6092 M-エンバイオHD 2019-04-24 15:00:00
資本業務提携契約の締結に関するお知らせ [pdf]
2019 年4月 24 日
各位
会 社 名 株式会社エンバイオ・ホールディングス
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 西 村 実
(コード番号:6092)
問合せ先 取 締 役 中 村 賀 一
(TEL.03-5297-7155)
資本業務提携契約の締結に関するお知らせ
株式会社エンバイオ・ホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西村 実、
以下「当社」といいます。
)は本日開催の取締役会において、鉱研工業株式会社(本社:東京都
豊島区、代表取締役社長:末永 幸紘、以下「鉱研工業社」といいます。
)との間で資本業務提
携(以下、「本資本業務提携」といいます。)に係る契約(以下、
「本資本業務提携契約」といい
ます。)を締結することを決議致しましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
1. 本資本業務提携の目的及び理由
鉱研工業社は創業以来ボーリングマシンのトップメーカーとして、製品開発に力を注ぎ、ボ
ーリング機器の製造販売事業及びそれらを活用した特殊ボーリング工事事業を国内・海外で
展開してまいりました。
また、当社は傘下の事業会社である株式会社エンバイオ・エンジニアリングにおける原位置
調査・原位置浄化※を特徴とした土壌汚染対策事業を主力事業とし、そのほかブラウンフィー
ルド活用事業、自然エネルギー事業を柱に事業展開を行い、成長してまいりました。
地盤の環境問題を対象としてその解決策を設計して提供する当社の土壌汚染対策事業と地
盤環境を対象とした鉱研工業社の特殊ボーリング工事事業の領域は近接しており、業務提携
することにより、地盤環境に関する新たな技術ならびにサービスメニューを加えることがで
き、また鉱研工業社の支店・営業所と当社の営業拠点が補完し合うことにより、競争の激しい
国内市場において競争力を向上させシェア拡大を図ることができると考えます。さらに新た
な成長機会として両社が共に注力している海外においても、業務提携により技術ならびにサ
ービスメニューを拡充することが事業基盤を確保することに資すると考えます。このように
両社が強固な業務提携関係を持つことが、両社の企業価値及び株主利益のさらなる向上に資
すると考えられることから、このたび本資本業務提携契約を締結することになりました。
※原位置調査・原位置浄化とは、汚染された土壌や地下水を、汚染の存在する位置(位置)の地表また
はボーリング孔などを利用して地盤の性質を直接調べ、土壌を掘り出して場外に搬出せずに地中の汚
染物質を分解・浄化する方法です。
2. 本資本業務提携の内容
(1) 業務提携の内容
当社と鉱研工業社は、以下の業務分野において業務提携を行います。
① 国内事業において、当社の事業に対して鉱研工業社の支店・営業所での情報収
集を経て発掘した案件を紹介し、当社と鉱研工業社がそれぞれ有する技術を活
用して営業力を強化する連携。
② 海外事業において、鉱研工業社の事業に対して当社での情報収集を経て発掘し
た案件を紹介し、当社と鉱研工業社がそれぞれ有する技術を活用して営業力を
強化する連携。
(2) 資本提携の内容
当社は、2019 年4月 24 日に鉱研工業社のその他の関係会社である日立建機株式会
社から市場内立会外取引を通じ、鉱研工業社の普通株式 767,000 株(発行済株式数
比 8.55%、議決権所有割合 8.55%)を取得する予定です。詳細は、本日、当社が開示
しております「鉱研工業株式会社(証券コード:6297)の株式買付けの決定に関する
お知らせ」を御参照願います。
(3) 業務提携の当事者の概要
① 名称 鉱研工業株式会社
② 所在地 東京都豊島区高田二丁目 17 番 22 号
③ 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 末永 幸紘
各種ボーリングマシン・地盤改良機器及び基礎
④ 事業内容
工事機械の製造・販売並びに工事施工
⑤ 資本金 1,165,415 千円
⑥ 設立年月日 1947 年 10 月 16 日
⑦ 大株主及び持株比率(2018 年9月 30 日現在)
日立建機株式会社 25.65%
鉱研工業取引先持株会 3.77%
江口 工 3.40%
旭ダイヤモンド工業株式会社 1.60%
株式会社みずほ銀行 1.28%
山内 正義 1.14%
鉱研従業員持株会 1.13%
黒住 誠 0.92%
松井証券株式会社 0.81%
水上 元一 0.80%
⑧ 本資本業務提携の当事者間の関係
資本関係 該当事項はありません。
人的関係 該当事項はありません。
取引関係 該当事項はありません。
関連当事者への該当状況 該当事項はありません。
⑨ 最近 3 年間の連結経営成績及び連結財政状況(単位:千円)
2016 年 2017 年 2018 年
決算期
3月期 3月期 3月期
連結純資産 3,347,162 3,569,824 3,462,448
連結総資産 7,381,405 7,475,631 7,784,646
1株当たり連結純資産(円) 372.76 397.55 384.91
連結売上高 7,931,446 6,795,724 7,448,572
連結営業利益 751,661 185,736 71,476
連結経常利益 739,909 197,536 69,831
親会社株主に帰属する当期純利益
840,365 298,074 △30,008
又は当期純損失
1 株当たり連結当期純利益又は当
93.72 33.24 △3.35
期純損失(円)
1 株当たり配当金(円) 8.00 10.00 5.00
(4) 日程
① 取締役会決議日 2019年4月24日
② 契約締結日 2019年4月24日
③ 事業開始日 2019年4月25日(予定)
3. 資本業務提携契約の締結についての今後の見通し
本資本業務提携が当社の 2020 年3月期の業績に与える影響は軽微でありますが、中長期
的に当社と鉱研工業社の業績の向上に資するものと考えております。今後、業績に重大な影
響を与えることが明らかになった場合は、速やかに開示致します。
なお、当社の 2020 年3月期の業績予想は、2019 年5月 15 日に「2019 年3月期決算短信
〔日本基準〕(連結)
」において公表する予定です。