6182 M-メタリアル 2021-01-14 15:00:00
2021年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

 
                                                                                    
 
                2021年2月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                       2021年1月14日


上場会社名                                                                       上場取引所  東
                    株式会社ロゼッタ
コード番号       6182      URL  https://www.rozetta.jp
代表者         (役職名)      代表取締役                     (氏名)五石      順一
問合せ先責任者     (役職名)      執行役員    グループ管理本部長 (氏名)荒川              健人             TEL  03-5215-5678
四半期報告書提出予定日            2021年1月14日                配当支払開始予定日-
四半期決算補足説明資料作成の有無:有  
四半期決算説明会開催の有無      :有  
 
                                                                               (百万円未満切捨て)
1.2021年2月期第3四半期の連結業績(2020年3月1日~2020年11月30日)
  (1)連結経営成績(累計)                                                  (%表示は、対前年同四半期増減率)
 
                                                                             親会社株主に帰属する
                  売上高         営業利益                           経常利益
                                                                                四半期純利益
                 百万円               %     百万円      %     百万円       %              百万円      %
  2021年2月期第3四半期   3,019           2.9     294 △27.3       263 △34.7               161 △31.5
  2020年2月期第3四半期   2,933          42.5     405  125.9      403  124.8              236   83.3
 
(注)包括利益 2021年2月期第3四半期            161百万円 (△31.1%)  2020年2月期第3四半期             234百万円 (81.6%)
 
                                          潜在株式調整後
                        1株当たり
                                           1株当たり
                       四半期純利益
                                           四半期純利益
                                円 銭             円 銭
    2021年2月期第3四半期               15.45           15.07
    2020年2月期第3四半期               22.95           22.28
 
(2)連結財政状態
                       総資産                             純資産                   自己資本比率
                                        百万円                  百万円                                 %
  2021年2月期第3四半期                         6,014                2,815                             45.3
  2020年2月期                              3,753                1,504                             40.1
 
(参考)自己資本     2021年2月期第3四半期               2,724百万円      2020年2月期      1,503百万円
 
 
2.配当の状況
                                                       年間配当金
 
               第1四半期末   第2四半期末                        第3四半期末         期末                  合計
                    円 銭      円 銭                           円 銭             円 銭                円 銭
  2020年2月期            -      0.00                            -              0.00               0.00
  2021年2月期            -      0.00                            -                             
  2021年2月期(予想)                                                              0.00               0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
 
 
3.2021年2月期の連結業績予想(2020年3月1日~2021年2月28日)
                                   (%表示は、対前期増減率)
 
                    売上高               営業利益

                        百万円     %            百万円          %
        通期                      3,910     0.0      450 0.4
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
   
    本業績予想は、コロナ禍、およびその影響による副次的現象である海外に関連が深い顧客企業の業績低下と購買活動
  の停滞に関する本格的な回復時期については予測不可能であることから、経済環境については現状の延長線上を前提と
  して行っております。
     
    ただし、Travel DX事業の開始後、当事業がPMF(プロダクト・マーケット・フィット:提供するプロダクト/サービ
  スがターゲットとなるユーザーの課題を解決する最適手段として市場に受け入れられている状態)に達し、勝負の時が
  来たと判断した場合は、先行投資を集中投下するので、増加費用の分だけは利益が減額になる可能性を留保します。そ
  の場合には、速やかに当事業のPMF達成を示唆する具体的な指標を提示のうえお知らせいたします。
   
  コロナ禍の業績に対する影響は以下の通りです。
     
    MT事業の第3四半期及び12月においては、新規顧客からの受注件数は緩やかに回復してきたものの、顧客内の予算確
  保が厳しく、1件当たりの受注額が低額となっており、大口受注は難しい状態が続いております。
    このことから、すでに導入効果を実感いただいている既存顧客への更なる利用促進に努め、既存顧客からの受注拡大
  に繋げる施策を実施いたしました。
    これにより、MT事業全体としては、11月・12月においては277百万円・296百万円の受注高まで回復いたしました。
    ただし、2021年1月7日に再度発令された緊急事態宣言による各企業における意思決定スピードの鈍化も含めた経済
  活動への影響を見込むことは不可能であり、2021年1月及び2021年2月も含めた最終的な第4四半期への影響は不透明
  な状況であります。
    旧来型人力業務受託のHT事業については、主力の翻訳事業や語学研修においてコロナ下での経済活動の定着やWeb形
  式の研修の浸透により、8月度の大底からは回復して推移しているものの11月以降は復調に足踏みがみられ、本格的な
  回復には時間を要する見込みです。対面や集合形式で行う通訳事業においては入国制限や海外への渡航制限などの影響
  を大きく受けており、引き続き回復時期については不透明な状況であります。
     
    ここでの業績予想は本日1月14日現在までにコロナ禍によって実際に影響を受けた実績および状況を元にしたもので
  あり、今後の将来のコロナ禍に関する医学的・政治的・経済的な行方について、いつ収束するか等の何らかの予断を行
  って織り込んでいるものではありません。
 
※  注記事項
  (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
       新規  3社 (社名)株式会社Event DX、株式会社Travel DX、株式会社MATRIX    除外  -社  (社名)-
  (注)詳細は、添付資料P.6「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
       (連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)」をご覧ください。
 
  (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
  (注)詳細は、添付資料P.6「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
       (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
 
  (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
      ①  会計基準等の改正に伴う会計方針の変更        :無
      ②  ①以外の会計方針の変更                      :無
      ③  会計上の見積りの変更                        :無
      ④  修正再表示                                  :無
 
  (4)発行済株式数(普通株式)
    ①  期末発行済株式数(自己株式を含む)       2021年2月期3Q   10,657,660株   2020年2月期     10,330,260株
    ②  期末自己株式数                 2021年2月期3Q         422株    2020年2月期           422株
    ③  期中平均株式数(四半期累計)          2021年2月期3Q   10,478,344株   2020年2月期3Q   10,302,137株
 
※  四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
 
※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
  本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々
な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用に当たっての注意事項
等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説
明」をご覧ください。
 
 
(決算説明資料の入手方法)
  決算補足説明資料はTDnetで同日開示しております。
                                    株式会社ロゼッタ (6182) 2021年2月期 第3四半期決算短信

○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………          2
     (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………          2
     (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………          2
     (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………          3
    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………          4
     (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………          4
     (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………          5
        四半期連結損益計算書                                                
         第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………          5
        四半期連結包括利益計算書                                              
         第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………          5
     (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………          6
       (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………          6
       (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………          6
       (連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更) ……………………………………………………………………          6
       (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………………          6
       (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………          7
       (1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………………          8
       (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………          9
 




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                                          株式会社ロゼッタ (6182) 2021年2月期 第3四半期決算短信

1.当四半期決算に関する定性的情報
    (1)経営成績に関する説明
     当第3四半期連結累計期間(2020年3月1日~2020年11月30日)につきましては、引き続きMT事業が堅調でし
    た。
     結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は3,019,351千円(前年同期比2.9%増)、営業
    利益は294,858千円(同27.3%減)、経常利益は263,443千円(同34.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益
     は161,893千円(同31.5%減)となりました。
     
     当第3四半期連結会計期間に報告セグメント「GU事業」を追加しております。
     
    セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
     
    ①MT事業
     MT事業におきましては、売上高は2,122,991千円(前年同期比39.1%増)となり、セグメント利益は260,025千円
    (前年同期比40.0%増)となりました。
    ②HT事業
     HT事業におきましては、売上高は678,621千円(前年同期比38.4%減)となり、セグメント利益は121,682千円
    (前年同期比53.9%減)となりました。
    ③クラウドソーシング事業
     クラウドソーシング事業におきましては、売上高は217,737千円(前年同期比28.7%減)となり、セグメント利
    益は1,524千円(前年同期は6,511千円のセグメント損失)となりました。
    ④GU事業
        GU事業におきましては、セグメント損失は28,124千円となりました。
     
    (2)財政状態に関する説明
    (資産)
     当第3四半期連結会計期間末における流動資産は2,900,062千円となり、前連結会計年度末に比べ1,255,112千円
    増加いたしました。これは主に現金及び預金が1,184,788千円増加、受取手形及び売掛金が43,471千円増加したこ
    とによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ1,005,029千円増加して3,113,984千円となりまし
    た。これは有形固定資産が62,659千円減少、無形固定資産が469,049千円増加、投資その他の資産が598,639千円増
    加したことによるものであります。
    (負債)
     当第3四半期連結会計期間末における流動負債は2,049,544千円となり、前連結会計年度末に比べ231,794千円増
    加いたしました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が191,992千円増加、前受金が121,983千円増加したこと
    によるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ717,011千円増加して1,149,094千円となりました。
    これは主に長期借入金の増加によるものであります。
    (純資産)
     当第3四半期連結会計期間末における純資産は2,815,408千円となり、前連結会計年度末に比べ1,311,336千円増
    加いたしました。これは主に第三者割当増資による新株式の発行、新株予約権の発行等により資本金及び資本剰余
    金がそれぞれ529,945千円増加した一方で、子会社株式の追加取得により資本剰余金が1,000千円減少したこと、及
    び利益剰余金が161,893千円増加したことによるものであります。
 




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                                         株式会社ロゼッタ (6182) 2021年2月期 第3四半期決算短信

 
    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
     今後の業績予想については以下の通りです。
         
        本業績予想は、コロナ禍、およびその影響による副次的現象である海外に関連が深い顧客企業の業績低下と購買
    活動の停滞に関する本格的な回復時期については予測不可能であることから、経済環境については現状の延長線上
    を前提として行っております。
         
        ■2021年2月期連結業績予想:売上高3,910百万円、営業利益450百万円
         
        ただし、Travel DX事業の開始後、当事業がPMF(プロダクト・マーケット・フィット:提供するプロダクト/サ
    ービスがターゲットとなるユーザーの課題を解決する最適手段として市場に受け入れられている状態)に達し、勝
    負の時が来たと判断した場合は、先行投資を集中投下するので、増加費用の分だけは利益が減額になる可能性を留
    保します。その場合には、速やかに当事業のPMF達成を示唆する具体的な指標を提示のうえお知らせいたします。
      
        コロナ禍の業績に対する影響は以下の通りです。
         
     MT事業の第3四半期及び12月においては、新規顧客からの受注件数は緩やかに回復してきたものの、顧客内の予
    算確保が厳しく、1件当たりの受注額が低額となっており、大口受注は難しい状態が続いております。
     このことから、すでに導入効果を実感いただいている既存顧客への更なる利用促進に努め、既存顧客からの受注
    拡大に繋げる施策を実施いたしました。
     これにより、MT事業全体としては、11月・12月においては277百万円・296百万円の受注高まで回復いたしまし
    た。
     ただし、2021年1月7日に再度発令された緊急事態宣言による各企業における意思決定スピードの鈍化も含めた
    経済活動への影響を見込むことは不可能であり、2021年1月及び2021年2月も含めた最終的な第4四半期への影響
    は不透明な状況であります。
     旧来型人力業務受託のHT事業については、主力の翻訳事業や語学研修においてコロナ下での経済活動の定着や
    Web形式の研修の浸透により、8月度の大底からは回復して推移しているものの11月以降は復調に足踏みがみら
    れ、本格的な回復には時間を要する見込みです。対面や集合形式で行う通訳事業においては入国制限や海外への渡
    航制限などの影響を大きく受けており、引き続き回復時期については不透明な状況であります。
      
     ここでの業績予想は本日1月14日現在までにコロナ禍によって実際に影響を受けた実績および状況を元にしたも
    のであり、今後の将来のコロナ禍に関する医学的・政治的・経済的な行方について、いつ収束するか等の何らかの
    予断を行って織り込んでいるものではありません。
      
     




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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
    (1)四半期連結貸借対照表
                                                           (単位:千円)

                             前連結会計年度                当第3四半期連結会計期間
                            (2020年2月29日)              (2020年11月30日)
    資産の部                                                               
     流動資産                                                              
       現金及び預金                             991,056             2,175,845
       受取手形及び売掛金                          427,847               471,319
       たな卸資産                               29,045                30,802
       その他                                210,151               232,398
       貸倒引当金                             △13,151               △10,303
       流動資産合計                           1,644,950             2,900,062
     固定資産                                                              
       有形固定資産                                                          
         工具、器具及び備品(純額)                    514,666               387,286
         その他(純額)                           40,939               105,659
         有形固定資産合計                         555,605               492,946
       無形固定資産                                                          
         のれん                               74,992                57,922
         ソフトウエア                           738,697             1,139,196
         ソフトウエア仮勘定                        574,926               629,034
         その他                                  446                31,959
         無形固定資産合計                       1,389,062             1,858,112
       投資その他の資産                           164,287               762,926
       固定資産合計                           2,108,955             3,113,984
     資産合計                               3,753,905             6,014,047
    負債の部                                                               
     流動負債                                                              
       支払手形及び買掛金                           88,469                82,076
       短期借入金                              280,000               100,000
       1年内返済予定の長期借入金                      237,655               429,647
       未払法人税等                              34,457                65,411
       賞与引当金                               50,652                95,550
       前受金                                696,169               818,153
       その他                                430,347               458,705
       流動負債合計                           1,817,750             2,049,544
     固定負債                                                              
       長期借入金                              432,083             1,049,151
       その他                                     -                 99,943
       固定負債合計                             432,083             1,149,094
     負債合計                               2,249,833             3,198,638
    純資産の部                                                              
     株主資本                                                              
       資本金                                253,565               783,511
       資本剰余金                            1,232,754             1,761,699
       利益剰余金                               18,525               180,418
       自己株式                                 △861                  △861
       株主資本合計                           1,503,983             2,724,767
     新株予約権                                     89                41,235
     非支配株主持分                                   -                 49,405
     純資産合計                              1,504,072             2,815,408
    負債純資産合計                             3,753,905             6,014,047
 




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                                    株式会社ロゼッタ (6182) 2021年2月期 第3四半期決算短信

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
     (四半期連結損益計算書)
      (第3四半期連結累計期間)
                                                              (単位:千円)

                            前第3四半期連結累計期間               当第3四半期連結累計期間
                             (自 2019年3月1日               (自 2020年3月1日
                              至 2019年11月30日)             至 2020年11月30日)
    売上高                                   2,933,317              3,019,351
    売上原価                                  1,016,722                991,556
    売上総利益                                 1,916,595              2,027,794
    販売費及び一般管理費                                                            
     給料手当及び賞与                               464,518                594,673
     賞与引当金繰入額                                35,499                 31,293
     その他                                  1,010,885              1,106,969
     販売費及び一般管理費合計                         1,510,904              1,732,936
    営業利益                                    405,690                294,858
    営業外収益                                                                 
     受取利息                                       170                     27
     受取配当金                                       10                      8
     助成金収入                                    1,425                 22,690
     消費税差額                                       -                   1,496
     その他                                        971                  3,815
     営業外収益合計                                  2,578                 28,039
    営業外費用                                                                 
     支払利息                                     1,327                  3,175
     株式交付費                                       -                  38,116
     和解金                                      2,400                     -
     為替差損                                        97                    435
     その他                                        939                 17,726
     営業外費用合計                                  4,764                 59,453
    経常利益                                    403,504                263,443
    特別利益                                                                  
     新株予約権戻入益                                   369                     -
     特別利益合計                                     369                     -
    特別損失                                                                  
     固定資産除却損                                 38,487                      0
     減損損失                                        -                  28,963
     特別損失合計                                  38,487                 28,963
    税金等調整前四半期純利益                            365,386                234,480
    法人税等                                    131,129                 73,182
    四半期純利益                                  234,257                161,298
    非支配株主に帰属する四半期純損失(△)                     △2,206                   △594
    親会社株主に帰属する四半期純利益                        236,463                161,893
 
     (四半期連結包括利益計算書)
      (第3四半期連結累計期間)
                                                              (単位:千円)

                            前第3四半期連結累計期間               当第3四半期連結累計期間
                             (自 2019年3月1日               (自 2020年3月1日
                              至 2019年11月30日)             至 2020年11月30日)
    四半期純利益                                  234,257                161,298
    四半期包括利益                                 234,257                161,298
    (内訳)                                                                  
     親会社株主に係る四半期包括利益                        236,463                161,893
     非支配株主に係る四半期包括利益                        △2,206                   △594
 




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                                     株式会社ロゼッタ (6182) 2021年2月期 第3四半期決算短信

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
  該当事項はありません。
 
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
  当社は、2020年7月30日付で、CVI Investments, Inc.から第三者割当増資の払込みを受け、当第3四半期連結
 累計期間において、資本金及び資本準備金がそれぞれ529,750千円増加いたしました。一方で、子会社株式の追加
 取得により、当第3四半期連結累計期間において、資本剰余金が1,000千円減少いたしました。これらの結果、当
 第3四半期連結会計期間末において、資本金が783,511千円、資本剰余金が1,761,699千円となっております。
   
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
  第2四半期連結会計期間より、株式会社Event DXを新たに設立したため、連結の範囲に含めております。
  また、当第3四半期連結会計期間より、株式会社Travel DX、株式会社MATRIX、及び株式会社シグナンスを新た
 に設立したため、連結の範囲に含めております。
  一方で、当第3四半期連結会計期間より、anydooR USA Inc.は清算したため、連結の範囲から除外しておりま
 す。
  さらに、当第3四半期連結会計期間より、新たに出資したp2p株式会社を持分法適用の範囲に含めております。
 なお、みなし取得日を2020年11月30日としているため、持分法による投資損益は発生しておりません。
   
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
  税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
 用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
   




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                                                             株式会社ロゼッタ (6182) 2021年2月期 第3四半期決算短信

     (セグメント情報等)
       【セグメント情報】
        Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自                     2019年3月1日         至      2019年11月30日)
        1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                                       (単位:千円)

                                         報告セグメント                                                           四半期連結
                                                                                             調整額           損益計算書
                                                     クラウド                                   (注)1            計上額
                   MT事業             HT事業             ソーシング                  計                              (注)2
                                                      事業
売上高                                                                                                                  
     外部顧客への
                    1,526,269       1,101,682            305,365         2,933,317                 -        2,933,317
     売上高
     セグメント間の
     内部売上高             61,940            4,962               89,826         156,729         △156,729               -
     又は振替高
       計            1,588,210       1,106,644            395,192         3,090,047          △156,729        2,933,317
セグメント利益
                      185,760         263,956            △6,511             443,205          △37,514          405,690
又は損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△37,514千円には、セグメント間取引消去、報告セグメントに帰属し
     ないのれんの償却額、及び全社費用が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会
        社本社の管理部門に係る費用等であります。
      2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
  
        Ⅱ    当第3四半期連結累計期間(自                  2020年3月1日         至      2020年11月30日)
        1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                                       (単位:千円)

                                             報告セグメント                                                       四半期連結
                                                                                              調整額          損益計算書
                                               クラウド                                          (注)1           計上額
                  MT事業            HT事業        ソーシング             GU事業              計                        (注)2
                                                事業
売上高                                                                                                                 
     外部顧客への
                  2,122,991       678,621          217,737              -       3,019,351          -       3,019,351
     売上高
     セグメント間の
     内部売上高          24,513          2,106          29,179               -         55,799      △55,799             -
     又は振替高
       計          2,147,504       680,728          246,917              -       3,075,150     △55,799      3,019,351
セグメント利益
                    260,025       121,682            1,524      △28,124           355,107     △60,249        294,858
又は損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△60,249千円には、セグメント間取引消去、及び全社費用が含まれて
     おります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る費用等であります。
      2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
  
        2.報告セグメントの変更等に関する事項
         (報告セグメントの変更)
              当第3四半期連結会計期間において、株式会社Travel DX及び株式会社MATRIXを設立し連結範囲に含め
             たことに伴い、新たな報告セグメントとして「GU事業」を追加しております。
              なお、この変更に伴い、従来「MT事業」に含めていた株式会社Event DXを、「GU事業」に変更しており
             ます。
  




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                                      株式会社ロゼッタ (6182) 2021年2月期 第3四半期決算短信

     (1株当たり情報)
       1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下
      のとおりであります。
                              前第3四半期連結累計期間               当第3四半期連結累計期間
                              (自 2019年3月1日               (自 2020年3月1日
                               至 2019年11月30日)             至 2020年11月30日)

    (1)1株当たり四半期純利益                           22.95円                 15.45円

    (算定上の基礎)                                                               

     親会社株主に帰属する四半期純利益(千円)                    236,463                161,893

     普通株主に帰属しない金額(千円)                             -                      -

     普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利
                                             236,463                161,893
     益(千円)

     普通株式の期中平均株式数(株)                      10,302,137             10,478,344

    (2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益                    22.28円                 15.07円

    (算定上の基礎)                                                               
     親会社株主に帰属する四半期純利益調整額
                                                  -                      -
     (千円)
     普通株式増加数(株)                              313,258                263,997
    希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当                              2020年7月14日開催の取締役会
    たり四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式                        -     決議による第14回新株予約権
    で、前連結会計年度末から重要な変動があったもの                             新株予約権の数   12,188個
    の概要                                                 (普通株式    1,218,800株)
 




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                                       株式会社ロゼッタ (6182) 2021年2月期 第3四半期決算短信

    (重要な後発事象)
      (資本業務提携)
       当社は、2020年11月27日開催の取締役会において、株式会社オルツとの間で資本業務提携を行うことを決議
      し、2020年12月28日付で資本業務提携契約を締結いたしました。
 
      (1)資本業務提携の目的
       ロゼッタの創業来のミッション第1章「我が国を言語的ハンディキャップの呪縛から解放する」ミッション実
      現のためには、文書の翻訳のみならず、自動で音声会話を通訳し、自動で多言語議事録を作成するツールが欠か
      せません。この度、ロゼッタが従前から展開しているリアルタイム音声翻訳ツール『オンヤク』に加えて、オル
      ツ社のAI議事録ツールとロゼッタの音声翻訳技術を融合させた、さらに高精度なAI通訳/議事録作成ツールを開
      発・販売することとなりました。オルツ社は、AI議事録ツール以外にも、AIクローンおよびGPUグリッドコンピ
      ューティングの開発を行っており、ロゼッタのシン・ミッションである「グローバル・ユビキタス」創出に向け
      ても様々なシナジーが生まれる可能性があります。
 
      (2)資本業務提携の内容
      ①業務提携の内容
       リモート会議時の会話をAIで自動的かつ高精度に通訳し議事録を作成するツールの開発・販売を目的とした資
      本業務提携を行います。
      ②資本提携の内容
       当社は、2021年1月5日付で第三者割当の方法で発行されるC種優先株式を250,000千円で取得することとなり
      ました。1株当たりの金額につきましては、相手先の意向を踏まえ非公表とさせて頂きますが、事業計画書等を
      勘案し協議の上決定しております。また、取得後の出資比率につきましては主要株主には該当しない程度の割合
      となっております。
 
      (3)資本業務提携の相手先の概要
      ①名称       株式会社オルツ
      ②所在地      東京都港区六本木七丁目15番7号
      ③代表者      代表取締役 米倉 千貴
      ④事業内容     P.A.I.(パーソナル人工知能)『Alt(オルツ)』の開発、提供、及び、人工知能及び人工知
                能関連技術の研究・開発及びこれに関するサービスのコンサルティング・企画・開発・運営
      ⑤資本金      380,239千円
      ⑥設立時期     2014年11月26日
       




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                                        株式会社ロゼッタ (6182) 2021年2月期 第3四半期決算短信

    (持株会社体制への移行)
     当社は、2021年1月14日開催の取締役会において、持株会社体制への移行に向けて、分割準備会社を設立する
    こと及び会社分割により持株会社体制へ移行することを決議いたしました。
     なお、持株会社体制への移行につきましては、2021年5月25日に開催予定の当社定時株主総会で、関連する議
    案が承認されることを条件として実施する予定です。
     
    (1)持株会社体制への移行の目的
     当社は創業以来「我が国を言語的ハンディキャップの呪縛から解放する」という企業ミッションの下にAI自動
    翻訳の開発をしてきましたが、現在ではさらに構想を拡大し、AI、AR(Augmented×Reality:拡張現実)、VR
    (Virtual Reality:仮想現実)、5G/6G/7G(高速大容量・多数同時接続通信)、4K/8K/12K(超解像映
    像)、映像配信ソリューション、ウェアラブルデバイス、ロボット、HA(Human Augmentation:人間拡張)等の
    最新テクノロジーを統合して、世界中の人々が「いつでもどこでも誰とでも言語フリーで」交流し、生活し、仕
    事し、人生を楽しめる「グローバル・ユビキタス」の実現を目指しております。
     今後、当社グループが更なる企業価値向上と持続的な成長を実現するためには、より一層の経営の効率化や、
    市場環境の変化に柔軟に対応できるよう、グループ体制を再構築することが必要不可欠と考えます。持株会社体
    制へ移行することにより、グループ経営戦略の企画・立案機能を強化するとともに、市場環境に柔軟に対応で
    き、M&Aを活用した業容拡大を目的とする機動的な組織体制を構築することで、企業価値向上と持続的な成長を
    図っていけるものと判断し、持株会社体制への移行を決定いたしました。
      
    (2)設立する分割準備会社の概要
    ①名称     株式会社ロゼッタMT
    ②所在地       東京都千代田区神田神保町三丁目7番1号
    ③代表者       代表取締役 渡邊 麻呂
    ④事業内容      超高精度AI自動翻訳の開発・運営
    ⑤資本金       50,000千円
    ⑥設立時期      2021年3月1日(予定)
    ⑦出資比率     当社100%
    (注)2021年9月1日付で「株式会社ロゼッタ」に商号変更の予定です。
     
    (3)持株会社体制への移行方法
     持株会社体制への移行の方法としては、当社の完全子会社となる分割準備会社を設立した上で、当社を吸収分
    割会社とし、分割準備会社を吸収分割承継会社としてMT事業を承継させる吸収分割を採用いたします。
        当社はグループの統治機能を担う持株会社として引き続き上場を維持する予定です。
        なお、当社は2021年9月1日付で「株式会社ロゼッタ」から「株式会社グローバルユビキタス(仮称)」に商
    号変更予定です。
 
    (4)今後の予定
     分割準備会社設立承認取締役会    2021年1月14日
        分割準備会社設立       2021年3月1日(予定)
        吸収分割契約締結取締役会   2021年4月14日(予定)
        吸収分割契約締結       2021年4月14日(予定)
        吸収分割契約承認株主総会   2021年5月25日(予定)
        持株会社体制への移行     2021年9月1日(予定)
     




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