6092 M-エンバイオHD 2020-02-14 16:00:00
持分法適用関連会社の解散および清算に伴う特別損失計上に関するお知らせ [pdf]

                                          2020 年2月 14 日
各 位
                    会 社 名 株式会社エンバイオ・ホールディングス
                    代表者名 代 表 取 締 役 社 長     西    村    実
                                     (コード番号:6092)
                    問合せ先 経   理   部   長     長谷川 忠玄
                                     (TEL.03-5297-7155)



持分法適用関連会社の解散および清算に伴う特別損失計上に関するお知らせ

 当社の持分法適用関連会社である江蘇聖泰実田環境修復有限公司(以下、聖泰実田社と言い
ます。)は、2020 年2月 14 日開催の取締役会において、解散および清算について決議いたしま
したので、下記のとおりお知らせいたします。


                       記


1. 解散および清算に至った経緯
 当社は、2012 年6月より聖泰実田社で進めてきた中国市場の開拓を強化する目的で 2018 年2
月に 100%子会社の恩拜欧(南京)環保科技有限公司(以下、恩拜欧社と言います。
                                       )を南京市内
に設立し、聖泰実田社との2社体制で中国市場の開拓を行ってまいりました。当初は恩拜欧社が
日系企業、聖泰実田社が中国企業の顧客開拓を担当しておりましたが、恩拜欧社が当社の 100%
子会社であるというブランド力を生かして、徐々に中国全土の主要都市に提携企業を増やした
結果、恩拜欧社が日系企業と江蘇省以外の中国企業の顧客をカバーし、聖泰実田社は中国側合弁
当事者を通して江蘇省内の中国企業をカバーするようになりました。その後、恩拜欧社は江蘇省
内においても有力な提携企業との協業体制を構築できたことから、単独で中国全土の日系企業
および中国企業の顧客に営業できるようになりました。
 そこで恩拜欧社に経営資源を集約して効率化と収益の最大化を図る目的で、中国側合弁当事
者との協議を重ねた結果、合弁を解消して聖泰実田社を解散および清算することといたしまし
た。
 なお、環境影響評価事業を本業とする中国側合弁当事者とは、今後も恩拜欧社と案件ベースで
の協力関係を継続することで合意しております。
2.当該持分法適用会社の概要
① 商               号   江蘇聖泰実田環境修復有限公司
② 所       在       地   江蘇省南京市江寧開発区将軍大道 151 号
③ 代表者の役職・氏名           董事長       張文偉
④ 事   業       内   容   土壌汚染、重金属汚染、有機物汚染に関するコンサル及び改良工事
                      の施工、関連機器及び資材の生産・販売・関連薬剤の研究開発
⑤ 資       本       金   250 百万円
⑥ 設   立   年   月   日   2012 年6月4日
⑦ 株主及び持ち株比率           株式会社エンバイオ・ホールディングス          49%
                      江蘇聖泰環境科技股份有限公司              51%
                      資本関係       当社が 49%出資
                                 当社から2名が当該会社の取締役を務めておりま
⑧ 上場会社と当該会社           人的関係
                                 す。
  との関係
                                 当社子会社が当該会社へ技術サポートを行っており
                      取引関係
                                 ます。


3. 解散および清算の日程
 2020 年3月末日 江蘇聖泰実田環境修復有限公司董事会において解散決議(予定)
 解散および清算につきましては、2020 年3月より現地法令に従い、必要な手続きが完了次
第、清算結了となる予定です。


4. 当該持分法適用会社の解散に伴う損益
 当該持分法適用会社の解散に伴い、2020 年3月期の個別財務諸表おいて、特別損失 24 百万
円程度を計上する見込みです。また、連結財務諸表においては軽微であります。なお、今後の
清算過程におきまして、追加費用などが見込まれますが、現時点で損失額を算定することは困
難でありますので、損失額の詳細が明らかになり次第公表いたします。


5.今後の見通し
 2020 年3月期連結業績に与える影響は軽微であると見込んでおります。今後、業績予想の修
正等が必要であることが判明した場合は、速やかにお知らせいたします。


                                                                 以上
(参考)当期連結業績予想(2020 年2月 14 日公表分)及び前期連結実績
                                                            親会社株主に帰属
                  売上高             営業利益         経常利益
                                                             する当期純利益
当期連結業績予想               百万円             百万円       百万円            百万円
(2020 年3月期)             7,448            732          551         531
 前期連結業績

(2019 年3月期)             8,563            633          435        △150