6090 M-HMT 2019-08-22 18:15:00
2019年6月期決算説明資料 [pdf]
2019年6月期
決算説明資料
2019年8月
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社 (6090)
目次
1.事業概要
2.2019年6月期業績概要
3.メタボロミクス事業の進捗について
4.バイオマーカー事業の進捗について
5.2020年6月期業績予想と経営⽅針
参考資料
2
1.事業概要
3
2つの基本戦略
世界一のメタボローム解析技術と
バイオマーカー探索の王道を確立
受託解析ビジネスの
成長/収益性向上
利益エンジン
革新的診断法を創造
バイオマーカー及び関連技術の実
用化による多面的展開
成長エンジン
4
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事業概要と収益の関係
メタボロミクス事業 バイオマーカー事業
代謝成分の網羅解析技術を⽤いて、 新規のバイオマーカーの探索研究を⾏い、
顧客(製薬企業等の研究部門や大学等の 新しい診断技術の開発、試薬・機器の
研究機関)の研究開発を支援します。 製造販売を⾏います。
・試薬販売/検査等受託
・受託試験
収益構造 ・ライセンス
・共同研究
・ロイヤリティ
収益時期 短期的 ⻑期的
研究機関、製薬企業、診断薬
製薬企業、食品会社、
顧客 企業、検査センター、病院、
大学、研究機関など
バイオ・ヘルスケア進出企業等
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2.2019年6月期業績概要
6
決算説明資料における期間⽐較について
当社は、2018年11月23⽇開催の臨時株主総会にお
いて、事業年度の末⽇を3月31⽇から6月30⽇に変更
いたしました。
次ページ以降の期間⽐較は、資料の種類により、
2019年6月期第4四半期累計期間
(2018年4月1⽇〜2019年3月31⽇)と
2018年3月期業績
(2017年4月1⽇〜2018年3月31⽇)の⽐較および、
2019年6月期第5四半期会計期間
(2019年4月1⽇〜2019年6月30⽇)と
2019年6月期第1四半期会計期間
(2018年4月1⽇〜2018年6月30⽇)を
⽐較しております。 7
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2019年6月期業績のサマリー
売上高 989百万円
メタボロミクス事業
中⼩型案件は堅調に推移したものの、前年に売上計上された大型案件
が今期は計上されず、低調に推移。4〜6月受注は回復
営業利益 △526百万円
メタボロミクス事業
売上⾼減少および⼈員・設備投資増加により、セグメント利益減少
決算期変更(15ヶ月決算)により、閑散期の4~6月を2回計上
バイオマーカー事業 うつ病バイオマーカー事業化への投資を継続
メタボロミクス事業における新解析プラン開発、将来成⻑に向けた⼈
全社共通
員への投資
TOPICS
3つの新サービスリリース、弘前大学共同講座開設
メタボロミクス事業
HMTが関与したメタボロミクスにかかる論⽂数が400を突破
PEAの性能・課題の把握、PEA欧州特許査定
バイオマーカー事業
エクソソーム精製試薬キットの取り扱いを開始
2018年7月より執⾏役員制度導⼊
全社共通
2018年11月の臨時株主総会決議により、3月から6月へ決算期を変更
8
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2019年6月期業績概要
大型案件の売上がなく減収、⼈的投資・メタボロミクス事業の
成⻑へ向けた設備投資、決算期変更により、閑散期である4〜6月期の
数値を取り込んだ事により前期⽐赤字拡大
(ご参考)
2019年6月期
2018年3月期
業績
業績
(12ヶ月)
(15ヶ月)
実績 実績
売 上 高 938 989
営 業 損 失 ( △ ) △ 140 △ 526
経 常 損 失 ( △ ) △ 149 △ 515
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
△ 156 △ 596
当 期 純 損 失 ( △ )
1株当たり当期純損失(△) △26円92銭 △101円92銭
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事業別売上トレンド(連結)
(単位︓百万円)
450
400
350
300
250
200
150
100
50
0
18/3 1Q 18/3 2Q 18/3 3Q 18/3 4Q 19/3 1Q 19/3 2Q 19/6 3Q 19/6 4Q 19/6 5Q
(4〜6月) (7〜9月) (10〜12月) (1〜3月) (4〜6月) (7〜9月) (10〜12月) (1〜3月) (4〜6月)
BM事業 0 0 0 2 0 0 0 0 0
メタボロミクス事業 117 190 212 417 151 125 162 395 155
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セグメント別実績
大型案件の寄与がなく売上減少、
更なる解析事業の成⻑・メタボローム解析技術を⽤いた
新解析プラン開発等への投資により費⽤増加
2019年6月期(上段/15ヶ月)
2018年3月期(下段/12ヶ月)
メタボロ バイオ
全社共通 合計
ミクス事業 マーカー事業
988 0 - 989
売上高
936 2 - 938
756 204 554 1,515
セグメント費用
490 187 400 1,079
営業利益⼜は 232 △204 △554 △526
営業損失(△)
445 △185 △400 △140
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前年同期増減分析(4〜6月期)
(単位︓百万円) 営業利益
0
売上
△100 増加
研究開発費
+4M
減少
前期 売上原価 +13M
△150 (2018/4〜6) 増加
その他販管費 当期
営業利益 △11M ⼈件費・旅費
△129M 増加 増加 (2019/4〜6)
△25M △12M 営業利益
△200
△161M
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営業利益増減分析(4Q累計/12ヶ月⽐較)
(単位︓百万円)
営業利益
0
△150 前期
(17/4〜18/3) 売上原価
営業利益 増加
△140M △60M その他販管費
⼈件費・旅費 研究開発費
△250 売上 増加
増加 減少
減少 △50M
△90M +79M
△104M
△350
当期
(18/4〜19/3)
営業利益
△365M 13
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2019年6月期連結受注実績
商談獲得に注⼒し受注残は増加傾向
(単位︓百万円)
2019年6月期業績
(2018年4月1⽇
〜2019年6月30⽇)
ご参考
ご参考
受注高
受注高 受注残高 受注残高
2018年3月期
2018年6月末
(12ヶ月)
メタボロミクス
1,076 1,004 263 166
事業
バイオマーカー
3 2 3 3
事業
合計 1,079 1,006 266 169
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2019年6月期 重点投資項目
(単位︓百万円·⼈)
2018年3月期 2019年6月期
(12ヶ月) (15ヶ月)
新解析プラン開発に係
る研究開発やBM事業化
研究開発費 235 189
に向けた技術開発に注
⼒
新解析プラン開発に向
設 備 投 資 135 155
けた設備強化
2018年4月⼊社
期 末 人 員 61 80 2019年4月⼊社
新卒合計9名含む
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2019年6月期 貸借対照表サマリー
2018年 2019年 2018年 2019年
(百万円) 増減 (百万円) 増減
3月期 6月期 3月期 6月期
流動資産 1,762 1,214 △548 流動負債 122 116 △6
現⾦及び預⾦ 1,261 948 △313 借⼊⾦・リース債務 9 10 0
売掛⾦ 220 70 △150 その他 113 106 △6
有価証券 200 100 △100 固定負債 47 37 △10
その他 81 96 15 借⼊⾦・リース債務 32 20 △12
固定資産 158 153 △5 その他 15 17 3
有形固定資産 140 131 △8 株主資本 1,693 1,112 △581
その他の包括利益
無形固定資産 9 10 1 20 19 △2
累計額
投資その他の資産 10 12 2 新株予約権 40 84 44
資産合計 1,921 1,367 △554 純資産合計 1,753 1,214 △538
負債・純資産合計 1,921 1,367 △554
⾃⼰資本⽐率 89.2% 82.7% △6.5 ポイント
流動⽐率 1444% 1047% △397 ポイント
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主要株主の直近(2019年6月末時点)の動向
上位に大きな変動はなし
2019年3月期 2019年6月期 2019年6月期
株主名 直近の動向
中間期(9月) 第3四半期(12月) 期末(6月)
株数 順位 ⽐率 株数 順位 ⽐率 株数 順位 ⽐率
冨田 勝 390,000 1 6.6% ⇒ 390,000 1 6.6% ⇒ 390,000 1 6.6% 創業者
エムスリー㈱ 217,100 2 3.7% ⇒ 217,100 2 3.7% ⇒ 217,100 2 3.7% 第三者割当増資引受
曽我 朋義 210,000 4 3.5% ⇒ 210,000 3 3.5% ⇒ 210,000 3 3.5% 創業者
㈱平田牧場 200,000 5 3.4% ⇒ 200,000 4 3.4% ⇒ 200,000 4 3.4% 第三者割当増資引受
第一生命保険㈱ 186,100 6 3.1% ⇒ 186,100 5 3.1% ⇒ 186,100 5 3.1%
⻄岡 孝明 150,000 7 2.5% ⇒ 150,000 6 2.5% ⇒ 150,000 6 2.5% 創業関係者
㈱⼭形銀⾏ 150,000 7 2.5% ⇒ 150,000 6 2.5% ⇒ 150,000 6 2.5% 第三者割当増資引受
㈱荘内銀⾏ 150,000 7 2.5% ⇒ 150,000 6 2.5% ⇒ 150,000 6 2.5% 第三者割当増資引受
楽天証券㈱ 55,500 14 0.9% ⇒ 66,000 14 1.1% ⇒ 109,800 9 1.8%
㈱SBI証券 213,000 3 3.6% ⇒ 74,300 13 1.2% ⇒ 83,289 10 1.4%
発⾏済株式総数 5,850,800 ⇒ 5,850,800 ⇒ 5,853,800
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代表取締役の異動
事業環境の大きな変化に対応するため、また、経営トップの若返りを図り、
新たな経営体制のもと、経営基盤の強化と活性化を企図し、持続的な成⻑発
展と更なる企業価値の向上を目指すために下記の異動を内定。
氏 名 新役職名 現役職名
菅野 隆二 取締役会⻑ 代表取締役社⻑
橋爪 克仁 代表取締役社⻑ 取締役
(ご参考)
2019年9月21⽇開催予定の第16回定時株主総会において、
上記の候補者が承認された場合、当社の役員構成(職名除く)は以下のとおり。
取締役 菅野 隆二
取締役 橋爪 克仁
取締役監査等委員 ⻑江 敏男
取締役監査等委員 松田 純一
取締役監査等委員 水谷 翠
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3.メタボロミクス事業の進捗について
2019年6月期 営業·マーケティング活動方針および結果
メタボロミクス事業
方策 結果
成
長 ■【食品分野の販促強化】
領 臨床試験への介⼊による大型案件の獲得
よ 域 新たな健康価値の創出における包括的ソ
る へ リューション展開
年間契約締結へ向けた価値訴求の強化 昨年度、獲得できた大型案件の受注減少
売 の
上 新 ■【医薬分野の販促強化】
拡 製 国内製薬企業からの受注が減り、製薬企業向
新製品投⼊により精神神経・新興・再興感染 け売上ダウン
大 品 症分野開拓
投 難治疾患研究領域にフォーカスした販促展開
入 バイオマーカー探索を目的とした大型案件獲
に
得活動の強化
海 ■米国
外 臨床研究・製薬会社の開拓を中⼼に大型案
退社した営業職員の補充の遅れ、政府系顧客
展 の価格低下圧⼒等により昨対割れ
件の獲得と販促エリアの拡大、新体制による
開 主要な課題に対して対応策を策定済み
組織基盤強化
へ
の ■欧州
更 メガファーマや創薬ベンチャーの案件を獲得
特定疾患にフォーカスした臨床案件獲得活動
な するなど、順調な伸⻑
の強化食品分野への参⼊
る
注 ■アジア
力 中国市場参⼊とアジア市場のさらなら市場開 中国で受注を複数件獲得。今後は提携を重視
拓と販促エリアの拡大
業 新
発 事 ■メタボローム解析に関連する受託以外の中 弘前大学大学院医学研究科に共同研究講座開
開
期的事業開発 設
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メタボロミクス事業外部環境分析
メタボロミクス事業
メタボロミクスがアカデミア向けの技術から産業界
の技術に進展
健康⻑寿や予防医療を目的としたヘルスケア関連で
の新事業開発向けニーズの増大
感染防御や腸内環境の改善などさまざまな機能性食
品のニーズ増大
健康志向(睡眠・ストレス・疲労・癒し)に関連する
市場規模の増大
認知症やアルツハイマー病などの精神神経疾患に対
する早期発⾒・診断・治療開発法開発ニーズの増大
抗がん剤コンパニオン診断薬⽤バイオマーカ探索
ニーズの増大
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メタボロミクス事業売上(4〜6月(旧1Q))
メタボロミクス事業
4〜6月期は、堅調に推移
(単位︓百万円)
200 日本・その他アジア 北米・欧州
150 154
150 +2%
12 19
118 +28%
100 25
138 135
50 93
0
2017/4〜6月 2018/4〜6月 2019/4〜6月
※メタボロミクスキットに係る売上を含む。
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メタボロミクス事業売上(4Q累計/12ヶ月)
メタボロミクス事業
国内外の大型案件の売上計上がなく減少
(単位︓百万円)
1,000 日本・その他アジア 北米・欧州
900 82 128
△11%
800 100
700
600
500
400 832 808
734
300
200
100
0
2017/03 2018/03 2019/06(4Q)
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業種別売上構成推移(4〜6月(旧1Q))
メタボロミクス事業
前年同期は化学分野で大型案件の計上あり、
(単位︓百万円)
大学・公的研究機関、製薬企業向け回復基調
160
大学・公的研究機関 製薬 食品 化学
140
120
100
80
60
40
20
0
2017/4〜6月 2018/4〜6月 2019/4〜6月
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業種別売上構成推移(4Q累計/12ヶ月)
メタボロミクス事業
化学分野以外は、前年同期⽐減少
(単位︓百万円)
大学・公的研究機関 食品 化学 製薬
1,000
800 △63%
+65%
600
400
200
0
2017/03 2018/03 2019/06(4Q)
25
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メタボロミクス事業セグメント利益(4〜6月(旧1Q))
メタボロミクス事業
組織体制強化に注⼒し、セグメント利益減少
(単位︓百万円)
30
セグメント利益
25
20
15
28
10
5 10
▲5
0
2017/4〜6月 2018/4〜6月 2019/4〜6月
▲5
▲ 10
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メタボロミクス事業セグメント利益(4Q累計/12ヶ月)
メタボロミクス事業
売上⾼の減少、新解析プラン⽴ち上げのため設備投資・組織体制強化に
注⼒したためセグメント利益減少
(単位︓百万円)
600
セグメント利益
500
400
△47%
300
501
445
200
100 238
0
2017/03 2018/03 2019/06(4Q)
27
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受注トレンド(4〜6月(旧1Q))
メタボロミクス事業
国内・海外とも堅調に推移
(単位︓百万円) メタボロミクス事業受注 米国法⼈︓HMT-A受注(現地通貨)
250 300 (単位︓1,000US$)
北米・欧州
220 +87%
259
200
⽇本・その他アジア
27
200
150 139 +58%
15 138
100
100
193
124 0
50
18/4〜6月 19/4〜6月
0
18/4〜6月 19/4〜6月
※メタボロミクスキットに係る受注を含む。 28
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受注トレンド(4Q累計/12ヶ月)
メタボロミクス事業
(単位︓百万円) メタボロミクス事業受注 米国法人:HMT-A受注(現地通貨)
1,200 北米・欧州
1,200
(単位︓1,000US$)
⽇本・その他アジア
1,000
1,000
112 △20%
800 △15% 89 800
600
600
400
893
400
763 200
200 0
18/3期 19/6期(4Q累計)
0
18/3期 19/6期(4Q累計)
※メタボロミクスキットに係る受注を含む。
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HMTの独自プラットフォームである CE-FTMS(OrbitrapMS)
による新解析プラン(ω Scan)に係る論⽂発表
メタボロミクス事業
CEとOrbitrapの接続を可能にした特許取得済のイオン源アダプタ CE-Orbitrapで測定したヒト血漿中の270物質の内訳
2018年10月販売開始の新解析プラン CE-TOFMSに⽐べ
Agilent Technologies社製のCEとThermo Fisher Scientific 10倍前後の⾼感度化を実現。
社製のOrbitrap型MSを接続するため、ネブライザ側を接地 結果として検出物質数が2〜2.5倍程度に増加
するタイプのESIに変換するアダプタを開発
国内特許6106864 号「イオン源アダプタ」
国際特許出願中(PCT/JP2017/012095)
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(ご参考)メタボローム受託解析プラン一覧
メタボロミクス事業
ω Scan Advanced Scan Basic Scan Dual Scan Mediator Scan C-SCOPE F-SCOPE
特許技術による 未知物質を含む HMTのメタボロミクス LC-MSの併用で 脂質メディエーターに エネルギー代謝に 安定同位体による
特徴
次世代型高感度解析 網羅解析 基本プラン 脂溶性物質も網羅 特化した解析 特化した高感度解析 ラベル解析
CE-FTMS CE-TOFMS CE-TOFMS (カチオン)
使用装置 CE-TOFMS CE-TOFMS LC-MS/MS CE-TOFMS
(特許技術) LC-TOFMS CE-MS/MS (アニオン)
CE-TOFMSにより測定 約900のイオン性代謝物質 中心エネルギー代謝に 中心エネルギー代謝に
約900のイオン性代謝物質 約900のイオン性代謝物質 計400の脂質代謝物質
可能な全ての代謝物質 +約300の脂質代謝物質 含まれる116物質 含まれる30(+24)物質
解析対象 糖リン酸・アミノ酸・核酸・ 糖リン酸・アミノ酸・核酸・ (Basic Scanの対象に加え) 脂質メディエーター 糖代謝(解糖系・TCA回路・
未知物質も含めた 糖代謝・アミノ酸代謝・
有機酸・ビタミン・ 有機酸・ビタミン・ 脂肪酸・アシルカルニチン・ (エイコサノイド類・ ペントース-リン酸経路)・
試料由来のイオン性物質 核酸代謝などに関与する
短/中鎖脂肪酸・ジペプチド 短/中鎖脂肪酸・ジペプチド 胆汁酸・ステロイド誘導体 リゾリン脂質類等)・ アデニンヌクレオチド・
(各試験で標的リストを作成) 代表的な物質
など など など 脂肪酸など アミノ酸・尿素回路関連物質
血液、尿:200 ~ 350 血液、尿:100 ~ 150 血液:180 ~ 200 血液、培地:50 ~ 80 培養細胞:
血液、尿:200 ~ 250
検出物質数 動植物組織:250 ~ 400 動植物組織:200 ~ 250 動植物組織:250 ~ 300 血液:300 ~ 350 動植物組織:90 ~ (アニオン)25 ~ 30
動植物組織:200 ~ 400
培養細胞:200 ~ 400 培養細胞:150 ~ 250 培養細胞:200 ~ 300 培養細胞:90 ~ (カチオン)20 ~ 24
定量値(3点検量)・ 各物質のアイソトポマーと
報告値 相対面積値 相対面積値 相対面積値 相対面積値 相対面積値 値を用いた30項目の 総和の相対面積値・
生化学パラメータ 1点検量による濃度計算値
濃度計算 濃度計算 濃度計算
ジペプチドスキャン
オプション (334種のジペプチド解析)
110物質 / 403物質 110物質 / 403物質 110物質 / 403物質 ― ― ―
(1点検量) (1点検量) (1点検量)
血液など体液試料を用いた 投薬や環境変化・遺伝子 投薬や環境変化・遺伝子
バイオマーカー探索 投薬や環境変化・遺伝子 脂質代謝が注目される
血液など体液試料を用いた 操作等による一次代謝全般 操作等による一次代謝全般
操作等による一次代謝全般 メカニズム解析
投薬や環境変化・遺伝子 バイオマーカー探索 に対する影響の理解 に対する影響の理解 基礎研究における
主な用途 に対する影響の理解
操作等による一次代謝全般 イオン性代謝物質の解析と メカニズム解明
食品、工業品などの 異なる食品・工業品の 絶対定量が必要とされる
に対する影響の理解 異なる食品・工業品の 組み合わせた網羅的な
品質評価指標の確立 脂溶性物質を含む 定量的な代謝解析や
成分プロファイリング 代謝プロファイリング
微量試料の解析 成分プロファイリング 長期的な研究
* 解析試料種や条件によって結果は異なります。 ** 追加解析は有料となります。 上記の内容は 2019年2月現在 の仕様に基づきます。
全ての試験に統計解析(t検定、PCA、HCA)とパスウェイマップ描画が付属します。(F-SCOPEは試験後に相談のうえ納品) 各プランの詳細については 『受託解析サービス仕様書』をご参照下さい。
31
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HMTにおける海外展開
メタボロミクス事業
欧州 子会社
HMT Europe オランダ ライデン
欧州でのメタボローム解析サービスの提供
米国 子会社
HMT America マサチューセッツ州ボストン
米国でのメタボローム解析サービスの提供
アジア
代理店および⽇本から営業展開 ⽇本
HMT 山形県鶴岡市
海外から送付された検体の
メタボローム解析・測定
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米国のビジネスは、主要な課題を既に特定しており
対応施策を実施していく
メタボロミクス事業
課題 対応施策
HMTブランドの認知度はまだ低い ウェブサイト改善
認知度 競合他社の⽅がマーケティング活動 Webinarによる活動強化
を活発 HMTの得意な領域にフォーカスした学会
メールによる営業が効かなくなった 参加
競合よりも⾼価格で提供してきた 競合並みの価格を非繁忙期に実施し効果
価格 アカデミアなどから、低価格を求め 測定
る声が強まっている 効果測定後、定価改訂も視野に
アウトバウン 退社した営業職員の補充・再教育が 昨年度採⽤した営業職員の⽴ち上がりが
ド営業 想定より遅れ ほぼ完了
アウトバウンド営業による商談件数 セールスプロセスの⾒える化を進めて営
が減少 業効率改善
なお、市場の伸び⾃体は堅調(一桁
台後半)を維持
計算できる大口案件が⽇本より少な 製薬、創薬分野での欧州の成功事例も参
大口案件 い 考に営業を強化
⼩口案件依存だと、売上が安定化し グラント獲得を狙った中規模プロジェク
ないリスクは存在 トを有⼒な顧客に提案
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中国ビジネスのアップデートと今後の方向性
メタボロミクス事業
中国ビジネスのアップデート 今後の方向性
中国向け価格設定済み ⾃前でのラボ設置や営業チャネル構
複数案件で既に受注を 築は、成⻑のスピードやスケール確
獲得 保のためにはベストではなく、むし
成果 納品した案件でも、報 ろ障害となりうる可能性がある
告書品質に⾼い評価
CE-MSが差別化要因と 従って、100%⾃前での進出にこだ
して十分機能 わるのではなく、CE-MSのプラッ
トフォームや解析のユニークさを活
中国国内規制強化によ ⽤して、従来より積極的に提携先確
り、現状ではヒト由来 保を優先して活動を進めていく
サンプルが扱えない
課題
全国をカバーする営業 合わせて、中国市場に合わせたサー
チャネルやラボの設置 ビス形態の検討を進めていく
は⾃⼒では時間がかか
る
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ご参考︓顕在化しているメタボロミクス受託解析市場規模
メタボロミクス事業
2017年; (単位:億円)
62.4 12.1
13.5
イギリス
8.5 9.1
ドイツ 12.3
米国 フランス 中国
日本
中国市場の伸び率は、年平均10-20%
2020年から2022年までに日本市場を超過する見込み
※各社レポートなどを元に当社推計
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4.バイオマーカー事業の進捗について
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うつ病に関する特許状況
バイオマーカー事業
中国
基本特許 2015年4月 登録済み ZL201080046087.6
PEA測定 2016年9月 登録済み ZL201280039054.8
米国
欧州
基本特許 2015年2月 登録済み US8951739
基本特許 査定済み(出願番号10808255.3)
PEA測定 2017年4月 登録済み US9631224
PEA測定 2017年1月 登録済み EP2778233
⽇本
基本特許 2013年9月 登録済み 特許第5372213号
PEA測定 2015年1月 登録済み 特許第5688163号
「うつ病のバイオマーカー、うつ病のバイオ
基本特許 マーカーの測定法、コンピュータプログラム、
及び記憶媒体」
PEA測定 「エタノールアミンリン酸の測定⽅法」
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うつ病と血中PEA濃度の関係(仮説)
バイオマーカー事業
治 療 回 復
PEA
うつ PEA 健康
PEA
血管 血管
低濃度 PEA PEA
PEA
PEA
PEA
PEA
PEA
Psychiatry Clin Neurosci. 2018 May;72(5):349-361. doi: 10.1111/pcn.12638. Epub 2018 Mar 3.
Plasma metabolome analysis of patients with major depressive disorder.
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PEAに係る臨床的有用性の確認
バイオマーカー事業
臨床フィジビリティ試験を実施し、
国内における多検体のPEA測定から顕在化してきた事象
①健常⼈でも、個⼈差の影響うけ、うつ病患者と同程度の低いPEA値と
なる場合がある。
②さらに、健常⼈とうつ病患者とのPEA濃度の変動差が⽐較的⼩さいた
め、安定なPEA測定値を得ることが重要となるが、そのためには検体
採取⽅法や検体保存等について適確な管理が必要。
医療現場での利⽤を想定した検体管理・運⽤の課題克服が重要。
上記の課題は存在するが、PEAは、うつ病の有⼒なバイオマー
カー候補
診断 検体管理⽅法等の再検討を⾏うとともに、治療効果検証等に焦
うつ病に 点をあてた研究の実施
対する
出口戦略
うつ病予防・早期発⾒・再発予防に資する評価指標開発の検討
予防 新たなポートフォリオとして開発を計画。
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バイオマーカーの既存事業
バイオマーカー事業
PEAプロジェクト
臨床・学術研究
検体の輸送・管理⽅法等を検討中
米国における臨床フィジビリティ試験の実施予定
うつ病回復状態とPEA値との相関性の検証予定
うつ病モデル動物による血漿PEA低下メカニズム解明に向けた研究
検出技術の開発状況
液体クロマトグラフィーによる測定法開発
さらなる改良のためにPEA測定の⾼感度化、コストダウン、堅牢化
を開発中
酵素法試薬キット開発
汎⽤の大型生化学分析装置向け試薬キットを開発中
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バイオマーカー事業の新たなポートフォリオ①
バイオマーカー事業
メンタルヘルス(精神状態評価)プロジェクト
ストレス・うつ病予防対策(特に健康経営市場)における
精神状態の評価指標の開発
大学医学部との共同研究の実施予定
✓PEAを含む複数の因⼦を利⽤した評価指標の確⽴目指す
イメージ
評価指標 A B C
健全 ⾼ストレス状態 うつ病リスク大
要精密検査
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バイオマーカー事業の新たなポートフォリオ②
バイオマーカー事業
新規事業領域への参入
Exosome(エクソソーム)プロジェクト
バイオマーカーの宝庫とされるエクソソームに着目
2019年4月 ExoIntact™ Exosome 精製試薬キットの国
内外での発売
製品ラインナップの拡充を目指す
Exosome研究⽤試薬・受託サービスの上市
Exosome産業(医療(ペット含む)・ヘルスケア・食品)
での製品開発推進
Exosome(エクソソーム)とは
• 脂質二重膜に包まれた生体内⼩胞
• 生体内コミュニケーションに重要
• バイオマーカーの宝庫︓miRNA、特異的なたんぱく質
• 医療分野(ペット含む)への応⽤︓診断・検査、治療、創薬
• ヘルスケア・食品分野での利⽤
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バイオマーカー事業の新たなポートフォリオ③
バイオマーカー事業
健康状態/疾患リスク予測モデル構築プロジェクト
糖尿病性腎症の早期診断⽤バイオマーカー探索(大学との共
同研究)
弘前大学COI「メタボロミクスイノベーション学講座」開設
健康状態予測モデル、将来の疾患リスク予測モデルの構築
弘前大学COI「メタボロミクスイノベーション学講座」
*岩⽊健康増進プロジェクト等の生体試料から得られた超多項目ビッグデータ
とメタボロミクスを主としたオミックスデータを解析することにより、
①「⼼と⾝体の健康に資するバイオマーカーの探索」
②「疾患の超早期予知・予兆に資するバイオマーカーの探索」
さらに、機械学習を用いたマルチマーカーによる健康状態予測モデル、将来の
疾患リスク予測モデルの構築を⾏い、実⽤化を目指す。
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主要なバイオマーカー研究開発状況まとめ
バイオマーカー事業
PEAの事業化プロジェクト
■検体管理⽅法などの課題検討
■国内外研究機関との共同研究の継続
■創薬支援 研究受託サービスの開始時期検討中
メンタルヘルス(精神状態評価)プロジェクト
■うつ病予防対策としての評価指標開発
■大学医学部との共同研究の実施
糖尿病性腎症
■大学との共同研究
Exosome関連プロジェクト
■製品ラインナップの拡充
■Exosome産業(医療(ペット含む)・ヘルスケア・食品)での製品開発推進
健康状態/疾患リスク予測モデル構築プロジェクト
■健康状態予測モデル、将来の疾患リスク予測モデルの構築(弘前大学COI)
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5.2020年6月期業績予想と経営方針
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2020年6月期 経営方針
売上⾼の持続的成⻑と業績予算の達成
新製品・新解析プランによる新分野・新地域開拓や新事業開発により
中期的飛躍の基盤づくり
メタボロミクス事業の生産性改善
営業⼿法の⾒直し等による営業活動の効率化、
分析時間短縮等による⽣産性の改善
バイオマーカー事業におけるポートフォリオの再構築
うつ病バイオマーカーの実用化・事業化を引き続き推進する他、
新たなパイプラインやバイオマーカー関連ビジネスの開発を目指す
安定株主の確保と対話による維持の継続
機関投資家、個人投資家向けのIR活動へ引き続き注力
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2020年6月期 連結業績予算
新解析プランの通期での普及と
メタボロミクスの新規市場開拓を目指す
うつ病バイオマーカーやメンタルヘルス分野に加え、新規参⼊の
Exosome関連事業など新たなポートフォリオの構築を目指す
予算 ご参考
2020年6月期 2019年6月期
(12ヶ月) (4月〜6月/15ヶ月)
⾦額 ⾦額
売 上 高 920 989
営業損失(△) △300 △526
経常損失(△) △299 △515
親会社株主に帰属する
△302 △596
当期純損失(△)
一株当たり
△51円59銭 △101円92銭
当期純損失(△)
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各事業の売上推移と今期予算
新解析プランの通期での普及とメタボロミクスの
新規市場開拓を⾏い、受注獲得を目指す
(単位︓百万円)
18/4月~19/3月(12ヶ月間)
1,000
800
600
400
200
0
19/6月期 20/6月期
16/3月期 17/3月期 18/3月期
(15ヶ月) (予算)
⼈材派遣事業 45 - - - -
BM事業 32 1 2 0 12
解析事業 703 913 936 988 908
※20/6月期(予算)は、19年7月から20年6月の12ヶ月間です。
※セグメント区分の変更によりメタボロミクスキット事業は、解析事業に含んでおります。
※派遣事業は、2016年3月末に事業を廃止いたしました。 48
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2020年6月期 メタボロミクス事業への取り組み
メタボロミクス事業
国内
1 研究機関、アカデミア、製薬のみならず、食品・化学分野でのヘル
スケア領域での新規市場開拓
2 営業・営業支援の増強による顧客カバレッジを拡大し、大口への攻
略に偏らず、中⼩型案件も取り込む
3 試料輸送から報告書提出までの解析を含んだワークフローの生産性
向上をはかり、受注後のコストダウンを実現する
海外
1 欧州拠点で、創薬、アカデミア分野の攻略をメインターゲットとし、
代理店を利⽤した開拓を実施する
2 4月〜11月の解析機器の稼働率を⾼めるためと欧米の売上拡大を目
的に、戦略的な価格弾⼒性を持たせる
3 法規制が変わった中国市場での新たな提携モデルを構築する
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2020年6月期 重点投資項目
(単位︓百万円)
2019年6月期 2020年6月期
実績 予算
メンタルヘルス(精神状態
評価)プロジェクト、うつ
研究開発費 189 150
病バイオマーカー事業化に
伴う開発費等
メタボローム解析の⾼感度
設 備 投 資 155 56 化に向けた投資
新市場向けの投資は一段落
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セグメント別業績予算
組織変更(生産と開発の連携強化、収益性改善のための取り組み)により、
メタボロミクス事業のセグメント費⽤増加、全社共通費⽤減少 (単位:百万円)
2020年6月期(予算)
メタボロ バイオ
全社共通 合計
ミクス事業 マーカー事業
売上高 908 12 - 920
セグメント費用 747 184 289 1,220
営業利益⼜は
161 △172 △289 △300
営業損失(△)
(※)前期まで全社共通に計上されていた研究開発費等の一部がメタボローム事業のセグメ
ント費⽤に計上されています。(上表メタボロミクス事業「セグメント費⽤」の747百万
円のうち当該影響額は、140百万円程度)
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参考資料
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会社概要
ヒューマン·メタボローム·テクノロジーズ株式会社
設⽴年月⽇︓2003年7月1⽇ 売上⾼(直近)︓988百万円(15ヶ月)
資本⾦︓1,462百万円 従業員数(連結)︓80名
代表者︓菅野 隆二(代表取締役社⻑) 本社︓⼭形県鶴岡市覚岸寺字水上246-2
創業者︓ 冨田 勝 慶大教授 東京事務所︓東京都中央区新川2-9-6
曽我 朋義 慶大教授 シュテルン中央ビル5階
主な事業内容︓メタボロミクス事業 ⼦会社︓HMTバイオメディカル株式会社 横浜市
バイオマーカー事業 HMTアメリカ アメリカボストン
HMTヨーロッパ オランダライデン
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沿革
2003年 ⼭形県鶴岡市末広町に資本⾦1千万円で会社設⽴
2004年 味の素株式会社と共同研究契約を締結
2009年 若⼿研究者のための奨学助成制度「HMTメタボロミクス先導研究助成制度」を創設
2010年 発明「腎臓病診断⽤マーカー及びその利⽤」を特許出願(糖尿病性腎症バイオマーカー基本特許)
韓国Young In Frontier Co.,Ltd.に、韓国内におけるメタボローム解析サービス及びメタボロミクスキットの独占
2011年
的販売権を供与
がん研究向け解析サービス“C-SCOPE”発表
2012年 アメリカ マサチューセッツ州ケンブリッジ市に販売⼦会社Human Metabolome Technologies America,Inc.を
設⽴
発明「うつ病のバイオマーカー、うつ病のバイオマーカーの測定法、コンピュータプログラム、及び記憶媒体」が
2013年 ⽇本国内において特許登録(特許第5372213号)
東京証券取引所マザーズへ上場
発明「脂肪性肝疾患を診断するためのバイオマーカー、その測定⽅法、コンピュータプログラム、および、記憶媒体」
2014年
が⽇本国内において特許登録(特許第5636567号)
発明「エタノールアミンリン酸の測定⽅法」が⽇本国内において特許登録(特許第5688163号)
うつ病バイオマーカーに関する基本特許)の米国での特許登録(US8951739号)
2015年
うつ病バイオマーカーに関する基本特許の中国での特許登録(ZL201080046087.6)
シスメックス株式会社とうつ病血液診断バイオマーカーライセンス契約を締結
HMT バイオメディカル株式会社の設⽴
2016年 エムスリー株式会社との資本業務提携及び第三者割当増資
うつ病関連バイオマーカー測定試薬キット(β版)の提供開始
⼦会社 HMT-Bにて、体外診断⽤医薬品製造販売業および卸売販売業 許可取得
オランダ ライデン市に販売⼦会社Human Metabolome Technologies Europe B.V. を設⽴
2017年
急性脳症バイオマーカーが⽇本国内において特許登録(特許第 6211283 号)
東洋紡とうつ病関連バイオマーカー⽤酵素の量産技術を確⽴
2018年 大うつ病性障害バイオマーカーに関する論⽂掲載
2019年 うつ病バイオマーカーに関する基本特許の欧州での特許査定(出願番号EP2778233)
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山形県鶴岡市
羽田空港から庄内空港まで1時間、東京駅からJRで4時間。
「鶴岡はバイオ産業の集積地になる。」
慶応義塾大学先端生命科学研究所
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ
スパイバー(新世代バイオ素材開発)
サリバテック(唾液でがん検査)
メタジェン(腸内細菌)
©YAMAGATA DESIGN株式会社. メトセラ(⼼筋細胞の再生医療)
モルキュア(抗体デザイン)
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本資料の取り扱いについて
本資料に含まれる将来の⾒通し等に関する記載は、現時点における情報に基
づき判断したものであり、今後のマクロ経済動向、市場環境や当社の属する
ライフサイエンス業界の動向、当社の研究開発の進捗、その他内部及び外部
要因により変動することがあります。
そのため、実際の業績が本資料に記載されている将来の⾒通し等に関する記
述と異なるリスクがあることを予めご了承ください。
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