6186 一蔵 2020-03-26 17:00:00
通期連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                 2020年3月26日
各     位
                              会 社 名    株      式       会      社      一      蔵
                              代表者名     代 表 取 締 役 社 長              河 端 義 彦
                                                   (コード:6186 東証第一部)
                              問合せ先     取締役財務経理本部長                 数 見 康 浩
                                                        (TEL:03-5288-7111)


        通期連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ

    当社は、2020 年3月 26 日開催の臨時取締役会において、2019 年5月 10 日に公表した 2020 年
3月期(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)通期連結業績予想及び配当予想を下記のとおり修
正いたしましたのでお知らせいたします。


                                 記


1. 通期連結業績予想数値の修正について
 (1)2020 年3月期連結業績予想の修正(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
                                                     (金額の単位:百万円)
                                                    親会社株主に帰属する     1株当たり
                    売上高       営業利益     経常利益
                                                    当期純利益          当期純利益

    前回発表予想(A)        18,384      890         885            564    103 円 79 銭

    今回修正予想(B)        18,151      362         338            130     23 円 83 銭

    増減額(B-A)         △233       △528       △547           △434

    増減率(%)           △1.3      △59.3       △61.8          △76.9

     (ご参考)前期実績
                     16,839      583         609            142     26 円 34 銭
      (2019 年3月期)

    (注)1株当たり当期純利益の予想数値の算出に使用した発行済株式数は、現在予想される
       期中平均株式数です。


(2)修正の理由
      昨今の新型コロナウイルスによる肺炎感染者の世界的な広がりによる影響は予想がつか
     ず、世界経済はますます混迷を深めるおそれがあると予想しております。このような環境の
     中、連結業績予想数値につきましては、直近の業績動向及び事業環境を反映しました結果、
     売上、利益共に前回発表を下回る見込みであるため、上記のとおり修正いたします。
      和装事業におきましては、当初は売上高を前回発表より上回ることにより、営業利益及び
     経常利益が前回発表を達成する見込みでありましたが、新型コロナウイルスによる肺炎感染
     防止のための自粛に伴う卒業式及び2月以降の大規模催事の中止等により、着物の販売売上
 及び袴のレンタル売上等が減少いたしました。
  また、営業利益及び経常利益については、当該大型催事の中止による着物の販売売上及び
 卒業式の中止による袴のレンタル売上の落ち込みで 200 百万円の影響が生じた他、来期受
 注獲得に向けての先行的な投資(販管費)が、計画より 54 百万円を上回ることとなりまし
 たため、当初予想をそれぞれ 113 百万円、105 百万円下回ることとなりました。
   親会社株主に帰属する当期純利益については、上記減益要因の他に採算性が悪化してい
  る営業店舗の固定資産について、将来の回収可能性を検討した結果、2店舗の減損処理を行
  うことをしましたため、当初予想を 113 百万円下回ることとなりました。
   ウエディング事業におきましては、新型コロナウイルスによる肺炎感染防止のための自
  粛に伴う結婚式の延期・中止等により、結婚式の施行が第4四半期会計期間で 91 件減少し
  たことに伴って減収となりました。
   また、営業利益及び経常利益並びに親会社に帰属する当期純利益については、当該減収に
  伴う落ち込みで 300 百万円の影響が生じたため、当初予想をそれぞれ 412 百万円下回るこ
  ととなりました。


2.期末配当予想の修正について
(1)期末配当予想の修正内容
                             1株当たり配当金

                    第2四半期末     期末            合計
       前回予想
                      ―       30円00銭        30円00銭
   (2019年5月10日発表)
     今回修正予想           ―       14円00銭        14円00銭
       前期実績
                      ―       14円00銭        14円00銭
    (2019年3月期)

(2)修正の理由
  当社は、配当の継続を重視しており、会社の経営成績及び財政状態並びに今後の見通し等
 を総合的に勘案しながら配当性向 30%を目途に安定的な配当の実施を行う方針であります。
  この方針に基づき、通期の業績予想について計画を下回る見込みとなりましたため、1株
  当たり配当金(期末配当金)を修正することとなりましたが、当期は業績に関わらず期末
 配当金予想を前期実績と同額の1株当たり 14 円にすることといたしました。
  これにより 2020 年3月期の配当性向は 58.7%となる見込みであります。


【見通しに関する留意事項】
 上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであ
り、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。


                                                以    上