6096 レアジョブ 2021-08-12 16:00:00
2022年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月12日
上 場 会 社 名 株式会社レアジョブ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 6096 URL https://www.rarejob.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 中村 岳
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 CFO (氏名) 森田 尚希 (TEL) 03-5468-7401
四半期報告書提出予定日 2021年8月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 1,314 2.6 44 △57.6 29 △72.5 44 △33.5
2021年3月期第1四半期 1,280 29.9 106 86.5 107 110.3 66 157.8
(注) 包括利益 2022年3月期第1四半期
35百万円( △51.2%) 2021年3月期第1四半期 71百万円( 224.2%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第1四半期 4.86 4.69
2021年3月期第1四半期 7.41 7.08
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 4,592 2,268 43.4
2021年3月期 4,468 2,116 41.2
(参考) 自己資本 2022年3月期第1四半期 1,995百万円 2021年3月期 1,839百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 0.00 - 10.00 10.00
2022年3月期 -
2022年3月期(予想) 0.00 - 11.00 11.00
(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2.2021年3月期期末配当金の内訳 普通配当 0円00銭 記念配当 10円00銭
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 6,500 21.9 800 19.6 760 20.8 530 35.4 57.39
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
2.第2四半期(累計)の業績予想は行っておりません。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 9,652,400株 2021年3月期 9,541,600株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 380,989株 2021年3月期 460,801株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 9,127,354株 2021年3月期1Q 9,010,003株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社レアジョブ(6096) 2022年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………8
1
株式会社レアジョブ(6096) 2022年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループが事業を展開する英語関連市場においては、中長期的には、日本企業の海外展開や外国人労働者の
受け入れ、訪日外国人数の増加等によるグローバル化の進展や、学校における英語教育改革等が進み、グローバル
言語としての英語の重要性及び学習ニーズが高まっております。それに伴い、英語学習のニーズは、単に趣味とし
て英語を話して楽しく過ごすことではなく、「英語が話せるようになる」という「成果」を重視するトレンドに変
化しております。また、英語関連市場と関わりの深い人材研修市場や人材採用市場においては、グローバルに活躍
するために必要なスキルの獲得ニーズの高まりや、グローバルに活躍できる人材需要の増加、人材流動性の上昇が
起こっております。
しかしながら、当第1四半期連結累計期間においても、新型コロナウイルス感染症が引き続き世界的に流行して
おり、その感染拡大を防止するために各種活動の自粛・制限がなされ、グローバル化の進展や労働市場の変化が減
速及び停滞しております。活動自粛・制限の長期化により、テレワークの普及等による在宅での余暇時間の増加に
起因する英語学習ニーズの一時的な高まりは落ち着きを取り戻しているものの、引き続き、新型コロナウイルス感
染症の終息後を見据えた英語学習ニーズを取り込んでおります。
このような環境の中、当社グループでは、従来の英会話の場を提供する低価格のオンライン英会話サービスの提
供だけでなく、「英語が話せるようになる」という「成果」を生み出す高付加価値な英語関連サービスを展開する
ため、継続してサービス拡大や品質向上に取り組んでおります。その取り組みとして、外国語のコミュニケーショ
ン能力を表す指標・国際標準規格のCEFRに準拠した英語のスピーキング力を測定するサービス「PROGOS®」の開発を
行い、サービス提供をしており、オンライン完結成果保証型英会話プログラム「スマートメソッド®コース」の個人
向け提供も行っております。
更に、当社グループでは世界中の人々が国境や言語の壁を越えて活躍できる社会の創造を目指すため、英語関連
事業の展開のみならず、グローバルリーダー育成事業及びキャリア関連事業の拡大や海外展開を目指し、取り組み
を進めております。
具体的な取り組みとしては、法人事業における意思決定の迅速化及び機動的な事業運営を実現する目的で、2021
年3月1日付で設立した株式会社プロゴスにおいて、法人向けのグローバルリーダーの評価・育成・採用等関連事
業の強化と販売拡大を図っております。
また、2021年6月1日に株式を取得した関連会社のバベルメソッド株式会社において、「PROGOS®」のノウハウを
活かし、日本国内における外国人材活用を支援する目的で、日本語スピーキング力学習プログラムの開発を株式会
社JELLYFISHと共同で行い、キャリア事業の拡大を図っております。
当第1四半期連結累計期間においては、個人向けサービスについては、新型コロナウイルス感染症の終息後を見
据えた英語学習ニーズを引き続き取り込んでいるものの、コロナ禍における在宅での余暇時間に起因する英語学習
ニーズの一時的な高まりは落ち着いており、売上高は横ばいで推移しております。一方で、法人・教育機関向けサ
ービスについては、プロゴス社の人員拡充による営業体制強化が寄与し、売上高は増収となりました。また、在宅
での余暇時間の増加に起因する英語学習ニーズの一時的な高まりが落ち着いたことによるレッスン供給数の減少に
より売上原価は減少している一方、販売費及び一般管理費については、従業員数が前年同期比で増加したことによ
り人件費が増加しております。
以上の結果、当社グループの当第1四半期連結累計期間における売上高は1,314,443千円と前年同期比33,646千円
(2.6%)の増収、営業利益は44,905千円と前年同期比61,119千円(△57.6%)の減益、経常利益は29,494千円と前
年同期比77,870千円(△72.5%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は44,359千円と前年同期比22,360千
円(△33.5%)の減益となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間
の期首から適用しております。
また、当社グループは英語関連事業の単一セグメントであるため、セグメント毎の記載はしておりません。
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株式会社レアジョブ(6096) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ123,790千円増加し、
4,592,370千円となりました。これは主に、現金及び預金が130,114千円増加したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債につきましては、前連結会計年度末と比べ28,311千円減少し、
2,323,384千円となりました。これは主に、前受金が152,299千円増加、未払法人税等が154,729千円減少、流動負
債の賞与引当金が22,763千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産につきましては、前連結会計年度末と比べ152,102千円増加し、
2,268,985千円となりました。これは主に、資本剰余金が137,583千円増加したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2022年3月期の連結業績予想は、2021年5月13日付の2021年3月期決算短信で公表しました通期の連結業績予想か
ら変更ありません。
なお、当連結業績予想は、新型コロナウイルス感染症の影響を2022年3月末まで織り込み算出しております。
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株式会社レアジョブ(6096) 2022年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,860,209 2,990,323
預け金 6,161 1,142
売掛金 225,737 120,726
前払費用 61,491 80,816
デリバティブ債権 38,594 27,225
その他 21,957 33,761
流動資産合計 3,214,152 3,253,997
固定資産
有形固定資産
建物 144,324 148,328
減価償却累計額 △56,801 △61,372
建物(純額) 87,522 86,956
工具、器具及び備品 172,719 184,046
減価償却累計額 △118,624 △129,916
工具、器具及び備品(純額) 54,094 54,129
車両運搬具 2,374 2,505
減価償却累計額 △1,820 △2,046
車両運搬具(純額) 554 459
使用権資産 391,404 412,916
減価償却累計額 △45,773 △61,543
減損損失累計額 △25,896 △27,311
使用権資産(純額) 319,734 324,061
有形固定資産合計 461,905 465,606
無形固定資産
商標権 2,116 2,054
ソフトウエア 312,336 291,862
ソフトウエア仮勘定 200,936 230,912
のれん 70,715 67,640
その他 330 330
無形固定資産合計 586,435 592,799
投資その他の資産
投資有価証券 32,940 62,266
敷金 104,561 127,892
繰延税金資産 57,261 79,833
その他 11,322 9,974
投資その他の資産合計 206,086 279,966
固定資産合計 1,254,427 1,338,373
資産合計 4,468,579 4,592,370
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株式会社レアジョブ(6096) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
1年内返済予定の長期借入金 30,000 30,000
リース債務 46,812 50,178
未払金 179,172 162,230
未払費用 237,007 272,444
未払法人税等 163,653 8,924
未払消費税等 154,312 97,343
前受金 132,568 284,868
預り金 25,511 44,984
賞与引当金 45,663 22,900
その他 22,754 34,775
流動負債合計 1,037,458 1,008,650
固定負債
長期借入金 960,000 945,000
退職給付に係る負債 51,996 56,838
リース債務 298,039 308,505
資産除去債務 2,984 2,911
賞与引当金 242 363
その他 974 1,115
固定負債合計 1,314,238 1,314,734
負債合計 2,351,696 2,323,384
純資産の部
株主資本
資本金 582,082 603,506
資本剰余金 618,074 755,658
利益剰余金 916,302 869,853
自己株式 △289,968 △239,647
株主資本合計 1,826,490 1,989,370
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △1,146 △1,259
繰延ヘッジ損益 26,776 18,889
為替換算調整勘定 5,883 7,150
退職給付に係る調整累計額 △18,727 △18,835
その他の包括利益累計額合計 12,786 5,944
新株予約権 92,741 91,270
非支配株主持分 184,864 182,399
純資産合計 2,116,882 2,268,985
負債純資産合計 4,468,579 4,592,370
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株式会社レアジョブ(6096) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 1,280,796 1,314,443
売上原価 577,956 555,899
売上総利益 702,839 758,543
販売費及び一般管理費 596,815 713,637
営業利益 106,024 44,905
営業外収益
受取利息 27 30
為替差益 2,736 -
持分法による投資利益 356 -
補助金収入 139 -
その他 391 664
営業外収益合計 3,652 694
営業外費用
支払利息 2,308 3,753
為替差損 - 6,357
持分法による投資損失 - 510
減価償却費 - 4,399
その他 2 1,084
営業外費用合計 2,311 16,105
経常利益 107,365 29,494
特別損失
事業撤退損 - 517
特別損失合計 - 517
税金等調整前四半期純利益 107,365 28,976
法人税、住民税及び事業税 32,498 5,187
法人税等調整額 13,676 △18,104
法人税等合計 46,175 △12,917
四半期純利益 61,190 41,894
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △5,529 △2,464
親会社株主に帰属する四半期純利益 66,719 44,359
6
株式会社レアジョブ(6096) 2022年3月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益 61,190 41,894
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △54 △112
繰延ヘッジ損益 8,949 △7,887
為替換算調整勘定 1,370 1,266
退職給付に係る調整額 332 △108
その他の包括利益合計 10,598 △6,842
四半期包括利益 71,788 35,052
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 77,267 36,310
非支配株主に係る四半期包括利益 △5,478 △1,258
7
株式会社レアジョブ(6096) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時
点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っ
ておりますが、繰越利益剰余金の当期首残高へ与える影響はありません。
(追加情報)
(表示方法の変更)
当社グループが顧客に提供しているサービスに関して、システム運用に係る費用については、従来、「販売
費及び一般管理費」としておりましたが、当第1四半期連結会計期間より「売上原価」として表示区分を変更
することといたしました。
この変更は、今後の事業拡大への取り組みに伴い管理体制の強化、損益管理区分の見直しを行い、事業の実
態をより適切に反映するために実施したものであります。
当該変更により、前第1四半期連結累計期間については組替え後の四半期連結財務諸表となっております。
なお、組替え前と比較して、前第1四半期連結累計期間の売上原価は11,211千円増加し、売上総利益、販売費
及び一般管理費はそれぞれ同額減少いたしましたが、営業利益に与える影響はありません。
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
当第1四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した新型コロナウイルス感染症の
影響等を含む仮定に重要な変更はありません。
(セグメント情報等)
当社グループは、「英語関連事業」の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
8