6090 M-HMT 2020-08-20 18:30:00
2020年6月期 決算説明資料 [pdf]
2020年6月期
決算説明資料
2020年8月
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社 (6090)
決算説明資料における期間⽐較について
当社は、2018年11月23⽇開催の臨時株主総会におい
て、事業年度の末⽇を3月31⽇から6月30⽇へ変更し、
2019年6月期は15ヶ月の変則決算となっております。
次ページ以降の期間⽐較は、⽐較を分かりやすくすた
め、12ヶ月間となっています。
今期/2020年6月期︓2019年7月1⽇〜2020年6月30⽇
前期/2019年6月期︓2018年7月1⽇〜2019年6月30⽇
なお、2019年6月期第2〜第5四半期会計期間(2018年
7月1⽇〜2019年6月30⽇)の数値におきましては、監査
法人の監査を受けていない参考数値となります。
2
© Human Metabolome Technologies, Inc.
目次
1.2020年6月期 業績概要
2.2020年6月期 事業進捗
- メタボロミクス事業
- バイオマーカー事業
3.2021年6月期 業績予算
参考資料(会社概要、事業概要等)
3
1.2020年6月期 業績概要
4
事業概要
、 への貢献
中⻑期的拡⼤戦略
成⻑エンジン
メタボロミクス事業 バイオマーカー事業
バイオマーカー事業
代謝成分の網羅解析技術 新規のバイオマーカーの
を用いて、顧客(製薬企 探索研究を⾏い、新しい
革新的な検査技術・ 業等の研究部門や⼤学等 診断技術の開発、試薬・
診断技術を創出 の研究機関)の研究開発 機器の製造販売を⾏いま
を支援します。 す。
収益を投資
短期的利益エンジン ・検査受託、試薬販売
収益 ・受託試験
・ライセンス
構造 ・共同研究
・ロイヤリティ
メタボロミクス事業
収益
先端的なメタボローム解析技術と 短期的 ⻑期的
時期
バイオマーカー探索技術を確⽴
製薬企業、食品会社、 研究機関、検査機関、
顧客 ⼤学、研究機関など 病院、各種⺠間企業など
2020年6月期 重点施策
売上増加 利益改善
• 営業改革 • 国内外の経費構造の⾒直し
• 顧客志向の解析プラン創出 • 効率的な投資
メタボロミクス事業の設備投資は必要最小限
に留め、バイオマーカー事業化等への研究開
発を継続
6
© Human Metabolome Technologies, Inc.
2020年6月期 業績概要
販売が好調に推移し、当社創業以来、最高水準の売上高を計上
生産性改善等に取組み、赤字幅も大幅に縮小
(単位︓百万円)
(表中の△は損失)
2019年6月期 2020年6月期
第2~第5四半期業績 業績
増減額 増減率
(7〜6月) (7〜6月)
実績 実績
売 上 高 838 1,118 280 33%
営 業 利 益 △ 396 △ 17 379 -
経 常 利 益 △ 388 △ 16 372 -
親会社株主に帰属する
△ 468 △ 47 421 -
当 期 純 利 益
1株当たり当期純利益 △ 80.10 △ 8.15 - -
7
© Human Metabolome Technologies, Inc.
セグメント別実績
セグメント売上高 (単位︓百万円)
2019.6
2020.6 増減額
7月〜6月
メタボロミクス
838 1,114 276
事業 営業利益
バイオマーカー
0 4 4
事業 2019.6
2020.6 増減額
全社共通 - - - 7月〜6月
メタボロミクス
204 457 253
合計 838 1,118 280 事業
バイオマーカー
△ 155 △ 161 △6
事業
セグメント費用
全社共通 △ 446 △ 313 133
2019.6
2020.6 増減額
7月〜6月 合計 △ 396 △ 17 379
メタボロミクス
634 657 23
事業
バイオマーカー
155 165 10
事業
全社共通 446 313 △ 133
2019.6︓2019年6月期 第2〜第5四半期会計期間
(2018年7月1⽇〜2019年6月30⽇)
合計 1,235 1,135 △ 100 2020.6︓2020年6月期
(2019年7月1⽇〜2020年6月30⽇) 8
© Human Metabolome Technologies, Inc.
セグメント別実績(売上高・費用)
セグメント売上高 セグメント費用
営業体制の強化に取り組み メタボロミクス事業︓生産技術改善、
売上増加 バイオマーカー事業︓研究開発
両事業で開発コストが微増
管理コスト中⼼に経費全般の⾒直し
メタボロミクス事業 バイオマーカー事業 メタボロミクス事業 バイオマーカー事業 全社共通
(単位︓百万円) (単位︓百万円)
+280M △100M
1200 増収 1,400 費用圧縮
1,118
1,235
1,200 1,135
1000
1,000
838
800
800 研究開発費
600
200
600 400 150
100
200
50
400 0 0
19/6 20/6 19/6 20/6 19/6 20/6
(7-6月) (7-6月)
(7-6月) (7-6月) (7-6月) (7-6月) 9
© Human Metabolome Technologies, Inc.
セグメント別実績(営業利益)
営業利益
売上増加と生産性向上等に伴う経費圧縮により、営業損失が縮小
全社共通 (単位︓百万円)
+133
バイオマーカー事業
△6
メタボロミクス事業
+380M
+253
2019.6期 2020.6期
(2018/7-6) (2019/7-6)
営業利益 営業利益
△396M △17M
10
© Human Metabolome Technologies, Inc.
2.2020年6月期 事業進捗
- メタボロミクス事業の進捗について
メタボロミクス事業外部環境分析
メタボロミクス事業
アカデミア向け技術だったものが、 健康⻑寿・予防医療を目的とした
産業界の技術 に進展 ヘルスケア関連での新事業開発
向けニーズ増⼤
産業支援 感染防御 や腸内環境の改善 など、
様々な機能性食品のニーズ増⼤
研究支援 ヘルスケア・
メディカル分野 健康志向(睡眠・ストレス・疲労・
癒し)に関連する市場規模拡⼤
アカデミア・ (健康産業)
製薬等研究者
認知症やアルツハイマー病などの
最先端研究の 新規市場開拓 精神神経疾患に対する早期発⾒・
ブレークスルーに貢献 診断・治療開発法 開発ニーズ増⼤
食品機能性評価、 抗がん剤コンパニオン診断薬用
腸内環境研究等、 バイオマーカー探索ニーズ増⼤
メンタルヘルスへの応用
12
© Human Metabolome Technologies, Inc.
メタボロミクス事業 2020年6月期の取り組み結果
メタボロミクス事業
ヘルスケア・
営業強化 代理店活用
メディカル産業
国内
1 研究機関、アカデミア、製薬のみならず、食品・化学分野でのヘルスケア産業領域に
おける新規市場開拓
2 営業体制・ユーザーサポートの増強による顧客層を拡大
3 試料輸送から報告書提出までの解析を含んだワークフローの生産性向上をはかり、
受注後のコストダウンを実現する
海外
1 日本の4月〜11月の解析機器の稼働率を高めるため、海外市場からの受注獲得に
注⼒
2 欧州・アジア地域において、創薬、アカデミア分野の攻略をメインターゲットとし、
代理店を利用した開拓を実施する
3 中国市場のビジネス展開に関してはマーケティング調査を継続
13
© Human Metabolome Technologies, Inc.
メタボロミクス事業 メニュー別・分野別 売上状況(7〜6月)
メタボロミクス事業
新解析メニューの効果もあり、
ヘルスケア・ 特にヘルスケアおよびメディカル産業分野向けの
メディカル産業
脂質を含む網羅解析や大型試験の受託売上が伸⻑
売上
+33%
受託メニュー別売上 2.7億円増 分野別売上
ヘルスケア・ 1,200
合計1,114 1,200
合計1,114
1,100
メディカル領域の 1,000
120
1,100
132
1,000
ヒト試験等に注⼒ 900 合計838 151 900 合計838
800 81 800 85 303
700 161 700
179
600 600 161
500 500 85
大型試験の増加 400 844 400
300 596 300
489 518
200 200
100 100
0 0
18/7-19/6月 19/7-20/6月 18/7-19/6月 19/7-20/6月
(2Q〜5Q) (2Q〜5Q)
脂質含む網羅解析 ターゲット解析
⼤学・公的機関 化学 食品 製薬
その他
(単位︓百万円)
※メタボロミクスキットに係る売上を含む。 14
© Human Metabolome Technologies, Inc.
メタボロミクス事業地域別売上状況・受注状況(7〜6月)
メタボロミクス事業
営業企画部を新設、ユーザーサポートを強化
営業強化
顧客ニーズにマッチしたプロモーションを展開
代理店活用 海外を中⼼に代理店を活用、着実に受注を拡大
地域別売上 地域別受注
<事業を展開している地域>
+33%、2.7億円増 +25%、2.3億円増
日本 北⽶・欧州 アジア他
日本 北⽶・欧州 アジア 日本
HMT 山形県鶴岡市
1200 合計1,172
合計1,114 1200 国内・海外から送付された検体の
58 メタボローム解析・測定
62
1000 118 1000 合計937 139
合計838 60
42 103
米国 子会社
800 800
107 HMT America マサチューセッツ州ボストン
600 米国でのメタボローム解析サービスの提供
600
934 975
400 400 774
689 欧州 子会社
200 200 HMT Europe オランダ ライデン
欧州でのメタボローム解析サービスの提供
0 0
18/7〜6月 19/7〜6月 18/7〜6月 19/7〜6月
(2Q〜5Q)
アジア
(2Q〜5Q) (単位︓百万円) 代理店および日本から営業展開
※メタボロミクスキットに係る受注を含む。 15
© Human Metabolome Technologies, Inc.
2.2020年6月期 事業進捗
- バイオマーカー事業の進捗について
16
開発領域
バイオマーカー事業
、 予防・未病
こころ と からだ の
への貢献
健康指標開発
中⻑期的拡⼤戦略 ・メンタルヘルス
成⻑エンジン
・疾病リスク予測
バイオマーカー事業
革新的な検査技術・
診断技術を創出 バイオマーカー探索の
研究支援
短期的利益エンジン
メタボロミクス事業 ・PEA研究用測定受託
先端的なメタボローム解析技術
・Exosome精製キット販売、
とバイオマーカー探索の王道を 精製受託
確⽴
17
© Human Metabolome Technologies, Inc.
(ご参考)うつ病の現状について
バイオマーカー事業 予防・未病
こころ と からだ の健康指標開発 うつ病(気分障害)に
うつ病関連 〜メンタルヘルス〜 苦しむ人の推計(2015年)
2019年5月6日 日本経済新聞朝刊より
世界 より良い
約3憶2000万人 治療法・
予防法
⽇本
約500万人
科学データに基づく
客観的指標と
検査技術の開発
治 療 回 復
PEA
うつ PEA 健康
PEA
血管 血管
低濃度 PEA PEA
PEA
PEA
Psychiatry Clin Neurosci. 2018 May;72(5):349-361. doi: 10.1111/pcn.12638. Epub 2018 Mar 3. PEA PEA
PEA
Plasma metabolome analysis of patients with major depressive disorder. 18
© Human Metabolome Technologies, Inc. うつ病と血中PEA濃度の関係(仮説)
(ご参考)軽度認知障害(MCI)の研究開発について
バイオマーカー事業
予防・未病
MCI(軽度認知障害)関連の研究開発 こころ と からだ の健康指標開発
〜メンタルヘルス〜
当社が参画している弘前COIに関連する「岩木健康増進プロジェクト」にお
ける、多項目ビッグデータを活かした弘前⼤学と東北⼤学の「COI若⼿連携
研究ファンド(認知症の予防と早期発⾒のためのビッグデータ多層解析)」 認知症発症前の早い段階から
に基づき発⾒されたMCIマーカーを共同で特許出願し、実用化を目指す。
効果的な予防および
認知症の超早期診断法の確⽴へ
認知症有病者
⽇本の
462万人
認知症患者数 (全体の15%) 実用化
MCIの高齢者数
約400万人 3,079万人
(全体の13%)
多検体での検証・検出系の開発
約2,217万人
MCIバイオマーカー(複数)
出典︓厚⽣労働省「65歳以上の高齢者におけ
る認知症の現状(2012年時点の推計値)」
軽度認知障害(MCI)について(MCI︓Mild Cognitive Impairment)
正常と認知症の中間の状態。
•物忘れはあるが、日常生活に支障がない。
•MCIの⽅のうち、年間10〜30%が認知症に進⾏。
•一⽅、正常なレベルに回復する人もいる。
(5年後に38.5%が正常化したという報告あり)
出典︓厚生労働省「認知症施策の総合的な推進について(参考資料)
19
© Human Metabolome Technologies, Inc.
主要なバイオマーカー開発状況まとめ
バイオマーカー事業
精神状態の評価指標の開発としてマルチマー
カーへの取組みを加速。
予防・モニタリングに焦点を当てた開発を継
続。
複数大学との共同研究継続。
メンタルヘルス
弘前COIのプロジェクトにおいて、軽度認知
症マーカー候補を発⾒。
弘前大・東北大と特許共同出願 契約締結。
弊社共同研究講座「メタボロミクスイノベー
ション学」(弘前大学)での研究開発。
軽度認知症マーカー
20
© Human Metabolome Technologies, Inc.
主要なバイオマーカー開発状況まとめ
バイオマーカー事業
国内大学との共同研究を実施中。
(当社保有マーカーの検証の継続)
糖尿病性腎症
PEA研究検査受託において、測定費用の削減へ
の取組みを実施。研究検査の更なる普及を目指
す。
エクソソーム関連分野の研究ツール(試薬・受
バイオマーカー探索
託等)開発。
研究支援
21
© Human Metabolome Technologies, Inc.
3.2021年6月期 通期業績予算
22
2021年6月期 連結業績予算
売上高増加
・新たな解析メニューの拡充、グローバルでの営業体制の強化等に取組む
・COVID-19の影響は、測定試料の遅延等のマイナス要素があるものの、
プラス要素(研究活動の活発化)も考えられ、現時点では軽微
⿊字化
・研究開発は緩めることなく継続していく。
・解析の稼働率を上げ⽣産性向上と適切なコストコントロールにより
⿊字化を目指す
(単位︓百万円)
(ご参考)
予算
前期 差額
2021年6月期
2020年6月期
⾦額 ⾦額 ⾦額
売 上 高 1,200 1,118 +82
営業利益 20 △17 +37
経常利益 35 △16 +51
親会社株主に帰属する当期純利益 10 △47 +57
⼀株当たり当期純利益 1円69銭 △8円15銭 -
23
© Human Metabolome Technologies, Inc.
おわりに
研究支援から産業支援へ
予防医療、個別化医療への貢献へ
人々を健康へ導く企業へ
24
© Human Metabolome Technologies, Inc.
参考資料
25
会社概要
ヒューマン·メタボローム·テクノロジーズ株式会社
設⽴年月⽇︓2003年7月1⽇ 売上高(直近)︓1,118百万円
資本⾦︓1,480百万円 従業員数(連結)︓78名(博⼠︓22名)
取締役(社内)︓橋⽖ 克仁(代表取締役社⻑) 本社︓⼭形県鶴岡市覚岸寺字⽔上246-2
菅野 隆⼆(取締役会⻑) 東京事務所︓東京都中央区新川2-9-6
創業者︓冨⽥ 勝 慶⼤教授 シュテルン中央ビル5階
曽我 朋義 慶⼤教授 ⼦会社︓HMTバイオメディカル株式会社 横浜市
主な事業内容︓メタボロミクス事業 HMTアメリカ アメリカボストン
バイオマーカー事業 HMTヨーロッパ オランダライデン
(2020年6月末現在) 26
© Human Metabolome Technologies, Inc.
沿革
2003年 ⼭形県鶴岡市末広町に資本⾦1千万円で会社設⽴
2004年 味の素株式会社と共同研究契約を締結
2009年 若⼿研究者のための奨学助成制度「HMTメタボロミクス先導研究助成制度」を創設
2010年 発明「腎臓病診断用マーカー及びその利用」を特許出願(糖尿病性腎症バイオマーカー基本特許)
韓国Young In Frontier Co.,Ltd.に、韓国内におけるメタボローム解析サービス及びメタボロミクスキットの独占
2011年
的販売権を供与
がん研究向け解析サービス“C-SCOPE”発表
2012年 アメリカ マサチューセッツ州ケンブリッジ市に販売⼦会社Human Metabolome Technologies America,Inc.を
設⽴
発明「うつ病のバイオマーカー、うつ病のバイオマーカーの測定法、コンピュータプログラム、及び記憶媒体」が
2013年 ⽇本国内において特許登録(特許第5372213号)
東京証券取引所マザーズへ上場
発明「脂肪性肝疾患を診断するためのバイオマーカー、その測定方法、コンピュータプログラム、および、記憶媒体」
2014年
が⽇本国内において特許登録(特許第5636567号)
発明「エタノールアミンリン酸の測定方法」が⽇本国内において特許登録(特許第5688163号)
うつ病バイオマーカーに関する基本特許)の米国での特許登録(US8951739号)
2015年
うつ病バイオマーカーに関する基本特許の中国での特許登録(ZL201080046087.6)
シスメックス株式会社とうつ病血液診断バイオマーカーライセンス契約を締結
HMT バイオメディカル株式会社の設⽴
2016年 エムスリー株式会社との資本業務提携及び第三者割当増資
うつ病関連バイオマーカー測定試薬キット(β版)の提供開始
⼦会社 HMT-Bにて、体外診断用医薬品製造販売業および卸売販売業 許可取得
オランダ ライデン市に販売⼦会社Human Metabolome Technologies Europe B.V. を設⽴
2017年
急性脳症バイオマーカーが⽇本国内において特許登録(特許第 6211283 号)
東洋紡とうつ病関連バイオマーカー用酵素の量産技術を確⽴
2018年 ⼤うつ病性障害バイオマーカーに関する論⽂掲載
2019年 うつ病バイオマーカーに関する基本特許の欧州での特許査定(出願番号EP2778233)
27
© Human Metabolome Technologies, Inc.
(ご参考)メタボローム受託解析プラン⼀覧
メタボロミクス事業
ω Scan Advanced Scan Basic Scan Dual Scan Mediator Scan C-SCOPE F-SCOPE
特許技術による 未知物質を含む HMTのメタボロミクス LC-MSの併用で 脂質メディエーターに エネルギー代謝に 安定同位体による
特徴
次世代型高感度解析 網羅解析 基本プラン 脂溶性物質も網羅 特化した解析 特化した高感度解析 ラベル解析
CE-FTMS CE-TOFMS CE-TOFMS (カチオン)
使用装置 CE-TOFMS CE-TOFMS LC-MS/MS CE-TOFMS
(特許技術) LC-TOFMS CE-MS/MS (アニオン)
CE-TOFMSにより測定 約900のイオン性代謝物質 中心エネルギー代謝に 中心エネルギー代謝に
約900のイオン性代謝物質 約900のイオン性代謝物質 計400の脂質代謝物質
可能な全ての代謝物質 +約300の脂質代謝物質 含まれる116物質 含まれる30(+24)物質
解析対象 糖リン酸・アミノ酸・核酸・ 糖リン酸・アミノ酸・核酸・ (Basic Scanの対象に加え) 脂質メディエーター 糖代謝(解糖系・TCA回路・
未知物質も含めた 糖代謝・アミノ酸代謝・
有機酸・ビタミン・ 有機酸・ビタミン・ 脂肪酸・アシルカルニチン・ (エイコサノイド類・ ペントース-リン酸経路)・
試料由来のイオン性物質 核酸代謝などに関与する
短/中鎖脂肪酸・ジペプチド 短/中鎖脂肪酸・ジペプチド 胆汁酸・ステロイド誘導体 リゾリン脂質類等)・ アデニンヌクレオチド・
(各試験で標的リストを作成) 代表的な物質
など など など 脂肪酸など アミノ酸・尿素回路関連物質
血液、尿:200 ~ 350 血液、尿:100 ~ 150 血液:180 ~ 200 血液、培地:50 ~ 80 培養細胞:
血液、尿:200 ~ 250
検出物質数 動植物組織:250 ~ 400 動植物組織:200 ~ 250 動植物組織:250 ~ 300 血液:300 ~ 350 動植物組織:90 ~ (アニオン)25 ~ 30
動植物組織:200 ~ 400
培養細胞:200 ~ 400 培養細胞:150 ~ 250 培養細胞:200 ~ 300 培養細胞:90 ~ (カチオン)20 ~ 24
定量値(3点検量)・ 各物質のアイソトポマーと
報告値 相対面積値 相対面積値 相対面積値 相対面積値 相対面積値 値を用いた30項目の 総和の相対面積値・
生化学パラメータ 1点検量による濃度計算値
濃度計算 濃度計算 濃度計算
ジペプチドスキャン
オプション (334種のジペプチド解析)
110物質 / 403物質 110物質 / 403物質 110物質 / 403物質 ― ― ―
(1点検量) (1点検量) (1点検量)
血液など体液試料を用いた 投薬や環境変化・遺伝子 投薬や環境変化・遺伝子
バイオマーカー探索 投薬や環境変化・遺伝子 脂質代謝が注目される
血液など体液試料を用いた 操作等による一次代謝全般 操作等による一次代謝全般
操作等による一次代謝全般 メカニズム解析
投薬や環境変化・遺伝子 バイオマーカー探索 に対する影響の理解 に対する影響の理解 基礎研究における
主な用途 に対する影響の理解
操作等による一次代謝全般 イオン性代謝物質の解析と メカニズム解明
食品、工業品などの 異なる食品・工業品の 絶対定量が必要とされる
に対する影響の理解 異なる食品・工業品の 組み合わせた網羅的な
品質評価指標の確立 脂溶性物質を含む 定量的な代謝解析や
成分プロファイリング 代謝プロファイリング
微量試料の解析 成分プロファイリング 長期的な研究
* 解析試料種や条件によって結果は異なります。 ** 追加解析は有料となります。 上記の内容は 2019年2月現在 の仕様に基づきます。
全ての試験に統計解析(t検定、PCA、HCA)とパスウェイマップ描画が付属します。(F-SCOPEは試験後に相談のうえ納品) 各プランの詳細については 『受託解析サービス仕様書』をご参照下さい。
28
© Human Metabolome Technologies, Inc.
(ご参考)うつ病に関する特許状況
バイオマーカー事業
中国
基本特許 2015年4月 登録済み ZL201080046087.6
PEA測定 2016年9月 登録済み ZL201280039054.8
米国
欧州
基本特許 2015年2月 登録済み US8951739
基本特許 査定済み(出願番号10808255.3)
PEA測定 2017年4月 登録済み US9631224
PEA測定 2017年1月 登録済み EP2778233
⽇本
基本特許 2013年9月 登録済み 特許第5372213号
PEA測定 2015年1月 登録済み 特許第5688163号
「うつ病のバイオマーカー、うつ病のバイオ
基本特許 マーカーの測定法、コンピュータプログラム、
及び記憶媒体」
PEA測定 「エタノールアミンリン酸の測定方法」
29
© Human Metabolome Technologies, Inc.
山形県鶴岡市
羽⽥空港から庄内空港まで1時間、東京駅からJRで4時間。
「鶴岡はバイオ産業の集積地になる。」
慶応義塾⼤学先端⽣命科学研究所
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ
スパイバー(新世代バイオ素材開発)
サリバテック(唾液でがん検査)
メタジェン(腸内細菌)
©YAMAGATA DESIGN株式会社. メトセラ(⼼筋細胞の再⽣医療)
モルキュア(抗体デザイン)
30
© Human Metabolome Technologies, Inc.
本資料の取り扱いについて
本資料に含まれる将来の⾒通し等に関する記載は、現時点における情報に基
づき判断したものであり、今後のマクロ経済動向、市場環境や当社の属する
ライフサイエンス業界の動向、当社の研究開発の進捗、その他内部及び外部
要因により変動することがあります。
そのため、実際の業績が本資料に記載されている将来の⾒通し等に関する記
述と異なるリスクがあることを予めご了承ください。
31
© Human Metabolome Technologies, Inc.