3月) (4-6月) (7-9月) (10-12月) (1-3月) (4-6月) (7-9月) (10-12月) (1-3月) (4-6月) (7-9月)
17/9期 18/9期 19/9期 20/9期
注: 集計対象は保育事業のみ(コンサル・給食受託事業は除く) 単位:百万円 11
2020年9月期 貸借対照表
2019年9月期末 2020年9月期末
(百万円)
(百万円) 前期末比
流動資産 3,810 4,194 383
現金及び預金 1,480 1,816 336
固定資産 14,448 14,366 △81
有形固定資産 11,701 11,666 △34
資産計 18,259 18,561 301
流動負債 3,087 3,466 379
固定負債 7,466 6,947 △518
負債計 10,553 10,414 △138
純資産 7,706 8,146 440
負債・純資産計 18,259 18,561 301
有利子負債 5,962 5,346 △615
自己資本比率 42.1% 43.8% -
D/Eレシオ 0.78倍 0.66倍 -
(百万円未満切り捨て。増減率、構成比は小数点第2位を四捨五入) 12
2020年9月期 キャッシュ・フロー
2019年9月期 2020年9月期
(百万円) (百万円)
営業活動によるキャッシュフロー 2,196 1,999
税金等調整純利益 1,708 774
減価償却費 729 822
減損損失 62 137
未収入金の増減額(△は増加) △239 134
前払費用の増減額(△は増加) △35 △176
未払金の増減額(△は増加) △11 32
前受金の増減額(△は減少) △18 56
投資活動によるキャッシュフロー △2,842 △1,044
有形固定資産の取得による支出 △2,705 △867
敷金及び保証金の差入による支出 △94 △107
財務活動によるキャッシュフロー 825 △619
借入金及び社債の純増減(△は減少) 828 △615
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 178 336
現金及び現金同等物の期首残高 1,301 1,480
現金及び現金同等物の期末残高 1,480 1,816
13
運営施設数の推移
◼ 2020年9月期は予定どおり認可保育所7施設、 23,800
22,160
児童発達支援事業所3施設を開設 (予)
19,694
児童発達支援
17,032 4
学童・児童館 13
企業主導型 13,155 11
認定こども園・小規模 5
東京都認証・事業所内
10,113 18
認可(千葉、埼玉、大阪) 6,917 10
認可(神奈川) 4,678 27
認可(東京) 3,154
1,235 1,586 1,266
98
2011/3期 2012/3期 2012/9期 2013/9期 2014/9期 2015/9期 2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期 2020/9期 2021/9(予)
児童発達支援 -- -- -- -- -- -- -- -- - 1 4 4
学童・児童館 - 1 3 6 7 10 11 12 12 13 13 13
企業主導型 - - - - - - - - 7 11 11 11
認定こども園・小規模 - 1 3 5 5 5 6 5 5 5 5 5
東京都認証・事業所内 8 11 15 20 20 21 22 20 20 18 18 18
認可(千葉県) - - - - - 2 3 3 3 3 3 4
認可(埼玉県) - - - - - - - - 1 1 1 1
認可(大阪府) - - - - - 1 2 3 4 5 5 5
認可(神奈川県) 3 4 7 9 12 16 17 19 20 23 25 27
認可(東京都) 2 3 6 9 20 28 38 56 70 86 91 98
合計 13 20 34 49 64 83 99 118 142 166 176 186
注: 2015年9月期以前の売上高については(株)グローバルキッズ連結数値となります 14
在籍園児数と職員数の推移
在籍園児数(人) 職員数(人)
在籍園児数 3,785
10,000 3,514
職員数 3,500
9,000 3,047
8,000 3,000
2,572
7,000
6,000
2,128 2,500
5,000 1,620 2,000
4,000 1,236 8,365 8,865 1,500
7,339
3,000 863 6,213
613 5,026 1,000
2,000 3,943
1,957 2,795
500
1,000
1,594
0 0
12/9期末 13/9期末 14/9期末 15/9期末 16/9期末 17/9期末 18/9期末 19/9期末 20/9期末
在籍園児数:学童クラブ・児童館、児童発達支援事業所に在籍・登録している児童は含まず
職員数 :本部職員・パート職員等を含む、正社員・パートとも短時間勤務者含む
15
2021年9月期 業績見通し
16
企業理念およびビジョン
企業理念
“子ども達の未来のために”
~豊かな心を持った輝いた大人を魅せる~
ビジョン
“2030 トリプルトラスト”
~職員/子ども・保護者/地域
に最も信頼される存在になる~
17
中期経営計画(業績目標)
◼ 売上の安定拡大と収益性の向上(既存事業の収益最適化)を図る
単位:百万円
中期経営計画「2022」 実績
2020年 2021年 2022年 2020年
9月期 9月期 9月期 9月期
売上高 22,500 24,500 27,000 22,160
営業利益 300 700 1,200 477
※ 経常利益および当期純利益について:施設開発規模により変動性が大きいため予測値は未公表
18
2021年9月期の重点施策
◼ 3つの重点施策を実施
◼ 人と保育に関する継続的取り組みに加え、新規周辺事業の強化を推進
・保育の質向上とブランド化に向けた取り組み
選ばれる園に向け
1 て人と保育の融合
・輝いた大人に向けた信頼と自主経営の取り組み
・保護者や地域に対する広報マーケティング活動の強化
・職員の最適配置(シフト含む)及び定着率の向上
保育事業基盤とし
2 て運営力&収益力 ・園別収益の改善
強化
・運営力強化のためのIT投資や生産性の向上
・他事業(学童、発達支援、給食コンサル、海外等)の強化
将来に向けた新規
3 周辺事業強化
・子育てPF(※)構想の実現に向けた取り組み
※: 他事業者との連携ツールである子育てプラットフォーム 19
2021年9月期 連結業績予想
◼ 中期経営計画「2022」の達成に向け収支向上策を実施
◼ 入所率改善、職員配置適正化等により増収増益見込み
2020年9月期 2021年9月期
実績 業績見通し
前期
(百万円) 構成比 (百万円) 構成比
実績比 2021年9月期 主な要因
[売上高]
売上高
(百万円)
22,160 100.0% 23,800 100.0% +7.4% ◆ 開設2~3年目の施設を中心とした
入所率上昇
◆ 新施設開設(認可保育所10施設)
営業利益
(百万円)
477 2.2% 700 2.9% +46.6% による増収
[営業利益・経常利益]
経常利益
(百万円)
916 4.1% 1,260 5.3% +37.5% ◆ 職員配置の適正化に伴う収益性改
善により営業増益の見込み
◆ 2020年9月期比で保育所の新規
当期純利益
(百万円)
438 2.0% 680 2.9% +55.2% 開設数が増加し、設備投資に係る
補助金収入増加が見込まれ経常増
益の見通し
一株当たり
当期純利益(円) 47.65 - 73.68 - -
20
政府の取り組み
さらなる保育の受け皿確保へ
◼ 人口増加率が高い自治体や人口減少率が低い自治体を中心に保育の受け皿を整備
◼ 25-44歳の女性就業率の更なる上昇(2020年77.7%⇒ 2025年82.0%)に対応できる
よう、新たに4年間で約10万人超分の受け皿を整備する方針
新たなプラン
53万人増 約32万人増 10万人超
(10万~14万人増)
待機児童解消加速化プラン 子育て安心プラン さらなる保育の受け皿確保
82.0%
女性(25-44歳)の就業率 72.7% 77.7%
(2025年)
保育の受け皿 324.7万人 338.7万人
2013年度 2017年度末 2020年度末 2024年度末
出所:内閣府、厚生労働省及び文部科学省「平成29年度予算案における子ども・子育て支援新制度
の状況について」「子育て・子育て会議」(2020年10月5日)資料より当社作成 21
2021年9月期 新規開設予定
◼ 2021年9月期は、中期経営計画に沿って認可保育所10施設開設予定
◼ 開設後の運営施設数は186施設となる予定
認可保育所
施設名 所在地 想定定員数 開園年月
池上園 大田区 60名 2021年4月
蒲田第二保育園 大田区 60名 2021年4月
馬込園 大田区 40名 2021年4月
森下五丁目園 江東区 64名 2021年4月
平野園 江東区 64名 2021年4月
志茂第二保育園 北区 70名 2021年4月
三ツ境園 横浜市 60名 2021年4月
日吉五丁目園 横浜市 70名 2021年4月
浦安園 浦安市 80名 2021年4月
立会川園 品川区 60名 2021年9月
新設保育所:10施設 合計 628名
※予定は変更されることがあります 22
SDGs(持続可能な開発目標)への取組み
23
SDGsへの取組み ~社会とともに持続的な成長と発展を目指して
◼ 事業発展がSDGsに直結
SDGs対比 事業・企業活動を通じて解決する社会課題 主な取組み
⚫ 質の高い保育の実践
⚫ 保育所の新規開設
保育 子育て支援の底上げ(質、量)
⚫ 児童発達支援施設の拡充
⚫ 健康を支える給食の提供
⚫ 女性が安心して働ける保育の受け皿創設
女性活躍推進 女性が働きやすい社会の実現 ⚫ 女性特有のライフスタイルに合わせた働き方
⚫ 充実した休暇制度
多様性 多様な働き方の実現 ⚫ 出産・育児に係る制度
⚫ 介護に係る制度
⚫ 柔軟な働き方改革
人材育成 専門性向上とキャリア形成 ⚫ 学べる環境づくり
⚫ 成長に応じたキャリアパスの設定
⚫ 地域における子育て拠点化
⚫ 虐待防止、貧困対策への貢献
地域に対する
保育を受ける機会の創出 ⚫ 地域社会の雇用創出
社会貢献
⚫ 地域の災害拠点化
⚫ 期間限定で子ども食堂を運営
⚫ 食品ロスの低減活動
⚫ 紙おむつのリサイクル
⚫ 不要となった絵本を保育所利用者等から回収
地球環境 地球環境に貢献 し海外に寄付
⚫ 照明のLED化推進によりCO₂排出の削減
⚫ 国産木材の積極活用を通じ国内林業の活性
化・森林保全の推進
24
ご清聴
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