6125 岡本工機 2019-05-15 15:00:00
中期経営計画策定に関するお知らせ [pdf]
2019 年5月 15 日
各 位
会社名 株式会社岡本工作機械製作所
代表者名 代表取締役社長 石井常路
(コード: 6125、東証二部)
問合せ先 取締役常務執行役員
管理本部長 高橋正弥
(TEL.027-385-5800)
中期経営計画策定に関するお知らせ
2019 年度から 2021 年度までの 3 ヶ年を対象とする新たな中期経営計画を策定しましたので、
当社は、
その概要をお知らせいたします。
記
1.前中期経営計画の振り返り
当社グループは、長年にわたり培ってきた研削技術及びラップ・ポリッシュ技術により、
「総合砥
粒加工機メーカー」として、工作機械、半導体関連装置の両分野において高品質・高能率製品の提供
を通じてお客様の「ものづくり」に貢献してまいりました。
2016 年度(2017 年 3 月期)から実施した前中期経営計画『Mission GX 2019』において、設計か
ら製造までの一貫生産体制を実現するグループの総合力と国内市場において蓄積してきた技術力を
駆使して拡販に努め、
「トップラインの引上げ(売上拡大)
、営業利益率の向上」を目指してまいりま
した。
その結果、最終年度である 2018 年度(2019 年 3 月期)には、目標売上高 320 億円に対して 360
億円、営業利益 25 億円に対しては 39 億円、営業利益率 8%に対して 10%と、売上、利益ともに大
きく上回ることができました。なお、国内売上が目標以上に伸びたことにより、海外売上比率は目標
の 60%に届きませんでしたが、引き続き売上強化に取り組んでまいります。
2.新中期経営計画について
(1) 基本方針
当社グループは、新中期経営計画の 3 ヶ年(2020 年3月期~2022 年 3 月期)におけるビジョ
ンを「安定した収益を確保できる企業への変革」とし、ダウンサイドに強い安定した収益基盤の
強化、持続的成長のための成長エンジン事業作り、Okamoto ブランドの再構築を目指してまいり
ます。
(2) 数値目標
2019 年 3 月期 2022 年 3 月期
(実績) (目標)
売上高 360億円 380億円
営業利益 39億円 46億円
営業利益率 10% 12%
(3) 基本戦略
① 顧客付加価値強化(B to B から B with B へ)
・顧客満足の視点から施策を見直し、顧客に対し高い付加価値を継続的に提供してゆく仕組みを
構築する
・高付加価値機の拡販、アフターサービスの拡充など顧客事業の成長に寄与することで顧客基盤
の強化を進め、当社の収益安定化を図る
② グローバル戦線拡充
・ポテンシャル市場に対し、製品別、エリア別の販売戦略の再構築をする
・組織体制、管理体制を全社的に底上げし、成長エンジンとしての体制を強化する
③ モノづくり改革
・事業プロセスにおいて上流からの整流化を加速させ、一段高い Q(品質)C(コスト)D(納
期)の実現を図る
・グローバルでの生産戦略を再構築し、モノづくり企業として競争力を更に高め、事業基盤をよ
り確固たるものにする
以上