6182 M-メタリアル 2021-05-26 15:30:00
財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関するお知らせ [pdf]
2021 年5月 26 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ロ ゼ ッ タ
代表者名 代 表 取 締 役 五 石 順 一
(コード番号:6182)
問合せ先 取 締 役
荒 川 健 人
グループ管理本 部長
(TEL.03-5215-5678)
財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関するお知らせ
当社は、金融商品取引法第 24 条の4の4第1項に基づき、関東財務局へ 2021 年 5 月 26 日に提
出した 2021 年 2 月期の内部統制報告書において、開示すべき重要な不備がある旨を記載いたしま
したので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.開示すべき重要な不備の内容
当社は、2021 年2月期の年度監査において、ソフトウエア仮勘定に計上されているプロジェク
トの中に研究開発費として計上すべきものがあるとの指摘を監査法人から受け、当該指摘を踏ま
えて、当社にて会計処理を再検討した結果、当該事象については修正をする必要があることが判
明いたしました。
これは、ソフトウエアの計上プロセスにおいて、自社利用のソフトウエアの資産計上時は、収
益獲得ないし費用削減が確実であることを示す証憑に基づいて計上の要否を検討しているが、資
産性判定において、新規性概念を軸に判断をすることが不十分であり、管理部門におけるその証
憑の検討及び承認手続の整備及び運用も不十分であったため、当連結会計年度のソフトウエア仮
勘定及び研究開発費について重要な修正を行うことになったと認識しております。これらは財務
報告に重要な影響を及ぼすものとして、開示すべき重要な不備に該当すると判断いたしました。
2.当連結会計年度末日までに是正できなかった理由
上記事実関係は、当連結会計年度末日後に判明したため、当該開示すべき重要な不備を当連結
会計年度末日までに是正することができませんでした。
3.開示すべき重要な不備の是正方針
当社は、財務報告に係る内部統制の重要性を認識しており、開示すべき重要な不備を是正いた
します。
具体的には、今後は資産性判定の判断において「事業の新規性」を従前以上に重要視すること
とし、グループ管理本部においては、ソフトウエアの計上プロセスについて、
「事業の新規性」も
含めたそれらの証憑の内容の検討及び承認手続に係る新たな業務フローの整備を行います。なお、
5 月 26 日の内部統制報告書提出日現在で整備は完了しております。
4.財務諸表及び連結財務諸表に与える影響
上記の開示すべき重要な不備に起因する必要な修正事項は適正に反映しており、当事業年度の
財務諸表及び当連結会計年度の連結財務諸表に与える影響はありません。
5.財務諸表及び連結財務諸表の監査報告における監査意見
無限定適正意見であります。
以 上