6182 M-メタリアル 2021-11-30 17:30:00
2022年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

 
             2022年2月期        第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                    2021年11月30日
上場会社名      株式会社メタリアル(旧社名 株式会社ロゼッタ)                                            上場取引所    東
コード番号      6182  URL https://www.metareal.jp
代表者        (役職名) 代表取締役                     (氏名)五石 順一
問合せ先責任者    (役職名)   取締役 グループ管理本部長                 (氏名)荒川 健人                    TEL   03-6685-9570
四半期報告書提出予定日        2021年11月30日                   配当支払開始予定日-
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無         :有

                                                                               (百万円未満切捨て)
1.2022年2月期第2四半期の連結業績(2021年3月1日~2021年8月31日)
 (1)連結経営成績(累計)                                              (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                      親会社株主に帰属する
                     売上高                     営業利益          経常利益
                                                                        四半期純利益
                    百万円        %         百万円        %      百万円     %     百万円     %
2022年2月期第2四半期       2,049     5.3          87     12.2      108 241.1      54    -
2021年2月期第2四半期        1,946    0.5          77    △72.2       31 △88.7       4 △96.8
(注)包括利益 2022年2月期第2四半期         54百万円 (-%)            2021年2月期第2四半期              4百万円 (△97.0%)

                                       潜在株式調整後
                    1株当たり
                                        1株当たり
                    四半期純利益
                                       四半期純利益
                             円 銭             円 銭
2022年2月期第2四半期                5.15             5.05
2021年2月期第2四半期                0.45             0.44

    (2)連結財政状態
                         総資産                         純資産                       自己資本比率
                                    百万円                    百万円                                %
2022年2月期第2四半期                        5,696                  2,392                           41.3
2021年2月期                             5,820                     2,450                        40.6
(参考)自己資本     2022年2月期第2四半期            2,351百万円       2021年2月期          2,363百万円

2.配当の状況
                                                    年間配当金
                   第1四半期末        第2四半期末             第3四半期末              期末            合計
                       円 銭           円 銭                円 銭                  円 銭           円 銭
2021年2月期                 -            0.00                -                  6.00          6.00
2022年2月期                 -            0.00
2022年2月期(予想)                                               -                   -              -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
   2022年2月期期末の配当予想は未定です。
3.2022年2月期の連結業績予想(2021年3月1日~2022年2月28日)
                                                                                        (%表示は、対前期増減率)
                                                                        親会社株主に帰属する               1株当たり
                   売上高            営業利益                    経常利益
                                                                          当期純利益                  当期純利益
               百万円         %    百万円            %        百万円       %       百万円                %         円 銭
    通期          4,910    22.6     610       704.5        450   782.8        -                -            -
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
      2.連結業績予想において、2020年7月14日に発行した新株予約権の行使に伴い発生する調達費用及び株式数増加
        の影響が大きく、予想算定上は同行使による営業外費用160百万円計上及び発行済株式総数1,218,800株の増加
        を仮定しております。あくまで現段階での仮定に基づいての算定である旨ご留意ください。

◆セグメントごとの連結業績予想
                                                          (%表示は、対前期増減率)

                                 売上高                             営業利益

          通期                        百万円           %                百万円             %
         MT事業                           3,480   26.3                720         510.7
         HT事業                           1,430   14.5                    260      36.4
         GU事業                              -        -                  △350        -
     その他本社費等                               -        -                  △20         -
(注)第1四半期連結会計期間より、旧HT事業と旧クラウドソーシング事業は統合し、HT事業として開示しております。

     本業績予想は、コロナ禍、およびその影響による副次的現象である海外に関連が深い顧客企業の業績低下と購買活動
    の停滞に関する本格的な回復時期については予測不可能であることから、経済環境については現状の延長線上を前提と
    して行っております。
     MT事業については、2021年2月期より開始していた足元の受注状況に照らして妥当な水準まで販売費及び一般管理費
    の削減を継続しております。
     更に、2022年2月期においてはオフィス解約や有形固定資産償却金額の減少が見込まれており、MT事業は営業利益ベ
    ースで720百万円程を見込んでおります。

      なお、GU事業については、連結業績予想算定上は営業損失として350百万円程を仮置きしておりますが、これは前期
    のGU事業開始からの約半年で発生した168百万円の営業損失を通年に延長した金額であり、業績予想数値として設定し
    ているわけではありません。GU事業のありようについては2021年2月期中に大きく転換致しました。概要については
    2021年5月10日開示の「GU事業についての会計処理訂正および同訂正に伴う2021年2月期関連書類訂正に関するお知ら
    せ」をご参照ください。

※    注記事項
    (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無

 (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
 (注)詳細は、添付資料P.7「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
   (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。

    (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
      ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更    :無
      ② ①以外の会計方針の変更           :無
      ③ 会計上の見積りの変更            :無
      ④ 修正再表示                 :無

    (4)発行済株式数(普通株式)
      ①   期末発行済株式数(自己株式を含む)                     2022年2月期2Q        10,657,660株     2021年2月期        10,657,660株
      ②   期末自己株式数                               2022年2月期2Q               468株     2021年2月期              422株
      ③   期中平均株式数(四半期累計)                        2022年2月期2Q        10,657,223株     2021年2月期2Q      10,389,869株
※   四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々
な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用に当たっての注意事項
等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説
明」をご覧ください。

(決算説明資料の入手方法)
 決算補足説明資料はTDnetで同日開示しております。
                            株式会社メタリアル (6182) 2022年2月期 第2四半期決算短信


○添付資料の目次

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………       2

 (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………       2

 (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………       2

 (3)キャッシュ・フローの状況 ………………………………………………………………………………………       2

 (4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………       3

2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………       4

 (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………       4

 (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………       5

    四半期連結損益計算書
     第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………       5

    四半期連結包括利益計算書
     第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………       5

 (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………       6

 (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………       7

   (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………       7

   (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………       7

   (連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更) ……………………………………………………………………       7

   (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………………       7

   (四半期連結損益計算書関係) ……………………………………………………………………………………       7

   (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………       8

   (1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………………       9

   (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………       10




                         - 1 -
                                 株式会社メタリアル (6182) 2022年2月期 第2四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
   当第2四半期連結累計期間(2021年3月1日~2021年8月31日)につきましては、引き続きMT事業が堅調でした
  が、GU事業において研究開発費等の先行投資による費用発生がございました。
   結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの売上高は2,049,746千円(前年同期比5.3%増)、営業
  利益は87,236千円(同12.2%増)、経常利益は108,106千円(同241.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益
  は54,879千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益4,714千円)となりました。
    なお、GU事業以外の事業における売上高は2,049,645千円(前年同期比5.3%増)、営業利益は344,405千円(同
  343.0%増)となりました。


   セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
   第1四半期連結会計期間よりセグメント変更を行い、「クラウドソーシング事業」に計上していた株式会社Xtra
  の業績を「HT事業」に計上しております。前第2四半期連結累計期間のセグメント情報は変更後の数値で分析して
  おります。
  ①MT事業
   MT事業におきましては、売上高は1,448,043千円(前年同期比6.1%増)となり、セグメント利益は270,944千円
  (前年同期比493.8%増)となりました。
  ②HT事業
   HT事業におきましては、売上高は601,601千円(前年同期比3.5%増)となり、セグメント利益は92,776千円(前
  年同期比23.1%増)となりました。
  ③GU事業
   GU事業におきましては、売上高は100千円となり、セグメント損失は257,169千円となりました。

(2)財政状態に関する説明
  (資産)
   当第2四半期連結会計期間末における流動資産は2,823,397千円となり、前連結会計年度末に比べ29,837千円減
  少いたしました。これは主に、現金及び預金が119,828千円減少、受取手形及び売掛金が19,997千円減少した一方
  で、その他(流動資産)が104,293千円増加したことによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比
  べ94,393千円減少して2,873,172千円となりました。これは主に、有形固定資産が83,899千円減少、無形固定資産
  が10,786千円減少したことによるものであります。
  (負債)
   当第2四半期連結会計期間末における流動負債は2,025,484千円となり、前連結会計年度末に比べ36,099千円減
  少いたしました。これは主に、前受金が212,845千円増加、その他(流動負債)が127,765千円減少、1年内返済予
  定の長期借入金が54,869千円減少、未払法人税等が42,428千円減少したことによるものであります。固定負債は、
  前連結会計年度末に比べ29,673千円減少して1,278,755千円となりました。これは社債が22,000千円減少、リース
  債務が13,083千円減少、長期借入金が5,410千円増加したことによるものであります。
  (純資産)
   当第2四半期連結会計期間末における純資産は2,392,330千円となり、前連結会計年度末に比べ58,457千円減少
  いたしました。これは主に、子会社株式の追加取得により非支配株主持分が45,758千円減少したこと、及び利益剰
  余金が親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により54,879千円増加した一方で、剰余金の配当により63,943千
  円減少したことによるものであります。

(3)キャッシュ・フローの状況
    当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、2,169,145千円となり、前連結会計年度末に比べ
  118,869千円減少いたしました。


   当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
  (営業活動によるキャッシュ・フロー)
   営業活動によるキャッシュ・フローは313,528千円の収入(前年同期は673,065千円の収入)となりました。
   これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上82,995千円、減価償却費の計上284,270千円、前受金の増加額
  212,845千円、未払費用の減少額73,328千円、法人税等の支払額105,517千円によるものであります。




                              - 2 -
                                   株式会社メタリアル (6182) 2022年2月期 第2四半期決算短信


  (投資活動によるキャッシュ・フロー)
   投資活動によるキャッシュ・フローは231,563千円の支出(前年同期は396,896千円の支出)となりました。
   これは主に、無形固定資産の取得による支出227,764千円によるものであります。

  (財務活動によるキャッシュ・フロー)
    財務活動によるキャッシュ・フローは200,452千円の支出(前年同期は1,048,501千円の収入)となりました。
    これは主に、長期借入れによる収入200,000千円、長期借入金の返済による支出249,459千円、配当金の支払額
  63,943千円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出50,000千円によるものであります。

(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
   今後の経営上のテーマは以下の2点です。
  ①GU事業の販売促進・マーケティング
   YouConnect、VR Trip(どこでもドア)、VR Music、VRカラオケ、プロジェクトOASISをはじめとしたGU事業につ
  いてサービスインが終了し、次の段階、販売促進・マーケティングステージに入ります。

  ②MT事業キャッシュカウ化拡大
   『T-4OO』、『T-3MT』等のMT事業について、経営リソースの選択・集中によるキャッシュカウ化を拡大いたしま
  す。
   売上成長率年間二桁%に即したリソース分配(販売費及び一般管理費のスリム化、マーケティング活動の最適
  化)を行い、2022年2月期においては年間で営業利益約7億円ほどのキャッシュカウ事業といたします。

   コロナ禍の業績に対する影響は以下のとおりです。
   MT事業の第2四半期においては、第1四半期から企業動向に大きな変化はなく、2021年2月期より試みていた
  「コロナ禍での新しい営業活動(※)」でもあるWebを中心とした営業活動を行い、概ね想定通りの着地となりま
  した。
   ※従前の展示会によるリードの創出に高く依存していた受動的なスタイルから、既存のお客様への業務改善・プ
  ロダクトミックス提案、ウェビナー開催等による積極的かつ能動的なコンタクト機会の創出等を中心に行っており
  ます。
   特に主軸製品である『T-4OO』・『T-3MT』を取り扱うドキュメント自動翻訳部門においては業績予想上の根拠と
  なった受注計画に対してオンラインで推移しており、堅調な状況となっております。
   ただし、6,000社の契約を達成した現在において新規の契約数、受注単価において多少の鈍化が見られます。
   T-400の飛躍的な精度向上から4年に渡って行ってまいりました自動翻訳市場の開拓というフェーズは国内上場
  企業の40%以上の契約を達成したことから、一定の段階に到達したと判断し、今後は成熟フェーズに切り替え、現
  在ご契約いただいているお客様、自動翻訳市場の活性化を目的とした営業活動を行い、利用の最大化、受注増を目
  指します。
   また、新プロダクトである会議音声翻訳ツール『オンヤク』をはじめとした、音声翻訳部門においてはお問い合
  わせ、商談件数は多いものの、未開拓市場ということもあり受注までのリードタイムが想定以上にかかり、当初の
  計画で想定した伸び率には届いていませんが、着実に受注を重ね音声会議翻訳市場の開拓を行ってまいります。
   第2四半期時点でのMTセグメントの対年度業績達成率は当初設定した計画に対して概ね想定通り進行しています
  が、年初に高成長を期待していた音声翻訳部門の想定伸び率が計画値と乖離した場合、下振れする可能性がありま
  す。

   2021年2月期、人力業務受託のHT事業はコロナ禍の影響を大きく受けました。
   しかし、HT事業のうち翻訳・通訳・研修といった旧HT事業に関する状況として、2022年2月期の第1四半期の売
  上は前年同期並みに留まったものの、本第2四半期は累計期間でも前年同期を上回り、今後も翻訳・通訳を中心と
  して前年同期比が向上する推移となることを見込んでおります。

   なお、(重要な後発事象)に記載した(特別調査費用)の影響に鑑みて、2021年5月10日に公表いたしました連
  結業績予想及び配当予想を修正しております。
   詳細につきましては、本日発表の「2022年2月期通期連結業績予想及び配当予想の修正並びに特別損失の計上に
  関するお知らせ」をご参照ください。

   ここでの業績予想は本日11月30日現在までにコロナ禍によって実際に影響を受けた実績および状況を元にしたも
  のであり、今後の将来のコロナ禍に関する医学的・政治的・経済的な行方について、いつ収束するか等の何らかの
  予断を行って織り込んでいるものではありません。


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                       株式会社メタリアル (6182) 2022年2月期 第2四半期決算短信


2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                  (単位:千円)
                        前連結会計年度             当第2四半期連結会計期間
                       (2021年2月28日)           (2021年8月31日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                       2,276,395            2,156,566
   受取手形及び売掛金                      453,091              433,093
   たな卸資産                           28,186               32,329
   その他                            106,295              210,589
   貸倒引当金                         △10,732               △9,181
   流動資産合計                       2,853,235            2,823,397
 固定資産
   有形固定資産                        431,406              347,507
   無形固定資産
     のれん                           52,231               40,851
     ソフトウエア                     1,074,949            1,087,991
     ソフトウエア仮勘定                    253,562              244,493
     その他                           42,589               39,210
     無形固定資産合計                   1,423,333            1,412,547
   投資その他の資産
     投資有価証券                       664,923              665,795
     その他                          447,902              447,322
     投資その他の資産合計                 1,112,825            1,113,118
   固定資産合計                       2,967,566            2,873,172
 資産合計                           5,820,801            5,696,570
負債の部
 流動負債
   支払手形及び買掛金                       94,144               71,695
   短期借入金                          100,000              100,000
   1年内返済予定の長期借入金                  412,809              357,940
   1年内償還予定の社債                      44,000               44,000
   未払法人税等                          95,937               53,509
   賞与引当金                           58,223               56,789
   前受金                            816,865            1,029,711
   その他                            439,604              311,839
   流動負債合計                       2,061,583            2,025,484
 固定負債
   社債                             176,000              154,000
   長期借入金                        1,038,980            1,044,390
   その他                             93,448               80,365
   固定負債合計                       1,308,428            1,278,755
 負債合計                           3,370,012            3,304,239
純資産の部
 株主資本
   資本金                            783,511              783,511
   資本剰余金                        1,761,699            1,757,458
   利益剰余金                        △180,466             △188,834
   自己株式                             △861                 △951
   株主資本合計                       2,363,883            2,351,184
 新株予約権                             41,146               41,146
 非支配株主持分                           45,758                   -
 純資産合計                          2,450,788            2,392,330
負債純資産合計                         5,820,801            5,696,570




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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
 (四半期連結損益計算書)
  (第2四半期連結累計期間)
                                                     (単位:千円)
                        前第2四半期連結累計期間           当第2四半期連結累計期間
                         (自 2020年3月1日           (自 2021年3月1日
                         至 2020年8月31日)          至 2021年8月31日)
売上高                               1,946,138             2,049,746
売上原価                                646,251               711,435
売上総利益                             1,299,887             1,338,310
販売費及び一般管理費
 給料手当及び賞与                           408,453               472,900
 賞与引当金繰入額                             2,418                 4,359
 退職給付費用                               7,258                 4,974
 その他                                804,009               768,840
 販売費及び一般管理費合計                     1,222,140             1,251,074
営業利益                                 77,747                87,236
営業外収益
 受取利息                                     19                     66
 受取配当金                                     8                      9
 為替差益                                     -                   1,150
 助成金収入                                 2,907                 25,102
 消費税差額                                 1,429                     -
 その他                                   1,502                 10,988
 営業外収益合計                               5,867                 37,317
営業外費用
 支払利息                                1,820                 6,773
 持分法による投資損失                             -                  7,596
 株式交付費                              38,116                    -
 為替差損                                  156                    -
 その他                                11,828                 2,077
 営業外費用合計                            51,922                16,447
経常利益                                31,693               108,106
特別損失
 固定資産除却損                                 0                       -
 減損損失                              ※ 9,146               ※   25,111
 特別損失合計                              9,146                   25,111
税金等調整前四半期純利益                        22,546                   82,995
法人税等                                17,832                   28,115
四半期純利益                               4,714                   54,879
親会社株主に帰属する四半期純利益                     4,714                   54,879


 (四半期連結包括利益計算書)
  (第2四半期連結累計期間)
                                                     (単位:千円)
                        前第2四半期連結累計期間           当第2四半期連結累計期間
                         (自 2020年3月1日           (自 2021年3月1日
                         至 2020年8月31日)          至 2021年8月31日)
四半期純利益                                 4,714                 54,879
四半期包括利益                                4,714                 54,879
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益                       4,714                 54,879
 非支配株主に係る四半期包括利益                          -                      -




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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
                                                      (単位:千円)
                          前第2四半期連結累計期間          当第2四半期連結累計期間
                           (自 2020年3月1日          (自 2021年3月1日
                           至 2020年8月31日)         至 2021年8月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
 税金等調整前四半期純利益                        22,546                82,995
 減価償却費                              275,266               284,270
 のれん償却額                              11,380                11,380
 減損損失                                 9,146                25,111
 貸倒引当金の増減額(△は減少)                    △5,078                △3,004
 賞与引当金の増減額(△は減少)                      4,292               △1,434
 受取利息及び受取配当金                           △28                   △76
 持分法による投資損益(△は益)                         -                  7,596
 固定資産除却損                                  0                    -
 助成金収入                                   -               △25,102
 支払利息                                 1,820                 6,773
 株式交付費                               38,116                    -
 前受金の増減額(△は減少)                      171,280               212,845
 売上債権の増減額(△は増加)                     115,584                19,997
 たな卸資産の増減額(△は増加)                    △2,943                △4,143
 仕入債務の増減額(△は減少)                     △36,957              △22,448
 未払費用の増減額(△は減少)                      11,553              △73,328
 その他                                △3,407               △123,914
 小計                                 612,570               397,518
 利息及び配当金の受取額                             28                    76
 助成金の受取額                                 -                 25,102
 利息の支払額                             △1,820                △6,773
 法人税等の支払額                           △34,427              △105,517
 法人税等の還付額                            96,714                 3,122
 営業活動によるキャッシュ・フロー                   673,065               313,528
投資活動によるキャッシュ・フロー
 有形固定資産の取得による支出                     △25,972               △2,974
 無形固定資産の取得による支出                     △383,329             △227,764
 投資有価証券の取得による支出                           -                 △871
 関係会社株式の取得による支出                           -               △3,500
 貸付けによる支出                              △650                 △500
 貸付金の回収による収入                             731                1,356
 定期預金の払戻による収入                         12,910                   -
 敷金及び保証金の差入による支出                       △585                    -
 敷金及び保証金の回収による収入                          -                 2,691
 投資活動によるキャッシュ・フロー                   △396,896             △231,563
財務活動によるキャッシュ・フロー
 短期借入金の増減額(△は減少)                      120,000                  -
 社債の償還による支出                                -             △22,000
 長期借入れによる収入                                -              200,000
 長期借入金の返済による支出                      △131,666             △249,459
 リース債務の返済による支出                          △764             △14,960
 株式の発行による収入                         1,021,383                  -
 新株予約権の行使による株式の発行による収入                    391                  -
 新株予約権の発行による収入                         39,156                  -
 配当金の支払額                                   -             △63,943
 連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
                                          -              △50,000
 よる支出
 自己株式の取得による支出                              -                  △89
 財務活動によるキャッシュ・フロー                   1,048,501            △200,452
現金及び現金同等物に係る換算差額                          286                △382
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                 1,324,958            △118,869
現金及び現金同等物の期首残高                        989,128            2,288,014
現金及び現金同等物の四半期末残高                    2,314,086            2,169,145

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                              株式会社メタリアル (6182) 2022年2月期 第2四半期決算短信


(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
 (継続企業の前提に関する注記)
   該当事項はありません。


 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
  当社は、2021年3月1日付で連結子会社である株式会社MATRIXの株式を追加取得し、完全子会社といたしまし
 た。この結果、当第2四半期連結会計期間末において、資本剰余金が4,241千円減少し、1,757,458千円となってお
 ります。


 (連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
 (連結の範囲の重要な変更)
  第1四半期連結会計期間より、株式会社ロゼッタMTを新たに設立したため、連結の範囲に含めております。


 (持分法適用の範囲の重要な変更)
  第1四半期連結会計期間より、新たに出資した株式会社VR Musicを持分法適用の範囲に含めております。


 (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
   税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
 用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。

 (四半期連結損益計算書関係)
   ※ 減損損失
    Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年8月31日)
    1.減損損失の金額
     当第2四半期連結累計期間において、当社グループは以下の資産について減損損失を計上しております。
          場所          用途           種類          金額(千円)

    東京都新宿区        事業用資産       ソフトウエア仮勘定                 9,146


    2.資産のグルーピングの方法
     事業用資産については、他の資産又は資産グループのキャッシュ・フローから概ね独立したキャッシュ・フ
    ローを生み出す最小の単位に拠って資産のグルーピングを行っております。

    3.減損損失の計上に至った経緯
     既存の開発プロジェクト及び関連事業について、採算性の再評価及び開発・営業リソース集約整理を行った
    結果、一部の開発・稼働中プロジェクトについて今後の開発・使用について大きな期待はできず、自社利用に
    伴うキャッシュ・フローの獲得、費用削減両面において回収可能価額を零と見積り、減損損失を計上いたしま
    した。

    Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年3月1日 至 2021年8月31日)
    1.減損損失の金額
     当第2四半期連結累計期間において、当社グループは以下の資産について減損損失を計上しております。
          場所          用途           種類          金額(千円)

    東京都新宿区        事業用資産       ソフトウエア仮勘定             25,111


    2.資産のグルーピングの方法
     事業用資産については、他の資産又は資産グループのキャッシュ・フローから概ね独立したキャッシュ・フ
    ローを生み出す最小の単位に拠って資産のグルーピングを行っております。

    3.減損損失の計上に至った経緯
     既存の開発プロジェクト及び関連事業について、採算性の再評価及び開発・営業リソース集約整理を行った
    結果、一部の開発・稼働中プロジェクトについて今後の開発・使用について大きな期待はできず、自社利用に
    伴うキャッシュ・フローの獲得、費用削減両面において回収可能価額を零と見積り、減損損失を計上いたしま
    した。

                           - 7 -
                                          株式会社メタリアル (6182) 2022年2月期 第2四半期決算短信


  (セグメント情報等)
    【セグメント情報】
      Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年8月31日)
      1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                              (単位:千円)
                                               四半期連結
                  報告セグメント
                                       調整額     損益計算書
                                      (注)1      計上額
             MT事業    HT事業      計
                                               (注)2
売上高
 外部顧客への
                1,365,099    581,039     1,946,138            -     1,946,138
 売上高
 セグメント間の
 内部売上高            18,227      23,075           41,302   △41,302            -
 又は振替高
      計         1,383,326    604,114     1,987,441      △41,302     1,946,138

セグメント利益           45,625      75,360       120,986      △43,238       77,747
(注)1.セグメント利益の調整額△43,238千円には、セグメント間取引消去、及び全社費用が含まれております。全社
     費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る費用等であります。
   2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

      2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
       (固定資産に係る重要な減損損失)
           当第2四半期連結累計期間において、開発中ソフトウェアについて、採算性評価及びリソース集約の為の
          プロジェクト整理の結果、MT事業において、無形固定資産について9,146千円を計上しております。

      Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年3月1日 至 2021年8月31日)
      1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                (単位:千円)
                                                                                 四半期連結
                              報告セグメント
                                                                    調整額          損益計算書
                                                                    (注)1          計上額
                MT事業        HT事業        GU事業             計
                                                                                 (注)2
売上高
 外部顧客への
                1,448,043    601,601             100    2,049,746          -     2,049,746
 売上高
 セグメント間の
 内部売上高             5,469      19,760              -       25,229     △25,229            -
 又は振替高
      計         1,453,513    621,362             100    2,074,976    △25,229     2,049,746
セグメント利益
                 270,944      92,776     △257,169        106,551     △19,314       87,236
又は損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△19,314千円には、セグメント間取引消去、及び全社費用が含まれてお
     ります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る費用等であります。
   2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

      2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
          (固定資産に係る重要な減損損失)
           当第2四半期連結累計期間において、開発中ソフトウェアについて、採算性評価及びリソース集約の為の
          プロジェクト整理の結果、MT事業において、無形固定資産について25,111千円を計上しております。




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                               株式会社メタリアル (6182) 2022年2月期 第2四半期決算短信


    3.報告セグメントの変更等に関する事項
     従来、当社グループの報告セグメントは、「MT事業」「HT事業」「クラウドソーシング事業」「GU事業」の
    4区分としておりましたが、第1四半期連結会計期間から「MT事業」「HT事業」「GU事業」の3区分に変更す
    ることといたしました。現在ではクラウドソーシングとHTとに明確な差異はなくなり、規模・成長性に鑑みて
    も分離することの意味がなくなったためです。
     なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の区分方法により作成しており、「Ⅰ 前第
    2四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年8月31日)」の「1.報告セグメントごとの売上高及び
    利益又は損失の金額に関する情報」に記載しております。


 (1株当たり情報)
   1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下
  のとおりであります。
                            前第2四半期連結累計期間          当第2四半期連結累計期間
                             (自 2020年3月1日         (自 2021年3月1日
                              至 2020年8月31日)        至 2021年8月31日)

(1)1株当たり四半期純利益                          0.45円               5.15円

(算定上の基礎)

 親会社株主に帰属する四半期純利益(千円)                    4,714              54,879

 普通株主に帰属しない金額(千円)                           -                   -
 普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利
                                         4,714              54,879
 益(千円)
 普通株式の期中平均株式数(株)                     10,389,869          10,657,223

(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益                   0.44円               5.05円

(算定上の基礎)
 親会社株主に帰属する四半期純利益調整額
                                             -                  -
 (千円)
 普通株式増加数(株)                             269,907             213,899
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当   2020年7月14日開催の取締役会決
たり四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式    議による第14回新株予約権
                                                        -
で、前連結会計年度末から重要な変動があったもの 新株予約権の数   12,188個
の概要                     (普通株式  1,218,800株)




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(重要な後発事象)
  (会社分割による持株会社体制への移行)
   当社は、2021年1月14日開催の取締役会において、持株会社体制への移行に向けて、分割準備会社を設立する
  こと及び会社分割により持株会社体制へ移行することを決議し、2021年3月1日付で分割準備会社(株式会社ロ
  ゼッタMT)を設立いたしました。
    また、2021年4月14日開催の取締役会において、2021年9月1日付で持株会社体制へ移行するにあたり、当社
  の完全子会社である株式会社ロゼッタMT及び株式会社シグナンスとの間で、当社を分割会社、株式会社ロゼッタ
  MT及び株式会社シグナンスを承継会社とする吸収分割契約を締結することを決議し、同日付で契約を締結し、
  2021年9月1日付で吸収分割を実施いたしました。
    なお、持株会社体制への移行につきましては、2021年5月25日に開催の当社定時株主総会で、関連する議案が
  承認されました。

   1.取引の概要
   (1) 対象となった事業の名称及びその事業の内容
       事業の名称  MT事業
       事業の内容  超高精度AI 自動翻訳の開発・運営
   (2) 企業結合日
       2021年9月1日
   (3) 企業結合の法的形式
       当社を分割会社、株式会社ロゼッタMT及び株式会社シグナンスを承継会社とする吸収分割
   (4) 結合後企業の名称
     分割会社:株式会社メタリアル(2021年9月1日付で株式会社ロゼッタから商号変更)
     承継会社:株式会社ロゼッタ(2021年9月1日付で株式会社ロゼッタMTから商号変更、以下同じ)及び
          株式会社シグナンス
   (5) その他取引の概要に関する事項
       当社は創業以来「我が国を言語的ハンディキャップの呪縛から解放する」という企業ミッションの下にAI
    自動翻訳の開発をしてきましたが、現在ではさらに構想を拡大し、AI、AR(Augmented×Reality:拡張現
    実)、VR(Virtual Reality:仮想現実)、5G/6G/7G(高速大容量・多数同時接続通信)、4K/8
    K/12K(超解像映像)、映像配信ソリューション、ウェアラブルデバイス、ロボット、HA(Human
    Augmentation:人間拡張)等の最新テクノロジーを統合して、世界中の人々が「いつでもどこでも誰とでも
    言語フリーで」交流し、生活し、仕事し、人生を楽しめる「グローバル・ユビキタス」の実現を目指してお
    ります。
     今後、当社グループが更なる企業価値向上と持続的な成長を実現するためには、より一層の経営の効率化
    や、市場環境の変化に柔軟に対応できるよう、グループ体制を再構築することが必要不可欠と考えます。持
    株会社体制へ移行することにより、グループ経営戦略の企画・立案機能を強化するとともに、市場環境に柔
    軟に対応でき、M&Aを活用した業容拡大を目的とする機動的な組織体制を構築することで、企業価値向上と
    持続的な成長を図っていけるものと判断し、持株会社体制への移行を決定いたしました。
     2021年9月1日付の吸収分割によって、株式会社ロゼッタが「MT事業のうち「xRシステムの開発・提供」
    を除いた事業」に関して有する権利義務を当社より承継し、株式会社シグナンスが「MT事業のうち「xRシス
    テムの開発・提供」に関する事業」に関して有する権利義務を当社より承継いたしました。

   2.実施する会計処理の概要
    「企業結合に関する会計基準」及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」に基
   づき、共通支配下の取引として処理する予定であります。

  (特別調査費用)
   当第2四半期決算日(2021年8月31日)後の2021年10月11日から同月12日にかけて、外部機関から、当社のMT
  事業における開発プロジェクト及びプロダクトの一部について、「収益認識及び期間帰属の妥当性」及び「ソフ
  トウェア資産計上の妥当性」等について指摘を受けたため、2021年10月15日に、外部の弁護士及び公認会計士を
  構成員とする特別調査委員会を設置し、2021年11月29日に、特別調査委員会より調査報告書を受領いたしまし
  た。また、調査結果を踏まえ、2021年11月30日に、過年度決算の訂正を行っております。
   当該調査費用及び過年度決算訂正に係る費用は、当第3四半期以降の決算において計上する予定です。本報告
  書提出日時点における概算額は約200百万円ですが、最終的な計上額は変動する可能性があります。




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