6087 アビスト 2021-05-21 11:30:00
令和3年9月期第2四半期 アナリスト・機関投資家向け会社説明会資料 [pdf]

                                                         (証券コード 6087)

アナリスト・機関投資家向け
   決算説明会資料
(2021年9月期第2四半期)

          2021年5月21日


 〒181-0013 東京都三鷹市下連雀三丁目36番1号
           TEL0422-26-5962 URL https://www.abist.co.jp
-はじめに-

         2021年9月期における業績について

事業等のリスク
当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度
の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。なお、
新型コロナウイルス感染症による影響等に関しましては、わが国でも各種政策の効果や
海外経済の改善もあって、持ち直しの動きが続いていますが、国内外の感染拡大による
下振れリスクの高まりに十分留意する必要があり、今後の業績に影響を及ぼす可能性が
ありますので、慎重に注視してまいります。

                  (2021年9月期第2四半期報告書より一部抜粋)




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-はじめに-

         業績修正に関して(4月20日付開示)

業績修正の経緯
・東京都渋谷区にある収益用不動産を売却したため、5月以降の売上・営業利益分の修正を
 実施しました。
・また、譲渡益400百円(概算値)が第3Qに特別利益として計上予定となります。

【譲渡概要】
所在地 :東京都渋谷区富ヶ谷
物件種類:事務所・共同住宅
譲渡益 :400百万円
引渡日 :令和3年4月20日




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-はじめに-

         業績修正に関して(5月12日付開示)

業績修正の経緯
令和2年11月11日の連結業績公表時は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行による『大封鎖』
後の経済再開を経て、多くの国で景気回復が予想より早いペースで始まっている状況でした。その
為、2020年12月20日に公表した第15期有価証券報告書に記載の通り、上期については稼働工数の
低下の影響が多少あるものの、下期以降に徐々に回復するものと予想しておりました。

①第2四半期(累計)
令和3年9月期第2四半期連結累計期間の当社グループの業績につきましては、売上高及び営業利
益においては、新型コロナウイルス感染症が業績に与える影響が、当初見込んでいた想定よりも少
なかった結果、前回発表を上回りました。また、経常利益・親会社に帰属する当期純利益において
は、主に雇用調整助成金による収入により前回発表を上回りました。

②通期
 当社下期以降に稼働工数低下の影響が徐々に回復するものと見込んでおりましたが、2021年4月
に緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が再び発令された現状を踏まえ、上記公表時に予想し
ていた稼働工数の回復が遅れることが見込まれることから、業績予想の修正を致します。

                              (5月12日付適時開示資料より一部抜粋)

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-はじめに-

  アビストにおける新型コロナウイルス感染症対策
当社では、当社が主力とする設計開発アウトソーシング事業は、生産の上流工程の為、契約の解除等による
既存技術者の稼働率には影響は少ないものと見込んでおりますが、緊急事態宣言の再発令・延長等を受けて、
新型コロナウイルス感染症流行以前の稼働工数水準への回復は、当初の予想より遅れることが見込まれ、そ
の前提で業績予想を修正し、開示しております。
引き続き、お客様・従業員の安全に配慮した対策を実施し、業績へ影響が最小限に留まるよう必要な対応を継
続してまいります。

【お客様のご要請に応じた感染症対策】
・在宅勤務への環境を整備し、お客様先の状況に応じた柔軟な対応を実施
・WEB会議の活用

【当社グループの感染症対策】
・マスク着用、咳エチケット、手洗い・うがい、消毒液の利用の徹底
・オフィス内に飛沫防止用パーテーション設置
・在宅勤務の推奨
・オフピーク通勤の推奨
・WEB会議の活用

【体調不良時の対応】
・本人及び同居家族が発熱した場合の出勤禁止

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Ⅰ   業績の状況(2021年9月期第2四半期)


Ⅱ   今後の成長戦略


Ⅲ   株主還元方針及び株式の状況等


Ⅳ   会社概要及び事業内容


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-業績の状況(2021年9月期第2四半期)-

                 業界の動向


 自動車業界   【生産活動】           【R&D活動】
         ・新型コロナウイルス感染症    ・研究開発投資は維持傾向
         の再拡大の状況に留意

 人材業界    【案件】             【人材採用】
         ・需要は堅調も一部休業など    ・オンライン説明会・面談などの
          が発生、在宅勤務で業務      新たな採用手法の活用
          対応中             ・メーカー採用長期化で競争激化




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-業績の状況(2021年9月期第2四半期)-

              エクゼクティブサマリ

  業績    ・売上高は、前年同期比3.7%減の減収
        ・営業利益は、前年同期比42.4%減の減益
         ⇒感染症流行以前の稼働工数水準への回復には至っていないが、
          契約解除等の稼働率低下には影響は少ない。
         ⇒新卒社員等のOJT教育強化により主に請負業務における
           一人当たり売上高および生産性低下
         ⇒技術社員全体のスキルアップは、
          今後の成長に必要な投資と位置づけ継続していき、
           17期以降の高難度案件受注による単価改善を図る

  課題    ・取引先の要求値の高まりへの対応力強化
         ⇒技術力向上による競争優位性を強化し、収益性の向上を図る

        ・技術社員の採用活動の継続
         ⇒売上高成長性の向上を図る


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-業績の状況(2021年9月期第2四半期)-

                2021年9月期第2四半期は減収減益
       第16期2021年9月期第2四半期(実績)

             2020年9月期     2021年9月期         対前年           対通期計画               2020年9月期        2021年9月期        対通期計画

  【連結】       第2四半期        第2四半期            増減率            達成率                通期 実績           通期 計画           増減率
             (百万円)        (百万円)            (%)                 (%)            (百万円)          (百万円)            (%)
売上高               4,688            4,516         △3.7                 49.4           9,265        9,150         △1.2
営業利益               525              302         △42.4                 60.5            831          500         △39.9
経常利益               496              383         △22.9                 60.8            816          630         △22.8
当期純利益              332              245         △26.2                 35.1            139          700          401.2
EPS(一株当たり利
                83.60円        61.68円                 -                 -         35.09円        175.88円               -
益)

                                   アビスト(単体)                                          アビストH&F(連結子会社)
                  2020年9月期           2021年9月期            対前年             2020年9月期            2021年9月期         対前年
 【単体/連結子会社】
                   第2四半期              第2四半期              増減率                 第2四半期            第2四半期           増減率
                   (百万円)               (百万円)             (%)                 (百万円)            (百万円)            (%)
売上高                        4,581           4,434               △3.2                  106                82      △22.8
セグメント利益(営業利益)               555                303         △45.4                     △61              △34                -




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-業績の状況(2021年9月期第2四半期)-

                      アビスト単体(事業部別業績)
                   設計開発事業部
             (東日本・西日本・受託設計事業部)                3Dプリント事業(豊橋)                      AIソリューション事業本部
                 ※豊橋事業所を除く
 【事業部別】   2020年9月期  2021年9月期 対前年         2020年9月期      2021年9月期   対前年       2020年9月期 2021年9月期      対前年
          第2四半期       第2四半期     比率       第2四半期         第2四半期      比率        第2四半期      第2四半期       比率
          (百万円)       (百万円)     (%)       (百万円)         (百万円)     (%)        (百万円)     (百万円)       (%)
売上高           4,532     4,372     96.5            51         45    87.1           13           7    57.8
営業利益          1,097       840     76.5        △90          △31          -       △48       △63           -

           既存事業                                                   新規事業
・コロナウイルスの影響及びOJT教育強化                     ・新規事業の創出・拡大に向けた投資にて営業損失
 により一人当たり売上高は減少
 ⇒結果として、減収減益                             売上拡大策
                                         ・3Dプリントでの部品量産に向けた営業活動中
利益改善策                                    ・AIを活用した設計効率化、作業自動化など生産性向
2020年10月より新技術開発を総合技術開発                   上に向けた開発を推進中
部により推進し、その後、各事業本部へ業務                     ⇒形状認識技術を利用した図面比較ツールのベータ
を移管⇒より実務的な活用段階へ                          版リリース
設計DXの推進によりコスト・納期圧縮などの                    ⇒人体の3D計測技術の開発
                                         ※上記は管理会計上の区分に基づく数値であり、セグメント情報と一致致しません。
効率化を推進中                                  ※速報値であり、確定決算ベースの数値と若干異なります。



                                           2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料                            10
  -業績の状況(2021年9月期第2四半期)-
                              取引先業種別売上高の推移

  単位:百万円
                            【取引先業種別売上高の推移】                        (アビスト単体)
  10,000                                5,000
   9,000                                4,500
                791          937                    468
                                                                  462
   8,000        342          378        4,000       193                      その他製造業、不動産賃貸収入等
                547          653                    334           199
   7,000        757                     3,500                     343
                             708                    369                      一般機械機器
                92           25                                   343
   6,000                                3,000       15            10
               2,045        2,112                                            情報処理・ソフトウェア
   5,000                                2,500      1,108          960        (アプリケーションソフトウェア等)
                                                                             電気機器
   4,000                                2,000                                (家電等)
   3,000                                                                     情報処理・ソフトウェア
                                        1,500                                               自
                                                                             (自動車関連)
   2,000       4,394        4,269       1,000      2,094         2,117       電子部品・電気機器      動
                                                                             (自動車関連)        車
   1,000                                 500                                                関
                                                                             自動車・輸送機器
                                                                                            連
        0                                  0
              第14期          第15期                  第15期2Q        第16期2Q
              2019/9        2020/9                 2020/3        2021/3
売上高合計       8,968百万円      9,082百万円               4,581百万円      4,434百万円
            (+343)+3.8%   (+104)+1.2%            (+186) 4.2%   (△147)△3.2%
(うち自動車関連)   6,530百万円      6,405百万円               3,217百万円      3,087百万円
            (+138)+2.1%   (△124)△2.9%            (△9)△0.3%     (△130)△4.1%
 総売上中構成比      72.8%        70.5%                   70.2%        69.6%


                                                2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料                11
-業績の状況(2021年9月期第2四半期) -

 取引先上位10社 ~ 自動車関連を中心とした上位取引先が安定
※アビスト単体

  第15期(2020/9)    第16期第1Q(2020/12)       第16期第2Q(2021/3)     【安定性の高い経営を目指しリ
                                                             スク分散を狙い下記の2施策を
トヨタ自動車様           トヨタ自動車様               トヨタ自動車様
                                                             実施】
スタンレー電気様          スタンレー電気様              スタンレー電気様             ①取引社数を広げるために自
日野自動車様            日野自動車様                日野自動車様               動車関連の新規顧客開拓
                                                             ②10位以下の自動車関連企
小糸製作所様            小糸製作所様                小糸製作所様
                                                             業へPR強化
市光工業様             トヨタ自動車東日本様            トヨタ自動車東日本様           →結果、上位10社以下で、売
三菱電機エンジニアリング様   三菱電機エンジニアリング様       三菱電機エンジニアリング様      上高が増大し、上位10社売上
MHIさがみハイテック様      MHIさがみハイテック様          MHIさがみハイテック様         比率が63.7%へ推移
                                                             →1Q~2Q期間における取引
トヨタ自動車東日本様        市光工業様                 市光工業様
                                                             先上位10社については、順位
トヨタ車体様            マツダ様                 マツダ様                変動なく安定
マツダ様             日立ソリューションズ・クリエイト様    日立ソリューションズ・クリエイト様

    5,906 百万円         1,456百万円              2,826百万円

        65.0%             64.1%                 63.7%




                                       2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料     12
  -業績の状況(2021年9月期第2四半期) -
                  新卒を除く技術者稼働率は高稼働率を維持

 請負・派遣技術者数(名) (アビスト単体)                                                        稼働率(%)
1200                                                                            100


1100                                     高稼働率維持
                                                                               95


1000
                                                                               90

 900
                                                                               85
 800

                                                                               80
 700

         第9期      第10期     第11期      第12期         第13期   第14期   第15期   第16期
                                                                               75
 600
                              技術者数        稼働率       稼働率(新卒除く)

 500                                                                           70




       ※技術者数=請負+派遣+待機、技術者数は教育研修中の者を除く。
       ※稼働率=(請負+派遣)/(請負+派遣+待機)


                                            2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料        13
  -業績の状況(2021年9月期第2四半期)-

                               高付加価値の請負業務比率向上
                               派遣・請負別売上高、一人月売上高の推移(アビスト単体)
        ■過去三ヵ年推移                請負業務                                            ■直近四半期と前年同期
                                派遣業務                                           売上高(百万円)
7,000            805                    789
売上高                                                                  1人あたり売上             773                       1人あたり売上
(百万円)                                                          737 (千円/人)                                                800
                                                                                                                   (千円/人)
6,000                                                                                                        664         700
                 622                    620                    606
                                                                                                                         600
5,000                                                                                620                     621
                                5,069                  5,213
                                                                                                             →詳細は        500
         4,770                  (57.7%)               (58.9%)
4,000   (56.3%)
                                                                                                              次ページ       400
                       3,700                  3,723                  3,643                                               300
3,000             (43.7%)                 (42.3%)
                                                                 (41.1%)
                                                                                                                         200
                                                                                 2,568               2,512
2,000                                                                                                                    100
                                                                                           1,887               1,784     0
1,000                              請負比率1.2%向上
                                                                                (57.6%)              (58.5%)             (100)
            請負比率1.4%向上                                                                     (42.4%)             (41.5%)
   0                                                                                 請負比率0.9%向上                          (200)
            第13期                    第14期                  第15期                     第15期2Q               第16期2Q
            2018/9                  2019/9                2020/9                    2020/3               2021/3


                                                          2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料                                   14
-業績の状況(2021年9月期第2四半期)-
          一人当たり売上高に関する補足説明
【派遣】<主に稼働時間・稼働率が一人売上高へ影響>
・1Qは、前期の揺れ戻しの影響で稼働工数が回復するも、
 2Qにて、新たに緊急事態宣言等が発令されたことにより、2Qまでの累計月間売上高が
 621千円/人(前期620千円/人、+1千円/人)とほぼ前年と同等水準で着地
 <対策>
  取引先の状況や外部環境の変化によって稼働時間が左右されるビジネスモデルの為、
  自社で稼働時間をコントロールできる請負化を推進する

【請負】<主に案件量(工数)に対する稼働員数が一人売上高へ影響>
・新型コロナウイルス感染症の影響の全くない前年同期に比べると、
 四半期ベースでは業績に多少の影響有り
・案件に対する取引先の難度・要求値が年々向上
・今後の成長の為、高難度案件受注に向け新卒社員のOJT教育を強化
 →結果として、案件量(工数)に対して、稼働要員が多い状態となったため、
   月間売上高が664千円/人(前期773千円/人、▲109千円/人)へ減少
・OJT教育強化を含む人材教育への投資によって、高難度案件受注に繋げ、
 18期営業利益率11.8%の達成を目指す
 (参考:中期経営計画概要 18ページ)

                      2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   15
Ⅰ   業績の状況(2021年9月期第2四半期)


Ⅱ   今後の成長戦略


Ⅲ   株主還元方針及び株式の状況等


Ⅳ   会社概要及び事業内容


              2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   16
-今後の成長戦略-

             今後の成長への準備の年として計画策定

       第16期 2021年9月期 通期計画

                                      2020年9月期          対前年         2021年9月期              対前年
               【連結】                    通期 実績            増減率          通期 計画                増減率
                                                         (%)                               (%)
                                       (百万円)                          (百万円)
        売上高                                    9,265        1.5                  9,150       ▲1.2
        営業利益                                     831      ▲35.9                    500      ▲39.9
        経常利益                                     816      ▲39.6                    630      ▲22.8
        当期純利益                                    139      ▲85.3                    700       401.2
        EPS(一株当たり利益)                           35.09        -                   175.88         -


                               アビスト(単体)                                   アビストH&F(連結子会社)
【単体/連結子会社】    2020年9月期         対前年      2021年9月期       対前年      2020年9月期        対前年      2021年9月期       対前年
               通期 実績           増減率       通期 計画         増減率       通期 実績          増減率       通期 計画         増減率
                (百万円)           (%)      (百万円)          (%)       (百万円)          (%)      (百万円)          (%)

売上高                    9,082     1.2           8,990    ▲1.0              259     15.8            240   ▲7.4

経常利益                    865    ▲35.9             700   ▲19.1              ▲49       ―             ▲29      ―

当期純利益                    45    ▲95.2             750   1541.9             ▲49       ―             ▲29      ―




                                                   2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料                            17
-今後の成長戦略-

                 中期経営計画 概要
                          (2020年11月11日開示資料「中期経営計画ローリングに関するお知らせ」より)


                                  第18期
                              (2023年9月期)
           売上高                       11,900百万円
           営業利益                       1,400百万円
           営業利益率                            11.8%
           経常利益                       1,400百万円
           当期純利益                        980百万円
   【主力事業である設計開発アウトソーシング事業関連】
   ■収益性向上及び案件の安定的な確保の為、 人材育成 、技術力底上げ等により
     高難度業務対応技術者数増
   ■付加価値向上の為、 競争優位性が高く、独自性の高い技術開発を実行
   ■AI を活用した設計効率化
   ■AIプラットフォーム構築による異常検知の提供、 AR ソリューションのパッケージ化による収益化

   【その他の主な取組み】
   ■美容・健康商品製造販売事業における新規販売チャネル開拓による売上及び収益拡大
   ■3Dプリンタ製造部品採用の浸透、量産部品生産による売上拡大


                        2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料            18
-今後の成長戦略-
     中期経営計画 2023年9月期目標: 売上高119億円・経常利益14億円
                                                                               (2020年11月11日開示資料「中期経営計画ローリングに関するお知らせ」より)



12,000                                                                                                                                                             2,500
                                                                                                                                                         11,900
11,000         連結通期売上高(百万円)
               連結通期経常利益(百万円)
10,000
                                                                                                                                                                   2,000
                                                                                                                        9,128 9,265 9,150
 9,000                                                                                                         8,761
                                                                                                       8,169
 8,000
                                                                                               7,387
                                                                                                                                                         1,400     1,500
 7,000
                                                                                       6,215
 6,000                                                                                                 1,492
                                                                               5,300           1,293           1,620
 5,000                     4,587                                       4,720
                                                               4,361                                                                                               1,000
                  4,074                               4,091                                                                             630
 4,000                              3,929 3,671
                                                                                                                       1,351
 3,000                                                                         680      958
                                                                438     649                                                    816                                 500
 2,000   1,892
                                                       275
                   142     146
 1,000                                        53
          46                         39
    0                                                                                                                                                              0
          第1期     第2期      第3期      第4期      第5期      第6期      第7期     第8期     第9期 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期 第15期                       第16期     第17期      第18期
         2006/9   2007/9   2008/9   2009/9   2010/9   2011/9   2012/9 2013/9連 2014/9連 2015/9連 2016/9連 2017/9連 2018/9連 2019/9連 2020/9   2021/9   2022/9    2023/9
         (6カ月)                                                                                                                  連      連計画      連計画       連計画

                                                                                                                        次の成長に
                                                                               請負化にて成長                                  向けた投資
                                                                                                                                                    V字回復

                                                                               2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料                                                        19
-今後の成長戦略-
                中期経営計画補足説明

【過去(13期まで)】
・派遣から高単価な請負の急速なシフト及び技術者要員数増大により増収増益を達成
→徐々に取引先の要求値が高まりや新たなソリューション提案への要望があり、
 次の成長のために高スキル者の退職防止・高スキル者の養成、新たなソリューション
 開発が必要であると分析

【現在(14期・15期・16期)】
 ・退職による機会損失を回避するために待遇改善を実施(14期~)
 ・成長のために、新規事業(AIソリューション、3Dプリント事業)への投資(14期~)
 ・高難度案件の受注を目指し、人材教育(OJT教育)への投資(15期~)
 ・デジタル技術推進により付加価値向上(16期~)
 →次なる成長のための体制構築の3か年

【未来(17期・18期以降)】
 ・高難度業務対応技術者数増加
 ・事業本部及びAIソリューションのクロスボーダー設計効率化
 ・AIソリューションの提案
 →収益性改善し、業績V字回復。飛躍の年へ。



                         2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   20
-今後の成長戦略-

  コア業務領域(得意分野)を伸ばし、環境変化に対応
第1コア業務領域・・・自動車用ランプ、内装、ボデー関連
                                   ■電動化、自動化、機能化が進
                                   む自動車業界大変革の時代にお
                                   いても、当社のコア業務領域の設
                                   計開発需要は引き続き旺盛と予
                                   測


                                   ■コア業務領域売上が設計開発
第2コア業務領域・・・電装部品、機能部品、HV・EV関連       売上全体の7割以上を維持する
                                   ように中期経営計画を策定

                                   ※15期実績:
                                    第1コア業務領域 49.0%
                                    第2コア業務領域 21.1%
                                    第3コア業務領域  1.4%
第3コア業務領域・・・シャシー部品、空調関連                  計    71.5%


                         2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   21
-今後の成長戦略-
           AIソリューション事業本部のビジョン

 事業ドメイン:テクノロジーを利用して、人の意欲向上と生産性向上を実現する
ABISTは1998年から3D-CADによるものづくりの高度化、およびシステム開発の推進に貢献してきま
した。AIをはじめとする新たなテクノロジーの進化を機会とし、保有する顧客基盤、3Dデータ取り扱い
ノウハウ、多様な設計やシステム開発経験を活かして事業領域を拡大し、あらたな価値の創出を目指
します。
 事業ビジョン:誰でもデータを高度に利用できる世界へ
   どうやって    異常検知技術による予測にて、将来の不確実性への対応力をあげる
  実現するのか
            空間把握や形状認識技術にて、データと現実を融合し業務を支援する

   異常検知
              データから
               の予測
                        誰でもデータを            意欲向上
     AR
              現実と        高度に利用            生産性向上
              データの
   設計支援        融合


                        2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   22
-今後の成長戦略-
                            AIソリューション事業を推進

 AIスタートアップ企業と提携し、創業以来携わってきたものづくり領域のノウハウに
  テクノロジーを組み合わせて新たな価値を創造

              異常検知                           設計支援                  空間認識・AR

      各種データをもとに                     形状認識と高精度OCRにより            空間や物体を認識し
     異常状態や変化点を検出                      図面や設計情報を認識             拡張現実によって人を支援



  設計支援           空間認識/AR          異常検知          空間認識/AR    空間認識/AR
 設計情報データと形       実部品とホログラ        IoTデータやセン      空間認識、物体認   画像認識による空
 状認識、図面情報        ムによる、設計検        サーデータから異常      識、ホログラムに   間認識とAR技術に
 OCRの比較による図      証や生産教育          を検知し予知保全へ      よる、組立支援    より位置を把握
 面チェック


                                                                         メーカーを始
                                                                         め企業のDX
                                                                         に貢献
                                                                             誰でもデータ
  開発・設計              生産計画           製造              組立        在庫
                                                                             を高度に利用
                                                                             できる世界へ

                       AI構築プラットフォーム(AI-Plant Bamboo)


                            製造、マーケティング、人事、労務、・・・




                                             2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料         23
-今後の成長戦略-
              AI構築プラットフォームのベータ版リリース
                                                   (2020年7月16日開示資料「News Release」より)


 プログラミング不要のAI構築プラットフォーム『AI-Plant Bamboo』をリリース
  専門家でなくても、機械学習モデルを構築し、予測することが可能なクラウドサービス
 誰でも簡単に精度の良い予測を行うことで、ユーザーが持つデータに付加価値を出し
  ます




AI-Plant Bambooのページ
https://welcome.aiplant-bamboo.com/

                                      2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料              24
-今後の成長戦略-
  形状認識技術を利用した図面比較ツールのベータ版リリース
                                       (2021年4月15日開示資料「News Release」より)


 独自の形状認識(Shape Recognition)アルゴリズムを利用した図面比較ツール(SR図
  面比較ツール)のベータ版をリリース

 変更前、変更後の図面から要素ごとの変化点を抽出して視覚的に確認することがで
  きるクラウドサービス

                                      形状の変更は、緑枠で強調する。




  【技術の特徴】                                  変更前は青、変更後は赤で合成表示する。
  ●要素ごとに差異分析●差異部分の明確化●微細な変更も発見可能

           SR図面比較ツールの紹介ページ ⇒https://abist.drawing-check.com/

                          2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料              25
-今後の成長戦略-
              人体の3D計測技術の開発について
                                       (2021年4月16日開示資料「News Release」より)


 北海道大学 情報科学研究院 システム情報科学部門 システム創成学分野 金井理
  教授の技術アドバイスのもと、スマートフォンを利用した高精度な人体3D計測技術の
  開発をおこないました
 今回の技術開発により、高価格の専用設備によるスキャン精度が一般的なモバイル
  デバイスでも可能になり、靴や眼鏡などの通信販売、検品や設備検査に役立つと考
  えられます

                                            【技術の特徴】
                                            ●使い勝手:専用マットや基準
                                             になるマーカーなど、前準備
                                             が不要
                                            ●処理時間:リアルタイム~数
                                             分(求められる精度による)
                                            ●汎用性:どのような物でもス
                                             キャン可能(透明や光沢が
                                             高い物体を除く)

従来の3Dスキャン結果         本技術開発による3Dスキャン結果
誤差:10~20mm          誤差:1~3mm

                空間認識・ARソリューションのページ⇒https://ar.abist-ai.com/

                          2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料              26
-今後の成長戦略-
     巣ごもりDXステップ講座情報ナビの掲載について
                                               (2021年4月23日開示資料「News Release」より)


 AI 入門講座『作って学べるAI入門』を、経済産業省の『巣ごもりDXステップ講座情報ナ
  ビ』に提供し掲載されました

 デジタルトランスフォーメーション(DX)が加速する中、デジタルスキルは全ての社会
  人にとって必須スキルとなりつつあります。在宅勤務が増えている昨今、自宅に居な
  がら無料でデジタルスキルの習得が可能な講座を紹介するサイトです



                                               【講座概要】
                                               『作って学べるAI入門』は、自社
                                               開発したAI 構築プラットフォー
                                               ム(AI-Plant Bamboo)を活用し、
                                               AIモデルを作りながらAIの基礎
                                               を学ぶことができます




                                      『作って学べるAI入門』の講座掲載ページ
               ⇒https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/sugomori/092.html

                           2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料                     27
-今後の成長戦略-
                ストレスの見える化
                                   (2021年5月7日開示資料「News Release」より)




株式会社見えまストレス社とストレス可視化アプリの計測エンジンに関する概念実証を実施中
【概要】
期間:2021年5月10日より1か月間
内容:医療機器「光電脈波法を用いたストレス計測器」を用いて相関関係を確認し計測エンジン
   としての妥当性を検証

【今後の展望】
・コロナ禍により、実際に社員と合ってメンタルヘルスを確認することが難しい状況が増加
 ⇒ストレスの見える化により、効果的な社員フォローが可能に
・当社内で開発をスタートさせているメンタル不調予測モデルに、「見えまストレス」のデータを組込
 ⇒メンタル不調になる社員の発見精度を飛躍的に向上




                      2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料             28
-今後の成長戦略- 3Dプリント事業

   設計から試作・部品製造までをワンストップで提供

 これまで当社が携わってきた「設計」「解析」に加えて3Dプリンタ活用による
  「試作」「部品製造」領域へ事業領域を拡大し、クライアントへ価値のあるサービスを提供

                これまでの事業領域                新たな事業領域




                                             試作
        設計                  解析
                                           部品製造




       CADデータ       解析用モデル作成     解析実施       試作・部品製造




                            2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   29
-今後の成長戦略- 3Dプリント事業

            新価値創造戦略の概略
                 【アビストが考える他社との競争優位性】

                 従来:金型製造部品を複数パーツ組み合わせて
   3Dプリント製造部品       1部品としていた製品
  ⇒原価低減による売価
   見直し(コスト優位)    提案:3Dプリントにより1パーツで完結
                    →軽量化・高耐久化
                    →設計開発力による最適化提案
                    →3Dプリントに特化した設計手法の提案
          融合        (DfAM=Design for Additive Manufacturing
                     を活用)
  設計開発ソリューション
                 設計開発のバックボーンがある当社しかできない
                 提案力を強化し、3Dプリント製品の市場浸透化を
      セットで提案     図る
   DfAM活用(差別化)   3DPでの製造を前提とした設計から印刷までを一
                 気通貫で提案

                     2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料             30
-今後の成長戦略- 3Dプリント事業

                幅広いニーズに対応できる設備を導入
♦保有3Dプリンタ
   事業所          造形機種          保有台数       特徴            主材質       造形サイズ(mm)          用途
   (所在)         (メーカー)                                            (縦×横×高さ)
              ATOMm-8000               高透明度                                       自動車用ランプ
                               2台                      エポキシ      600×800×400
               (シーメット(日))               高耐熱                                        など試作

               RAFAEL550               高耐久性
                               1台                      ナイロン      550×550×500   自動車外装/内装部品など試作
               (アスペクト(日))               高耐熱
 海老名事業所
 (神奈川県海老名市)     AGILISTA              サポート材が
                               1台                      アクリル      210×298×200      精密部品試作
               (キーエンス(日))              水溶性
                                       硬さ調整可能
                Connex3                                アクリル
                               1台     3種材料混合                     390×490×200      精密部品試作
               (ストラタシス(米))
                                      によるカラー対応      /ゴムライクアクリル

                ProX-300       1台
                                       金属加工可
                                                     アルミ/ステンレス   250×250×300     精密部品試作/製造
              (3Dシステムズ(米))               軽量

               EOS-M290        2台
                                     金属加工可/高耐久性
                                                    チタン/インコネル    250×250×325     精密部品試作/製造
                (EOS(独))              /高耐熱/耐腐食性
 豊橋事業所
  (愛知県豊橋市)      ProX-320             軽量/高耐久性/         アルミ/チタン
                               3台                                275×275×380     精密部品試作/製造
              (3D システムズ(米))          高耐熱/耐腐食性         /インコネル
                LUMEX                造形と切削を融合した
               Avance-25       1台     ハイブリッド造形機   マルエージング鋼     256×256×300     精密部品試作/製造
              (松浦機械製作所(日))             高強度/高靭性




                                                    2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料             31
-今後の成長戦略- 美容・健康商品製造販売事業 (アビストH&F)

         自社飲料の製造販売、およびOEM受託
 アビストH&Fでは、自社商品の水素水・美容飲料の製造販売、および大手飲料メーカーの OEMを受託

                                        【Topics】(水素水)
                                         大手飲料メーカーOEM受託に続き、
                                         沖縄ファミリーマート様での店舗販売や
                                         貿易会社とのベトナム輸出取引を開始




                                             先端コスメティックブランドの
                                          「BONOTOX」社と共同開発した美容飲料




高濃度水素・シリカ含有 『浸みわたる水素水』                    美容成分配合 『ボノトックスウォーター』



                         2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料       32
-今後の成長戦略- 美容・健康商品製造販売事業 (アビストH&F)

                メーカーとの協業による化粧品の販売
  アビストH&Fでは、飲料品に加えて先端コスメティックブランド「BONOTOX」社の化粧品も販売




                      朝まで、ずっと




【Topics】(化粧品)
BONOTOXのブランドミューズに        寝ている間に、ふっくらと肌が生まれ変わる
女優の小雪さんが就任されました



     時代が巡っても変わらない価値
                                                             揺るぎない強靭な肌へ
                                                                ※ブランドコンセプトとして




                                                   進化形スキンバイオティクスコスメ




                                 2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料           33
Ⅰ   業績の状況(2021年9月期第2四半期)


Ⅱ   今後の成長戦略


Ⅲ   株主還元方針及び株式の状況等


Ⅳ   会社概要及び事業内容


              2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   34
-株主還元方針及び株式の状況等-

         継続的・安定的な配当と株主優待で株主還元


              配当                           株主優待制度
                               2021年3月末(中間期末)の株主様に、
                              「浸みわたる水素水」(株式会社アビストH&F製造)
 当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題       を、以下のとおり贈呈させていただきます。
の一つとして位置づけ、継続的かつ安定的な配当を
実施することを基本方針としております。連結配当
性向35%以上を基本的な配当政策とし、配当金額を
決定していく方針です。



                             ※今回お送りするのは、パッケージが新しくなった「浸みわたる水素水」です。この新パッケージ
   基準期             年間配当金     の「浸みわたる水素水」は 7 月よりアビスト H&F の通販サイトにて販売開始予定です。

                                    保有株式数            「浸みわたる水素水」贈呈数
                               (2021年3月末株主名簿)         (500ml×30本=1ケース)
  令和2年9月期          102円            1,000株以上                 5ケース
                               200株以上 1,000株未満              2ケース
令和3年9月期(計画)        102円        100株以上    200株未満             1ケース



                           2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料               35
 -株主還元方針及び株式の状況等-

              総株主数 15,184人(2021年3月末)

100%                                                【株主名】               【所有株数】      【持株比率】
       14.1
                                            進 勝博                         650,000株      16.3%
       1.1            所有株式数         構成比
       0.9                                  BBH FOR FIDELITY PURITAN
                       (株)          (%)
                                            TR: FIDELITY SR INTRINSIC    260,000株      6.5%
       10.0                                 OPPORTUNITIES FUND
75%           自己名義
                             344      0.0
              株式                            ABIST社員持株会                   241,500株      6.1%
              外国法人
                         561,225     14.1   大宅 清文                        100,000株      2.5%
              等

              その他の                          日本生命保険相互会社                   100,000株      2.5%
                          43,000      1.1
50%           法人
                                            日本マスタートラスト信託銀行
              金融商品                          株式会社(信託口)
                                                                          91,900株      2.3%
                          36,553      0.9
              取引業者
       73.9
                                            小林 秀樹                         75,000株      1.9%
              金融機関       397,100     10.0
                                            進 顕                           75,000株      1.9%
25%
              個人・
                        2,941,778    73.9
              その他                           進 里江                          75,000株      1.9%

              合計        3,980,000    100    BBH FOR FIDELITY LOW-PR
                                            ICED STOCK FUND (PRINCIP
                                            AL ALL SECTOR SUBPORTF
                                                                          74,808株      1.9%
                   総株主数 15,184人
                                            OLIO)
 0%



                                            2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料                 36
-株主還元方針及び株式の状況等-

                          主な株価指標

                               当社株価指標                      東証1部平均(※)

株価              2021年5月20日終値                     2,888円        -

発行済株式数          本資料作成日現在                       3,980千株         -

時価総額                                         11,494百万円         -

EPS(一株当たり利益)    2021年9期(計画)                     175.88円        -

BPS(一株当たり純資産)   2020年9期末                       1,449.74円       -

配当金             2021年9期(計画)                     102.00円        -

PER(株価収益率)      株価÷EPS(計画)                       16.42倍            16.10倍

PBR(純資産倍率)      株価÷BPS(直近期末)                      2.04倍            1.28倍

配当利回り           配当金(計画)÷株価                        3.53%            1.81%

ROE(自己資本利益率)    PBR÷PER                           12.42%            7.95%
                                (※)東証1部平均の株価指標は2021年5月20日現在、PBRは実績ベース




                               2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料             37
Ⅰ   業績の状況(2021年9月期第2四半期)


Ⅱ   今後の成長戦略


Ⅲ   株主還元方針及び株式の状況等


Ⅳ   会社概要及び事業内容


              2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   38
-会社概要及び事業内容-

       創業の精神、社名「ABIST」について


               創業の精神
               設計技術者が
               設計技術者のために働き合う
               設計技術者の集団を確立する

               社名の由来
               Ambition       志(こころざし)を
               ist            成し遂げる人


                  2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   39
-会社概要及び事業内容-

           事業目的、経営理念

 当社は事業の基本方針を定めた3つの事業目的を掲げ、
 長期的、普遍的な会社の価値観、存在理由として3つの経営理念を定めています。




                  2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   40
-会社概要及び事業内容-

           「信頼の和の六輪づくり」

  当社の大切な企業文化として、「信頼の和の六輪づくり」に取り組んでいます。




                   2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   41
-会社概要及び事業内容-

                                 会社概要

会社名    株式会社アビスト          (英訳名 ABIST Co.,Ltd.)
設立     2006年3月17日(事業開始日 1998年2月1日)
資本金    1,026百万円
本社     東京都三鷹市下連雀三丁目36番1号 トリコナ5階
代表者名   進 勝博
事業内容   工業設計技術サービス事業
       【請負、技術者派遣】(機械設計開発、システム・ソフトウェア開発、電気・電子設計開発、
                  3Dプリント造形サービス)、3D-CAD教育事業、不動産賃貸事業
事業部    【東日本事業部】    東京支店、東京システム支店、宇都宮営業所
及び     【受託設計事業部】 東京受託室、名古屋受託室、宇都宮受託チーム、静岡受託チーム
事業所                浜松受託チーム、広島受託チーム、豊橋事業所、海老名事業所
       【西日本事業部】    第一トヨタ支店、第二トヨタ支店、名古屋支店、広島支店
                   静岡営業所、京都営業所、福岡事務所
       【AIソリューション事業本部】
従業員数   1,215名   (2021年3月31日現在、アビスト単体)

子会社    株式会社アビストH&F(100%連結子会社)




                                        2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   42
-会社概要及び事業内容-

                                                会社沿革
  年月                                                   事項
1998年   2月    旧日本ビジネス開発株式会社 エンジニアリング事業本部を設置し、技術系のアウトソーシング事業開始

2006年   3月    JBSエンジニアリング株式会社(現株式会社アビスト)を設立し、旧日本ビジネス開発株式会社よりエンジニアリング事業譲受

2007年   2月    株式会社アビストに商号を変更

2010年   5月    本社ビル(アビストビル)の購入に伴い本社を東京都渋谷区に移転

2013年   3月    子会社として株式会社アビストH&F(現連結子会社)を設立

        6月    本社事務所を東京都中野区に移転し、アビストビルは全館賃貸ビル化

              東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
        12月
              本社を東京都渋谷区から東京都中野区へ移転
2014年   9月    東京証券取引所市場第二部へ上場市場変更

              3Dプリント事業を開始(神奈川県海老名市)
2015年   3月
              東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
2017年   6月    受付電話ロボット「abitel(アビテル)」発売開始(コミュニケーションロボット開発・販売事業)

        7月    3Dプリント事業拠点を新規開設(愛知県豊橋市)

2018年   3月    品質マネジメントシステム「EN 9100:2016」を認証取得[認証事業所:3Dプリント事業部(愛知県豊橋市)]

        5月    コミュニケーションロボット開発・販売事業より撤退
              AIソリューション事業を開始
2019年   3月
              ベトナム法人 Rikkeisoft Company社と業務提携
        5月    本社を東京都三鷹市に移転

        8月    医療機器製造業許可を取得[登録事業所:3Dプリント事業部 豊橋事業所]


                                                 2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   43
 -会社概要及び事業内容-
                  3事業部の事業運営体制(2021年3月31日現在)

      従業員構成(アビスト単体)                                                     地図 CraftMAP
                                   西日本事業部(542名)
(2021年3月31日現在 1,215名 うち女性社員131名)
       2020年度新卒社員数 111名             第一トヨタ支店(132名)
                                                               東日本事業部(293名)
                                    第二トヨタ支店(130名)
      営業・間接部門等                      名古屋支店(84名)
                                                                 東京支店
                                                                    (143名)
           101名                     広島支店(58名)
  教育・待機等                                                         東京システム支店
                                    静岡営業所(44名)                       (85人)
     34名                            京都営業所(56名)                   宇都宮営業所
                                    福岡事務所(25名)                       (59人)

                技術社員(請負)
                  607名                                                本社 (31名)
    技術社員(派遣)
         473名

                                                           AIソリューション事業本部(10名)
     技術社員合計1,114名

                                       受託設計事業部(339名)
                                         東京受託室(184名)     豊橋事業所(13名)
                                         宇都宮受託チーム(30名)   海老名事業所(7名)
 機械設計開発等            997名
                                         名古屋受託室(41名)
 システム・ソフトウェア開発等      83名
                                         静岡受託チーム(23名)
 教育・待機等              34名
                  1,114名                 浜松受託チーム(12名)
 技術社員計                                   広島受託チーム(21名)
            (うち女性社員 95名)



                                        2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料          44
 -会社概要及び事業内容-

                       アビストグループの事業内容

設計開発アウトソーシング事業                       その他の3つのセグメント


                                                          美容・健康商品
                                       3Dプリント事業            製造販売事業      不動産賃貸事業
                                                         (アビストH&F)


          3D-CADを用いた                                       連結売上高                   (単位:百万円)
           自動車・機械等の
             設計開発業務
            (請負/派遣)

                                                              427
                                                 331                       352
 3D-CAD
  教育業務                 システム・ソフトウェア
                           開発業務

             解析業務


                                                8,797        8,838        8,798



                                                第14期         第15期        第16期計画
                                      連結売上高     2019/9        2020/9      2021/9
                                                9,128        9,265        9,150
                                        (百万円)
                                      対前年同期比    4.2%         1.5%        ▲1.2%



                                     2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料                      45
-会社概要及び事業内容-

   得意分野は自動車用ランプ、内装、ボデー設計

   ランプ         機能部品                  ボデー




                                       電装部品
  HV・EV
   関連
                  内装




                  2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   46
-会社概要及び事業内容-

                設計開発アウトソーシング事業とは
                         (システム・ソフトウェア開発)


◆要件定義から運用保守まで広範囲な業務プロセスをカバー

                  <主な設計活動:当社社員対応業務>
                                                          (
                          イ(
                           機                              障
                                                          害
                          ン器
                           導                              対
                          フ入            (             運   応
    (
    シ       (
            要
                     (
                     基    ラ・
                           設
                                        結
                                        合
                                             シ(
                                              シ       用   ・
                                                          メ     (
                                                                ユ
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                          発)




                                2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料    47
-おわりに-

                     お知らせ

今回、コロナウイルスの感染状況を鑑み、会社説明会を中止させ
て頂き、資料配布のみと致しました。

例年、会社説明会の場で質疑応答の時間を設けさせて頂いており
ましたが、今回はそのような場を用意できませんので、ご質問があ
りましたら、広報部にて対応させて頂きたいと存じます。

ご質問事項がございましたら、下記アドレスにメールをお送りいた
だきますようお願いいたします。

送付先:pr@abist.co.jp


                      2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   48
2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   49
2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   50
2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料   51
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                                     2021年5月 アナリスト・機関投資家向け決算説明会資料          52