6178 日本郵政 2021-02-12 15:00:00
2021年3月期第3四半期決算の概要 [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算の概要
2021年 2月 12日
日本郵政グループ 決算の概要
2021年3月期 第3四半期(累計)の経営成績 (億円)
日本郵政グループ
日本郵便 ゆうちょ銀行 かんぽ生命
経常収益 87,005 29,085 13,137 51,273
△ 3,540 △ 235 △ 447 △ 3,342
前年同期比
(△ 3.9%) (△ 0.8%) (△ 3.2%) (△ 6.1%)
経常利益 7,088 1,156 3,139 2,608
+ 199 △ 375 + 246 + 269
前年同期比
(+ 2.9%) (△ 24.5%) (+ 8.5%) (+ 11.5%)
四半期純利益 3,900 807 2,263 1,290
△ 319 △ 551 + 162 + 140
前年同期比
(△ 7.6%) (△ 40.6%) (+ 7.7%) (+ 12.2%)
2021年3月期 通期業績予想(2020年11月公表)
経常利益 6,200 400 3,750 2,000
(3Q進捗率) (114.3%) (289.0%) (83.7%) (130.4%)
当期純利益 3,400 0 2,700 1,240
(3Q進捗率) (114.7%) (−%) (83.8%) (104.0%)
注1: 億円未満の決算数値は切捨て。また、日本郵政グループ数値と各社数値の合算値は、他の連結処理(持株会社・その他子会社の合算、グループ内取引消去等)があるため一致しない。
注2: 各社の数値は、各社を親会社とする連結決算ベース。また、「四半期純利益」及び「当期純利益」は、 「親会社株主に帰属する四半期純利益」及び「親会社株主に帰属する当期純利益」の数値。
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郵便・物流事業 決算の概要
取扱数量は、引き続き新型コロナの影響を主因として累計6.7%減(郵便は7.8%減、ゆうメールも8.4%減)。 うち、ゆうパック注1 は、
巣ごもり消費増加等に伴うEC利用の拡大が続き、累計15.7%増(ゆうパケットは23.9%増)。
営業収益は、荷物の増収を普通郵便・国際郵便の減収が上回る状態が続いていることに加え、年賀葉書の減収もあり、前年同期比483億
円(3.0%)の減収。
営業費用もコストコントロールの取組等により引き続き減少したものの、営業利益は前年同期比325億円(27.3%)の減益。
営業利益の増減分析(前年同期比) 取扱数量の推移
物数の推移
(億円) 15,000 14,672 △0.7 % 14,576 (百万通・個)
〔営業利益の推移〕 △6.7 %
19/3期 3Q 20/3期 3Q 21/3期 3Q
727 +0.6 % 731 13,593
+15.7 %
営業利益 869 1,193 867 846 ゆうパック注1
12,500 2,687 △1.8 % 2,638
2020/3期 △8.4 %
第3四半期 減収 2,416 ゆうメール
1,193 △ 483 10,000
経費(+ 2)
11,258 △0.5 % 11,206 △7.8 % 10,331 郵便
7,500
集配運送
委託費 その他 営業利益
人件費 5,000
2021/3期 0
△ 44 + 46 第3四半期 19/3期 3Q 20/3期 3Q 21/3期 3Q
△ 160
867
当第2四半期(中間期)の経営成績
当第3四半期(累計)の経営成績
(億円)
2021/3期 2020/3期
増減
第3四半期 第3四半期
営業収益 15,533 16,016 △ 483
営業費用 14,665 14,823 △ 158
普通郵便 △ 262 郵便窓口業務費 + 41
△ 191
国際郵便 国際運送料 △ 114 人件費 9,267 9,428 △ 160
国際郵便運送料(到着料等)注2 △ 124 国内集配運送委託費 + 69
年賀葉書 △ 84
荷物(ゆうパック注1、ゆうメール) + 201
給与手当等 △ 149 経費 5,397 5,395 +2
法定福利費 △3
注1 : 「ゆうパック」には、ゆうパケットを含む。 営業利益 867 1,193 △ 325
注2 : 国際eパケットライト郵便物等に係る過年度の過大計上の一括補正(△70億円)を含む。
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金融窓口事業 決算の概要
営業収益は、保険手数料について、かんぽ生命との間で継続協議としていた当年度分の見直しを反映(4月分からの差額を12月に
一括で計上)したものの、累計では大幅な減少。物販事業や提携金融事業の減収も続き、前年同期比501億円(5.0%)の減収。
営業費用もかんぽ商品の販売に係る営業手当の減少等により減少したものの、営業利益は前年同期比101億円(19.7%)の減益。
営業利益の増減分析(前年同期比) 収益構造の推移
(億円) (億円)
〔営業利益の推移〕 12,000
19/3期 3Q 20/3期 3Q 21/3期 3Q 10,389 △ 341 10,047 △ 501 その他収益
10,000 9,545
営業利益 477 517 416 1,692 うち物販事業 895
△ 159 1,532 △ 82 1,450 うち不動産事業 295
2020/3期 8,000 1,471 +3 1,474
うち提携金融事業 72
+ 41 1,515
第3四半期 受託手数料 郵便手数料
営業利益 6,000
517 △ 405 △ 1,727 2,818 △ 25 2,792
4,545 銀行手数料
2021/3期 4,000
経費 第3四半期 2,007 △ 420 1,586 保険手数料
△ 672
△ 111 416 2,000
郵便局ネットワーク
2,680 2,214 △ 13 2,200
+ 2,214 維持交付金
人件費 0
19/3期 3Q 20/3期 3Q 21/3期 3Q
△ 288
当第3四半期(累計)の経営成績
(億円)
その他 2021/3期 2020/3期
交付金 増減
収益 第3四半期 第3四半期
△ 13
△ 82 営業収益 9,545 10,047 △ 501
営業費用 9,129 9,530 △ 400
人件費 6,309 6,597 △ 288
保険手数料 △ 420 物販事業 △ 71 機器購入費 △ 64
銀行手数料 △ 25 提携金融事業 △ 71 物販事業 △ 58
郵便手数料 + 41 不動産事業 + 55
経費 2,820 2,932 △ 111
給与手当等 △ 234
法定福利費 △ 31
営業利益 416 517 △ 101
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国際物流事業 決算の概要
営業収益は、引き続きロジスティクス事業アジア部門における新型コロナ感染予防対策物資の大口取扱いを主因として、前年同期比
1,099百万豪ドル(16.9%)の増収。
営業費用は、エクスプレス事業におけるコスト削減等により営業収益の増加を下回り、営業損益(EBIT)は10百万豪ドルの赤字と
なったものの、赤字幅が前年同期から68百万豪ドル縮小。
事業別の営業損益(EBIT)の推移 当第3四半期(累計)の経営成績
(百万豪ドル) (百万豪ドル、下段括弧内は億円)
合計( )
80 △ 78 △ 10 2021/3期 2020/3期
増減
第3四半期 第3四半期
150
7,593 6,493 + 1,099
営業収益
100 (5,641) (4,864) (+ 777)
50 115 7,603 6,572 + 1,031
120 営業費用
52 (5,649) (4,923) (+ 725)
1 △7
0 △ 11 △ 20 1,944 2,109 △ 164
△ 29 人件費
△ 50 △ 58 △ 83 (1,445) (1,580) (△ 135)
5,658 4,462 + 1,195
△ 100 △ 51 経費
△ 35
(4,204) (3,343) (+ 860)
△ 150
2019/3 Q3
2019/3 Q3 2020/3 Q3
2020/3 Q3 2021/3 Q3
2021/3 Q3 営業損益 △ 10 △ 78 + 68
(EBIT) (△ 7) (△ 59) (+ 51)
■ロジスティクス事業 ■フォワーディング事業 ■エクスプレス事業 ■コーポレート等
注1 : 営業収益、営業費用及び営業損益(EBIT)は、トール社、JPトールロジスティクス社及びトールエクスプレスジャパン社の数値の合計額をそれぞれ記載。
注2 : 2020/3期からのIFRS第16号(リース)適用により、グラフ及び表の2021/3期及び2020/3期の数値はIFRS第16号(リース)適用後の数値を記載。
注3 : 2021/3期からのセグメント間の一部事業の組替えにより、グラフの2020/3期及び2019/3期の数値を組替え(それぞれ全体合計額は一致)。
注4 : 表の下段括弧内は期中平均レート(2021/3期第3四半期 74.30円/豪ドル、2020/3期第3四半期 74.92円/豪ドル)での円換算額をそれぞれ記載。
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日本郵便 決算の概要(まとめ)
営業収益は、前年同期比257億円(0.9%)の減収(うち、為替影響による減少が36億円)。
営業利益は、郵便・物流事業及び金融窓口事業の減益により、前年同期比412億円(25.5%)減の1,204億円。経常利益は375億円
(24.5%)減の1,156億円、四半期純利益は551億円(40.6%)減の807億円。
四半期純利益の増減分析(前年同期比) 当第3四半期(累計)の経営成績
(億円) (億円)
〔営業利益の推移〕
2021/3期 2020/3期
19/3期 3Q 20/3期 3Q 21/3期 3Q 増減
1,376 1,617 1,204 第3四半期 第3四半期
四半期純利益
〔四半期純利益の推移〕
郵便・物流事業
2020/3期
19/3期 3Q 20/3期 3Q 21/3期 3Q
営業収益 29,035 29,293 △ 257
第3四半期 営業利益
1,238 1,359 807
1,359 △ 325
営業費用 27,830 27,676 + 154
人件費 17,022 17,606 △ 584
金融窓口事業
営業利益 国際物流事業 営業外損益 法人税等 経費 10,808 10,070 + 738
△ 101 営業損益 特別損益 その他
+ 51 △ 19 + 156 四半期純利益 営業利益 1,204 1,617 △ 412
2021/3期
第3四半期
807
経常利益 1,156 1,531 △ 375
特別損益 △ 48 6 △ 55
税引前四半期純利益 1,107 1,538 △ 431
四半期純利益 807 1,359 △ 551
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ゆうちょ銀行(単体) 決算の概要
当第3四半期(累計)の経営成績 概要
(億円)
2021/3期 2020/3期
増減 当第3四半期(累計)の業務粗利益は、前年同期比253億円増加
第3四半期 第3四半期
の1兆414億円。
業務粗利益 10,414 10,161 + 253
このうち、資金利益は、低金利環境の継続など厳しい経営環境
資金利益 7,032 7,526 △ 493 下、有価証券利息が減少し、前年同期比493億円の減少。
役務取引等利益 977 983 △5 役務取引等利益は、前年同期比5億円の減少。
その他業務利益は、外貨調達コストの低下もあり、前年同期比
その他業務利益 2,404 1,651 + 752 752億円の増加。
うち外国為替売買損益 2,261 1,589 + 672
70 経費は、前年同期比107億円減少の7,584億円。
うち国債等債券損益 143 + 73
経費 注1 7,584 7,692 △ 107 業務純益は、前年同期比360億円増加の2,829億円。
一般貸倒引当金繰入額 − − −
経常利益は、前年同期比243億円増加の3,135億円。
業務純益 2,829 2,469 + 360
臨時損益 305 422 △ 117 四半期純利益は、2,257億円、前年同期比160億円の増益。
経常利益 3,135 2,892 + 243
四半期純利益 2,257 2,097 + 160
(参考:連結決算情報) (億円)
経常収益 13,137 13,584 △ 447 2021/3期
2020/3期 増減
経常利益 3,139 2,892 + 246 第3四半期
注3
四半期純利益 注2 2,263 2,100 + 162 貯金残高 1,897,530 1,830,047 + 67,482
注1: 臨時処理分を除く。
注2: 親会社株主に帰属する四半期純利益の数値を記載。
注3: 未払利子を除く。
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ゆうちょ銀行(単体) 資金利益の内訳等
資金利益の内訳 役務取引等利益の内訳
(億円) (億円)
2021/3期 2020/3期 2021/3期 2020/3期
増減 増減
第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期
資金利益 7,032 7,526 △ 493 役務取引等利益 977 983 △5
資金運用収益 8,806 10,097 △ 1,291 為替・決済関連手数料 635 609 + 26
うち国債利息 2,826 3,319 △ 493 ATM関連手数料 152 138 + 14
うち外国証券利息 5,337 5,988 △ 650 投資信託関連手数料 111 169 △ 57
資金調達費用 1,773 2,571 △ 797 その他 76 66 + 10
貯金残高 投資信託の取扱状況(約定ベース)
(兆円)
189.7 2021/3期 2020/3期
190 増減
第3四半期 第3四半期
183.0 販売件数(千件) 2,653 2,258 + 395
179.8 180.9
180
販売額(億円) 2,120 5,626 △ 3,505
170
2020/12末 2019/12末 増減
保有口座数(千口座) 1,216 1,179 + 37
0
160
18/3 末 19/3 末 20/3 末 20/12末 純資産残高(億円) 25,010 25,925 △ 914
注:表示単位未満は切捨て。
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ゆうちょ銀行(単体) 資産運用の状況
(億円)
2021/3期 構成比 構成比
2020/3期 増減
第3四半期 (%) (%)
有価証券 1,366,889 61.9 1,351,984 65.1 + 14,904
短期運用資産・その他 国債 502,856 22.7 536,361 25.8 △ 33,504
5.2%
地方債・社債等 注1 163,141 7.3 159,048 7.6 + 4,093
外国証券等 700,890 31.7 656,575 31.6 + 44,315
預け金等 国債 うち外国債券 224,104 10.1 237,068 11.4 △ 12,963
28.0% 22.7%
うち投資信託 注2 476,112 21.5 419,010 20.1 + 57,102
運用資産合計
220兆円 金銭の信託
貸出金 58,745 2.6 45,497 2.1 + 13,248
(株式・国債等)
2.1%
うち国内株式 23,518 1.0 18,596 0.8 + 4,922
外国証券等
31.7% 貸出金 46,727 2.1 49,617 2.3 △ 2,890
地方債・社債等
7.3%
預け金等 注3 619,231 28.0 514,854 24.8 + 104,376
金銭の信託
(株式・国債等) 短期運用資産・
116,154 5.2 113,242 5.4 + 2,911
2.6% その他 注4
運用資産合計 2,207,747 100.0 2,075,196 100.0 + 132,551
注1: 「地方債・社債等」は地方債、短期社債、社債、株式。
注2: 投資信託の投資対象は主として外国債券。
注3: 「預け金等」は譲渡性預け金、日銀預け金、買入金銭債権。
注4: 「短期運用資産・その他」はコールローン、買現先勘定等。
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かんぽ生命 決算の概要
当第3四半期(累計)の経営成績 概要
(億円、%)
2021/3期 2020/3期 新契約の減少に伴う事業費の減少等により、経常利益は、前年
増減
第3四半期 第3四半期
同期比269億円増の2,608億円。四半期純利益は、前年同期比
経常収益 51,273 54,615 △ 3,342
140億円増の1,290億円。
経常費用 48,664 52,275 △ 3,611
経常利益 2,608 2,339 + 269 新契約年換算保険料は、個人保険・第三分野ともに前年同期比で
四半期純利益 1,290 1,150 + 140 大幅に減少。保有契約年換算保険料も、個人保険・第三分野ともに
前期末比で減少。 注1、注3
(参考:単体決算情報)
基礎利益 3,097 3,004 + 92
キャピタル損益 △ 420 △ 574 + 154 危険準備金お よび価 格 変 動 準 備 金 を 合 計 し た 内 部 留 保 額 は 、
臨時損益 △ 76 △ 87 + 10 2兆6,687億円。健全性の指標である連結ソルベンシー・マージン
経常利益 2,600 2,342 + 257 比率は、1,156.7%、連結実質純資産額は、12兆5,522億円と引き
続き高い健全性を維持。
個人保険 新契約
223 1,438 △1,215
年換算保険料
2021/3期
2020/3期 増減
第3四半期
個人保険 保有契約
39,955 43,186 △ 3,230
年換算保険料 注1
連結ソルベンシー・
1,156.7 1,070.9 + 85.8
マージン比率
連結実質純資産額 125,522 123,509 + 2,012
注1: 保有契約には簡易生命保険の保険契約を含む。簡易生命保険の保険契約は、独立行政法人郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構から受再している簡易生命保険の保険
契約をいう。
注2: 金額は億円未満を切捨て。
注3: 第三分野の新契約及び保有契約年換算保険料の数値は、P10「保険契約の状況」を参照。
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かんぽ生命 保険契約の状況
新契約
新契約年換算保険料(個人保険) 新契約年換算保険料(第三分野) 新契約件数(個人保険)
(億円) (億円) (万件)
500 150
2,800 487
2,400
2,737 400
125
132
2,000 100
300
1,600 75
1,200 1,438 200
220 50 63
800
100
25
400 223 10 8
0 0 0
19/3期 3Q 20/3期 3Q 21/3期 3Q 19/3期 3Q 20/3期 3Q 21/3期 3Q 19/3期 3Q 20/3期 3Q 21/3期 3Q
保有契約
保有契約年換算保険料(個人保険) 保有契約年換算保険料(第三分野) 保有契約件数(個人保険)
新区分 旧区分 新区分 旧区分
(億円) (億円) (万件) 新区分 旧区分
46,771
50,000 43,186 4,000
7,531
39,955 8,000 7,155
13,132 6,797
40,000 11,740 2,914
3,421 2,707
10,874 3,216 3,000 2,537
6,000 3,088
30,000 33,639 1,104
31,446 990
29,081 919
4,000 2,000
20,000
4,109 3,938 1,809
3,708 1,716 1,618
10,000 2,000 1,000
0 0 0
19/3期末 20/3期末 21/3期 3Q末 19/3期末 20/3期末 21/3期 3Q末 19/3期末 20/3期末 21/3期 3Q末
注1:年換算保険料は億円未満、契約件数は万件未満を切捨て。
注2:年換算保険料とは、1回あたりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年あたりの保険料に換算した金額(一時払契約等は、保険料を保険期間等で除した金額)。
年換算保険料(個人保険)は個人保険に係る第三分野を含み、年換算保険料(第三分野)は個人保険と個人年金保険に係る第三分野の合計値。
注3:「新区分」は、かんぽ生命保険が引受けた個人保険を示し、「旧区分」は、かんぽ生命保険が独立行政法人郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構から受再している簡易生命保険契約(保険)を示す。
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かんぽ生命 資産運用の状況
(億円)
2021/3期 構成比 構成比
2020/3期 増減
第3四半期 (%) (%)
有価証券 553,617 79.4 558,705 78.0 △ 5,087
国債 370,428 53.2 367,307 51.3 + 3,120
金銭の信託 地方債 60,155 8.6 67,373 9.4 △ 7,217
5.5% その他
7.5% △ 1,071
貸付金 社債 53,792 7.7 54,863 7.7
7.6%
その他の証券 株式 3,685 0.5 2,859 0.4 + 825
2.9%
資産合計 国債 外国証券 45,399 6.5 46,873 6.5 △ 1,473
外国証券 69兆円 53.2%
6.5%
その他の証券 20,155 2.9 19,427 2.7 + 728
株式 社債
0.5% 7.7%
地方債 金銭の信託 38,039 5.5 30,560 4.3 + 7,478
8.6%
貸付金 53,165 7.6 56,627 7.9 △ 3,462
その他 52,018 7.5 70,754 9.9 △ 18,735
総資産 696,840 100.0 716,647 100.0 △ 19,807
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2021年3月期通期業績予想
業績予想
かんぽ生命においては、資産運用環境が好転したことや保険金等の支払いが想定よりも減少することなどを踏まえ、業績予想を上方修
正する。
他方、グループ連結においては、かんぽ生命の当期純利益のうちグループ連結に反映されるのは、当社による株式保有割合に応じた部
分であること、他の子会社が業績予想を据え置くこと等を総合的に考慮し、据え置くこととする。
(億円)
経常利益 増減 当期純利益 増減
(11月時点業績予想比) (11月時点業績予想比)
日本郵政グループ 6,200 − 3,400 −
日本郵便 400 − 0 −
ゆうちょ銀行 3,750 − 2,700 −
かんぽ生命 3,000 + 1,000 1,570 + 330
注1: 上記はいずれも連結決算ベースの数値であり、当期純利益は、「親会社株主に帰属する当期純利益」の数値を記載。
注2: 日本郵政の当期純利益は、現時点の金融2社株式議決権比率(ゆうちょ銀行:約89%、かんぽ生命:約64%)等に基づき算出。
株主還元
配当予想の修正は行わない。
1株当たり
配当 中間配当 期末配当
50円 0円 50円
※ 日本郵政株式会社法第11条に基づき、日本郵政の剰余金の配当その他の剰余金の処分(損失の処理を除く。)については、総務大臣の認可を受けなければその効力を生じない。
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〔参考1〕 グループ会社関係図
2020年12月末現在 郵便・物流事業
日本郵便輸送㈱ ㈱JPメディアダイレクト
日本郵便メンテナンス㈱ 東京米油㈱
JPビズメール㈱
金融窓口事業
㈱郵便局物販サービス JP東京特選会㈱
JPビルマネジメント㈱ セゾン投信㈱ 注1
JPコミュニケーションズ㈱ ㈱ジェイエイフーズおおいた 注1
日本郵便オフィスサポート㈱ リンベル㈱ 注1
日本郵便㈱ JP損保サービス㈱ ㈱システムトラスト研究所 注1
㈱ゆうゆうギフト
国際物流事業
Toll Holdings Limited 、同社傘下の連結子会社及び関連会社 注1
日本郵政㈱ JPトールロジスティクス㈱
トールエクスプレスジャパン㈱
銀行業
JPインベストメント㈱ 注2 JP投信㈱ 注1
ゆうちょローンセンター㈱ 日本ATMビジネスサービス㈱ 注1
㈱ゆうちょ銀行
生命保険業
かんぽシステムソリューションズ㈱
㈱かんぽ生命保険
その他
日本郵政スタッフ㈱ 日本郵政キャピタル㈱
(再掲)
ゆうせいチャレンジド㈱ 日本郵政不動産㈱
日本郵政㈱ JPホテルサービス㈱ ㈱システムトラスト研究所
日本郵政インフォメーションテクノロジー㈱ JPツーウェイコンタクト㈱
注1: 持分法適用関連会社 注2: 傘下の連結子会社含む
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〔参考2〕 日本郵便(連結) 損益計算書 四半期(3か月)単位
(億円)
2021/3期 2020/3期 2021/3期 2020/3期 2021/3期 2020/3期
増減 増減 増減
1Q(4∼6月) 1Q(4∼6月) 2Q(7∼9月) 2Q(7∼9月) 3Q(10∼12月) 3Q(10∼12月)
連 営業収益 9,258 9,443 △ 185 9,198 9,256 △ 58 10,579 10,593 △ 14
営業費用 9,053 9,040 + 12 9,222 9,091 + 131 9,554 9,544 + 10
人件費 5,612 5,874 △ 262 5,653 5,791 △ 138 5,756 5,940 △ 183
結 経費 3,441 3,166 + 274 3,569 3,300 + 269 3,798 3,603 + 194
営業損益 204 402 △ 197 △ 24 165 △ 189 1,024 1,049 △ 24
郵
便 営業収益 4,901 5,015 △ 113 4,725 4,891 △ 165 5,905 6,109 △ 204
・物 営業費用 4,747 4,800 △ 52 4,814 4,822 △8 5,102 5,200 △ 97
流 人件費 3,051 3,105 △ 53 3,068 3,090 △ 21 3,146 3,232 △ 85
事 経費 1,696 1,694 +1 1,745 1,732 + 13 1,955 1,967 △ 12
業
営業損益 154 215 △ 61 △ 89 68 △ 157 802 909 △ 106
金
融 営業収益 3,039 3,349 △ 310 3,127 3,305 △ 178 3,379 3,392 △ 13
窓 営業費用 2,891 3,130 △ 239 3,046 3,163 △ 117 3,191 3,235 △ 43
口 人件費 2,096 2,242 △ 146 2,097 2,187 △ 89 2,115 2,168 △ 52
事
業 経費 795 888 △ 92 949 976 △ 27 1,075 1,067 +8
営業利益 147 218 △ 71 80 141 △ 60 187 157 + 30
国
際 営業収益 1,856 1,601 + 254 1,880 1,581 + 299 1,905 1,682 + 222
物 営業費用 1,938 1,620 + 317 1,859 1,609 + 250 1,851 1,693 + 157
流
事 人件費 463 526 △ 62 486 513 △ 26 494 540 △ 46
業 経費 1,474 1,094 + 380 1,373 1,095 + 277 1,357 1,153 + 203
営業損益 △ 82 △ 19 △ 62 20 △ 28 + 49 53 △ 11 + 65
注: 国際物流事業の2Q(7∼9月)及び3Q(10∼12月)数値は、それぞれ期末時点の累計値の円換算額(同期間平均レートで換算)から前四半期末の累計値の円換算額(同期間平均レートで
換算) を差し引いて算出。
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〔参考3〕 経常利益・四半期純利益の推移
経常利益の推移 四半期純利益の推移
(億円) (億円)
8,000 4,500 4,220
6,888 7,088 3,921 3,900
7,000 4,000
6,388
3,500
6,000
3,000
5,000
2,500 2,263
2,033 2,100
4,000
3,139 2,000
2,818 2,892
3,000
1,500 1,359 1,290
1,238
2,000 2,608
2,339 1,000
2,140 1,150
966
1,000 1,364 1,531 500 807
1,156
0 0
19/3期 3Q 20/3期 3Q 21/3期 3Q 19/3期 3Q 20/3期 3Q 21/3期 3Q
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本資料に記載されている通期業績予想等将来に関する記述は、当社が現在把握している情報及び合理的で
あると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその達成を約束するものではありません。実際の業
績等は、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響、金利の変動、株価の変動、為替相場の変動、保有資
産の価値変動、経済・金融環境の変動、競争条件の変化、大規模災害等の発生、法規制の変更等様々な要因
により大きく異なる可能性があります。