6172 M-メタップス 2020-08-14 16:00:00
中期経営計画「The Road To 2025」の策定に関するお知らせ [pdf]

                                                             2020 年8月 14 日
各   位
                                 会 社 名 株   式   会   社     メ   タ   ッ   プ   ス
                                 代表者名 代 表 取 締 役 社 長          山﨑 祐一郎
                                           (コード番号:6172 東証マザーズ)
                                 問合せ先 企    画   本    部    長   尹       喜   重
                                                        (TEL.03-6459-4670)


              中期経営計画「The Road To 2025」の策定に関するお知らせ



当社は、今期から 2025 年 12 月期までの5か年に係る新しい中期経営計画「The Road To 2025」を策定しました
のでお知らせ致します。


本計画の詳細につきましては、添付資料をご参照ください。


                                                                         以上
  株式会社メタップス
  (TSE:6172)




                     中期経営計画
                     自律分散社会に向けて
© 2020 Metaps Inc.
                     はじめに




© 2020 Metaps Inc.
                                           THE   ROAD   TO   2025   3
       中期経営計画の策定について

              メタップスグループは、これまでマーケティング及びファイナン
           スを中心とする既存事業の拡大と、新規事業や海外展開、M&Aを積
           極的に推し進め、業容を拡大してまいりました。事業拡大は進んだ
           ものの、経営資源の分散が進み、中核事業以上に不確実性の高い事
           業に経営リソースが割かれ、事業環境の変化も影響し、前中期経営
           方針につきましては撤回に至りました(2020年2月14日公表)

               新たな中期経営計画である「The Road To 2025」の達成に向け、
           経営資源と熱量を集約し、中長期で着実に利益成長が可能なストッ
           ク型ビジネスへ集中投資することで、新たなステージへの転換を進
           めてまいります。


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                                         THE   ROAD   TO   2025   4
       今後の社会像について

                     2020年上半期で世の中は様変わりし、今後も未知
                     の疫病など自然の猛威が発生するリスクを見据え、
                     三密回避等の新たな生活様式が始まる


                     新たな日常(New Normal)への対応により、
                     人の価値観も大きく変化。社会は「集中」から「分
                     散」が進み、国や企業の在り方・役割も変化するこ
                     とで、「個の時代」への移行が加速



                           自律分散社会
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                                              THE   ROAD   TO   2025   5
       ネクストステージに向けて

           自律分散社会に向けて、経営理念の刷新と新たな経営方針を盛り
          込んだ中期経営計画「The Road To 2025」を策定
            ネクストステージに向けて
                       中期経営計画3つのポイント

                     重点投資:決 済 を 中 心 と す る フ ィ ン テ ッ ク
                     領域への投資
                     成長戦略:SaaSを中心とするDX支援事業
                     への投資
                     数値目標:営業利益30~50億円の達成

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                     経営戦略




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                                             THE   ROAD   TO   2025   7
       サービスは3つの領域に分類




             ファイナンス        マーケティング           DX支援
              (決済・金融)      (広告・分析)        (SaaS・開発)



           決済サービスの提供を軸に、   広告配信、販促最適化まで   企業のDXを支援するSaaSの
           お金×テクノロジーに関わる   デジタルマーケティングを   提供や開発チームと企業の
           事業を総合的に展開       ワンストップで支援      マッチングサービスを提供




                                                           新たな
                                                          SaaS事業
                                                           準備中

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                                                          THE   ROAD   TO   2025   8
       グループ戦略

          グループの事業資産を活用し、社会と企業のデジタル化を支援。
      全ての経済活動を可視化し、事業を通して得られる様々なデータの利活用を提案


                                                       様々なフィンテック事業を
                                                       展開しキャッシュレスから
                                    ファイナンス             ペーパーレスまでお金に関
                                                       するDX・業務効率化を支援
                                        (決済・金融)

                      Synergy                        Synergy
                                         データ
                                         ×AI
                 マーケティング                             DX支援
                      (広告・分析)                      ( SaaS・開発支援)

                                         Synergy
                     デジタルマーケティングを中心に                 データ分析ツール等のSaaSの提
                     顧客のDXを支援。グループサービ                供や、開発支援により企業のDX
                     スのマーケティングもサポート                  ・データの見える化を支援



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                                                   THE   ROAD   TO   2025      9
       フェーズに沿った投資戦略

             フ                                                             マ
             ァ                                                             ー
             イ                                                             ケ
             ナ       既存事業を軸に                    生産性向上で                     テ
             ン       更なる成長        コア       安定    収益力強化                     ィ
             ス                                                             ン
                     投資回収:毎年          The        投資回収:毎年                   グ

                                    Road To
                                    2025
                                                                       ブ
                     新規事業を                      研究開発から                 ロ
           D                                                           ッ
                     コア事業に                       新規事業を
           X
                     育てる         Next     R&D       生む
                                                                       ク
           支                      コア                                   チ
                                                                       ェ
           援         投資回収:2~3年                  投資回収:3~5年
                                                                       ー
                                                                       ン



             企業のDXを推進する新たなSaaS事業を年内に発表予定
© 2020 Metaps Inc.
                                                         THE   ROAD   TO   2025       10
       中期経営計画:数値目標
              2025年目標数値             5年後の営業利益内訳イメージ
        2025年に向けての営業利益
        数値をグループメンバー全員
        の共通目標とする                1. マーケティングは、
                                                                              20
                                   メタップスワンを中心に                                億円
                                   安定的な収益基盤を確保                             M&A
              オーガニック目標     営    2. ファイナンスは、メタップ
                                                                            等

              営業利益         業
                           利
                                   スペイメントを中心に
                                   本格的な成長事業を創出
                                                                                  10
                                                                                  億円



              30億円         益                                           DX
                                3. 3本目の柱として、                           支援
                                                       現在
                                   SaaSを柱とするDX支援
                                   事業の展開により新たな
              チャレンジ目標              ストック型収益を獲得                                 15

              営業利益
                                                                              億円
                                ※当初数年は人件費を中心に先行投資を実施        ファイナンス


              50億円                                        マーケティング             億円
                                                                                  5

       オーガニック目標とチャレンジ目標
       の差額20億円は、M&A及び将来的
                           2010         2015           2020                 2025
       に立ち上げる新規事業から創出
                           ※当数値目標は、各事業が期待通り成長する前提で作成。当社は新規性の高い事業を展開しており、特にDX
                           支援事業は不確定要素が多く、市場環境等に影響されるため、計画が当初想定から修正される可能性有り

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                                                THE   ROAD   TO   2025   11
       重点事業領域のロードマップ
                                  2021年-2025年
         短期的にはフィンテック
         とDX支援へ集中投資                    フィンテック(信用)
                                       ブロックチェーン
                         2018年-2022年

                            フィンテック(決済)
                            DX支援 / SaaS
        2015年-2019年

                     マーケティング
                     グローバル展開


        2015                       2020                           2025
© 2020 Metaps Inc.
                                             THE   ROAD   TO   2025   12
       経営基盤の安定と成長戦略
       ストック型ビジネスはARR(年間定額収益)の成長、フロー型
      ビジネスは粗利の成長、全社では調整後EBITDAの黒字化定着に注力

                     最重要指標は「ARRの成長」
          ストック型ビジネスの強化と、ARR(年間定額収益)の安定成長を
          実現することに注力(ARR: Annual Recurring Revenue)


                     カスタマーサクセスの組織づくり強化
          ストック型ビジネスに必要なカスタマーサクセスを強化し、中長期で
          顧客の課題解決のために並走。リレーションを深めた上で、アップセ
          ルやグループシナジーを活かしたクロスセルで収益拡大


                     事業領域ごとに投資回収期間を設定
          R&Dやゼロベースから立ち上げる新規領域など、長期的な視点に
          立って投資が必要な事業は、2~5年スパンでの回収を目指す。
          一方で、安定事業及びコア事業は毎年投資回収を進める

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                                                               THE   ROAD   TO   2025   13
       5年間の業績推移(実績)

                     これまでの成長           5年間の粗利推移(実績)
        FY2019は、事業ポートフォリ
                               億円
        オの見直しによる再編の影響
        があったものの、直近5年間          50
        のCAGR(年平均成長率)は、
                               45
                                                                            44億円
        63.2%と高い成長を実現                                          41億円
                               40
              年平均粗利成長率         35
                                                      30億円
         +63.2%                30
                               25

              5年間の粗利成長         20
                                             17億円

          約7.3倍
                               15
                               10
                                    6億円
                                5
              5年間の粗利推移
                                0

        6億円 44億円                    FY2015   FY2016   FY2017    FY2018


                                     ※FY2019は変則決算のため、1月~12月までの12ヶ月数値
                                                                             FY2019




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                                                                                               THE   ROAD      TO   2025      14
       ストック型ビジネスの現状と展望

              ストック型収益の割合を高め、フロー型収益を除いて
                  ARR100億円の早期達成を目指す

            2015 年 当 時 は 、 全 て フ
                                                             ストック型収益の割合推移
            ロー型収益だったが、現在                100%
                                                                                                                ARR
            のフロー型収益とストック                90%                                                                    100億円
            型収益の割合は7:3とな                80%
            り、ARRは26億円                  70%

                                        60%
            重点事業領域であるファイ
                                        50%
            ナ ン ス と DX 支 援 ( SaaS
            等)拡大により、ストック                40%                           ARR
            型 収 益 の 割 合 向 上 と ARR       30%                           26億円
            の成長を実現                      20%

                                        10%
        ※海外事業は、フロー型ビジネスと定義
                                         0%
        ※ARR:Annual Recurring Revenue
                                               FY2015 FY2016 FY2017 FY2018 FY2019 FY2020 FY2021 FY2022 FY2023 FY2024 FY2025
        (年間定額収益)
                                                               ストック型収益                      フロー型収益

                                                       ※FY2019は変則決算のため、1月~12月までの12ヶ月数値

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                                                                                  THE   ROAD   TO   2025   15
       主なストック型・SaaSビジネス

                     既存のストック型ビジネスは順調に成長しており、
                        新規事業含めARR100億円を目指す

        FY2019                                           【既存のストック型ビジネス】
                                        ■DX支援                決済サービス
                                          事業             ECやリアル店舗、賃貸不動産、遠隔医療向けにクレジットカード、
                                                         コンビニ、電子マネー、QR、メールリンク型等の決済を提供
                                    8.9%
                                                 33.6%       パッケージ・ソリューション
                                        0.6%             会費制(サブスク)会員の管理・決済システムを提供する「会費
                                                         ペイ」や、イベント向けの受付サービス「イベントペイ」、チ
                              ARR                        ケット発券サービス「チケットペイ」等を提供
                     56.7%                                   信用ビジネス
                             26億円        32.8%           給与即時払いサービス「CRIA(クリア)」や、不動産業者向けに
                                                         家賃の概算払い業務を提供する「BeesRent(ビーズレント)」等
        66.4%
                                                         のフィンテックサービスを提供

                                 1.0%
                                                             データマネージメント
                                                         アプリ分析ツール「Metaps Analytics」や「Metaps Bridge」
                                                         等をアプリ開発者向けに提供

                             ■ファイナンス事業                       開発支援・その他
                                                         フリーランス型正社員制度を活用したエンジニアマッチング
                                                         サービス「re:shine(リシャイン)」の運営等

      ※エネルギー企業向けにSaaS型業務管理ツールを提供する雲の宇宙船は持分法適用会社のため除く
      ※ARR(年間定額収益):Annual Recurring Revenue ※FY2019は、変則決算のため1月~12月までの12ヶ月数値

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                                                THE   ROAD   TO   2025   16
       投資カンパニーの位置づけ

               投資カンパニーは、当社持分比率に拘らず、
               資本提携を含め、積極的に外部パートナー
               との連携を進め、不確実性の高い事業領域・
               市場において更なる成長を目指す


                     Metaps Plus:韓国
                     Metaps Entertainment:中華圏
                     BUZZCAST
                     pring

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                                            THE   ROAD   TO   2025   17
       事業拡大の3つのアプローチ

                これまでと同様に、内製、M&A(買収)、JV(合弁会社)
                  を柔軟に使い分け、常に最短での成長を目指す


                            市場が黎明期にあり、今後も成長が見込める場合
                     内製     社内で事業化できるリソースを全て用意できる場合


                            企業として成熟しており、割安で買収が可能な場合
                     M&A    ストック型ビジネスを展開し、グループの
                     (買収)   サービスやプロダクトをクロスセル可能な場合



                      JV    参入障壁が高く、内製もM&Aも困難な場合
               (合弁会社)       大手企業と組むことで産業構造の転換が狙える場合


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                                                               THE   ROAD   TO   2025   18
       M&Aは成熟企業を中心に実施

                     ストック型ビジネス主体の企業のみ対象
                     M&Aは成熟期の企業がターゲット
                     PMIを通して成熟企業の再成長を促す

                           VCの投資対象
                                                                            再成長
                                                     PMI


                                             買収対象



                       創             成         成           衰
                       業             長         熟           退
                       期             期         期           期


                                         企業の成長ステージ

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                                                   THE   ROAD   TO   2025   19
       大手企業とのJV(合弁会社)

                          規制業種であり単独参入が困難な場合
                          資本力や特有のノウハウが必要な場合

                     <当社の提供価値>          <大手企業の提供価値>
                     •   データ分析やブロックチェ    •   業界ノウハウの提供
                         ーン技術を使ったDX支援    •   広い顧客基盤の活用
                     •   決済インフラの提供       •   豊富なリソースの活用




                             経営資源を相互にシェアし
                           スピーディーに事業を立ち上げる

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                                              THE   ROAD   TO   2025   20
       事例:ニチガスとの資本提携

               日本瓦斯(ニチガス)と「スマートエネルギー革命」を目指し、資本
               提携。AIによる業務効率化を両社で推進(2016年9月7日発表)
               ニチガス子会社で、当社持分法適用会社である「雲の宇宙船」がエネ
               ルギー業界向けにSaaS型業務管理ツールの提供開始




                     顧客基盤の活用            AI・決済基盤の活用

                                 エネルギー業界の
                                業務の効率化/自動化



                     ペーパーレス決済    オールスマホ対応    経営予測/分析

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       事例:セブン銀行との資本提携

        2020年1月10日、メタップスグループ
        は、セブン銀行との資本業務提携を発表

              2020年1月、メタップス   株式譲渡の概要
              グループ及びセブン銀行は    対象子会社       株式会社メタップスペイメント
              ファイナンス事業における    譲渡先         株式会社セブン銀行
              協業開始            譲渡割合        20%
                              譲渡価額        20億円
              本提携を機に、メタップス
              グループおよびセブン銀行
                              株式会社セブン銀行の概要
              グループ、両社の関係性を
              より強固なものとし、双方    会社名        株式会社セブン銀行
              の知見や保有するアセット    代表者         代表取締役社長 舟竹 泰昭
              を効果的に活用した共同事    設立          2001年4月10日
              業の展開を目指す
                              所在地         東京都千代田区丸の内 1-6-1

              第一段階として、給与即時    大株主及び持株比率   株式会社セブン-イレブン・ジャパ
                                          ン(38.47%)
              払いサービス「CRIA(ク
              リア)」のサービス強化に    連結経常収益      147,288百万円
              取り組む            URL         https://www.sevenbank.co.jp

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                                                       THE   ROAD   TO   2025   22
       SDGsへの取り組み

                                                【メタップスSDGs宣言】
                                               メタップスは、人々の価値観が大き
                                               く変化し、「豊かさ」や「生き方」の概
                                               念も多様化する時代を捉え、テクノ
                                               ロジーをフル活用することで、働き
                                               方をはじめ、人々を現実世界におけ
                                               る様々な制約から解放し、自然と共
                                               生しながら、新しい価値創造と多様
         SDGs(持続可能な開発目標)は、国連加盟国と多様な組           な幸せを追求できる社会の持続的発
         織、人々によってつくられ、国連で2015年に採択されま
         した。17のゴール・169のターゲットから構成されており、
                                               展を支援いたします。
         地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behin
         d)ことを誓っています。この目標達成に向けて、各国が
         積極的に取り組むことが約束されました。


                     メタップスグループは、「持続可能な開発目標
                     (SDGs)」の実現に貢献してまいります。

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       まとめ
       まとめ
                                     THE   ROAD   TO   2025   23




                       中期経営計画のまとめ

                     決済を中心とするフィンテック領域
                     への重点投資
                     SaaSを中心とするDX支援事業への
                     成長投資
                     ストック型収益をベースに営業利益
                     30~50億円の達成


              社会のDX化とフィンテックの発展を推進し
               ミッション・ビジョンの実現を目指す
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       ビジョン




                     世界を解き放つ




       世界中の誰もが自由に価値創造できる社会を目指します
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                     ご参考




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                     経営理念




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                                  THE   ROAD   TO   2025   27
       自律分散社会に必要なこと


                        自律分散社会


                     「DX」     「個」
                 デジタルトランス
                 フォーメーション     の解放

          テクノロジーをフル活用することで、働き方をはじめ、人々を現実
          世界における様々な制約から解放。自然と共生しながら、新しい価
          値創造と多様な幸せを追求できる社会に

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                                                      THE   ROAD   TO   2025   28
       新たな経営理念
            MISSION
             テクノロジーでお金と経済のあり方を変える
            VISION
            世界を解き放つ               ~ U n l e a s h t h e Wo r l d ~
            VA U L E
            M e t a p s Pe o p l e Q u a l i t y ( M P Q )    次頁参照


            これまでの社会は、誰もが同じ場所で、同じ様に働き、同じ様に消費することが「豊か
            さ」だったが、今後は「豊かさ」の概念も多様化し、それぞれが「個」としての幸せを
            追求していく。DXが進むことで、リモートワーク・リモート教育の環境が整い、都心一
            極集中の緩和も予想される。また、副業解禁によるパラレルキャリアの普及など、「働
            き方」も多様化し、新しい価値観の醸成と相互理解により、社会の持続的発展に繋がる

           ●旧ビジョン:世界の頭脳へ
           ●旧バリュー: ①データに焦点を当てる、②素早く破壊、素早く創造、③柔軟であれ
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                                           THE   ROAD   TO   2025   29
       バリュー

                Metaps People Quality / MPQ
                      完遂力:やり遂げる力
                      結果にこだわり、情熱を持って「愚直に」やり抜く

                      思考力:考え抜く力
                      できない理由でなく「できる方法」を考える

                      スピード:素早く実行する力
                      世の中の「4倍速」で動き、課題に先回りする

                      変革力:変わり続ける力
                      現状に満足せず、常に「背伸び」をする

                      組織力:共創する力
                      多くの人を巻き込み、新しい価値を「共に創る」


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                                                  THE   ROAD   TO   2025   30
       事業・イノベーション創出方針

                メタップスグループが事業を作る上で意識すること

                 ストック型         ネットワーク   スピード重視で   ネットとリアル
                ビジネスに注力       効果が効く事業   アジャイル開発   の融合を再定義



                                                  自前に拘らず
                     標準化を進め
                                                  外部企業と
                     誰でも売れる
                                                   戦略提携


                              売上規模より
                王道より独自性                 再現性の高い    グローバルに広
                               利益重視
                (ニッチ)追求                 新規事業開発     げられる事業
                              (高収益率)


                      テクノロジー業界では、常に新しい事業を作らなければ
                      生き残ることができず、挑戦して失敗する者を称賛し、
                      継続してイノベーションを生みだせる組織風土を醸成
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                     グループ組織




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                                                                 THE   ROAD   TO   2025    32
       グループ組織図①
                                                                              ファイナンス

                                      メタップス                                   マーケティング

                                      (事業持株会社)                                  その他




                                メ          ペ   メ                                       メ
        Entertainment




                                                                                   ア   タ
                                タ          イ   タ                                   ル
                            ワ




                                                        Metaps
           Metaps




                                ッ          メ   ッ                                       ッ
                            ン                                                      フ




                                                         Plus
                                プ          ン   プ                                       プ
                                                                                   ァ   ス
                                ス          ト   ス



  越境マーケティング             インターネット広告     決済サービス(EC・    電子マネー&モバイ          ブロックチェーン
   事業(オンライン&              事業             リアル決済)         ル商品券事業(EC・          事業(マーケット
   オフライン)                データフィード事業     パッケージ・ソリュ      リアル決済)              プレイス&ブロッ
  越境ゲームパブリッ             マーケティングソリ      ーション(会費ペイ     アプリマーケティン           クチェーンゲーム
   シングサポート事業              ューション事業        ・イベントペイ等)      グ事業                 導入コンサル等)
                         商品検索&アプリメ     信用ビジネス(給与
                          ディア事業          即時払いサービス
                                         CRIA/クリア)
       ※孫会社及び持分法適用会社は次ページ

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                                                                                             THE       ROAD   TO   2025   33
       グループ組織図②

                                                     メタップス
                                                                                                              ファイナンス

                                                                                                              マーケティング

                                                      (事業持株会社)                                                  その他




                                                           メ   ペ   メ
                                 Entertainment


                                                                                         メ
                                                           タ   イ   タ               ア
                                                 ワ                                       タ
                                                                                   ル




                                                                       Metaps
                                    Metaps


                                                           ッ   メ   ッ                     ッ
                                                 ン                                 フ




                                                                        Plus
                                                           プ   ン   プ               ァ     プ
                                                           ス   ト   ス                     ス




                                                                                                   雲
                                                                                                   の
                                                 BUZZCAST
                                   Luminous




                                                                        Smartcon
                      Shanghai
                       Metaps




                                                                                                   宇




                                                                                   pring
                KOL




                                                                                                   宙
                                                                                                   船

                                                     (1)                               (1)     (1)




              (1) 持分法適用会社

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                     メタップス




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                                                   THE   ROAD   TO   2025   35
       データマネージメント事業
                      データマネージメント事業のミッションは
                      「データを”羅針盤”に創り変える」




                                                   売上向上




                 データを”持っているだけ”の状態




                                    整理する   蓄積する

                                    分析する   可視化する
                                                   事業成長

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                                             THE   ROAD   TO   2025   36
       データマネージメント事業
       企業によるデータの取得、分析、
       活用を推進し事業成長をサポート
       データマネージメン
       ト事業では、スマホ              スマートフォンアプリ向けのデータ分析
                     データ分析
                               ツール 「Metaps Analytics」及び
       アプリを対象とした      ツール
                               「Metaps Bridge」の提供
       データ分析サービス
       を、利用状況に応じ
       た月額課金モデルで
       提供。データの取得
       から分析、活用まで
       のスキームを提供し
       、アプリの成長を経
       験値でなくデータに
       基づき支援。今後、
       O2Oサービスなど非
                              データ活用を実現したオンライン広告の運用
       ゲーム領域における     データ活用
                              Push通知などを活用したアプリ接客支援
       スマホアプリへのサ      支援
                              企業内データ×アプリ内データの統合支援
       ポートも強化
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                                              THE   ROAD   TO   2025   37
       re:shine事業
       re:shine(リシャイン)は、多様な
       働き方や、個人の価値創造の自由度
       向上を支援するためのプロジェクト

        re:shineは、フリー
                                   エンジニアやデザイナーなど高度IT人材に
        ランスとして活動中       フリーランス紹介
                                   特化したフリーランス紹介サービス
        の方、これからフリ
        ーランスを考えてい
        る方を対象とした働
        き方の多様化支援プ
        ロジェクト。現在は
        ITエンジニアを中心
        にサービスを提供中
        。順次様々な業種へ
        のサービス展開を予
        定。働き方改革の支       フリーランス型    フリーランスの働き方に正社員の保障を提供
        援と、企業の事業成        正社員制度     する、これまでにない雇用形態を実現
        長を推進

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                     メタップス
                     ペイメント




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                                         THE   ROAD   TO   2025   39
       ファイナンス事業戦略
                      「決済」がコモディティ化している
                      中で「決済事業者」からいち早く脱
    各段階における事業戦略
                      却し、より顧客ニーズに沿ったフィ
    0.決済サービス
                      ンテック事業創出で収益拡大を図る
    極限まで効率性向上(粗利成
    長は順調であるものの、販管        更なる成長に向けての3段ロケット
    費/粗利率の改善が課題)
    1.パッケージ・ソリューション
                                                3.新規
    企画力・実行精度の向上。対                               ビジネス
    象セグメントにおける、SaaS    各段階、全く異質のビジネス
    トップへ
                       ただしアセット(顧客、能力)
    2.信用ビジネス            は直前のものを活用                     2.信用
    事業拡大と同時に信用を取り       0 →1、2                        ビジネス
    扱うノウハウ蓄積が急務。現       1、2 → 3
    状はBSの殆どが未活用
    3.新規ビジネス                       1.パッケージ・ソリューション
    既存サービスの提供によって
    積み上がる信頼関係の構築              0.決済サービス

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                                THE   ROAD   TO   2025   40
       決済サービス
       創業20年の豊富な実績と、目まぐるしく変わるテクノロジー業界
       で培った決済サービスのノウハウを顧客ニーズに合わせて提供

       EC決済のみなら
       ず実店舗でのリア
       ル決済を提供し、
       決済ラインナップ
       はクレジットカー
       ドのほか、コンビ
       ニ、電子マネー、
       ペイジー、QRな
       ど多彩な決済サー
       ビスを取り揃える

       また、強みである
       開発力を活かした
       パッケージ・ソリ
       ューション及び信
       用ビジネス領域へ
       の投資を積極的に
       進め、様々なフィ
       ンテック事業を展
       開:詳細次頁以降


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                                THE   ROAD   TO   2025   41
       パッケージ・ソリューション:会費ペイ
       「会費ペイ」は、①入会申込、②支払方法の登録、③会員管理DB登録、
       ④毎月の集金、⑤催促自動化を実現。フィットネス・習い事・スクール
       など会費制ビジネス(サブスク)に必要な機能をワンシステムで提供




                                利用料金
                                ■初期費用:            0円
                                ■月額費用:            0円
                                ■システム利用料1:3.5%
                                ■システム利用料2:100円

                                ・システム利用料1は、決済
                                手数料込みの料金。別途決済
                                手数料は発生しない
                                ・システム利用料1は、決済
                                金額からシステム利用料2を
                                控除した金額に乗ずる
                                ・システム利用料2は、決済
                                が成功した請求1件につきか
                                かる手数料


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                                                                      THE   ROAD   TO   2025   42
       パッケージ・ソリューション:会費ペイ
                                成長著しい「会費ペイ」(サブスク決済)は開始
                                から2周年。4月・5月はコロナの影響があった
                                が、6月にはV字回復し、取扱高が過去最高

                     総加盟店舗数
                      前年度比
                      3倍
      4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月

                     2018年                      2019年                        2020年


                       取扱高
                     月平均成長率
                     38.1%
                                                                                    V字回復


       4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月


                     2018年                      2019年                        2020年
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                                  THE   ROAD   TO   2025   43

       パッケージ・ソリューション:イベントペイ
       イベントの申込受付・決済システムを提供する「イ
       ベントペイ」は、2020年5月よりビデオ会議サー   利用料金
       ビス「Zoom」と連携開始し、急速に利用件数増加   初期費用:0円
                                  月額費用:0円
                                  システム利用料:3.5%




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                                                          THE   ROAD   TO   2025   44

       パッケージ・ソリューション:チケットペイ
                プレイガイドに依存することなくチケット販売が出来るチケット
                販売管理・発券サービス「チケットペイ」。イベントペイ同様に
                Zoom連携を開始し、オンライン配信ライブでの導入加速




                                                                       他プレイガイド

                                                         0円
                             加盟店様     取引契約料
                             手数料      (初回のみ)
                                                                        10,000円

                                                         0円
                                      販売システム利用料
                                                                    5,000円~10,000円
                                      (1興業につき)

                                      販売手数料(税別)         5.5%            8%~12%
                                      紙代負担               無し                 有り

                                                          ○
                             チケットに
                             画像印刷
                                      活用例)ファンクラブ限定
                                      チケット、特典引換え券                           ×
                                                          ○
                                      管理画面で閲覧、
                             申込情報提供
                                      ダウンロード可
                                                                            ×
                                                          ○
                                      申込者へ自由に
                             メール配信
                                      メール配信 ※1
                                                                            ×
                                      イベント実施に関係なく売上
                             支払サイクル
                                      をお振込み ※2
                                                      毎月月末締め翌月15日      イベント終了後清算


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                                           THE   ROAD   TO   2025   45

       信用ビジネス:給与即時払いサービス「CRIA」
                「CRIA(クリア)」はコロナの影響を乗り越え、
                大手加盟店の獲得など、事業拡大に向けて加速
       背景
        海外では米国の「ペイロールカード」等、新たな
         給与支払い手段が拡大
        2018年12月、政府が「電子マネーによる
         給与支払い」解禁の方針を発表。2019年12月、
         国家戦略特別区域諮問会議において、デジタルマ
         ネーによる給与支払いが規制改革事項として決定
        国内では人口減少もあり、企業の採用難易度が年
         々上昇し、人材不足が経営課題

       CRIA(クリア)の特徴
        従業員がいつでも給与を受け取ること
         ができ、働いた対価の流動性を確保
         することで安心感が生まれる
        CRIA導入により、企業の求人応募数
         が増加し、定着率も向上
        企業の導入手数料は無料、利用者が
         手数料負担(業界最安値)
        原則24時間365日受け取り可能、                         セブン銀行の口座が
                                                   無くても利用が可能
         セブン銀行ATMでの現金受取サービス
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                     メタップスワン




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                                      THE   ROAD   TO   2025   47
       メタップスワン

          商品検索メディア、広告代理、データフィードをコア事業としつつ、
            インフルエンサーマーケティングを新規成長事業として注力




                     世の中のデータ×マーケティングを進化させる
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                                                    THE   ROAD   TO   2025    48
       メタップスワン
    CRITEO、Google、RTB HOUSE等データフィードを活用したダイナミック
     広告を中心としたオンライン広告運用にて国内有数のポジションを確立
      データフィード/広告運用事業
                           オンライン広告運用                 主な運用メディア
         クライアント

        エンタメ系サービス

           EC系サービス

         ゲーム系サービス


                           データフィード作成
                       商品データを各メディア用に加工

      *ADKマーケティング
      ソリューションズ社と
     戦略的アライアンス構築
                                                                      ※一部抜粋




     メディア事業                 新規事業(機械学習/インフルエンサーネットワーク)

                                画像解析の機械学習モデルを活用した
                                  ファッションマッチングアプリ
                                   「miel」β版 をローンチ

                                 さらに、インスタグラマーとの
                               コミュニケーションプラットフォームを
                                  基盤とした収益モデルを構築
       EC商品を中心とした比較サイト運営

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                     メタップス
                     アルファ




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                                                                     THE   ROAD   TO   2025   50
       miime(ミーム)

     メタップスアルファが提供するNFT(1)を活用した
     デジタルアイテムマーケットプレイス「ミーム」は、
     非ゲーム領域のデジタルアートやスポーツチーム公式
     のブロックチェーンカードの取り扱いなど事業拡大

         Brave Frontier Heroes      The Sandbox   My Crypto Heroes         Crypto Spells




                     Sorare         MakersPlace   Gods Unchained            Comikabu




       ブロックチェーンコンテンツ先進国である日本において、唯一のNFT(1)マーケットプレ
       イスとして、コンテンツ企業及びコミュニティと密に連携を取り市場の発展に貢献
     (1)NFT:Non-Fungible Tokenの略語

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                                                                                       THE   ROAD   TO     2025    51
       NFT市場について

               NFTの二次流通市場規模(グローバル)は、2020年春以降
                ほぼ横ばいの状態が続き、拡大の兆しが見えない状態。特に
                NFTを活用したブロックチェーンゲームの新規タイトル数が
                減少傾向にあり、業界としても勢いを失いかけている
               一方でアート領域での動きが活発になりつつあり、NFT市場
                の成長の起爆剤となるか引き続き注視

           (千円)                          NFT市場推移(グローバル)
                       11                                                                                     12
                                                         NFT二次流通総額                新規タイトル数
        140,000
                               129,336      10
                     119,721                                                                   111,561        10
        120,000
                                     8
                                                      93,643        92,347                             7
        100,000                                                                                               8
                                          87,946
                                                                          7       74,759
          80,000                                            5                                                 6
          60,000                                                                         3
                                                                                                              4
          40,000
                                                                                                              2
          20,000

                 0                                                                                            0
                      1月        2月         3月          4月            5月             6月            7月
                                                   ※新規タイトル数:STATE OF THE DAPPS調べ
                     ※NFT二次流通総額:当社調査               https://www.stateofthedapps.com/stats/category/games#new

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                                                      THE   ROAD   TO   2025   52
       ブロックチェーン事業の方針
           「ミーム」への投資をコントロールしつつ、NFT市場に更なる成長
           の兆しが見え、市場が拡大するタイミングをうかがう。並行して、
           ブロックチェーンの実用化が進む可能性のある事業領域を新たに見
           定め、R&Dを進める(以下、検討の方向性)

                     ブロックチェーン     ミームでのブロックチェー     著作権管理やクロスサービス(サ
                                  ン活用実績を武器に、デジ     ービスを跨いだ)でのデジタルコ
        方向性1             ×        コン領域で、NFTの二次流    ンテンツの活用など、ブロックチ
                                  通マーケット以外の事業の     ェーンがデジタルコンテンツ領域
                     デジタルコンテンツ    可能性を探る           でFitする可能性がある



                     ブロックチェーン                      DXの本質は、AI×データの利活
                                  DX支援事業の柱となりサー
                                                   用可能な基盤を構築することであ
                                  ビス拡大が狙えるSaaS領域
        方向性2             ×        を探る。段階的にブロック
                                                   り、企業間で共有するデータのデ
                                                   ータ共有基盤としてブロックチェ
                                  チェーンの実装を目指す
                     バーティカルSaaS                    ーンがFitする可能性がある



                     ブロックチェーン     メタップスグループの既存
                                                   既に走っている事業へのブロック
                                  事業(ファイナンスやDX支
                                                   チェーン導入には時間がかかるた
        方向性3             ×        援事業)においてブロック
                                                   め、数年後の実用化を見据えて周
                                  チェーン技術を活用できる
                                                   辺領域でのR&Dからスタート
                     メタップス既存事業    領域を探る


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                                                          THE   ROAD   TO   2025   53
       参考:ブロックチェーン活用が期待される領域

                              ブロックチェーン                企業を跨いでデータ
                                                      共有することで、業
                              企業間でデータを共有する            務効率化が図れるデ
                                ためのデータベース             ータの共有基盤とし
                                                      てブロックチェーン
                              データ共有                   の活用が期待される
                           データを共有する企業群
                                                      産業毎にデータを共
                     企業A       企業B         企業C
                                                      有する企業群が作ら
                                                      れることを想定


                           ブロックチェーンの活用が期待される産業

                     物流    コンテンツ      証券    貿易       医療
             請求書や在         著作権や所   株主や配当   信任状など    患者データ
             庫情報、決         有権を一元    の管理    の取引書類    、医師の資          など
             済情報など           管理            の電子化/一   格などの電
             を電子化/一                         元管理       子化/
              元管理                                    一元管理


         ※通貨におけるブロックチェーンの活用は除く

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                                                THE   ROAD   TO   2025   54
       参考:ブロックチェーン普及の見通し


                        第一フェーズ              第二フェーズ


                      産業毎に企業群のデータ共有      データ共有基盤に蓄積されたデータを
                         基盤として浸透           活用した派生サービスの台頭
                       物流       貿易

    ブロックチェー
                       証券       医療              ?
     ンの活用方法           コンテンツ    エネルギー      オープン/セミオープンになった
                                          データの二次利用が増えていく
                     企業が個別にクローズドに保有し、サ
                     イロ化されていたデータがオープン/   ※セミオープンなデータは二次利用が
                       セミオープンになっていく          困難な可能性あり




          時間軸           今後 5〜10年           第一フェーズ以降


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                     雲の宇宙船




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                           THE   ROAD   TO   2025   56
       雲の宇宙船:持分法適用会社
       雲の宇宙船は、エネルギー業界向けに
       SaaS型業務管理ツールを提供。
       国内最大手の電力企業も活用開始

       ニチガス(日本瓦斯)と
       のJVである「雲の宇宙船
       」は、エネルギー業界向
       けに業務効率化システム
       を提供。モバイルを活用
       し業務全般をクラウドで
       実行する仕組みで、ニチ
       ガス内での導入成果によ
       るとシステムコストがほ
       ぼ半減。更にニチガスが
       ノウハウを提供する物流
       施設等を併用することで
       、業務、物流の大幅な効
       率化を実現

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                     投資カンパニー




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                                          THE   ROAD   TO   2025   58
       Metaps Entertainment(中華圏)
        越境マーケティングを行うAgency
        事業と国内IPの中華圏・アジア地域
        への輸出支援を行うコンテンツ事業
        の2軸で事業推進
       Agency事業については、グロ
                           台北随一の繁華街
        ーバルトータルプラニング、強
                            西門町の6号広場
        力なメディアリソース、及びロ
                            における液晶看板
        ーカライズ支援により、これま
                            +壁面を独占
        で多数のクロス・ボーダー案件
        を成功に導く
       コンテンツ事業については、IP
        紹介から始まり、ステークホル
        ダー間での収益配分交渉に至る
                           AXN, Animax
        まできめ細かにサポート。文化
                            テレビ局の広告
        の違いがら生じる様々な問題を
                            独占代理権
        、当社が仲介することでプロジ
        ェクトがスムーズに推進
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                                                      THE   ROAD   TO   2025   59
       Metaps Plus(韓国)
       暗号通貨事業を昨年撤退し、現在Smartconが
       提供する電子マネー/モバイル商品券事業が主力。
       韓国トップクラスの事業者に成長

                                                    【主な提携ブランド】
                      韓国のモバイル商品券市場において最多のブ
      韓国最大規模           ランド提携数
      の商品数保有          消費者ニーズの高い食品、外食、生活関連ブ
                       ランドとの継続的な提携拡大を推進


                      提携事業者に対して最適化された決済システ
     最適化された
                       ムを提供:Smart Plus
     Platform提
                      Smart Plusを通じて競争力強化および競合他
          供
                       社に対する新規参入障壁を構築


                      統合型商品券提供により消費者に対して1つ
                       の商品券で多用な利用機会を提供:Gifti card   【主な提携チャネル】
      ユーザビリ
                      Smart Plusの機能拡充として加盟店でのプレ
      ティ&汎用性
                       オーダーサービスを提供、消費者に対してよ
                       り快適な決済体験を実現:Smart Order

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                                                   THE   ROAD   TO   2025   60
       pring:持分法適用会社
       コロナ禍でお金SNS(投げ銭)の利用者が急増。Jリーグを
       始めとする多くのプロスポーツチームで利用が加速
         pring(プリン)は、成長著しいキャッシュレス市場に
         おいて、独自路線で事業を拡大。お金のやりとりで、
         人と人をつなげる、新しいお金コミュニケーションアプリ

                     •   法人から個人へ一括送金
          法人事業       •   アプリ内の広告販売
                     •   送金:100円/件


          お金SNS      •   インフルエンサーやスポーツチームなどが、
                         選手への応援を受けとれるプラットフォーム
           事業        •   送金額の10%


                     •   QRコードによる店舗及びネット決済
          決済事業       •   他電子マネーへのチャージ
                     •   決済手数料:1%

                     •   アプリをOEMとして提供
          ASP事業      •   xxペイ、着せかえpringとして提供
                                                (掲載企業は株主の一部)
                     •   1案件あたり数百万~数億円


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                           THE   ROAD   TO   2025   61
       BUZZCAST:持分法適用会社
      VTuberコンテンツ制作事業及び
      グローバルYouTuberを活用した
      マーケティング支援事業を展開

      2016年4月より、スマー
      トフォンのゲーム実況マー
      ケティングに特化したプロ
      ダクトをリリース。動画実
      況による効果をデータ分析
      により可視化する独自のロ
      ジックで、動画市場を切り
      開くべく挑戦。直近では、
      VTuberコンテンツ制作事
      業に注力し、様々なIPホル
      ダーと業務提携を進め
      VTuberチャンネルの制作
      ・運営を行う


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                     組織人事戦略




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                                                               THE   ROAD   TO   2025   63
       組織コンセプトの明確化

           MISSION         テクノロジーでお金と経済のあり方を変える
                           テクノロジーを駆使して、世界中に埋もれている価値を有効活用することで、
                 存在意義      経済やお金の在り方を変える




             VISION        世界を解き放つ 「U n l e a s h T h e Wo r l d 」
                           世界中の誰もが様々な制約から解放され、自由に価値創造でき、多様な生活を
                 目指す姿      追求できる社会を作る



                                    Metaps People Quality (MPQ)
               VA LU E
                            完遂力:      思考力:      スピード:       変革力:            組織力:
                     価値観   やり遂げる力     考え抜く力    素早く実行する力     変わり続ける力     共創する力




          S T R AT E G Y    ファイナンス            マーケティング                DX支援
                 経営戦略
                 経営戦略       決済、送金、融資等         広告、分析、コンサル等     SaaS、ブロックチェーン等




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                                        THE   ROAD   TO   2025   64
       人事方針

                     「個」による持続的な価値創造を促進
              従業員1人ひとりがイキイキと働き、潜在能力を発揮し、持続的に成長
              することでグループ全体の価値を高める


                     「個」と「組織」の橋渡しを担う
              経営理念や価値観の浸透、情報の透明化、人とのつながりの構築、成果
              の称賛を推進することで組織力を強化


                     積極的に事業開発の支援を行う
              本社が事業創出を強化していく中で、事業開発の進捗に応じた柔軟な
              採用、人材配置、評価を実施するとともに、管理業務のDXを進め、そ
              のスキル・経験を事業開発に適宜フィードバック

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                                                    THE   ROAD   TO   2025   65
       自律分散社会に向けた「組織」の考え方

                     N e w N o r m a l 時代の新しい働き方を実現する
                       オフィス移転プロジェクトを今秋より始動

                 リモート勤務                           スモールオフィス、
                                                  サテライトオフィス
            個人の特性、価値観、家庭事
                                                 オフィスはリアルコミュニケ


                                 生産性
            情等により柔軟な対応
                                                 ーション醸成の場と位置付け




                 フレックスタイム、
                 時短勤務            向上               多様な採用形態
                                                  副業承認
             コアタイムの在り方を再定義                       正社員、契約社員、パートタ
                                                 イム、業務委託の垣根を低く



                ジョブ型及び成果         業務のDX化とコア        完全ペーパーレス
                重視の評価            業務以外の外注化        電子サイン、契約書・各種証
             タスク(職務)の目標達成度を     効率性追求、情報の透明性、属   明書・証票等のデジタル化、
             ベースとした報酬           人化防止、事業開発にも貢献    クラウド化



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                                                 THE   ROAD   TO   2025   66
       オウンドメディア

          グループの様々な出来事や企業文化、働く仲間、
          マーケットレポートなどを発信
               社内情報の対外発信、従業員間のつながり構築
               効率的な採用促進のためのツール




                     https://meet.metaps.com /

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                                           THE   ROAD   TO   2025   67
       事業開発とのコラボレーション

         メタップスグループが提供する様々なDX支援サービスの
         実証実験を実施。また、業務のデジタル化に必要な管理系
         SaaSを内製化し、将来的に対外リリースも検討
              グループサービスを積極的に利用・検証し、事業部にリアルタイムにフィードバック
              SaaSの利用を推奨する一方で、自社で開発出来るものは内製化




           クラウド人材管理ツール「silsil     予実管理ツール「Odessa(オデッ
           (シルシル)」を開発。グルー         サ)」を開発。グループ内で2018
           プ内で2020年6月から利用開始       年4月から利用開始
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                     財務企画戦略




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                                        THE   ROAD   TO   2025   69
       財務方針

                     財務指標のモニタリング
             現在モニタリング指標に使っている①DEレシオ、②自己資本比率に加え、
             ③調整後手元流動性比率の3つの指標をコントロールすることで、財務
             の健全性を測る(次頁詳細)


                     資金調達手段
             上記3つの財務指標を基準とし、デットとエクイティの両面で資金調達
             を検討。ただし、M&Aに必要な資金調達は、対象会社の財務状況を含め
             た買収後の連結財務指標を鑑み都度検討


                     予実管理とKPI管理の徹底
             従来の予実管理に加え、1人あたり粗利・営業利益・販管費、ROI等
             のKPIを事業毎により細かく可視化し、モニタリング体制を構築


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                                                     THE     ROAD   TO   2025   70
       財務指標
       経営効率を追求しつ     単位:百万円           2018年8月    2019年12月       2020年6月
       つ、安全性・健全性     現預金                 7,054       4,683           6,602
       にも留意するため、
       短期的にはDEレシオ    有利子負債               2,845       2,343           1,987
       は1.0倍以内を維持    総資産                22,686      20,884          23,154

                     自己資本(親会社持分)         7,787       4,899           5,908
       資本効率の高い経営
       が目指すものの、短     DEレシオ                0.37        0.48               0.34
       期的には成長投資を
                     自己資本比率             34.3%       23.5%           25.5%
       行うため、自己資本
       比率は20%超を維持    営業債権等               6,193       9,752          10,277

                     営業債務等               7,520      11,130          11,954
       非常事態においても
       安定した事業運営を     調整後手元流動性 *1         5,727       3,305           4,925
       継続できる様に、調     販管費(減価償却除く)         4,673       7,019           1,969
       整後手元流動性比率
                     月平均販管費(減価償却除く)       389         439                328
       は12倍(販管費1年
       分)を維持         調整後手元流動性比率*2        14.71        7.53               15.0


                     *1 調整後手元流動性は、現預金+営業債権等-営業債務等
                     *2 調整後手元流動性比率は、調整後手元流動性÷月平均販管費(減価償却除く)


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                                       THE   ROAD   TO   2025   71
       企画方針


                     バリュエーション指標
             ストック型ビジネスはARR(年間定額収益)の成長、フロー型ビジネス
             は粗利の成長、全社では調整後EBITDAの黒字定着に注力(ARR:
             Annual Recurring Revenue)


                     資金調達手段
             既存新株予約権の行使促進を優先しつつも、事業シナジーが図れる
             大手企業との資本業務提携は積極的に模索し、安定株主を確保


                     M&A・投資方針
             フィンテック及びDX支援事業領域を中心に、ストック型ビジネスを展
             開する企業を対象に案件毎に検討



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                     サステナビリティ
                        経営




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                                                             THE   ROAD   TO   2025   73
       グループの事業活動とSDGs

                     包摂的かつ持続可能な経済成   企業とフリーランスや副業者のマッチングサービス「re:shine(リシャイ
                     長及びすべての人々の完全か   ン)」は、フリーランスの自由度の高い働き方と、正社員の信用、安定、保
                     つ生産的な雇用と働きがいの   証を受けられる”フリーランス型正社員”制度であり、高いレベルの経済生産
                                     性の達成や、労働者の権利保護、安全・安心な労働環境の促進に貢献
                     ある人間らしい雇用(ディー
                     セント・ワーク)を促進する
                     高レベルの経済成長性の達成


                     強靱(レジリエント)なイン   メタップスペイメントでは、決済サービスをフィンテックの流れの中で大きく
                     フラ構築、包摂的かつ持続可   進化させ、サブスク決済「会費ペイ」や給与即時払いサービス「CRIA」と
                     能な産業化の促進及びイノベ   いった新規サービスを提供し、既存の金融の枠組みに捉われず、顧客ニーズに
                                     応えた利便性の高いサービスを展開。これらの進化は、将来的に発展途上国に
                     ーションの推進を図る持続可   おける金融サービスやバリューチェーン及び市場統合へのアクセスを拡大する
                     能かつ強靱なビジネスインフ   ものと期待。メタップスアルファでは、ブロックチェーン技術を活用し、デジ
                     ラ構築             タルアイテム取引所という新しい取引形態を開発。メタップスワンでは、EC
                                     事業者に効率的な商品情報表示を行うデータフィード事業を展開しており、
                                     データの最適化を通して、ユーザーの求める・価値のある情報を提供




                     各国内及び各国間の不平等を   「pring」では送金アプリを提供しており、給与前払いサービスである「CRI
                     是正              A」とともに金融手数料の削減と金融包摂実現に寄与




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                                           THE   ROAD   TO   2025   74
       グループの事業活動を支える取組み 1

                        従業員の健康的な生活の確保と福祉の推進
                        不平等の是正、働きがい
                        自然と調和したライフスタイルの意識

              性別や年齢に関係なく活躍できる環境整備
              国籍や人種、性別などによらない公平な人材採用と登用
              通年の「ポテンシャル採用」
              正社員形態に拘らず、契約社員、パート、業務委託による採用、副業も可能
              正社員から業務委託、またはその反対への職系変更、退職者の再入社も可能
              フレックスタイム制、時短勤務、テレワークなど多様な働き方の許容
              年間を通じたビジネスカジュアル(クールビズ・ウォームビズ)の導入
              オフィスを誰もが何処でも働ける環境に移行中
              捺印、署名手続きを、電子サインサービスに切り替える方針を公表
              省資源、完全ペーパーレス化を推進

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                                          THE   ROAD   TO   2025   75
       グループの事業活動を支える取組み 2

                     平和で包摂的な社会を推進
                     非差別的な法規及び政策の推進、実施

              コーポレート・ガバナンスの充実
              取締役の過半数が社外取締役
              監査等委員会設置会社に移行
              内部通報制度を制定
              定期的に役員及び全従業員に対してコンプライアンス研修を実施
              リスク管理規程の整備、リスク管理委員会の設置
              反社会的勢力排除に向けた体制整備
              反社会的勢力の排除にかかる調査実施マニュアルの制定
              反社会的勢力との取引を断固拒絶


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                                               THE   ROAD   TO   2025   76
       DX及びフィンテックを取り巻く環境

                     政府主導で、2025年に向けてDXを後押し

                     DXを取り巻く環境        フィンテックを取り巻く環境
                経産省は、日本企業が「2025年の     日本は現金主義が根強く、キャッ
                崖」を乗り越えない限り、日本経済      シュレス決済比率は2015年で20%。
                は2025年~2030年にかけて12兆   「キャッシュレス先進国」の40~6
                円/年の経済損失を被ると指摘。象      0%と大きな差がある。政府は202
                徴的事例として、ERPのSAPが202   5年までにキャッシュレス比率を4
                7年にサポートを終了予定。政府は      0%に高める目標を掲げる。新型コ
                2021年~2025年を「DXファース   ロナウイルスの感染防止対策とし
                ト期間」と定め、レガシーシステム      ても、会計時の接触を減らす
                を刷新していくように提案          キャッシュレス決済を推奨

                政府はクラウド・バイ・デフォルト      労基法では、給与は直接払いが原
                原則を掲げ、府省庁でシステムを整      則で、銀行振込のみ例外で認めら
                備する際に、クラウドサービス利用      れている。政府はデジタル通貨で
                を優先して検討。政府がクラウド化      の給与支払いを可能にするペイ
                を積極的に進めることで、民間への      ロールカード解禁を検討し、法整
                波及効果大                 備を進める

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                                            THE   ROAD   TO   2025   77
       免責事項
          本資料の取り扱いについて




          この資料は、株式会社メタップス(以下、当社)の現状をご理解いただくことを目的として、当社
          が作成したものです。当資料に記載の内容は、一般的に認識されている経済・社会等の情勢および
          当社が合理的と判断した一定の前提に基づいて作成したものであり、経営環境の変化等の事由によ
          り、予告なしに変更する可能性があります。本資料は、現在における見込み、予測およびリスクを
          伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの記述とは異なる結果を招き得る不確実性を含んで
          おります。それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動
          といった一般的な国内および国際的な経済状況が含まれます。様々な要因の変化により実際の業績
          や結果とは大きく異なる可能性があることをご承知おきください。

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