東証一部 6143
2021年12月期第3四半期
決算説明資料
株式会社ソディック
2021年11月12日
Ⅰ. 2021年12月期 3Q決算概要
Ⅱ. 2021年12月期 業績予想
（参考資料）
2
業績ハイライト
中華圏での放電加工機の販売が全体売上高の増加を牽引。中華圏以外の地域においても回復傾向が継続。
利益面では、生産台数の増加に伴い、工場での収益性が改善。
円安に伴う為替差益や雇用調整助成金等により営業外収益が増加し、経常利益を押し上げ。
2021年12月期
2020年12月期 3Q 2021年12月期 3Q 前年同期比 増減 通期予想
（単位：百万円） （8/6修正）
実績 利益率 実績 利益率 金額 率 金額 利益率
売上高 40,744 - 53,976 - 13,231 32.5% 71,800 -
売上総利益 12,859 31.6% 18,572 34.4% 5,712 44.4%
営業利益 827 2.0% 4,950 9.2% 4,123 498.5% 6,100 8.5%
経常利益 893 2.2% 6,077 11.3% 5,183 580.2% 7,000 9.7%
当期純利益 619 1.5% 4,377 8.1% 3,758 607.2% 4,900 6.8%
売上高比率 売上高比率
設備投資額 1,566 3.8% 1,954 3.6% 3,100
減価償却費 2,521 6.2% 2,548 4.7% 3,500
研究開発費 2,364 5.8% 2,305 4.3% 3,600
ドル 107.55 円 108.58 円 1.03円 円安 108.00円
期中平均 ユーロ 120.93 円 129.87 円 8.94円 円安 129.00円
為替レート 人民元 15.37 円 16.77 円 1.4円 円安 16.80円
バーツ 3.41 円 3.45 円 0.04円 円安 3.45円
3
業績ハイライト（四半期別）
第3四半期の売上高は、日本・欧州の工作機械の売上が増加するも、中華圏・アジアで工作機械、産業機械とも
に落ち着きが見られ、今期2Q比で減少。
利益面では、放電加工機の生産台数が引き続き高水準となったこと等により利益率は今期2Q比横ばい。
2021年12月期
（単位：百万円） 前四半期比増減
1Q 2Q 3Q
利益率 利益率 利益率
（1-3月） （4-6月） （7-9月） 金額 率
売上高 14,317 - 20,187 - 19,471 - △715 △3.5%
売上総利益 4,652 32.5% 7,019 34.8% 6,899 35.4% △120 △1.7%
営業利益 424 3.0% 2,289 11.3% 2,235 11.5% △54 △2.4%
経常利益 1,176 8.2% 2,607 12.9% 2,293 11.8% △314 △12.0%
当期純利益 871 6.1% 1,776 8.8% 1,729 8.9% △47 △2.6%
ドル 106.09 円 107.82 円 108.58 円
期中平均 ユーロ 127.81 円 129.89 円 129.87 円
為替レート 人民元 16.35 円 16.65 円 16.77 円
バーツ 3.50 円 3.50 円 3.45 円
4
売上高・営業利益率推移（四半期毎）
【売上高】
・米中貿易摩擦の影響により
放電加工機の販売が低迷 新型コロナウイルス感染拡大の
影響により売上高減少。 中華圏を中心に放電加工機・
中華圏は3月以降回復、 射出成形機の販売が伸長 中華圏・欧米での放電加工機の
【営業利益率】
3Qは日米欧で回復傾向 販売が伸長したほか、食品機械の
・生産台数の減少に伴い収益性が低調
販売も増加し、売上高が米中貿
（百万円） 易摩擦前の水準まで回復
25,000
25,000 30.0% 営
売 23,031
20,000 21,161
業
20,138 20,187 25.0%
上 19,471 利
20,000 18,828
18,385
17,883 1,526 益
16,990 17,285 20.0%
15,000 2,541 率
高
15,000 14,317
13,888 13,671 14,042 2,300 15.0%
13,030
10,000
10.0%
10,000
5.0%
5,000 13,102
5,000
0.0%
0
0 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q -5.0%
1Q 2Q 3Q
2018/12期 4Q 1Q 2Q 3Q
2019/12期 4Q 1Q 2Q 3Q
2020/12期 4Q 1Q 2Q 3Q
2021/12期 4Q
2018/12期 2019/12期 2020/12期 2021/12期
※1Q：1-3月、2Q：4-6月、3Q：7-9月、4Q：10-12月 5
営業利益増減要因
販売台数の増加に伴い、売上総利益は大幅に増加。
人件費の増加、販売増加に伴う運搬費や販売手数料が増加した一方、昨年コロナ禍において縮減されていた
旅費交通費・販促広告費の増加は限定的。販管費全体としては前年同期比15億89百万円増加
売上総利益 （百万円）
増加
販促・広告費
増加 研究開発費
人件費
139 増加
増加
販売手数料
増加 運搬費
増加 旅費交通費 257
増加 その他
販管費増加
2020年12月期 2021年12月期
3Q 3Q
（実績） （実績）
6
セグメント別業績
2020年12月期 2021年12月期 増減 2021年12月期
（単位：百万円） 通期予想
（8/6修正）
3Q 実績 3Q 実績 金額 率
工作機械事業 26,317 37,248 10,930 41.5% 48,600
産業機械事業 8,045 6,928 △ 1,116 △13.9% 10,500
食品機械事業 2,223 5,063 2,840 127.8% 6,500
その他事業 4,158 4,735 577 13.9% 6,200
売上高 計 40,744 53,976 13,231 32.5% 71,800
工作機械事業 1,675 5,260 3,585 214.1% 6,800
産業機械事業 370 274 △ 96 △26.0% 500
食品機械事業 27 566 538 1968.0% 600
その他事業 312 688 376 120.7% 700
セグメント利益 計 2,385 6,790 4,404 184.6% 8,600
調整額 △ 1,558 △ 1,839 △281 ー △ 2,500
営業利益 合計 827 4,950 4,123 498.5% 6,100
7
セグメント別業績
（百万円）
■工作機械事業 売上高（四半期毎）
【売上高】 16,000
13,762
13,362
• 中華圏での自動車、電子部品、5G、半導体分 11,054
11,298
11,706
13,102
野が堅調であるほか、中華圏以外の地域でも回 12,000
10,081
8,825
9,254
10,382
復基調であり、売上高は前年同期比で増加。 8,000
8,238
• 足元での受注は高水準で推移するも、部材調達
のひっ迫等によるリードタイムの長期化や中国での 4,000
電力不足による影響が懸念
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
【セグメント利益】 2019/12期 2020/12期 2021/12期
• 生産台数の増加に伴い工場収益性が改善し、
前年同期比で大幅に増加。
セグメント利益（四半期毎）
2,500 2,258
2,191
2,104
2,000
（百万円） 1,500 1,221
1,056
2020年 2021年 増減 898
1,000
12月期 12月期 671 701 744 733
3Q 3Q 金額 率 500
197
売上高 26,317 37,248 10,930 41.5% 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
セグメント 2019/12期 2020/12期 2021/12期
1,675 5,260 3,585 214.1%
利益
8
セグメント別業績
（百万円）
■産業機械事業 売上高（四半期毎）
【売上高】 4,000
• 北米の医療関係は好調が継続したほか、3Qでは 3,029
2,759 2,729
2,885
2,734
日本の自動車・電子部品向け需要緩やかに回復
3,000 2,531 2,556
2,320 2,300
• 中国向け売上減少のほか、前期4Qでの短納期 2,000
1,892 1,893
対応の影響による今期1Qの売上低調もあり、
第3四半期累計売上は前年同期比減少 1,000
【セグメント利益】 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
• 3Qは売上減少に伴い、セグメント利益も減少
2019/12期 2020/12期 2021/12期
セグメント利益（四半期毎）
400
300
（百万円） 222 225
200 167
2020年 2021年 増減 142 134
12月期 12月期 80
94 96
3Q 3Q 金額 率 100
-53 10
-83
売上高 8,045 6,928 △ 1,116△13.9% 0
セグメント -100 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
370 274 △ 96△26.0% 2019/12期 2020/12期 2021/12期
利益
-200
2019/12期 2020/12期 2021/12期 9
セグメント別業績
（百万円）
■食品機械事業 売上高（四半期毎）
【売上高】 3,000 2,813
2,541
• 衛生面・省人化対応設備、外出自粛に伴う巣ご
もり需要に関連した案件が継続。 2,000 1,776
1,940
• 日本国内向けのほか、中華圏及びアジアにおいて 1,362
も、製麺機や米飯製造装置の販売が増加。 1,125
1,000 782 733 707
568 580
【セグメント利益】 0
• 製麺ラインや米飯装置の売上増加に伴い、前年
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
同期比で大幅に増加 2019/12期 2020/12期 2021/12期
セグメント利益（四半期毎）
400 360
336
300 255 244
（百万円） 200
2020年 2021年 増減
76
12月期 12月期 100
38
3Q 3Q 金額 率 25 21
0
売上高 2,223 5,063 2,840 127.8% -19
-39
-43
-100
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
セグメント
27 566 538 1968.0% 2019/12期
利益 2020/12期 2021/12期
2019/12期 2020/12期 2021/12期 10
セグメント別業績
（百万円）
■その他事業 売上高（四半期毎）
【売上高】 2,000 1,781 1,748
• 情報通信設備等の需要増によりセラミックスの需 1,453 1,460
1,526
要は継続 1,500 1,369 1,346 1,353 1,351 1,330
1,240
• 金型成形事業は、世界的な半導体不足により 1,000
自動車産業の需要が減速するも、自動化ライン
による生産性向上、高付加価値部品などの生産 500
品目の拡大により前年同期比で増加
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
【セグメント利益】 2019/12期 2020/12期 2021/12期
• 金型成形事業において自動化対応等による生
産効率向上により、収益性が改善し、前年同期
セグメント利益（四半期毎）
比で大幅に増加
400
282
300 262
（百万円） 172
200 158
144
2020年 2021年 増減 92
71 75
12月期 12月期 100 60
3Q 3Q 金額 率 7
0
-7
売上高 4,158 4,735 577 13.9% 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
-100
セグメント
312 688 376 120.7% 2019/12期 2020/12期 2021/12期
利益
11
セグメント別 売上高内訳
機械の稼働率向上に伴い、全セグメントにおいて、保守サービス・消耗品の販売が増加。
安定キャッシュを生み出す保守サービス・消耗品の売上高は約2割を占める
工作機械事業 産業機械事業 食品機械事業
保守サービス･消耗品 保守サービス･消耗品 保守サービス･消耗品
工作機械販売 産業機械販売 食品機械販売
（百万円） （百万円） （百万円）
40,000 9,000 6,000
35,000 8,000
7,512 836 5,000
519
30,000 7,000
1,072 4,000
6,000
25,000
6,394
5,000
20,000 3,000
4,000
15,000 29,736 7,209 4,544
3,000 2,000 471
5,856
10,000 19,923
2,000
1,000 1,751
5,000 1,000
0 0 0
2020年12月期 3Q 2021年12月期 3Q 2020年12月期 3Q 2021年12月期 3Q
2020年12月期 3Q 2021年12月期 3Q
工作機械事業 産業機械事業 食品機械事業
2020年12月期 3Q 2021年12月期 3Q 2020年12月期 3Q 2021年12月期 3Q 2020年12月期 3Q 2021年12月期 3Q
機械販売 19,923 75.7% 29,736 79.8% 7,209 89.6% 5,856 84.5% 1,751 78.8% 4,544 89.7%
保守サービス・
6,394 24.3% 7,512 20.2% 836 10.4% 1,072 15.5% 471 21.2% 519 10.3%
消耗品
合計 26,317 37,248 8,045 6,928 2,223 5,063
12
事業別海外売上高比率
中華圏の放電加工機販売増加に加え、中華圏・アジアでの食品機械の売上増加により、海外売上高比率が70％を超過
（百万円） 日本 北・南米 欧州 中華圏 アジア
25,000
20,000
その他
15,000 食品機械
産業機械
10,000
工作機械
5,000
0
2020/12期 2021/12期 2020/12期 2021/12期 2020/12期 2021/12期 2020/12期 2021/12期 2020/12期 2021/12期
3Q 3Q 3Q 3Q 3Q 3Q 3Q 3Q 3Q 3Q （百万円）
2020年12月期 3Q 日本 北・南米 欧州 中華圏 アジア 計
工作機械 5,235 19.9% 3,872 14.7% 3,117 11.8% 11,314 43.0% 2,776 10.6% 26,317 64.6%
産業機械 3,417 42.5% 656 8.1% - - 3,143 39.1% 827 10.3% 8,045 19.7%
食品機械 1,686 75.9% 100 4.5% - - 94 4.2% 341 15.4% 2,223 5.5%
その他 4,009 96.4% 0 0.0% - - 148 3.6% - - 4,158 10.2%
地域別 計 14,348 35.2% 4,631 11.4% 3,117 7.7% 14,701 36.1% 3,946 9.7% 40,744 100.0%
2021年12月期 3Q 日本 北・南米 欧州 中華圏 アジア 計
工作機械 5,770 15.5% 4,549 12.2% 4,043 10.9% 19,440 52.2% 3,443 9.2% 37,248 69.0%
産業機械 2,905 41.9% 694 10.0% 0 0.0% 2,422 35.0% 905 13.1% 6,928 12.8%
食品機械 2,140 42.3% 38 0.7% 0 0.0% 1,624 32.1% 1,259 24.9% 5,063 9.4%
その他 4,265 90.1% - - - - 469 9.9% - - 4,735 8.8%
地域別 計 15,082 27.9% 5,283 9.8% 4,044 7.5% 23,957 44.4% 5,608 10.4% 53,976 100.0%
為替の影響額 － +約 0.4 億円 +約 2.8 億円 +約 18 億円 +約 0.8 億円 +約 22 億円
13
貸借対照表
「第1回無担保転換社債型新株予約権付社債」(※)の新株
2021年4月に償還期限を迎えた転換社債の新株への転換
への転換行使の結果（2021年4月16日償還）
行使の結果、ネットキャッシュプラス、D/Eレシオ0.5倍を達成、 ・行使個数 ：7,686個
自己資本比率は50％を超過し、財務体質が強化 ・社債減少額 ：76億86百万円
・増加株式/株数 ：普通株式7,447,629株
部材不足に備えた先行手配やタイ工場でのコロナ感染拡大に
よる一時的な生産減少などから、仕掛品・原材料等の棚卸資 ※発行時期：2016年4月、発行総額：80億円
産が大幅に増加
資産 （百万円） 負債・純資産 （百万円）
140,000 134,388 140,000 134,388
116,117 その他負債
116,117 15,075
120,000 120,000
8,587 13,561
48,802 仕入債務
現預金 8,167
100,000 100,000
38,920
34,796
売上債権 80,000 有利子負債
80,000 41,385
17,893
15,418
60,000 たな卸資産 60,000 純資産合計
26,871
21,320
40,000 2,294 3,285 その他流動資産 40,000
70,954
57,976
20,000 38,162 固定資産 20,000
37,535
0 0
2020年12月期 2021年12月期 2020年12月期 2021年12月期
3Q 3Q
※参考情報 2021年9月末 為替レート ドル：111.92円 ユーロ：129.86円 人民元：17.30円 バーツ：3.30円
2020年12月末 為替レート ドル：103.50円 ユーロ：126.95円 人民元：15.88円 バーツ：3.44円 14
Topics（新製品）
1 長時間高速安定造形に対応した金属３Dプリンタの新機種「LPM325S」を開発
複数の多彩な金属粉末に対応
自社開発の粉末供給・回収装置を搭載することにより、
操作性向上、鉄系、SUS系、アルミ、チタン粉末など、
使用粉末の切り替え作業の業務効率向上を実現。
メンテナンス頻度の大幅削減
金属蒸気の集積物（ヒューム）回収能力を向上・最適化し、
メンテナンス頻度を半減。
予知保全
造形物状態や各部の稼働状態を高度なセンシング技術で
常時モニタリング、造形不良を未然に防止。
高速造形
デュアルレーザ搭載により、造形速度が従来比2倍に向上。
15
Topics（展示会）
２ メカトロテックジャパン2021（MECT 2021）へ出展
2021年10月に名古屋で開催されたメカトロテックジャパンでは、世界初のワイヤ回転機構を搭載した新機種のワイヤ
放電加工機「ALN600G iGE」を初出展したほか、金属3Dプリンタ「LPM325S」のデモンストレーションを行うなど、
コロナ禍ではありながらも、多くのお客様にお越しいただき非常に活況となりました。
■自社Web展も同時開催しました■
【メカトロテックジャパン 2021 概要】
会 期 ：2021/10/20～23（４日間）
会 場 ：ポートメッセなごや（名古屋市国際展示場）
来場者数：68,929人
出展機種：ワイヤ放電加工機「ALN600G iGE」 （初出展）
形彫り放電加工機「AL40G」
ウルトラハイスピードミーリングセンタ「UH430L」
金属３Ｄプリンタ「LPM325S」
IoTシステム関連 16
Topics（展示会）
３ 名古屋プラスチック展へ出展
2021年９月に名古屋で開催された名古屋プラスチック展では、新たに開発した竪型ロータリー式射出成形機
「TR40VRE2」や、電動成形機MSシリーズ2機種を出展いたしました。
コロナ禍において、約1年半ぶりのリアル展開催となり、十分な感染予防対策を講じた上で、機械の実演等を行うなど、
当社製品のプロモーションに注力いたしました。
■自社Web展も同時開催しました■
【名古屋プラスチック展 2021 概要】
会 期 ：2021/９/29～10/１（３日間）
会 場 ：ポートメッセなごや（名古屋市国際展示場）
来場者数：10,036人
出展機種：V-LINE®竪型ロータリ式 射出成形機「TR40VRE2」
V-LINE®電動射出成形機「MS100」「MS150」
IoTシステム関連
17
Ⅰ. 2021年12月期 3Q決算概要
Ⅱ. 2021年12月期 業績予想
（参考資料）
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市場環境
国内 政府の補助金政策や老朽化設備の更新需要のほか、次世代自動車や5G関連向けなどの需要は期待できる
も、未だ新型コロナウイルスによる落ち込みから回復しきれていない状況。
欧米 航空宇宙関連においては厳しい状況が継続する見通しだが、自動車関連には回復傾向が見られる。
中華圏 中国国内での電力不足や米中関係の悪化など、先行きは不透明感あるも、5G、半導体、自動車関連等で
ものづくりの高度化や自動化ニーズの高まり等あり、高精度機の需要継続見込み。
アジア 地域別に濃淡あるも、回復に転じる見込み。
日本工作機械工業会 工作機械受注金額・
（百万円） ソディック 放電加工機受注台数 （台）
210,000 700
中国での 月次受注台数
需要増加 過去最高
180,000 （2021/3） 600
リーマン
150,000 ショックによる 500
落ち込み
120,000 400
90,000 300
60,000 200
30,000 100
中国 米中貿易摩擦に 新型コロナウイルス
景気減速 よる需要減少 感染拡大による減少
0 0
21/09
08/04
08/07
08/10
09/01
09/04
09/07
09/10
10/01
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11/10
12/01
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15/01
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15/07
15/10
16/01
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16/07
16/10
17/01
17/04
17/07
17/10
18/01
18/04
18/07
18/10
19/01
19/04
19/07
19/10
20/01
20/04
20/07
20/10
21/01
21/04
21/07
日工会受注（内需） 日工会受注（外需） ソディック放電加工機受注台数
出典：日本工作機械工業会 19
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200
400
600
800
0
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100
150
200
1,000
1,200
1-3月 1-3月
4-6月 4-6月
7-9月 7-9月
2016年
2016年
10-12月 10-12月
1-3月 1-3月
4-6月 4-6月
7-9月 7-9月
2017年
2017年
10-12月 10-12月
1-3月 1-3月
3Qはコロナ前の水準。
4-6月 4-6月
7-9月 7-9月
2018年
2018年
10-12月 10-12月
1-3月 1-3月
4-6月 4-6月
中華圏
北南米
7-9月 7-9月
2019年
2019年
10-12月 10-12月
1-3月 1-3月
4-6月 4-6月
7-9月 7-9月
2019年
2019年
10-12月 10-12月
放電加工機 地域別受注推移
1-3月 1-3月
4-6月 4-6月
7-9月 7-9月
2020年
2020年
10-12月 10-12月
中国では季節性もあり、受注に落ち着きが見られる
1-3月 1-3月
日本は補助金政策も追い風となり回復基調であり、
4-6月 4-6月
7-9月 7-9月
2021年
2021年
10-12月 10-12月
0
50
100
150
200
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100
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50
100
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200
1-3月
1-3月 1-3月
4-6月
4-6月 4-6月
7-9月
2016年
7-9月 7-9月
2016年
2016年
10-12月 10-12月 10-12月
1-3月 1-3月 1-3月
4-6月 4-6月 4-6月
7-9月
2017年
7-9月 7-9月
2017年
2017年
10-12月 10-12月 10-12月
1-3月 1-3月 1-3月
4-6月 4-6月 4-6月
7-9月 7-9月 7-9月
2018年
2018年
2018年
10-12月 10-12月 10-12月
1-3月 1-3月 1-3月
4-6月 4-6月 4-6月
欧州
日本
7-9月 7-9月
2019年
2019年
アジア
7-9月
2019年
10-12月 10-12月 10-12月
1-3月 1-3月 1-3月
4-6月 4-6月
4-6月
7-9月 7-9月
2019年
2019年
7-9月
2019年
10-12月 10-12月
10-12月
1-3月 1-3月
1-3月
4-6月 4-6月
4-6月
7-9月 7-9月
2020年
2020年
7-9月
2020年
10-12月 10-12月
10-12月
1-3月 1-3月
1-3月 4-6月 4-6月
4-6月 7-9月 7-9月
2021年
2021年
7-9月
2021年
10-12月 10-12月
（単位：台）
10-12月
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2021年12月期 通期業績予想（進捗状況）
8/6に公表した2021年12月期通期業績予想に対し、第3四半期累計業績の進捗は順調。
一方で、足元では依然として半導体をはじめとする部材調達のひっ迫等によるリードタイムの長期化や中国での電力不足に
よる生産活動への影響などの懸念材料を考慮し、通期業績予想は据え置き。
2021年12月期 3Q 2021年12月期 通期 2020年12月期
（単位：百万円） 進捗率
実績 利益率 予想（8/6修正） 利益率 実績
売上高 53,976 - 71,800 - 75.2% 58,030
営業利益 4,950 9.2% 6,100 8.5% 81.2% 1,852
経常利益 6,077 11.3% 7,000 9.7% 86.8% 2,046
当期純利益 4,377 8.1% 4,900 6.8% 89.3% 1,346
ドル 108.58 円 108.00 円 106.76 円
期中平均 ユーロ 129.87 円 129.00 円 121.88 円
為替レート 人民元 16.77 円 16.80 円 15.48 円
バーツ 3.45 円 3.45 円 3.42 円
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2021年12月期 通期業績予想（セグメント別）
工作機械事業 食品機械事業
ものづくりの高度化による高精度機の潜在的な需要あるも、部材 3Q累計実績は、年度計画に対しほぼ計画通りの進捗。
調達のひっ迫や輸送コンテナ不足等によるリードタイムの長期化、 製麺機や米飯装置の販売が継続する見通し
中国での電力不足による影響が懸念。
産業機械事業 その他事業
自動車・電子部品・医療機器向け中心に堅調の見込み 金型成形事業は堅調を維持するも、セラミックスの外販が
弱含む見通し
2020年12月期 2021年12月期
（単位：百万円）
修正通期計画
実績 3Q 実績 進捗
（8/6公表）
工作機械事業 38,024 37,248 48,600 76.6%
産業機械事業 10,931 6,928 10,500 66.0%
食品機械事業 3,585 5,063 6,500 77.9%
その他事業 5,488 4,735 6,200 76.4%
売上高 計 58,030 53,976 71,800 75.2%
工作機械事業 2,896 5,260 6,800 77.4%
産業機械事業 596 274 500 54.9%
食品機械事業 65 566 600 94.3%
その他事業 319 688 700 98.4%
セグメント利益 計 3,878 6,790 8,600 79.0%
調整額 △ 2,025 △ 1,839 △ 2,500 73.6%
営業利益 合計 1,852 4,950 6,100 81.2%
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株主還元方針・配当予想
配当方針 ： 株主資本配当率（DOE）2％以上
2021年12月期の配当は中間13円。期末配当は13円の予定。
（円）
期末
中間
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Ⅰ. 2021年12月期 3Q決算概要
Ⅱ. 2021年12月期 業績予想
（参考資料）
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【参考資料】 事業セグメントの構成と主要製品
セグメント 工作機械 産業機械 食品機械
【形彫り放電加工機】 【横型射出成形機】 【製麺機（製麺ライン）】
【ワイヤ放電加工機】
【無菌包装米飯製造装置】
【細穴放電加工機】 【金属3Dプリンタ】 【竪型射出成形機】
主要製品
【軽金属射出成形機】
【その他食品加工機】
【マシニングセンタ】
自動車、家電、電気電子機器、 製麺（チルド麺、LL麺、冷凍麺等）
販売市場 自動車、電気電子機器、医療機器 等 パックご飯
航空宇宙、医療機器、エネルギー 等
製菓・製パン、総菜、野菜加工 等
加賀 タイ
生産拠点
加賀 タイ 加賀 アモイ
加賀事業所
(マルチファクトリー) 蘇州
アモイ 25
【参考資料】 国内外の拠点
本社／技術・研修センター
ソディックエフ・ティ宮崎事業所
福井事業所
Sodick America Corporation
（San Jose）
Shanghai Sodick Software
Sodick Suzhou Sodick
Special Equipment Co., Ltd.
加賀事業所
Amoy Co., Ltd. Co., Ltd.
Sodick （Thailand） Co., Ltd.
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【参考資料】 主な展示会への出展情報
会期 開催地 展示会 概要・備考
2022年
4/25~28 中国 上海 Chinaplas
5/19~21 日本 金沢 MEX金沢 （第58回 機械工業見本市）
6/7~10 日本 東京 FOOMA JAPAN 食品機械展示会
9/12~17 アメリカ シカゴ IMTS 国際工作機械展示会
11/8~13 日本 東京 JIMTOF2022 （第31回日本国際工作機械見本市） 国際工作機械展示会
※新型コロナウイルス感染拡大の状況等により、展示会への出展予定が変更となる場合があります。
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【参考資料】 自社Web展示会、公式YouTubeチャンネル
当社HP URL： https://www.sodick.co.jp/
自社Web展示会では動画を交えて最新鋭機、最新技術をご紹介
当社グループの海外拠点に関するコンテンツも多数展開 Youtubeチャンネルも開設中！
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留意事項
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将来において当社の事業を取り巻く政治的、経済的環境に関するさまざまな前提に基づいて行われています。
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TEL：045-942-3111 FAX：045-943-5835
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