6174 P-デンタス 2019-11-14 17:00:00
2020年3月期 中間決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
※ 注記事項
(1)当中間連結会計期間における重要な子会社の異動 : 有・無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 社 ( )、除外 1 社(F・ソリューションズ株式会社)
(2)中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有・無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有・無
② ①以外の会計方針の変更 : 有・無
③ 会計上の見積りの変更 : 有・無
④ 修正再表示 : 有・無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期中間期 366,666株 2019年3月期 346,000株
② 期末自己株式数 2020年3月期中間期 0株 2019年3月期 0株
③ 期中平均株式数 2020年3月期中間期 366,214株 2019年3月期中間期 321,671株
※ 中間決算短信は、公認会計士又は監査法人の中間監査の対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報、お
よび合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく
異なる可能性があります。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、中間決算
短信(添付資料)4ページの「1.経営成績等の概況(3)連結業績予想などの将来予測情報に関す
る説明」をご覧下さい。
㈱デンタス(6174) 2020年3月期中間決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績の概況 ……………………………………………………………………2
(2)財政状態の概況 ……………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………4
(4)リスク情報 …………………………………………………………………………4
(5)継続企業の前提に関する重要事象等について …………………………………5
2.中間連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………6
(1)中間連結貸借対照表 ………………………………………………………………6
(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書 ……………………………8
(3)中間連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………10
(4)中間連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………12
(5)中間連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………13
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………13
(セグメント情報等) ………………………………………………………………13
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㈱デンタス(6174) 2020年3月期中間決算短信
1.経営成績等の概況
(1)経営成績の概況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、企業業績や雇用環境が引き続き緩やかな回復基調
で推移いたしました。しかしながら世界経済においては、米中を中心とした通商問題をめぐる緊
張の増大など、世界経済及び国内経済にとっても不透明感が増しております。
当社グループが事業を営む歯科技工業界においては、高齢化の更なる進行に伴い、デジタル化
による高品質・低価格な歯科技工物の需要は、今後も急速に高まっていくものと考えられます。
【高齢化率(65歳以上の人口割合)】
2005年(実績):20.2%
2018年(実績):28.1%
2065年(予測):38.4% 令和元年版高齢社会白書(内閣府発表)
こうした事業環境のもと、当社グループは赤字の早期解消に向けて、組織効率化を図りコスト削
減と受注の安定性を確保するため、2019年8月30日開催の取締役会において、当社の連結子会社で
あったF・ソリューションズ株式会社の株式を株式会社シケンに譲渡することを決議し、同日付で
株式譲渡契約を締結し譲渡を完了しました。株式譲渡に伴い、グループ子会社で行っていた歯科医
院向け営業を株式会社シケンに集約することを機に、同社からの外注取引を拡大し業績改善に努め
ることになりました。
このような状況下、当中間連結会計期間における売上高は216,745千円(前年同期比36.9%減)、
営業損失は33,776千円(前中間連結会計期間は営業損失37,966千円)、経常損失は35,345千円
(前中間連結会計期間は経常損失34,343千円)、親会社株主に帰属する中間純損失は71,387千円
(前中間連結会計期間は親会社株主に帰属する中間純利益37,581千円)となりました。
なお特別利益としまして、連結子会社であったF・ソリューションズ株式会社の株式譲渡に伴う
関係会社株式売却益19,154千円を計上しております。特別損失としまして、同株式譲渡に際して
グループ子会社による債権放棄を実施したことによる債権放棄損を17,925千円、また歯科医院向
けに保有していた歯科医院設備を一部除却したことに伴い固定資産除却損を9,808千円、貸倒引当
金繰入額27,472千円を計上しております。
(ア)売上高
売上高は216,745千円となり、前中間連結会計期間と比較して126,775千円(前年同期比36.9%
減)減少しました。これは、前中間連結会計期間では計上のあった歯科医院開設支援に関連す
る売上が当中間連結会計期間では計上がなかったこと、また、AED等の機械販売の売上が減少
したことによるものであります。
(イ)販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は85,162千円となり、前中間連結会計期間と比較して56,285千円(前年
同期比39.8%減)減少しました。これは、主として、F・ソリューションズ株式会社の連結除
外による減少及び役員報酬や人件費をはじめとした経費の全面的見直しによるものであります。
(ウ)営業利益
(ア)~(イ)の結果、33,776千円の営業損失となり、前中間連結会計期間と比較して4,189千円の
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㈱デンタス(6174) 2020年3月期中間決算短信
損失減少(前中間連結会計期間は営業損失37,966千円)となりました。
(エ)営業外損益
営業外収益は3,803千円となりました。これは、主に作業くず売却益2,767千円の計上によるも
のであります。また、営業外費用は5,372千円となりました。これは、主に支払利息2,628千円
及び棚卸資産廃棄損1,446千円を計上したことによるものであります。
(オ)経常利益
(ウ)~(エ)の結果、35,345千円の経常損失となり、前中間連結会計期間と比較して1,002千円の
損失増加(前中間連結会計期間は経常損失34,343千円)となっております。
(カ)特別損益
特別利益として上記連結子会社であったF・ソリューションズ株式会社の株式譲渡に伴う関係
会社株式売却益19,154千円を計上しております。また、特別損失としまして、同株式譲渡に際
してグループ子会社による債権放棄を実施したことによる債権放棄損を17,925千円、また歯科
医院向けに保有していた歯科医院設備を一部除却したことに伴い固定資産除却損を9,808千円、
貸倒引当金繰入額27,472千円を計上しております。
(キ)法人税等
法人税、住民税及び事業税を246千円、法人税等調整額を△256千円それぞれ計上しております。
(2)財政状態の概況
①資産、負債および純資産の状況
当中間連結会計期間末における、資産、負債および純資産の状況は、次の通りです。
(ア)流動資産
流動資産は156,508千円となり、前連結会計年度末と比較して91,865千円減少しました。
主な科目の増減及び増減理由は次の通りです。
・売掛金が101,967千円減少しました。
これは主にF・ソリューションズ株式会社の連結除外による減少、同社の株式譲渡に際し
てグループ子会社にて同社に対する債権放棄を実施したことによる減少及び売掛金の回収
が進んだことによるものであります。
(イ)固定資産
固定資産は119,647千円となり、前連結会計年度末と比較して22,161千円減少しました。
主な科目別の増減及び増減理由は次の通りです。
・有形固定資産は19,042千円減少しました。
これは主に、減価償却が進んだこと、また歯科医院向けに保有していた歯科医院設備を一
部除却したことによるものであります。
(ウ)流動負債
流動負債は218,211千円となり、前連結会計年度末と比較して44,696千円減少しました。
主な科目別の増減は次の通りです。
・未払消費税等が16,108千円減少しました。
・買掛金が12,993千円減少しました。
(エ)固定負債
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固定負債は160,572千円となり、前連結会計年度末と比較して29,378千円減少しました。主な
科目別の増減及び増減理由は次の通りです。
・長期借入金が21,809千円減少しました。
これは主に金融機関借入の返済が進んだことによるものであります。
(オ)純資産
純資産は△102,629千円となり、前連結会計年度末と比較して39,953千円減少しました。
これは主に、増資を行ったことにより資本金及び資本準備金がそれぞれ15,499千円増加した
一方で、親会社株主に帰属する中間純損失71,387千円の計上によるものです。
②キャッシュ・フローの概況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前
連結会計年度末と比較して13,274千円増加し、18,439千円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであ
ります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は13,743千円となりました(前中間連結会計期間は使用した資
金11,195千円)。これは主に、売上債権の減少38,550千円、仕入債務の増加35,852千円及び貸倒
引当金の増加23,997千円を計上する一方で、税金等調整前中間純損失71,397千円及び関係会社株
式売却益△19,154千円の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は2,097千円となりました(前中間連結会計期間は獲得した資
金1,953千円)。増減の理由としましては、前中間連結会計期間では有形固定資産の取得による
支出を△2,373千円計上しておりましたが、当中間連結会計期間ではなくなった一方で、関係会
社株式の売却に伴う支出を△3,393千円計上したことが主なものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、獲得した資金は前中間連結会計期間と比較して974千円減少し1,865千円とな
りました。増減の理由としましては、長期借入金の返済による支出が7,992千円減少となった一
方で、短期借入金の純増が10,000千円減少したことが主なものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期における通期連結業績予想につきましては、2019年5月15日付の決算短信で公表
した業績予想から変更しておりません。歯科医院向けの営業子会社であったF・ソリューション
ズ株式会社の株式の譲渡に伴い、現在、営業・営業事務の統合作業を行っております。同時並行
で移管に伴う受注計画の見直しを行っている途上にあり、計画策定後見通しに修正の必要が発生
しましたら速やかに開示をする予定でおります。
(4)リスク情報
本中間決算短信公表日時点において、当社がJ-Adviser契約を締結しているのは株式会社宝印刷
(以下、「同社」とします。)であり、同社とのJ-Adviser契約において、下記の事項が定め
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㈱デンタス(6174) 2020年3月期中間決算短信
られております。
・当社が上場会社となった後に、その事業年度の末日に、債務超過の状態である場合(上場後3年間
において債務超過の状態となった場合を除く。)において、1年以内に債務超過の状態でなくな
らなかったとき、同社が催告無しにJ-Adviser契約を解除できること。
当社は2019年3月期において債務超過の状態であり(純資産合計額は△62,676千円)、上場後3年
を経過していることから、2020年3月期末において債務超過を解消できなかった場合には、無催告
でJ-Adviser契約を解除される可能性があります。
(5)継続企業の前提に関する重要事象等について
当社グループは、前連結会計年度において、重要な営業損失、経常損失、親会社株主に帰属す
る当期純損失及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上し、また、当中間連結会計期間にお
いても、営業損失33,776千円、経常損失35,345千円、親会社株主に帰属する中間純損失71,387千
円を計上しております。
当該状況により継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
当社グループは当該状況を解消し又は改善すべく、以下の対応策に取り組み、安定した収益基
盤の確立、コスト削減および資金調達等による、財務基盤の強化を目指してまいります。
具体的には次の通りであります。
1.当社のグループ子会社で行っていた歯科医院向け営業を株式会社シケンに集約し、同社から
の外注取引を拡大し、収益の改善を図ってまいります。
2. 人件費を含めた経費の全面的見直しを実施、不採算部門の縮小等リストラクチャリングを積
極的に推進し、キャッシュ・フローの最大化を目指してまいります。
3. 財務状態の改善を目指し、新たなファイナンスの検討を実施、同時に借入金等その他の資金
調達についても進めてまいります。
以上の対応策を中心とした経営の効率化を図り、安定的な収益基盤を構築すべく努めてまいり
ます。
しかしながら、これらの対応策は実施途上であり、計画が全て順調に推移するとは限らず、不測
の事態も考えられることから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められま
す。
なお、中間連結財務諸表は継続企業を前提として作成されており、上記のような継続企業の前提
に関する重要な不確実性の影響を中間連結財務諸表には反映しておりません。
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㈱デンタス(6174) 2020年3月期中間決算短信
2 中間連結財務諸表及び主な注記
(1)中間連結貸借対照表 (単位:千円)
前連結会計年度 当中間連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 5,813 18,439
売掛金 222,101 120,134
商品及び製品 12,041 12,123
仕掛品 1,638 987
原材料及び貯蔵品 9,637 7,899
その他 13,339 8,981
貸倒引当金 △16,197 △12,058
流動資産合計 248,373 156,508
固定資産
有形固定資産
建物 93,292 82,559
減価償却累計額 △41,229 △41,614
建物(純額) 52,062 40,944
機械装置及び運搬具 172,027 165,044
減価償却累計額 △143,612 △140,750
機械装置及び運搬具(純額) 28,414 24,293
工具、器具及び備品 63,549 53,008
減価償却累計額 △59,538 △50,776
工具、器具及び備品(純額) 4,010 2,231
リース資産 40,467 36,645
減価償却累計額 △29,587 △27,789
リース資産(純額) 10,879 8,855
土地 41,947 41,947
有形固定資産合計 137,315 118,273
投資その他の資産
破産更生債権等 2,913 20,570
その他 4,493 1,373
貸倒引当金 △2,913 △20,570
投資その他の資産合計 4,493 1,373
固定資産合計 141,808 119,647
資産合計 390,181 276,155
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(単位:千円)
前連結会計年度 当中間連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 42,994 30,001
短期借入金 61,766 50,000
リース債務 6,614 6,358
一年内返済予定の長期借入金 26,699 25,782
未払金 54,201 56,079
未払法人税等 2,930 3,565
未払消費税等 21,231 5,123
前受金 2,057 1,576
役員からの短期借入金 15,000 15,000
その他 29,412 24,724
流動負債合計 262,907 218,211
固定負債
長期借入金 162,922 141,113
リース債務 10,488 7,309
繰延税金負債 1,539 1,283
資産除去債務 2,384 2,002
その他 12,615 8,863
固定負債合計 189,950 160,572
負債合計 452,857 378,784
純資産の部
株主資本
資本金 134,100 149,600
資本剰余金 80,100 95,599
利益剰余金 △287,554 △358,941
株主資本合計 △73,353 △113,742
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 10,677 11,112
その他の包括利益累計額合計 10,677 11,112
純資産合計 △62,676 △102,629
負債純資産合計 390,181 276,155
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(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書
中間連結損益計算書
(単位:千円)
前中間連結会計期間 当中間連結会計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 343,520 216,745
売上原価 240,038 165,360
売上総利益 103,481 51,385
販売費及び一般管理費 141,448 85,162
営業損失(△) △37,966 △33,776
営業外収益
受取利息 0 0
受取配当金 3 2
為替差益 2,070 ―
作業くず売却益 2,607 2,767
その他 2,381 1,033
営業外収益合計 7,064 3,803
営業外費用
支払利息 3,184 2,628
為替差損 ― 698
棚卸資産廃棄損 ― 1,446
その他 257 597
営業外費用合計 3,441 5,372
経常損失(△) △34,343 △35,345
特別利益
関係会社株式売却益 ― 19,154
特別利益合計 ― 19,154
特別損失
固定資産除却損 ― 9,808
貸倒引当金繰入額 ― 27,472
債権放棄損 ― 17,925
賃貸借契約解約損 2,977 ―
特別損失合計 2,977 55,206
税金等調整前中間純損失(△) △37,321 △71,397
法人税、住民税及び事業税 562 246
法人税等調整額 △302 △256
法人税等合計 260 △9
中間純損失(△) △37,581 △71,387
非支配株主に帰属する中間純損失(△) ― ―
親会社株主に帰属する中間純損失(△) △37,581 △71,387
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中間連結包括利益計算書
(単位:千円)
前中間連結会計期間 当中間連結会計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
中間純損失(△) △37,581 △71,387
その他の包括利益
為替換算調整勘定 △2,082 435
その他の包括利益合計 △2,082 435
中間包括利益 △39,663 △70,952
(内訳)
親会社株主に係る中間包括利益 △39,663 △70,952
非支配株主に係る中間包括利益 ― ―
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(3)中間連結株主資本等変動計算書
前中間連結会計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
新株式申込証
資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計
拠金
当期首残高 101,550 30,000 47,550 △267,895 △88,794
当中間期変動額
新株の発行 15,000 △30,000 15,000 ―
親会社株主に帰属する
△37,581 △37,581
中間純損失(△)
株主資本以外の項目の
―
当中間期変動額(純額)
当中間期変動額合計 15,000 △30,000 15,000 △37,581 △37,581
当中間期末残高 116,550 ― 62,550 △305,476 △126,376
その他の包括利益累計額
その他の包括利益 純資産合計
為替換算調整勘定
累計額合計
当期首残高 12,781 12,781 △76,013
当中間期変動額
新株の発行 ―
親会社株主に帰属する
△37,581
中間純損失(△)
株主資本以外の項目の当中
△2,082 △2,082 △2,082
間期変動額(純額)
当中間期変動額合計 △2,082 △2,082 △39,663
当中間期末残高 10,698 10,698 △115,677
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当中間連結会計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計
当期首残高 134,100 80,100 △287,554 △73,353
当中間期変動額
新株の発行 15,499 15,499 30,999
親会社株主に帰属する
△71,387 △71,387
中間純損失(△)
株主資本以外の項目の
当中間期変動額(純額)
当中間期変動額合計 15,499 15,499 △71,387 △40,388
当中間期末残高 149,600 95,599 △358,941 △113,742
その他の包括利益累計額
その他の包括利益 純資産合計
為替換算調整勘定
累計額合計
当期首残高 10,677 10,677 △62,676
当中間期変動額
新株の発行 30,999
親会社株主に帰属する
△71,387
中間純損失(△)
株主資本以外の項目の当中
435 435 435
間期変動額(純額)
当中間期変動額合計 435 435 △39,953
当中間期末残高 11,112 11,112 △102,629
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(4)中間連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前中間連結会計期間 当中間連結会計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前中間純損失(△) △37,321 △71,397
減価償却費 9,440 8,655
貸倒引当金の増減額(△は減少) △675 23,997
受取利息及び受取配当金 △3 △3
支払利息 3,184 2,628
関係会社株式売却益 - △19,154
固定資産除却損 - 9,808
賃貸借契約解約損 2,977 -
売上債権の増減額(△は増加) 15,434 38,550
たな卸資産の増減額(△は増加) 11,677 1,620
仕入債務の増減額(△は減少) △11,070 35,852
為替差損益(△は益) △2,070 698
その他 1,208 △15,315
小計 △7,218 15,943
利息及び配当金の受取額 3 3
利息の支払額 △2,864 △2,128
法人税等の支払額 △1,116 △74
営業活動によるキャッシュ・フロー △11,195 13,743
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の払戻による収入 - 648
有形固定資産の取得による支出 △2,373 -
連結の範囲の変更を伴う関係会社株式の売却に伴う支出 - △3,393
短期貸付金の回収による収入 4,287 -
その他 39 648
投資活動によるキャッシュ・フロー 1,953 △2,097
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 30,000 20,000
長期借入金の返済による支出 △19,668 △11,676
リース債務の返済による支出 △3,950 △3,243
その他 △3,542 △3,215
財務活動によるキャッシュ・フロー 2,839 1,865
現金及び現金同等物に係る換算差額 22 △237
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △6,379 13,274
現金及び現金同等物の期首残高 12,063 5,164
現金及び現金同等物の中間期末残高 5,683 18,439
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㈱デンタス(6174) 2020年3月期中間決算短信
(5)中間連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
当社グループは、前連結会計年度において、重要な営業損失、経常損失、親会社株主に帰属す
る当期純損失及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上し、また、当中間連結会計期間にお
いても、営業損失33,776千円、経常損失35,345千円、親会社株主に帰属する中間純損失71,387千
円を計上しております。
当該状況により継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
当社グループは当該状況を解消し又は改善すべく、以下の対応策に取り組み、安定した収益基
盤の確立、コスト削減および資金調達等による、財務基盤の強化を目指してまいります。
具体的には次の通りであります。
1.当社のグループ子会社で行っていた歯科医院向け営業を株式会社シケンに集約し、同社から
の外注取引を拡大し、収益の改善を図ってまいります。
2. 人件費を含めた経費の全面的見直しを実施、不採算部門の縮小等リストラクチャリングを積
極的に推進し、キャッシュ・フローの最大化を目指してまいります。
3. 財務状態の改善を目指し、新たなファイナンスの検討を実施、同時に借入金等その他の資金
調達についても進めてまいります。
以上の対応策を中心とした経営の効率化を図り、安定的な収益基盤を構築すべく努めてまいり
ます。
しかしながら、これらの対応策は実施途上であり、計画が全て順調に推移するとは限らず、不測
の事態も考えられることから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められま
す。
なお、中間連結財務諸表は継続企業を前提として作成されており、上記のような継続企業の前提
に関する重要な不確実性の影響を中間連結財務諸表には反映しておりません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当中間連結会計期間において、第三者割当による新株式発行(デット・エクイティ・スワッ
プ)を行い、株主資本が30,999千円(資本金15,499千円、資本剰余金15,499千円)増加しておりま
す。
(セグメント情報等)
当社グループは、歯科技工関連事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
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