2022年3月期 1Q決算補足資料
2021年8月6日
株式会社ウィルグループ （東証一部 6089）
目次
Ⅰ.2022年3月期1Q 実績
Ⅱ.2022年3月期通期業績予想/配当予想
Ⅲ.トピックス
報告されている事業セグメントの会計処理方法について、従前は日本基準に一定の調整を反映した方法を採用し
ていましたが、当社グループが定期的に検討を行うセグメント情報の見直しを行った結果、当第１四半期連結会計
期間より、当社グループの会計方針と同一の方法に変更しています。この変更に伴い、前第１四半期連結累計期間
の比較につきましては、変更後の数値で比較しています。
2
Ⅰ.2022年3月期1Q 実績
3
2022年3月期1Q 連結実績
１Qは、スタートアップ人材支援領域、海外WORK事業の人材紹介売上が好調に推移。
中期経営計画の基本戦略の「WORK SHIFT戦略」は計画通り進捗。
前期比
（億円） 前期実績 実績
増減 増減率
売上収益 286.3 315.3 ＋29.0 ＋10.1%
売上総利益 58.6 69.0 ＋10.3
（売上総利益率）
＋17.7%
（20.5%） （21.9%） （+1.4pt）
営業利益 9.8 11.3 ＋1.4
（営業利益率）
＋14.9%
（3.5%） （3.6%） （+0.1pt）
税引前四半期利益 9.7 11.4 ＋1.6 +17.3%
親会社の所有者に
帰属する四半期利益
6.3 7.0 ＋0.7 ＋11.1%
EBITDA 15.1 16.1 ＋1.0 ＋6.9%
（営業利益+減価償却費及び償却費)
従業員数：5,156人
（前年度末比：+311人）
4
連結売上収益の四半期推移
（億円）
313 310 301
315
22.3期1Qは、
274 273
293
301
284
295 299
前年4Q比：＋14億円。
92
（為替影響は＋8億円）
89
252 87 93 96
114 海外
231 90 82 94
69 71
62
57
221 220 212
189
205 201 202 201 200 205 204 201 国内
174
19.03 19.03 19.03 19.03 20.03 20.03 20.03 20.03 21.03 21.03 21.03 21.03 22.03
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
※21.03期の売上収益は、海外の補助金収入の影響等を除いた調整後の数値です。
5
連結売上総利益率、販管費比率の四半期推移
（億円） 売上総利益率は改善。
20.4%
20.0%
21.2%
20.7% 20.9% 20.7%
19.9% 20.0% 20.2%
21.7%
売上総利益率
先行投資は、
19.6% 19.6%
販管費比率
１Q計画：3.3億円に対
し、実績：2.8億円。
18.7%
18.2% 18.1% 18.2% 18.4%
17.7% 17.4% 17.7%
17.0% 17.3% 17.1%
16.8%
16.3% 16.1%
68
62 64 64 62
59 58 60 58
57
53 54 53 54 54
50 51 51 50 49 51
47 売上総利益※
42 43 44 43
販管費※
19.03 19.03 19.03 19.03 20.03 20.03 20.03 20.03 21.03 21.03 21.03 21.03 22.03
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
※売上総利益、販管費は、海外の補助金収入の影響等を除いた調整後の数値です。
6
2022年3月期 1Q 売上収益 前年同期増減内訳
（億円）
+29.5 315.3
△1.0
286.3 +0.4
人材紹介売上の増加
（+10億円）、
為替影響（＋15億円）
2021.3月期 国内 海外 その他 2022.3月期
1Q WORK事業 WORK事業 1Q
7
2022年3月期 1Q 営業利益 前年同期増減内訳
（億円）
+2.8 ＋0.2 11.3
9.8 △1.4
△0.1 固定費等の見直し
等による減少
注力領域への先行投 人材紹介売上増加
資（2.8億円）実施 の一方、販管費の
増加及び雇用支援
補助金収入の減少
2021.3月期 国内 海外 その他 共通費 2022.3月期
1Q WORK事業 WORK事業 1Q
8
国内WORK事業
-売上収益、セグメント利益（億円）- 実績 前期 前期比
（億円）
売上収益 198.3 197.8 +0.3％
197.8 198.3 売上収益
5.7%
4.9% セグメント利益 9.7 11.2 △13.2%
11.2
9.7 セグメント
利益率
-トピックス-
セグメント
➣稼働スタッフ数は、ファクトリー領域において、顧客の
利益 減産、生産計画の見直しにより減少。
2021.3期 2022.3期 ➣介護紹介、建設、スタートップ人材支援等への先行投資
1Q 1Q （2.8億円）実施。
-稼働スタッフ数（人）-
476 508 547
445
4,491 4,815 4,880
5,429 550 546 576 613 建設技術者領域 ＋77名
690
5,226 5,188 5,169 5,226 （21.03 4Q比）
5,112 介護領域 △114名
10,172 10,105 10,144
9,342
（21.03 4Q比）
8,015 8,170 7,955 7,495 ファクトリーアウトソーシング領域 △757名
6,738
（21.03 4Q比）
5,472 5,861 5,787 5,834
5,259 5,219 5,197 5,235 5,127 コールセンターアウトソーシング領域 △108名
（21.03 4Q比）
4,655 4,730 4,778 4,389 3,673 3,697 セールスアウトソーシング領域 △216名
3,531 3,575 3,481
（21.03 4Q比）
20.03 20.03 20.03 20.03 21.03 21.03 21.03 21.03 22.03
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
9
国内WORK事業（分野別売上の内訳）
アパレル、販売支援その他、食品工場、食品以外の工場分野は、新型コロナウイルス感染症
拡大の影響を引き続き受けている。
4 7 （億円）
12 6
2 12
6 3 2 13 7 6 その他
3 5 6 6
11 2 13 14 建設技術者
4 13 13 13
2
3 30 3 3
3
3 3 ITエンジニア
31 3 3 4 3
5
32 スタートアップ人材支援
28
33 33 33 33 介護、保育
30 33
30
28 28
フ
ァ 25 25 26 25
ク 24 食品以外の工場
ト 31
リ 31
ー 30 29
4 29 27 26 24 23 食品工場
8 5 5
4 9 8 6 6 6 金融
9 6 6 7 7 オフィス
セコ 29 8 7 7
ンー
タル 29 29
26 29 29 コールセンター
ー
29 29 30
27
16 21 20 17 販売支援その他
13 14 16 13
セ 7 7 7 3 3 3 3 アパレル
ー 7 2
ル
通信
ス 32 30 29 27 29 30 30 31 32
20.03 20.03 20.03 20.03 21.03 21.03 21.03 21.03 22.03
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
10
国内WORK事業（領域別売上高、営業利益）
コールセンターアウトソーシング領域、介護・保育領域は、堅調に推移。
建設技術者領域は、22.3期は先行投資（人員増強、採用費投下）期間。
-領域別売上高（億円）- -領域別営業利益（億円）-
10.3 9.5
7.9 8.4 9.6 その他
13.0 13.0 13.1 13.7 1.8 0.9 その他
13.4 建設技術者領域 2.0
3.0 3.0 2.7 4.0 1.2
5.3 スタートアップ人材支援領域 0.4 1.4 スタートアップ人材支援領域
0.4 0.5 0.6 0.7
33.2 33.2 33.0 32.8 0.6 0.6 介護/保育領域
33.2 介護/保育領域 1.0 0.4
0.4
1.8 3.8 ファクトリー
2.8 3.3 3.7 アウトソーシング領域
51.6 52.0 48.3 ファクトリー
53.9 47.0 2.5
アウトソーシング領域
2.8 2.6 2.7
2.9 コールセンター
アウトソーシング領域
42.1 コールセンター
3.2
41.9 42.4 42.2
42.2 アウトソーシング領域
4.6 4.8 4.5 セールス
4.0
アウトソーシング領域
2.6
44.6 47.0 49.5 51.1 47.7 セールス
-0.1
アウトソーシング領域 -0.2
-0.2 -2.1 建設技術者領域
21.03 21.03 21.03 21.03 22.03
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 21.03 21.03 21.03 21.03 22.03
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
※セグメント内の連結調整は含んでいません。
11
海外WORK事業
（億円） 実績 前期 前期比
-売上収益、セグメント利益（億円）- 114.1 セグメント
6.7%
利益率
5.6% 売上収益 114.1 84.5 +35.0％
84.5 7.5 売上収益
セグメント利益 7.5 4.7 ＋60.9%
4.7
セグメント
-トピックス-
利益 ➣豪州、シンガポールとも新型コロナウイルス感染症
拡大の抑え込みが出来ており、抑制されていた採用活動
2021.3期 2022.3期 が再開し、人材紹介売上が大幅に増加。
➣前年度に引き続きシンガポールにおける新型コロナ
-セグメント利益増減要因（億円）-
ウイルス対策として雇用支援政府補助金（0.7億円）計上。
2021.3期 1Q 4.7
為替影響 ＋0.3
人材紹介売上増加 +10.0 □為替感応度
派遣粗利増加 +1.1 当初 1Q実績 前年同期 1円変動による影響額/年
為替前提 実績
販管費の増加 △7.0
売上収益 利益
オーストラリアドル 68円 84円 70円 3.8億円 0.1億円
補助金収入の減少 △1.7
シンガポールドル 72円 82円 76円 0.9億円 0.0億円
2022.3期 1Q 7.5
12
海外WORK事業（契約形態別売上高、営業利益推移）
人材紹介売上の増加により、一過性の補助金収入の影響を除いた事業収益は、改善傾向。
-契約形態別売上高（億円）- -営業利益（億円）-
16.8 人材紹介
8.6 9.9 11.2
0.7 補助金収入
6.8
1.8
97.4 人材派遣 1.4 0.9
85.8 83.7 85.2
77.7 2.6 6.9
事業収益
3.6 3.4 3.6
2.1
21.03 21.03 21.03 21.03 22.03 21.03 21.03 21.03 21.03 22.03
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
13
（国内・海外）ポートフォリオシフト進捗
Perm SHIFT推進により売上総利益率は向上。
-国内WORK事業 Temp/Perm別売上総利益（億円）- -海外WORK事業 Temp/Perm別売上総利益（億円）-
23.5%
21.5%
売上総利益率
20.8% 20.7% 21.0%
20.1% 20.5% 20.7%
20.0% 売上総利益率
18.7%
18.0%
17.4%
16 17 17 18 19 19 Perm
17 Perm
11
24 24 24 23 22 22 Temp 7
9 10 10
8 10 10 Temp
8 8 8
21.03期 21.03期 21.03期 21.03期 22.03期 22.03期 21.03期 21.03期 21.03期 21.03期 22.03期 22.03期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q
計画 実績 計画 実績
※セグメント内の連結調整は含んでいません。
売上総利益、売上総利益率は、海外の補助金収入の影響等を除いた調整後の数値です。
14
その他
-売上収益、セグメント利益（億円）-
（億円）
実績 前期 前期比
売上収益 2.8 3.9 △26.8％
売上収益
3.9 2.8
-0.9 -1.0 セグメント利益 △1.0 △0.9 -
セグメント
利益
2021.3期 2022.3期
1Q 1Q
-トピックス-
➣探索領域（インバウンドサービス）への先行投資
-その他の事業内容-
継続実施。
オーガニック M&A
ファンド
(HRTech)
15
財務指標
財務指標は大きな変化なく推移。
2020年6月末 2020年9月末 2020年12月末 2021年3月末 2021年6月末
調整後親会社所有者
20.9% 22.1% 23.8% 24.7% 24.7%
帰属持分比率
調整後
0.3倍 0.3倍 0.1倍 0.1倍 0.2倍
ネットDEレシオ
（有利子負債残高-現預金）÷
調整後親会社所有者帰属持分合計
のれん調整後親会社 0.6倍 0.6倍 0.6倍 0.5倍
0.5倍
所有者帰属持分倍率
のれん残高÷
調整後親会社所有者帰属持分合計
EBITDA
調整後有利子負債倍率 1.4倍 1.3倍 1.2倍 1.1倍 1.1倍
有利子負債残高（短期借入金除く）÷予想EBITDA
＊調整後持分合計は、売建プットオプションを控除した持分合計
16
連結貸借対照表
2021年 2021年 （増減の主な要因）
（億円） 増減
3月末 6月末
● 資産合計
流動資産 235.7 225.5 △10.1 ・ 現金及び現金同等物 △9億円
・ 営業債権及びその他の債権 ＋2億円
・ その他の金融資産 △4億円
非流動資産 231.9 229.8 △2.0 ・ 使用権資産 △2億円
・ その他の無形資産 △1億円
資産合計 467.6 455.3 △12.2 ・ 繰延税金資産 ＋1億円
流動負債 247.9 250.1 ＋2.2 ● 負債合計
・ 営業債務及びその他の債務 △8億円
非流動負債 ・ 借入金（流動） ＋3億円
119.4 103.6 △15.7
・ その他の金融負債（流動） ＋6億円
・ 借入金（非流動） △6億円
負債合計 367.3 353.8 △13.4 ・ その他の金融負債（非流動） △9億円
資本合計 ● 資本合計
100.2 101.4 ＋1.2
・ 資本剰余金 ＋3億円
・ 利益剰余金 ＋1億円
負債及び資本合計 467.6 455.3 △12.2 ・ 非支配持分
・ △3億円
親会社所有者帰属持分比率 17.6% 19.1% +1.5pt
17
連結キャッシュ・フロー
（億円） 2021年3月期 2022年3月期 フリーキャッシュ・フロー推移 （億円）
（増減要因）
1Q 1Q
税引前利益 9 11
減価償却費及び償却費 5 4
法人所得税の支払額 △8 △4
その他の営業活動 6 △4
営業活動によるキャシュ・フロー 12 7 売掛金の増加
有形固定資産等の取得及び売却 △1 △1
子会社株式の取得及び売却 0 0
その他の投資活動 5 4 16
投資活動によるキャッシュ・フロー 3 3
10
有利子負債の純増減 △7 △6
連結範囲の変更を伴わない子会社株式の 0 △8
取得及び売却
支払配当金 △4 △5
政府補助金による収入 5 0 2021年3月期 2022年3月期
その他の財務活動 0 0 1Q 1Q
財務活動によるキャッシュ・フロー △8 △19 連結子会社株式の
換算レートの変動に伴う影響額 1 0 追加取得
現金及び現金同等物の増減額 8 △9
現金及び現金同等物四半期末残高 68 65
フリーキャッシュ・フロー（営業C/F+投資C/F） 16 10
18
Ⅱ.2022年3月期 業績予想、配当予想
19
2022年3月期 通期連結業績予想
1Qの業績予想上振れ及び2Q以降の為替前提を見直し、当初予想を上方修正。
2022.3月期 2022.3月期 当初予想比
2021.3月期
（億円） （当初予想） （修正予想） 増減 増減率
売上収益 1,182.4 1,210.0 1,270.0 ＋60.0 ＋5.0%
うち国内WORK事業 800.5 840.5 833.0 △7.4 △0.9％
うち海外WORK事業 369.2 353.7 420.8 +67.0 ＋18.9%
うちその他 12.8 15.7 16.1 +0.4 ＋2.7％
売上総利益 240.5 256.4 271.7 +15.3
（売上総利益率） ＋6.0％
（20.3％） （21.2％） (21.4%) （+0.2pt）
営業利益 40.3 34.0 40.5 +6.5
（営業利益率） ＋19.1%
（3.4％） （2.8％） (3.2%) （+0.4pt）
うち国内WORK事業 47.2 43.6 45.9 +2.1 ＋4.8%
うち海外WORK事業 19.4 14.7 18.3 ＋3.5 ＋24.3%
うちその他 △3.9 △2.9 △2.5 ＋0.4 -
うち調整額 △22.4 △21.6 △21,2 ＋0.3 -
親会社の所有者に帰属する当期利益 23.6 18.4 22.8 +4.4 ＋23.9%
EBITDA 62.5 52.0 58.1 +6.1 ＋11.7%
前期 為替前提 為替前提 1円変動による影響額/年
（当初予想） （修正予想）
売上収益 利益
オーストラリアドル 76円 68円 84円 3.8億円 0.1億円
シンガポールドル 78円 72円 82円 0.9億円 0.0億円
20
2022年3月期 修正業績予想の前提
１Qは国内、海外の人材紹介が好調に推移。２Q以降は当初予想でも人材紹介売上の増加を織込み済
のため、為替レートの見直しを除き、当初予想から大きな変更はありません。
先行投資（建設技術者社員の採用・営業体制強化（6億円）、介護・IT人材・スタートアップ領域の
人材紹介のコンサルタント人員体制強化（7億円））は当初計画通り実施予定。
■売上収益 （億円）
■営業利益 （億円）
1,270
1,219 1,210
1,182
ベース予算
ベース予算 53.5
47.0 先行投資
41.4 40.3 13.0
13.0 △13
一
過 9.5
性
影
響
34.0 40.5
30.8
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期 2022年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期 2022年3月期
(当初予想) (修正予想) (当初予想) (修正予想)
21
2022年3月期 国内WORK事業の領域別業績予想数値
(億円)
セグメント 領域 2021.3月期 2022.3月期 2022.3月期 当初予想
（当初予想） (修正予想) からの増減額
上段：売上 上段：売上 上段：売上 上段：売上
下段：営業利益 下段：営業利益 下段：営業利益 下段：営業利益
国内WORK事業 セールス 192.2 201.0 197.1 △3.8
アウトソーシング領域
16.4 16.8 16.9 ＋0.1
コールセンター 168.6 168.7 170.4 ＋1.7
アウトソーシング領域
11.3 11.1 11.8 ＋0.6
ファクトリー 205.8 194.5 188.2 △6.2
アウトソーシング領域
12.5 12.2 12.5 +0.3
介護ビジネス支援領域 132.1 156.3 154.1 △2.1
3.8 7.0 7.2 +0.2
スタートアップ 12.7 17.8 22.0 ＋4.1
人材支援領域
1.5 1.8 4.5 +2.7
建設技術者領域 52.7 61.8 61.0 △0.8
0.5 △4.2 △4.9 △0.6
その他 36.1 40.2 40.0 △0.2
5.2 3.3 3.5 +0.1
※セグメント内の連結調整は含んでいません。
22
2022年3月期 配当予想
株主還元目標は、期首業績予想に対する総還元性向:30％を目安としているため、
当初予想を据置。
2021.３月期 2022.３月期
(予想）
期末配当 24円/株 25円/株
総還元性向 22.9％ 24.8％
■1株当たり配当金、総還元性向の推移
25.1% 24.8% 総還元性向
22.9%
23円 24円 25円 1株当たり配当金
20.3期 21.3期 22.3期
（予想）
23
減損リスクについて
先行投資を行っているウィルオブ・コンストラクションを除き、新型コロナウイル
ス感染症拡大の影響から回復に向かっており、現時点で減損リスクはない見通し。
(億円)
主要拠点 事業内容 連結 投資 *2 2021.3期 2022.3期 前期比
開始 残高 1Q 1Q
（持分割合） *1
首都圏、東北 東北地方を中心に建設技術者派遣・紹介を展開。
売上 12.9 13.3 ＋3.1%
経験・スキルの高い施工管理技士が多数在籍して 2018/6
おり、特に建築土木の大型工事の技術者派遣にお 25.8
(100%) 利益
いて優位性を持つ。 0.5 △2.0 -
*3
シンガポール シンガポールを中心に、香港、日本、米国、中国、
売上 2.6 4.0 ＋55.4%
オーストラリア及び英国の各国の完全子会社を通 2019/1
じて、HR領域に特化した人材紹介、コンサルティ 22.3
(76%) 利益
ング事業を展開。 0.4 1.4 ＋239.9%
*3
ブリスベン オーストラリアにおいて、政府機関及び大手企業
売上 17.3 22.5 ＋30.2%
に対して人材紹介及び人材派遣を展開。 2019/4
22.5
(80%) 利益
1.2 2.9 ＋144.3%
*3
メルボルン オーストラリアにおいて、政府機関、通信企業、
売上 35.1 33.6 △4.1%
エネルギー企業、電化製品製造業等、様々な業界 2018/1
の機関・企業に対し、事務職、コールセンター関 14.3
(80%) 利益
連職の人材紹介及び人材派遣を展開。 0.8 0.7 △19.6%
*3
４社合計投資残高 ： 84億円
連結投資残高 ：100億円
*1 投資残高は、のれん残高と識別可能な無形資産残高の合計です。
*2 連結開示時期を問わず、売上、利益の実績については連結会計期間の４月-６月の実績を記しています。
また、為替影響を除くため、1シンガポールドル＝80円、１オーストラリアドル＝80円で換算しています。
*3 利益については、識別可能な無形資産の償却額、内部取引、一時的に発生した費用を除いた税引前利益です。
24
Ⅲ.トピックス
25
新市場区分「プライム市場」適合に関するお知らせ
当社は、2022年４月に予定している新市場区分への見直しに関し、
株式会社東京証券取引所より「新市場区分における上場維持基準への適合
状況に関する一次判定結果について」を受領し、 当社が『プライム市場』
の上場維持基準に適合していることを確認しています。
今後、新市場区分の選択申請については、取締役会において決議の上、
東京証券取引所が定めるスケジュールに基づき手続きを進める予定です。
26
Appendix
27
セグメント実績推移
【国内WORK事業】 単位：百万円
■ 売上収益 ■ セグメント利益
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2021.3月期 19.782 19,814 20,300 20,151 2021.3月期 1,126 1,284 1,178 1,137
2022.3月期 19,832 2022.3月期 977
【海外WORK事業】
■ 売上収益 ■ セグメント利益
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2021.3月期 8,457 9,442 9,375 9,644 2020.3月期 472 541 482 447
2022.3月期 11,417 2021.3月期 759
【その他】
■ 売上収益 ■ セグメント利益
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2021.3月期 395 282 292 308 2021.3月期 △96 △97 △67 △136
2022.3月期 289 2022.3月期 △108
28
海外の地域別内訳
単位：百万円
■売上収益（アジア） ■売上収益（オーストラリア）
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2021.3月期 1,293 1,489 1,774 1,909 2021.3月期 7,163 7,972 7,627 7,769
2022.3月期 2,270 2022.3月期 9,147
29
海外（豪州、シンガポール）のマクロ環境
当社のビジネス環境 関連経済指標
1Qは、新型コロナウイルス感染症 ■実質GDP成長率（前期比） ■完全失業率
拡大の抑え込みが出来たことで、 *出典：豪州統計局 *出典：豪州統計局
人材紹介の需要はコロナ前の水準 4
10
を上回って推移。人材派遣につい 2
ては、政府系、IT、ファイナンス、 0
リーガル等安定的な需要があり、 -2 5
堅調に推移。ただし、足元では変 -4
異株の拡大を受けロックダウン期 -6
間が延長されており、2Q以降は注 -8
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
0
視が必要。 2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021
１Qは、徐々に経済活動が再開さ ■実質GDP成長率（前期比） ■完全失業率
れ、豪州同様、人材紹介、人材派 *出典：シンガポール統計局 *出典：シンガポール統計局
遣需要は回復傾向。ただし、足元
では感染症拡大を受け、足元経済 20 5
活動が制限されていることから、 10
4
2Q以降は注視が必要。 0
-10 3
-20
2
-30
1
-40
-50 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021 2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021
30
地域別 契約形態別 売上収益
国内 海外
（億円）
250
24 20
200 19
15 5 14 16 その他
7 5 13 13 13
6 7 6 5 6 8 人材紹介
37
38 36 37
36 33 36 37 37 業務請負
150
47 30
46 40
47
48 42 41 40 ハイブリッド派遣
17 人材紹介
100
9 10 11
7
111 117 109 人材派遣
50 104 107 107 104 104 97 人材派遣
99 86 85
78 84
0
20.03 20.03 20.03 20.03 21.03 21.03 21.03 21.03 22.03 21.03 21.03 21.03 21.03 22.03
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
31
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手して
いる情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社
として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因によ
り大きく異なる可能性があります。
■IRに関するお問い合わせ先
株式会社ウィルグループ 財務部IRグループ
TEL：03-6859-8880