[証券コード・6167 東証一部]
2022年3月期 第2四半期
決算説明会
代表取締役社長 久保井 恒之
0
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アジェンダ
1. 会社概要 P2
2. 2022年3月期 第2四半期 業績概要 P10
3. 2022年3月期 業績見通し P16
4. 中期経営計画の進捗 P20
5. 参考資料 P29
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０１ 会社概要
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会社概要（2021年9月現在）
商号 冨士ダイス株式会社
所在地 東京都大田区下丸子二丁目17番10号
資本金 164百万円
代表者 代表取締役社長 久保井 恒之
創業 1949年6月
事業目的 超硬合金製の耐摩耗工具・金型の製造・販売
従業員数 1,139名（2021年3月期末時点、連結）
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主な沿革と売上高推移
1987年4月 2008年 2020年
熊本製造所建設 1990年 2003年 リーマンショック コロナ禍
ガラスレンズ タイ子会社設立
成形用金型の開発
1991年
ファインセラミックス
の開発
1982年5月
バインダーレス
超硬合金の開発
1982年5月
郡山製造所建設
1978年10月
岡山製造所建設 ガラスレンズ成形
用金型の受注増が
1975年 成長を牽引
HIP（熱間静水圧
プレス）導入
1954年3月
自社製の超硬合金の
焼結開始
創業期 拡大期 安定成長期
（注）2012年度以降は連結売上高
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冨士ダイスの企業理念・大切にする価値観・長期ビジョン
企業理念
○ 事業を通じて広く社会に貢献し、幸せな人を育てる
○ 人間尊重、人間中心の経営
企業理念
基本的な考え方 （私たちが大切にする価値観）
報恩感謝
和
長期ビジョン
創造と革新
誠実
質実剛健
私たちが大切にする価値観
長期ビジョン
1. 世界のものづくり界のリーディングカンパニー
2. 品性ある企業グループ並びに企業人
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拠点ネットワーク（国内）（2021年9月現在）
生産・営業拠点 5ヶ所
生産拠点 2ヶ所
営業拠点 7ヶ所
埼玉営業所
新和ダイス㈱
北陸営業所
冨士シャフト㈱
大阪営業所 郡山製造所・
郡山第二工場
岡山製造所 栃木営業所
北九州営業所 本社
東京営業所
海外事業管理部
秦野工場・
秦野第二工場
熊本製造所
名古屋工場
名古屋営業所
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拠点ネットワーク（海外）（2021年9月現在）
生産・営業拠点 2ヶ所
営業拠点 3ヶ所
富士模具貿易
(上海)有限公司
FUJILLOY INDIA
PRIVATE LIMITED
(休眠中)
FUJILLOY
(THAILAND)CO.,LTD.
FUJILLOY MALAYSIA SDN.BHD.
PT. FUJILLOY INDONESIA
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当社の特長 ハイライト
超硬耐摩耗工具市場でトップシェア 業界シェア
国内超硬耐摩耗工具業界では当社は長期に亘り、トップシェアを堅持
多品種少量の高付加価値製品の販売が主で、販売価格は安定して推移
30％以上
開発力-生産技術力-営業力が競争力の源泉
幅広い業種の顧客獲得 取引社数
高度な粉末冶金技術、豊富な素材開発実績 約3,000社
熟練した技術集団と最新鋭の加工設備
財務基盤：黒字経営を継続し、高い自己資本比率を維持 自己資本比率
ネットキャッシュ 6,512 百万円 79.4％
フリーキャッシュフロー 1,200 百万円 (2021年3月期末)
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事業内容
～強み～
超硬合金製を中心とした工具・金型（耐摩耗工具）製造 粉末冶金技術
超精密加工技術
【製品区分売上構成】 【顧客産業分類区分売上構成】
金型・工具向け素材 輸送用機械
超硬以外 超硬製工具類 16.1% 19.6%
24.2% 27.6%
その他
8.1%
連結ベース 単体ベース
2021年3月期 2021年3月期 鉄鋼
電機・電子部品
18.1%
10.4%
その他の超硬製品 超硬製金型類
24.3% 生産・業務用機械 非鉄金属・金属製品
23.9%
11.2% 16.5%
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０２
2022年3月期 第2四半期
業績概要
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2022年3月期 第2四半期までの事業環境
鉱工業生産指数 鉱工業生産指数
2021年7-9月期の自動車の生産減が大きく影響して低下
▲3.6
超硬耐摩耗工具出荷
(2021年4-6月と比較)
2021年7-9月期は4-6月期と比較して横ばいで推移
鉱工業生産と超硬耐摩耗工具出荷 指数推移
超硬耐摩耗工具出荷指数 （2015年＝100） 鉱工業生産指数（季節調整済み）（2015年＝100）
113.5
111.9
107.5
104.3 105.0
100.1 100.6
105.0
103.6 102.8 102.8
101.7 94.1
97.7
98.0 98.0 96.6
93.9 94.1 93.8
92.7
83.4 82.4
88.8
76.2
81.5
7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 4-6月 7-9月
2018年 2019年 2020年 2021年
出所：日本機械工具工業会 『超硬工具統計』
経済産業省 『鉱工業指数』
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2022年3月期 第2四半期 ハイライト
連結売上高 8,363 百万円 （前年同期比123.8％）
連結経常利益 716 百万円 （前年同期は▲122百万）
連結売上高、連結経常利益ともに前年同期の業績を上回った
自動車生産の回復により、冷間フォーミングロール、押出金型、棒鋼・線材用
ダイスの販売が堅調に推移
半導体需要の拡大が続いており、関連する金型・金型素材の販売が好調に推移
車載電池用金型の販売、自動車の電動化に伴う金型素材の販売が増加
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主要産業分類別状況（単体ベース、売上高）
主要産業分類別概況
半導体需要の拡大が続いており、関連する金型・金型素材の販売が好調に推移
車載電池用金型の販売が増加し、一部の自動車部品用金型の販売が低調に推移
（単位：億円）
輸送用機械 鉄鋼 非鉄金属・金属製品
20.0 20.0 20.0
16.0 16.7 16.9 15.5
13.9 13.7 14.7 13.4 12.8 12.4
11.0 11.7 11.7 11.2
9.9
10.0 10.0 10.0
0.0 0.0 0.0
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期
2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計
生産・業務用機械 電機・電子部品 金型・工具向け素材
20.0 20.0 20.0
11.7 12.6 12.8 12.2
11.3
9.2 9.7 8.8 9.3
7.3 7.7 8.2 7.8 8.3
10.0 10.0 10.0
6.0
0.0 0.0 0.0
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期
2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計
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連結損益計算書サマリー （前年同期比）
（単位：百万円）
2021年3月期 2022年3月期
前年同期比
第2四半期累計 第2四半期累計
売上高 6,755 8,363 123.8%
売上総利益 1,173 2,194 187.0%
販管費 1,402 1,516 108.1%
営業利益又は営業損失 ▲229 677 -
経常利益又は経常損失 ▲122 716 -
親会社株主に帰属する四半期純利益
▲83 505 -
又は四半期純損失
超硬製工具類 1,947 2,179 111.9%
超硬製金型類 1,661 1,987 119.6%
その他超硬製品 1,586 2,055 129.5%
超硬以外 1,559 2,140 137.3%
※ 下表は製品区分別の売上構成
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連結貸借対照表サマリー
（単位：百万円）
2021年3月期末 2021年9月期末 前期末比増減
流動資産 13,200 14,375 1,174
固定資産 10,533 10,246 ▲286
資産合計 23,733 24,621 887
流動負債 3,176 3,915 739
固定負債 1,717 1,734 16
負債合計 4,893 5,649 756
純資産合計 18,840 18,972 131
負債・純資産合計 23,733 24,621 887
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０３
2022年3月期 連結業績見通し
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連結業績計画
営業利益
通期業績予想を上方修正 829.2%
(2021年8月10日の適時開示より)
(前期比)
（単位：百万円、下段は構成比）
2022年3月期
2021年3月期
計画（8/10修正） 前期比
14,247 16,440
売上高 115.4%
（100.0%） （100.0%）
96 800
営業利益
（0.7%） （4.9%）
829.2%
300 850
経常利益 282.8%
（2.1%） （5.2%）
親会社株主に帰属する 468 540
115.2%
当期純利益 （3.3%） （3.3%）
設備投資（※1 有形固定資産分のみ） 321 1,311 408.1%
減価償却費 1,037 967 93.3%
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主要産業分類別状況（単体ベース、売上高）業績見通し（2022年3月期）
半導体需要の拡大が続いており、関連する金型・金型素材が好調に推移すると計画
自動車の電動化に伴う関連製品の販売や、海外向け金型素材の販売が増加する見込み
（単位：億円）
輸送用機械 鉄鋼 非鉄金属・金属製品
40.0 33.1 34.0 34.0 40.0 40.0
30.8 29.9
27.5 28.3 26.5
30.0 25.0 30.0 23.1 30.0 25.0 24.8
22.7 21.0 21.1
20.0 20.0 20.0
10.0 10.0 10.0
0.0 0.0 0.0
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期
計画 計画 計画
生産・業務用機械 電機・電子部品 金型・工具向け素材
40.0 40.0 40.0
30.0 30.0 30.0 25.5 25.9 24.0
22.9
19.5 20.0 21.4 17.7 16.7 17.5
20.6
20.0 14.3 14.9 20.0 14.6 13.3 20.0
10.0 10.0 10.0
0.0 0.0 0.0
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期
計画 計画 計画
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株主還元方針
年間配当金
株主の皆さまに対して安定した配当を継続 21円
［予想］
（円/株） 1株当たり配当額
35
配当性向 93.6% 1100%
.
76.8% 77.0% 1000%
.
90. %
0
51.4% 50.5%
80. %
0
30
49.3% 70. %
0
60. %
0
50. %
0
40. %
0
30. %
0
24.0 24.0
20. %
0
23.0
10. %
0
25
22.0 22.0
0. %
0
21.0
-1. 0%
0
-2. 0%
0
-3. 0%
0
-4. 0%
0
20
-5. 0%
0
-6. 0%
0
-7. 0%
0
-8. 0%
0
-9. 0%
0
15
-10. 0
0 %
-10. 0
1 %
-10. 0
2 %
-10. 0
3 %
-10. 0
4 %
10 -10. 0
5 %
-10. 0
6 %
-10. 0
7 %
-10. 0
8 %
-10. 0
9 %
5 -20. 0
0 %
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期
予想
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０４
中期経営計画の進捗
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中期経営計画（2021-2023年度）成長戦略
― 事業環境見通しと対処すべき課題 ―
持続的な成長に向けた、当社を取り巻く事業環境見通しと対処すべき課題
（※計画策定時点）
事業環境見通し 対処すべき課題
当社の経営に大きな影響を 筋肉質な企業体質への転換
およぼす可能性のある因子 中長期の成長基盤の構築
・次世代自動車への転換の加速 ・価格競争力の向上
・コロナ禍による生活・行動・消費等の変化 ・生産性向上（業務効率の向上）
・原材料の計画的安定調達（量、価格、品質）
・IoT/AI社会の到来・浸透
・変化する市場環境への対応
・日本の人口減少、働き方改革 （成長分野の主要サプライヤーへ）
・環境負荷の低減要請の高まり ・人財の確保、育成
・原材料（レアメタル）の調達リスク ・持続的成長を支える成長エンジンの開発
・中国・アセアン各国の経済成長、中国の台頭 （新分野、新顧客、新製品、新材料、新技術等)
・日本は慢性的な低成長が続く ・社会課題の解決や地域社会との共生を思慮
(ESG/SDGs)した事業活動
・VUCA(※)と呼ばれる将来予測が困難な状
況の加速 重要施策
・SDGsに代表される持続可能な社会形成の
重要性の高まり 1 生産性向上・業務効率化
※VUCA
2 次世代自動車への対応・拡販
Volatility （変動性） Uncertainty （不確実性）
Complexity （複雑性） Ambiguity （曖昧性） 3 新成長エンジンの創出
4つの英単語の頭文字をとった経営環境を表現する言葉
4 海外事業の強化
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中期経営計画（2021-2023年度）： 成長戦略・重要施策
～基本コンセプト～
筋肉質な企業体質への転換、中長期の成長基盤の構築
1 生産性向上・業務効率化 2 次世代自動車への対応・拡販
生産プロセスの改善、ITを活用した業務効率化に 市場動向に即したソリューション提供による
より、利益が出せる少数精鋭による筋肉質な企業 顧客の主要サプライヤーとしての地位確立
体質を目指す
• マーケティングによる選択と集中
• 外部コンサルタントを活用した生産効率の改善 （モーター関連製品、電池関連製品は特に注力）
• ITを活用した営業手法の導入 • 販売/生産/研究開発部門の三位一体となった
• 基幹システム、グループウェア刷新等のITイン 取り組み
フラ整備 • 材料開発等による積極的な試作品の投入
• 生産拠点の見直しによる拠点再編の検討
• 自立型人財の育成
3 新成長エンジンの創出 4 海外事業の強化
顧客の新たな価値創出につながるソリューション アジア地域を中心とした海外売上高の拡大、管理
提供により、市場ニーズを先取りした高付加価値 機能の強化による海外子会社の経営安定化
製品の開発
• ローカル人財の育成、オンラインを活用した販
• マーケティング部門と製品開発部門の融合 売活動
• 大学や外部研究機関、取引先開発部門との共同 • 海外製造拠点（タイ、インドネシア）の生産性
開発などのオープンイノベーションの推進 向上、技術・技能の向上によるアセアン地域に
• M&A、業務提携の検討 おける競争力向上
• 中国における販売拠点の拡大
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中期経営計画（2021-2023年度）の位置づけ《連結》
筋肉質な企業体質への転換 営業利益
次世代新製品・新事業の育成・深耕 14.9億円
海外事業の強化 フェーズ1(2023年度)
■売上高 ●営業利益 (億円) 売上高
200億円
売上高 新型コロナ
ウイルスの 営業利益
174億円 170億円
影響 25.0億円
142億円
営業利益 14.9億円
8.7億円
0.9億円 利益率の改善
2019年度 2020年度 2021年度～2023年度 2026年度
(実績) (実績) 中期経営計画 (ターゲット)
フェーズ １（修正前） フェーズ 2
・売上高拡大、
・コロナ禍からの回復
更なる利益(率)の拡大
・筋肉質な企業体質への転換
・営業利益率12.5%以上
・次世代新製品・新事業の育成・深耕
・海外事業の強化
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1 生産性向上・業務効率化
生産効率の改善
生産管理の再構築及び作業改善によるコストダウンへの取り組みを推進
設備稼働時間の向上、直接作業時間の向上、リードタイムの短縮
活動の全社展開
具体的な施策スケジュール
対象事業所
2021年 2022年 2023年
【22/3期・2Qまでの成果】
• 設備稼働時間 17%改善
郡山製造所 活動の継続
• 直接作業時間 12%改善
• リードタイム 27％改善
熊本製造所 現状分析(下期) 活動開始
岡山製造所 現状分析－活動開始
名古屋工場 現状分析－活動開始
【改善活動の概要】
• 多品種少量生産における作業標準時間の設定
• 工程管理システム活用による日程計画の立案と作業指示の明確化
• 実績原価データを用い進捗の見える化と予実管理の強化
• IE手法による作業分析から課題の抽出とその改善
• スキルマップを用いた技能伝承と力量向上
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2 次世代自動車への対応・拡販
市場動向に即したソリューション提供による顧客の主要サプライヤーとしての地位確立
販売/生産/研究開発部門の三位一体となった取り組みを継続的に実施
施策スケジュール
重点拡販分野 該当製品例 施策
2021年 2022年 2023年
① 市場分析
モーター モーターコア金型 ② 顧客ニーズの集約
③ 材種開発＆拡充
① 市場分析
車載電池 電池関連金型
② 海外市場への販売促進
① 市場分析
マグネット 粉末成形金型
② 海外市場への販売促進
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3 新成長エンジンの創出
優先順位付けを行い、素材・加工技術開発をスピードアップ
販売時期(計画)
分 野 概 要 材 料 開発技術 進捗状況
2021年 2022年 2023年
① モーターコア金型 ① 超硬合金 ① 新材料 ① 販売中
(特許取得) +新材料開発中
次世代自動車
② 燃料電池部品用高精度 ② 超硬合金・ ② 加工技術 ② 超硬：開発中
金型 鋼 鋼：販売中
① 分析デバイス用成型金型 ① 超硬合金・ ① 加工技術 ① 試作品評価中
（マイクロ流路） 鋼
医療用
デバイス ② 医療用マイクロニードル ② 鋼・ ② 加工技術 ② 試作品評価中
成形金型 アルミ合金
環境・ ① 水素・酸素 ① 新材料
① 高圧合成法を用いた触媒 ① 試作品評価中
エネルギー 発生触媒 (特許取得)
① 高熱膨張レンズ用金型 ① Cr基合金 ① 新材料 ① 販売中
(特許取得)
その他
② 超硬3Ｄ造形素材 ② 超硬合金 ② 加工技術 ② 技術確立中
(特許取得)
下線：オープンイノベーション実施 点線矢印：試作・開発中
実線矢印：販売中
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4 海外事業の強化
アジア地域を中心とした海外売上高の拡大
主要地域別海外販売推移 2021年
（単位：百万円） 海外連結売上高予測
東南アジア 東アジア 欧米 その他
3,500 約20%増収
コロナ禍からの回復 (対前年比)
3,000
東アジア
2,500 • 中国販売子会社の強化
（人員増強/拠点拡充/IT活用）
• 需要が拡大している半導体
/光学素子向け金型及び素材の
2,000
米中貿易摩擦の影響 拡販
• 商社活用による拡販
1,500
東南アジア
1,000 • タイ/インドネシア製造子会社
コロナ禍感染拡大 の競争力向上
の影響 （生産性及び技術/技能向上）
• 主要な自動車部品/半導体関連
500
以外の市場開拓
• マレーシア販売子会社による
ベトナムなど周辺国への拡販
0
2017 2018 2019 2020 2021予測
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ESGの取り組み
環境方針の策定・開示
Environment
環境マネジメントシステムの認証取得
環境 （2004年5月にISO14001認証を取得し、継続して登録）
環境調和型製品の提供
（日本機械工具工業会による環境調和認定製品7種類）
環境配慮製品への切り替え
（FSC認証紙やベジタブルインキなど）
社用車のエコカーへの切り替え
（2021年3月時点で5割切り替え済み）
環境関連法令順守の維持・継続（排水、排気、騒音、廃棄物、化学物質等）
Social
地域社会との共生
（献血活動の継続、おおたオープンファクトリー）
社会 福祉施設への寄付・慰問
投資家との対話
品質マネジメントシステム認証取得
（2002年11月にISO9001認証取得し、継続して登録）
顧客クレームのデータ化、対応策の整備
Governance
企業理念、大切にする価値観、長期ビジョンの策定と公表
コンプライアンス・リスクマネジメント対応
統治 （2か月に1回、コロナ対応含め対策会議を実施）
コーポレート・ガバナンス報告書を適時更新し開示
BCP(事業継続計画)対応
複数の独立社外取締役・監査役の選任
指名・報酬委員会の設置
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０５ 参考資料
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超硬合金とは？
炭化タングステンWCをバインダ(結合剤)のコバルトCo
やニッケルNiで焼き固めた硬質な合金
WC+Co Ni
高
セラミックス
ハガネを上回る硬さ
を持ち、摩耗に強い
超硬合金
硬
さ
ハイス鋼
ダイス鋼
低 粘り強さ 高
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当社超硬合金の特長？
豊富な
顧客ごとのニーズに合った豊富な材種 超硬合金材種を
ラインナップ
硬さ
●系 ※円の大きさはWC粒度をイメージ
J系 高
F系
N系
D系 粘
低 高 り
G系 強
さ
C系
U系
低
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代表的な製品例
引抜・押出・圧延加工をする工具
輸送用機械、建築材料やインフラ関連の設備等へ使用
当社製品 成形部材 最終製品例
パイプ
輸送用機械
ダイス・プラグ
線材
ロール インフラ設備
異形管
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代表的な製品例
飲料缶・一般食缶を製造する工具・金型
アルコール飲料や清涼飲料等の飲料缶を作る金型
光学素子を製造する金型
一眼レフ・通信用・監視カメラのレンズを生産する金型
当社製品 最終製品例
飲料缶・一般食缶
製缶工具
当社製品 最終製品例
スマートフォンレンズ カメラレンズ
光学素子成形用金型
監視カメラ
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中長期的成長に向けた研究開発の方向性
粉末冶金技術を駆使
新材料の研究開発を強化し、耐摩耗工具以外へ進出 新成長エンジン
超精密加工技術 の創出
超精密加工技術を用いて研究開発を進展させ、新しい産業分野を開拓
微細加工
医療用デバイス向け金型
次世代自動車部品向け金型 超
加 硬
工 合
精 金
度 以
高熱膨張レンズ金型
外
の
素
触媒 材
従来の主力事業領域
素材
鋼・セラミックス・FHR・KF2・
超硬合金 銅タン・NFメタル
新素材
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業績の推移 1/3
売上高 経常利益
（百万円） （百万円）
経常利益 経常利益率
2,500 10.0%
17,990 18,356
17,426 8.2%
16,648 16,440 2,000
7.2% 7.3% 8.0%
14,247
1,473 5.8%
1,500
1,348 5.2%
6.0%
1,194
1,008
1,000
850 4.0%
2.1%
300
500 2.0%
0 0.0%
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期
計画 計画
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業績の推移 2/3
総資産 純資産
（百万円） （百万円）
純資産 自己資本比率
79.4% 84.0%
76.4% 82.0%
72.8%
80.0%
70.7%
78.0%
26,245 25,752 70.1%
76.0%
25,245
74.0%
24,815 18,749 18,969 18,840
72.0%
23,733 18,397
20,00 0 70.0%
17,836
68.0%
66.0%
64.0%
62.0%
60.0%
58.0%
56.0%
54.0%
15,00 0
52.0%
50.0%
48.0%
46.0%
44.0%
42.0%
40.0%
38.0%
36.0%
10,00 0
34.0%
32.0%
30.0%
28.0%
26.0%
24.0%
22.0%
20.0%
18.0%
5,000
16.0%
14.0%
12.0%
10.0%
8.0%
6.0%
4.0%
2.0%
0 0.0%
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
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業績の推移 3/3
ROE
（％）
5.1 5.1
4.9
3.3
2.5
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
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連結四半期業績推移
売上高 営業利益 （単位：百万円）
5,000
4,655
4,546 4,575 4,578
4,505 1,000
4,379 4,354 4,322
4,185
4,012 4,041
4,000
3,510 3,480
3,245
500
3,000
383 371
348
322 306
297 290
2,000 218 198 210
168
0
35
▲ 55
1,000
▲ 173
0 ▲ 500
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
19/3期 20/3期 21/3期 22/3期
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2021年8月3日 2021年9月10日 2021年9月29日
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