6185 SMN 2021-01-29 15:00:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                           2021 年1月 29 日
各   位
                                 会 社 名      SMN株式会社
                                 代表者名       代表取締役社長         石井 隆一
                                            (コード番号:6185 東証第一部)
                                 問合せ先       取締役執行役員         中川 典宜
                                            (TEL. 03-5435-7930)


                      業績予想の修正に関するお知らせ


 最近の業績動向等を踏まえ、2020 年7月 30 日に公表しました 2021 年 3 月期の業績予想を下記のとおり修正
いたしましたので、お知らせいたします。

1.業績予想の修正について
  2021 年3月期通期連結業績予想数値の修正(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)
                                           親会社株主に
                                                             1株当たり
                 売上高      営業利益    経常利益     帰属する当期
                                                             当期純利益
                                              純利益
                   百万円      百万円     百万円          百万円              円 銭
   前回発表予想(A)
                   14,000     800      800         500            38.64
    今回修正予想(B)       11,700      200         180       20           1.54

    増減額(B-A)        △2,300     △600       △620      △480

    増減率(%)          △16.4%   △75.0%      △77.5%   △96.0%

    (ご参考)前期実績
                    11,607      747         735      483          37.73
    (2020 年3月期)

2.修正の理由
 当社グループは引き続き成長が見込まれる国内インターネット広告市場において、既存サービスであるアド
テクノロジー、マーケティングソリューションへの継続的な投資を実施し、更にデジタルソリューションへの
領域にも積極的に投資し、成長を目指しております。
 2021 年3月期は経営方針として、「アドテクノロジー新領域への展開」、「アプリ DSP 立ち上げ」、「ソリ
ューション型ビジネスの拡大」   を掲げております。  2020 年7月 30 日に公表しました連結業績予想については、
新型コロナウイルスの影響が緊急事態宣言解除後、当面一定の影響は残るものの徐々に収束し、経済活動が正
常化されることを想定しておりました。
 上期は新型コロナウイルスの影響もあり、旅行、人材、店舗誘導型広告や新規営業成約数が減少しましたが
概ね計画通りに推移いたしました。下期に入り、新規営業成約数は回復傾向にありますが、遅れを取り戻せて
いない状況です。また、当初想定していた、「アドテクノロジー新領域への展開」でのコネクテッドテレビ向
け広告のサービス提供開始遅れや屋外デジタル広告(DOOH)で苦戦しております。また、「アプリ DSP 立ち上
げ」も想定通り進捗しておりません。直近では、iOS14 のリリース(ITP 強化)による影響も受けております。
 業績は、2021 年3月期第2四半期を底として回復傾向にあります。緊急事態宣言再発令に対応し、コロナ禍
でも好調な業種(EC 等)への営業を強化し成長を目指しておりますが、アドテクノロジーの売上が集中する1
~3月に関して、例年の成長に届かず、通期連結売上高は 2,300 百万円の減少を見込んでおります。費用は概
ね計画通りとなっておりますが、売上高の減少の影響で営業利益が 600 百万円、経常利益が 620 百万円、親会
社株主に帰属する当期純利益が 430 百万円減少する見込みとなりました。
 また、親会社株主に帰属する当期純利益は、上記の理由に加え、今後の業績動向を勘案し繰延税金資産の回
収可能性を検討した結果、   繰延税金資産を 50 百万円取り崩すことになったため、法人税等が予想を上回る見込
みとなりました。
 以上の結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前回発表予想を下
回る数値となる見込みであるため、業績予想を修正するものであります。

(注)上記の予想は、当社が発表現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今
後発生する様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
                                             以   上