6189 グローバルキッズC 2020-07-31 15:00:00
2020年9月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2020年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年7月31日
上場会社名 株式会社グローバルキッズCOMPANY 上場取引所 東
コード番号 6189 URL https://www.gkids.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 石橋 宜忠
問合せ先責任者 (役職名) 財務IR部長 (氏名) 生川 雅也 TEL 03-3221-3770
四半期報告書提出予定日 2020年8月7日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年9月期第3四半期の連結業績(2019年10月1日∼2020年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年9月期第3四半期 16,561 14.3 415 119.1 865 △50.4 451 △58.7
2019年9月期第3四半期 14,487 14.7 189 △51.7 1,743 5.1 1,092 24.2
(注)包括利益 2020年9月期第3四半期 468百万円 (△57.6%) 2019年9月期第3四半期 1,105百万円 (19.4%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年9月期第3四半期 49.15 48.17
2019年9月期第3四半期 119.69 116.56
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年9月期第3四半期 18,558 8,181 44.0
2019年9月期 18,259 7,706 42.1
(参考)自己資本 2020年9月期第3四半期 8,162百万円 2019年9月期 7,687百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年9月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2020年9月期 ― 0.00 ―
2020年9月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 9月期の連結業績予想(2019年10月 1日∼2020年 9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 22,100 12.2 350 101.5 790 △55.8 420 △62.4 45.69
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年9月期3Q 9,209,880 株 2019年9月期 9,170,058 株
② 期末自己株式数 2020年9月期3Q 1,072 株 2019年9月期 236 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年9月期3Q 9,184,483 株 2019年9月期3Q 9,129,269 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社グループが現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいて
おり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績
予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社グローバルキッズCOMPANY(6189) 2020年9月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益及び包括利益計算書 ………………………………………………………………6
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(四半期連結損益及び包括利益計算書関係) ………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………7
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株式会社グローバルキッズCOMPANY(6189) 2020年9月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、堅調な企業収益や雇用・所得環境の改善により緩やかな回復
基調が続いているものの、新型コロナウイルス感染症の拡大等により経済活動の停滞懸念が台頭しており、景気の
減速感が強まっております。
このような環境のなか子育て支援事業を取り巻く状況は、女性の社会進出に対する意識の変化や政府による女性
の活躍推進などにより、共働き世帯数や女性の就業率は上昇傾向にあり、保育に対する需要は引き続き高い状況に
あります。
こうした保育需要増加に対応するため、政府・自治体が保育の受け皿拡大を目的に保育士確保や保育所整備の施
策を進めており、2020年度末までに保育の受け皿を300万人分程度とする方針を掲げています。こうした政府の取り
組みの結果、保育所数が増加していることもあり、保育所の新設に対する需要は今後、ややペースダウンすること
が想定されます。一方で、東京都心部では人口流入による、保育需要の増加が続いていることから、地域による濃
淡はあるものの、保育所の新設に対する需要は当面の間、一定程度続くと見込まれます。
高齢化や総人口の減少による労働人口の減少が懸念されるなかで、経済の活力の担い手となる女性の社会進出の
ためには保育環境の整備、保育の質向上が課題であり、子育て支援事業者の社会的役割は一段と重要性を増してお
ります。
こうした状況のもと、当社グループは東京都と神奈川県において、新規施設の開発を進め、当第3四半期連結会
計期間に以下のとおり認可保育所7施設、児童発達支援事業所3施設を開設しております。
この結果、当社グループは当第3四半期末時点で認可保育所125施設(東京都91施設、神奈川県25施設、千葉県3
施設、埼玉県1施設、大阪府5施設)、認証保育所・認定こども園等保育施設23施設、企業主導型保育所11施設、
学童クラブ・児童館13施設、児童発達支援事業所4施設の計176施設を営んでおります。
(保育所)
東京都
グローバルキッズしののめ園
グローバルキッズ曳舟保育園
グローバルキッズ目黒園
グローバルキッズ六郷保育園
グローバルキッズ小金井第二保育園
神奈川県
グローバルキッズ大倉山園
グローバルキッズ大船園
(児童発達支援事業所)
東京都
グローバルキッズAct目白
神奈川県
グローバルキッズAct大倉山
グローバルキッズAct宮前平
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、運営施設数の増加を主因とした園児数拡大により売上高が増加しまし
た。新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言の発令を背景に園児の登園率が低下しましたが、自治体の補助
金については通常どおり支給され前年同期比で増加しております。費用面では、販売費及び一般管理費の抑制に加
えて、登園率低下により変動費が減少しました。
なお、新規開園資金のうち一部(内装工事等)に対して自治体から補助金が交付された場合、営業外収益の「補助
金収入」に計上されます。当社グループにおける保育所等の新規開設は4月に集中するため、第3四半期(4月~6
月)に補助金収入が多額に計上される傾向があります。当第3四半期連結会計期間においても、新規開設を進めたた
め多額の補助金収入を計上しております。
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上記の結果、当第3四半期連結累計期間は、売上高16,561百万円(前年同期比14.3%増)、営業利益415百万円(同
119.1%増)、経常利益865百万円(同50.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益451百万円(同58.7%減)となり
ました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ298百万円増加し18,558百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比べ254百万円増加し4,065百万円となりました。これは、未収入金が525百万円
減少したものの、4月の新規開園により設備投資に係る補助金が交付され現金及び預金が652百万円増加したことが
主因です。
固定資産は、前連結会計年度末と比べ43百万円増加し14,492百万円となりました。これは、保育所の新規開設に
伴い建物及び構築物が56百万円増加したことが主因です。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の総負債は、前連結会計年度末と比べ176百万円減少し10,376百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末と比べ31百万円減少し3,055百万円となりました。これは、未払金が98百万円、前
受金58百万円が増加した一方で、引当計上期間の差異により賞与引当金が265百万円減少したことが主因です。
固定負債は、前連結会計年度末と比べ145百万円減少し7,320百万円となりました。これは、繰延税金負債が151百
万円増加したものの長期借入金が346百万円減少したことが主因です。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比べ475百万円増加し8,181百万円となりました。
これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が451百万円増加したことが主因です。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年9月期通期の連結業績予想につきましては、本日(2020年7月31日)に公表いたしました「営業外収益
(補助金収入)・営業外費用(開設準備費用)及び特別損失(減損損失・関係会社株式評価損)の計上、並びに業
績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,480 2,133
未収入金 1,932 1,407
前払費用 392 518
その他 6 6
流動資産合計 3,810 4,065
固定資産
有形固定資産
土地 589 635
建物及び構築物(純額) 10,640 10,697
建設仮勘定 32 15
その他(純額) 437 424
有形固定資産合計 11,701 11,772
無形固定資産
ソフトウエア 30 56
ソフトウエア仮勘定 23 4
無形固定資産合計 54 61
投資その他の資産
投資有価証券 79 111
長期前払費用 705 612
敷金及び保証金 1,546 1,612
建設協力金 324 308
繰延税金資産 10 13
その他 26 0
投資その他の資産合計 2,693 2,659
固定資産合計 14,448 14,492
資産合計 18,259 18,558
負債の部
流動負債
1年内返済予定の長期借入金 907 893
1年内償還予定の社債 23 ―
未払金 1,228 1,327
未払法人税等 93 71
前受金 71 130
賞与引当金 553 287
その他 209 344
流動負債合計 3,087 3,055
固定負債
長期借入金 5,032 4,685
退職給付に係る負債 255 285
繰延税金負債 1,852 2,003
資産除去債務 319 342
その他 6 3
固定負債合計 7,466 7,320
負債合計 10,553 10,376
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年6月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 1,275 1,278
資本剰余金 1,963 1,966
利益剰余金 4,522 4,974
自己株式 △0 △1
株主資本合計 7,760 8,218
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △0 △0
退職給付に係る調整累計額 △72 △55
その他の包括利益累計額合計 △73 △55
新株予約権 19 19
純資産合計 7,706 8,181
負債純資産合計 18,259 18,558
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(2)四半期連結損益及び包括利益計算書
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 14,487 16,561
売上原価 12,558 14,427
売上総利益 1,929 2,133
販売費及び一般管理費 1,739 1,718
営業利益 189 415
営業外収益
受取利息 5 5
補助金収入 2,004 608
その他 5 2
営業外収益合計 2,015 616
営業外費用
支払利息 25 22
開設準備費用 432 143
その他 3 0
営業外費用合計 461 165
経常利益 1,743 865
特別利益
事業譲渡益 ― 27
特別利益合計 ― 27
特別損失
減損損失 ― ※1 137
システム解約損失 16 ―
投資有価証券評価損 ― ※2 6
関係会社株式評価損 ― ※3 26
特別損失合計 16 169
税金等調整前四半期純利益 1,727 723
法人税等 634 272
四半期純利益 1,092 451
(内訳)
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,092 451
非支配株主に帰属する四半期純利益 ― ―
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1 0
退職給付に係る調整額 13 16
その他の包括利益合計 12 17
四半期包括利益 1,105 468
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,105 468
非支配株主に係る四半期包括利益 ― ―
― 6 ―
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(四半期連結損益及び包括利益計算書関係)
※1 減損損失
当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
当第3四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
減損損失
用途 種類 場所
(百万円)
施設 建物及び構築物
埼玉県戸田市 他 95
(3施設) 有形固定資産「その他」
本部 ソフトウエア 本社(東京都千代田区) 41
当社グループは、キャッシュ・フローを生み出す最小単位に基づき、施設を基本単位として資産のグルーピン
グを行っております。このうち、営業損益が悪化している施設について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、
減損損失(建物及び構築物89百万円、有形固定資産「その他」6百万円)として特別損失に計上しております。
なお、回収可能額は使用価値により測定しておりますが、将来キャッシュ・フローが見込めないため零としてお
ります。
また、業務効率化を図るために構築したシステムの開発に要した経費を建設仮勘定に計上しておりましたが、
当初の計画どおりの成果が見込めないことが判明したため資産価値が減少したと判断し、減損損失として特別損
失に計上しております。
※2 投資有価証券評価損
当第3四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
当社が保有する「その他有価証券」に区分される有価証券のうち実質価額が著しく下落したものについて、減
損処理を実施したものであります。
※3 関係会社株式評価損
当第3四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
非連結子会社であるGLOBAL KIDS VIETNAM CO.,LTDの株式に関する評価損であります。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループは、「子育て支援事業」の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
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