6088 シグマクシスHD 2019-05-07 16:00:00
2019年3月期 決算補足資料 [pdf]
決算補足資料 (2019年3月期)
2019年5月7日 / 株式会社 シグマクシス (証券コード:6088)
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2019年3月期 決算概況
サマリー (前年同期比)
連結売上高 133.3億円 (+17%)
経常利益 13.2億円 (+26%)
当期純利益 9.1億円 (+46%)
- 順調な採用活動によりコンサルタント人員数が増加、シグマクシス単体で売上高が
17%伸長
- 業容拡大による人件費および経費の増加、ならびに人員増に伴う採用費の増加は
利益増の範囲内でコントロール
- 運用益の増加と営業外費用の減少(市場変更関連)により、経常利益は26%増加
- 収益性向上に伴う回収可能期間変更による繰延税金資産の増加により当期純利
益は46%増加
1
2019年3月期 連結P/L
前年同期比
2017年度 2018年度
単位:百万円 主な増減
(4月~3月) (4月~3月) 増減額 増減率
売上高 11,368 13,329 +1,960 +17%
人員増によるコンサルティング
サービスの増加
売上総利益 4,022 4,712 +690 +17%
・採用費の増加
販管費 3,000 3,443 +442 +15% ・業容拡大に伴う人件費および
経費の増加
営業利益 1,021 1,269 +248 +24%
運用収益の増加と営業外費用の
減少(市場変更関連)
経常利益 1,046 1,322 +275 +26%
収益性向上に伴う回収可能期間
当期純利益 622 909 +286 +46% の変更による繰延税金資産の
増加
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キー・パフォーマンス・インデックス(KPI)
2017年度 2018年度 対前年同期比
NSI* 92 93 +1pts
プロジェクト数 894 1,119 +25%
クライアント数 169 214 +27%
契約あたり売上(百万円) 12 11 -8%
契約あたり売上の減少は、少額契約(AIツールライセンス販売・研修)の増加による影響
*NSI(Net Satisfaction Index):プロジェクトのお客様満足度を調査し、100点満点(最低は0)に指数化したもの
3
連結貸借対照表の推移
単位:百万円 2017年度 2018年度 対前期末 主な増減
流動資産 3,446 4,123 +677
現金及び預金等 1,867 1,804 ▲63 採用費、教育費、人件費の増加
事業投資の増加
社内システムへの投資
固定資産 2,240 2,873 +633
資産合計 5,686 6,997 +1,310
流動負債 1,324 1,683 +359
固定負債 460 757 +297 株式給付引当金の増加
負債合計 1,784 2,441 +656
新株発行による資本金及び資本
剰余金の増加
純資産 3,902 4,556 +653 当期純利益の計上
配当金の支払による減少
自己資本比率 69% 65% ▲1pts 自己株式取得による減少
4
連結キャッシュフローの推移
減価 法人税等
償却費 支払
税引前 (+141) (▲405)
当期純利益
(+1,308)
営業投資
有価証券 その他 固定資産
(▲244) 営業CF 取得
(141) (▲274)
有価証券
取得
(▲577)
運用資産 その他 自己株式
株式の 配当金
償還 投資CF の取得
発行 支払
(+200) (▲25) (▲699)
(+676) (▲306)
その他
財務CF その他
(▲7) (+9)
1,867
1,804
(▲63)
その他
営業CF +940 投資CF ▲677 財務CF ▲335
+9
2018年 2019年
期首 3月末
5
連結従業員数
従業員数は新卒を中心に前年度末から60名(14%)増加
単位:人
600
500
494
+60
434
400
300
その他 コンサルタント, その他 コンサルタント,
378 435
200 (新卒46) (新卒41)
100
その他, 56 その他, 59
0
2018 3月末 2019 3月末
その他 その他 コンサルタント
6
FY18取り組み:試着シェアアプリ「fitom」
株式会社ユナイテッドアローズ、株式会社博報堂DYメディアパートナーズと共に、新たな合弁事業
「株式会社fitom」を開始。試着シェアアプリ「fitom(フィットム)」の開発と運用を通じて、アパレル通
販サイトのさらなる活性化や、実店舗と販売スタッフのより一層の活用、オムニチャネル化による新
たな買い物体験を創造。
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FY18取り組み:経費精算の次世代化
電子帳簿保存法に対応した業務プロセスと経費精算クラウドサービスの導入支援を通じて、塩
野義製薬株式会社の証憑の電子化を含む経費精算プロセスの完全電子化を実現10か月で全
社員5000名を対象に新業務プロセスとシステムの導入を完了。
事前申請 経費使用 伝票作成 領収書 上長
事前申請
承認 (交通費の場合) (領収書) 提出 承認
OLD
PCからの
部内での申請 交通費は 証憑貼付用紙 事前申請との
メールか口頭 み
はメール・口頭 手動入力 に貼って提出 照合は手動
作成可能
Concur Concur
ICカード利用時 スマホからも 画像データ Concur上で
システムで完 システムで完
自動連携 作成可能 提出 事前申請と比較
結 結
NEW
事前申請 事前申請 ICカード連携 モバイル対応 領収書電子化 モバイル対応
モバイル対応 モバイル対応 入力チェック 入力チェック
モバイル対応
コンカー社プレスリリース:https://www.concur.co.jp/newsroom/article/pr-shionogi-adopts-sapconcur
日経XTECH:https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/news/18/04068/
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FY18取り組み:ERPのクラウド化
既存ERPの保守サポートが切れる「2025年の崖」と言われる状況に対して、シグマクシスはERPの
クラウド化をスムーズに実現するとともに、お客様の成長シナリオを描き、組織・業務の変革とチェ
ンジマネジメントにも取り組むことにより、お客様の企業価値向上の成果が実現するまで支援。
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FY18取り組み:Smart Kitchen Summit Japan 2018の開催
「食&料理×テクノロジー」をテーマにフードテック企業、キッチンメーカー、
サービスプロバイダー、料理家、起業家、投資家、デザイナー、ビジネスクリ
エーターなど幅広い分野の有識者によるプレゼンテーション、パネルディス
カッションを通じ、日本のキッチンの未来を考えるイベントSmart Kitchen
Summit Japan 2018をNextMarket Insightsと共同で開催。
家電メーカや食品関連企業をはじめ14領域153企業から、約300名が来場
多様な領域のプロフェッショナル46名が登壇し42セッションを展開
パートナー企業10社による展示ブースを設置
37媒体より57名の報道関係者も来場
メディアへの露出
TV: 2件
新聞:3件
雑誌:2件
Web:25件 (左記を元記事とする転載記事86件)
SKS Japan 2018 ダイジェスト動画(ロングバージョン)
https://bcove.video/2DtZM1a
SKS Japan 2018 ダイジェスト動画(ショートバージョン)
https://bcove.video/2ND7V8e
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FY18取り組み:ディープシグマDPA
株式会社みずほフィナンシャルグループ、ギリア株式会社と共同で、ドキュメント自動入力プラッ
トフォームサービス「ディープシグマDPA (Document Process Automation)」を活用した実証実験
において、みずほFGの手続き・非定型帳票の事務処理業務の約8割の削減効果を確認。
書類取込の
流れ 従来のドキュメント自動入力 ディープシグマDPA
• 専用の読み取り機 • スマホカメラ等、一般的な
器が必要 機器による簡便な画像デー
画像データ化 エンドユーザー エンドユーザー タ化作業を実現
ディープシグマDPA
Deep
レイアウト認識
Learning
既存OCR • ドキュメントフォーマッ 画像分析
文字認識 ト、データ項目の変 • 柔軟なレイアウト対応を
パッケージ API
更・追加時にカスタマ 実現
イズが必要 99%以上の認識精度
オリジナル
辞書補正
辞書
• 認識ミスがほぼないため
• 認識ミスによってシス 再入力・チェック業務が
システム入力 RPA
テム入力の前に人力 ほぼ必要無くシステム入力
チェッカー での補正・チェック業 の自動化を実現
務が必要
既存 既存
システム システム
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FY18取り組み:株式の売出し
6月に、当社の主要株主であった三菱商事株式会社が、同社が保有する当社全株式の売出しを
実施。今後は、重要なお客様としての関係性を維持・拡大しながら、独立企業としてより幅広い領
域での活動を推進。
単位:百万円 総売上高 (注) 2014年度以降は連結ベース
14,000
その他 三菱商事グループ
12,000
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018
三菱商事グループ 2,021 1,874 1,889 1,876 1,588 1,143 1,010 825 1,234
(%) (34%) (26%) (18%) (19%) (19%) (14%) (9%) (7%) (9%)
その他 3,877 5,285 8,357 7,804 6,567 8,364 9,714 10,544 12,095
合計 5,897 7,158 10,246 9,680 8,155 9,507 10,724 11,368 13,329
三菱商事出資比率
78% 78% 78% 34% 34% 33% 33% 33% 0%
(期末時点)
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幅広いアライアンスネットワーク
IBM Watson
多様なビジネスパートナー、グループ会社、事業投資先と共に
コラボレーションで価値創造を行います。
関連会社 事業投資先 子会社
M&Aアドバイザリー
株式会社SXA
金融EDIサービス
株式会社SXF
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子会社・関連会社
株式会社SXA 株式会社SXF
設立:2014年 (100%子会社) 設立:2019年 (100%子会社)
M&Aアドバイザリーサービスの提供 金融EDIに係る各種サービスの提供
(ファイナンシャル・アドバイザリー/デューデリジェンス/ 電子決済等代行業者:関東財務局長(電代)第40号
バリュエーション/事業再生アドバイザリー/社内M&A体制構築)
Post- お客様のシステムと銀行サービスをシームレスに連携し
事業 M&A M&A グローバル財務管理の業務最適化を支援するプラット
M&A/
戦略 戦略 エクゼキューション
PMI フォーム“finectクラウドサービス”を提供
株式会社AnalySys 株式会社 株式会社 fitom
ローソンデジタルイノベーション
資本参加:2014年 合弁事業開始:2019年
(株式会社Plan・Do・SeeとのJV) (主な株主:株式会社シグマクシス、
設立:2016年 (株式会社ローソンとのJV)
株式会社ユナイテッドアローズ、
ブライダルマネジメント・アプリケーション 株式会社博報堂DYメディアパートナーズ)
ローソン事業のデジタル化推進および
のクラウド提供/
ローソン次世代システムの設計・開発・ アパレル企業向けデジタルプラット
シグマクシスソリューションの開発・提供
導入・運用 フォームの開発および運営
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事業投資先
株式会社MCデータプラス 株式会社サーラ 株式会社SXキャピタル
ライフスタイルイノベーション
資本参加:2015年 資本・業務提携:2016年
(三菱商事株式会社他とのJV)
設立:2017年
(株式会社サーラコーポレーションとのJV) 未公開ITベンチャー企業を対象とした
国内最大級規模の建設業界向け 投資事業組合等の財産運用および
クラウド型システムサービスの提供/ サーラグループにおける 管理
ビッグデータを活用した新事業の マーケティング・プラットフォーム事業
企画・ 開発
ギリア株式会社 株式会社モンスター・ラボ
資本参加:2018年 資本参加:2019年
(主な株主:
株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究 世界中のITエンジニア・クリエイターを活
所、株式会社WiL、
用し、最適なリソースを提供するデジタ
みずほFinTech投資事業有限責任組合)
ルプロダクト開発企業
AIソリューション事業
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LP(Limited Partner)出資
国内外のベンチャー企業とのネットワークを拡大するため、下記ファンドにLP(Limited
Partner: 有限責任組合員)として参加しました。
【SXキャピタル】 【フレスコキャピタル】
資本業務提携先であるベンチャーキャピタルが立ち上 米ベンチャーキャピタルのフレスコキャピタルが立ち上
げた3号ファンド。 げた、30億円規模の新ファンド。
IT関連およびITを活用したサービス領域のスタートアッ Education(教育)、Future of Work(未来の働き方)、
プ企業に投資を実行している。 Health Care(健康管理)などのテーマを中心に、米国、欧
州、アジアのスタートアップ企業に投資を実行している。
目的:新規事業開発支援、経営支援など多様な形でベ
ンチャー企業の成長支援を推進 目的:海外ベンチャー企業とのネットワークを拡大し、日
本企業の変革支援の能力・体制の強化
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2019年度 連結業績予想
単位:百万円 2019年度 対前期増減額 対前期増減率
売上高 15,000 +1,670 +13%
経常利益 1,500 +177 +13%
税引前当期純利益 1,650 +341 +26%
税引後当期純利益 1,050 +140 +15%
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配当方針
財務体質の強化及び将来の事業展開に備えるために
必要な内部留保とのバランスを重視する。
安定かつ継続的な配当を行う。
- 2019年度の年間配当金は18円を予定
18
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本資料の取り扱いについて
本資料は、シグマクシスグループの事業および業界動向に加えて、現在
の予定、推定、見込みまたは予想に基づいた将来の展望についても言
及しています。
これらの将来の展望に関する表明は、様々なリスクや不確実性がつき
まとっています。すでに知られたもしくは知られていないリスク、不確実
性、その他の要因が、将来の展望に対する表明に含まれる事柄と異な
る結果を引き起こさないとも限りません。株式会社シグマクシスは、将来
の展望に対する表明、予想が正しいと約束することはできず、結果は将
来の展望と著しく異なることもありえます。
本資料における将来の展望に関する表明は、本資料作成時点において
利用可能な情報に基づいて、株式会社シグマクシスによりなされたもの
であり、将来の出来事や状況を反映して、将来の展望に関するいかなる
表明の記載をも更新し、変更するものではありません。
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問い合わせ先: info@sigmaxyz.com