6146 ディスコ 2021-10-21 16:00:00
2022年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年10月21日
上場会社名 株式会社 ディスコ 上場取引所 東
コード番号 6146 URL http://www.disco.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 関家 一馬
問合せ先責任者 (役職名) IR室長 (氏名) 南條 雅俊 TEL 03-4590-1111
四半期報告書提出予定日 2021年10月27日 配当支払開始予定日 2021年12月1日
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (証券アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日∼2021年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 116,082 39.5 39,958 71.1 39,895 72.5 28,592 72.2
2021年3月期第2四半期 83,215 22.6 23,359 35.6 23,125 24.8 16,600 27.3
(注)包括利益 2022年3月期第2四半期 28,632百万円 (71.5%) 2021年3月期第2四半期 16,692百万円 (40.6%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2022年3月期第2四半期 792.72 789.78
2021年3月期第2四半期 461.17 459.19
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第2四半期 344,578 261,018 75.4
2021年3月期 329,026 252,352 76.3
(参考)自己資本 2022年3月期第2四半期 259,932百万円 2021年3月期 251,203百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2021年3月期 ― 116.00 ― 561.00 677.00
2022年3月期 ― 199.00
2022年3月期(予想) ― ― ―
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
配当予想の修正については、本日(2021年10月21日)公表いたしました「剰余金の配当に関するお知らせ」をご参照ください。
なお、現時点において期末の配当予想額は未定です。
3. 2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日∼2021年12月31日)
(%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第3四半期(累計) 175,600 37.6 58,800 60.3 59,600 66.1 42,600 66.2 1,180.47
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
連結業績予想の修正については、本日(2021年10月21日)公表いたしました「業績予想のお知らせ」をご参照ください。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 36,092,271 株 2021年3月期 36,059,671 株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 5,060 株 2021年3月期 5,060 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 36,068,506 株 2021年3月期2Q 35,995,985 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料P.2「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説
明」をご参照ください。
(四半期決算補足説明資料の入手方法について)
四半期決算補足説明資料は、2021年10月21日に当社Webサイトにて公開する予定です。
http://www.disco.co.jp/jp/ir/index.html
(参 考)
2022年3月期の個別業績予想(2021年4月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前年同四半期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第3四半期(累計) 147,700 37.2 45,700 66.1 56,100 85.1 41,800 85.1 1,158.31
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
個別業績予想の修正については、本日(2021年10月21日)公表いたしました「業績予想のお知らせ」をご参照ください。
(株)ディスコ(6146)2022年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益及び包括利益計算書 ……………………………………………………………………………… 4
第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………… 4
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………… 5
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 6
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 6
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 6
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(株)ディスコ(6146)2022年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(以下、当期)の市場環境は、新型コロナウィルス感染症の影響は見られたものの、
各国政府の政策などにより経済活動は正常化に向かいつつあります。また、コロナ禍における巣ごもり需要が一
巡した後も、5G関連や自動車をはじめとする幅広い用途で半導体、電子部品の需要が高まりました。
このような市場環境のもと、顧客である半導体メーカの設備投資は引き続き活発な動きがみられたことから、精
密加工装置であるダイシングソー、グラインダの出荷はアジア地域を中心に高い水準が継続しました。また、顧
客の設備稼働率も高水準で推移したことから、消耗品である精密加工ツールの出荷額も引き続き堅調に推移しま
した。
こうした環境において、当社の業績は機械装置の検収が進捗した結果、売上高は大幅に増加しました。損益につ
いては、販売管理費が人件費を中心に増加しましたが、売上高の大幅な増加により、営業利益は7割増の大幅増
益となりました。
以上の結果、当期の業績は以下のとおりとなり、各利益において半期ベースでの過去最高を更新しました。
売上高 1,160億82百万円(前年同期比 39.5%増)
営業利益 399億58百万円(前年同期比 71.1%増) 営業利益率 34.4%
経常利益 398億95百万円(前年同期比 72.5%増) 経常利益率 34.4%
親会社株主に帰属する四半期純利益 285億92百万円(前年同期比 72.2%増) 純利益率 24.6%
(2)財政状態の状況
① 資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末 の総資産は、前連結会計年度末(以下、前期末)と比べ155億52百万円増加し、
3,445億78百万円となりました。これは、主に棚卸資産を中心とした流動資産が増加したことや、桑畑工場A棟
Dゾーンなどへの設備投資により有形固定資産が増加したことによるものです。
負債は、前期末と比べ68億85百万円増加し835億59百万円となりました。これは、主に流動負債その他に含まれ
る契約負債が増加したことによるものです。
純資産は、前期末と比べ86億66百万円増加し2,610億18百万円となり、自己資本比率は前期末から0.9ポイント低
下の75.4%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、318億20百万円の収入となりました。(前年同期比 39.8%増)
これは、主に税金等調整前四半期純利益の計上と契約負債の増加によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、96億71百万円の支出となりました。(前年同期比 2,748.1%増)
これは、主に桑畑工場A棟Dゾーンなどの有形固定資産の取得による支出によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、200億26百万円の支出となりました。(前年同期比 62.4%増)
これは、主に配当金の支払によるものです。
これらの結果、当期末の現金及び現金同等物の残高は、前期末から30億75百万円増加して1,128億84百万円とな
りました。また、「営業活動によるキャッシュ・フロー」と「投資活動によるキャッシュ・フロー」を合算した
「フリー・キャッシュ・フロー」は、221億49百万円の資金増加となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社が事業展開している半導体・電子部品業界の市場環境と直近の業績動向等を踏まえて当社グループの業績予
測を精査した結果、これまで未開示であった4-12月期の業績予想を開示いたします。
詳細につきましては、本日(2021年10月21日)公表いたしました「業績予想のお知らせ」をご参照ください。
なお、4-12月期の出荷額は、1,851億円と予想しております。
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(株)ディスコ(6146)2022年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 109,809 112,884
受取手形及び売掛金 33,173 -
受取手形、売掛金及び契約資産 - 37,610
商品及び製品 18,605 22,028
仕掛品 15,998 16,824
原材料及び貯蔵品 21,142 22,847
その他 9,453 6,209
貸倒引当金 △75 △91
流動資産合計 208,108 218,314
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 62,333 76,737
その他(純額) 46,115 37,218
有形固定資産合計 108,448 113,956
無形固定資産 283 257
投資その他の資産
その他 12,203 12,060
貸倒引当金 △17 △9
投資その他の資産合計 12,186 12,050
固定資産合計 120,918 126,264
資産合計 329,026 344,578
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 6,336 5,937
電子記録債務 16,121 18,298
未払法人税等 12,539 10,223
賞与引当金 15,110 13,018
その他の引当金 887 1,024
その他 24,932 34,316
流動負債合計 75,927 82,819
固定負債 746 740
負債合計 76,674 83,559
純資産の部
株主資本
資本金 21,424 21,594
資本剰余金 23,412 23,582
利益剰余金 203,677 212,043
自己株式 △31 △31
株主資本合計 248,482 257,188
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 599 250
為替換算調整勘定 2,218 2,601
退職給付に係る調整累計額 △97 △107
その他の包括利益累計額合計 2,720 2,744
新株予約権 937 856
非支配株主持分 212 229
純資産合計 252,352 261,018
負債純資産合計 329,026 344,578
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(2)四半期連結損益及び包括利益計算書
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 83,215 116,082
売上原価 34,390 46,238
売上総利益 48,824 69,843
販売費及び一般管理費 25,465 29,885
営業利益 23,359 39,958
営業外収益
受取利息 17 21
持分法による投資利益 53 424
受取賃貸料 64 55
助成金収入 121 268
その他 63 105
営業外収益合計 321 876
営業外費用
為替差損 503 866
減価償却費 25 23
その他 26 48
営業外費用合計 556 939
経常利益 23,125 39,895
特別利益
固定資産売却益 18 5
特別利益合計 18 5
特別損失
固定資産除売却損 23 38
投資有価証券評価損 18 -
特別退職金 9 27
特別損失合計 51 65
税金等調整前四半期純利益 23,091 39,835
法人税、住民税及び事業税 6,279 10,745
法人税等調整額 185 473
法人税等合計 6,464 11,219
四半期純利益 16,627 28,616
(内訳)
親会社株主に帰属する四半期純利益 16,600 28,592
非支配株主に帰属する四半期純利益 26 24
その他の包括利益
為替換算調整勘定 65 321
退職給付に係る調整額 △1 △10
持分法適用会社に対する持分相当額 1 △295
その他の包括利益合計 65 16
四半期包括利益 16,692 28,632
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 16,662 28,615
非支配株主に係る四半期包括利益 30 16
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(株)ディスコ(6146)2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 23,091 39,835
減価償却費 3,179 3,713
投資有価証券評価損益(△は益) 18 -
持分法による投資損益(△は益) △53 △424
貸倒引当金の増減額(△は減少) 9 6
賞与引当金の増減額(△は減少) △1,149 △2,131
有形固定資産除売却損益(△は益) 5 32
助成金収入 △121 △268
受取利息及び受取配当金 △17 △21
売上債権の増減額(△は増加) △4,531 △3,933
棚卸資産の増減額(△は増加) △1,864 △4,713
仕入債務の増減額(△は減少) 264 1,776
契約負債の増減額(△は減少) - 9,007
その他 6,644 1,202
小計 25,474 44,081
助成金の受取額 586 723
利息及び配当金の受取額 17 14
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △3,310 △12,998
営業活動によるキャッシュ・フロー 22,767 31,820
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △8,524 △9,615
有形固定資産の売却による収入 72 6
無形固定資産の取得による支出 △19 △19
長期貸付けによる支出 - △5
長期貸付金の回収による収入 6 70
定期預金の払戻による収入 8,126 -
その他 △1 △108
投資活動によるキャッシュ・フロー △339 △9,671
財務活動によるキャッシュ・フロー
株式の発行による収入 141 191
自己株式の取得による支出 △0 -
配当金の支払額 △12,471 △20,218
財務活動によるキャッシュ・フロー △12,330 △20,026
現金及び現金同等物に係る換算差額 375 952
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 10,473 3,075
現金及び現金同等物の期首残高 79,782 109,809
現金及び現金同等物の四半期末残高 90,256 112,884
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(株)ディスコ(6146)2022年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等
を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会
計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな
会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与える影響はありません。
(追加情報)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を
第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結
貸借対照表において、「流動資産」に表示していた「受取手形及び売掛金」は、第1四半期連結会計期間より「受取
手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示することとしました。なお、収益認識会計基準第89-4項に定める経過的
な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法により組替えを行っておりません。
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