6189 グローバルキッズC 2020-07-31 15:00:00
2020年9月期 第3四半期決算補足資料 [pdf]
Ver.1
2020年7月31日 (東証第1部 6189)
2020年9月期 第3四半期 決算補足資料
株式会社グローバルキッズCOMPANY
将来見通し等に関する注意事項
本資料に記載されている計画や見通し、戦略などは本資料の作成時点
において取得可能な情報に基づく将来の業績に関する見通しであり、
これらにはリスクや不確実性が内在しております。
かかるリスク及び不確実性により、実際の業績等はこれらの見通しや
予想とは異なる結果となる可能性があります。
当社が事業環境の説明を行う上で、参考となると考える情報を掲載し
ております。掲載データについては、調査方法や調査時期により結果
が異なる可能性があります。
本資料に含まれる当社以外に関する情報は、公開情報等から引用した
ものであり、かかる情報の正確性、適切性等について当社は何らの検
証も行っておらず、またこれを保証するものではありません。
1
もくじ
2020年9月期 第3四半期 決算の概要 .3p
2020年9月期 業績見通し .16p
SDGsへの取組み .22p
2
2020年9月期 第3四半期 決算の概要
3
新型コロナウイルス感染症への対応
感染対策への取り組み
◆ 手洗い、うがい、消毒、マスク着用など衛生管理の徹底
◆ 37.5度以上の発熱時は出社不可
◆ こまめな換気の奨励
◆ オンラインでの会議励行
◆ 時差出勤、在宅勤務の実施
◆ オンラインでの採用面接の実施
新型コロナウイルスを受けた取り組み
◆ Webを活用した保育コンテンツや献立の配信など「オンラ
イン子育支援」を開始し、園児・保護者を最大限サポート
◆ 行政へ防護服を寄付するなど社会をサポート 4
新型コロナウイルスの業績への影響
緊急事態宣言発令時の4月から5月にかけて、自治体の方針を受
け登園自粛要請等を実施
自粛要請時の登園率は10%台に低下。足元では通常並みに回復
売上高が想定を下回るも、変動費減少により利益率は改善
◼ 売上高
➢ 登園自粛要請中は登園率が低下するものの、登園自粛園児分も含め
自治体からの委託料は支給見込み
➢ ただし、新型コロナウイルスの影響による入園先送りを背景にやや
想定を下回る
◼ 変動費
➢ 一方で、登園園児数の減少により、給食費、水道光熱費等の変動費
の大幅減少が見込まれる
5
2020年9月期 第3四半期 決算ハイライト
◼ 販管費抑制、変動費減少により営業利益大幅増
1.売上高 前年同期比14%増
売上高 16,561百万円(前年同期比 +2,073百万円 +14.3%)
➢ 在籍園児数増加、公定価格上昇が寄与
2.営業利益 順調に推移
営業利益 415百万円(前年同期比 +225百万円 +119.1%)
➢ 第3四半期において通期計画を達成
➢ 販管費抑制、変動費減少を主因に想定を上回って推移
経常利益 865百万円(前年同期比 △878百万円 △50.4%)
➢ 新園開設を抑えたことで設備投資に係る補助金収入が1,396百万円減少するも、
営業利益増加に加えて開設準備費用低減が寄与。経常利益減少幅は想定を下回る。
当期純利益 451百万円(前年同期比 △641百万円 △58.7%)
➢ 一部施設の投資回収期間の長期化、移転を伴う認証施設の認可移行、システムの
減損損失やベトナム子会社の株式評価損等により特別損失を169百万円計上
3.通期業績予想を上方修正
変動費の減少を受け、営業利益350百万円 (当初予想300百万円)、経常利益790百
万円 (同630百万円) へ通期業績を上方修正 6
2020年9月期 第3四半期業績概要
売上高 営業利益 経常利益
単位:百万円
1Q 2Q 3Q 1Q 2Q 3Q 1Q 2Q 3Q
16,561 415 1,743
14,487
5,583
5,202 219
189
1,509 865
5,595
4,804
222 118 623
4,480 5,382
77 215 119
25 122
18
(58)
2019/9期 2020/9期 2019/9期 2020/9期 2019/9期 2020/9期
7
2020年9月期 第3四半期業績
(単位:百万円)
2019年9月期3Q 2020年9月期3Q
(百万円) 構成比 (百万円) 構成比 前年同期比
売上高 14,487 100.0% 16,561 100.0% +14.3%
売上原価 12,558 86.7% 14,427 87.1% +14.9%
売上総利益 1,929 13.3% 2,133 12.9% +10.6%
販売費及び
1,739 12.0% 1,718 10.4% △1.2%
一般管理費
営業利益 189 1.3% 415 2.5% +119.1%
営業外収益 2,015 - 616 - △69.4%
営業外費用 461 - 165 - △64.1%
経常利益 1,743 12.0% 865 5.2% △50.4%
特別利益 - - 27 - -
特別損失 16 - 169 - -
税引前
1,727 11.9% 723 4.4% △58.1%
四半期純利益
法人税等 634 - 272 - △57.1%
純利益 1,092 7.5% 451 2.7% △58.7% 8
2020年9月期 第3四半期 売上高変動要因
売上高 ✓ 運営施設数の増加・入所率改善による在籍園児数拡大に
加え、公定価格上昇が寄与し前年同期比14%増
単位:百万円
9
2020年9月期 第3四半期 営業利益変動要因
営業利益 ✓ 売上増加に加えて、変動費減少や採用費抑制、効率化
推進による販管費減少により大幅増益
単位:百万円
10
2020年9月期 第3四半期 経常利益変動要因
経常利益 ✓ 営業利益が増加したものの、新規開設数を絞ったことに
伴う設備投資に係る補助金収入減少により減益
✓ 補助金収入 △1,396百万円
単位:百万円
11
開設期別 四半期毎売上高の推移(保育事業)
新型コロナウイルスの影響による入園先送りや新規開設施設数を絞ったことで
今3Qの売上高は2Q比並みに
5,524 5,513
5,315
2014/9期以前開園 2015/9期開園 5,126 5,140
190
2016/9期開園 2017/9期開園 4,745 645
2018/9期開園 2019/9期開園 623 676
4,426
4,224 4,356 4,351
558 592
2020/9期開園 636
3,952 566 628 653
604 603
405 536
3,509 3,606 701
540
746
713
710
3,132 630 695
661 667 698 694 751
2,706 2,843 2,823 498 556
29 707 740 746
679 707
2,454 14 601
689
676 694 708 685 721
650 645
2,090 30 452
519 520
811
724 782 771
776 745 727 765
9 649 724 723 721 734
634 613 632 675
658
541
1,919 2,006 1,945 1,839 1,883 1,980
1,775 1,690 1,676 1,777 1,728 1,730 1,792 1,752 1,809 1,813 1,787
1,540 1,597
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
(10-12月) (1-3月) (4-6月) (7-9月) (10-12月) (1-3月) (4-6月) (7-9月) (10-12月) (1-3月) (4-6月) (7-9月) (10-12月) (1-3月) (4-6月) (7-9月) (10-12月) (1-3月) (4-6月)
16/9期 17/9期 18/9期 19/9期 20/9期
注: 集計対象は保育事業のみ(コンサル・給食受託事業は除く) 単位:百万円
12
2020年9月期 第3四半期 貸借対照表
(単位:百万円)
2020年6月末
2019年9月期末
前期末比
流動資産 3,810 4,065 254
現預金 1,480 2,133 652
固定資産 14,448 14,492 43
有形固定資産 11,701 11,772 71
資産計 18,259 18,558 298
流動負債 3,087 3,055 △31
固定負債 7,466 7,320 △145
負債計 10,553 10,376 △176
純資産 7,706 8,181 475
負債・純資産計 18,259 18,558 298
有利子負債 5,962 5,578 △383
自己資本比率 42.1% 44.0% -
D/Eレシオ 0.78倍 0.68倍 -
13
運営施設数の推移
◼ 当期は予定どおり認可保育所7施設、児童発達支援事業所3施設を開設
22,500 (予)
児童発達支援
19,694
学童・児童館 17,032
4
企業主導型
13,155 13
認定こども園・小規模 11
10,113 5
東京都認証・事業所内
18
認可(千葉、埼玉、大阪)
6,917
4,678 9
認可(神奈川) 3,154
1,235 1,586 25
1,266
認可(東京)
91
2011/3期 2012/3期 2012/9期 2013/9期 2014/9期 2015/9期 2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期 2020/9(予)
児童発達支援 -- -- -- -- -- -- -- -- - 1 4
学童・児童館 - 1 3 6 7 10 11 12 12 13 13
企業主導型 - - - - - - - - 7 11 11
認定こども園・小規模 - 1 3 5 5 5 6 5 5 5 5
東京都認証・事業所内 8 11 15 20 20 21 22 20 20 18 18
認可(千葉県) - - - - - 2 3 3 3 3 3
認可(埼玉県) - - - - - - - - 1 1 1
認可(大阪府) - - - - - 1 2 3 4 5 5
認可(神奈川県) 3 4 7 9 12 16 17 19 20 23 25
認可(東京都) 2 3 6 9 20 28 38 56 70 86 91
合計 13 20 34 49 64 83 99 118 142 166 176
注: 2015年9月期以前の売上高については(株)グローバルキッズ連結数値となります 14
在籍園児数と職員数の推移
在宅勤務の広がりや新型コロナウイルス感染の不安による入所先送りの
影響を受け当期末園児数総定数を9,200人から8,900人へ見直し
在籍園児数(人) 職員数(人)
3,800
10,000 3,514
3,500
9,000 3,047
8,000 3,000
2,572
7,000
6,000
2,128 2,500
5,000 1,620 2,000
4,000 1,236 8,365 8,900 1,500
863 7,339
3,000 6,213
613 5,026 1,000
2,000 3,943
1,957 2,795
500
1,000
1,594
0 0
12/9期末 13/9期末 14/9期末 15/9期末 16/9期末 17/9期末 18/9期末 19/9期末 20/9期末
(見込)
在籍園児数 職員数
在籍園児数:学童クラブ・児童館、児童発達支援事業所に在籍・登録している
児童は含まず
職員数 :本部職員・パート職員等を含む 15
2020年9月期 業績見通し
16
2020年9月期 業績修正の概要
通期業績予想:営業利益、経常利益を上方修正
2020年9月期
2019年9月期
実績
前回見通し 修正見通し [売上高]
• 新型コロナウイルスの影響を背景とし
(百万円) 構成比 (百万円) 構成比 (百万円) 構成比 前期比 た入所先送りに伴う入所率回復の遅れ
により、当初予想を下回る見込み
[営業利益]
売上高 19,694 100.0% 22,500 100.0% 22,100 100.0% 12.2%
• 登園率低下に伴う変動費の大幅減を背
景に上方修正
営業利益 173 0.9% 300 1.3% 350 1.6% 101.5% [経常利益]
• 営業利益増加に加えて、設備投資に係
る補助金収入が想定を上回り上方修正
経常利益 1,786 9.1% 630 2.8% 790 3.6% △55.8% [当期純利益]
• 一部施設の投資回収機関長期化による
減損損失や株式評価損を特別損失に計
当期
1,116 5.7% 420 1.9% 420 1.9% △62.4% 上
純利益
17
2020年9月期 新規開設施設
◼ 計画どおり開設
➢ 認可7施設に絞った保育所は計画どおり4月に開設済み
➢ 新規事業である児童発達支援事業所を5月、6月に3施設開設済み
◆2020年4月開設済み
認可保育所
所在地 開設数 定員
東京都23区 4施設 251名
東京都下 1施設 60名
神奈川県 2施設 120名
保育所:7施設 431名
◆2020年5月開設済み ◆ 2020年6月開設済み
児童発達支援事業所 児童発達支援事業所
所在地 開設数 所在地 開設数
神奈川県 2 東京都 1
18
2020年9月期の重点施策
◼ 3つの重点施策を実施
◼ 人と保育に関する継続的取り組みに加え、業務改革を積極推進
◼ 人財系の課題解決
人 ➢ 大規模採用
➢ 最適配置
➢ 定着率向上
◼ グローバルキッズ保育の確立
保育
➢ 2021年4月の全施設展開に向けて
◼ 生産性UP
業務改革 ➢ 子どもに向き合う時間の最大化
➢ 収支最適化(入所率向上等)
➢ IT投資
19
理念の“輝いた大人”であふれる取り組み
◼ 「人(職員)」を大切にして、理念:「輝いた大人」を実現する施策を加速
◼ 採用力UPと定着率向上を実現し、保育の質向上の好循環を実現
『あの職員に子どもを預けたい、預けて良かった』と、人の強みで親子に選ばれる!
• チームブックづくり • 子どもの成長
• コミュニケーション • 社会貢献
研修 人間関係 やりがい • 仕事への誇り
• 新任施設長支援
輝いた • モチベーション
大人
働きやすさ
• 職員の職員による職員のための人事制度
• 子どもに向き合う時間が多い働く環境
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働きやすさを実現する手厚い各種制度
◼ 法令を超えた職員のための各種人事制度を構築
◼ 職員の声を拾う仕組み(リンカーン会議・GKアプリ)による継続改善
1.休暇制度 4.独自退職金制度
✓ アニバーサリー休暇、いつでも休暇(入社後すぐ有給)
5.住居サポート
✓ 未就学児の看護休暇(有給)
✓ 寮、借上社宅
✓ 介護休暇、孫の誕生休暇(有給)
6.その他
2.柔軟な働き方
✓ 消滅有休積立制度(未使用有休をいざという時のために)
✓ セレクト社員制度(時間や曜日の働き方選択:時短正社員制度)
✓ インフルエンザ予防接種、婦人科検診全額補助
✓ 異動登録制度(望まない転勤異動なし)
✓ 施設内コミュニケーション費用の補助
✓ 定年65歳+無期限再雇用(給与維持)
✓ 社内アプリによる情報共有
3.出産・育児に係る制度 ✓ 全職員対象の社員総会
✓ 産前産後休業(産前6週 産後8週) ✓ 現場意見を吸い上げるリンカーン会議
✓ 育児休業の延長(3歳に達するまで:法定2歳まで) ✓ 充実の研修制度
✓ 職員食制度、サークル活動
✓ 育児短時間勤務の延長(小学校卒業まで:法定3歳まで)
✓ 認可外保育所の保育料補助
✓ 社員優先の保育施設(保活負担軽減)
✓ こども手当
*2020年4月導入予定制度含む
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SDGsへの取組み
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SDGsへの取組み ~社会とともに持続的な成長と発展を目指して
◼ 事業発展がSDGsに直結
SDGs対比 事業・企業活動を通じて解決する社会課題 主な取組み
⚫ 質の高い保育の実践
⚫ 保育所の新規開設
保育 子育て支援の底上げ(質、量)
⚫ 児童発達支援施設の拡充
⚫ 健康を支える給食の提供
⚫ 女性が安心して働ける保育の受け皿創設
女性活躍推進 女性が働きやすい社会の実現 ⚫ 女性特有のライフスタイルに合わせた働き方
⚫ 充実した休暇制度
多様性 多様な働き方の実現 ⚫ 出産・育児に係る制度
⚫ 介護に係る制度
⚫ 柔軟な働き方改革
人材育成 専門性向上とキャリア形成 ⚫ 学べる環境づくり
⚫ 成長に応じたキャリアパスの設定
⚫ 地域における子育て拠点化
⚫ 虐待防止、貧困対策への貢献
地域に対する
保育を受ける機会の創出 ⚫ 地域社会の雇用創出
社会貢献
⚫ 地域の災害拠点化
⚫ 期間限定で子ども食堂を運営
⚫ 食品ロスの低減活動
⚫ 紙おむつのリサイクル
⚫ 不要となった絵本を保育所利用者等から回収
地球環境 地球環境に貢献 し海外に寄付
⚫ 照明のLED化推進によりCO₂排出の削減
⚫ 国産木材の積極活用を通じ国内林業の活性
化・森林保全の推進
23
ご清聴
ありがとう
ございました!
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http://www.gkids.co.jp/ 株式会社グローバルキッズ公式サイト
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