6093 エスクローAJ 2021-04-09 15:00:00
2021年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年4月9日
上場会社名 株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン 上場取引所 東
コード番号 6093 URL http://www.ea-j.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 本間 英明
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 管理本部担当 執行役員 (氏名) 太田 昌景 TEL 03-6703-0500
定時株主総会開催予定日 2021年5月27日 配当支払開始予定日 2021年5月28日
有価証券報告書提出予定日 2021年5月28日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年2月期の連結業績(2020年3月1日∼2021年2月28日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年2月期 3,072 △4.1 492 13.4 549 24.1 363 26.8
2020年2月期 3,205 3.2 434 12.6 442 11.8 286 △1.5
(注)包括利益 2021年2月期 390百万円 (35.8%) 2020年2月期 287百万円 (△1.4%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2021年2月期 8.52 8.49 12.5 15.4 16.0
2020年2月期 6.94 6.73 10.5 13.3 13.5
(参考) 持分法投資損益 2021年2月期 ―百万円 2020年2月期 ―百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年2月期 3,820 3,155 82.6 72.80
2020年2月期 3,311 2,665 80.2 64.29
(参考) 自己資本 2021年2月期 3,155百万円 2020年2月期 2,654百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年2月期 414 110 69 2,626
2020年2月期 434 △13 △501 2,032
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2020年2月期 ― 0.00 ― 3.50 3.50 144 50.4 5.3
2021年2月期 ― 0.00 ― 4.00 4.00 173 46.9 6.0
2022年2月期(予想) ― ― ― ― ― ―
3. 2022年 2月期の連結業績予想(2021年 3月 1日∼2022年 2月28日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 1,554 △1.6 134 △53.0 136 △59.5 71 △67.8 1.65
通期 3,517 14.5 500 1.6 502 △8.5 336 △7.6 7.76
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年2月期 45,630,483 株 2020年2月期 42,521,884 株
② 期末自己株式数 2021年2月期 2,293,335 株 2020年2月期 1,226,852 株
③ 期中平均株式数 2021年2月期 42,679,437 株 2020年2月期 41,349,788 株
(参考)個別業績の概要
1. 2021年2月期の個別業績(2020年3月1日∼2021年2月28日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年2月期 1,948 9.8 354 53.0 407 75.8 276 74.3
2020年2月期 1,775 △2.5 231 22.9 231 19.6 158 12.7
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2021年2月期 6.47 6.44
2020年2月期 3.83 3.71
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年2月期 3,150 2,748 87.3 63.43
2020年2月期 2,694 2,346 86.7 56.57
(参考) 自己資本 2021年2月期 2,748百万円 2020年2月期 2,336百万円
2. 2022年 2月期の個別業績予想(2021年 3月 1日∼2022年 2月28日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 962 △2.4 70 △65.9 70 △72.3 45 △73.5 1.05
通期 2,085 7.0 264 △25.5 264 △35.1 180 △34.8 4.16
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料P.4「1.経営成績等の概況 (4)今後の見通し」をご参照ください。
㈱エスクロー・エージェント・ジャパン(6093) 2021 年2月期決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 8
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 8
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 13
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 17
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 17
4.個別財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 18
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………………… 18
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………………………… 20
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………………………… 21
- 1 -
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により、経済活動が抑
制され、厳しい状況が続きました。これまで段階的に経済活動再開に向けた政策が講じられてきたものの、本格的な感
染の収束時期は未だ見通しが立っておらず、景気の先行きには依然として予断を許さない状況が続いております。
国内の住宅・不動産を取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う消費マインドの落ち込みや営業活動
の自粛の影響等があったものの、民間住宅ローンの新規貸出件数は安定推移となっており、特にネット専業銀行におけ
る住宅ローン債権残高は増加基調になっております。また、政府による新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込
んだ経済への対策として、住宅ローン減税や住宅取得等資金に係る贈与税非課税措置の延長が2021年度税制改正に盛り
込まれました。さらにリモートワークの普及で消費者の住宅に対する意識に変化が生じ、追い風となって受注を伸ばす
注文住宅会社もあるなど、不動産の資産価値の捉え方はコロナ禍の影響を反映して変わりつつあります。
このような状況の下、金融機関向けの住宅ローン実行に係る当社サービスの利用件数は堅調に推移したほか、不動産
事業者向けサービスにおいても、コロナ禍で非対面スタイルが強みに転じ受注件数が増加いたしました。
当連結会計年度については、エスクローサービス事業ならびにBPO事業が堅調に推移いたしましたが、不動産オーク
ション事業が低調な推移となりました。損益面につきましては、業務の効率化を推進して費用の削減に努めたほか、投
資事業組合運用益により、営業利益及び経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも前年同期比で増益とな
りました。
以上の結果、当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高は3,072,866千円(前年同期比4.1%減)、営業
利益は492,432千円(前年同期比13.4%増)、経常利益は549,687千円(前年同期比24.1%増)、親会社株主に帰属する
当期純利益は363,750千円(前年同期比26.8%増)となりました。
(エスクローサービス事業)
エスクローサービス事業においては、専門家、金融機関、不動産事業者に対し、不動産取引の効率性、利便性、安
全性の向上に寄与する各種支援システム等により、業務の効率化を提案しております。また連結子会社の株式会社エ
スクロー・エージェント・ジャパン信託における信託サービス、相続手続き代行サービスでは決済の安全確保、財産
保全等のニーズに対応しております。
当連結会計年度においては、新型コロナウイルス感染症の拡大で、個人のインターネットバンキングの利用促進に
より受注が増加いたしました。また、非対面決済サービス「H'OURS(アワーズ)」についても前年と比較して利用件
数が大幅に増加いたしました。
以上の結果、セグメント売上高は955,976千円(前年同期比8.7%増)、セグメント利益は726,519千円(前年同期
比5.8%増)となりました。
(BPO事業)
BPO事業においては、金融機関における住宅ローン融資に係る事務受託をはじめ、クライアントの業務課題を解決す
るための事務合理化等、コスト節減ニーズに応じたサービスを提供しております。また、連結子会社の株式会社中央
グループでは、建築・開発設計サービスや不動産鑑定サービス、専門家への業務支援や建設事業者向け各種コンサル
ティングサービスを提供しております。当連結会計年度においては、不動産・建設事業者向けサービスにおいて新規
取引先からの受注が伸長いたしました。
以上の結果、セグメント売上高は1,929,522千円(前年同期比5.6%増)、セグメント利益は403,424千円(前年同
期比14.2%増)となりました。
(不動産オークション事業)
不動産オークション事業においては、株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン信託にて、主に税理士等の専
門家からの相談に応じ、不動産の調査から取引決済まで安全性の高い不動産取引の機会の場を提供しております。こ
れにより売買後のトラブルや紛争を未然に回避することができるほか、取引価格については入札方式を採用すること
によって透明性の高い価格形成が可能となり、不動産取引の効率性、利便性、安全性の向上に寄与しております。
当連結会計年度においては、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、営業活動が制限されたことで案件進捗に
遅れが生じ、オークションによる決済は低調な推移となりました。
以上の結果、セグメント売上高は187,367千円(前年同期比62.5%減)、セグメント利益は5,358千円(前年同期
比94.7%減)となりました。
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㈱エスクロー・エージェント・ジャパン(6093) 2021 年2月期決算短信
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は3,304,699千円となり、前連結会計年度末と比較して608,651千円の増加とな
りました。これは主に、現金及び預金が591,522千円増加したことによるものであります。固定資産は515,939千円と
なり、前連結会計年度末と比較して99,508千円の減少となりました。これは主に、長期預金100,000千円が流動資産
へ振替となったことに加え、繰延税金資産が12,971千円減少した一方、保有する投資有価証券の時価が上昇したこと
により投資有価証券が23,514千円増加したこと、またソフトウエア開発に係るソフトウエア仮勘定の計上が31,784千
円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は3,820,638千円となり、前連結会計年度末と比較して509,142千円の増加となりました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は535,239千円となり、前連結会計年度末と比較して24,891千円の増加となり
ました。これは主に、未払法人税等が35,082千円、未払消費税等が13,648千円増加した一方、買掛金が19,423千円減
少したこと等によるものであります。固定負債は130,388千円となり、前連結会計年度末と比較して5,530千円の減少
となりました。
この結果、負債合計は665,627千円となり、前連結会計年度末と比較して19,360千円の増加となりました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は3,155,011千円となり、前連結会計年度末と比較して489,781千円の増加と
なりました。これは主に、自己株式の取得が194,682千円、剰余金の配当が144,532千円あった一方、新株予約権の行
使及び譲渡制限付株式報酬の付与による新株発行により資本金が224,686千円、資本準備金が224,686千円増加したほ
か、その他有価証券評価差額金が26,277千円増加したこと、また親会社株主に帰属する四半期純利益が363,750千円
であったことによるものです。
この結果、自己資本比率は82.6%(前連結会計年度末は80.2%)となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は2,626,581千円となり、前連結会計年度末と比較して594,322千円の
増加となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローの収入は414,951千円(前連結会計年度は434,511千円の収入)となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益が549,925千円となった一方、法人税等の支払146,918千円があったことによる
ものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローの収入は110,214千円(前連結会計年度は13,319千円の支出)となりました。
これは主に、無形固定資産の取得による支出56,454千円があった一方で、信託預金の解約による収入100,000千円、
また、投資事業組合からの分配による収入64,723千円があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローの収入は69,156千円(前連結会計年度は501,283千円の支出)となりました。
これは主に、自己株式の取得による支出194,682千円、配当金の支払額144,486千円があった一方で、新株予約権の行
使による株式の発行による収入423,098千円等があったことによるものであります。
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(キャッシュ・フロー関連指標の推移)
2017年2月期 2018年2月期 2019年2月期 2020年2月期 2021年2月期
自己資本比率(%) 79.0 84.7 84.2 80.2 82.6
時価ベースの自己資本比率(%) 487.6 629.8 317.2 215.7 347.1
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%) 7.7 12.8 10.0 5.4 2.6
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 948.9 945.3 797.7 1,712.1 2,882.5
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注)1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しています。
2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しています。
3.キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
4.有利子負債は貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としておりま
す。
(4)今後の見通し
新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済への影響は、各国政府が実施した金融緩和策などの効果により、マイ
ナス成長から緩やかな回復が見込まれるものの、依然として再拡大の懸念から景気の先行き不透明感は続くものと思わ
れます。また、我が国経済におきましても、インバウンド需要の低下や飲食を中心とした消費活動停滞によって企業の
生産活動に深刻な影響を及ぼす可能性が拭いきれず、先行きが見通せない状況が続くものと推察されます。
こうしたなか、当社を取り巻く環境において、住宅ローン業務を手がける金融機関は、事務手続きにかかるコストの
削減や、業務効率の改善に努めて生産性の向上を図り、従来のビジネスモデルからの脱却を推し進めています。また、
人手不足が深刻となっている建設事業者や不動産事業者及び不動産取引に関わる専門家においても、労働生産性の向上
による働き方改革を推進しています。
このような状況の下、当社グループは不動産取引の安全を保証する「トランザクション・マネジメント・カンパ
ニー」として圧倒的な競争優位性を確立する共通プラットフォームの構築を推進し、当社グループの強みを生かした事
業の再構築を柔軟に行うことによって、クライアントが抱える課題の解決、ひいては社会全体の利益と発展に貢献する
ことで持続的な企業価値向上を図ってまいります。
エスクローサービス事業においては、専門家向けオペレーションサービスや、非対面決済サービス「H'OURS(アワー
ズ)」を中心に、クライアントの業務負荷を軽減し、生産性向上に貢献することで事業拡大を図ります。
BPO事業においては、金融機関からの受託業務をオペレーションセンターに集約し、ローコストで高品質なサービス
提供を実現して利益率の向上を図ります。また、専門家への業務支援を推進するほか、建設事業者向けには、住宅建築
支援ツール「アーキテクト・レール」の提供によりクライアントのDX化を支援してまいります。
不動産オークション事業については、今後も拡大が予想される相続案件に対する需要に対し、オークションによる決
済案件の確保に努めてまいります。
また、新業務オペレーションシステム「EPS: EAJ Platform System」のリリースや、オペレーションセンターの
新設なども予定しており、高品質かつ安定的な業務受託体制を構築するための投資を継続してまいります。
以上により、2022年2月期の連結業績予想につきましては、売上高3,517百万円(前年比14.5%増)、営業利益500百
万円(前年比1.6%増)、経常利益502百万円(前年比8.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益336百万円(前年比
7.6%減)を見込んでおります。
なお、2022年2月期の連結業績予想には投資事業組合運用益は見込んでおりません。また、新型コロナウイルスの感
染拡大による影響は軽微と判断しておりますが、今後の進展や事業動向などを踏まえ、業績予想の修正が必要となった
場合には、速やかに開示いたします。
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㈱エスクロー・エージェント・ジャパン(6093) 2021 年2月期決算短信
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務
諸表を作成する方針であります。
なお、国際財務報告基準につきましては、外国人株主比率の推移及び国内外の諸情勢を踏まえ、適切に対応してい
く方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年2月29日) (2021年2月28日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,235,059 2,826,581
売掛金 371,978 395,439
その他 90,812 84,352
貸倒引当金 △1,802 △1,673
流動資産合計 2,696,048 3,304,699
固定資産
有形固定資産
建物 93,921 93,921
リース資産 30,063 30,063
その他 70,854 70,692
減価償却累計額 △93,718 △109,951
有形固定資産合計 101,121 84,725
無形固定資産
ソフトウエア 130,373 110,926
ソフトウエア仮勘定 - 31,784
その他 13,633 7,213
無形固定資産合計 144,006 149,925
投資その他の資産
投資有価証券 100,281 123,796
差入保証金 128,548 129,029
長期預金 100,000 -
繰延税金資産 34,834 21,862
その他 6,654 6,599
投資その他の資産合計 370,319 281,288
固定資産合計 615,447 515,939
資産合計 3,311,495 3,820,638
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年2月29日) (2021年2月28日)
負債の部
流動負債
買掛金 114,560 95,136
未払法人税等 103,144 138,226
賞与引当金 50,316 49,998
その他 242,326 251,877
流動負債合計 510,348 535,239
固定負債
資産除去債務 34,622 34,665
退職給付に係る負債 35,976 36,046
その他 65,319 59,677
固定負債合計 135,918 130,388
負債合計 646,266 665,627
純資産の部
株主資本
資本金 422,379 647,065
資本剰余金 537,219 761,905
利益剰余金 2,048,518 2,267,736
自己株式 △353,589 △548,271
株主資本合計 2,654,528 3,128,436
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 296 26,574
その他の包括利益累計額合計 296 26,574
新株予約権 10,404 -
純資産合計 2,665,229 3,155,011
負債純資産合計 3,311,495 3,820,638
- 7 -
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
売上高 3,205,512 3,072,866
売上原価 1,668,262 1,631,753
売上総利益 1,537,250 1,441,113
販売費及び一般管理費 1,103,194 948,680
営業利益 434,055 492,432
営業外収益
受取利息 261 40
受取賃貸料 16,724 16,200
違約金収入 8,820 -
投資事業組合運用益 - 50,398
その他 4,495 8,377
営業外収益合計 30,301 75,016
営業外費用
支払利息 253 143
賃貸費用 14,739 13,066
投資事業組合運用損 4,340 -
株式交付費 - 1,818
その他 2,245 2,732
営業外費用合計 21,579 17,761
経常利益 442,777 549,687
特別利益
新株予約権戻入益 - 238
特別利益合計 - 238
税金等調整前当期純利益 442,777 549,925
法人税、住民税及び事業税 171,956 184,801
法人税等調整額 △16,107 1,373
法人税等合計 155,849 186,175
当期純利益 286,928 363,750
親会社株主に帰属する当期純利益 286,928 363,750
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㈱エスクロー・エージェント・ジャパン(6093) 2021 年2月期決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
当期純利益 286,928 363,750
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 258 26,277
その他の包括利益合計 258 26,277
包括利益 287,187 390,028
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 287,187 390,028
非支配株主に係る包括利益 - -
- 9 -
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 405,586 520,426 1,909,790 △497 2,835,306
当期変動額
新株の発行 16,792 16,792 33,585
剰余金の配当 △148,201 △148,201
親会社株主に帰属する
286,928 286,928
当期純利益
自己株式の取得 △353,091 △353,091
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 16,792 16,792 138,727 △353,091 △180,777
当期末残高 422,379 537,219 2,048,518 △353,589 2,654,528
その他の包括利益累計額
新株予約権 純資産合計
その他有価証券 その他の包括利
評価差額金 益累計額合計
当期首残高 37 37 10,984 2,846,328
当期変動額
新株の発行 33,585
剰余金の配当 △148,201
親会社株主に帰属する
286,928
当期純利益
自己株式の取得 △353,091
株主資本以外の項目の
258 258 △580 △321
当期変動額(純額)
当期変動額合計 258 258 △580 △181,098
当期末残高 296 296 10,404 2,665,229
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㈱エスクロー・エージェント・ジャパン(6093) 2021 年2月期決算短信
当連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 422,379 537,219 2,048,518 △353,589 2,654,528
当期変動額
新株の発行 224,686 224,686 449,372
剰余金の配当 △144,532 △144,532
親会社株主に帰属する
363,750 363,750
当期純利益
自己株式の取得 △194,682 △194,682
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 224,686 224,686 219,218 △194,682 473,908
当期末残高 647,065 761,905 2,267,736 △548,271 3,128,436
その他の包括利益累計額
新株予約権 純資産合計
その他有価証券 その他の包括利
評価差額金 益累計額合計
当期首残高 296 296 10,404 2,665,229
当期変動額
新株の発行 449,372
剰余金の配当 △144,532
親会社株主に帰属する
363,750
当期純利益
自己株式の取得 △194,682
株主資本以外の項目の
26,277 26,277 △10,404 15,873
当期変動額(純額)
当期変動額合計 26,277 26,277 △10,404 489,781
当期末残高 26,574 26,574 - 3,155,011
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 442,777 549,925
減価償却費 68,574 69,983
貸倒引当金の増減額(△は減少) △255 △128
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △373 70
受取利息 △261 △40
支払利息 253 143
違約金収入 △8,820 -
投資事業組合運用損益(△は益) 4,340 △50,398
株式報酬費用 16,686 8,478
売上債権の増減額(△は増加) △50,223 △23,461
たな卸資産の増減額(△は増加) △13,494 26,416
仕入債務の増減額(△は減少) 8,671 △19,423
未収入金の増減額(△は増加) 9,325 △4,949
未払金の増減額(△は減少) △1,284 △7,533
未払消費税等の増減額(△は減少) 43,908 13,648
その他 34,480 △757
小計 554,307 561,974
利息の受取額 265 39
利息の支払額 △253 △143
違約金の受取額 8,820 -
法人税等の支払額 △128,627 △146,918
営業活動によるキャッシュ・フロー 434,511 414,951
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △2,976 △3,328
無形固定資産の取得による支出 △3,929 △56,454
定期預金の払戻による収入 300,000 2,800
定期預金の預入による支出 △301,050 -
信託預金の解約による収入 - 100,000
投資事業組合からの分配による収入 - 64,723
預り敷金及び保証金の受入による収入 - 2,640
預り敷金及び保証金の返還による支出 △5,040 -
その他 △324 △166
投資活動によるキャッシュ・フロー △13,319 110,214
財務活動によるキャッシュ・フロー
リース債務の返済による支出 △13,810 △12,948
自己株式の取得による支出 △353,091 △194,682
新株予約権の行使による株式の発行による収入 14,000 423,098
配当金の支払額 △148,130 △144,486
その他 △251 △1,823
財務活動によるキャッシュ・フロー △501,283 69,156
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △80,091 594,322
現金及び現金同等物の期首残高 2,112,350 2,032,259
現金及び現金同等物の期末残高 2,032,259 2,626,581
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㈱エスクロー・エージェント・ジャパン(6093) 2021 年2月期決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
(1)報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が、経
営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであり、「エス
クローサービス」「BPO」「不動産オークション」の3つを報告セグメントとしております。
(2)各セグメントに属するサービスの種類
① エスクローサービス事業
不動産取引に係る関係者に対して、専門家向けオペレーションサービスの提供、不動産取引保証サービス、
エスクロー口座、相続手続き代行サービス、建物完成・引渡サポートサービス、非対面決済サービス
「H'OURS(アワーズ)」の提供等を主に行っております。また、株式会社エスクロー・エージェント・ジャ
パン信託において信託機能を活用した各種サービスの提供を行っております。
② BPO事業
金融機関の事務の合理化・効率化を図るため、金融機関内での各種事務処理の代行や業務受託を中心とし
て、物件調査、金銭消費貸借契約の締結事務の支援、その他人材の派遣等の各種サービスを行っております。
また、株式会社中央グループにおいて、建築設計及び開発行為に係るコンサルティング業、並びに不動産取
引に携わる専門家に対する業務支援サービスを提供しております。
③ 不動産オークション事業
主に税理士等の専門家からの相談により、不動産取引の売主・買主に対して、不動産オークションサービ
スの提供を株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン信託にて行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
- 13 -
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自2019年3月1日 至2020年2月29日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結財務諸
調整額
合計 表計上額
エスクロー 不動産オー (注)1
BPO 計 (注)2
サービス クション
売上高
外部顧客への売上高 879,743 1,826,464 499,305 3,205,512 3,205,512 - 3,205,512
セグメント間の内部売
- - - - - - -
上高又は振替高
計 879,743 1,826,464 499,305 3,205,512 3,205,512 - 3,205,512
セグメント利益 686,492 353,220 101,307 1,141,021 1,141,021 △706,965 434,055
セグメント資産 230,346 829,903 455,966 1,516,216 1,516,216 1,795,279 3,311,495
その他の項目
減価償却費 4,069 42,281 289 46,641 46,641 21,933 68,574
有形固定資産及び無形
2,979 2,976 - 5,955 5,955 1,259 7,214
固定資産の増加額
(注)1.調整額の内容は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△706,965千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社
費用は、報告セグメントに帰属しない本社部門等で生じた販売費及び一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額1,795,279千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。
(3)減価償却費の調整額21,933千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産に係る減価償却費でありま
す。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額1,259千円は、各報告セグメントに配分していない全社資
産に係る資産の増加額であります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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㈱エスクロー・エージェント・ジャパン(6093) 2021 年2月期決算短信
当連結会計年度(自2020年3月1日 至2021年2月28日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結財務諸
調整額
合計 表計上額
エスクロー 不動産オー (注)1
BPO 計 (注)2
サービス クション
売上高
外部顧客への売上高 955,976 1,929,522 187,367 3,072,866 3,072,866 - 3,072,866
セグメント間の内部売
- - - - - - -
上高又は振替高
計 955,976 1,929,522 187,367 3,072,866 3,072,866 - 3,072,866
セグメント利益 726,519 403,424 5,358 1,135,301 1,135,301 △642,868 492,432
セグメント資産 282,473 902,384 295,536 1,480,394 1,480,394 2,340,244 3,820,638
その他の項目
減価償却費 13,766 33,040 110 46,916 46,916 23,066 69,983
有形固定資産及び無形
22,699 4,320 360 27,379 27,379 619 27,998
固定資産の増加額
(注)1.調整額の内容は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△642,868千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社
費用は、報告セグメントに帰属しない本社部門等で生じた販売費及び一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額2,340,244千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。
(3)減価償却費の調整額23,066千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産に係る減価償却費でありま
す。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額619千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産
に係る資産の増加額であります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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【関連情報】
前連結会計年度(自2019年3月1日 至2020年2月29日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
(2)有形固定資産
本邦以外に所有している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
住信SBIネット銀行株式会社 335,749 BPO
当連結会計年度(自2020年3月1日 至2021年2月28日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
(2)有形固定資産
本邦以外に所有している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
住信SBIネット銀行株式会社 350,704 BPO
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㈱エスクロー・エージェント・ジャパン(6093) 2021 年2月期決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
1株当たり純資産額 64.29円 72.80円
1株当たり当期純利益 6.94円 8.52円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 6.73円 8.49円
(注)1.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年2月29日) (2021年2月28日)
純資産の部の合計額(千円) 2,665,229 3,155,011
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) 10,404 -
(うち新株予約権(千円)) (10,404) (-)
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 2,654,825 3,155,011
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の
41,295,032 43,337,148
普通株式の数(株)
2.1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであ
ります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 286,928 363,750
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
286,928 363,750
(千円)
期中平均株式数(株) 41,349,788 42,679,437
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) - -
普通株式増加数(株) 1,312,081 185,585
(うち新株予約権(株)) (1,312,081) (185,585)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株
当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式 - -
の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません
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4.個別財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2020年2月29日) (2021年2月28日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,511,925 2,024,499
売掛金 200,974 228,210
仕掛品 26,800 2,397
前渡金 1,663 23,668
前払費用 28,773 27,133
その他 25,992 30,628
貸倒引当金 △141 △164
流動資産合計 1,795,986 2,336,373
固定資産
有形固定資産
建物 86,080 86,080
工具、器具及び備品 40,145 40,764
リース資産 18,360 18,360
減価償却累計額 △60,865 △73,825
有形固定資産合計 83,721 71,380
無形固定資産
ソフトウエア 49,064 52,532
リース資産 13,000 6,647
商標権 632 566
ソフトウエア仮勘定 - 31,784
無形固定資産合計 62,697 91,530
投資その他の資産
関係会社株式 341,837 341,837
差入保証金 115,358 115,358
長期預金 100,000 -
投資有価証券 100,281 123,796
関係会社長期貸付金 80,134 59,691
長期前払費用 2,877 2,129
繰延税金資産 11,458 8,214
投資その他の資産合計 751,948 651,027
固定資産合計 898,367 813,939
資産合計 2,694,353 3,150,313
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㈱エスクロー・エージェント・ジャパン(6093) 2021 年2月期決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2020年2月29日) (2021年2月28日)
負債の部
流動負債
買掛金 51,232 48,742
リース債務 10,451 7,489
未払金 77,054 77,181
未払法人税等 58,460 116,360
未払消費税等 32,517 39,442
前受金 3,015 4,501
預り金 5,850 6,098
前受収益 2,624 2,106
賞与引当金 36,132 35,707
その他 535 1,499
流動負債合計 277,873 339,130
固定負債
リース債務 9,638 2,148
長期預り敷金 29,160 29,160
資産除去債務 31,134 31,176
固定負債合計 69,932 62,485
負債合計 347,806 401,616
純資産の部
株主資本
資本金 422,379 647,065
資本剰余金
資本準備金 437,379 662,065
その他資本剰余金 99,840 99,840
資本剰余金合計 537,219 761,905
利益剰余金
その他利益剰余金
投資損失準備金 33,187 32,770
繰越利益剰余金 1,696,648 1,828,651
利益剰余金合計 1,729,836 1,861,421
自己株式 △353,589 △548,271
株主資本合計 2,335,846 2,722,122
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 296 26,574
評価・換算差額等合計 296 26,574
新株予約権 10,404 -
純資産合計 2,346,547 2,748,696
負債純資産合計 2,694,353 3,150,313
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(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
売上高 1,775,516 1,948,635
売上原価 836,557 950,897
売上総利益 938,958 997,738
販売費及び一般管理費 707,025 642,904
営業利益 231,933 354,833
営業外収益
受取利息 728 375
受取賃貸料 15,310 14,820
投資事業組合運用益 - 50,398
その他 3,177 2,752
営業外収益合計 19,216 68,345
営業外費用
支払利息 242 139
賃貸費用 13,325 13,066
株式交付費 331 1,818
投資事業組合運用損 4,340 -
その他 1,095 683
営業外費用合計 19,334 15,708
経常利益 231,814 407,470
特別利益
新株予約権戻入益 - 238
特別利益合計 - 238
税引前当期純利益 231,814 407,708
法人税、住民税及び事業税 80,006 139,943
法人税等調整額 △6,634 △8,353
法人税等合計 73,372 131,590
当期純利益 158,442 276,118
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㈱エスクロー・エージェント・ジャパン(6093) 2021 年2月期決算短信
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
その他資本剰 資本剰余金 利益剰余金
資本準備金
余金 合計 投資損失準 繰越利益剰 合計
備金 余金
当期首残高 405,586 420,586 99,840 520,426 34,373 1,685,221 1,719,594
当期変動額
新株の発行 16,792 16,792 16,792
剰余金の配当 △148,201 △148,201
投資損失準備金の積立 33,187 △33,187 -
投資損失準備金の取崩 △34,373 34,373 -
当期純利益 158,442 158,442
自己株式の取得
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 16,792 16,792 - 16,792 △1,185 11,426 10,241
当期末残高 422,379 437,379 99,840 537,219 33,187 1,696,648 1,729,836
株主資本
その他有価証
新株予約権 純資産合計
券評価差額金
自己株式 株主資本合計
当期首残高 △497 2,645,110 37 10,984 2,656,132
当期変動額
新株の発行 33,585 33,585
剰余金の配当 △148,201 △148,201
投資損失準備金の積立 - -
投資損失準備金の取崩 - -
当期純利益 158,442 158,442
自己株式の取得 △353,091 △353,091 △353,091
株主資本以外の項目の
258 △580 △321
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △353,091 △309,264 258 △580 △309,585
当期末残高 △353,589 2,335,846 296 10,404 2,346,547
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当事業年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
その他資本剰 資本剰余金 利益剰余金
資本準備金
余金 合計 投資損失準 繰越利益剰 合計
備金 余金
当期首残高 422,379 437,379 99,840 537,219 33,187 1,696,648 1,729,836
当期変動額
新株の発行 224,686 224,686 224,686
剰余金の配当 △144,532 △144,532
投資損失準備金の積立 32,770 △32,770 -
投資損失準備金の取崩 △33,187 33,187 -
当期純利益 276,118 276,118
自己株式の取得
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 224,686 224,686 - 224,686 △417 132,003 131,585
当期末残高 647,065 662,065 99,840 761,905 32,770 1,828,651 1,861,421
株主資本
その他有価証
新株予約権 純資産合計
券評価差額金
自己株式 株主資本合計
当期首残高 △353,589 2,335,846 296 10,404 2,346,547
当期変動額
新株の発行 449,372 449,372
剰余金の配当 △144,532 △144,532
投資損失準備金の積立 - -
投資損失準備金の取崩 - -
当期純利益 276,118 276,118
自己株式の取得 △194,682 △194,682 △194,682
株主資本以外の項目の
26,277 △10,404 15,873
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △194,682 386,276 26,277 △10,404 402,149
当期末残高 △548,271 2,722,122 26,574 - 2,748,696
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