[証券コード・6167 東証1部]
2020年3月期 第2四半期 決算説明資料
匠の技と信頼の輪
匠の技と信頼の輪
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目 次
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Ⅰ： 会社概要 2
Ⅱ： 当社の特長 6
Ⅲ： 2020年3月期 第2四半期 業績概要 14
Ⅳ： 2020年3月期 業績見通し 20
Ⅴ： 成長戦略（中期経営計画） 26
Ⅵ： 参考資料 40
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Ⅰ： 会社概要 2
Ⅱ： 当社の特長 6
Ⅲ： 2020年3月期 第2四半期 業績概要 14
Ⅳ： 2020年3月期 業績見通し 20
Ⅴ： 成長戦略（中期経営計画） 26
Ⅵ： 参考資料 40
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会社概要
会社概要
商号 ： 冨士ダイス株式会社 創業 ： 1949年6月
所在地 ： 東京都大田区下丸子2-17-10 設立 ： 1956年4月
資本金 ： 164百万円 事業目的 ： 超硬合金製の耐摩耗工具・金型の製造・販売
代表者 ： 代表取締役社長 西嶋 守男 従業員数 ： 1,145名（2019年3月期末、連結）
拠点 （2019年9月30日現在）
国内拠点 海外拠点
● 主要生産拠点 7ヶ所 ・5ヶ国
● 営業拠点 13ヶ所
中国
（上海）
郡山製造所 インド
（ハリヤーナー）
大阪工場 本社
タイ
営業拠点 （チョンブリ）
社屋
岡山製造所 2ヶ所
秦野工場
新和ダイス マレーシア
（ペナン）
営業拠点 インドネシア
熊本製造所 営業拠点兼生産拠点 （カラワン）
名古屋工場
（※インド休眠中）
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事業内容 製品区分
超硬合金製を中心とした工具・金型（耐摩耗工具）製造に特化
超硬製工具類 超硬製金型類
• ダイス、プラグ • 自動車部品製造用
• 溝付きプラグ • 製缶用
• 熱間圧延ロール • 電池関連用 等
• 超高圧発生用工具 等
28.0%
連結販売高
連結販売高
2019年3月期
2019年3月期
28.3%
その他の超硬製品 超硬以外
• 超硬合金素材 • 鋼製品
• KF2製品
• 半導体製造装置用部品 等
• セラミックス製品
21.7% • ダイヤモンド研削砥石
• FHR製品
• 銅タン
連結販売高 • NFメタル
2019年3月期 連結販売高
2019年3月期 • 引抜鋼管 等
22.0％
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様々な製品の製造工程に用いられる
お客様の製造工程における生産性（加工速度や精度）向上に直結する
超高精度の工具・金型を提供
お客様の
当社工具・金型 最終製品例
飲料缶 携帯電話・スマートフォン 光学機器
ダイス・プラグ 冷間鍛造用金型
輸送用機械
家電製品
製缶工具 絞り加工用金型
燃料電池 医療用機器 航空機
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Ⅰ： 会社概要 2
Ⅱ： 当社の特長 6
Ⅲ： 2020年3月期 第2四半期 業績概要 14
Ⅳ： 2020年3月期 業績見通し 20
Ⅴ： 成長戦略（中期経営計画） 26
Ⅵ： 参考資料 40
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当社の特長 ハイライト
POINT1
超硬耐摩耗工具業界で長期に亘り国内トップ
受注生産・直販体制、全国をカバーするネットワーク
POINT2
取引先は約3千社、業種も多岐に亘る
POINT3
一貫生産体制により様々なオーダーに柔軟に対応
POINT4
開発力-生産技術力-営業力が競争力の源泉
POINT5
堅固な財務基盤
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POINT1
耐摩耗工具専業国内トップメーカー
国内超硬耐摩耗工具業界で当社は長期に亘り、トップシェアを堅持
少量多品種の高付加価値製品の販売が主で、販売価格は安定して推移
超硬耐摩耗工具・国内出荷額シェアの推移 製品の平均単価の推移
当社
• 完成品の割合が高い
単
価 ×3～4
業界平均
• 素材売りの割合が高い
（年度）
出所：日本機械工具工業会
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POINT2
全国をカバーするネットワーク
業界最大の約100名の営業員による直接販売網を構築
メンテナンス（修理・再研磨）により高いリピート率を実現
拠点網 （2019年9月30日現在） 顧客との強固なネットワーク
リレーションを強化することにより、顧客の
主要生産拠点 7ヶ所 要望に対しタイムリーに対応
郡山、秦野、名古屋、大阪、岡山
熊本、新和ダイス（山梨）
顧客の生産効率アップに繋がる提案が可能
営業拠点 13ヶ所
郡山、埼玉、秦野、栃木、東京
当社
岡山、大阪、名古屋、北陸
熊本、北九州、本社（輸出部） 営業
冨士シャフト（福島） 営業拠点 顧客工場
問い合わせ
指示
●
●
●
製品
● 修理・メンテナンス
● ●
●
生産拠点
● ●
● ● ●
●
●● ●
●
●
●
顧客ニーズ
製品自体の耐摩耗性や精度の高さ
※2019年8月に門司営業所を移転し、北九州営業所として業務開始 設計思想や生産体制に合った製品
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POINT2
受注生産・直販体制、取引先は約3千社に上る
少量多品種の顧客毎のカスタムメイドの受注生産・直接販売を行う
取引社数は約3千社、業種も幅広い
特定の系列に属さない独立系のため様々な業界、企業と取引が可能
事業フロー 顧客産業分類別売上構成比率
金型・工具
製品
向け素材 輸送用機械
15.7％ 20.7%
ア
￥ ッ
セ その他
部 製品
原料
品 ン 7.5％
ブ 単体ベース
商 当 メ
リ 電機・ （2019年3月期） 鉄鋼
社 社 ー
￥
カ
￥
ー 電子部品 18.7％
ー メ 10.1％
素 ー
製品 材 製品 カ 生産・
メ ー 業務用機械 非鉄金属・
ー 12.2％ 金属製品
￥ カ ￥ 15.1％
ー
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POINT3
一貫生産体制により様々なオーダーに対応
設計から原料粉末の調製、焼結、機械加工、製品検査まで一貫した受注生産体制
高度な粉末冶金技術と加工技術
様々なオーダーに対し柔軟に対応が可能（多品種・少量生産）
調粉 冶金
受注設計 原料 造粒 成形 焼結
（検査・調製・粉砕・混合）
製造
HIP 超硬合金素材 加工 検査 包装
（熱間静水圧プレス）
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POINT4
開発力－生産技術力－営業力が競争力の源泉
開発力、生産技術力、営業力が相まって、高い競争力を創出
営業力
耐摩耗工具に特化 全国をカバーする
一貫生産体制 直販体制
ノウハウが蓄積 高い競争力
幅広い業種の
顧客獲得
生産
¥¥
技術力 開発力
熟練した技能者集団と 高度な粉末冶金技術
最新鋭の加工設備 豊富な素材開発実績
いつでも、どこでも、
何でも間に合う
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POINT5
堅固な財務基盤
創業以来現在に至るまで黒字経営を継続し、高い自己資本比率を維持
手元資金も潤沢
純資産・自己資本比率推移 ネットキャッシュ残高・フリーCF推移
（百万円）
※ネットキャッシュ＝
（現預金＋有価証券）－（短期借入金＋1年内返済予定の長期借入金＋長期借入金）
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Ⅰ： 会社概要 2
Ⅱ： 当社の特長 6
Ⅲ： 2020年3月期 第2四半期 業績概要 14
Ⅳ： 2020年3月期 業績見通し 20
Ⅴ： 成長戦略（中期経営計画） 26
Ⅵ： 参考資料 40
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2020年3月期・第2四半期累計期間の総括
連結売上高 8,885 百万円 （前年同期比 97.4％）
連結経常利益 601 百万円 （前年同期比 78.4％）
売上高は超硬製金型類は前年同期比で増収となるも超硬製工具類が減収、その他
の超硬および超硬以外の製品も苦戦し、全体としては前年同期を下回った。
利益面では、売上高減少の影響が大きく減益となった。
製品別では、熱間圧延ロールや超高圧発生用工具、自動車部品生産用金型や光学
素子成形用金型が堅調に推移したが、半導体生産用やスマートフォン部品生産用
の超硬金型素材、混錬工具、引抜鋼管などが低調だった。
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2020年3月期・第2四半期までの事業環境
鉱工業生産指数は緩やかな上昇傾向が続くも、超硬耐摩耗工具出荷額は2019年
4-6月期から 前年同期比で減少に転じた
海外売上高はアジア地域の景気低迷により減少
下半期の売上回復に努める
超硬工具出荷額推移 海外売上高・海外売上高比率推移
（単位：百万円）
超硬耐摩耗工具出荷額（前年同期比） 海外売上高：■アジア ■その他
鉱工業生産指数（季節調整済み）（2015年＝100） 17. %
0
16.4%
15.9%
16. %
0
14.7% 14.9%
150.
0
15. %
0
140.
0
130.
0
2, 00
0
14. %
0
120.
0
103.2 103.2 104.4 103.5 104.3 103.6 105.0 102.4 103.0 102.5
1,492
1, 00
8
1,402
110.
0
1,327
13. %
0
1, 00
6
1,217
100.
0
102.5 101.4
107.8 106.0 107.9 105.5 225
101.1 100.8 97.1
90.
0 1, 00
4
80.
0
93.8
12. %
0
199 142
142
1, 00
2
70.
0
1, 00
0
11. %
0
60.
0
800
50.
0
10. %
0
1,203 1,267 1,185
1,075
40.
0
600
30.
0
400
20.
0
200
10.
0
0.
0 0
4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計
2017年 2018年 2019年
出所：日本機械工具工業会 『超硬工具統計』
経済産業省 『鉱工業指数』
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●顧客産業分類別状況（単体ベース、売上高）
（単位は全て億円）
輸送用機械 鉄鋼 非鉄金属・金属製品
20 20 20
16.9
16.7
15.7 16.0 15.5
16 16
13.7
14.7 16
13.3
12.7 12.8 12.4
11.7
12 12 12
8 8 8
4 4 4
0 0 0
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計
2Ｑ累計 2Ｑ累計 2Ｑ累計 2Ｑ累計
生産・業務用機械 電機・電子部品 金型・工具向け素材
20 20 20
16 16 16
12.6 12.8
11.7 11.7 11.3
12 12 12
9.7
9.2 8.8
8.7 8.2
7.8 7.8
8 8 8
4 4 4
0 0 0
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計
2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計
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連結損益計算書 （前年同期比）
（単位：百万円、下段は構成比） 主な増減要因
2020年3月期 第2四半期累計 ▷売上高
2019年3月期
第2四半期累計 •超硬製工具類：
前年同期比 増収：熱間圧延ロール、超高圧発生用
工具
9,122 8,885 減収：混錬工具や溝付きロール、冷間
売上高 （100.0%）
97.4％
（100.0%） フォーミングロール
2,567 2,547
超硬製工具類 99.2％ •超硬製金型類：
（28.1%） （28.7%）
増収：自動車部品生産用金型、光学
2,076 2,399 素子成形用金型、電池関連金型
超硬製金型類 （27.0%）
115.6％
（22.8%）
•その他の超硬製品：
2,063 1,929 増収：自動車部品生産用の超硬金型
その他の超硬製品 93.5％
（22.6%） （21.7%） 素材
2,415 2,009 減収：半導体生産用、スマートフォン
超硬以外 83.2％ 部品生産用の超硬金型素材
（26.5%） （22.6%）
2,305 2,045 •超硬以外：
売上総利益 88.7％
（25.3%） （23.0%） 減収：鋼製の半導体用樹脂等の生産
工具、ＫＦ2製の混錬工具、
1,600 1,549 引抜鋼管、ダイヤモンド研削
販管費 96.9％
（17.5%） （17.4%） 砥石
705 495
営業利益 70.3％ ▷営業利益
（7.7%） （5.6%）
売上減に加えて、前期からの原材料費
767 601 高騰の影響により大きく減益。
経常利益 78.4％
（8.4%） （6.8%）
親会社株主に帰属 555 416
75.0％
する四半期純利益 （6.1%） （4.7%）
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連結貸借対照表サマリー
（単位：百万円、下段は構成比）
2019年9月期末 主な増減要因
2019年3月期末
前期末比増減 ▷流動資産
現金及び預金 ▲518
14,103 13,071 受取手形及び売掛金 ▲212
流動資産 ▲1,031
（54.8%） （53.3%） 電子記録債権 ▲143
11,649 11,431
固定資産 ▲217 ▷固定資産
（45.2%） （46.7%）
建物及び構築物 ▲96
25,752 24,503 機械装置及び運搬具 ▲80
資産合計 ▲1,249
（100.0%） （100.0%）
▷流動負債
5,229 4,021
流動負債 ▲1,207 支払手形及び買掛金 ▲485
（20.3%） （16.4%）
未払金 ▲488
未払費用 ▲503
1,774 1,790
固定負債 ＋16
（6.9%） （7.3%）
▷純資産
7,003 5,812 利益剰余金 ▲63
負債合計 （23.7%）
▲1,191
（27.2%）
18,749 18,690
純資産合計 ▲58
（72.8%） （76.3%）
25,752 24,503
負債・純資産合計 ▲1,249
（100.0%） （100.0%）
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Ⅰ： 会社概要 2
Ⅱ： 当社の特長 6
Ⅲ： 2020年3月期 第2四半期 業績概要 14
Ⅳ： 2020年3月期 業績見通し 20
Ⅴ： 成長戦略（中期経営計画） 26
Ⅵ： 参考資料 40
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連結業績計画
前期からの需要増に対応した要員拡充に伴う人件費の増加、設備機器の老朽代替
費の増加、原材料費の高騰によるコスト増を見込む。
営業利益は前年比で減益となるものの売上高、親会社株主に帰属する当期純利益
では、前年比で増収増益の見通し。 （単位：百万円、下段は構成比）
2020年3月期
2019年3月期
計画 前期比
18,356 18,700
売上高 101.9％
（100.0%） （100.0%）
1,272 1,230
営業利益 96.7％
（6.9%） （6.6%）
1,348 1,390
経常利益 103.0％
（7.3%） （7.4%）
親会社株主に帰属する 950 990
104.1％
当期純利益 （5.2%） （5.3%）
設備投資（※1） 1,436 1,004 69.9％
減価償却費 1,098 1,151 104.8%
※1：有形固定資産分のみ Copyright © Fuji Die Co., Ltd. All Rights Reserved. 21
顧客 主要産業分類別状況-1（単体ベース、売上高）
輸送用機械 生産・業務用機械
（単位：億円） （単位：億円）
33.1 34.0 35.3
35 31.5 35
29.7
30 30
25 25 20.5
19.5 20.0
20 17.7 17.7
20
15 15
10 10
5 5
0 0
2015 2016 2017 2018 2019 2015 2016 2017 2018 2019
計画 計画
＜2019年度＞ ＜2019年度＞
増加の見込み 微増の見込み
・環境対策車および次世代自動車向けの部品成形用 ・高圧関連工具が増加
金型の受注が堅調 ・光学機器用金型は微増
・半導体製造装置向け部品は減少
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顧客 主要産業分類別状況-2（単体ベース、売上高）
鉄鋼 非鉄金属・金属製品
（単位：億円） （単位：億円）
35 31.4 35
30.8
28.3 30
30 25.6 26.8 24.8 25.1 25.0 24.8 25.5
25 25
20 20
15 15
10 10
5 5
0 0
2015 2016 2017 2018 2019 2015 2016 2017 2018 2019
計画 計画
＜2019年度＞ ＜2019年度＞
微増の見込み 微増の見込み
・国内外高炉メーカー向け工具が横展開により増加 ・主力製品のひとつである飲料缶の成形金型は微増
・家電向け非鉄金属加工用工具は微減
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顧客 主要産業分類別状況-3（単体ベース、売上高）
電機・電子部品 金型・工具向け素材
（単位：億円） （単位：億円）
35 35
30 30 25.5 25.9 26.7
22.9 23.9
25 25
20 17.7 16.7 17.2 20
14.9 15.6
15 15
10 10
5 5
0 0
2015 2016 2017 2018 2019 2015 2016 2017 2018 2019
計画 計画
＜2019年度＞ ＜2019年度＞
微増の見込み 全体としては微増の見込み
・磁石、電池向け金型は前期比微増 ・次世代自動車向け工具素材の拡販を進め前期比増
・半導体素材の成形工具は前期並みを予想 ・超硬素材は米中貿易摩擦の影響で、半導体向けを
中心に減少を予測するが、価格改定を進めており
全体では微増を目指す
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株主還元方針
連結配当性向を50％を目処に適切な利益配分を実施
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Ⅰ： 会社概要 2
Ⅱ： 当社の特長 6
Ⅲ： 2020年3月期 第2四半期 業績概要 14
Ⅳ： 2020年3月期 業績見通し 20
Ⅴ： 成長戦略（中期経営計画） 26
Ⅵ： 参考資料 40
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成長戦略（中期経営計画：2018-2020年）
－ 事業環境見通しと対処すべき課題 －
持続的な成長に向けた、当社を取り巻く事業環境見通しと対処すべき課題
事業環境見通し 対処すべき課題
当社の事業経営に大きな影響を 需要増に対応する生産体制の整備
およぼす可能性のある因子 将来の社会変化への準備
• 次世代自動車への転換 • 供給能力の向上
• 原材料（レアメタル）の価格上昇 • 価格競争力の向上
• ラグビーW杯、東京五輪に向けた各種 • 生産効率の改善（IoT/AIの効果的活用）
需要の盛り上がり（家電・カメラ、建 • 原材料の安定調達（量、価格）
設需要等） • 変化する市場環境への対応（素材開発、
• 環境負荷の低減要請の高まり 精密加工）
• IoT/AI社会の到来・浸透 • 人材の確保
• 日本の人口減少 • 2020五輪後の持続的成長の種まき
• 中国・アセアン各国の経済成長
成長力 市場対応 海外展開 製品技術
収益力 開発力
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成長戦略（中期経営計画） 重要施策
～基本コンセプト～
受注増への対応と、将来の社会変化への準備
1 成長力・収益力の強化 2 顧客ﾆｰｽﾞの変化への柔軟な対応
顧客要望に応える為、供給能力の増強に取り組 市場動向に即したソリューション提供による
み売上高増加を図る 顧客の主要サプライヤーを目指す
•人員の増強 • 自動車産業の転換に対応した組織的な情報収集
•冶金工場の拡充と生産設備の増設 （ワーキンググループ設置・運用等）
•工場・設備の集約 • 営業部門と生産部門の円滑な情報共有
•生産設備の自動化や改善活動 • 効果的な設備投資
（外部機関との連携含）による効率改善 • 市場規模に応じた人員配置
•改善活動、技術開発等による製造原価低減 • 開発ｾﾝﾀｰを活用した積極的な試作品投入
•不採算製品の見直し
•ITの活用による業務効率向上
3 海外事業の加速 4 新製品開発・新技術開発
海外子会社、輸出の両輪での売上拡大を目指す 新製品・新技術の開発をスピードアップ
• アジア地域における売上増加 • 市場調査・分析から開発、製品化、生産移管
（高付加価値製品の拡販、非日系顧客の開拓） まで一貫で進める体制構築
• ローカル人材の早期戦力化・定着 • 生産方式の革新を目指し、製造原価低減、設
• 海外子会社の経営管理の充実 備ツール選定、加工方式、内製による設備開
発の推進体制を整備
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1 成長力・収益力の強化
生産体制・生産品種の最適化
IT化による各種情報の一元化
生産の自動化や省人化などの生産工程の効率化
《生産部門の施策》
生産効率10％以上の改善施策
▼主な施策 IT（情報技術）と生産体制構築による生産効率向上
Step 1 Step 2 Step 3
・工程管理システム ・生産情報の一元管理 ・IoT技術の導入による
IT関連
による生産日程の （図面・加工データ） 生産計画の最適化
最適化
・自動化、省人化
・生産体制再構築 ライン配置 ・自動化ラインの横展開
生産関連 （生産効率化・ ①：検査自動化ライン ・工場集約
環境対応） ②：MCライン ・子会社対応の拡大
③：異工程連動 他
※Step1・Step2並行展開
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1 成長力・収益力の強化
生産体制・生産品種の最適化
IT化による各種情報の一元化
生産の自動化や省人化などの生産工程の効率化
《生産部門の効率化への取り組み》-1
導入工程 時期 内 容 効 果 画 像
（作業時間・稼動）
●MCライン 2019 ｱｰﾑ付きﾛﾎﾞｯﾄ導入し、 2018年度比
（加工設備） 年度～ ｾｯﾄ治具を充実させ、 月稼働時間 199時間増
MC機の稼働時間向上 (2019年4-9月平均)
●製造加工ライン 2019 製造加工工程の個別 ・現状分析、改善点の
年度～ 効率改善の検証 抽出と改善効果試算
（外部コンサルタント
の支援導入） ・改善活動計画を策定
⇒ 下半期に改善活動
実施
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1 成長力・収益力の強化
生産体制・生産品種の最適化
IT化による各種情報の一元化
生産の自動化や省人化などの生産工程の効率化
《生産部門の効率化への取り組み》-2
導入工程 時期 内 容 効 果 画 像
（作業時間・稼動）
2017年度比
●作図工程 2018 生産部門CADデータ等を 35％ 作業時間削減
年度～ 共有して重複作業を削減 (熊本製造所)
他事業所での展開を試算し、
効果が期待できる事を確認
⇒ 国内展開を検討
自動車部品の高精度金型 2018年度比
●高精度加工工程 2019 の受注拡大に向けた開発 売上金額増加 198％
年度～ ・試作と性能評価 *対象製品での効果
・量産化への課題抽出 （熊本製造所）
・試作品の客先評価良好
・金型超硬化に向けた加工
条件の確立
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2 顧客ニーズの変化への柔軟な対応
既存重点市場の維持拡販を行いつつ、成長分野の主要ｻﾌﾟﾗｲﾔｰを目指す
既存重点市場の維持拡販 営業力の強化
• 半導体関連、缶器、熱間圧延ロール、自動車部品 1. 営業部門の再編
金型、ステアリング工具、レンズ金型などを重点 ・地域の市場規模に応じた人員配置
市場と定め、既存顧客の深堀、同業への横展開を *名古屋営業所の移転：2018年6月
含め、維持拡販を図る *北九州営業所の移転：2019年8月
• 超硬合金の性能の高さ（硬度、製品寿命、変形しに 2. ｿﾘｭｰｼｮﾝ営業の強化
くさ等）を改めて訴求し、従来特殊鋼が用いられて ・顧客の新製品立上げ支援
いた工程で超硬合金製の工具・金型への転換を提案 （製品開発初期からの協業、積極的な試作品投入）
し、新規案件を開拓
3.営業員の能力開発
・階層別教育の拡充（外部講習、e-ﾗｰﾆﾝｸﾞ等）
・ﾀﾚﾝﾄﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄｼｽﾃﾑ導入による個の力量把握と向上支援
4. IT利活用による一層の業務効率改善
・SFA（営業支援ｼｽﾃﾑ）やﾓﾊﾞｲﾙの高度利用による
緊密なｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝと顧客/技術ﾅﾚｯｼﾞの共有化の促進
・社内の各種文書のﾃﾞｼﾞﾀﾙ化推進
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2 顧客ニーズの変化への柔軟な対応
高精度・高精密が求められ、当社が優位な製品分野で更なる拡販
次世代自動車 高圧発生装置 光学機器
成形 加工 成形
ＨＶ・PHV 人工ダイヤモンド・
アルミ、鉄 ＦＣＶ・EVなど カーボン材料 レンズ材料 カメラ等の
新素材開発 レンズ
冷間鍛造金型 成形用金型
抜き・絞り金型他 高圧用工具
次世代自動車向けモーター、電池等、 カメラの生産台数は減少傾向も大径
自動車/航空宇宙向け切削工具の需要
従来から取り組んでいる製品は、採用 レンズの需要拡大見込み（コア客、
増加見込みにより、人工ダイヤモンド、
される車種増加に伴い増加を見込む 五輪等のスポーツイベント開催）
CBN（窒化ホウ素：研磨剤）生産用の
高圧発生装置用工具が需要拡大見込み
2019年度は燃料電池車向け金型の 中国他、新興国向けセキュリティ用途
量産化により売上増が見込まれる 拡大に伴う売上金額の増加
12 次世代自動車売上高（兆円/年） ダイヤ＆CBN工具生産高（億円/年） レンズ交換式カメラ生産台数（百万台/年）
10 450 15
8
10
6
350
4
5
2
0 250 0
2015 2016 2017 2018 2019 2015 2016 2017 2018 2019 2015 2016 2017 2018 2019
推計 (当社推計) (当社推計)
※出所：㈱ＳＧ総研データを元に当社加工 ※出所：日本機械工具工業会 ※出所：カメラ映像機器工業会
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3 海外事業の加速
2018年10月1日付で海外事業管理部を新設。
海外展開の強化、更なる売上拡大を図る。
ヨーロッパ 輸出部 北米
ASEAN・東アジア・インド 韓国
・未進出の国や新規市場へ、日本からの
富士模具（上海） 輸出拡大に対応
台湾
中米
Fujilloy Thailand
海外事業管理部
Fujilloy Malaysia
・海外子会社4拠点の経営強化と拡大計画
Fujilloy Indonesia の支援に注力
・海外全体の売上拡大に向けた事業戦略と
マーケティング計画を策定
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3 海外事業の加速
海外子会社、輸出の両輪での売上拡大を目指す
海外売上高および海外売上高比率の推移
Fujilloy Malaysia (FMS)
本社からの輸出販売をサポートする販売拠点のため、法人
百万円 としての売上計上額は少ない。電子半導体向け販売が中心。
3,500 ＜対応＞
●ベトナム、フィリピンへの新規拡販。
3,200
3,001
2,935 富士模具・上海 (FSC）
3,000
販売拠点。電子半導体/自動車部品メーカ－を主要顧客とする。
＜対応＞
2,480 2,471 ●好調な光学部品メーカ向けの新規拡販。
2,500 2,289
●更なる営業力強化に向けた現地営業増員。
Fujilloy Indonesia (FIC)
2,000 製造販売拠点。自動車及び二輪車の部品メーカ-や電池メ－カ
－を主要顧客とする。
＜対応＞
●自動車部品メーカ－を中心に新規拡販。
1,500 ●生産能力の増強及び経営管理の充実による収益性の改善。
1,000 Fujilloy Thailand (FTC)
製造販売拠点。自動車部品メーカーや鋼管、銅管メ－カ－を
主要顧客とする。
＜対応＞
500 ●営業増員し、主に自動車部品メーカ－に新規拡販中。
●複雑形状製品、高付加価値製品の更なる生産能力向上。
0 本社輸出部
2014 2015 2016 2017 2018 2019 欧米や台湾など、当社海外法人がない国へ日本から直接輸出を
行なう。
予測 ＜対応＞
輸出部 FTC FIC FSC FMS ●台湾への新規拡販の強化と既存顧客への満足度の維持向上。
海外売上高比率：
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新製品開発・新技術開発
4
－ 中長期的成長に向けた研究開発の方向性 －
粉末冶金技術を駆使した新材料の研究開発を強化し、耐摩耗工具以外へ進出
超精密加工技術を用いて研究開発を進展させ、新しい産業分野を開拓
微細加工
医療・コスメ機器向け金型
次世代自動車部品向け金型
加 超
工 硬
精 赤外線レンズ用金型 合
度 金
以
航空・宇宙向け切削工具用素材及び部品 外
の
素
ヒートシンク・触媒 材
従来の主力事業領域
素材
鋼・セラミックス・FHR・KF2・
超硬合金 銅タン・NFメタル
新素材
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4 新製品開発・新技術開発
新製品・新技術の開発強化
販売時期(予定)
分 野 概 要 素 材 優位性 進捗状況
2018年 2019年 2020年
①モーター用抜き金型 ①超硬合金 ①材料技術 ①販売開始
②車載電池用金型 ②超硬合金 ②加工技術 ②販売中
次世代自動車
③過給器用機械部品 ③複合材料 ③材料技術 ③ｻﾝﾌﾟﾙ出荷
(特許出願)
④電池部品用高精度金型 ④超硬合金 ④加工技術 ④技術確立中
①航空機エンジンタービン ①ｾﾗﾐｯｸｽ ①材料技術 ①販売中
加工向け工具 (特許取得)
航空・宇宙
②複合材料 ②材料技術 ②性能評価中
②燃料ポンプ用摺動材 (特許取得)
①分析マイクロチップ用金型 ①超硬合金 ①加工技術 ①ｻﾝﾌﾟﾙ出荷
（μ-流路）
医療・化粧品
②ドラッグデリバリーシステム ②複合材料 ②加工技術 ②性能評価中
用金型
①複合材料 ①材料技術 ①ｻﾝﾌﾟﾙ出荷
①半導体向け高熱伝導用素材
環境・ (特許取得)
エネルギー ②新物質 ②材料技術 ②ｻﾝﾌﾟﾙ準備了
②高圧合成法を用いた触媒
(特許取得)
①材料技術
①高熱膨張レンズ用金型 ①複合材料 ①販売中
(特許取得)
②材料技術
その他 ②高圧発生装置用素材 ②超硬合金 ②販売中
(特許取得)
③材料技術
③超硬3Ｄ造形素材（新規） ③超硬合金 ③技術確立中
(特許出願)
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4 新製品開発・新技術開発
下記製品・技術を顧客企業と協働で開発中
●ドラッグデリバリーシステム（DDS）用金型の開発
技術・製品の特長 期待効果・用途例
DDS用金型では薬剤量の制御 医療分野
（放出量、持続時間）が重要 ⇒ 皮膚・粘膜から薬吸収（経皮投与）
経皮吸収を促進させるため、極小針 的確な薬効と投与量の減量が期待できる
で皮膚に穴をあけるマイクロニード
ル技術が必要（微細加工、ナノイン 適用拡大が期待できる（化粧品他）
ニードルアレイ金型 プリント等の製造技術）
（非鉄合金）
ニードル間のピッチ精度1μm
●マイクロレンズアレイ用金型の開発
技術・製品の特長 期待効果・用途例
微小なレンズエレメントを複数配置 光利用の効率向上、集光、光拡散を
制御する機能を有する
アレイ間のピッチ精度1μm
光通信、プロジェクター、レーザー光、
複数レンズの形状精度1μm 照明等の光学系用途に使用される
●大容量5Ｇ通信にも適用可能
レンズアレイ金型
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中期経営計画（2018－2020）数値目標
2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
（実績） （実績） （計画） （計画）
連結売上高 179億円 183億円 187億円 190億円
経常利益率 8.1％ 7.3％ 7.4％ 7.5％
（経常利益） （14.7億円） （13.4億円） （13.9億円） （14.3億円）
当期純利益 9.3億円 9.5億円 9.9億円 10.4億円
ＲＯＥ 5.1％ 5.1％ 5.2％ 5.3％
株主還元について
経営成績及び財政状態を勘案した上で、配当性向50％を目処に利益還元を行ってまいります。
上記方針に基づき、2019年度は一株あたり25円、2020年度は一株あたり26円の配当を計画
しております。
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page
Ⅰ： 会社概要 2
Ⅱ： 当社の特長 6
Ⅲ： 2020年3月期 第2四半期 業績概要 14
Ⅳ： 2020年3月期 業績見通し 20
Ⅴ： 成長戦略（中期経営計画） 26
Ⅵ： 参考資料 40
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企業理念・大切にする価値観・長期ビジョン
企業理念
○事業を通じて広く社会に貢献し、幸せな人を育てる
○人間尊重、人間中心の経営
基本的な考え方 （私たちが大切にする価値観）
○報恩感謝
○和
○創造と革新
○誠実
○質実剛健
長期ビジョン
○世界のものづくり界のリーディングカンパニー
○品性ある企業グループ並びに企業人
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主な沿革
2016年11月
熊本製造所を
建て替え
1953年12月
東京工場建設
1975 1978 1982 1987 1991 1993 2000 2003 2007 2009 2018年度
創業期 拡大期 安定成長期
（注）2012年度以降は連結 Copyright © Fuji Die Co., Ltd. All Rights Reserved. 42
耐摩耗工具とは？（ダイスとプラグ）
超高精度の金属加工（塑性加工）を実現する工具・金型
モノ作りのコアな工程における、生産性に直結する重要な部材
最適な工具・金型選びが、加工速度、精度に大きく影響
代表的な耐摩耗工具 ダイス・プラグ
ダイス・プラグは多くの製品の製造に用いられる
大型
油井管（石油、天然ガス 産業機械用リニア
掘削プラント用配管） 半導体製造装置用部品
プラグ
パイプの内径を決める工具
ダイス
丸型 異型
線材、棒、パイプ等の外径を
決める工具
【ダイス・プラグの使用例】
注射針 金、白金電気接点
ダイス （電子部品、点火プラグ）
パイプ 引き抜く
小型
当社は単純形状から複雑形状、超小型から大型まで
パイプの内外径を 対応可能な技術力・設備を有しており
プラグ 調整している 国内トップシェアを誇る
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耐摩耗工具とは？
超高精度の金属加工（塑性加工）を実現する工具・金型
モノ作りのコアな工程における、生産性に直結する重要な部材
最適な工具・金型選びが、加工速度、精度に大きく影響
飲料缶の製造工程（軽量化・薄肉化・小型化に貢献） 自動車部品の製造に多く用いられる
①板材からせん断 ②側面をしごき加工 エンジン ステアリング シートベルト
トランスミッション 保安部品
• 冷間鍛造金型
• 板金用金型 • 板金用金型 • 冷間鍛造金型
• 抜き・絞り金型 • 板金用金型
• 圧粉成形金型 • 圧粉成形金型
パンチスリーブ
• アルミ鋳造金型
ブランキングダイ
• 冷間鍛造金型
アイアニングダイ
④高さを揃える
サスペンション
③底面部分を成形
マフラー
• ダイス、プラグ
• スピニング成形工具
• 曲げ金型
ドーミングダイ
ラジエーター クリーンエネルギー タイヤ・ホイール
システム
• 押出ダイス • フォーミングロール
⑤開口部分を成形 • 抜き・絞り金型
表面の凸凹を安定 • 転造工具 • バーリングパンチ
• 圧粉成形用金型
的に表現するには
高度な技術が要求 • カッター刃 • 引抜ダイス
される • カッター刃
ネッキングダイ
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耐摩耗工具とは？
超高精度の金属加工（塑性加工）を実現する工具・金型
モノ作りのコアな工程における、生産性に直結する重要な部材
最適な工具・金型選びが、加工速度、精度に大きく影響
半導体の製造工程にも用いられる
【後工程】
トリム＆
ウェーハの バーンイン
モールド フォーム
ダイシング （脚切り成型）
（温度電圧試験）
モールド工程で用いられる超硬合金製の金型及び工
ﾁｯﾌﾟとﾜｲﾔを 具（ポット、プランジャー、パンチ）などの素材を
ポット モールド樹脂 実装した基盤 提供 製品検査・
信頼性試験
チップの 金型
マウンティング
プランジャー
マーキング
混錬工具（混錬機用ｽｸﾘｭｰ）
ワイヤー
ボンディング
モールド工程に使用される樹脂を
リードフレーム製造用金型 混錬するためのKF2製の工具
の製造・販売を行う
完成
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工具業界 ポジショニングマップ（上場企業）
完成品
（付加価値大）
W 社
X 社 当 社
Y 社
切削工具 耐摩耗工具
（競合多） （競合少）
Z 社
※ 販売構成比の大小でプロット 素材
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（付加価値小）
業績の推移 1/3
売上高 経常利益
（百万円） （百万円）
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業績の推移 2/3
総資産 純資産
（百万円） （百万円）
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業績の推移 3/3
ROE
（％）
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2019年３月号 2019年5月16日 2019年9月11日
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